2007年06月30日

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笹ヶ峠~水ヶ丸山~(曾場ヶ城山縦走路)~瀬野川公園
(出発帰着:JR瀬野駅)

2007年06月30日(土)、単独

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はじめに

2007年06月30日(土)、単独
笹ヶ峠~水ヶ丸山~水ヶ丸山・曾場ヶ城山縦走路~瀬野川公園

七つ池~姫ヶ池~長谷池手前~笹ヶ峠~水ヶ丸山~(曾場ヶ城山縦走路)~送電鉄塔南側鞍部~瀬野川公園~広島国際学院大学
(出発JR八本松、帰着JR瀬野-山陽本線)

二週連続の水ヶ丸山(標高660.2m)である。先週は、曾場ヶ城山(607.2m)から水ヶ丸山まで縦走して、水ヶ丸山の南西尾根を下りた。その時の水ヶ丸山からの下りでは、 頂上のすぐ下で、曾場ヶ城山縦走路への右分岐(標高590m台)を見送って、南西に向きを変えつつ、まずは636mに至った。その636mで、南に笹ヶ峠コースが分岐しているのをみている。今日はそのコースを確かめたくてやってきた。

さて、笹ヶ峠まで、どのようにしてアプローチするか考えた。JR中野東から鉾取山系を峠越えすることも考えたが、結局、先週と同じくJR八本松を出発点とすることにした。 八本松駅から、広島県道335号津江八本松線を南下しながら、右手に一週間前に通った曾場ヶ城山~水ヶ丸山の尾根の変化を楽しみつつ、水ヶ丸山に近づく。

「あきく魅力マップシリーズ」水ヶ丸山・曽場ヶ城山コース(安芸区役所)
山頂付近のルート図には誤りがある

すなわち、
水ヶ丸山660.2mから北に向かう下山コースは以下のとおり分岐していく。
まず、640m台で曾場ヶ城山縦走路を右に分ける。
そのまま直進すると、636mに至る。尾根分岐である。
笹ヶ峠162度、荒谷260度に向けて、それぞれの尾根を下ることができる。
つまり、
曾場ヶ城山縦走路、あるいは笹ヶ峠コース(そして新谷コース)に入るには、まずは、水ヶ丸山山頂から北に向かう同一コースを行く。

新谷コース:取りつき口、下切登山口

今日のコースタイム:
JR八本松(1時間21分)出ヶ原(45分)299m(14分)笹ヶ峠
 小計2時間20分(長谷池等探索52分加えず)
笹ヶ峠(29分)570m台(8分)610m台(4分)636m(8分)水ヶ丸山
 小計57分(570m台6分、636m2分加える)
水ヶ丸山(32分)送電鉄塔南側鞍部(34分)瀬野川運動公園
 小計1時間13分(送電鉄塔南側鞍部7分加える)
瀬野川運動公園(38分)県道(7分)一貫田交叉点(26分)JR瀬野
 小計1時間11分
総合計7時間12分(出発から帰着まですべての時間)
 (長谷池等探索52分、笹ヶ峠13分、水ヶ丸山26分を加える)

JR八本松8:46-小倉林道分岐あり(曾場ヶ城山登山口方面)9:00-後長沢バス停9:25-前長沢バス停9:38-原村基本射場(自衛隊)9:42-バス停姫池9:47-バス停出ヶ原(いずがはら)10:05-出ヶ原分岐(笹ヶ峠方面へ)10:07-大竹三差路10:23、10:27-右分岐あり10:36、10:38-(地道)-簡易舗装道10:43-右前方分岐あり10:44-右山道あり10:48-右細い山道あり10:50-(バラス道)-林道上の299mコブほんのわずか手前10:52-(左前方にも林道が延びる)-長谷池10:58、11:03-その先の池(堰堤)11:08-(散策、戻る)-299m11:44-笹ヶ峠387m11:58、12:11-急登一段落410m台(右26度に振る)12:20-やや平坦部450m台12:28、12:29-(21度で登る)-570m台ピーク12:40、12:46-610m台小コブ12:52-610m台ピーク12:54-636m12:58、13:00-小コブ630m台13:02-左・曾場ヶ城山縦走路分岐あり13:06-水ヶ丸山(660.2m)13:08 、13:34-右・曾場ヶ城山縦走路に入る13:35-鞍部600m台13:39-小コブ610m台13:40-(74度でゆったり行く)-620m台ピーク13:43-600m台まで急下って、その後ゆったり行く(右下に踏み跡)-展望コブ600m台13:46-少しづつ下る、下る下る-少し落ち着く13:52(左分岐あり)560m前後-急下る-(鞍部13:59-小コブ14:00)540m台-鞍部530m台14:01-小コブ540m台14:01-左へ振る(21度)-送電鉄塔南側鞍部520m台14:06、14:13-尾根14:20-沢渡る(水あり)14:25、14:32-涸沢14:35-沢渡る(水量あり)-瀬野川運動公園14:47-国際学院大学15:09-休憩15:20、15:23-県道174号熊野呉線15:25-国道2号(一貫田交叉点)15:32-JR瀬野15:58

JR八本松から、広島県道335号を南下する

JR八本松から国道2号線を渡り、車道(広島県道335号津江八本松線)を南へと移動していく。七ッ池を過ぎ工場群の側を通る頃、右前方に水ヶ丸山がみえるようになり、その後は、曾場ヶ城山~水ヶ丸山の見え方の変化を楽しみながら行く。

この辺りには、陸上自衛隊原村演習場が広がっている。道路左側に原村基本射場があり、金網の中に何か碑が建っているのを発見する。碑の正面には数多くの文字が刻んであるが、そのほとんどは判読不明である。それでも、最後の方に「明治38年12月」という文字を認める。

日露戦争関連のものであろう。そういえば、今日はこの道路沿いで、兵士御見送場址(時刻9:09)という碑や、陸軍歩兵伍長戦死之碑(民家の庭先にあった、時刻9:24)というのもみた。なお、姫ヶ池南側で、堰堤にそって右折せず直進したので、少し余分に歩くことになった。

県道から分かれて、西に向かう

元の道路に合流してさらに進み出ヶ原に至る。そこを右折して、ちょっとした山越えをすると大竹である。右手前方に水ヶ丸山が大きい。三差路を西にとり、谷あいの集落の中の車道を行き、笹ヶ峠をめざす。集落の西端辺りで、右折する車道を見送り、直進して地道を行く。しばらくして、右から大回りしてきた車道と再び合流して、さらに西をめざす。すぐに、右分岐をみる(地形図黒実線)。「広島市の山を歩く(下巻)」中国新聞社2005年によれば、水ヶ丸山までのルートがあるという。今日はそこを見送り直進する。

長谷池まで行ってしまった

林道上の299m(地形図表示)のところで、直進のバラス道には車止めがある。よい道がそのわずか左へそれて延びている。どこまで行けるのだろうか。そのまま簡易車道を行くと、長谷池というりっぱな溜池にでた。この堤は、江戸時代のものを戦後増築したもののようである。記念碑には、文政七甲申という文字とともに、竣工昭和二十九年十月という文字が見える。堤には小さな広場があり、ここまで車で入ることができる。私と入れ替わりに、自家用車が一台引き返していった。

池のすぐ側を右手から回り込んで、その先まで行ってみる。もう一つ池があって、堰堤まで歩くことができる。しかし、その先は進めそうにない。地形図をみれば、峠の向こうの熊野川まで黒点線が延びている。しかし、現在は消滅してしまったのかもしれない。

長谷池まで引き返す。実は、最初299mの位置を取り違えていた。地形図を見ると、299mの南側に池が一つあることになっている。しかし、この池は林道からは雑木林越しになり、まったく見ることができない。だから、最初に見えた長谷池を299m横の池だとばかり思い込んでいた。

そこで、299mから延びているはずの笹ヶ峠への道をさがそうとして、池の横に踏み込み、その結果さらに奥の池まで行ってしまったのだ。しかし、その間に右に分岐する道はなかった。

現在位置が正しく把握できていない。長谷池対岸にある槌山488mの位置をコンパスで測るなどして池の位置を確定、さらに299m(笹ヶ峠取り付き)まで戻る。

299m~笹ヶ峠387m

299mピークから西へバラス道が笹ヶ峠387mまで上がっている。大竹集落からは、ほぼ直線で進入する位置関係になる。299mには車止めがあるけれども、車で充分走行可能な林道となっている。 掘割りの笹ヶ峠に至ると、同じような幅広の林道が、峠を越えてその向こうまで下っているのが分かる。

尾根に取り付く

峠から北に向けて、尾根の西側面に廃林道がついている。そこに踏み込んで、すぐに右折して尾根に這い上がる。尾根へ取り付く最初の地点から、小型ブルドーザーで荒っぽく削り取ったような道が続いている。

尾根に乗り、左手を見上げてびっくりした。それまでと同じようなブルドーザー道が超急登している。完全な直登である。滑りやすい粘土質の地面を一歩づつ踏みしめながら登る。日の光をまともに背中から浴びる。大汗をかく。

急登をこなして一段落、さらに少し登って(時刻12:23)振り返り、右手に鉾取山~原山(鉄塔あり)~690mを見る。すぐに(時刻12:25)、後正面に小田山が見えるようになり、その右裾に灰ヶ峰がのぞいているか。さらに右手には、熊野の山々(石嶽山、三石山、土岐城山-三角錐)をみる。そのさらに右、鉾取山系との谷間には、天応烏帽子岩山、さらには周防大島(嘉納山など)が見えるというが、連日の黄砂でこれ以上は望むべくもない。

やや平坦部450m台から上を見上げると、尾根の左側が伐採されており、ほんの小さな支尾根が490m台から左に張り出しているのが分かる。そして、その右側樹木帯との境に登山道が延びているのが見える。その登山道を登りきり、480m~490m台で一息ついた後で、次は570m台をめざす。左隣に571mがあり、ほぼ同じ高さのピークが二つ並んでいるように見える。

636m

570m台まで登れば後は楽である。伐採地帯の中を、一応コンパスで左右の振れを確認しつつ610m台を越えて、植林帯の636mに至る。そこから小潅木のきれいな小道を頂上まで登る。なお、610m台で、水ヶ丸山、小田山、灰ヶ峰、そして石岳山などの熊野の山々、および鉾取山系をみる。

636m:笹ヶ峠162度、荒谷260度、水ヶ丸山361度

なお、笹ヶ峠387m~636mの標高差249mを、「広島市の山を歩く(下巻)」中国新聞社(2005年)のコースタイムでは、27分(休憩時間含まず)となっている。1時間に550m登る計算になる。早い。適度な修正が必要だろう。私の場合には、白木山の標高差約800m/約2時間を基準にしている。1時間400mで、249mならば約37分となる。そして、今日実際にかかった時間は47分、特別急いだ訳ではないのと、夏場であることを考えれば妥当なところだろう。

水ヶ丸山

水ヶ丸山直前で、曾場ヶ城山縦走路を左に分ける
そこを126度で直進して水ヶ丸山へ至る
水ヶ丸山での展望は、黄砂のため思わしくない。
水ヶ丸山、北下山口308度、南下山口165度

水ヶ丸山~曾場ヶ城山縦走路~瀬野川公園

水ヶ丸山からの下りで、曾場ヶ城山縦走路に入ってすぐに超下る。その後は、平坦部、急下り部分の繰り返しで、少しづつ標高を下げて鞍部に至る。途中の展望岩場では、ほとんど霞んでいる。左から右へ、呉娑々宇山~長者山、高鉢山~安駄山と連なり、高鉢山の上に白木山がのぞいているようである。

鞍部(520m台)では、西から吹き上げる風が心地よい。そこから、塹壕のように掘れた道をジグで急下る。下の方は、谷にかこまれた尾根状態になる。尾根終端部まで下って、右の沢に下りる。ここまでは、二万五千分1地形図の黒点線(沢沿い)よりは一つ北側の尾根を下っているはずである(推定標高370m前後)。そこから、広い谷をゆったりと下り瀬野川公園(220m前後)に至る。

公園外側の道路から、大学前の道路に入って県道174号熊野呉線まで下り、国道2号線を経てJR瀬野まで歩く。黄砂のため、展望を余り楽しめなかったのは残念であった。

2001年03月24日

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ひろしま百山(私の踏み跡)>> 広島湾岸トレイル >> 極楽寺山トップページ

平良コース~極楽寺山~縦走路(663m、617m)
平良コース~極楽寺山~陸軍省標石663m~倉重谷コース
(出発:JR廿日市駅、帰着:広電楽々園駅)

2001年03月24日(土)、単独

2001年度(頂上から北のルートを初めて探索)

2001年05月04日(金)、単独
2001年05月01日(火)、単独
2001年03月24日(土)、単独

JR廿日市10:10-極楽寺山(展望台)-蛇の池-魚切方面へ真北をめざす、途中一旦林道へ出て右折、しばらくして斜め右上に入り稜線上を行く。倉重分かれを右に下って、佐伯運動公園-広島電鉄楽々園駅
実働4時間(登り2時間、残り2時間)

下りの1時間は、台風19号、その後の集中豪雨で徹底的に痛めつけられたままの道(倒木、登山道の流出)を下る。その2時間あと、安芸灘を震源とする地震がおきる(午後3時28分頃)。もし地震がおきた時この登山道にいたなら、ひょっとすると数10~100m下へ叩き落されてアウトだったかも。

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参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

  • Akimasa Net(2016年02月06日)山行記
    観音コース~極楽寺山~平良コース途中~速谷コース
    (出発:中地上バス停(JR五日市駅―山陽本線)、帰着:速谷神社前バス停(広電廿日市市役所前(平良)―広島電鉄宮島線)
    注:速谷コースはその後放棄。

広島湾岸トレイルの周辺を歩く

2001年05月01日

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ひろしま百山(私の踏み跡)>> 広島湾岸トレイル >> 極楽寺山トップページ

平良コース~極楽寺山~陸軍省標石(663m、617m)~牛池林道~白河上バス停
(出発:JR廿日市駅、帰着:白河上バス停-窓ケ山登山口)

2001年05月01日(火)、単独

2001年度(頂上から北のルートを初めて探索)

2001年05月04日(金)、単独
2001年05月01日(火)、単独
2001年03月24日(土)、単独

JR廿日市09:55-極楽寺山(展望台)まで2時間、途中、地震の影響による地割れが登山道の真中に道に沿って出来ていた。10~20m、段差50cm。

極楽寺山(展望台)では降り始めた小雨の中、屋根付き休息ベンチでウグイスの声をまじかに楽しむ。
魚切方面へ真北をめざす、途中一旦林道へ出て右折、しばらくして斜め右上に入り稜線上を行く。倉重分かれ(ここまでは、3月24日と同じ)
分岐点を今日は大杉方面へまっすぐ登る。第一鉄塔、第二鉄塔を過ぎて、右・河内方面とあるところで、左折してし林道へおりてしまう(魚切まで行くにはおそらく右折であろう)。ピークから45分。林道を下り、後畑集落を通って湯来町をかすめて白河上バス停(窓ケ山登山口)に至る。1時間。
湯来町内では、地震の影響で道路沿いの山側部分で木の根元がえぐりとられて今にも崩れそうになっていた。
(合計3時間45分)、バスで広島電鉄楽々園駅へ

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参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

  • Akimasa Net(2016年02月06日)山行記
    観音コース~極楽寺山~平良コース途中~速谷コース
    (出発:中地上バス停(JR五日市駅―山陽本線)、帰着:速谷神社前バス停(広電廿日市市役所前(平良)―広島電鉄宮島線)
    注:速谷コースはその後放棄。

広島湾岸トレイルの周辺を歩く

2002年11月02日

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ひろしま百山(私の踏み跡) >> 十方山大佐山鈴ヶ峰トップページ

1)十方山を雪で敗退
2)鷹巣山に廻り、途中の八幡三方まで行く⇒大佐山(2002/11/02)
(出発帰着:八幡洞門北登山口)
3)帰宅途中、鈴が峰公園から鈴ヶ峰312mに登る⇒鈴ヶ峰(2002/11/02)
(出発帰着:鈴が峰公園)

2002年11月02日(土)、単独

1)十方山を雪で敗退

以前から内黒峠~十方山をやりたくて機会をうかがっていた。「ひろしま百山」には往復7時間と記してある。できれば秋晴れの晴天の日に、一回目の十方山(2001年11月11日)の超展望を再現してみたい。

しかし、なかなかタイミングが合わない。明日は雨だというし、しびれを切らせて今日でかけることにする。自宅から見た能美島の見とおしは良かったが、湯来温泉に近づくと路面が濡れている。現地に近づくにつれてワイパーが必要となってくる。

内黒峠に着くころにはミゾレが降ってきた。行く先の山肌を見れば雪で白くなっている。今シーズン初の寒波である。ここから十方山の往復7~8時間はとても無理である。全く初めてのコースなのだから。いっそのこと恐羅漢山でも登って帰ることを考えたが、その間に雪に降られては車を下まで下ろすことが出来なくなる。即撤退とする(午前9時前後)。

内黒峠への登りで1台の車とすれ違う。下りでは3台くらいとすれ違う。いずれも相手の方に道をゆずっていただく。山行の支度をした人が多かったように思うがその後どのような行動をとられたのであろうか。

2002年11月02日

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ひろしま百山(私の踏み跡)>> 広島湾岸トレイル >> 十方山大佐山鈴ヶ峰トップページ

1)十方山を雪で敗退⇒十方山(2002/11/02)
2)鷹巣山に廻り、途中の八幡三方まで行く⇒大佐山(2002/11/02)
(出発帰着:八幡洞門北登山口)
3)帰宅途中、鈴が峰公園から鈴ヶ峰312mに登る
(出発帰着:鈴が峰公園)

2002年11月02日(土)、単独

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3)帰宅途中、鈴が峰公園から鈴ヶ峰312mに登る

芸北町からの帰宅途中、海に向かうにつれて天気はよくなり、青空ものぞくようになる。また見とおしがすばらしくよさそうである。鈴ヶ峰からの展望を確かめたくて鈴ヶ峰公園に車を置く。途中ちょっとしたスケッチをとったが山頂まで一気に駆け上がる。

今日のコースタイム:

登り、17分
下り、14分
総合計38分(小休止を含む)

鈴が峰公園13:17-展望台13:21、13:28-階段13:32-小ピーク13:35-鬼ヶ城山分岐13:38-鈴ヶ峰頂上13:41、15:00-鈴が峰公園15:14

鈴ヶ峰東峰312mからの大展望を楽しむ

山頂にて今回断念した十方山を見る。その他、阿佐山(方面)、熊城山(方面)、石鎚山(方面)および佐田岬半島(方面)を確認する。まれにみる見通しのよさである。

<大茶臼山>の向こうの丸山ははっきりしないが、柚木城山の向こうに武田山をしっかりと同定する。<阿武山>と宗箇山の間に見えるピークは、白木山北方5km余りの529.6m三角点である。その三角点と阿武山の間に比婆山系の山々が見えるというが定かではない。

<荒谷山>の右には、海見山(懐の片廻山までは区別できない)、水越山があり、そして<堂床山>が大きい。可部冠山は堂床山の右肩奥に隠れるが、冠山から流れる稜線が、816.1m三角点、800m台ピーク、775mピークから備前坊山を経て、武田山の後ろまで見隠れしながら続く。

<二ヶ城山>、松笠山、牛田山が折り重なり、それぞれのピークは、左後、真中、右前になる。これらの後ろに、<鎌倉寺山>~安駄山~<高鉢山>が入る。ここで、高鉢山南峰は二ヶ城山の右、三角点(北峰)は二ヶ城山の左になる。鎌倉寺山北北東の方角にある562mピークがはっきりと分かる。これらのさらに後ろ、安駄山左に<鷹ノ巣山>が頭をのぞかせる。また、高鉢山と松笠山の間に天神嶽が入るという。確かに山影が見えるようだ。

仏舎利塔のほとんど真後ろに<呉娑々宇山>が大きい。続いて<鉾取山>山系である。呉娑々宇山、鉾取山の間に水ヶ丸山が入り、その左隣の652mピークを経て<曽場ヶ城山>に至る。

鉾取山系、絵下山から呉にかけての山は今回あまり検討していない。

休山~(三津峰山)の後ろに山影を認める。四国の山々である。四国最高峰の<石鎚山>が休山と峠島の間に入っているはずである。ところが山並みの一番ピークは峠島右奥のようにも見える。そうなると石鎚山そのものは見えていないことになるが定かではない。

東能美島(陀峯山)の後ろに倉橋島(<倉橋島火山>~岳浦山)が入る。

西能美島(宇根山、砲台山)の右奥に大黒神島があり、(その右奥に端島が見える)。さらに奥には、屋代島(大島)東端の付け根にある155.7m三角点、135.4m三角点あたりまで見える。

西能美島の最西端は107.4m三角点(白木山-大島手前)である。独立した島のように見えるがそうではない。

大奈佐島の奥に大島(山口県屋代島)の小ピーク(143.4m三角点)、さらにその奥にも山影を認める。もしほんとうならば、佐田岬半島(愛媛県)の石神山 (302.7m三角点)あたりである。絵の島奥に大島の山々および甲島、(前島)を認める。2004年7月3日注:143.4mの後は伊崎山であり、石神山はそれよりも右になる。

<弥山>(宮島)左奥に銭壷山(山口県)があり皇座山(同)と半分重なり合っているのがはっきりとわかる。大将軍山(同)は確認していない。駒ヶ林と前峠山の間に見えるピークが<岩船岳>であろうか。先峠山、高照寺山(山口県)との区別はついていない。

<経小屋山>方向の、大竹市、山口県については未検討である。

<大野権現山>と<野貝原山>の間に<上勝成山>を認める。この山は、ソフト上も実際観察上も見えるか見えないかといった位置関係にあると思われるが、今回は上勝成山、下勝成山と思われる2つのピークがはっきりと見えた。もしかしたら、気差の影響で浮かび上がって見えたのかもしれない。

阿弥陀山の右奥に、<十方山>を認める。手前の山との関係からすると少し浮き上がって見えているようである。気差の影響であろうか。上勝成山(および下勝成山) がはっきり見えたのと同じ現象かもしれない。

<東郷山>が<窓ヶ山>のキレットにすっぽりとはまりこむ。ここで、810m台、860m台、869.8m三角点の各ピークは、東郷山のものであり、窓ヶ山の稜線の向こうに張り出して見える。そして、582mピークは、窓ヶ山の稜線上のものである。

<向山>の右には、向山と奥畑川をはさんで北北東の方角に対峙する637.2m三角点があり、そこから姫路峠を経て岳山に至る。さらに右には、岳山と吉山川をはさんで北の方角に対峙する尻高山があり、そこから久地冠山、さらに大田川を越えて、本串山~<牛頭山>へ至る。途中手前に、ビッグアーチの白い屋根が大きい。

637.2m~岳山の中間に少し大きな頭を出しているのは、尻高山と高山川をはさんで西北西の方角に対峙する663.5m三角点である。

岳山の左、<阿佐山>(および牛ヶ首山)の方角、久地冠山の左、<熊城山>(および椎谷山)の方角にそれぞれ丸いピークが見えている。ただし、それが阿佐山(あるいは牛ヶ首山)、熊城山(あるいは椎谷山)とまでは同定できない。

ビッグアーチの後方に<龍頭山>が大きい。龍頭山と荒谷山稜線との間に、本串山~<牛頭山>もはっきり見えている。

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

  • Akimasa Net(2016年01月23日)山行記
    己斐峠~柚木城山~鬼ヶ城山~鈴ヶ峰~八幡東
    (出発:己斐峠(JR西広島駅―山陽本線)、帰着:八幡東(JR五日市駅―山陽本線))
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川末~泉水峠~野貝原山~野貝原入口(明石バス停)(2001/03/10)

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ひろしま百山(私の踏み跡)>> 広島湾岸トレイル >> 野貝原山⇒極楽寺山トップページ

川末~泉水峠~野貝原山~野貝原入口(明石バス停)
(出発:川末バス停、帰着:明石バス停)

2001年03月10日(土)、ある会に臨時参加(EIKO同行)

登り2時間30分(川末バス停から)、下り2時間(明石バス停まで)
数日前に降った雪が数センチ残っており、滑りやすい山道をゆっくりと行く
スパッツ無し、泥まみれになる

2002年11月10日

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ひろしま百山(私の踏跡)>> 窓ヶ山トップページ

1)十方山を、またまた雪で敗退⇒十方山(2002/11/10)
2)帰宅途中で、窓ヶ山に廻る

2002年11月10日(日)、単独

窓ヶ山、西コース往復
(出発帰着:魚切バス停付近)

十方山の予定を雪で敗退、帰り道で考えた。さて、これからどうするか。展望はあまり良さそうではないが全く見えないわけではない。宮島まで行くか、極楽寺山にするか。今までよく登っていながら展望図のない山を考えて、結局は登山口までの時間を節約する意味で窓ヶ山に決めた。

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コースタイム:

魚切バス停付近(17分)登山口(1時間17分)窓ヶ山西峰
 小計1時間44分(ロスタイム約10分を加える)
窓ヶ山東峰往復
 小計28分
窓ヶ山西峰(44分)登山口(10分)魚切バス停付近
 小計54分
総合計3時間06分(西峰、東峰での休憩1時間15分を除く)
魚切バス停付近10:33-登山口10:50、11:00-ベンチ(木製)11:08-あと500m標識11:47-あと300m11:57-窓ヶ山西峰12:17、12:34-東峰12:50、13:48-西峰14:00-あと100m14:05-あと500m14:14-あと900m14:28-ベンチ14:37-山道出口14:44- 魚切バス停付近14:54

