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2013年06月23日

Akimasa Net
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宮島自然植物実験所~室浜砲台跡~大江浦~(引き返して)一部海岸を歩く
(出発帰着:宮島桟橋)

2013年06月23日(日)、長男、小1(兄)

大潮の干潮

〈写真〉大潮の干潮、14時01分
(今日は大潮である。宮島の対岸の大野(本土側)にも、大きな干潟が出現し、多くの人が潮干狩りをしているのが見える)

  • 宮島自然植物実験所〜御床浦〜あての木浦(2014/11/23)
    この地域の決定版は、2014年11月23日山行記です。今日(2013/6/23)の山行記も含めて、過去の山行記中の不明瞭(不正確)な点を訂正しながらまとめています。コース概況(GPSルート図リンク)もあります。
  • 宮島の海岸線歩き
    2013/05/23(あての木浦~江ノ尻浦~長浦~須屋浦~下谷浦~御床浦~大川浦~大江浦)

はじめに

長男、孫と宮島の西海岸(一部)を歩く。

今日は大潮である。
満潮9:00(潮位 333cm)、同22:01(同 387cm)
干潮3:18(潮位 111cm)、同15:28(同 -6cm)

ただし、これは広島港のデータ。厳島港では、これより多少時間が早まると予想される。(宮島観光協会ホームページ参照)

前回(2013/05/23)の大潮では、宮島最南端近くのあての木浦まで、海岸近くの山道を行った。そしてそこから、宮島の西海岸(あての木浦~御床浦~大江浦)を歩いて帰ってきた。

今日は、さらにそこから、厳島神社までの海岸(大江浦~室浜~多々良~大元公園~大鳥居)が歩けるのかどうか探索するつもりであった。

それともう一つ、御床山~御床浦の間の登山道がどうなっているか知りたくて、宮島桟橋から岩船岳を乗り越えて御床山に至り、そこから御床浦に下るつもりでいた。

長男と一緒に行く予定(今年夏の富士登山トレーニング)にしていたら、孫(小1男)も行きたいと言う。予定を変更せざるを得ない。御床山の探索は次回に回して、今回は海岸歩きだけにする。

まずは、海岸道路を宮島自然植物実験所まで行き、状況に応じて、室浜砲台跡(室浜海岸)あるいは、その先の前回敗退地点の大江浦から、海岸を歩いて帰ることにする。

予定した海岸をすべて歩くことはできなかった。途中で引き返した箇所もあったが、KANは全行程(約19.2km)を歩き切ってくれた。

今日のコース&コースタイム

宮島桟橋8:31-大鳥居横8:40、9:01-大元公園9:16-多々良10:06-宮島自然植物実験所10:36-室浜砲台跡10:40、10:47-岩船岳展望11:16ー大江川11:25-大江浦(砂浜を少し北に行く)昼食11:32、12:05-(海岸を行く)-敗退地点12:28、12:42-(引き返す)-大江川13:09-(海岸沿いの山道を行く)-岩船岳展望13:23-海岸エスケープ道分岐13:31-敗退地点上部(標高30mくらい)13:40-室浜砲台跡14:12-室浜海岸(下室浜)14:15-(海岸を行く)-多々良川(石組みの堰)15:02-(船止まり)-多々良林道始点15:18-(海岸道路を行く)-船着き場16:04-(海岸を行く)-大鳥居16:14、16:21-(対岸に上がる)-宮島桟橋16:36

  • 宮島桟橋(24分)大元公園(50分)多々良(30分)宮島植物実験所
     小計1時間44分(大鳥居横21分を除く)
  • 宮島植物実験所(4分)室浜砲台跡(38分)大江川
     小計49分(砲台跡7分を加える)
  • 大江川(30分)引き返し地点(27分)大江川
     小計57分(昼食33分、敗退地点14分を除く)
  • 大江川(1時間03分)室浜砲台跡(3分)室浜海岸(1時間03分)多々良
     小計2時間09分
  • 多々良(46分)綱の浦(10分)大鳥居(15分)宮島桟橋
     小計1時間18分(大鳥居7分を加える)
  • 総合計8時間05分(すべての時間)
     (大鳥居横21分、昼食33分、敗退地点14分を加える)

