細見谷渓畔林と十方山林道

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ひろしま百山(私の踏み跡)>> 細見谷渓畔林と十方山林道

細見谷渓畔林を守るための環境保護活動を通して、多くの人たちと共に有意義な時間を過ごしてきました。

このページの目次です

「細見谷渓畔林と十方山林道」トップページ

  • 森と水と土を考える会創立(1990年5月27日(平成2))会長・原戸祥次郎
    (私が会の存在を知ったのは、21世紀に入ってからのことである)
  • 小型サンショウウオ調査&観察会(2002年8月10日)初めて細見谷に入る
    (「森と水と土を考える会」の活動に初めて参加する)
  • 書籍「細見谷と十方山林道」(2002年版)編集:原哲之
    (細見谷で初めての本格的な学術調査記録)
  • 書籍「細見谷と十方山林道」(2006年版)編集責任者を務める
    (2005年夏ごろ、「森と水と土を考える会」の会員となる)
  • 自著「細見谷渓畔林と十方山林道」(2007年10月)自著出版
  • 広島県が「細見谷林道」建設断念(2012年1月19日)
  • 森と水と土を考える会創立20周年記念誌(2012年11月)編集手伝い
  • アマゾンKindle版「細見谷渓畔林と十方山林道」出版(2017年3月)
  • 「森と水と土を考える会」閉会(2019年8月13日(令和1)会長・原戸祥次郎
    (会報「森と水と土を考える会」2019年8月最終号(第240号)をもって約30年の活動に幕を閉じる)

広島県の最奥(細見谷)で環境保護活動を行う

このWebは、私のささやかな環境保護活動についてまとめたものです。

活動の場は、廿日市市吉和(広島県)の最奥にある細見谷(広島・島根県境尾根の広島県側)です。細見谷には細見谷川が流れており、広島市内で瀬戸内海に注ぐ太田川の最源流部にあたります。

細見谷川沿いには、細見谷渓畔林という美しい水辺林(落葉広葉樹林帯)が発達しています。そこでは、21世紀になってから初めて本格的な学術調査が行われました。そして、生物多様性の宝庫として高い評価を受けるようになっています。

ところが、この細見谷渓畔林を貫いて走る大規模林道工事が、独立行政法人緑資源機構によって計画されていました。当然、環境破壊が心配されます。

林道工事が環境へ与える影響を正確に把握するためには、基礎的なデータの収集が欠かせません。私は、一市民として、同じ思いの仲間や専門家の方々と一緒に、植物調査などの活動に参加してきました。

『細見谷渓畔林と十方山林道』2007年10月25日(自費出版)

記録は残してこそ意味がある

このWebの各ページでは、大規模林道工事をめぐる活動の過程で、その都度まとめを行っています。さらに、それらを一冊にまとめたのが、自費出版『細見谷渓畔林と十方山林道』(2007年10月)です。

書名:細見谷渓畔林と十方山林道
副題:廿日市市の宝、団塊の世代一代記 その壱

『細見谷渓畔林と十方山林道』2017年3月6日(アマゾン Kindle版)

自著出版から10年後(2017年3月)、紙の本を電子書籍化しました。
細見谷渓畔林と十方山林道: 廿日市市の宝
プレスリリース配信
https://www.value-press.com/pressrelease/179620

従来(2015年5~8月)、紙の本を第一分冊、第二分冊、第三分冊・・・のように分割して電子書籍化を試みておりましたが、この度、ほぼ全編をひとまとめにして電子ブック化いたしました。なお、2017年現在の状況を踏まえた内容整理のほか、少しばかり加筆修正しています。

第7章「十方山林道」及び第2章第5節「吉和(佐伯郡)と私」は、別途電子化予定です。
(これらの各章(及び節)は、上記電子ブックには含まれておりません)

所属会・森と水と土を考える会の活動記録

『森と水と土を考える会-創立20周年記念誌-』2012年11月1日発行

書名:森と水と土を考える会-創立20周年記念誌-
編集:原戸祥次郎
発行:森と水と土を考える会

森と水と土を考える会(1990年5月27日創立)は、2010年5月(平成22)、創立20周年を迎えました。(会長:原戸祥次郎、略称:森水の会)

私は、その記念誌の編集責任者として、森水の会20年分の会報(各月1回、年10回程度発行)を整理しました。そして、森水の会の概略をまとめた文章を書き上げました。

ただし諸般の事情から、その文章は20周年記念誌の中では採用されない(発表されない)まま、私の手元に残されることになりました。以下参考のため、ここに記録を残しておきます。

森水の会20周年誌(草稿)

広島県が「細見谷林道」建設を断念(2012年1月19日)

細見谷における大規模林道工事は、幸いにも、緑資源機構をめぐる天下り・官製談合や政治献金疑惑で一旦中断しました。そして、最終的に広島県(湯崎英彦知事)の判断によって中止と決定(2012年1月)しました。以下のとおりです。