登山口

国道をちょっと入った所に車を止めて歩く。歩き始めると、名前はよくわからないが意外と多くの花が咲いている。登山口のかなり手前に洋風のしゃれた家がある。庭にいた若奥さんから挨拶をされる。そこの庭の垣根には朝顔のような青い花がたくさん咲いている。さらに行くと畑の外にスミレのような花まで一輪咲いていた。

登山口に着くと、東コースは道が崩落して通行止め、西コースを行くように説明されている。その付近が工事中で取り付き口をさがすのに少し迷ってしまった。

西コースを登る

基本的には尾根筋を行く。真砂土の崩れやすい道はえぐれて塹壕のようになっている所があり、少し急坂になると木段で固めてある。そうした中を最初はゆったりと登っていく。行くにしたがって傾斜はきつくなり足元は岩場となる。最後はその岩に手をかけて重い体を引き上げる。

ほんの少し残雪をみる

あと500m標識のすぐ下あたりに雪がほんの少し残っていた。なお、コース全体を通じて頂上に着くまでほとんど展望は得られない。
頂上ではほぼ360度の展望を楽しむ。小春日和、服の表面に触ると暖かい。東西の峰やその近くにあるいくつかの岩場にはそれぞれグループが陣取っている。中高年のパーティを始め親子三代での登山などにぎやかである。昼食の場所を確保するのも大変だったが、幸い東峰展望台下の岩場があいていた。

ところで、「ひろしま百山」でお嬢様が座っている岩場はどこだろうか。

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包ヶ浦自然歩道(博奕尾)~包ヶ浦~宮島東海岸(2018/02/11)

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包ヶ浦自然歩道(博奕尾)~包ヶ浦~杉ノ浦
(出発帰着:宮島桟橋)

2018年02月11日(日)、小5(兄)、小1(弟)


〈写真〉包ヶ浦自然歩道で包ヶ浦を目指す、9時03分

  • 今日の山行ルート図 ⇒ GPS軌跡(2018年02月11日)
  • GPSロガーの調子が悪くファームアップをしたが、データを取り出すことができない。何とか復旧させ、改めてGPS軌跡を確認したところ、宮島桟橋でスイッチONにしたはずが、しばらく経ってからスイッチが入ったようだ。

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はじめに

孫(小5)が宮島南西部の海岸まで(片道約4時間)歩けるようになるため、少しづつ距離を延ばしていこうと考えていた。しかしながら、下(小1)も一緒に宮島に行きたいと言う。もしも一緒に行きたいなら、それなりのメニューを考えて連れて行ってやるといっていたのだ。

小1は過去に宮島弥山(標高535m)には2度登ったことがある。しかし今日は、軽めのメニューとして、鷹ノ巣砲台跡を見学することにする。もちろん「かや谷コース」経由では難しい。包ヶ浦自然歩道(博奕尾)経由で、まずは包ヶ浦まで行く。

なお、ちょうど今日の朝8時半に、宮島太郎の会が宮島桟橋に集合して宮島島内の整備に出掛けるという。久しぶりに一度山本会長にお会いしたかったので、孫たち二人を我が家にお泊りさせて一緒に早立ちする。

会長と歓談後出発する。今年は瀬戸内沿岸部でもかなりの冷え込みである。手袋をしている手が冷たい。

今日の様子


〈写真〉宮島ロープウエー入口、8時48分


〈写真〉紅葉谷(宮島ロープウエー駅方面)に向かう、8時51分


〈写真〉小5がメジロを見付ける(花はアセビ)、8時52分


〈写真〉紅葉谷公園内を行く、8時58分

包ヶ浦自然歩道(博奕尾)を通り包ヶ浦まで行く。


〈写真〉宮島ロープウエー駅手前で左折して、包ヶ浦自然歩道に取り付く、9時03分


〈写真〉宮島弥山分岐(右)、9時34分


〈写真〉シダの中の踏み跡をたどる、9時46分


〈写真〉尾根突端を回ると、眼下に包ヶ浦自然公園が見えてくる、9時54分


〈写真〉包ヶ浦自然公園手前の林の中、10時02分

包ヶ浦自然公園を通り抜け、海岸道路経由で鷹ノ巣高砲台跡を目指す。


〈写真〉包ヶ浦自然公園を通り抜けて、海岸道路を鷹ノ巣方面に向かう、10時35分

小1の体が動かない。公園まで引き返す。

包ヶ浦自然公園に入ってすぐに、前方からシカの群れがこちらに向かって突進してくる。怖くなって身構えたが、シカの群れは私たちの左右を通り抜けて行く。振り返ると、乗用車が2台、男女3人で大きな袋からエサをばらまいている。シカの数は、30~50頭といったところであろうか。

宮島のシカは本来野生の動物である。エサやりによって個体数が増えすぎたため、現在では、エサやりを禁止して個体数の適正化を図っている。その措置に納得しない立場の人たちがいるようだ。


〈写真〉厳島合戦要図(毛利元就上陸之跡碑近く)、10時58分

さて、シカがエサにつられている間に、公園の向こうの海岸で昼食。寒い。早めに切り上げて海岸道路を帰る。

小1の足が重い。何とか宮島桟橋まで帰り着く。

宮島本発売(アマゾンKindle版)2018年1月17日刊

『孫と歩く~ユネスコ世界文化遺産の島・厳島~』

宮島のトピックス満載です。
なお、初版刊行後も加筆修正を繰り返しています。

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包ヶ浦自然歩道(博奕尾)~かや谷コース~宮島弥山~奥の院~大元谷左岸コース(2018/01/13)

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包ヶ浦自然歩道(博奕尾)~かや谷コース~宮島弥山~奥の院~502m~先峠~岩船岳登山口(多々良林道)~前峠~大元谷左岸コース
(出発帰着:宮島桟橋)

2018年01月13日(土)、小5(兄)


〈写真〉弥山直登尾根は立入禁止

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はじめに

先週の広島湾岸トレイル協議会新年互礼会(宮島弥山)で、孫(小5)を一緒に連れていくつもりであったが、タイミングが合わなかった。

さて今日は、最近「弥山原始林」の中の尾根筋を行く踏み跡(弥山直登尾根、駒ヶ林尾根)が立入禁止(ロープ規制)になっているようで、そのことを確かめながら歩いた。

既にかなり前に、中国新聞記事2008年10月8日付けで、「生態系の保護を考えると特に重要な地域。県管理ルートのほかは登山してほしくない」(広島県自然環境課長)とされており、最近になってそのことを実行しはじめたのであろうか。県管理ルート:紅葉谷、大聖院及び大元の各コース。

宮島(厳島)は全島が花崗岩でできており、その表面は削れやすい真砂土で覆われている。環境保全のためとあらば、自粛も致し方ないところであろう。ただし、行政としてしっかりとした情報発信をせず、ただ単にロープを張るだけでは一般登山者に対する周知徹底は図れない。

とは言うものの、それなりに実力を持ったパーティーが、警告を無視して登山をして、そのことをヤマレコで公表しているのに接すると心は複雑になる。

なお、宮島(厳島)の登山道(踏み跡)は、「弥山原始林」の中だけではなく、弥山原始林の辺縁部(多々良林道や包ヶ浦自然歩道(博奕尾)~かや谷コース)あるいは宮島南西部の岩船岳縦走路や南西部海岸沿いの既設歩道など、いくつもの魅力的なルートが存在している。

今日のコース&コースタイム

宮島桟橋9:25-立入禁止(確認)9:50-包ヶ浦自然歩道9:55-博奕尾10:08-弥山分岐(包ヶ浦自然歩道)10:23-302m手前鞍部10:37-宮島ロープウエー(かや谷駅)11:01-宮島ロープウエー(しし岩駅)11:16、11:17-宮島弥山11:42、12:16-霊火堂12:22-御山神社分岐12:23-御山神社12:27-林道合流12:35-ニ十四丁12:36-大砂利分岐12:38-奥の院分岐(多々良林道)12:42-奥の院12:45、12:50-(奥の院からの登り)13:07-鞍部13:10-(駒ヶ林を見る)13:13-502m13:22-先峠13:42-岩船岳登山口13:55、13:59-前峠14:12-大元川左岸14:16-岩船岳縦走路入口(大元谷左岸コース分岐)14:45-大元コース(海岸道路)14:53-多宝塔入口15:00-多宝塔(立入禁止確認)15:02-宮島桟橋15:21

  • 宮島桟橋(寄り道数分有り、30分)包ヶ浦自然歩道(28分)弥山分岐(14分)かや谷尾根(302m手前、24分)かや谷駅(15分)しし岩駅(25分)弥山
    小計2時間17分(獅子岩駅1分を加える)
  • 弥山(11分)御山神社(18分)奥の院(道迷い数分有り、20分)鞍部(12分)502m(20分)先峠(13分)岩船岳登山口
    小計1時間39分(奥の院5分を加える)
  • 岩船岳登山口(13分)前峠(33分)大元谷左岸コース分岐(8分)海岸道路(寄り道数分有り、28分)宮島桟橋
    小計1時間22分
  • 総合計5時間56分(全ての時間)
    (弥山34分、岩船岳登山口4分を加える)

今日の様子


〈写真〉弥山直登尾根は立入禁止、9時50分


〈写真〉紅葉谷橋、9時54分
(紅葉谷では、1945年9月(昭和20)の枕崎台風による土石流の後、庭園風の砂防工事が行われた)


〈写真〉包ヶ浦自然歩道入口、9時54分
(中尾橋北詰から小さな川の右岸をさかのぼる)


〈写真〉博奕尾の西側斜面から宮島ロープウエーを見る、10時03分
(画面左中央のピークが407m峰)


〈写真〉包ヶ浦自然歩道(博奕尾)、10時08分


〈写真〉三つ石の尾根(かや谷駅~しし岩駅間)、11時05分
(大人たちを追い越して順調に登る)


〈写真〉宮島ロープウエー駅(獅子岩駅)、11時17分
(案内図には、かつてこの付近で飼育(放し飼い)されていたニホンザルが描かれている)
観光と研究のためであったが、既に研究は終了している。その後、全頭を捕獲して日本モンキーセンター(愛知県犬山市)に送る予定であった。しかし、一部の野生化した群れは捕獲しきれなかったようである。


〈写真〉宮島弥山三角点(529.7m)、11時42分
(弥山山頂の標高は535m、弥山山頂部の大岩を自然石と認め、その頂点が山頂に認定されている)


〈写真〉宮島弥山の直登尾根は立入禁止、12時14分


〈写真〉御山神社に向けて下る、12時23分
(弥山本堂から弥山頂上に登り(弥山東回り)、そのまま折り返して弥山本堂に向けて下る。不消霊火堂横から、弥山山頂部遊歩道を、宮島ロープウエーと反対側にほんの少し行くと、御山神社分岐(左))


〈写真〉仏像入り丁石(二十四丁)、12時36分
(多々良林道先端部の丁石(ちょういし、道標・道しるべ)である。多々良林道にも丁石があるのだろうか)


〈写真〉奥の院の石仏、12時45分


〈写真〉奥の院から502m峰に向かう、13時07分
(奥の院から、まずは谷底をほぼ真南に登る。途中から、谷底よりもやや左手の踏み跡を登るようになる。地理院地図(電子国土Web)の黒破線からは多少外れているかもしれない。道迷いをした)


〈写真〉先峠、13時42分
(奥の院~502m峰の間の鞍部を経て502m峰に登る。そこから下ると先峠である。先峠山に向けて直接踏み跡が付けられたようである)


〈写真〉岩船岳登山口(多々良林道)、13時55分
(先峠から「高安が原を経て青海苔浦」分岐(岩船岳登山口)まで下る。小5はまだ下りで踏ん張る力が弱い。多少苦労しながらも無事下り切ると、多々良林道である)


〈写真〉岩船岳方面分岐、14時45分
(多々良林道から前峠まで少し登り、大元川左岸沿いに下る。大元コース、前峠山との分岐まで下ると、海岸道路までは後少しである)


〈写真〉多宝塔入口(海岸道路)、15時00分


〈写真〉多宝塔の上は立入禁止、15時02分
(駒ヶ林尾根も立入禁止となっていた。ロープが外されて転がっている)


〈写真〉多宝塔、15時02分
(サクラの名所である。宮島さくら・もみじの会のご努力で、近年宮島のサクラやモミジの樹勢が回復しつつある)

さて今日は、小5に先頭を歩かせたら、置いて行かれてしまった。私の記録(2009年03月28日)ほどではないが、そこそこのペースで歩いている。一緒に宮島最南端に挑戦する日も近いことだろう。

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『孫と歩く~ユネスコ世界文化遺産の島・厳島~』

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大元コース~駒ヶ林~宮島弥山~大聖院コース(2018/01/06)

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大元コース~駒ヶ林~宮島弥山~大聖院コース
(出発帰着:宮島桟橋(宮島側)、JR宮島口駅―山陽本線(本土側))

2018年01月06日(土)、広島湾岸トレイル協議会・新年登山

〈写真〉有の浦:二位殿燈籠(にいどのとうろう)
(二位の尼は、平清盛の妻(平時子)・安徳天皇の祖母。壇ノ浦(山口県下関市)の戦いに敗れ、幼い天皇を抱いて共に海中に沈む。右前方に厳島神社の大鳥居を見る)。

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はじめに

今日は広島湾岸トレイル協議会の新年互礼会である。30名近くの参加があり、3班に分けて行動する。大聖院に向けて下る途中で、広島湾岸トレイルの全コースを踏破して、最後の宮島弥山を登る関西の二人組と遭遇する。大聖院に立ち寄った後、JR廿日市駅前まで戻り交流会。

今日の様子

〈写真〉宮島ロープウエー入口標識手前、9時18分
(左前方に紅葉谷コースを分けて、右手厳島神社の裏側を行く)

〈写真〉厳島神社裏から大鳥居を望む、9時19分

〈写真〉、9時20分

〈写真〉大元公園、9時27分(9:27~9:38前後)

〈写真〉大元公園(モミの大木の中を行く)、9時42分

〈写真〉左折して大元川右岸に渡る、9時46分
(そのまま左岸沿いをさかのぼると前峠経由で岩船岳登山口(多々良林道)へ)

〈写真〉町石(道標、道しるべ)、9時57分
(いよいよ、この前後から石段が始まる)

〈写真〉大岩が行く手を阻む、10時09分

〈写真〉登山道を挟んで、手前:十二町(町石)、向こう側:旧海軍省標石、10時25分

〈写真〉駒ヶ林西面の大断壁を左手にしながら登る、10時52分

〈写真〉岩谷大師分岐(右手)、10時55分

〈写真〉十九町、山頂部遊歩道まで登り切った辺り、11時02分
(その後、大聖院コース分かれまでに二十町・・・と続き、その先の弥山までは大聖院コースの丁石が弥山山頂部二十四丁まで続く)

〈写真〉駒ヶ林分岐、11時07分
(左折して折り返す形になる)

〈写真〉駒ヶ林山頂手前、11時08分
(「頂上行き止まり」の真新しい標識有り)

〈写真〉駒ヶ林から岩船岳を望む、12時04分(11:13~12:04)
(ここから一旦奥の院まで下り、502m峰(左手前方)を経て岩船岳(右手後方)、さらには宮島南西部の海岸まで歩くことができる)

〈写真〉十六丁(仏像入りの丁石、道標・道しるべ)、12時15分
(大聖院コース分かれから仁王門をくぐり抜けた先にある。この辺りから宮島弥山山頂までは、大聖院コースの丁石が続く)

〈写真〉御山神社分岐(右手)、12時19分

〈写真〉御山神社分岐(右手)、12時23分
(大日堂の下をそのまま進むと、弥山本堂である。そのほんの少し手前にも御山神社分岐がある)

〈写真〉不消霊火堂(きえずのれいかどう)、12時25分
(弥山本堂前の広場にある)

〈写真〉宮島弥山山頂東巡り、12時32分(12:25~12:32)
(不消霊火堂の右横から弥山山頂を目指す)

〈写真〉くぐり岩、12時38分

〈写真〉宮島弥山三角点529.7m、12時40分

〈写真〉弥山山頂の展望台から岩船岳縦走路を見る、12時52分(~13:00)
(弥山三角点は、山頂部広場にある。弥山山頂とは、山頂部広場に点在する大岩の頂点を指す)

〈写真〉仁王門を振り返る、13時15分
(弥山山頂から西回りで下山、大聖院コース別れまで下って、仁王門を振り返ったところ)

〈写真〉大聖院コース、土石流後の修復コースを下る、13時28分

〈写真〉塔の岡の向こうに宮島桟橋を見る、14時02分
(塔の岡:陶晴賢本陣跡、千畳閣や五重塔有り)

〈写真〉大聖院、14時47分(14:30~14:47)

今日も宮島桟橋まで無事帰り着く。

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なお、初版刊行後も加筆修正を繰り返しています。
したがって、事実関係そのほか全ての点において
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福田~木ノ宗山~三篠川(2017/12/16)

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福田~木ノ宗山~三篠川
(出発:寺分北バス停(JR広島駅―山陽本線)、帰着:JR上深川駅―芸備線)

2017年12月16日(土)
広島湾岸トレイル・踏査&整備、HWT協議会交流会
踏査整備の後、三篠川近くで交流会を行う

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はじめに

何とか日程調整ができ、下山後の交流会にも参加する。

今日のコース&コースタイム

〈写真〉寺分北バス停付近(標高70m台)から木ノ宗山(412.7m三角点)を望む、9時55分
(山陽自動車道・広島東インターの北側)

今日は地道を通って登山口を目指した。登山口まで分かりやすく行くには、バス停から広島県道70号を小さな川の手前まで戻り、右折して自動車道(地理院地図道路表示、二重線)を北向きに登るのが良いだろう。

〈写真〉登山口(標高100m台)、10時08分
(地理院地図道路表示(二重線)から右前方(黒実線)に入る。標識「木の宗山(自然と歴史のコース)」)

〈写真〉登山口(標高110m前後)、10時08分
(地理院地図黒実線からさらに右前方(黒実線)に入る。民家の間の細い道をすり抜けてゆく。標識「木の宗山(自然と歴史のコース)」)

〈写真〉墓場にてミーティング、ストレッチ後出発、10時17分(10:09~10:17)

〈写真〉山道を行く、10時20分

〈写真〉「木ノ宗山銅鐸・銅剣出土地」(標高140m台)、10時40分

〈写真〉木ノ宗山を望む、11時01分

尾根筋の銅鐸・銅剣分岐(標高270m前後)に達する(しばし休憩)。

〈写真〉銅鐸・銅剣分岐から少し登ったところに左分岐(標高280m弱)有り、11時12分
(分岐から、きれいな踏み跡が北向きに延びている。北向きの支尾根を右手にして、深川(三篠川沿い)まで下る踏み跡が有るのかもしれない。なお、分岐から少し踏み込んだ所に、境界石が1本立っている)

〈写真〉木ノ宗山(412.7m三角点)、11時42分(11:30~11:50)

〈写真〉木ノ宗山から最初はゆったりと下る、12時02分

下るほどに傾斜がきつくなる。滑る。転ぶ。脚力の低下を否応なく実感する。
写真無し(余裕無し)。

下山後(12時53分)、三篠川そばでHWT協議会交流会を行う。交流会の場所として、今回もまた「楽農小屋」(三鬼会様)をご提供いただいた。そして「もくずがに」や「シシ鍋」など盛りだくさんの珍味に宴は盛り上がり、夜更けてJR上深川駅(芸備線)から電車に乗る。終点広島駅まですっかり寝込んでしまった。

なお、「三鬼会」とは、鬼ヶ城山に関係する近隣の3つの集落(広島市安佐北区の深川地区)が集まり、登山道の整備などを行っている会とのこと。HWT協議会の団体会員の一員でもある。当日の歓待に感謝!感謝!

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鈴ヶ峰東峰~西峰三角点~八幡東(2017/11/03)

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鈴ヶ峰東峰(312m)~西峰(320.1m三角点)~八幡東
(出発:JR新井口駅―山陽本線、帰着:JR五日市駅―山陽本線)

2017年11月03日(金・祝)、小5(兄)、小1(弟)


〈写真〉205mから鈴が峰ゴルフ場の向こうに極楽寺山を望む、11時13分
(画面一番左奥に経小屋山、その右手前に船倉山~大野権現山、中央から右手前に極楽寺山を見る。船倉山・・・極楽寺山の間に折敷畑山は見えているか)

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はじめに

今日は、ひろしま国際平和マラソン(第37回)の日である。小1(1km)の伴走を頼まれてそのつもりになっていた。そして、小5(5km)は長男と一緒に走る予定にしていた。ところが、長男が仕事の都合で参加できないという。私一人で二人の面倒を見ることはできない。

結局は、せっかく日にちを空けておいたのだからということで、私と孫二人で近くの山(鈴ヶ峰)に出掛けることにした。

今日の山行で、小5とは、広島湾岸トレイルのうち、JR大町駅~武田山~大茶臼山~鈴ヶ峰~八幡東のほとんど大部分(大茶臼山から己斐峠への下りを除く)と宮島を一緒に歩いたことになる。

今日のコース&コースタイム

JR新井口駅8:49-井口台中学校9:10-憩いの森入口9:13、9:15-水場9:24-折り返し点9:29、9:32-山頂部へ向けて左折9:37-ぼけ地蔵-鈴ヶ峰312m(東峰)9:51、9:58-鈴ヶ峰320.1m(西峰)10:18、10:43-205m11:12-八幡東11:58-一つ先のバス停12:09

  • JR新井口駅(24分)憩いの森入口(36分)鈴ヶ峰312m
    小計1時間02分(憩いの森入口2分を加える)
  • 鈴ヶ峰312m(20分)鈴ヶ峰320.1m(29分)205m(46分)八幡東
    小計1時間35分(西峰昼食25分を除く)
  • 総合計3時間20分(全ての時間を含む)
    (鈴ヶ峰(東峰)7分、鈴ヶ峰(西峰)25分、バス停まで11分を含む)

JR新井口駅~憩いの森入口

JR新井口駅前から広島市立井口台中学校の白い校舎を目指して登る。


〈写真〉井口台中学校の右上に鈴ヶ峰東峰312mを見る、8時53分
(なお、あえて右手にある団地内は通らず、大通りを登っている)

中学校の正門前を通り過ぎて少し行き、道路反対側の壁面に取り付けられた簡易自動車道を折り返して登る。


〈写真〉憩いの森入口に向けて擁壁に取り付けられた車道を登る、9時12分

憩いの森入口~鈴ヶ峰東峰(312m)

憩いの森入口から谷の左岸を登る。


〈写真〉憩いの森入口から取り付く、9時16分


〈写真〉憩いの森入口から取り付く、9時17分

堰堤が二つあり、それらの右側を通り抜ける。
水場で右岸に渡る。ほぼ平坦な踏み跡を行き、右折して折り返し登る。

水場(先ほどの水場の上流にある)を右前方に認める頃、左折して鈴ヶ峰312mを目指す。
ぼけ地蔵などを見ながら山頂部に着く。


〈写真〉ぼけ地蔵、9時43分


〈写真〉鈴ヶ峰東峰(312m)から宮島を望む、9時55分

鈴ヶ峰東峰(312m)~鈴ヶ峰西峰(320.1m三角点)

鈴ヶ峰東峰から西峰(320.1m三角点)に向けて、多少のアップダウンはあるものの、気持ちの良い尾根筋の疎林の中をゆったりと行く。
鈴ヶ峰西峰で早めの昼食(小1リクエスト)。

鈴ヶ峰西峰(320.1m三角点)~八幡東

鈴ヶ峰西峰(三角点)から205m峰手前鞍部辺りまで、それなりの急坂である。
小1もなんとか自力で下り切る。


〈写真〉205mから鈴が峰ゴルフ場の向こうに極楽寺山を望む、11時13分

その後は傾斜も緩やかとなり、周りの景色を楽しみながらゆったりと下る。


〈写真〉送電線鉄塔の管理道をゆったりと行く、11時34分

今日も山中では多くの人たちに出会った。なお、以前にも増して、八幡東から登る人が増えているようである。
コース全体が良く踏まれており、踏み跡はしっかりしている。

八幡東では、コース修理中の男性一人有り、感謝!