みやじまトライアスロン大会

みやじまトライアスロン大会

〈写真左〉みやじまトライアスロン大会のスタート直後、9時00分
(大鳥居沖で、2隻の本部船の間をスタートした選手たち。上空には報道機関のヘリが三機ホバリングしている)

今日は、「はつかいち縦断みやじま国際パワートライアスロン大会」の開催日である。宮島口(私たちの集合時間、午前8時)でも、ボランティアの方たちの一団が、それぞれの持ち場に散って行った。中国新聞記事(2013年6月24日付)によると、当日は「ボランティア約2千人が運営を支え」たという。(以下、同社新聞記事を参考にした)

大会は、スタート地点の厳島神社大鳥居沖から「2.5kmを泳いで対岸の大野地域に渡り、バイク55km、ラン20km(リレーの部22km)の計77.5km(同79.5km)」で争われた。

スタート地点(廿日市市宮島町)は、もちろん海抜0m。そこから、西中国山地(広島・島根・山口県境)の同市吉和に向けて、バイク最高点の標高約850m、ラン最高点の標高約900mを行くという過酷なレースである。

なお、今日の優勝タイムは、男子(34歳)3時間51分56秒、女子(42歳)4時間9分14秒で、「ともに大会新記録だった」。

午前9時のスタートを見送る

スタートは午前9時、スイムで始まる。私たちは、JR宮島航路で宮島に渡り、大鳥居横の参道に陣取った。そこでは、大太鼓が打ち鳴らされ気分を高揚させている。

スイムのコースは、私なりにまとめると、「厳島神社大鳥居沖から、宮島海岸に沿って西向きに行き、多々良手前の大黒岩沖から、対岸の大野(アクアネット桟橋、JR山陽本線前空駅の東北東)に渡る」となっている。(大野上陸、先頭通過予定時刻9:37、関門時刻10:25)。

今日の私たちの予定コースの沖合を行く形となる。

午前9時のスタートを見届けて、私たちも出発した。

厳島神社を左から迂回している間に、トップグループはすでに前の方に行ってしまったらしい。私たちは、最後尾の選手を追う形で、海岸道路(自動車道)を多々良方面に向かった。

時折展望の開ける箇所から沖合を見ると、黒いウェットスーツを着た選手が見え隠れしている。

「7回目のことしは過去最多の739人が出場」(今年から国際大会として公認)。「個人は出場439人のうち409人、リレーは100組中93組が完走した」という。スイムでは全員泳ぎ切っただろうか。

大江浦まで順調に達する

KANは良く歩いている。植物実験所に至る海岸道路(自動車道)で、カニを見つけたりしながら、ちゃんと歩いている。

自動車道は、植物実験所で行き止まりである。実験所の向こうの室浜砲台跡から先は、完全な山道となる。砲台跡で、もう少し先まで行くかと問えば行くと答えたので、そのまま山道に入り、大江浦まで行って海岸を引き帰すことにする。

室浜砲台跡

〈写真右〉室浜砲台跡、10時42分
(室浜砲台(跡)には、二連一組の砲台が二組あった)

大江浦手前の山道で、今日予定していた岩船岳を遠方にとらえる。海岸部を見下ろすと、潮はまだ引いていない。大江浦で昼食を取りながら、海岸を引き帰すための潮待ちをすれば、ちょうど良い時刻になりそうである。

大江浦手前

〈写真上〉大江浦手前、11時16分
(まだ潮は引いていない。画面左上奥は岩船岳)

大江川まで行き、先日来の雨で増水した川を一旦渡り、少し下流で渡り返す。水量が多く、KANは父親が抱っこして渡す。大江浦の砂浜を北に少し行って昼食をとる。KANが自分でおむすびを握り、卵焼きを作り、ウインナーまで焼いてきたらしい。