「2012年1月19日広島県は県議会において、幹線林道戸河内-吉和間の建設を断念したことを明らかにしました。断念の理由は、区間の国有林の割合が約8割と高く、県の林業施策との関連性が低いと判断したためだそうです」。(20周年誌p.334から引用)

注:大規模林道工事の対象 ⇒ 十方山林道(細見谷林道ともいう)

「細見谷と十方山林道」(2006年版)

書名:細見谷と十方山林道(2006年版)
編集:山本明正(当Web管理人)ほか
発行:森と水と土を考える会

「細見谷と十方山林道」(2006年版)Web版

『細見谷と十方山林道』(2006年版)は、細見谷林道問題及び関連する意見書・要望書などを転載した資料集です。主に、2002年版刊行後の出来事をまとめたものとなっています。

編集責任者は、当Web管理人が務めました。なお、私が正式に「森と水と土を考える会」会員となったのは、私と細見谷のつながりを作ってくれた原さんが亡くなった(2005年4月)後のことです(2005年夏ごろ)。そして、その年の忘年会で、会から資料一式を預かり編集を行いました。

「細見谷と十方山林道」(2002年版)

書名:細見谷と十方山林道(2002年版)
編集:原哲之
発行:森と水と土を考える会/日本生物多様性防衛ネットワーク(BIDEN)/吉和の自然を考える会

「細見谷と十方山林道」(2002年版)もくじ

『細見谷と十方山林道』(2002年版)は、細見谷に関する初の本格的な学術調査記録です。専門家からも高い評価を得ています。

この調査記録の中には、私が初めて細見谷に入った時の調査「小型サンショウウオ調査&観察会」(2002年8月10日)も含まれています。

私は、編集者の原哲之(森水の会会員)さんに誘われてこの調査に参加しました。インターネットを通じたお付き合いで、この時が初対面でした。

十方山林道(細見谷林道)問題を考える

私は、特に2002年夏以降から2006年までの四年間、細見谷現地観察会や勉強会などに数多く誘われて参加してきました。

以下の文章は、それらに参加したときのレポートを私なりにまとめたものです。自著『細見谷渓畔林と十方山林道』(2007年10月)は、これらの文章を基に執筆しました。

2009年10月04日(日)、20周年記念大会
田中幾太郎さん、講演
林洋子さん、薩摩琵琶弾き語り「なめとこ山の熊」(宮沢賢治・作)

2006年06月11日(日)、全国集会
大規模林道問題ネットワークの集い in 広島(第14回)
止めよう!緑資源幹線林道、残そう!細見谷渓畔林
2006年06月10日(土)、全国集会
細見谷渓畔林現地見学会(カネヤン原、ワサビ田、下山橋)
2005年10月02日(日)、単独
シンポジウム:本音で話そう「細見谷渓畔林と緑資源幹線林道(十方山林道)」
2005年07月10日(日)、単独
環境保全調査検討委員会(第7回)を傍聴して
2004年11月28日(日)、単独
シンポジウム「細見谷渓畔林の保全に向けて」
2004年03月06日(土)、単独
ひろしまの「生命(いのち)の森」・細見谷渓畔林 その未来を問う
2003年08月16日(土)、EIKO
シンポジウム「廿日市の宝-細見谷」
2003年06月29日(日)、単独
細見谷をラムサール条約登録地に(連続学習会・第3回)
現地観察会
2003年05月04日(日)、単独
細見谷現地観察会(エコツーリズム)
2003年04月26日(土)、単独
細見谷をラムサール条約登録地に(連続学習会・第2回)
2003年03月01日(土)、EIKO
細見谷をラムサール条約登録地に(連続学習会・第1回)
2003年02月02日(日)、EIKO
「細見谷と十方山林道」発行記念シンポジウム
2002年11月23日(土)、EIKO
中村敦夫参議院議員と細見谷(渓畔林)を歩く
中村敦夫講演会(廿日市市内)
2002年08月10日(土)、EIKO、KEN、MOMO
十方山細見谷、小型サンショウウオ観察会&調査
(出発帰着:二軒小屋)

細見谷リンク集そのほか

細見谷リンク集そのほか

そのほか

以下の三分冊は廃版といたします

『細見谷渓畔林と十方山林道(第一分冊)』2015年5月16日(電子書籍:Amazon Kindle)
書籍版の第1章を電子書籍化したものです。

『細見谷渓畔林と十方山林道(第ニ分冊)』2015年6月27日(電子書籍:Amazon Kindle)
廿日市市:生物多様性の宝庫
書籍版の第2章及び第3章第1節を電子書籍化したものです。

『大規模林道とは何か(第三分冊)』2015年8月1日(電子書籍:Amazon Kindle)
大規模林道とは何か
書籍版の第3章「大規模林道問題を考える」の大部分をできるだけ忠実に電子書籍化して、第三分冊としたものです。