八幡東からJRか広電まで歩くつもりにしていた。バス停一つ分歩いたところで、ちょうどバスが来たので、JR五日市駅(広電五日市駅)までバスに乗った。

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

  • Akimasa Net(2016年01月23日)山行記
    己斐峠~柚木城山~鬼ヶ城山~鈴ヶ峰~八幡東
    (出発:己斐峠(JR西広島駅―山陽本線)、帰着:八幡東(JR五日市駅―山陽本線))
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包ヶ浦自然歩道(博奕尾)~かや谷コース~鷹ノ巣高砲台跡見学(2017/08/21)

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包ヶ浦自然歩道(博奕尾)~かや谷コース~鷹ノ巣高砲台跡見学~包ヶ浦~杉ノ浦
(出発帰着:宮島桟橋)

2017年08月21日(月)、小5(兄)


〈写真〉鷹ノ巣高砲台跡、12時56分
(鷹ノ巣の山中には、砲台跡が三つ並んで残っている。それぞれの砲台ごとに石垣で囲まれており、その中に二連の台座がある。孫が立っているのは、そうした砲台の内部で、足元には円形の台座跡が一つ見えている)

今日は、かや谷コースで弥山に登ってから鷹ノ巣高砲台跡に下るつもりであった。しかし足が重く体が動かない。このまま帰るのも面白くないと思い、鷹ノ巣高砲台跡のみを見学することにした。かや谷尾根から簡単に下れたはずと「たかをくくって」いたら、その下りが何ときついことか、風化した花崗岩の表面がざらざらに滑る。小5には少しこたえたかもしれない。

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今日のコース&コースタイム

宮島桟橋9:47-大鳥居横9:55-宮島ロープウエー入口10:00-車道分岐(40m前後)10:10、10:12-包ヶ浦自然歩道入口(40m台)10:13-博打尾標識(140m台)10:30-かや谷分岐(200m前後)10:42-包ヶ浦方面探索(引き返す)10:48-かや谷分岐(200m前後)10:55-尾根(302mの南)11:07-大休み(330m台)11:26、11:35-300m台11:44-202m12:14-140m台鞍部12:25、12:47-鷹ノ巣高砲台跡探索(150m台)12:53、13:00-標石(130m台)13:08-車道13:16-包ヶ浦自然公園13:32-管理センター(浜辺)13:39、14:00-毛利元就上陸之碑14:01-(車道)-トンネル14:13-杉ノ浦(集落の北端)14:28-宮島桟橋14:42

  • 宮島桟橋(26分)包ヶ浦自然歩道入口(29分)かや谷分岐(12分)尾根
    小計1時間07分(自然歩道探索13分を除く)
  • 尾根(19分)大休み(9分)300m台(30分)202m(17分)鷹ノ巣高砲台跡
    小計1時間15分(大休み9分、140m台鞍部22分を除く)
  • 鷹ノ巣高砲台跡(16分)車道(23分)包ヶ浦自然公園管理センター(42分)宮島桟橋
    小計1時間21分(管理センター21分を除く)
  • 総合計4時間48分(全ての時間)
    (鷹ノ巣砲台跡探索7分も含む)

今日の写真


〈写真〉宮島ロープウエー入口、10時00分


〈写真〉岩惣の横を行く、10時01分


〈写真〉岩惣の玄関前を行く、10時03分


〈写真〉包ヶ浦自然歩道入口、10時13分
(小さな橋を渡り、右折して沢の右岸沿いを行く)


〈写真〉博打尾の標識前を行く、10時30分


〈写真〉かや谷コース分岐、10時55分
(包ヶ浦自然歩道探索のための往復13分有り)


〈写真〉尾根に乗る(302m南側の鞍部)、11時10分
(登ってきた道を振り返る。右手302mに向けて留め木)


〈写真〉かや谷コース尾根の東斜面を行く、11時17分


〈写真〉大休み、11時34分
(右手:今来た道、左手:大砂利への下り、正面:かや谷尾根への登り、背後:鷹ノ巣砲台跡へ至る小尾根)


〈写真〉鷹ノ巣砲台跡へ向けて小尾根を下る、11時51分
(写真正面のやや右手に、入浜海岸を見下ろす)


〈写真〉鷹ノ巣高砲台跡、12時56分
(鷹ノ巣の山中には、砲台跡が三つ並んで残っている。それぞれの砲台ごとに石垣で囲まれており、その中に二連の台座がある。孫が立っているのは、そうした砲台の内部で、足元には円形の台座跡が一つ見えている)


〈写真〉砲台跡から海岸道路まで、きれいな道が残っている、13時04分


〈写真〉旧海軍省標石、13時08分
(後ろの尾根は、かや谷コース)


〈写真〉包ヶ浦自然公園に入る、13時32分

鷹ノ巣砲台跡探索

宮島本発売(アマゾンKindle版)2018年1月17日刊

『孫と歩く~ユネスコ世界文化遺産の島・厳島~』

宮島のトピックス満載です。
なお、初版刊行後も加筆修正を繰り返しています。

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天応烏帽子岩山(どん亀岩~烏帽子岩横の岩場を下る)2017/09/30

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ひろしま百山(私の踏み跡)>> 広島湾岸トレイル >> 絵下山トップページ

上山~烏帽子岩山・往復~烏帽子岩の横を下る
(出発帰着:JR天応駅―呉線)

2017年09月30日(土)、単独


〈写真〉どん亀岩(この岩の左手を超急下る)、12時09分

8月9月とほとんど歩いていない。体がなまっているようだ。急遽山行を思い立つ。少し前に、烏帽子岩~どん亀岩の東側を上る岩場に取り付いたものの、ルートが分からなくなり、すごすごと引き返したことがある。今日はそのコースを上から下って確かめてみよう。

気が付いたら今日の体験会を後ろから追って登ったことになっていた。

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今日のコース&コースタイム

JR天応駅10:17-左折10:23-登山口取り付き(広島呉道路)10:29-烏帽子岩登山口(墓地駐車場、60m台)10:32-尾根に乗る(80m台)10:36-標高150m台10:43-標高170m台10:49-上山(391.4m)11:26、11:30-鞍部(350m台)11:34-烏帽子岩分岐(400m台)11:45-天応烏帽子岩山11:46、12:00-烏帽子岩分岐12:01-どん亀岩上部(320m台)12:09-標高270m前後12:17、12:29-右踏み跡有り(200m前後)12:40-踏み跡探検往復(12:45~12:54)-標高180m前後12:59、13:06-烏帽子岩登山口(墓地駐車場、60m台)13:17-JR天応駅13:29

  • JR天応駅(15分)登山口(54分)上山(16分)天応烏帽子岩山
    小計1時間29分(上山4分を加える)
  • 天応烏帽子岩山(1分)烏帽子岩分岐(8分)ドン亀岩上部(8分)270m前後(16分)180m前後(11分)烏帽子岩登山口(墓地駐車場、60m台)(12分)JR天応駅
    小計56分
  • 総合計3時間12分(全ての時間を加える)
    (烏帽子岩山14分、標高270m~310m下山道探索12分、踏み跡探索休憩14分、180m前後7分を加える)

ドン亀岩~烏帽子岩の横を下る

上山(じょうやま、391.4m)に登るにつれて足が重たくなったものの、無事上山~烏帽子岩山(409m)に登り展望を楽しむ。

烏帽子岩山から、上山の方にほんの少し引き返し、左折して海側に下る。

踏み跡を下ると「ドン亀岩」の上に出る。ドン亀岩にはロープが付けてあり、登ることができそうである。しかし、高所恐怖症の私はパス。なお、ドン亀岩~烏帽子岩をそのまま登り下りするコースもあるらしい。

今日は、どん亀岩を右手にして前方の沢に向けて超急な岩場を下る。

その後も、どん亀岩~烏帽子岩を右手にして岩場を慎重に下る。地理院地図の黒破線にほぼ沿っている。左手沢の向こうに黒ナメラ岩がある。ロッククライミング中の人の姿が近くに見え、その掛け声がはっきりと聞こえてくるようになる。こちらのルートは沢まで達することなく、烏帽子岩下の岩場を回り込む。

前方の視界が開け、標高270m~180mはほぼ尾根筋の岩場を縫って下る。要所要所の岩場にマーキング(白い丸)されているものの、上から下るときには見えない。とはいえ、時々そのマーキングを振り返って確認しながら慎重に下る。

標高180m前後から下は普通の踏み跡(樹林帯)となり、ほっと一息である。

なお、下から登る場合、樹林帯を抜けたところで左手の岩場に取り付くことが肝心である。前回引き返した時は、ここで右手沢に向けて下ったように記憶している。

何はともあれ無事下山する。

なお確認しておくと、広島湾岸トレイルでは、天応から烏帽子岩山に登るのに、この岩場を使わず上山経由としている。正解であろう。この岩場は急坂でルートも分かりづらい。

参考山行記

烏帽子岩~ドン亀岩の横の岩場を登る

私は過去2回、烏帽子岩~ドン亀岩の横の岩場を登ったことがある。

広島湾岸トレイル・モデル山行記

上山~天応烏帽子岩山・往復~呉市野外活動センター~深山の滝~ニ艘木
(出発:JR天応駅―呉線、帰着:JR小屋浦駅―呉線)

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JR小屋浦駅~絵下山~発喜山~野間神社~矢野城址(2017/10/07)

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ニ艘木~絵下山~発喜山~野間神社~矢野城址
(出発:JR小屋浦駅(呉線)、帰着:矢野南五丁目バス停 ― JR矢野駅(呉線))

2017年10月07日(土)、広島湾岸トレイル・踏査&整備、12名


〈写真〉絵下山山頂広場(三角点大岩から広島市街地方面を見る)、13時14分

広島湾岸トレイルでは、肩幅程度で草を刈り、枯れ枝を落として踏み跡が分かる程度にコースを整備している。今日から草刈り隊2巡目の開始である。前回第1回が台風で順延となり、今日第2回が初回となる。

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今日のコース&コースタイム

JR小屋浦駅(8時30分集合)8:09-小公園(広島呉道路の下)8:19、8:27-絵下山登山口手前(標高60m台)8:40-道迷い(草刈り)-標高110m台9:17-引き返す-絵下山登山口手前9:30、9:33-絵下山登山口9:37、9:43-折り返し(標高190m近く)10:00-折り返し(220m前後)10:14-天狗城山分岐10:22-ニ艘木峠(330m台)10:23、10:26-展望分岐(360m台)10:31-展望東屋(360m前後)雨宿り10:32、11:08-展望分岐11:09-展望岩(400m台)11:16-市光山(438m)11:21-砥場遊歩道分岐(420m台)11:27-下じゃくま(460m台)11:38-子の岳(上じゃくま、504m)昼食11:49、12:19-展望岩場分岐(490m前後)12:21-明神山分岐鞍部(450m台)12:24-深山の滝分岐(530m前後)12:34-絵下山基点(550m台)12:38-絵下山遊歩道(550m前後)12:42-絵下山山頂近道(550m台)12:43-絵下山(絵下頭、593m)12:50、12:59-車道13:03-絵下山基点13:07-絵下山頂上広場(559.4m)13:09、13:22-発喜山下山口(560m台)13:24、13:29-明神山分岐(480m前後)13:37-発喜山(476m)13:44-明神山分岐13:45-野間神社(410m台)13:56、14:04-矢野城址分岐(260m台)14:31、14:38(矢野城址272m往復)-城址下分岐(240m台)14:41-福永山分岐(190m台)14:47-中ダム分岐(140m前後)14:52-小ダム14:55-矢野上登山口(100m台)14:57、14:59-矢野天神バス停(70m前後)15:02-標高89m近くコンビニ15:03

  • JR小屋浦駅(27分)絵下山登山口(39分)天狗城山分岐(1分)ニ艘木峠
    小計1時間13分(小公園8分、道迷い50分、絵下山登山口手前3分を加えず、絵下山登山口6分を加える)
  • ニ艘木峠(17分)市光山438m(6分)砥場遊歩道分岐(11分)下じゃくま(11分)子の岳504m(5分)明神山分岐鞍部(14分)絵下山基点
    小計1時間04分(展望東屋(往復及び休憩)38分、子の岳30分を加えず)
  • 絵下山基点(12分)絵下頭(8分)絵下山基点に戻る(2分)絵下山頂上広場
    小計31分(絵下頭9分を加える)
  • 絵下山頂上広場(22分)発喜山(12分)野間神社(27分)矢野城址分岐(19分)矢野上登山口(3分)矢野南五丁目バス停
    小計1時間40分(野間神社8分、矢野城址往復&休憩7分、矢野上登山口2分を加える)
  • 総合計6時間53分(全ての時間を含む)
    (小公園8分、道迷い50分、絵下山登山口手前3分、ニ艘木峠3分、展望東屋往復&休憩(雨宿り)38分、子の岳(昼食)30分、絵下山頂上広場13分を加える)

なお今日は、JR矢野駅まで30分程度のロード(多少の下り坂)。

またしても道迷い、スマホ(GPS)必携か

JR小屋浦駅から、線路を右手にして南向きに呉方面に少し行く。小さな川があり、左折して川に沿い東向き(やや北)にさかのぼる。広島呉道路(クレアライン)をくぐったところの右手に広場がある。そこでミーティングとストレッチを行う。

なおも川沿いの自動車道を北東向きに行くと、やがて人家は無くなり山道となる。堰堤を越えればすぐに絵下山登山口である。

ところが、進んでも進んでも登山口に出会わない。その間、一生懸命踏み跡の整備を行った。どうもおかしい。こんな道はいままで通った記憶が無い。

GPSで確認すると、185mから北に流れる尾根の東側の沢に入り込んで、南向きにさかのぼっている(ほぼ地理院地図黒実線どおり、標高110m台地点)。今日行くべきは、そのさらに東側の尾根(こちらにも黒実線有り)である。正規ルートよりも少し早めに右に入り込んでしまったようである。

狐につままれたとはこのことだろうか。何はともあれ引き返す。

標高60m台まで下って道迷いの原因が分かった。付近一帯がせき止められて一面水で覆われている。そのために、元々そこにあった登山道(踏み跡)が水没していたのである。今日はそれに気づかず、沼地を避けて、右手のやや一段高いところから昔の踏み跡に入り込んでしまったようである。

さて、水没地点で登山道が不鮮明になってはいるものの、そこから北向きに行けば、右手に絵下山登山口がある。なお、踏み跡をそのまま北~北東にさかのぼれば(地理院地図黒実線有り)、天地峠(248m)に至る。

安全な山行の基本中の基本は、ポイントごとに現在位置を確認しながら進むことである。二万五千分1地形図(国土地理院)とコンパスだけでは、一旦現在位置を見逃してしまうと復帰が難しい場合がある。スマホ(GPS)の積極的な活用を検討する必要がありそうである。

強い通り雨に打たれる

無事に絵下山登山口で右折、ニ艘木峠を目指して登る。昨日までの雨は上がったものの、天候があまり回復しない。むしろ雲が濃くなっているようにも思える。一雨来そうである。スマホの天気予報(雨雲レーダー)でも一時的に強い雨が降るとの情報である。

ニ艘木峠(330m)に着いて雨がぽつりぽつりと落ちてくる。縦走路360m台から少し左手に入ったところに東屋がある。そこを目指してニ艘木峠を出発する。途中で本降りとなり、カッパと傘を取り出す。スマホの天気予報図(雨雲レーダー)を見ながら、東屋で雨宿りする。

広島湾岸トレイルの踏査&整備は、ほぼ1年で1巡するペースで実施されている。道迷いや急な雨に振られたりしたものの、今日の踏査は無事終了する。まずは順調な滑り出しである。

写真少々


〈写真〉広島呉道路の下をくぐり北に向かう、8時19分


〈写真〉絵下山登山口、9時43分


〈写真〉イノシシのヌタ場(最近は本当に数が増えている)、9時47分


〈写真〉ニ艘木峠、10時26分


〈写真〉旧陸軍省標石、11時22分


〈写真〉絵下山山頂部に登りつく(絵下山基点)、12時38分


〈写真〉絵下山山頂部、12時39分


〈写真〉絵下頭からテレビ塔を見る、12時55分


〈写真〉野間神社から下の大岩群を縫って下る、14時16分


〈写真〉緩斜面をゆったりと下る、14時27分


〈写真〉矢野城址、14時37分


〈写真〉矢野上登山口、14時57分

そのほか

コース詳細やポイントごとの写真は、このページトップの各山行記(リンク有り)参照のこと。

矢野城址272mからの下りは、「広島湾岸トレイル」では一般的なコース(例えば「ひろしま百山」など)とは異なっている。

つまり、一般的には「ひろしま百山」のように、矢野城址から東~北東~北向きに下る。それに対して、「広島湾岸トレイル」では、矢野城址から南西向きに来た道をほんのわずかに戻り、右に折り返して北向きに下る。

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデル山行記

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蝦蟇ヶ峠~二ヶ城山~三田ヶ峠(2017/07/29)

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蝦蟇ヶ峠~二ヶ城山~三田ヶ峠
(出発:上温品バス停、帰着:三田ヶ峠)

2017年07月29日(土)、広島駅北コース・踏査

JR広島駅北口からバスに乗る。安芸高校入口バス停よりも、一つ先のバス停(上温品)の方が蝦蟇ヶ峠への取付き口に近い。バス停は取付き口をほんの少し行き過ぎたところにある。歩いて少し戻ると、取付き口にタクシー詰所がある。今日は極暑が予想される。蝦蟇ヶ峠までタクシーに乗る。

またしても道迷いをした。前回(2016年07月10日)間違えた箇所と同じである。そのため、一旦下った急坂を登り返す羽目になってしまった。その後、熱中症で一人ダウン、余分な体力を使わせてしまったと深く反省。それでも何とか快方に向かい、自力で下山できたのは幸いであった。

今日は下山後、三鬼会様の楽農小屋で交流会、捕れたての鮎の塩焼きなどをご馳走になる。感謝!

なお、今日のルート詳細に付いては、2016年07月10日山行記に詳しい(上記)。

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今日のコース&コースタイム

バス停8:53、8:54-タクシー詰所8:55、9:00-蝦蟇ヶ峠9:05、9:17-いこいの場へ(右折、230m台)9:26-いこいの場(240m台展望)9:26-270m台コブ9:32-260m台(右分岐有り、惣の谷分岐)9:39-284m峰9:49、9:59-右(北東向き)10:07-1000m標識(290m台)-千人塚分岐(左分岐有り、標高400mくらい)10:17-送電線鉄塔(390m前後)10:31、10:45-矢口方面(左分岐有り、450m台)11:10-二ヶ城山(482.8m三角点)11:14、11:52-馬木八幡神社分岐(右分岐有り、460m台)11:56-440m台コブ12:08-送電線鉄塔12:11、12:13-登石分岐(右分岐有り、400m前後)12:15-急坂上部(370m台)12:20-急坂下・右折地点(350m前後)12:22-右分岐有り(送電線鉄塔管理道有り、340m台)-送電線鉄塔(341m峰)12:29、12:35-三田ヶ峠分岐(330m台)12:38
・・・道迷い引き返す12:49(300m台)・・・
三田ヶ峠分岐(330m台)13:00、13:06-真伏山(340m前後)13:08-332m峰付近13:19-折敷谷山(標高300m台)-休憩(標高300m台、13:26、13:41)-小ピーク(左折)13:47-新幹線上13:55-三角点(329.0m)14:04、14:15-送電線鉄塔(標高280m前後)14:19-堰堤(130m台)14:48、15:11-タクシー(三田ヶ峠(120m台)15:11)-楽農小屋15:17、17:40-JR上深川駅18:00

  • 蝦蟇ヶ峠(32分)284m峰(32分)送電線鉄塔(25分)矢口方面分岐(4分)二ヶ城山、39分
     小計1時間57分(284m10分、送電線鉄塔14分を加える)
  • 二ヶ城山(4分)馬木八幡神社分岐(15分)送電線鉄塔(9分)急坂下(7分)送電線鉄塔(3分)三田ヶ峠分岐、6分
     小計46分(送電線鉄塔2分、送電線鉄塔6分を加える)
  • 三田ヶ峠分岐(13分)332m峰(45分、休憩15分を含む)329.0m三角点(4分)送電線鉄塔(29分)三田ヶ峠
     小計1時間42分(三角点11分を加える)

総合計6時間10分
(二ヶ城山38分、三田ヶ峠分岐(2回目)6分を加える)
その他(道迷い)22分有り

道迷い

二ヶ城山から木ノ宗山に取り付くには、途中で一旦三田ヶ峠に下りることになる。その三田ヶ峠に二ヶ城山から向かう北向きの尾根は、三田ヶ峠分岐(341m北側)で左右に二分する。

〈右手〉が三田ヶ峠に至る尾根である。今日も2016年07月10日と同じく、最初は〈左前方〉の「送電線に沿って北北西向きに尾根筋を下る踏み跡」に入ってそのまま下ってしまった。

重要なポイントなので、二ヶ城山482.8mからここに至るルートに付いて、改めてまとめておこう。

二ヶ城山(482.8m三角点)~馬木八幡神社・右分岐(460m台)~440m台コブ~送電線鉄塔(410m台)

二ヶ城山(482.8m三角点)から送電線鉄塔(410m台)の先まで、おおまかには〈東向き〉の尾根を行く。

二ヶ城山のすぐ下で、右に馬木八幡神社分岐(標高460m台)を分ける。(分岐を右折して、南に流れる尾根上の踏み跡を下れば、馬木五丁目方面に至る)

そのまま〈東向き〉(やや北寄り)の尾根を下り、標高440m台の小さなコブに至る。〈東~南東~南向き〉に緩やかな尾根が張り出している。もちろん、こちらに入ってはいけない。あくまでも主尾根を行く。

主尾根を行くには、一旦、〈北東向き〉(左手前方)に急下り、その後再び〈東向き〉に尾根筋を行く。自分が今どの方向に進んでいるのか、惑わされやすい箇所である。気を付ける。

すぐに送電線鉄塔(標高410m台)がある。

登石・右分岐(400m前後)~急坂(370m台)~送電線鉄塔(341m)

標高410m台の送電線鉄塔の先から、次の送電線鉄塔(標高341m峰)の先までは、ほぼ〈北向き〉の尾根を行く。

送電線鉄塔(標高410m台)のすぐ先で、右に登石分岐(標高400m前後)を分ける。(分岐を右折して、南東向きの〈支尾根〉を下ると、馬木五丁目方面(登石バス停)に至る)

登石分岐の先(標高390m台)から、主尾根は〈北向き〉となる。

北向きになってすぐに急坂(標高370m台)がある。急坂上部と下部で、右さらに右と振られるが、おおまかには〈北向き〉の尾根筋を外れることはない。細かなブレはあるものの、いつの間にか北向きに直っている。

急坂を下り切った箇所(標高350m前後)で、もう一度〈右折〉する。振り返ると、足元に小さな石が置いてあるのに気付く。そこには、左・二ヶ城山の矢印がある。今下ってきた方向である。

ここで〈右折〉して、すぐに〈左折〉しながら、幅は狭いがゆったりとした尾根を〈北向き〉に行く。

341m(送電線鉄塔)手前の340m台で、右に分岐(送電線鉄塔管理道入口)を分ける。そのまま真っすぐに〈北向き〉の尾根筋を行くと、すぐに送電線鉄塔(341m)がある。

送電線鉄塔(341m)~三田ヶ峠分岐(330m台)

送電線鉄塔のすぐ北側(三田ヶ峠分岐、330m台)で尾根が二分する。

三田ヶ峠分岐(標高330m台)から、そのままやや〈左手〉に下ると、送電線の東側に沿って落合南五丁目(広島市安佐北区)付近に下る。三田ヶ峠を目指すならば、もちろんこちらに下ってはいけない。

三田ヶ峠は、右手の主尾根を追ってゆく。そのためには、三田ヶ峠分岐(標高330m台)から、まずは〈右手〉の真伏山(標高340m台)に登る。

ここは道迷いしやすい。重要なポイントとなる。

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安芸小富士~下高山(2017/06/17)

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安芸小富士~下高山
(出発帰着:似島港)

2017年06月17日(土)、広島湾岸トレイル・踏査&整備

  • 今日の山行ルート図 ⇒ GPS軌跡無し
    標高そのほかは、地理院地図による
    標高改算例(2014年3月)多数あり

今日の写真


〈写真〉港から安芸小富士を望む、8時51分


〈写真〉海岸沿いを安芸小富士の方向に向かう、9時03分


〈写真〉すぐに右折する(標識有り)、9時03分


〈写真〉ほんとに狭い路地を行く、9時03分


〈写真〉標識があり左折する、9時05分


〈写真〉登山道入口、9時06分
(以前登ったコースとは違うようである)


〈写真〉右手に小谷を見ながら行く、9時09分


〈写真〉狭い踏み跡を通り抜ける、9時13分


〈写真〉笹竹が茂っている、9時21分


〈写真〉分岐、9時25分


〈写真〉趣のある疎林を行く、9時33分


〈写真〉尾根筋(ここで左折)、9時37分


〈写真〉尾根筋からの展望(左手)、9時40分


〈写真〉標識、10時12分


〈写真〉標識、10時26分


〈写真〉近くには標識「C」、10時28分


〈写真〉安芸小富士三角点、11時10分


〈写真〉安芸小富士山頂の航空標識、11時13分


〈写真〉頂上直下の岩場を下る、11時25分


〈写真〉尾根筋から右手に下る、11時32分


〈写真〉分岐を左に分けて進む、11時35分


〈写真〉左に下高山への分岐有り、11時46分
(左折して、下高山方面に向かう)


〈写真〉分岐から少し入ったところ、11時54分
(左手海に向けて踏み跡が有る。そこは通ってほしくないということのようである。下高山との連絡道は、思いのほか茂っており苦労する、藪の中で昼食20~30分だったか)


〈写真〉下高山との連絡道、13時26分
(昼食後も作業は続く)


〈写真〉やっと墓場の上に出た、13時40分


〈写真〉林道に向けて下る、13時43分


〈写真〉下高山取り付き、13時50分
(林道(車道)に出て右手に下高山取り付き口がある。しかし、ここからは登らない。今日この後で、この辺りの上部を下った感じでは相当茂っている(歩かれていない)ものと思われる。今日は林道を左手に少し登る)


〈写真〉林道(車道)から下高山への取り付き口(右手)、13時59分
(広島湾岸トレイルは、林道(車道)に出て左折、しばらく車道を行く)
(注:一旦引き返して写真を撮ったので、次のコマとは時間が前後している)


〈写真〉林道(車道)を右折して、下高山に取り付いたところ、13時59分


〈写真〉趣のある踏み跡を行く、14時12分


〈写真〉右折地点、14時13分


〈写真〉尾根に乗り左折してゆく、14時34分


〈写真〉下高山三角点、14時49分


〈写真〉下高山から安芸小富士を望む、14時52分


〈写真〉尾根筋を真っすぐ下る、15時06分
(ここで右折して下れば、元来た道を下ることになる)


〈写真〉似島桟橋、15時30分
(山頂から40分足らず、あっけにとられるくらい時間が掛からなかった。ただし、途中で茂っている箇所があり、安易に下るとルートを見失う可能性がある)

何はともあれ、今日も無事に踏査&整備は終了した。

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不具合記録

大潰山、山行記欠落

倉橋島火山268、カシミール展望図、1コマ欠落?