室浜めざして北に向かう(敗退)

昼食後、室浜をめざして海岸を北に向かう。ここの海岸は、あての木浦~御床浦~大江浦に比べると、多少岩場が多いように感じる。しかし、歩くのに何の不自由もない。途中でシカやタヌキを見たりしながら、出足は順調だった。

大江浦の北側

〈写真左〉大江浦の北側、12時19分
(海岸線を順調に歩いている)

ところが、小さな鼻先(273mと102mの中間点西側)で、行く手をはばまれてしまった。(12時半ころ)

潮待ち(干潮15時半ころ)すれば、通ることができるようになるのかどうか、確証はない。なにしろ、潮汐データを自分で計算しているわけではないので、宮島の干満について正確なデータは持っていない。また、潮位がどの程度の時に、ここが通過可能なのかも分からない。

行く手をはばまれる

〈写真右〉小さな鼻にぶつかる、12時27分
(もう少し潮待ちをすれば、通れるだろうか)

長男が前方を確かめると、向こう側は切り立った岩場になっているという。そして、こちら側の上部に切れかかったロープがあるものの、エスケープルートが存在するのかどうか分からないという。

安全で確実なのは、KANを連れて元来た道を引き返すことであろう。多少歩く距離が長くはなるが、今の状態なら歩いてくれそうである。引き返すことにする。

後日注:メル友から貴重な情報をいただいた。

ここを通過することのできる具体的な潮位(㎝)と、ある時刻における潮位の計算式(天文学に基づく数式、EXCEL計算式)である。今日の場合で言えば、後1時間程度の潮待ちが必要だったようである。

また、ここのエスケープルートについてもご教示いただいた。後日(2013/06/30)、海岸沿いの山道で標識らしきものを確認した。

ところで、今日はここから引き返したため、その先にあるはずの"内侍岩"は見ずじまいになってしまった。後日のお楽しみである。

大江浦~室浜砲台跡の山道を帰る

再び大江川の水につかりながら、山道に入る。大江川の少し手前で、海岸から疎林に入れば、少しだけショートカットできそうだったが、道迷いを恐れて回り道をした。

山道を引き返しながら海岸を見下ろすと、潮が引いて干潟が急速に広がっているのが分かる。

大江浦~須屋浦

〈写真上〉帰途振り返り、大江浦~大川浦~御床浦~須屋浦を望む、13時23分
(潮が一段と引いて、広範囲の干潟が出現しつつある。画面左上奥は、岩船岳)

展望を楽しんでしばらく行くと、左手の海岸に向けて小道が下りている。273mのほぼ真西(標高10m台)である。ここを知っておれば、先程の敗退地点から南に250m程度引き返して、すぐ山道に合流できたかもしれない。今後のために覚えておきたいポイントの一つであろう。

それはともかく、ゆっくりとしたペースながら、しっかりとした足取りで順調に進む。海岸に目をやると、対岸の大野にも大きな干潟(二万五千分1地形図表示あり)が出現しており、多くの人が潮干狩りをしているのが見える。宮島と本土との間の水道(大野瀬戸)は、幅200~300mといった感じである。(このページのトップ画面参照、14時01分)

室浜砲台跡の近くまで帰り着く。砲台跡周辺では道が錯綜しているが、植物実験所の道しるべが要所要所にあり助かる。少し遠回りをしながら再び砲台跡を確認して、下室浜の海岸に至る。

下室浜から多々良まで、再び海岸を歩く

下室浜から多々良まで、再び海岸を行く。

干潟を行く

〈写真右〉大きな干潟を行く、14時20分
(本土側の経小屋山が、せまい水道の向こうに大きく見えている)

大川浦から多々良まで、宮島でも多くの人が出て貝を掘っている。ただし、いずれも、仕事として掘っているような雰囲気がある。

また、ほとんどの場合、船外機で沖合から乗り着けているようである。いくつもの船外機が、潮の引いた干潟の上に取り残されている。宮島の山道からアプローチするよりは、ずっと簡単なことは確かである。