 

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二葉山~尾長山~牛田山~松笠山~蝦蟇ヶ峠(2017/07/15)

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二葉山~尾長山~牛田山~松笠山~蝦蟇ヶ峠
(出発:JR広島駅、帰着:安芸高校前バス停(JR広島駅))

2017年07月15日(土)、広島駅北コース・再踏査(第1回)

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〈写真〉二葉山平和塔(通称:仏舎利塔)、2016/07/02(10時05分)
(二葉山山頂部の仏舎利塔、市内からよく見える)

広島駅の新幹線口(北口、海抜ほぼ0m)から、太田川左岸沿いに山並みが続いている。広島湾岸トレイル最高峰の白木山(888.9m)まで最短で歩くことのできるルートである。

広島駅を降り立った旅人が、そのまま広島湾岸トレイルに入るコースとして面白いのではなかろうか。という訳で、1)二葉山~尾長山~牛田山~松笠山、2)二ヶ城山~木ノ宗山のコースを設定している。

極暑、脱落者複数、日射病寸前で遅れる者複数。
ただし、コースタイムも少し早めである。

今日のコース&コースタイム

広島駅北口近く8:33-広島東照宮鳥居8:42、8:52-広島東照宮8:54-金光稲荷神社(奥宮)・展望(100m台)9:06、9:09-尾根(130m台)高射機銃陣地跡9:14、9:16-仏舎利塔・二葉山平和塔(139m)9:21-道路分岐(100mくらい)左へ9:24-天神峠(70m台)9:29-天神峠東口コース登山口(100m前後)9:33、9:36-尾長山(180m台)9:47、10:00-右折(170m台)10:01-三叉路(尾根道合流、150m前後)10:03-大内越口・右分岐あり(160m台)10:08-175.9m三角点10:19、10:28-中山口・右分岐あり(160m台)10:30-戸坂南口・右分岐あり(160m台)10:44-牛田山(260.7m)10:57、11:32-戸坂南口へ向けて左折(160m台)11:41、11:45-登山口(70m台)11:54-病院前(50m台)11:57-バス通り(コンビニ)12:00、12:08-東浄団地入口信号(50m台)12:08、12:11-(ため池、50m台)-広い道路突き当り・左折(80m台)12:19-戸坂中学校標識(90m台)12:21-東浄集会所・右折12:26-松笠山登山口(110m台)12:26、12:28-尾根に乗る(210m台)12:47-休憩(260m台)12:53、12:56-休憩(280m前後)12:58、13:02-370m台コブ13:19-松笠山(374.3m)13:25、13:40-蝦蟇ヶ峠分岐13:44-尾根合流・戸坂中学校口近道(350m台)13:47-芝広場13:55-車道(蝦蟇ヶ峠、松笠山取付き・二ヶ城山取付き、220m台)14:03-バス通り14:27-バス停(50m台)14:28

  • 広島駅北口近く(9分)広島東照宮・鳥居(22分)尾根・高射機銃陣地跡(5分)仏舎利塔
     小計48分(東照宮入口10分、尾根2分を加える)
  • 仏舎利塔(8分)天神峠(18分)尾長山
     小計26分
  • 尾長山(19分)三角点175.9m(16分)戸坂南口分岐(13分)牛田山
     小計57分(三角点9分)
  • 広島駅北口近く(48分)仏舎利塔
  • 広島駅北口(1時間14分)尾長山
  • 広島駅北口(2時間24分)牛田山(尾長山13分を加える)
  • 牛田山(9分)戸坂南口分岐(15分)バス通り(18分)松笠山取付き
     小計54分(戸坂南分岐4分、バス通りコンビニ8分を加える)
  • 松笠山取付き(19分)主尾根(38分、休憩有り)松笠山
     小計57分
  • 松笠山(4分)蟇ケ峠分岐(3分)戸坂中学校口近道合流(8分)芝広場(8分、遠回り)蟇ヶ峠(24分)バス通り(1分)バス停
     小計48分
  • 総合計5時間55分
    (牛田山35分、松笠山取付き2分、松笠山15分を含む)
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〈写真〉東照宮、8時51分

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〈写真〉東照宮、8時52分

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〈写真〉東照宮から右手道路へ、8時55分

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〈写真〉道路の右手から取り付く、8時55分

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〈写真〉連続した赤い鳥居を抜けて、石段を行く、9時03分
(早くも足が重い)

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〈写真〉金光稲荷神社(奥宮)から広島駅周辺の高層ビルを望む、9時07分

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〈写真〉尾根に登り着く(高射砲跡)、9時14分

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〈写真〉尾根筋を行く、9時17分
(窪みには兵舎があったのだろう)

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〈写真〉二葉山(仏舎利塔)、9時19分

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〈写真〉二葉山から尾長山を望む、9時21分

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〈写真〉二葉山からやや下って左折、9時24分

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〈写真〉天神峠手前から尾長山を望む、9時26分

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〈写真〉天神峠、9時29分

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〈写真〉三角点76.3m(天神峠の少し上)、9時30分

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〈写真〉尾長山取付き、9時36分

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〈写真〉尾長山から二葉山(画面右)を見る、9時48分
(写真中央は、広島市街地)

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〈写真〉尾長山の東側で尾根に乗る、10時03分
(山頂から一旦北向きに下り、右に折り返す。しばらくして尾根に乗り左折。写真道標は、尾根分岐で振り返り、尾長山の方向を写したもの)

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〈写真〉大内越口・右分岐あり、10時08分

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〈写真〉三角点展望、10時21分

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〈写真〉三角点175.9m、10時22分

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〈写真〉中山口、10時30分

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〈写真〉戸坂南口、10時44分
(後ほどここまで引き返し、戸坂南口へ下る)

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〈写真〉牛田山三角点260.7m、10時57分

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〈写真〉尾根筋を外れて右手に下る、11時37分
(すぐ下で合流する)

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〈写真〉戸坂南口、11時41分
(画面手前に向けて下る)

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〈写真〉疎林の中を下る、11時47分

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〈写真〉戸坂南口、11時53分

取付き口付近は意外ときれいで、作業の必要無し。

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〈写真〉戸坂南口を振り返る、11時54分
(画面右手が取付き口である)

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〈写真〉団地内を東向きに登る、12時18分
(写真は、登り坂を振り返って牛田山を見たもの)

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〈写真〉戸坂中学校取付き道路入口、12時21分
(右折せず直進する)

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〈写真〉松笠山取付き口、12時27分
(送電線鉄塔を右手にして回り込む)

取付き口からきれいに草が刈ってある。改めて作業する必要無く、感謝。

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〈写真〉尾根に乗り左折する、12時46分
(パーティーは既に先へ行ってしまった)

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〈写真〉菰口憩いの森下山口(尾根筋)、13時19分

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〈写真〉松笠山三角点374.3m、13時25分

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〈写真〉松笠山から二ヶ城山を望む、13時40分

最後の下り、今日は皆かなりダメージがあるようだ。安全のため、得物をしまう。下山途中で、作業をするかどうかはその時の判断とする。

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〈写真〉松笠山から鞍部まで引き返す、13時44分
(左手、トラバース道を下る)

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〈写真〉左折して尾根に乗る、13時47分
(右手から踏み跡が下りている。先ほどの分岐から下るものであろう)

途中、足元のササがうるさいものの、踏み跡は見えている。得物はしまったまま、作業はせずに通過する。

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〈写真〉菰口憩いの森、13時55分

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〈写真〉車道(蝦蟇ヶ峠、松笠山取付き・二ヶ城山取付き)、14時03分
(広場から左手に下りてしまったので、車道で右折して蝦蟇ヶ峠まで少し登る)

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〈写真〉ゆりの花、14時15分

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〈写真〉菰口憩いの森1.2KM地点、14時23分

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古鷹山~クマン岳(2017/06/10)

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古鷹山~クマン岳
(出発:小用港、帰着:切串港)

2017年06月10日(土)、広島湾岸トレイル・踏査&整備(第23回)

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〈写真〉古鷹山山頂の岩場を通り抜けて、クマン岳(画面中央)に向かう、12時53分

このページの目次です

今日のコース&コースタイム

小用港8:39-路地に入る8:43-林道合流8:47-(小用港から1km表示)-林道古鷹線(起点、70m台)8:54-古鷹山登山口(80m台)8:58-左折(150m前後)9:14-(支尾根横切る)-沢横切る9:40-支尾根に向けて右折(200m前後)10:05-展望(230m台)10:54-反射板(330m前後)11:26-(右分岐有り)-尾根に乗る(340m台小ピーク)11:28-古鷹山三角点(375.7m)11:47-奥小路下山道分岐11:53-昼食(11:54~12:39)-岩場12:43-古鷹山山頂(394m)12:49、12:53-(361m峰)-林道(古鷹山取り付き)13:17-林道(クマン岳取り付き)13:17-帆立岩分岐(13:28~13:33)-クマン岳(399.5m)13:45、14:00-岩場14:18-右折(277m峰手前、260m台)14:31、14:39-登山口(80m台)14:52-切串港15:05

  • 小用港(15分)林道古鷹線・起点(4分)古鷹山登山口
    小計19分
  • 古鷹山登山口(6分)左折(51分)支尾根に向けて右折(1時間13分)340m台小ピーク
    小計2時間30分(通常約1時間)
  • 340m台小ピーク(19分)古鷹山三角点(17分)古鷹山
    小計36分
  • 古鷹山(24分)林道(11分)帆立岩分岐(12分)クマン岳
    小計52分(帆立岩展望往復5分を加える)
  • クマン岳(31分)右折(13分)クマン岳登山口(13分)切串港
    小計1時間05分(右折鞍部8分を加える)
  • 総合計6時間26分(全ての時間)
    (昼食45分、古鷹山4分、クマン岳15分を加える)

今日の整備では、古鷹山尾根筋までの幅広の道は、舐めるようにていねいに、それ以降は、それなりの山道に仕上げています。ただし、登山道上に特段の問題点はありません。

小用港~大規模林道~古鷹山登山口

今日の取り付き口(古鷹山)は、古鷹山~クマン岳の東側を行く林道にある。小用港からおおむね北西の方角である。なお、この林道(1985年3月開通、総延長8,349m)は、古鷹山大火(1978年6月1日発生1,000ヘクタール焼失)後の防火帯として建設されたものだという。この大火では、対岸の呉市天応まで火の粉が飛んできたという話である。

さて前回(2016/06/04)は、小用港旅客ターミナルの北側にある郵便局(江田島小用簡易局、小用二丁目)の前を通り、国道487号を北西に渡った。今日は、それよりももう少し先で左折をしたようだ。郵便局の裏側をとおった形となる

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〈写真〉小用港旅客ターミナル前の広場、8時39分

国道487号を横切ってそのまま路地に入る。この路地は、入口付近は地理院地図では道路表示となっている。しかし、途中から黒実線に変わる。

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〈写真〉路地を行く、8時43分

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〈写真〉右手車道(林道)に合流する、8時47分

標高70m台付近で、林道が真西から北東向きに大きくカーブをしている。西からは、地理院地図黒実線が延びてきて合流している。そして、ここに林道古鷹線起点(平成10年度県単独整備事業)の標識がある。

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〈写真〉林道古鷹線起点の標識、8時54分
(画面右前方(北東向き)へ、地理院地図の道路標示、左横(西向き)へ黒実線が延びている)

古鷹山登山口~古鷹山主尾根

林道古鷹線の起点(標高70m台)から、林道を少し登ると登山口(標高80m台)である。左手壁面を見ると、簡易林道小用線(昭和57年度施行)の標識が打ち込んである(昭和57年=1982年)。

さて、この登山口から古鷹山主尾根(340m台小ピーク)に乗るまで、登山道表示(地理院地図)は無い。

まず、登山口(標高80m台)から、左手壁面に沿って南向きに折り返して登る。

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〈写真〉古鷹山登山口、8時58分
(左手壁面の階段を、折り返す形で登る)

壁面を登り終えると、すぐに北西向きに支尾根を登るようになる。

標高150m前後で、北向きの薄い踏み跡を見送り、左へ180度折り返す。折り返し地点から、古鷹山主尾根の南面をおおまかには西向きに巻いてゆく。標高は、150m~200mくらいである。

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〈写真〉左折地点、9時14分

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〈写真〉沢を横切る、9時40分

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〈写真〉既設歩道の幅だけの草を刈る、9時56分

標高200m前後から、支尾根をおおまかには北向きに登る。標高230m台からの展望良好。

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〈写真〉尾根筋に向けて右折、10時05分

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〈写真〉尾根筋からの展望、10時54分

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〈写真〉つつじ、11時01分

反射板(標高330m前後)を過ぎ、右手に分岐(標高330m前後)を見て尾根(340m台小ピーク)に乗る。

この分岐から北東方向の248m峰を経て下れば、今日取り付いた林道の上部(ソロプチスミストの森登山口)に至るはずである。

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〈写真〉反射板、11時26分

主尾根(340m台~375.7m三角点~古鷹山394m~361m峰)

尾根筋を大まかには北西向きに、340m台小ピーク~375.7m三角点~古鷹山394m~361m峰を経て、一旦林道に下りる。おおまかには、地理院地図の黒破線のとおりである。

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〈写真〉尾根に乗る、11時28分

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〈写真〉尾根を行く、11時28分

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〈写真〉古鷹山三角点、11時47分

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〈写真〉エニシダ、11時52分

三角点(標高375.7m)を過ぎ、標高330m前後付近(鞍部近く)で、左に奥小路下山道(海上自衛隊方面)を分ける。

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〈写真〉奥小路下山道分岐、11時53分

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〈写真〉分岐標識、11時53分

この先の古鷹山山頂には、木陰のないことが分かっている。分岐のすぐ先にあるベンチで昼食を済ませる。(11:54~12:39)

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〈写真〉古鷹山登頂記念スタンプ、12時40分

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〈写真〉岩場を登る、12時43分

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〈写真〉古鷹山山頂の方位盤、12時49分

古鷹山山頂394mから361m峰を経て林道まで、北西向きに尾根筋を下る。

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〈写真〉古鷹山山頂の岩場を通り抜けて、クマン岳(画面中央)に向かう、12時53分

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〈写真〉古鷹山から木段を下る、12時57分

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〈写真〉林道(古鷹山取り付き)、13時17分

林道~クマン岳

地理院地図を見ると、林道を横切って、そのままクマン岳(標高399.5m)へ登山道が延びている。しかし実際には、クマン岳の取付き口は林道を東向きに少し行った所にある。

林道から左手北向きに取付き、北向きに尾根筋を登る。地理院地図の黒破線よりは、多少東側を登っている。

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〈写真〉林道(クマン岳取り付き)、13時17分

帆立岩(標高320m台)からの展望が素晴らしい。

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〈写真〉ホタテ岩の左奥に古鷹山、13時32分

クマン岳~クマン岳登山口~切串港

クマン(399.5m)岳からもおおむね北向きに下る。岩場が有り、気が抜けない。

277m峰手前の鞍部(標高260m台)で右折(東向き)、支尾根の南側斜面を下る。岩場が続き、気が抜けない。登山口(標高80m台)まで、おおまかには地理院地図黒破線のとおりである。

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〈写真〉クマン岳三角点、13時45分

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〈写真〉切串港を見下ろす、14時03分

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〈写真〉岩場を行く、14時18分

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〈写真〉分岐

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〈写真〉分岐からの下り、14時46分

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〈写真〉クマン岳登山口、14時52分

登山口から、そのまま東向きに黒実線に沿って下る。江田島町切串三丁目の集落に入り、車道表示に向けて左折して入り(標高20m台)、そのまま切串港まで北向きに下る。

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〈写真〉基準点

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〈写真〉道なりに切串港を目指して下る、14時57分

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〈写真〉切串港、15時05分

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

2001年02月18日

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古鷹山
(出発帰着:小用港)

2001年02月18日(日)、単独

今日のコース&コースタイム

古鷹(ふるたか)山392.0m
11:00宇品港-11:25小用(こよう)港、高速艇
11:30-12:15植樹祭記念公園?(林道経由)
木道の山道に入り稜線沿いを三角点(376m)から古鷹山へ13:00着
13:30発、世上口(せじょうぐち)バス停方面へ下山
国道487号線を小用港へ14:15着、14:20発宇品行高速艇

2002年08月24日

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三高山(砲台山、西能美島)
(出発帰着:三高港)

2002年08月24日(土)、単独

このページの目次です

はじめに

道々が海と島の展望台
「続・ふるさとの山歩き」より

今日のコース&コースタイム

三高港12:00-登山口12:48-山道入口13:48-北砲台跡14:05、14:42-砲台山14:52、14:56-大岩15:27-林道合流15:42-三高港16:45

  • 三高港(48分)登山口
  • 登山口(60分)山道入口(17分)北砲台跡
    小計1時間17分(港から2時間05分)
  • 北砲台跡(10分)砲台山(46分)再び林道
    小計56分
  • 林道合流(1時間03分)三高港
    北砲台跡から約2時間
  • 総合計4時間45分(含昼休憩37分など)

広島港(宇品港)

我が愛車が不調である。金曜日にドッグ入りして検査したが原因不明、部品をそっくり取り換えることになった。しかし、その部品は取り寄せで水曜日になるという。それまで様子を見ながら待ってくださいというので、借りていた代車と交換に引き取りに行く。

そんな車で遠出はできないし、自宅まで持って帰って、改めて電車で出かけていては時間がもったいない。山支度をしてディーラーに行くことにする。以前から気になっていた能美島に決めていたので、そのまま宇品港を目指す。車は駐車場に入れて身一つで海を渡る。

砲台山(西能美島)は、我が鈴ヶ峰から海のすぐ向こうに見える山の一つである。西能美島は、自宅の窓からもその一部を見ることができるので、その日の見通しが良いか悪いかの目安としている山でもある。改めて詳しく見てみると、砲台山と宇根山のピークが二つとも家並みの向こうに見え隠れしているようである。

1~2日前の天気予報では、雨の確率がかなり高かったのだがそうでもなさそうだ。それで山支度をして車を取りに行ったのだ。しかし、見通しは最悪である。自宅から砲台山は全く見えていなかったし、呉娑々宇山、鉾取山、絵下山すら見えてこない。黄金山、似島がやっとである。瀬戸内の多島美は期待できそうにない。

三高港から歩き始める

三高港から海岸道路を西に向かう。しばらく行くと貴船神社があり忠魂碑が立っている。登山口からは”りっぱな舗装道路”を行く。どれくらい立派かというと、大型バスでもすれ違いができそうなくらいである。

登るにつれて展望は開けるが、今日見えるのは宮島あたりまでである。ヘアピンカーブ(標高320~330mくらい)の所から車止めをしてある山道に入る。以前はここを車が通っていたこともあるのだろう、輪立ちの跡が残っている。山の東斜面をジグザグに登って行けば三高山北部砲台跡である。

三高山砲台跡~砲台山

三高山北部砲台は、明治34年(1901年)3月竣工(工期約2年)、28cm榴弾砲6門と連射砲2門を備えた当時日本最大規模の砲台であった。また、一つ南のピークには三高山南部砲台、さらに海岸線に沿って ”がんね鼻砲台”、”鶴原砲台”などがあった。

目的は敵艦隊(仮想敵国ロシア)の呉軍港侵入阻止であったという。しかし、一発の砲弾も発射することなく大正8年に廃止となる。沖美町では、荒れたままになっていたこの砲台跡を、恒久平和を願い、より多くの人に親しんでもらうため砲台山森林公園(創造の森)として整備したのだという。平成9年(1997年)のことである。したがって、「続・ふるさとの山歩き」発行(1994年)よりは後ということになる。

砲台山(401.8m三角点)には東屋がありそこまではほぼ稜線上を行く。東屋から津久根島、弁天島、小弁天島が見える。津久根島の向こうに鈴ヶ峰がぼんやりと見えている。角度をはかってみると約8度(磁北から)となる。二十万分1地形図で読み取ると約2度のはずである。

通常は誤差は大きくて約2度くらいである。これ程誤差が大きいのは、ピークが霞んでいて取り違えているのかもしれない。津久根島のほんの右手だから津久根島の角度をみれば良いようなものだがそこまではやっていない。やはり、はっきりくっきり見えないと意欲がわかないということであろうか。なお腕時計の影響があるのかもしれない。帰りの船の中で、磁石に腕時計を近づけると磁針が少し引き付けられるように振れた。

砲台山からの下り

さて、砲台山からなおも南に行く。高度はほとんど変わらない。2~3個あるピークはトラバースするように道がつけられている。道幅は広く概して良好な山道である。最後に岩場があり、正面に456.1mピーク(三角点)、その向かって左(東側)肩に野登呂山(宇根山)が覗いている。下の谷間を見れば三高ダム建設現場である。

再び林道となる。高松峠から左へ折れて三高港を目指す。道の西側にも木々があり太陽の日はほとんど当たらない。時々通ってきた縦走路を見上げながらどんどん下って行く。港に近づくころ太陽は西の山近くまで下がっており、薄雲の中にぼんやりとしていた。

夏だから暑い。しかし、季節は確実に秋に近づいていた。案内によればこの付近には約90種の植物があるという。秋の花をつけるもの、実をつけるものなど様々である。

2003年11月08日

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クマン岳~古鷹山
(出発:切串港、帰着:小用港)

2003年11月08日(土)、単独

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はじめに

既登の主な山で展望図を描いていない山が当面の狙い。窓の外を見れば安芸小富士がかすんでいる。どこに出かけても見通しは全く期待できそうにない。久しぶりに船に乗ってみることにする。”学びの館”では「真継不二夫・美沙親娘の写真展」中国新聞(2003年11月7日付け)が開催されているという。

今日のコース&コースタイム

切串港9:39-林道登山口10:16-稜線上10:52、10:56-大岩11:03-320m台ピーク11:09-鞍部11:18-小ピーク11:20-350m台ピーク11:29-岩場11:30-(350m台ピーク)-クマン岳12:03、12:12-岩場12:26-鞍部12:31-小ピーク12:33-林道12:36、12:38-小ピーク12:45-小ピーク12:51-361mピーク12:53-小ピーク12:58-鞍部13:00-古鷹山13:10、14:07-奥小路下山口14:14-奥小路分岐14:39-車道14:45-学びの館14:57、15:20-小用港15:38

  • 切串港(37分)林道登山口(36分)稜線上(1時間13分)クマン岳
    小計2時間24分
  • クマン岳(24分)林道(32分)古鷹山
    小計58分(休憩を含む)
  • 古鷹山(50分)学びの館(18分)小用港
    小計1時間08分
  • 総合計4時間39分
    (古鷹山昼食、学びの館見学の合計1時間20分を除く)

クマン岳

クマン岳登山口は、長谷川をさかのぼり、お寺のマークの北側の道を真っ直ぐ西へ行って、車道が山腹に沿って南に行くところを分けて、さらに西へ真っ直ぐ登る位置にある。

というつもりで歩いていたら、お寺より南にある道を登ってしまった。車道に出てから車道を北へ引き返す。ロスタイム10分程度か。

いよいよ登山道にかかる。ほとんど人が歩かないような道であるが、赤テープはついている。足元から腰まで羊歯で覆われた道を行く。踏み跡を踏み外して谷に落ちないよう気をつけて上を目差す。

ほんとうにこの道であっているのかどうか、分からずに登っているものだから神経が疲れてしまう。途中でリンドウの小群落があり驚く。やけに背の高いのがあったりするが、リンドウで間違いないはずだ。

稜線に着くとしっかりとした道が付いており少し安心をする。右手277mピークとの鞍部のはずだ。しかしながら、道が付いているとはいっても、ここもあまり人は歩いていない。ブッシュ気味の道を押し進む。

しばらく行った大岩で振り返ると、277mピークの後に峠島の頭がちょうど重なっているようである。350m台ピーク先の岩場から初めてクマン岳をみる。クマン岳手前には時期(9月~10月)遅れのコウヤボウキ?

古鷹山

クマン岳の少し先でやっと古鷹山を望む。左手海に大麗女島、小麗女島(呉)が見える。

一旦林道(車道)に下りて、古鷹山を目差す。登山口は、クマン岳から下りてきた林道をほんの少し右に行ったところにある。その少し先にあるスピーカーがピヨピヨと繰り返す。「みんなの憩いの場所を一人一人がきれいにしましょう。美しい環境を守るのはあなたです」。

林道側から古鷹山を目差すコースは、あまり人が歩かないのであろうか、少し荒れている。アップダウンを繰り返し、最後の岩場を登れば古鷹山山頂である。途中で足元に大きな黄色い花をみる。ツワブキに良く似るが、葉の回りが6~7箇所わずかに角をつくっている。

頂上での天気は良いがかなり霞んでいる。気温は高め、最初から最後まで汗が吹き出る。林道(車道)あたりからパンパンという音がしていたのは、海上自衛隊の運動会のようである。どこでやっているのだろうと双眼鏡でのぞくが見つからない。時々湧き上がる大歓声を聞きながら下山する。アキノキリンソウに良く似た花はなんという花だろう。

奥小路下山道を下る

奥小路分岐を真っ直ぐ行ってすぐに左折する。みかん畑でミカンを収穫しているご老人に会う。今日山道で会ったたった一人のヒトである。しばらく行くと、たくさんのミカンが木の下に落ちている。 ミカン畑は急坂である。ミカン畑から下の方の車道にもたくさんのミカンが転がり落ちている。

適当に見当をつけて「江田島市 学びの館」に向かう。真継不二夫・美沙親娘の写真展をみる。テーマは、「父から娘(こ)へ撮り継がれた江田島・呉-海の防人の青春群像- 」である。海軍兵学校生徒の端正な顔立ちが美しい。

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螺山(にしやま)~茶臼山(2017/06/04)

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螺山(にしやま)~茶臼山
(出発帰着:JRあき亀山駅―可部線)

2017年06月04日(日)、TC1000(倶楽部13名+一般参加7名(含む小5・兄))
TC1000「広島湾岸トレイル協議会発足一周年記念行事(トレイルウォーク&クリーンアップ1,000人大会)」

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〈写真〉螺山(右奥)と茶臼山(左手前)、2017年5月28日(9時19分)
(JRあき亀山駅前から、線路終端部の延長線上(西の方角)を見る)

今日は、いよいよTC1000「広島湾岸トレイル協議会発足一周年記念行事―トレイルウォーク&クリーンアップ1,000人大会(略称:TC1000、ティーシーセン)」の当日である。⇒ https://hyakuzan.akimasa21.net/tc1000-2017/

広島湾岸トレイル倶楽部からは、広島湾岸トレイルのコース上に設置した全36会場(前日開催3会場を含む)の内、数箇所で責任者を務めたりそのほかの地域に人員派遣を行っている。そして、広島湾岸トレイル倶楽部本隊の持ち場は、ここ螺山~茶臼山である。

出発帰着には、この3月4日に開業したばかりのJRあき亀山駅(一旦廃線後復活した日本初の路線終端駅)を選んだ。

さて、今日の朝9時、JRあき亀山駅前に倶楽部会員13名と一般参加7名の合計20名が集合した。軍手+ゴミ袋一式を支給して自己紹介の後出発。終日快晴の下、コース上のゴミ拾いを行いながら里山歩きを楽しんだ。

このページの目次です

今日のコース&コースタイム

JRあき亀山駅(20m台)9:12-旧・河戸駅前9:15-亀山南小学校(70m台)9:23-虹山団地内バス通り・左折(100m台)9:45-螺山登山口(120m台)9:50-湯の山霊泉(170m台)10:02-右・行き止まり表示10:10-木橋10:15-支尾根に乗る(190m台)10:17-主尾根に乗る(380m台)11:06-螺山(474.7m)11:25、11:55-安佐北大橋を見る12:11-展望(白木山など)12:18-崩落個所12:21-水場(200m前後)12:24-螺山登山口(120m台)12:41-(団地内移動)-茶臼山登山口(120m台)12:45-左折り返し(160m前後)13:00、13:05-茶臼山三角点(229.4m)13:19、13:40-登山口手前14:10-茶臼山登山口(県道267号、30m台)14:12、14:30-JRあき亀山駅15:04

今日は、GPS軌跡無し、記録無し、上記時刻は推定(ゴミ拾い有り)。当区間の山行記録では、一般対象の体験登山「2017年02月25日」が一番バランスが取れている(ゆったり目である)。

JRあき亀山駅(38分)螺山登山口
小計38分
螺山登山口(12分)湯の山霊泉(15分)支尾根(49分)主尾根(19分)螺山三角点(474.7m)
小計1時間35分
螺山山頂まで、2時間13分

螺山(46分)螺山登山口(4分)茶臼山登山口(15分)左折り返し(14分)茶臼山三角点(229.4m)
小計1時間24分(折り返し地点5分を加える)
茶臼山(32分)茶臼山登山口
小計32分
茶臼山登山口(34分)JRあき亀山駅
小計34分

総合計、5時間52分(全ての時間を含む)
(螺山30分、茶臼山21分、茶臼山登山口18分を加える)

JRあき亀山駅~螺山登山口

JRあき亀山駅から、螺山~茶臼山を西に見ながら北向きに行く。すぐにバス通り(太田川沿い)があり横切る。そばには旧可部駅~三段峡駅間(一旦廃線)の旧・河戸駅(こうどえき)跡がある。

なお、かつてのJR安芸亀山駅は、現在とは全く別の場所(ここよりも三段峡寄り)にあった。

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〈写真〉旧・河戸駅跡、9時15分

そのまま自動車道を北~北東向きに登る。やがて、左手に亀山南小学校・亀山中学校(共に広島市立)がある。

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〈写真〉亀山南小学校前(前方に螺山を見る)、9時23分
(各自ゴミ袋を持ち、早くも臨戦態勢である。小5もしっかり歩いている。この後、山に入ってからは、先頭集団で大人に混じって歩き切ってくれた)

小中学校前を通り過ぎ、虹山団地内のバス通りに向けて一旦下る。

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〈写真〉小中学校前を通り過ぎて坂道を下る、9時25分
(正面に福王寺山を見る―広島湾岸トレイルコースの一部である)

虹山団地内のバス通りを左折して、螺山登山口に向かう。

広島湾岸トレイルは、福王寺山(福王寺)から南西向きに下りてくる。そして、虹山団地を横切って登り、螺山登山口に向かう。

したがって、バス通りの〈右手〉から団地内を上がってくる。今日は、そのときにバス通りを横切る地点に合わせて〈左折〉をした。ほんの少し遠回りをしたことになる。

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〈写真〉虹山団地内のバス通り(左折地点)、9時45分
(正面に見える福王寺山から螺山登山口に至るには、団地内のバス通りを画面向こう側(下)からこちら側(上)に横切って登る)

団地内の写真(複数)及びコース説明は、前回5月28日山行記参照のこと。

螺山に登る

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〈写真〉螺山登山口、9時50分

湯の山霊泉から山道への入り口にゴミが散乱している。まずはここを片付けて前に進む。

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〈写真〉木橋を渡る、10時15分

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〈写真〉支尾根に乗る、10時17分

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〈写真〉主尾根に乗る、10時47分

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〈写真〉主尾根に乗り、主尾根を外さないようにやや左に振る、10時47分

かなりペースダウンしながら、螺山山頂到着。三角点写真無し。螺山で昼食。昼食後、茶臼山登山口に向けてゆったりと下る。

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〈写真〉安佐北大橋を見下ろす、12時11分

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〈写真〉白木山系を見る、12時18分

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〈写真〉崩落地点、12時21分

集落から少しばかり幅広の道(未舗装ながら車進入可)が山の中に延びている。そして、その終端部辺りの林の中にゴミが散乱している。正に「林道のある所ゴミ有り」を地で行っている。今日の趣旨に沿って、片手で簡単に拾い上げることのできる空き缶などだけを片付ける。そのほかのゴミ収集は今後の課題である。

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〈写真〉螺山登山口、12時41分
(クマ出没のお知らせ)

茶臼山に登る

団地内を移動して、茶臼山登山口に至る。体調不良にて1名リタイア(付き添い1名有り)。ここから、JRあき亀山駅に向けて車道を下ってもらう(無事帰宅)。

そのほか、詳しい山行写真はほかの山行記参照のこと。

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〈写真〉茶臼山登山口、12時45分

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〈写真〉茶臼山三角点、13時19分

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〈写真〉茶臼山登山口手前、14時10分

JRあき亀山駅まで歩く

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〈写真〉太田川の向こうに白木山系を見る、14時48分
(JRあき亀山駅に向けて歩く途中。道幅の狭い箇所が幾つか有り、歩行には細心の注意が必要である)

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〈写真〉JRあき亀山駅手前、15時03分
(南の方角に、北阿武山534.0mを見る)

ツキノワグマはヒトを食べるか(今日の話題その1)

螺山ではクマ(ニホンツキノワグマ)は最近も目撃されているようである。先日(5月28日)、地元の方に聞いた話である。その方の言うには、少し離れた位置関係でクマとにらめっこになった。目をそらさずにいたらクマの方から去っていったという。なお、螺山の山中にクマ棚があるという話は以前聞いたことがある。

以下続き:「クマ目撃情報多発:広島市内及び隣接市域でも」
https://hyakuzan.akimasa21.net/thibetanus-sightings

三角点の正面は南を向いているか(今日の話題その2)

茶臼山の三角点の正面(標字面)はほぼ南を向いている。そのほかの多くの三角点でも南向きになっていることが多いように感じる。そこで、山頂でガスった場合などは三角点を見よ(三角点がそこにあればの話だが)という話になっているのであろう。

これに真っ向から反対するのが、西中国山地の聖書とも言える桑原良敏『西中国山地』溪水社(1997年復刻版有り)である。桑原は「筆者も山頂三角点の標字面の方向をチェックしているが正確に南を向いているのは2/3もない」(山行メモ 三角点)p.61としている。

「三角点の標字面は南に向けられている」という話が都市伝説かどうか、広島湾岸トレイル上の三角点だけでも「自分自身で調べる」ことが肝要だろう。

なお、標字面が正確に南を向いているかどうかは設置者の性格による、なんてことも言われているようだが果たしてどうであろうか。「点の記」というものがあり、測量者の名前については確認することができる。

国土地理院は、地球上の位置の基準を定めるために、国家基準点(三角点や水準点)を整備(国土交通省国土地理院ホームページより)している。

点の記とは、国家基準点(三角点、水準点)ごとに、点名、所在地、設置年月日、選点者、観測者、そこに至る順路と略図等を記載したもの(剱岳点の記コーナー/日本測量協会ホームページより)である。

点の記は、Web上の基準点成果閲覧サービス(国土地理院)で見ることができる。
(以下、思い出の「焼杉山三角点」1225.2mの場合)

基準点成果閲覧サービス(国土地理院)を立ち上げる
ユーザー登録(国土地理院の個人認証システム変更あり、2011年10月31日より)
基準点検索入口→同意する(検索画面へ)→ログイン
索引図(全国)から、広島→三段峡(野入)を選択する
焼杉山の三角点1225.2mが表示される縮尺に変更する
配点図>>「基準点数」の中の「表示」をクリックする
画面上にある三角点(複数個の場合あり)の位置が、地図上に別途表示される
配点図>>「地図操作」の中の「選択」をクリックする
別途表示された三角点の位置でダブルクリックする
基準点詳細が表示される
その中に「点の記」(PDFファイル形式)があれば、ファイルを開いて閲覧できる

最近では、ほとんどの三角点にICチップが埋め込まれている(今日の話題その3)

最近、三角点の上面に丸いチップが埋め込まれているのに気付く。ICチップが埋め込まれているのだという。その意義や使い方などについては勉強中。

GPSの精度がものすごく高くなるらしい(今日の話題その4)

政府の準天頂衛星みちびき2号機を搭載したH2Aロケット34号機が6月1日午前9時17分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。来年度から高精度な位置情報が得られる4基体制で本格運用を開始するという。

現在のGPS(米国製)は誤差10mとも言われている。実際に山の中で使う感じでは、誤差は通常2mくらいに収まっているが、一度一方に狂うとなかなか修正してくれなくて困ることが多い。

これに対して、国産GPS衛星の誤差は6㎝というからすごい。その効能の一例として、この衛星を使った場合を想定した大規模農業実験についてのテレビ放映を見た。無人大型トラクターを正確な位置でコントロールしながら、蛇行することなく真っすぐ走らせることができるので、大規模農業の展開が可能になるという。

以上、茶臼山山頂で談論風発、楽しい山行に花を添えた。

2010年10月23日

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JR白木山駅~〈白木山~押手山縦走〉~桧山集落
(出発:JR白木山駅―芸備線、帰着:大林バス停~JR可部駅―可部線)

2010年10月23日(土)、単独

2010年9月~11月、再び懲りず〈白木山~押手山縦走〉~桧山集落に挑戦、今日(10月23日)は5回シリーズの第3回目である。(なお、12月4日に再確認登山有り)

押手山から「広島市の山を歩く(下巻)」のコースを下り、桧山集落に至る。さらに、野平谷集落を経て国道54号線まで下る。

白木山から押手山を経て桧山まで下った。押手山~桧山間を歩くことは私の長年の懸案事項であった。今日それをやっと何とか解決することができて満足。

先日来(9月16日、10月10日)、白木山~押手山~桧山縦走(「ひろしま百山」pp.122-123)に再び挑戦してきた。2005年以来のことである。しかし、どうしても押手山から桧山まできちんと下ることができない。

もうここに来ることはないかもしれないと考えたが、何だか気になり今年三度目の正直を狙う。

なお、後日(12月4日)改めて桧山上部を歩き、廃車道終端部付近が、地形図黒実線どおり谷の左岸にあったことを確認した(下記本文参照)。

レンズ付フィルム「写ルンです」を使ってみた

・カメラの製造元:NORITSU KOKI
・プログラム名:QSS-32_33 702S001 2008.10.27
・大きさ:3091ピクセル×2048ピクセル
・サイズ:2.45M

参考資料:

  • 田部戒自著「広島市の山を歩く(下巻)」(2005年11月発行)
    地図p.44(概要p.140)
  • 広島県山岳連盟監修「ひろしま百山」中国新聞社(1998年10月発行)
    白木山p.122
  • 山歩きと山野草のページ(守田さんWeb)
    押手山~桧山ルートについて実地にくわしく検討している

このページの目次です

今日のコース&コースタイム

JR白木山駅8:50-登山口8:56-一合目(経尾山)9:03-経納ヶ段09:07-二合目(馬ノ背)09:12-穴地蔵9:15-展望09:23、9:27-三合目(獅子ノ門)09:34(左分岐あり?)-釈迦ノ段9:38-左分岐9:40-四合目(勢至観音、別当松)09:45、09:47-五合目(天主の段)09:52-六合目(桜ノ馬場)、ヘリポート?10:00-右分岐あり-水場10:13、10:16-九合目-白木山10:36、11:26-分岐(左前方へ)11:28-分岐ケルン11:35-743m11:52-右分岐点(標高700mくらい)11:58-小ピークの北端(海見山を見る326度)12:05-押手山下鞍部十字路12:10、12:18-押手山12:31、12:38-道迷い復帰(分岐)12:48-660m台(左下に桧山集落)12:50、12:56-谷13:09、13:11-押手山林道13:16、13:18-(左岸を下る)-右岸を下る13:27-廃車道13:46-幅広の廃車道13:48-未舗装林道にぶつかる(右へ)13:52-自動車道-(ほんの少し左へ行く)-白木別れバス停13:55、13:58-バス停大林着15:00

  • JR白木山駅(6分)登山口(27分)最初の展望地(25分)五合目(21分)水場(20分)白木山
     小計1時間46分(展望4分、水場3分を加える)
  • 白木山(9分)ケルン分岐(17分)743m(6分)右分岐点(12分)鞍部十字路(13分)押手山
     小計1時間05分(鞍部8分を加える)
  • 押手山(7分)660m台(13分)谷(7分)押手山林道(30分)廃車道(9分)桧山(白木別れバス停)
     小計1時間16分(道迷い5分、660m台6分を加える)
  • 桧山(1時間02分)大林
     小計1時間02分
  • 総合計5時間20分
     (押手山7分、桧山3分を加える、白木山50分を除く)

白木山~押手山~690m台(道迷い、注意)~660m台

JR白木山駅から順調に白木山に登る。昼食後、今日も押手山をめざす。押手山までも順調である。

押手山の先の690m台でちょっと道迷いをした。ここは注意を要する箇所である。(GPS軌跡にも表示されている)

まず、押手山(706.8m)から北東向きに、小さな鞍部(680m台)まで下る。そして690m台に乗って、さらに北東向きに660m台(皆伐地帯最高点)に向けて少し急下る。

地形図を一見すると、押手山~660m台は一貫して北東向きを行くように読み取れる。しかし、その手前の690m台コブでは、尾根は左から右(北東向きから東)に小さいが確実に変化している。したがって、690m台ピークから素直に尾根を追っていくと、690m台から派生する東南向きの尾根に入り込んでしまう。

690m台から660m台に至るには、690mピークで意識して北東向きの尾根をさぐる必要がある。実際には、690mピークから左手に少し急下る。

660m台~桧山集落をどう下ろうか迷う

押手山北東にある660m台尾根を追って北向きに下れば、桧山集落に至るという。ポイントは、540m前後に二股の尾根があり、そこを左に下ること(守田さんWeb)。後日注:GPS軌跡では、二股尾根の分岐は標高550mくらいである。

さて660m台尾根には、ケーブルを巻きつけた跡のある大きな切り株がある。伐採した材の積み下ろしに利用したものと思われる。そして、左下に桧山集落を見る。

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〈写真左〉
660m台尾根

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〈写真右〉
右手の若い植林地に沿って、尾根上に高い網のフェンスが張ってある

さて、今日はフェンス沿いに尾根コースを下ってみるつもりだった。しかし、やはり田部著書の谷コース(二万五千分1地形図の黒破線)が気になる。すぐに尾根を離れ、左手に巻きながら谷まで下った。

GPS軌跡には、そのあたりの気持ちの迷いがはっきりと出ている。以下で、その時の行動をまとめておくと次のようになる。

まず、標高650m台では、地形図黒破線に沿って北からやや西向きに下っている。

そして、標高650m前後から、北東(主尾根の向き)に進路を変えて少し行く。当然、黒破線からは遠ざかることになる。

その後、標高630m~640m前後で西に反転する。標高640m前後で黒破線とクロスして、そのまま谷底(標高600m台)に向けて下っている。

なお、この付近の本来の主尾根(フェンス沿い)は、10月30日と11月03日の両コース(ほとんど同一)の位置にある。(GPS軌跡では、一番東側の分)

ところで10月10日にも、押手山林道までは今日(10月23日)とほぼ同じコースを下っている。

GPS軌跡をみると、10月10日には、660m台~650m台尾根を地形図黒破線に沿って標高630m前後まで下っている。そしてそこから、地形図黒破線の右側(東側)に回り込んだため、かなりの急斜面を下るはめになってしまった。

谷底まで急斜面を下る

さて今日(10月23日)は、尾根途中から谷に向かって西向きに下る。やがて左手眼下に、青い草で覆われた小さな沢が見えてくるようになる。急斜面を下って沢(標高600m台)に降り立つと、小石がゴロゴロしている。

20101023-131001.jpg

〈写真左〉
この谷こそ、地形図記載の押手山~桧山ルート(黒破線~黒点線)で間違いない

20101023-131302.jpg

〈写真右〉
荒れた谷を下る

今日のその後のGPS軌跡は、おおむね黒破線~黒実線に沿って桧山集落まで下っている。ほんとうは、右へ左へとかなりブレて歩きまわっているのだが、お化粧をして、できる限り地形図表示に合うように修正した。どのみち現地で判断をしなければならないのだから。(GPS軌跡は、一番左(西側))

途中で、押手山林道を横切る

谷を北向きに下り、押手山林道(標高560m前後)に降り立つと、そこに小さな橋がかかっている。見覚えのある橋である。10月10日に見た橋で間違いない。

20101023-131601.jpg

〈写真左〉
林道には、見覚えのある小さな橋が架かっている

押手山林道は、この辺りでは地形図に表示されていない。林道を右手に少し行けば、林道終端部(標高570m台)である。そこには、かつて営林署の小屋があったようである。

今日(10月23日)はここで林道を渡り、もう一度同じ谷に入ってさらに下る。

ところが、10月10日には、その谷が地形図黒破線(桧山下山道)だと気づくことはなかった。そして、押手山林道をそのまま左手(西向き)に下った。途中では、押手山手前の鞍部十字路から下りて来る踏み跡(9月26日走破)を、左手から吸収(標高320m台)して、高屋集落~国道54号に至った。

谷沿いを廃車道に向けて下る

今日(10月23日)は、林道を横切り谷沿いをさらに下る。谷は上部よりも荒れており、少し大きな岩がゴロゴロしている。

20101023-131901.jpg

〈写真右〉
林道を横切り同じ谷をさらに下る
まず、林道から、崩れやすいガレ場を慎重に谷底まで下る

さらに下って、谷の左岸にある平坦な地点(標高490m前後)に至る。ここが、廃車道終端部(地形図黒実線の終端部)と思われるが、はっきりとは分からない。

20101023-134602.jpg

〈写真左〉
廃車道終端部と思われる平坦な地点(谷の左岸)

なお、11月03日には、この谷の〈右岸〉にある東側尾根を下ってこの付近に降り立った。しかし、谷の〈左岸〉にある平坦な地点(標高490m前後)を通ったかどうか定かではない。

廃車道を経て、桧山集落に下る

標高470mくらいから桧山までは、今日(10月23日)と11月03日では、ほぼ同じコースを下ったと思われる。したがって、標高470m前後から下方では、GPS軌跡2回分を合わせて1本の軌跡として作図した。

さて、今日(10月23日)のGPS軌跡に戻ると、廃車道終端部の下方で標高470mくらいから標高440m台までは、地形図黒実線からやや離れて、その東側の河原を下っている。この間は、廃道があるようなないような状態で、確かなことは分からなかった。

GPS軌跡が再び黒実線に乗るあたり(標高440m台)が、明瞭な廃車道終端部と思われる。その後は、歩きやすい道で桧山集落まで一気に下った。

なお、明瞭な廃車道終端部(標高440m台)に入り、少し下った地点の尾根突端(標高440mくらい)で、尾根筋の下山コース(10月30日走破、一番東側のGPS軌跡)を吸収する。

後日注:

12月4日に改めて、この辺りを下って検討した。その結果、廃車道終端部(標高490m前後)~明瞭な廃車道終端部(標高440m台)の間には、地形図黒実線の位置(谷の左岸)にかつて車道があったことを確認した。

ただしその間の一部は、倒木やがけ崩れで埋没している。そのため、10月23日と11月03日には、そこを避けて河原を下らざるを得なかったのである。

さて、廃車道を下ると、やがてしっかりとした林道にぶつかる。右折して下ると簡易舗装道に入り、一軒家を右に見てさらに下る。

20101023-135401.jpg

〈写真右〉
右に一軒家を見て通り過ぎたあたり

前方遠くに桧山の集落を見る。すぐ先に舗装道路があり、T字路を右にほんの少し行けば、「バス停白木分れ」がある。逆に、左に下れば、野平谷集落を経て国道54号線に至る。

レンズ付フィルム「写ルンです」を買う

カメラを忘れた。駅の売店で「写ルンです」を買った(1,000円少々)。27コマのうち25コマを当日写して写真屋に持って行った。プリントした写真はいらないので、現像したものをCD-Rに焼き付けてもらった(1,000円足らず)。待ち時間は約3時間であった。

レンズ付フィルムは、今や「使い捨てカメラ」ではない。「写ルンです」誕生の地、富士フイルム株式会社神奈川工場では、2006年に、第5回「日本環境経営大賞」/環境価値創造部門環境連携賞を受賞している。

「この商品の大きな特長は、循環型の商品である点です。皆様のもとで使い終った「写ルンです」は回収され、当社の循環生産工場で高品質なリサイクル技術により再び新しい「写ルンです」に生まれ変わります。この循環生産工場を支えるため、回収率をあげる施策、リサイクル設備の自動化、リサイクルしやすい製品設計改善等を積み重ねてきました」(同社ホームページより)という。

さて当日の25コマのうち数枚は光量不足であった。いずれも光りの届きにくい樹林帯の中で写したものである。性能が上がったとはいえ、「写ルンです」の規格上、そこそこのシャッタースピードと「暗いレンズ」の組み合わせになるのはやむを得ないことなのであろう。

この写真にはExifデータが全くない。
日付情報を埋め込む必要がある。
後日作業のこと
そして、GPSの時刻表示はまたしてもデタラメ
ただし、経過時間、緯度経度は正確なので
ノートの記録と突き合わせれば、何とかなるだろう

2010年10月30日

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JR白木山駅~〈白木山~押手山縦走〉~桧山集落
(出発:JR白木山駅―芸備線、帰着:白木分れバス停・バス乗り継ぎ~JR可部駅―可部線)

2010年10月30日(土)、単独

2010年9月~11月、再び懲りず〈白木山~押手山縦走〉~桧山集落に挑戦、今日(10月30日)は5回シリーズの第4回目である。(なお、12月4日に再確認登山有り)

先週(10月23日)に引き続いて、白木山から押手山を経て桧山集落まで下る。

先週は、白木山~押手山から650m台に至り、その後「沢沿い」に桧山集落まで下った。ほぼ二万五千分1地形図記載(黒破線~黒実線)のとおりである。つまり、田部戒自著(下記)に記載のコースとほとんど同一ということになる。

そして今週は、白木山~押手山~650m台辺りまでは、先週と同一コースである。そして、その下側では、先週の「沢沿い」に対して、今日は最後の最後まで「尾根を追って」下った。

ところで、「ひろしま百山」(下記)にも、白木山~押手山~桧山縦走路について記載がある。しかし、押手山北東の650m台あたりから桧山までの記述(略地図も含めて)はほとんどない。

唯一、「崩れかかった営林署の小屋まで来ると、大林の桧山集落もすぐだ」(同書p.122)という記述があるのみである。しかし、これだけでは、営林署の小屋の位置、及びそこから桧山まで具体的にどこを通って下るのか全く見当がつかない。

「ひろしま百山」に記載のコースは、桧山上部でも、地形図のコース(つまり田部著書とほぼ同等、沢沿い)を下っているのであろうか。あるいは、地形図のコースを離れて、尾根を追って行くのであろうか。

「山歩きと山野草のページ」(下記)では、押手山北東の650m台あたりから下側でも、あくまでも尾根を追って下っている。たぶんそれが、「ひろしま百山」記載のコースと同一のものと思われる。

今日は、その「尾根」コースを歩いてみることにした。

参考資料:

  • 田部戒自著「広島市の山を歩く(下巻)」(2005年11月発行)
    地図p.44(概要p.140)
  • 広島県山岳連盟監修「ひろしま百山」中国新聞社(1998年10月発行)
    白木山p.122
  • 山歩きと山野草のページ(守田さんWeb)
    押手山~桧山ルートについて実地にくわしく検討している