ところで、これらの干潟には縄張りがあるのだろうか。どこを見ても、文字どおりロープのようなもので区画整理されているようである。ある区画では、泥の干潟にきれいな砂を入れて、何かをまいている人がいる。稚貝を養殖しているのかもしれない。

宮島の干潟

〈写真左〉多々良川左岸沖の干潟、14時55分
(干潟を整備している人たちがいる。対岸の大野(本土側)は、すぐ手の届きそうな所にある)

多々良から海岸道路を行き、綱の浦から一直線に大鳥居をめざす

多々良で海岸道路(自動車道)に上がる。水路から上がったため、そのすぐ先にある"げんこつ岩"は、海岸道路から樹間越しに見ることになった。これも、"内侍岩"同様、後日のお楽しみとしておこう。

綱之浦隧道を出た所(大元隧道の手前)で海岸を見ると、大鳥居までずっと干潟が続いているのが分かる。またまた海岸に下りて、大鳥居まで一直線に歩く。

厳島神社大鳥居

〈写真右〉干潮の大鳥居、16時20分
(外国人観光客も多い)

少し潮が上げて来ており、大鳥居沖で潮干狩りをする人はほとんどいなくなっている。対岸に上がり、赤ちゃんを連れたシカを見る。

富士山挑戦

今年の夏は、長男と一緒に富士山に登ることにしている。前回(2010/07/12、7合目雨天敗退)のリベンジである。山小屋は世界遺産登録騒ぎ前から予約している(昨日2013/06/22、登録正式決定)。

KANも富士山に登りたいと言う。しかしながら、今日だけの実績では何とも言えない。今年秋には宮島弥山(三角点529.8m)の展望台が完成するだろうから、来年は弥山頂上まで登り、さらにその次の年に、十方山(三角点1318.9m、標高差約800m)を登って、合格ならば、三年後の小4(10歳)で連れて行ってやると約束をする。それまで、こちらも体力を維持しておかなければならない。

今日は、雨の確率40%(正午)ではあったが、帰途で宮島松大汽船を下りた時、ほんのちょっとぱらついたのみ。気温は終日低めの曇りで、山歩きには好都合であった。久しぶりに宮島口から広電に乗る。

宮島松大汽船

〈写真右〉帰りの宮島松大汽船にて、16時50分
(富士山に登るのはいつのことであろうか)

何はともあれ無事下山、全員揃って我が家で夕食、今日の一日に感謝。

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宮島のトピックス満載です。
なお、初版刊行後も加筆修正を繰り返しています。

2017年04月29日

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宗箇山~大茶臼山~広電己斐団地
(出発:JR三滝駅―可部線、帰着:己斐上五丁目(JR西広島駅―山陽本線))

2017年04月29日(土)、長男、小5(兄)、小1(弟)

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〈写真〉大茶臼山から、石畳の急坂を己斐団地に向けて下る、13時29分
(最近は、あまり歩かれていないようである)

はじめに

2017年01月07日(土)、孫一人と一緒に武田山~火山~丸山を歩いた。本当は大茶臼山まで行くつもりだったが、丸山で孫がスタミナ切れを起こしてしまった。丸山でどこからどう下るか迷ったが、結局、丸山からほぼ平坦な山道を大茶臼山取付き(畑峠)まで行くことにした。そしてそこから、大茶臼山に登ることなくそのまま車道を下った。

最後の車道(下りのみ)がきつかったと後で孫がいう。せめて畑峠の手前から、宗箇山手前までの山道を下れば、距離ももう少し短く足腰には楽だったかもしれない。今日は気になっていたそのコースを、宗箇山から大茶臼山に向けて歩いてみた。

『ひろしま百山』中国新聞社(1998年)「宗箇山」の項では、宗箇山について、次のように述べている。

「宗箇山は、別名を植松山という。広島が生んだ茶道宗箇流の開祖上田宗箇が城内上屋敷からの借景として赤松を植え、松は宗箇松、山は宗箇山と称するようになった」。(同書p.90)