このページの目次です

今日のコース&コースタイム

JR白木山駅8:42-登山口8:48、8:49-一合目(経尾山)8:56-経納ヶ段09:00-二合目(馬ノ背)09:05-穴地蔵9:12、9:17-展望09:19-三合目(獅子ノ門)09:27、09:29(左分岐あり?)-釈迦ノ段-左分岐-四合目(勢至観音、別当松)09:38-五合目(天主の段)09:43、09:45-六合目(桜ノ馬場)、ヘリポート?09:52-水場10:04、10:08-九合目-白木山10:29、10:45-分岐(左前方へ)10:46-分岐ケルン10:54-平地10:59-743m11:13、11:18-右分岐点(標高700mくらい)11:24-小ピークの北端(海見山を見る326度)11:29-押手山下鞍部十字路11:34、11:38-押手山11:51、11:56-分岐12:01-660m台(左下に桧山集落)12:03、12:16-沢探索12:20-再び尾根12:27-小コブ12:28-営林署小屋跡?12:39、12:44-探索12:52-再び二股ピーク12:58-未舗装林道13:09-右前方に入って水路13:12(1~2分のロス)-再び未舗装林道13:15-林道右折13:16-バス停白木分れ13:19

  • JR白木山駅(6分)登山口(30分)最初の展望地(24分)五合目(19分)水場(21分)白木山
     小計1時間47分(登山口1分、五合目2分、水場4分を加える)
  • 白木山(9分)ケルン分岐(19分)743m(6分)右分岐点(10分)鞍部十字路(13分)押手山
     小計1時間06分(743m5分、鞍部4分を加える)
  • 押手山(7分)660m台(16分)営林署小屋跡、押手山林道(8分)二股ピーク(11分)未舗装林道(10分)白木分れバス停
     小計1時間10分(660m台13分、小屋跡5分を加える)
  • 総合計4時間37分(全ての時間を含む)
     (白木山16分、押手山5分、沢探索7分、二股探索6分を加える)

押手山から北東向きに下る

押手山から北東の方角に、660m台まで下る。そこから尾根を見下ろすと、右手東向きの谷はまだ若い植林帯となっており、その周りをフェンス(網製)で囲ってある。桧山集落が尾根の右手下方に見えている。

20101030-120901.jpg

〈写真左〉
660m台から、右手のフェンス(網製)越しに若い植林帯を見る
そして、画面中央に桧山集落を見下ろす

今日はそこから、地形図黒破線(谷コース、10月23日走破)の東側尾根を、北東向きに下る。

谷コースをちょっと確かめてくる

ところで、改めて地形図掲載の谷コース(黒破線)を詳しくみてみよう。すると、押手山北東の660m台~650m台から、北西の方角に小尾根(枝尾根)を下り、標高580~590m辺りで谷底に降りている。

10月10日、10月23日にこの小尾根を下った感じでは、ここに登山道があったとはとても思えない。それほどきつい勾配であった。

「広島市の山を歩く(下巻)」では、この谷コースを下から登っている。確認すると、最後まで谷を詰めて、650m台~660m台のくびれ「馬の背植林尾根」(同書概要p.140)に登りついている。若い植林帯の最上部(660m台)を、ほんのわずかに北側(桧山寄り)に下った辺りである。

そのことを確かめるため、今日は、「650m台~660m台のくびれ(馬の背植林尾根)」から谷底(標高630m前後)まで下り、沢沿いをほんのちょっと遡ってから、尾根まで引き返した。GPS軌跡にもそのことが表現されている。

20101030-122734.jpg

〈写真右〉
尾根左手の谷底(標高630m前後)を見学してくる

ここの部分の勾配もかなりきついものではある。しかし、谷コース上部のルートは、今日登り下りしたルート、すなわち標高630m前後と「650m台~660m台のくびれ」を結ぶものであったと考える方が妥当と思われる。田部著書のいう「馬の背植林尾根」から登り下りするルートである。

押手山林道終端部に降りる

尾根上をフェンスに沿って、北東向きにさらに下り、押手山林道(地形図未記載、標高570m台)終端部の上部に至る。そこは崖になっており、設置された木製の梯子を使って、ちょっとした広場に降り立つ。ここに、かつて営林署小屋があったと思われる。

20101030-124500.jpg

〈写真左〉
木製の梯子を伝って林道に降りる
画面の左手(東側)には、若い植林帯が続いている

なお、今日(10月30日)のこの辺りのGPS軌跡を見直すと、標高650m台からほんの少しの間、地形図黒破線に沿って北に行っている。そして、それから進路を右(東向き)に修正して、一番右(東側)のGPS軌跡と合流している。

この一番右側のGPS軌跡が、660m台から続くフェンスに沿って下る(11月03日走破)ルートである。つまり今日は、右手の谷を見学した後で尾根に復帰してからしばらくして、フェンスから少し離れた位置を下っている。そしてその後、フェンス沿いに戻って林道まで下ったことになる。

20101030-124510.jpg

〈写真右〉
この広場に、かつて営林署小屋があったのだろうか

20101030-124523.jpg

〈写真左〉
ここから、押手山林道が高屋集落に向けて下っている。

なお、ここら辺りの押手山林道上部は、地形図未記載である。林道が地形図に記載(黒実線)されるのは、標高330m前後から下である。そしてその地点で、押手山手前鞍部からの下山道(地形図黒破線、2010/09/26走破)を吸収する。

押手山林道~550m台(右の尾根へ)

今日(10月30日)は、林道を横切り、さらに少し下の標高550mくらいまで、同じ尾根上を下る。ここでもフェンスが続いている。後日注:ここまでは、11月3日とほぼ同一のコースである。

標高550m台で尾根が二股になっている。左に小尾根を分けて、右の尾根を下る(実は、ほんのちょっと左に行きかけている)。フェンスはさらに続いている。後日注:11月3日には、この二股を左折して小尾根を下り、地形図記載の谷コース(黒破線~黒点線)に降りている(GPS軌跡あり)。

標高540m台で一度左折して、ほんの小さな尾根を北西に少し下り、標高530m付近から引き返す。その理由は、右手に少し大きな尾根が見えており、今日の本命はそれではないかと考えたためである。

20101030-125609.jpg

〈写真右〉
今日は、あくまでも尾根を追って下る

実はこのあたりは、「山歩きと山野草のページ」(守田さんWeb)を参考にしながら、下山ルートを探っている。しかしながら、その中で左折地点がどこだったかうろ覚えのまま行動したため、行きあたりばったりの結果となってしまった。

標高540m台まで引き返してから、再び元の尾根を北東向きにほんのちょっと下る(標高530m台)。尾根はそこから北西に向きを変えるので、すなおにそれに従う。

尾根を追って、明瞭な廃車道まで下る

幅広の植林帯を下る。尾根を突端まで下ると、明瞭な廃車道(地形図黒実線、標高440mくらい)に出る。ただし、その位置は、明瞭な廃車道の終端部(10月23日走破)よりも桧山集落側である。

20101030-131508.jpg

〈写真左〉
歩きやすい植林帯を下り、明瞭な廃車道に出る。写真は、今下りてきた尾根を振り返ったところ。

今日歩いた感じでは、最後の尾根上は歩きやすいものの、昔からの踏み跡があるようにも思えない。ここが「ひろしま百山」のコースかどうか、多少の疑問が残る。帰ってからもう一度、資料をきちんと確かめてみよう。後日注:11月3日走破のコースを、「ひろしま百山」の押手山~桧山コースと推定した。

さて、桧山集落に下る途中で、右にそれて東向きに行ってしまい、水路のような所にぶつかる。左折して北向きに行き廃車道に復帰する。GPS軌跡では、標高430m~420m付近にそのことが示されている。

「バス停白木分れ」からバスに乗る。先客が一人二人あったかどうか。途中から二人くらい乗り込んでくる。バス停でなくとも手を挙げると止まってもらえるらしい。国道54号線でバスを乗り換えて、JR可部駅(可部線)まで行く。

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2010年11月03日

Akimasa Net
ひろしま百山(私の踏跡)>> 広島湾岸トレイル >> 白木山トップページ

JR白木山駅~〈白木山~押手山縦走〉~桧山集落
(出発:JR白木山駅―芸備線、帰着:白木分れバス停・バス乗り継ぎ~JR可部駅―可部線)

2010年11月03日(水)、単独

2010年9月~11月、再び懲りず〈白木山~押手山縦走〉~桧山集落に挑戦、今日(11月3日)は5回シリーズの第5回目である。(なお、12月4日に再確認登山有り)

ここのところ今日も含めて5回ほど集中して、白木山~押手山~桧山集落縦走を試みた。そのうち後半3回(今日を含む)では、実際に白木山から押手山を経て桧山まで下った。

今日は、押手山から「ひろしま百山」のコース(推定)を下った。

参考資料:

  • 田部戒自著「広島市の山を歩く(下巻)」(2005年11月発行)
    地図p.44(概要p.140)
  • 広島県山岳連盟監修「ひろしま百山」中国新聞社(1998年10月発行)
    白木山p.122
  • 山歩きと山野草のページ(守田さんWeb)
    押手山~桧山ルートについて実地にくわしく検討している

このページの目次です

今日のコース&コースタイム

JR白木山駅(標高60m台)8:44-登山口(標高100m前後)8:50-一合目(経尾山、標高150m台)8:58-経納ヶ段(標高180m台)9:03-二合目(馬ノ背、標高220m台)9:10-穴地蔵(標高260m台)9:13-左折9:18-展望(標高320m台)9:22、9:26-展望(標高340m台)9:28-三合目(獅子ノ門、標高390m台)9:34-釈迦ノ段(標高430m台)9:38-四合目(勢至観音、別当松、標高490m前後)9:44-五合目(天主の段、標高538m)9:49-水場(標高700m前後)10:09、10:13-八合目(標高740m前後)10:18-九合目(標高800m前後)10:25-白木山(標高889.3m)10:36、11:29-分岐ケルン(標高800mくらい)11:38-743m11:56、11:59-右分岐点(標高700mくらい)12:04-鞍部十字路(標高610m台)12:12-押手山(標高706.8m)12:24、12:28-660m台12:35-営林署跡(標高570m台)12:43-尾根分岐(左へ、標高550mくらい)12:46-沢近く(標高490mくらい)12:57-河原(標高470mくらい)13:00-廃車道(標高440mくらい)13:05-林道左折点(標高410m台)13:09-バス停白木分れ(標高390mくらい)13:12

  • JR白木山駅(6分)登山口(32分)最初の展望地(23分)五合目(20分)水場(23分)白木山
     小計1時間52分(展望4分、水場4分を加える)
  • 白木山(9分)ケルン分岐(18分)743m(5分)右分岐点(8分)鞍部十字路(12分)押手山
     小計55分(743m3分を加える)
  • 押手山(7分)660m台(8分)営林署小屋跡、押手山林道(3分)550m台分岐、左へ(14分)河原(5分)廃車道(7分)バス停白木分れ
     小計44分
  • 総合計3時間35分
     (押手山4分を加える、白木山53分を除く)

白木山から押手山方面に向けて下る

20101103-113000.jpg

〈写真〉白木山下山口(桧山方面)

20101103-113128.jpg

〈写真〉桧山林道に下る幅広の道(右)との分岐。
左に尾根を追って、せまい踏み跡をたどる。

20101103-122447.jpg

〈写真〉押手山三角点
画面の正面前方に、踏み跡を追う

「ひろしま百山」のコース(推定)を下る

押手山から北東の方角に、660m台まで下る。右手東向きの谷はまだ若い植林帯となっており、その周りをフェンスで囲ってある。北東の方角を見下ろすと、桧山集落が見えている。

尾根上をフェンスに沿って、北東向きにさらに下り、押手山林道終端部(営林署小屋跡、標高570m台)に降りる。

20101103-124352.jpg

〈写真〉木製の梯子を伝って、押手山林道に降り立つ

押手山林道を横切り、さらに少し下の標高550mくらいまで、同じ尾根上を下る。ここでもフェンスが続いている。そしてここまでは、10月30日と同じコースである。(GPSログでは一番東側の分)

標高550m台で尾根が二股になっている。右の尾根は、10月30日に下っている。今日は、左の小尾根を下る。尾根上には、枝打ちされた小枝が敷き詰められており、踏み跡は不鮮明、極めて歩きにくい。

20101103-124715.jpg

〈写真〉標高550m台コブ付近

それでもなんとか河原(右岸、標高490mくらい)まで下る。その河原の左岸に、廃車道終端部(地形図黒実線終端部、標高490mくらいと推定)があるはずだが、踏み跡すら定かでない。

20101103-125726.jpg

〈写真〉なんとか河原まで下る

ここら辺りの河原は、10月23日に一度通っている。その時は、ここまで地形図黒破線(谷コース)に沿って上から下ってきた。そして、廃車道終端部らしき平坦な箇所(左岸)を通った。

今日(11月03日)は、標高470mくらいから下では10月23日と同じコースを下ったものと思われる。そして、標高440m台の明瞭な廃車道終端部(地形図黒実線上)から下は間違いなく同じコースである。

明瞭な廃車道終端部(標高440m台)から少し下ると、標高440mくらいの尾根突端で、尾根筋の下山コース(10月30日走破、一番東側のGPS軌跡)を吸収する。ちなみに、この尾根筋は植林帯で歩きやすいものの、そこに踏み跡のようなものは確認できなかった。

そうしたことから、今日下った尾根から廃車道終端部~桧山に至るルートが、「ひろしま百山」のコースであったと推定した。ただし、確実な根拠は何もない。

後日注(2010/12/04):

12月4日に改めて、この辺りを下って検討した。その結果、廃車道終端部(標高490m前後)~明瞭な廃車道終端部(標高440m台)の間には、地形図黒実線の位置(谷の左岸)にかつて車道があったことを確認した。

ただしその間の一部は、倒木やがけ崩れで埋没している。そのため、10月23日と11月3日には、そこを避けて河原を下らざるを得なかったのである。

20101103-130538.jpg

〈写真左〉明瞭な廃車道終端部付近
この付近から上で、廃車道は谷の左岸に向きを変えている

さて、今日は白木山から少し飛ばしたので、桧山集落からのバスに間に合った。なお、今日は最後まで乗客は私一人のみ。

今日の道中記

花のトリオに追われる

JR白木山駅で降り、GPSをセットして歩き始める。登山口までに花のトリオを追い抜く。ゆったり登っていると、後ろからその方たちの話声が聞こえてくるようになる。どうもペースが違うようだ。五合目から水場でついに追いつかれる。その方たちが水源の方にまわったので、山頂では私の方が先着する。

山頂で聞くともなしに聞いていると、「今日は1時間40分、冬場ならば1時間半で十分」といった勢いのよい話が聞こえてくる。駅からではなくて登山口からという意味だろう。

その方たちは、押手山に向けてすぐに出発された。私の今日の目標も、押手山~桧山である。ゆっくり食事をした後、かなりのスピードで追い上げたが、再び遭遇することはなかった。押手山の後はどこから下山されたのであろうか。

山頂のベテランさん

山頂では、ベテランさんが白木山からの展望について、登山者ごとに語って聞かせている。私が今年の9月26日にさんざん考えてまとめあげた展望記の内容(2010/09/26山行記参照)と同じことをすべてそらんじている。

広島・山口・島根県境の山々から、本州四国連絡道路の尾道・今治ルート(西瀬戸自動車道)が通る因島や大三島の山々まできちんと見据えている。

あるいは、三瓶山(島根県)がかろうじて見えているというので、望遠鏡(壊れている)の設置してある櫓に自ら登って紹介している。感心することしきりである。

その他

登山道が、五合目の538mピーク(地形図黒破線上)よりやや北西側を通過していることに初めて気付く。登山道右手(東側)が少し盛り上がっており、そこが538mピークであった。

デジカメのことなど

カメラ内蔵時計が狂っている

カメラ内蔵時計が全体的に5分進んでいた。直前に調整しておいたにもかかわらず、どうしてだろうか。とりあえず、「ExifFileOpe」を使用して、ちょうど5分修正した。(秒差までは修正していない)。そしてその後で、「ファイル名変更君」を使って、Exif情報をファイル名に反映させた。

「ExifFileOpe」のキャッチフレーズは下記のとおりである
・Exif情報から日時やファイル名を一括変更
・時差や設定ミスによる撮影日時のズレも簡単修正、フォルダ振り分けも

つまり、「ExifFileOpe」で一連の作業がすべて可能なのかもしれない。ただし、「ファイル名変更君」も便利だし、ここのところ少し使い慣れてきたところではある。

ところで、カメラ内蔵時計の時刻表示は、修正しても修正してもすぐに元の時刻に戻ることが分かった。つまり壊れているということか。手近で持込可能ならばメーカーに持って行くのだが、地方には受け付け窓口はなさそうだ。手段を考えなければならない。

2010年10月10日

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JR白木山駅~〈白木山~押手山縦走〉~桧山集落手前
(出発:JR白木山駅―芸備線、帰着:下大林バス停~JR可部駅―可部線)

2010年10月10日(日)、単独

2010年9月~11月、再び懲りず〈白木山~押手山縦走〉~桧山集落に挑戦、今日(10月10日)は5回シリーズの第2回目である。ただし、今日も桧山集落に届かず、桧山集落の上部から押手山林道に入り高屋集落まで下る。

私は、以前(2005年)に何度か白木山~押手山から桧山縦走を試みたことがある。しかし、押手山から桧山集落にきちんと下りたことは一度もなかった。そしてそのことは、私の気懸りの一つとして残っていた。

先月9月26日、久しぶりに白木山~押手山から桧山縦走を試みた。しかし、その時には途中で時間的・精神的にゆとりがなくなり、またもや押手山~桧山縦走を断念した。そして、途中の押手山手前鞍部から押手山林道に下り、高屋集落を経て国道54号線に出た。

今日(10月10日)は、押手山手前鞍部から押手山山頂まで順調にはい上がる。そして、押手山から北東の標高660m台目指して下る。2005年当時の皆伐地帯(現在は植林済み)最高地点である。

そしてそこから、標高570m前後まで下って押手山林道(地形図記載無し)に降り立つ。しかしながら、そこから桧山に下るルートがまたもやはっきりしない。(というよりも、尾根上に続く踏み跡を見逃している)

結局今回も、以前(2005/03/26)と同じく、そこから押手山林道に入り、高屋集落を経て国道54号線に至る。なお林道途中で、押手山手前鞍部からの下山ルート(9月26日走破)と合流する。

参考資料:

  • 田部戒自著「広島市の山を歩く(下巻)」(2005年11月発行)
    地図p.44(概要p.140)
  • 広島県山岳連盟監修「ひろしま百山」中国新聞社(1998年10月発行)
    白木山p.122
  • 山歩きと山野草のページ(守田さんWeb)
    押手山~桧山ルートについて実地にくわしく検討している

このページの目次です

今日のコース&コースタイム

JR白木山駅8:47-登山口8:53-一合目(経尾山)9:01-経納ヶ段09:05-二合目(馬ノ背)09:10-穴地蔵9:13-展望09:23-展望09:26-三合目(獅子ノ門)09:32-左分岐あり9:37-釈迦ノ段-四合目(勢至観音、別当松)09:43-五合目(天主の段)09:50-六合目(桜ノ馬場)-右分岐あり-水場10:14-九合目10:29-白木山10:41、11:41-分岐ケルン11:51-602m方向引き返す11:56、11:57-分岐ケルン12:03-743m12:24-右分岐点(標高700mくらい)12:31、12:32-押手山下鞍部十字路12:44-12:54-押手山13:14、13:23-野平谷方面引き返す13:25-押手山13:27-660m台13:35-尾根をはずれる13:43-押手山林道14:17-押手山鞍部取り付き14:41-14:56-高屋集落15:15-バス停下大林15:46(秒数切り捨て表示)

  • JR白木山駅(6分)登山口(30分)最初の展望地(27分)五合目(24分)水場(27分)白木山
     小計1時間54分(休憩時間少なく、すべて行動時間に含める)
  • 白木山(10分)ケルン分岐(21分)743m(7分)右分岐点(12分)鞍部十字路(20分)押手山
     小計1時間21分(右分岐1分、押手山手前鞍部10分を加える)
  • 押手山(8分)660m台(8分)尾根離れる(13分)押手山林道(35分)押手山鞍部取り付き(19分)高屋集落(31分)国道54号線
     小計2時間19分(野平谷方面探索4分は除く、押手山鞍部取り付き15分を加える)
  • 総計5時間59分
     (分岐ケルン先探索12分、押手山9分、野平谷方面探索4分を加える、白木山60分を除く)

白木山から押手山に向かう

白木山から押手山までは、ほとんど地形図黒破線どおり、尾根を追って北向きに行く。

白木山からすぐの標高810m前後に分岐ケルンがあり、右折して超急下る。その前に、その尾根を西向きに、標高760m前後まで少し探検(2003/03/21以来)してきた。きれいな踏み跡が付いているので、うっかりするとそのまま真っすぐ下って行きそうな尾根道である。(GPS軌跡表示あり)

押手山から、ちょっとだけ野平谷方面を探索する

押手山山頂でまた悪い虫がでてしまった。押手山山頂から桧山下山道(北東の方角)に踏み込むのではなく、北向きに(磁北から332度)野平谷をめざしたのである。前から気になっていたし、面白そうだったから。

こうして押手山から野平谷の方角に踏み込んだものの、踏み跡はすぐになくなり、小灌木に行く手を阻まれるようになる。尾根上の小コブを左右にたどって行けばよいらしいが、根気が続きそうにない。すぐに引き返し、改めて桧山をめざす。(GPS軌跡表示あり)

押手山から北東の660m台尾根に至る

押手山から北東に踏み跡をたどり、690m台を経て660m台コブに至る。660m台には、樹木伐採後の材を下ろすために使用したと思われるケーブルの支柱が残っている。大木の切り株にケーブルを巻きつけたもので、その跡が筋状に深くえぐられている。

20101010-133556.jpg

〈写真左〉
660m台の右手(北~東向き)に展望が開ける。眼下には桧山の集落が見えている。

20101010-133721.jpg

〈写真右〉
660m台から650m台尾根を見下ろす

尾根には、木材の破片などが散乱しており歩きにくい。数年前には、そのような状態の中で、尾根から右手の谷(左岸)を下った。しかし、結局最後は崖になっており、押手山林道までは下ることができなかった。そこでしかたなく、谷の右岸に回り込んで下り、押手山林道までずり落ちた。今回はフェンス(網製)があり、その谷に入ることもできない。

20101010-133848.jpg

〈写真左〉
660m台から北~北東向きに延びる小さな尾根に沿って、右手に背丈より高くフェンスが張ってある。

そのフェンスの向こうに小谷があり、スギかヒノキか、樹高2~3mくらいのたくさんの苗が青々と茂っている。数年前(2005/03/26)には、伐採されたあとで丸裸になっていた箇所である。

後日注(10月30日):
林道の崖に木製の梯子が設置してあり、そこから林道に降りることができる。

660m台尾根を下る

ここで、もう一度「広島市の山を歩く(下巻)」地図P.44(概要P.140)を見ると、桧山~押手山間では、660m台尾根の左手(西側)の谷を詰めて登ってきている。二万五千分1地形図の黒実線~黒破線である。

したがって、ここを逆に上から下るとすれば、途中に「苔むす岩が、ごうろ状になりカラ谷」(同書P.140)になっている小谷があり、廃車道を経て桧山集落へ下る、ことができるはずである。

そこで、標高660m台~650m台から標高630m前後にかけて、地形図黒破線に沿って下った。しかし、あまりにも勾配がきつすぎる。右手(東側)に急斜面を移動(スキーで言えば斜滑降の形)したが、行くべきコースは全くわからない。(GPS軌跡は、3本あるうちの真ん中の分、地形図黒破線のすぐ右(東側))

ここで、地形図記載の谷コース(黒破線)をもう一度見直すと、谷から650m台に登り、660m台尾根を経て押手山に至っている。

しかし、「広島市の山を歩く(下巻)」では、もう少し上まで谷を詰めてから尾根に取り付いている。つまり、650m台~660m台間の尾根くびれ「馬の背植林尾根」(同書概要p.140)に登りついている。皆伐地帯最上部(660m台)の少し下側(北側、桧山寄り)である。

後日(10月23日、10月30日)現地を観察した限りでは、地形図記載の黒破線よりも、「広島市の山を歩く(下巻)」のコースの方が妥当と思われる。

やっとの思いで、押手山林道に降り立つ

さて今日(10月10日)は、しかたなく、急斜面を思い切って北向きに滑り落ちて、なんとか押手山林道(標高560m前後、地形図記載無し)に降り立つ。ここまで来れば、後は以前(2005年)に通ったことがあるので安心である。

20101010-135655.jpg

〈写真右〉
押手山林道(地形図記載無し)に降り立つ
(小さな橋のすぐそば)

なお、この林道を右手(北~東向き)に行くと、先ほど通った660m台~650m台尾根を北東に下った地点(標高約570m)に至る。「ひろしま百山」p.122のいう桧山下山道は、その付近にあるはずだ。しかし、ここから林道を右手にさかのぼって、そのコースをさぐる気力はとてもわいてこなかった。

後日注:

林道に降り立った地点に小さな橋(上記写真参照)がかかっている。後日(10月23日)走破した地形図記載の谷コースは、この小橋の横からさらに谷を下る。しかし、今日(10月10日)は、すぐそこに谷コースがあることには全く気が付いていない。

押手山林道を高屋まで下る

高屋集落に向けて、そこ(標高560m前後)からさっさと押手山林道(地形図記載無し)を左手に下る。

押手山林道の上部(地形図未記載部分)は荒れている。至る所で木々が倒れ、そのまま放置してある。もちろん車の通行不可である(もっとも、かなり下方に車止めがあるので、一般車は進入できない)。

20101010-140230.jpg

〈写真左〉
押手山林道の上部は荒れている

林道の途中には、押手山手前鞍部取り付き(標高330m前後、9月26日の下山口)がある。そこまでまずは西~南向きに下り、さらにそこから北西向きに高屋集落まで下る。

20101010-144132.jpg

〈写真右〉
押手山手前鞍部取り付きは、押手山林道が鋭角にカーブする地点にある(地形図黒実線と黒破線の接点)