植松山は私は聞いたことがない。宗箇山については、宗箇(そうこ)山=三滝(みたき)山として、道標ごと書籍ごとに表記はバラバラである。

なお、新年度となり、二人はそれぞれ新一年生と五年生になった。

今日のコース&コースタイム

JR三滝駅8:35-三滝寺参道入口8:57-宗箇山取付き9:06-三滝9:08、9:10-堰堤(120m前後)9:13-右谷へ(130m台)9:20-木橋(左岸から右岸へ、160m台)9:26-右折り返し(180m前後)9:31-左折(尾根に乗る、200m前後)9:35-休憩(200m台)9:36、9:41-送電線鉄塔(230m台、地理院地図よりは上)9:47-高峠山分岐(250m台)9:52-トラバース道(左前方へ、260m台)9:57-大茶臼山・丸山分岐(330m台)10:12-休憩10:20、10:23-宗箇山(356m)10:25、10:35-大茶臼山分岐(330m台)10:44-大茶臼山を見る(250m台)10:54-車道(鍬投げ峠、210m台)11:07-(車道)-建物入口11:11-(休憩道迷い1~2分)-登山口11:14-大茶臼山~武田山縦走路(宗箇山分岐、350m台)11:47-送電線鉄塔(356mの北東)11:48、12:18-畑峠(12:23~12:24、310~320m台)-大茶臼山(413.0m)12:44、12:53-展望岩(380m台)12:59-己斐峠分岐(左前方へ)13:03-右へ振る(220m台)13:36-崩落地点(200m前後)13:40-砂防ダム(160m台)13:47-道路(登山口140m台)13:51-バス停広電己斐団地入口(110m前後)14:06

  • JR三滝駅(31分)宗箇山取付き(29分)尾根に乗る(17分)高峠山分岐(20分)大茶臼山・丸山分岐(13分)宗箇山
    小計1時間50分
  • 宗箇山(9分)大茶臼山・丸山分岐(23分)鍬投げ峠(7分)大茶臼山・丸山取付き口(33分)縦走路(1分)送電線鉄塔(5分)畑峠(1分)畑峠(20分)大茶臼山
    小計1時間39分(送電線鉄塔30分を加えず)
  • 大茶臼山(6分)展望岩(4分)己斐峠分岐(37分)崩落地点(11分)登山口(15分)バス停
    小計1時間13分
  • 総合計5時間36分(全ての時間を含む)
    (宗箇山10分、送電線鉄塔30分、大茶臼山9分を加える)

JR三滝駅~三滝寺

今日と次回(2017年05月03日)で、結局は、西区やまなみハイキングルート(鈴ヶ峰~宗箇山(三滝山)縦走コース)をほぼ忠実に歩くことになった。

『ひろしま百山』では、「JR山陽本線横川駅から西広島駅へ出るコース」を紹介している。

「横川駅北口の前の道を左(西)にとる。太田川堤防わきの道に着き、三滝橋を渡って踏切を越え直進する。そして、誓願寺の前を過ぎると新広島八十八ヵ所霊場の一つ三滝寺の参道である」。(同書p.90)

今日の私たちは、横川駅でJR可部線に乗り換えて、一駅先の三滝駅まで行った。したがって、JR三滝駅前から北西に行き、すぐにぶつかる道路を右折(左折すると三滝橋)して、北西向きに三滝寺に向かう。

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〈写真〉JR三滝駅、8時35分
(太田川放水路のすぐそば(右岸)である)

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〈写真〉三滝寺へ向かう道を行く、8時38分
(ごくおおまかには北西向きに行く)

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〈写真〉誓願寺の前を行く、8時44分
(向かって右手に道なりに進む)

「(三滝寺)一帯は、春はサクラ、初夏はツツジ、秋の紅葉と四季を通じ、市民の憩いの場として親しまれている」(同書p.90)。今日も周りにはツツジがきれいに咲いている。