写真の正面が押手山手前鞍部からの下山道である。沢の右岸を下っている。押手山林道がその沢を渡る箇所には鉄板が敷いてある。

なお、押手山手前鞍部取り付き(地形図黒実線最上部)付近から下では、土砂を入れてならすなど補修の手が加えられており、先日通った時よりも整備されている。

山では多くの人たちが働いている

高屋集落に至る手前で、山関係の人たちに会った。集落に入ってすぐに別のグループの人たちにも会った。仲間が一つ手前の尾根を下っているとかで、おーい、おーいという声が聞こえている。

20101010-151530.jpg

〈写真左〉
高屋集落に至る

集落に入った所で、「ここに下りるつもりだったのか」と聞かれた。そこで「(白木山から)押手山まで行って、桧山の上を通ってきた」と答えた。ほんとうは、今日は押手山林道を下るつもりはなかったのだけれども、一応は納得してもらえただろう。

なお、白木山山頂で10人くらいの山関係の人たちが休んでおり、私より先に押手山方面に下ったようである。743mを左折したあたりで、食事中の山関係の人たちを追い抜いた。そこまでに、真新しいピンクの長いリボンが、至る所に結びつけてあった。先々週には見なかったものである。この人たちが付けたものであろうか。

山では多くの人たちが働いている。あまりじゃまをしてはいけない。ルートの消滅した押手山~桧山にこだわるのはここまでにしよう。

さて、やや気温は高めとはいえ、雨上がりの休日を楽しむことができて満足。

GPSとデジカメの情報を利用する

デジカメの時刻表示がおかしい

山行後に写真を確認していると、デジカメの時刻が約4分くるっているのに気がついた。朝出かける前に、時報サービス「117番」で合わせたはずなのにどうしてだろうか。このズレをどう調節するか。

Exif修正ソフトが何かないだろうか。インターネットでさがしてみると、川原徹也さん作「Exif情報から日時やファイル名を一括変更(ExifFileOpe)」というのが見つかった。

ダウンロードして、約4分進んでいた時刻を一括して正しい時刻(今回は秒差までは考慮していない)に変更する。なお、プロパティを見ると、更新日時は元のままのようである。

実は、この夏の細見谷渓谷遡行で、同行者のデジカメの時刻が、同様に少しくるっていた。これがあれば、簡単に修正できたはずである。

それはともかく、次に遠雷さん作「ファイル名変更君」(少し前から使用中)を使って、撮影日時を取り込んだファイル名を作成する(例えば、今日の出発時の写真:2010-1010-0847-19.JPG)。確認すると、修正されたExif情報をきちんと取り込んでくれている。

GPSをザックに固定してみた

さて今回、GPS(GARMIN Geko 201、やもりマーク付き)にベルトクリップ(アマゾンモールで購入)という簡単な器具を取りつけ、ザックのトップ部分に固定して使用してみた。

今まではというと、裸のGPSを、左右の手のどちらかに持って移動していた。GPSを手に持つことによって水平を保つようにしていたのだが、ザックにクリップで固定すると水平にはならず、どちらかといえば、垂直に近いかたちになることもある。はたして、これで衛星を正しく捕捉することができるのだろうか。

帰宅後、データをカシミール3Dに取り込んで確認してみると、全コースが途切れることなく正しい位置で繋がっている。白木山山系の樹木の下では、今日のような使い方でも衛星の信号をとらえることができるということであろう。

ところが、これが宮島南部の樹林帯では、手で水平に保ったGPSが衛星を捕捉できない場面がしばしば出てくる。宮島原生林恐るべしである。それにしても、両手が自由に使えるということは非常に便利である。

GPSの時刻表示がおかしい

GPSの軌跡そのもの(経緯度、高度とも)は正しかった。しかし、時刻表示がどうもおかしい(これらすべて帰宅後確認)。

出発してしばらくは、年月日1972/06/07、時刻表示は正しい状態が続いている。ところが、途中から年月日JAN 01 95、時刻00:00:00となってしまっている。そして、白木山山頂でいったん電源を切り、再出発の時、電源を入れ直した後は年月日、時刻表示ともに正常の状態が続いている。

最近、山行メモをあまり取らず少しずぼらをしており、山行の位置(および時刻)情報はGPSに頼ることが多くなっている。帰宅後、カシミール3Dを使って、国土地理院二万五千分1地形図上にGPS軌跡を表示して、それと写真のExif情報を突き合わせて、全体の流れを把握している。だから、GPSとExifがくるうとお手上げである。

デジタル機器万能の時代とはいえ、決してアナログデータをおろそかにすることはできない。

2010年09月26日

Akimasa Net
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JR白木山駅~〈白木山~押手山縦走〉敗退
(出発:JR白木山駅―芸備線、帰着:町屋記念碑前バス停~JR可部駅―可部線)

2010年09月26日(日)、単独

2010年9月~11月、再び懲りず〈白木山~押手山縦走〉~桧山集落に挑戦、今日(9月26日)は、5回シリーズの第1回目である。ただし、今日は押手山敗退、押手山手前鞍部から押手山林道まで下り高屋集落に至る。

白木山~押手山~桧山縦走(「ひろしま百山」pp.122-3)を、私は以前に何度か試みたことがある。しかしその時は、一度だけ押手山まで到達した(2005/03/26)ことはあるものの、そこから桧山まできちんと下ることはできなかった。

この度久しぶりに(2005年12月以来)白木山を歩いてみたくなった。そして、またしても白木山~押手山から桧山縦走を試みた。

しかし、途中で時間的・精神的にゆとりがなくなり、押手山~桧山をあきらめた。そして、押手山手前鞍部から、地形図黒破線に従って押手山林道(地形図黒実線の最上部)に下り、高屋集落を経て国道54号線に出た。

なお、白木山山頂からの超展望記は必見。

またしても、白木山~押手山~桧山縦走を試みる。
押手山手前鞍部付近のルート確認に多少手間取る。
以前通ったルートだというのに意外と覚えていないものである。
ちょっと悔しい。
神経が疲れたのと出発が遅く時間が押してきたので、
押手山~桧山をあきらめて、押手山手前鞍部から押手山林道へ下る。
鞍部から林道まで、倒木など多少の障害はあるものの無事下山する。
高屋集落から国道54号線まで、左に振りすぎて遠くのバス停にたどり着く。
なお、前日はほぼ快晴だったが、体調が少し悪く外出無し。

参考資料:

  • 田部戒自著「広島市の山を歩く(下巻)」(2005年11月発行)
    地図p.44(概要p.140)
  • 広島県山岳連盟監修「ひろしま百山」中国新聞社(1998年10月発行)
    白木山p.122
  • 山歩きと山野草のページ(守田さんWeb)
    押手山~桧山ルートについて実地にくわしく検討している

このページの目次です

今日のコース&コースタイム

JR白木山駅9:50-登山口9:57、9:58-一合目(経尾山)10:05-経納ヶ段10:09-二合目(馬ノ背)10:14-穴地蔵10:17、10:20-展望10:26-展望10:31-三合目(獅子ノ門)10:38-釈迦ノ段10:43、10:47-四合目(勢至観音、別当松)10:54-五合目(天主の段)10:59、11:03-六合目(桜ノ馬場)11:11-右分岐あり11:16-水場11:27、11:31-九合目11:42-白木山11:54、12:44-分岐ケルン12:57-743m13:17(探索)13:23-右分岐点(標高700mくらい)13:29、13:30-押手山下鞍部十字路13:39、13:47-押手山林道14:20、14:30-車止め14:38-高屋集落14:50-バス停町屋記念碑前15:36

  • JR白木山駅(7分)登山口(28分)最初の展望地(33分)五合目(24分)水場(23分)白木山
     小計2時間04分(登山口1分、五合目4分、水場4分を加える)
  • 白木山(13分)ケルン分岐(20分)743m(6分)右分岐点(9分)鞍部十字路
     小計55分(743m探索6分、右分岐点1分を加える)
  • 鞍部十字路(33分)押手山林道(20分)高屋集落(46分)国道54号線
     小計1時間49分(林道合流点10分を加える)
  • 総合計4時間56分
     (鞍部十字路8分を加える、白木山50分は除く)

久しぶりの白木山

20100926-094131.jpg

〈写真左〉
今日の出発点は、JR白木山駅(芸備線)である。白木山駅のホームで、今下車したばかりのジーゼル車(広島駅始発)を写す。標高は60m台である。

20100926-095011.jpg

〈写真右〉
ホーム北側(三次駅方面)の踏切を渡り、田んぼの中の一本道を北西向きに行く。その道路脇には多くの乗用車が止まっている。今時、電車で来るヒトはごく少数派らしい。

道路はすぐ山にぶつかり、左から巻いて尾根に乗る。途中で、彼岸花咲く民家横を登る。彼岸花は、その名のとおり例年であれば彼岸ぴったりに咲く花である。しかし今年は、極暑のせいで少し花が遅いという。

登山口の標高は100m前後である。そして登山口には、安佐北区役所区政振興課・農林課発の次のような「お知らせ」が貼ってあった。
「平成22年9月7日(火)午後1時頃、下栗原集会所付近の山道から山中に入るツキノワグマ1頭を、付近の住民が目撃したとの情報がありました。以下略」

この登山口は、いきなりの急階段から始まる。続いて、石ころだらけの急坂、粘土質の登山道を行く。さらに、登山道の中ほどが掘れた道を行く。土塁の上を行く。急坂とゆったりした部分を繰り返しながら直登する。

登山道は、両側から樹木に覆われており気持ちがよい。多少のブレはあるものの、ほぼほぼ二万五千分1地形図(国土地理院)黒破線のとおりである。

白木山の標高差は、約800mある。そしてそこは、トレーニングの場でもある。一年に365回以上こなす人もいるという。ほとんど毎日登って、しかも一日二往復(あるいは三往復もあるのか)するという意味である。

さて私は、以前に登った時のペースがどの程度だったか検討がつかない。ゆっくり登る。そうこうしているうちに、上から下りてきたはずの人に、こんどは後ろから追い抜かれる。ほんとうに一日二往復する人がいることを初めて知る。

穴地蔵の少し上で、登山道上を右手から左手に横切る小ザルを見る。あたりがざわついている。サルの集団が移動しているのかもしれない。

それはともかく、何とか白木山山頂まではいあがる。途中の営門ノ段(七合目)、風ノ穴(八合目)を見ていない。七合目は水場のはず、見落としたか、八合目は見過ごしたのだろう。

白木山山頂の道標:
今登ってきた方向、白木山駅3.7KM
左、上深川駅7.3KM
右、白木町、市川桧山方面

押手山に向かう

白木山山頂でしばし展望を楽しんだ後、押手山に向かう。踏み跡は、ほぼ二万五千分1地形図(国土地理院)の黒破線のとおりに付いている。

20100926-124523.jpg

〈写真右〉
白木山山頂から北向きに行く

白木山山頂から北向きに行くと、すぐ右手前方にやや下る幅広の道(桧山に下る林道に至る、地形図黒破線)がある。思わずそちらへ足が行きそうになる(2001/03/03山行記参照)。そこを踏みとどまり、左手正面に細い踏み跡を追って尾根を行く。

ここの分岐点の位置は、地形図でみるよりも白木山山頂近くにあると思われる。そして、分岐点付近では、二つのルートは並行気味になっている。

尾根筋を行くと、やがて尾根がやや左に振れる。そのまま尾根を追って行くと、かなり急下る。ここには確か、尾根の左手から少し巻き気味に行く踏み跡があったはずである。そちらの方が勾配が小さくて楽である。

20100926-125708.jpg

〈写真左〉
しばらく行くとケルンがある

しばらく行くとケルン(標高810m前後)があり、そこを右手にさらに超急下る。そして743mまで、せまい尾根を追って行く。

20100926-131714.jpg

〈写真右〉
743mに登ると、尾根が二分している。

743mの右(北東向き)を見ると、尾根が少し登っており、テープがひらひらしている。登山道は743mピークよりも南~西側にあるのかもしれない。
それはともかくとして、そこで惑わされず左(西向き)に尾根上を下る。ほんのしばらくして、右向き(北西向き)に下り、そのまま尾根を追って行く。

20100926-132938.jpg

〈写真左〉
やがて、700m台で北向きに延びる尾根に乗るため右折する

20100926-134707.jpg

〈写真右〉
しばらくすると、押手山手前の鞍部(標高610m台)に達する。

そのまま前方(北向き)を行けば、押手山(標高706.8m)である。左右に踏み跡が下っており、それぞれ、桧山(右、東向き)と高屋(左、西向き)に下りることができる。ただし、桧山へ下ると思われる道は、鞍部からのぞきこむと、明らかに荒れている。通行困難かもしれない。

白木山から押手山手前の鞍部までは、要所要所に標識があるので、地形図と突き合わせて行けば迷うことはない。しかしこの際、赤テープや標識は必要最小限度(測量用など)に留めて、きれいさっぱりなくしてしまってはどうだろうか。

「ひろしま百山」(1998年)P.122では、「白木山山頂から(押手山を経て桧山集落まで)全く視界は開けていないので、ルートを探すトレーニングには面白いコース」として、ルートファインディングのすすめを説いている。

Web追記(2010/11/03):
押手山~桧山集落では登山道は完全に消失している。いたずらにこの辺りの山中を歩きまわるべきではないと考える。

押手山手前鞍部から押手山林道を経て高屋集落まで下る

今日は、標識ありのコースでルートファインディングに疲れてしまった。以前このコースを歩いた時のことを全く覚えていないのである。その都度右へ行ったり左へ行ったりして、確認しながら進んでいった。それで疲れてしまった。

鞍部から押手山に向かうことなく、左手(西向き)斜面を、まずは押手山林道まで下る。ここも二万五千分1地形図(国土地理院)の黒破線を参考にして下った。

20100926-135804.jpg

〈写真左〉
かつての台風の影響や伐採によって、やや不鮮明な箇所もあるが、踏み跡に沿って下れば間違いはない。ただし、地形図と多少ずれる箇所もある。

標高330m付近で、鞍部下山道(地形図黒破線)は、押手山林道(地形図黒実線)と合流する。そしてそこには、林道を横切る小さな沢があり、その上に鉄板が敷いてある。

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〈写真右〉
写真は、鞍部下山道から押手山林道を見たところ。押手山林道は、この辺りで鋭角にカーブしている。画面正面は、高屋集落へ下る方向(地形図黒実線)、そして右手は、押手山西斜面から北側に向けて、さらに奥へ延びている(ただし、地形図記載なし)。

押手山林道の終端部付近は、押手山~桧山の中間点にあたり、かつてそこに「崩れかかった営林署の小屋」(「ひろしま百山」P.122)があったと思われる場所である。

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〈写真左〉
押手山林道を北西向きに下って、高屋集落に至る

高屋集落では稲刈りが行なわれている。さらに国道54号線まで歩く。左に振りすぎて遠くのバス停にたどり着く。

さて、こんどこそ押手山~桧山走破を!!

赤テープ考(道標や木札のことなど)

趣深山(shumiyama)/赤テープ考
横山厚夫「低山を歩く」山と溪谷社(1995年)

今日の展望記

白木山山頂からの展望は多少霞むものの、芸北の山々まで見通せている。そして、瀬戸内の島々が広島・呉から尾道までうっすらとながら見えている。今回は、超マニアックにそれらの展望記をまとめてみようと思う。

なお、下記で10度の角度とは、ピースをした人差し指と中高指を前方にのばした時できる角度に相当する。さらに、人差し指の幅が、約2度と考えてよいだろう。

山頂の南側(海側)、つまり上深川方面下山道の方角に鉄塔などあり、展望が多少さえぎられる。その右手奥に、下山道途中にある798m(中尾山)の電波施設をみる。さらにその右奥から、758m(電波塔あり)~675.4mの小尾根が西に張り出す。この小尾根を南北に越える送電鉄塔が幾本か配置されており、白木山山頂からは、北側山腹を斜めに走る送電線(送電鉄塔)がよく見える。

送電線(送電鉄塔)の向こうに、阿武山586.4m(真北からの方位248.8度)~534.3mが大きい。

中尾山798m(真北からの方位224.0度)の左奥に、宮島(厳島)をみる。弥山の位置がはっきりしない(見えているのかどうか)。後日注:宮島のほぼ全島を見通せる。つまり、弥山をはっきりと見ることができる。

758m(電波塔あり)の小尾根の向こうに、鈴ヶ峰~鬼ヶ城山~柚木城山~大茶臼山~丸山~火山~武田山縦走路をみる。758mの左奥に、鈴ヶ峰~鬼ヶ城山~柚木城山、同じく右奥に、大茶臼山~丸山~火山~武田山が入る。なお、武田山は、丸山~火山の稜線の懐に入る形となり、分かりづらい。

武田山~火山間の奥に、極楽寺山~野貝原山。その左奥に、船倉山(大茶臼山のわずかに左奥)~大野権現山(丸山~武田山の間)が入る。とはいっても、船倉山そのものがはっきりと分かるわけではない。経小屋山~傘山、三倉岳~上勝成山ははっきりしない。

阿武山の左奥に、窓ヶ山。その稜線の右奥に、大峯山があり、西大峯のこぶもはっきりと分かる。窓ヶ山と大峯山の間、一番奥に羅漢山をみる。阿武山の真後ろである。

阿武山北東のピーク534.3mの右奥に向けて、少しづつずれながら、荒谷山東郷山が折り重なる。
荒谷山の左懐に野登呂山があり、後山権現山445.5mまで右(北向きに)に山並が連なっているようにみえる。それらの後ろにちらっと見えるのは、あさひが丘団地(荒谷山の北東)である。

あさひが団地の後ろ、東郷山北東のピーク829.9mの最奥に、吉和冠山の稜線がなだらかに広がる。その最高峰が吉和冠山(真北からの方位262.9度、829.9mの右奥)である。

なお、阿武山の北側山裾に沿って、太田川が流れているのがみえる。吉和冠山はみえている太田川の最奥になる。

ところで、吉和冠山の冠ははっきりとは分からない。それらの右端に、冠のように見えるのは、広高山である。
そして、東郷山の左奥には、板敷山。

阿武山の北側山裾を流れる太田川のこちら側には、可部の街があり、国道191号沿いに北西に延びている箇所がみえる。

市街地の向こう側には、太田川左岸の山々、螺山(後山権現山の右手前)、水越山(~490m~430m)、本串山などが折り重なりながら、右上奥へと連なっている。(水越山近くの430mは、本串山の左懐に入る)

可部市街地の東側(こちら側)には、高松山がある。高松山の北側(向かって右手)には、桐原川沿いの集落が東から西へ広がっている。そして、その向こうには、国道54号線沿いの集落が、南西から北東へ連なっているのをみる。

高松山のこれら北側集落の向こうに、福王寺山が大きい。
福王寺山の後ろに、本串山(水越山の右奥)~590m(ここまで福王寺山左奥)~牛頭山(福王寺山右奥)がある。そして、牛頭山の右奥は、滝山。これらいずれも太田川左岸沿いの山々である。

高松山、水越山のほんのわずか右、最奥に十方山(真北からの方位276.5度)をみる。そこから右へ、奥三つ倉~前三つ倉~丸子頭~彦八の頭~(内黒峠)~内黒山縦走路がある。内黒峠の位置は、本串山~590m中間点の奥になる。

そして、それらのさらに奥に、旧羅漢山~恐羅漢山(真北からの方位281.5度)~砥石川山がある。恐羅漢山の位置は、本串山のほんのわずかに右奥になる。砥石川山の位置は、福王寺の約1度左奥になる。590m(本串山の右)よりもほんのわずかに左奥である。

牛頭山の最奥に、聖山~高岳がある。聖山の位置は、福王寺山と牛頭山の中間点の最奥である。そして、高岳の位置は、牛頭山と滝山の中間点の最奥である。ただし、両者ともに同定はなかなかむつかしい。

聖山~高岳の右に、深入山の双耳峰が盛り上がっており、こちらは分かりやすい。その位置は、滝山のほんのわずかに右奥である。

福王寺山の北に、堂床山。その堂床山の東に、備前坊山が大きい。

堂床山の右に、明神ダム(ロックフィル)をみる。その向こうに、堂床山~可部冠山縦走路があり、さらに、備前坊山まで山並が連なる。なお、堂床山、ロックフィル、可部冠山そして備前坊山は、ほぼ等間隔(角度として)で並んでいる。

海見山が、ロックフィルの右奥に形のよい姿をみせている。

福王寺山と堂床山のほぼ中間点の最奥に、苅尾山、そしてそこから右へ、掛頭山大佐山そして大潰山がほぼ等間隔で連なっている。なお、大潰山は、堂床山(859.6m~850m台)の双耳峰の中にはまりこんでいる。

雲月山、中野冠山、高杉山、天狗石山そして阿佐山が、ほぼほぼ等間隔で並んでいる。

雲月山の位置は、堂床山・・・ロックフィルの奥(ややロックフィルより)。中野冠山は、ロックフィルの真後ろ。高杉山は、海見山の右奥、天狗石山は、可部冠山の左ほぼ真後ろ。そして阿佐山は、可部冠山・・・備前坊山中間点(角度として)の最奥である。

山頂の南側(海側)、つまり上深川方面下山道の方角に鉄塔などあり、展望が多少さえぎられる。その左手下には、木ノ宗山があり、そのほぼ真後ろに、高尾山(呉娑々宇山系)がある。

高尾山の向こうに海がみえる。黄金山の左ほぼ真後ろに、峠島。これらの左に、金輪山をみる。金輪山の位置は、高尾山の右奥である。

高尾山から、呉娑々宇山~藤ヶ丸山~長者山へと、右から左に(北向きに)連なる。そして、藤ヶ丸山の右奥に、絵下山が入る。

黄金山の右奥に、似島(安芸小富士)がみえたはずである。
黄金山の後ろには、西能美島(宇根山、砲台山)がある。宇根山は、黄金山の左奥。砲台山は、安芸小富士の左奥になる。
さらにその奥の周防大島(嵩山、嘉納山、文殊山)は、今日は見えていないようである。嘉納山の位置は、ほぼ黄金山の真後ろである。

高尾山の左奥、海の向こうに、江田島(古鷹山~クマン岳399m)をみる。江田島~西能美島の間の向こうに、大黒神島の双耳峰が大きい。

呉娑々宇山の右奥に、東能美島(陀峯山)がみえる。絵下山の後ろに、倉橋島(火山~岳浦山)が入る。倉橋島火山の位置は、絵下山そして藤ヶ丸山の左奥。岳浦山は、呉娑々宇山の左奥、一番高いピークである。

〈安駄山~高鉢山の向こうをみる〉

安駄山(真北からの方位、106.4度)~高鉢山(真北からの方位、149.0度)が、南東の方角、谷(JR芸備線、三篠川)向こうに大きい。(675m~安駄山735.3m~749m~763m~高鉢山705.8m~南鋒726m)

高鉢山705.8m(山頂部は平たくみえる)のやや右にある高鉢山南鋒726mの方が、高鉢山よりも標高は高い。そして、この稜線で標高の一番高いのは、高鉢山の14度左にある763mピーク(ピークがはっきりしている)である。

〈763m~高鉢山(南鋒)の向こうをみる〉

それでは、さらに詳しく検討してみることにしょう。

曾場ヶ城山水ヶ丸山(JR山陽本線の向こう、瀬野川左岸)が、763m~高鉢山(南鋒)の後ろに入る。(529m~曾場ヶ城山607.2m~549m~561m~620m~652m~水ヶ丸山660.2m~636)

529m~曾場ヶ城山は、763mの右奥である。
652m(ピークがはっきりしている)は、高鉢山の左奥である。
水ヶ丸山の三角錐が、高鉢山南峰の左奥にはっきりと分かる。

東広島の山が、652m~水ヶ丸山の鞍部の向こうにはまり込む。茂助山(標高430m台)を含んで北東の方角に延びる尾根である。山の高さは、652m~水ヶ丸山を越えることはない。

大崎下島(336.6m~一峰寺山449.3m~291.9m付近)のほぼ全島が、652m~水ヶ丸山、そして上記東広島の山々の向こうに姿をみせている。ただし今日の山並はかなり薄い。

336.6m~一峰寺山449.3mは、652mの右奥であり、652mよりも高い位置にある。291.9m付近の310m台は、水ヶ丸山の左奥になる。そして、これも水ヶ丸山よりはやや高い位置にある。

東広島の山々が、529m~曾場ヶ城山607.2m~549m~561m~620m~652mの後ろにも連なる。茂助山(前述、標高430m台)の北東に連なる尾根で、蚊無奥山541.6m~498.6mである。

498.6mは、652m(水ヶ丸山の左)の左奥になる。そして、763m(高鉢山の左)の右奥に、曾場ヶ城山さらに蚊無奥山がほぼ等間隔で折り重なる形となる。

大崎上島の南側(神峰山452.6m~330.9m)が、蚊無奥山の後ろにみえている。神峰山の位置は、蚊無奥山の左奥(蚊無奥山よりやや高い位置)で、曾場ヶ城山のほぼ真後ろになる。330.9mは、蚊無奥山の右奥(蚊無奥山よりやや低い位置)である。

〈749m~763mの向こうをみる〉

東広島の山々は、749m~763m(安駄山~高鉢山途中の稜線)の後ろにも続いている。

大三島(二反山394.9m・・鷲ヶ頭山436.5m・・薬師山435.2m)が、749m~763mの後ろに延びる東広島の山々の向こうに、頭を出している。

二反山は、749mのほんのわずかに左奥、ほぼ真後ろである。鷲ヶ頭山は、749mの3度右、薬師山は、763mの左ほぼ真後ろである。

今日は、鷲ヶ頭山は分からず、二反山や薬師山もかなり薄い。なおそれぞれのピーク中間部分は、広島県側の山々に隠れているようである。

伯方島(宝殿山304.0m)が、鷲ヶ頭山の左奥(749mの右ずっと奥)に頭を出すという。

〈安駄山735.3m~749mの向こうをみる(まずは、右側)〉

鞍部に、生城山485.4mのきれいな頭をみる。630m~深堂山597.8mが、生城山の後ろにある。630mは、生城山の左奥、深堂山は右奥になる。龍王山575.1mが、630m~深堂山の奥に入る。その位置は、生城山のほんのわずかに右奥となる。

524m(東広島市、竹原市近く)が、深堂山の右奥にあり、749mの向こうまで連なっている。それらの右奥に、朝日山454.1mがある。角度(位置)としては、749mのほんのわずかに左奥である。

白滝山340m~黒滝山266mが、深堂山の奥にあるようだ。白滝山は深堂山の左奥、黒滝山は深堂山の右奥である。

生口島(牡蠣山408.1m~観音山472.3m)が、深堂山・・朝日山の向こうにはっきりとみえる。特に観音山付近は、山並の一番下がった地点の向こうで、大きくみえている。

牡蠣山が、深堂山のほぼ真後ろにあり、牡蠣山から観音山まで尾根が連なっているのを見ることができる。観音山の位置は、朝日山の左奥で、山並の一番下がったところである。

なお、朝日山の右奥、やや高い位置に大三島(二反山、既述)をうっすらと認める。

〈安駄山735.3m~749mの向こうをみる(次に、左側)〉

虚空蔵山666.1mが、安駄山のほんの少し右、ほぼ真後ろにある。そして、並滝寺が、その右手前にある。その位置は、630m(深堂山の左手、既述)の左手前になる。

筆影山314m~葉田竜王山445.0mが、並滝寺の向こうにある。筆影山は、並滝寺の左奥、葉田竜王山は、並滝寺の右奥である。その位置は、虚空蔵山よりも高い。

因島(因島大橋~観音山390.5m)が、虚空蔵山の右奥から630mの左奥に入る。
因島大橋が、ソフトによれば虚空蔵山の右奥にみえるという。観音山の位置は、630mの左奥になる。因島大橋~観音山の間の山並は、筆影山~葉田竜王山でさえぎられているようである。

〈675m~安駄山の向こうをみる〉

虚空蔵山(安駄山の後ろ、既述)の尾根が、北東の方角(左手)654mに延びている。そして、篁山535mが、654mのほんのわずかに右奥(頭は少し高い)にみえている。

さらに、鳴滝山402.0~鉢ヶ峰429.7mが、篁山の後ろに入る。その位置は、鳴滝山は篁山、654mの左奥。鉢ヶ峰は篁山の右奥、そして虚空蔵山の左奥であり、いずれも篁山よりも高い位置にある。ただし今日は、いずれも非常にうっすらとしかみえない。

向島(高見山283.2m)が、鉢ヶ峰・・安駄山の間(角度として)に入るというが、同定はむつかしいだろう。

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鬼ヶ城山~白木山~602m峰~林道(2016/09/25)

Akimasa Net
ひろしま百山(私の踏み跡)>> 広島湾岸トレイル >> 白木山トップページ

広島湾岸トレイル(モデル山行記)
鬼ヶ城山~白木山~602m峰~林道
(出発:JR上深川駅―芸備線、帰着:桐陽台入口バス停(JR可部駅―可部線))

2015年11月21日(土)、広島湾岸トレイル体験登山(第7回)

  • 今日の山行ルート図 ⇒ GPS軌跡(2015年11月21日)モデルコース
    ただし、602m峰前後のルートについては、下記の2016年09月25日山行記を採用する。
  • 602m峰前後詳細解説 ⇒ Akimasa Net(2016年09月25日)山行記(GPS軌跡有り)
    602m峰前後のルートについて、今日(2015年11月21日山行記)と対比して詳しくまとめている。

このページの目次です

はじめに

広島湾岸トレイル(HWT)の体験登山もいよいよ白木山まで来た。HWTのルートは、鬼ヶ城山から白木山まで登る。そしてその後、白木山の北側にある押手山に登った後で手前の鞍部まで引き返し、林道を安佐北区三入(国道54号線)まで下る設定になっている。

ところが、昨年の集中豪雨で土石流が発生し、この林道を歩くことが非常に難しい状況になっているという。したがって今日は、白木山から西向きに張り出す尾根に乗り、本来ならば途中で右折して押手山に向かうべきところを、尾根筋をそのまま直進して下る。

最終的には、穴郷林道(支線)から穴郷林道に合流して、穴郷集落まで下る。その後、次回の備前坊山を目指して安佐北区三入(国道54号線)まで歩く。

歩行距離:約16.5km

疑問:穴郷林道=桐原(とげ)林道としてよいか

今日のコース&コースタイム

JR上深川駅(標高40m足らず)8:04-(吉川興経居館跡8:06-吉川興経墓8:06-腹切石8:07-豊島五兄弟墓8:08)-上深川橋南詰8:10-登山口(130m前後)8:25、8:31-鬼の釜入口(250m台)8:51-312m北(300m台)8:57-わずかに展望(350m前後)9:03-休憩(380m台)9:07、9:15-広島湾を見る(400m台)9:18芸予地震断層(480m前後)9:27、9:29-二十畳岩分岐(530m前後)9:34-二十畳(520m前後)9:36、9:52-二十畳分岐9:54-電波塔(670m台)10:11-林道横切る、鬼ヶ城山取付き(670m台)10:13-鬼ヶ城山(737.0m)10:26、10:33-林道に出る(720m台)10:37-分岐あり、右手前方へ(740m前後)10:47-林道に出る(710m台)10:54-山道に入る10:56-中尾山(798m)11:05-施設管理道に出る(790m前後)11:06-穴郷林道に合流する11:11-山道に取り付く11:11、11:14-林道に出る(740m台)11:18-林道分岐11:19-白木山取付き口(740m前後)11:24-743m峰(椿谷ルート分岐)11:39-バリエーションルート分岐(770m台)11:49-白木山三角点(888.9m)12:06、12:38-押手山分岐ケルン、直進(810m台)12:50-林道に出る13:15、すぐ山道に入る-すぐ林道に出る13:17、少し林道を歩いて山道に入る13:21-602m13:23-林道に出る13:26、すぐに山道に入る-林道に出る13:37、林道をそのまま下る-穴郷林道分岐14:00-祠14:39-三入に向けて右折15:12-三入公民館前15:34

  • JR上深川駅(6分)上深川橋南詰(15分)鬼ヶ城山登山口(20分)鬼の釜入口(43分)二十畳岩分岐(17分)鬼ヶ城山電波塔(13分)鬼ヶ城山三角点
     小計2時間22分(登山口6分、二十畳岩往復20分、電波塔2分を加える)
  • 鬼ヶ城山三角点(32分)中尾山(6分)穴郷林道、途中山道あり(10分)白木山登山口
     小計51分(中尾山北側の穴郷林道3分を加える)
  • 白木山登山口(15分)743m峰、椿谷ルート分岐(10分)バリエーションルート分岐(17分)白木山
     小計42分
  • 白木山(12分)押手山分岐ケルン(25分)林道(8分)602m(14分)林道(23分)穴郷林道(39分)穴郷集落・祠(33分)三入に向けて右折(22分)三入公民館
  • JR上深川駅~白木山
     4時間02分(鬼ヶ城山7分を加える、二十畳岩往復20分を含む)
  • 白木山~三入公民館(国道54号線近く)
     2時間56分
  • 総合計7時間30分
     (白木山32分を加える) 

JR上深川駅~鬼ヶ城山

今日は、JR上深川駅7:45集合、8:00出発の予定である。日の短い中、白木山から一般的ではないコースを下るため、早め早めの設定となっている。そして、そのペースについていけない場合には、白木山から先に進むことは許されず、JR白木山駅方面に降ろされることになっている。

駅前で全員の自己紹介と準備体操をして3班に別れる。三鬼会様の案内あり、地道を行く。三鬼会とは、鬼ヶ城山に関係する近隣の3つの集落が集まり、登山道の整備などを行っている会とのこと。

JR上深川駅周辺で、吉川興経居館跡、吉川興経墓、腹切石、豊島五兄弟墓をご紹介いただいた後、三篠川を上深川橋で渡る。そして、鬼ヶ城山手前の二十畳岩までご案内をいただいた。感謝!

吉川興経墓

〈写真〉吉川興経墓、8時06分

鬼ヶ城山登山口への通常ルートは、JR上深川駅西側(広島方面)の道路を右折(北向き)して、三篠川を上深川橋で渡る。そしてそのまま、道なりに集落内を北上する。地理院地図黒実線のとおりである。

上深川橋南詰

〈写真〉上深川橋南詰、8時10分

登山口(標高130m前後)から東畑川左岸沿いに登り、鬼の釜入口(標高250m台)に至る。鬼の釜に行くには、そのまま直進してなおも川沿いを登る(行き止まり)という。

鬼ヶ城山登山口

〈写真〉鬼ヶ城山登山口、8時25分

東畑川左岸を行く

〈写真〉東畑川左岸を行く、8時36分

鬼の釜入口

〈写真〉鬼の釜入口、8時51分

登山道は、鬼の釜入口から左(西向き)の小谷に入り、312m峰北側(標高300m台鞍部)で尾根に乗る。地理院地図黒実線のとおりである。(GPS軌跡は多少乱れている)

312m峰北側から、尾根筋を追って再び北上する。

312m峰北側

〈写真〉312m峰北側、8時57分

多少の展望(標高350m前後、400m台)を楽しみながら、二十畳岩分岐(標高530m前後)に至る。分岐から東向きにきれいな踏み跡を行き、ちょっとした岩場を通り抜けると、二十畳岩(標高520m前後)である。

二十畳岩は、50人分以上の広さがある。広島湾岸方面の絶景が最高である。展望を楽しんで尾根まで引き返す。なお、二十畳岩の標高約520mは、メンバーの腕時計(複数)でも同様の数値を示している。

二十畳岩からの展望

〈写真〉二十畳岩からの展望、9時38分

二十畳岩分岐から、再び尾根筋を登る。

鬼ヶ城山の電波塔(標高670m台)に登り着く。電波塔の西側をそのまま北に進めば、すぐに穴郷林道である。

鬼ヶ城山の電波塔

〈写真〉鬼ヶ城山の電波塔、10時11分

鬼ヶ城山737.0m~中尾山798m~776m峰~白木山888.9m

鬼ヶ城山から白木山の取付きまでの間には、電波塔が3つ(鬼ヶ城山の標高670m台、中尾山798m、776m峰)ある。

そして、これらの電波塔を管理するための林道(穴郷林道)が、安佐北区可部(白木山西面の穴郷集落)から登ってきている。

したがって、鬼ヶ城山から白木山の取付きに至るには、穴郷林道を行くのが一番分かりやすく、手っ取り早い。

これに対して、広島湾岸トレイルは穴郷林道だけを行くことなく、あくまでも尾根筋を追って山道を行く。そしてそれらの山道は、地理院地図にはほとんど表示されていない。

これら尾根筋の踏み跡は、途中で東西に多少振られるものの、おおまかには〈北向き〉に行けば間違いはない。そして、途中で何度か出会う穴郷林道の位置を、その都度確認することが大切となる。

穴郷林道

穴郷林道(地理院地図の黒実線あり)には、地理院地図に記載のないような分岐も幾つかある。現地での確認が欠かせない。

まずは大まかに、穴郷林道の概略を見定めておくことにしよう。

安佐北区可部(白木山西面の穴郷集落)から登ってきた穴郷林道は、776m峰近くから中尾山798m近くを経て、鬼ヶ城山の標高670m台地点に至る。つまり、鬼ヶ城山の電波塔(標高670m台)の北側地点に至る。

穴郷林道は、鬼ヶ城山の電波塔北側から、鬼ヶ城山〈東面〉を行って終端部を迎える。これに対して、鬼ヶ城山の電波塔北側から白木山の取付き口(776m峰東側の鞍部)に至るには、鬼ヶ城山〈西面〉の穴郷林道を北上する。

穴郷林道は、途中の中尾山798m手前からは、西側にやや膨らんで中尾山798mの北側に回り込む。そこからやや右に向きを変えて、776m峰の南側から東側に回り込む。776m峰東側の鞍部に白木山取付き口がある。

穴郷林道は、776m峰東側の鞍部から白木山西側の安佐北区可部に下る。穴郷林道には、今日の白木山からの下りで再び出会うことになる(後述)。

鬼ヶ城山(737.0m)

鬼ヶ城山の電波塔(標高670m台)の北側(穴郷林道)から、鬼ヶ城山(737.0m)に取り付く。踏み跡を追って行けば鬼ヶ城山三角点はすぐそこである。

鬼ヶ城山取付き

〈写真〉鬼ヶ城山取付き、10時13分
(穴郷林道を画面の正面に見送って、左手の山道に入る)

鬼ヶ城山三角点

〈写真〉鬼ヶ城山三角点、10時26分

中尾山798m(電波塔あり)

鬼ヶ城山(737.0m)から北向きに踏み跡を追って行く。まもなく林道に出る(720m台鞍部)。地理院地図で確認すると、穴郷林道の枝道のようである。

再び山道に入り、北向きにゆったりと行く。標高750m台の手前(740m前後)で、左手(西側)の穴郷林道に向けて、良い踏み跡が下っている。地理院地図で確認すると、黒実線が北西(左手)~南(右手)に通っているあたりである。

ただし、GPS軌跡ではこの位置は少しずれている。常に現地で地理院地図と突き合わせながら進む必要があるだろう。

さてHWTでは、ここの踏み跡をほんのわずか穴郷林道に向けて下る。そしてすぐに、右手前方のブッシュの中に入る。あくまでも北向きに尾根筋を行くのである。

あくまでも尾根筋を行く

〈写真〉尾根筋を北向きに行く、10時47分
(画面左の踏み跡は、穴郷林道に向けて下っている。ここで、右手前方のブッシュの中に入る)

標高750m台西側からやや左に振られながら、中尾山798mの方角(北西向き)を向く。やがてススキが原となり、正面に中尾山798mの電波塔を見る。

ススキをかき分けて進むと、穴郷林道(標高720m前後)に飛び出す。地理院地図で確認すると、四差路(黒実線と黒破線あり)になっている辺りである。ただし、GPS軌跡ではこの位置は少しずれている。

正面に中尾山798mの電波塔を見る

〈写真〉正面に中尾山798mの電波塔を見る、10時54分

ここで、右手前方の林道は、地理院地図に表示はない。HWTでは、中尾山798mへ登る山道(北西向き)を完全に尾根筋を行くものとしている(地理院地図に記載なし)。

しかしながら、今日のGPS軌跡を分析した限りでは、穴郷林道から取り付いて中尾山798mに登るルートは、地理院地図の黒実線(尾根筋のやや東側)と重なる。

そして、山頂の電波施設の西を巻いて、再び穴郷林道に合流するルート(施設管理道)も、地理院地図の黒実線ではっきりと示されている。

穴郷林道は、中尾山798mの南東(標高720m前後)から西側(左手)を巻いて北側に出る。それに対して、HWTはあくまでも山道を突き進む。そのため、穴郷林道を左手前方に見送り、右手前方の林道(地理院地図表示なし)との間から山道(地理院地図表示あり)に取り付く。

中尾山798mに取り付く

〈写真〉中尾山798mに取り付く、10時56分

穴郷林道(標高720m前後)から北西向きに、中尾山798mの山頂を目指して山道(地理院地図表示あり)を登る。山頂部にある電波塔施設を西から巻いて施設管理道(地理院地図黒実線)に入り、中尾山798m北側の穴郷林道(標高750m台)まで下る。

中尾山798mの電波塔

〈写真〉中尾山798mの電波塔、11時05分

電波塔施設の西側を巻く

〈写真〉電波塔施設の西側を巻く、11時05分

施設管理道に合流する

〈写真〉施設管理道に合流する、11時06分
(ガードレールの切れ目から車道に飛び出す)

776m峰(電波塔あり)

中尾山798mの山頂部から、施設管理道(舗装)を下り、穴郷林道に合流する。地理院地図で五差路(尾根筋にちょっと表示された黒破線も含めて)になっている地点(標高750m台)である。そこのちょっとした段差をはい上がる。

776m峰の取付き口

〈写真〉776m峰の取付き口、11時11分
(段差をはい上がる)

段差の上(776m峰の取付き口(中尾山798m北側))から後ろを振り返る。

取付き口から後ろを振り返る

〈写真〉取付き口から後ろを振り返る、11時12分
(正面(ほぼ真南)に、今下りてきた中尾山798mに通じる簡易舗装道路がある。穴郷林道が、右手奥(南向き)の鬼ヶ城山方面に延びている。その穴郷林道は、左手前方から776m峰方面(北向き)にも延びている。右手前の林道は行き止まりである)

中尾山798mの北側から山道を行く。尾根筋を標高760m台で越えて、尾根から少し外れて右にずれる。標高740m台地点で再び穴郷林道(地理院地図黒実線)に合流する。

穴郷林道を行く

〈写真〉穴郷林道を行く、11時18分

標高750m台で、776m峰の電波塔に上がる管理道(地理院地図黒実線)を左手前方に見送って、穴郷林道(地理院地図黒実線)をさらに行く。

776m峰の電波塔を見る

〈写真〉776m峰の電波塔を見る、11時19分

穴郷林道(地理院地図黒実線)は、776m峰の電波塔を南側から巻いて、電波塔の東側鞍部(標高740m前後)に至る。そしてそこが白木山取付き口である。

白木山取付き口

〈写真〉白木山取付き口、11時24分
(白木山登山口の標識を直しているところ)

穴郷林道(地理院地図黒実線)は、ここから尾根西側を可部方面に下る。

白木山888.9m

776m峰の電波塔の東側鞍部(標高740m前後)から白木山までは、ずっと樹林帯を登る。常緑広葉樹が主で今の時期の赤や黄色がほとんどないのが寂しい。

少し時間が押している。それでも正午までには白木山山頂に着きたい。少しピッチを上げて、743m峰(椿谷ルート分岐)、バリエーションルート分岐(770m台)を通過してゆく。結局12時少し過ぎに白木山山頂に着いた。

短めの昼食を取る。つかの間に山頂からの大展望をカメラに収める。いつものおじさんが地図を地面に広げて山並みの説明している。展望記録は後日作成予定。

白木山888.9m~穴郷林道~穴郷~桐原~三入

白木山(888.9m)から、ほぼ西向きに602m手前まで尾根筋を下り、穴郷林道支線に降り立つ。その後、この林道を二度三度ショートカットしながら、なおも尾根筋(山道)を西向きに下る。この間、山中で602mを通過する。

標高510m台の先からは、林道をそのまま下り、途中で穴郷林道に合流する。穴郷集落を通り抜け、次回の備前坊山を目指して安佐北区三入まで行く。

602m尾根を下る

まず、白木山(888.9m)から、北向きに少し行く。分岐(標高870m台)があり、左手(北西向き)の小尾根に入って急下る。

押手山分岐ケルン(標高810m台)手前から、小尾根は西向きとなる。地理院地図を見ると、この尾根上には602mまで黒破線が付いており、それに従う形となる。

押手山分岐ケルン

〈写真〉押手山分岐ケルン、12時50分
(今日は、ここで右折(北向き)して押手山を目指す(地理院地図黒破線有り)ことなく、直進してそのまま尾根筋を下る)

602m峰前後の疑問点

602m峰前後で、幾度となく林道を横切っていくのだが、肝心の林道がどのように走っているのか把握できておらず、実際に歩いたルートと地理院地図表示との関係が不明確なままである。

注:(2016/09/25再踏査結果と突き合わせて、疑問点はほぼ解消した。)⇒ 2016年09月25日

標高610m台(602m峰手前)の地点で、初めて林道に出る。尾根筋の黒破線と南向きの黒破線がぶつかる地点である。

穴郷林道の枝ルートがここまで延びてきているようである。地理院地図で確認すると、この林道は、標高490m前後の地点(602m峰の西側)までしか表示されていない。

標高610m台

〈写真〉標高610m台の地点で林道に出る、13時15分
(林道を横切って、そのまま再び山道に入る)

広島湾岸トレイルは、原則としてあくまでも尾根を追って山道を行く。そこで、標高610m台の地点から再び山道に入り、そのまま西向きに、林道を右下にしてほんの少し行く。すぐに元の林道に出る。あっけないくらいの短い距離である。

標高600m台

〈写真〉ほんの少し山道を歩き、再び林道に出る(標高600m台)、13:17-13:21

ほんの少しだけ林道を西向きに行くと、山道の取付き口がある。前方の人が集まっている辺りである。

標高600m台

〈写真〉ほんの少しだけ林道を西向きに行くと、山道の取付き口がある(標高600m台)。13:17-13:21

再び山道に入り、西向きに行く。

602m峰

〈写真〉山道を西向きに行くと、602m峰である。13時21分
(602m峰の前後は藪になっている)

藪気味の602m峰を通り抜けると、また林道に出る。

標高580m台

〈写真〉林道を横切って山道に入る(標高580m台)。13時26分

山道を通り抜けると、また林道に出て、また山道に入る。

標高540m台

〈写真〉また林道に出るので、そこからまた山道に入る(標高540m台)。13時34分

林道から山道に入る。そしてまた林道に出る。

標高510m前後

〈写真〉林道から山道に入る。そしてまた林道に出る(標高510m前後)。13:37ー13:44

標高510m台から先は、超急坂とのことで主催者の判断で林道をそのまま下ることになる。

標高510m前後

〈写真〉北向きの小さな尾根を巻いて、尾根西面に出たところ(標高510m前後)、13時45分

穴郷林道を下る

晩秋の穴郷林道

〈写真〉晩秋の穴郷林道を下る、14時02分

下るほどに振り返ると、白木山や中尾山798m尾根、そして602m尾根を見ることができる。途中の集落では、カリンや柑橘類をお土産に頂く。

広島高師「山男の歌」と「坊がつる讃歌」

坊がつる讃歌 – 団塊の世代一代記(Akimasa Net)より

坊がつる讃歌の元歌である広島高師「山男の歌」を作詞したのは、京都帝国大学を卒業後、すぐに広島高師の助手補(昭和11年3月~昭和15年3月)として広島に赴任した神尾明正(かんお・あきまさ)である。

神尾は日曜日になると、西中国山地の山々や広島近郊の岩場を登ったりしたようである。また、いつもは朝ごはんも食べないで下宿を飛び出していくことも多かったが、日曜日には、芸備線の始発に間に合わせるため朝四時に起きていたことなどを書き残している。(早稲田大学校友会誌「早稲田学報」1979年1月号,「坊がつる讃歌」(神尾明正)pp.25-26)

今日の広島湾岸トレイルの集合時間も早かった。JR上深川駅(芸備線)を8時には歩き始める設定で計画された。広島駅発の芸備線に間に合うバス・電車がなくて、苦労された方もいたようである。

さて今日は、途中で体調不良者が出たものの、天候も幸いして、全員で最後まで歩き切ることができた。白木山頂のみならず、下山後も家に帰り着くまで上着を羽織ることはなかった。

西中国山地「焼杉山」三角点を探し求めて

焼杉山 – 中国地方の山100選(Akimasa Net)より

今日、602mを越えて無事林道に降り立ったころ、「あの焼杉山の時の・・・」と声を掛けてくださる方がいた。お話をしてみると、2012年04月15日(残雪の焼杉山に幻の三角点を探し求めて)のメンバーであった。

いつもの私は単独での山行が圧倒的に多い。しかし中には、インターネット上で意気投合してご一緒することもある。西村保夫さん(ぶな森会)には、数年間で5回ほど、彼が主宰する会の広島・島根県境尾根ブナ山行に同行させていただいた。その中の一つが焼杉山である。

焼杉山三角点を実際に見たという記録は、私たちの山行記以外に見当たらない。

日本山岳会創立100周年国内登山(中央分水嶺踏査、2005年2月13日)では、「焼杉山三角点の位置と保存状態(東経132度7分24.7秒、北緯34度34分9.0秒)積雪3mのため未確認」としている。

上記の分水嶺踏査では、GPSを携行していたものと思われる。その数値が、日本測地系(日本測地系TOKYO)のものか、あるいは世界測地系(日本測地系2000(Japanese Geodetic Datum2000))のものかどうかは不明である。

日本測地系と世界測地系の差異について、焼杉山のある二万五千分1地形図「野入」で検討してみた。

手持ちの地形図「野入」(平成11年6月1日(1999年)発行)をみると、図郭の四隅には、日本測地系とともに世界測地系(平成14年4月1日から適用)の経緯度数値が併記されている。

検討の結果、当地域においては、日本測地系に対して世界測地系の数値は、経度で-8秒9~-9秒0、緯度で+11秒6の差があることが分かった。

参考までに、焼杉山三等三角点・村杉(むらすぎ)の緯度経度(世界測地系)は以下のとおりである。
北緯 34°34′28″.5057(山岳会表示から、約+19.5秒)
東経132°07′07″.2719(山岳会表示から、約-17.4秒)

日本測地系に置き換えるならば、焼杉山三角点の経緯度は、おおむね以下のようになる。
北緯34度34分16秒9(山岳会表示から、約+8秒)
東経132度7分16秒3(山岳会表示から、約-8秒4)
日本山岳会の数値は、どちらかと言えば、世界測地系よりも日本測地系に近い。それでもなお、かなりの誤差を含んでいるものと思われる。

一般財団法人 日本デジタル道路地図協会Web
解説1世界測地系と日本測地系の違い
(2015/11/30参照)
「日本測地系に対して世界測地系の数値が、経度で-5秒~-18秒程度、緯度で+7秒~+17秒程度、文字通り全国にわたって一様な傾向で滑らかにに変化します」(引用、原文のとおり)。