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〈写真〉三滝寺参道、8時57分

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〈写真〉三滝寺参道、9時00分
(参道の両脇には、様々な石仏や歌碑、慰霊碑などが並んでいる)

登山道入口~尾根に乗る(Aコースを行く)

『ひろしま百山』や「西区やまなみハイキングルート」で紹介されている登山コース(下記)は、Bコースというようである。ただし、近年の土砂崩れで通行止めとなっている。

「本堂にお参りした人は、入り口近くまで戻り、多宝塔を右に見ながら奥へ向かうと、やがてササが道を覆う山道となる。しばらく登ると長束への鞍部に出る。ササから解放されて、風の通り抜ける尾根となる。ここからが急登。ひと汗かくころには宗箇山頂上に達する」。(同書p.90)

今日は、参道の一番奥から、そのまま左手山道に取り付き、Aコース(Bコースよりも西側)を登る。

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〈写真〉Aコース(山道に取り付く)、9時07分
(参道一番奥から左手に入る)

すぐに滝がある。『ひろしま百山』p.91によれば、「三滝寺由来の梵音の滝、霊明の滝、駒ヶ滝の三滝がある」という。この滝がそのうちのどれか分からない。

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〈写真〉堰堤がある、9時13分
(北西向きの谷を行く。地理院地図黒破線のとおりである)

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〈写真〉堰堤を越えてゆく、9時15分

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〈写真〉北西向きの谷を行く、9時20分

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〈写真〉西向きの谷を行く、9時28分
(左手・西向きの谷(左谷)に入り、地理院地図黒破線どおり行く。竹林が続いている。タケノコの季節である)

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〈写真〉左折地点、9時32分

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〈写真〉里山整備まちづくり学校の敷地を右に見る、9時32分
(連絡先は、西区地域起こし推進課となっている)

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〈写真〉尾根を右手にして、巻き道を南向きに行く、9時32分

尾根に乗る~高峠山分岐~大茶臼山・丸山分岐~宗箇山

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〈写真〉尾根に乗ってほんの少し行った所、9時36分
(右折して尾根に乗る。尾根上には黒破線表示があり、それに従って北西向きに行く)

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〈写真〉送電線鉄塔、9時47分

『ひろしま百山』「宗箇山」の項では、宗箇山~高峠山~小茶臼山~JR西広島駅について、次のように書いている。(同書p.90-91)

「(宗箇山からの)下りは、南へ延びる尾根道を進もう。すぐ左手に三滝へ下る分岐、さらに20~30メートル先の畑へ下る急坂の分岐がある。送電用の高圧線を過ぎて高峠(たかとうげ)山」(237.4m)に着く。左右が開けて見晴らしの良い岩に到着する」。以下、JR西広島駅までの詳しい進路説明が有る。注:高峠山237.0m(2014年改算)

今日の私たちは、尾根上の高峠山分岐から、上記とは逆向きに宗箇山を目指す。上記記述にはよく分からない点が幾つかあるものの、尾根を追って、北~東へと向かえば間違いなく宗箇山に着く。

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〈写真〉三叉路、9時52分
(高峠山方面を左に分けて、右手尾根上を北上する。ここにも「D」マーク有り)

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〈写真〉左手の巻き道を行く、9時57分

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〈写真〉木漏れ日の樹間を行く、10時02分

大茶臼山・丸山分岐を左手に分けて直進する。後ほど、ここまで引き返してきて、急坂を下ることになる。

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〈写真〉大茶臼山・丸山分岐、10時11分

宗箇山山頂

宗箇山山頂に着く。
『ひろしま百山』「宗箇山」の項では、宗箇松について次のように書いている。「現在の宗箇松は三代目だが、枯れ死状態になっている。立て札があって、その由来を詳しく紹介してある」(同書p.90)。

同書発行の年に、4代目に植え替えられたようである。

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〈写真〉4代目宗箇松、10時27分
(標柱の側面には、平成10年11月29日と書かれている。1998年である)

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〈写真〉宗箇山山頂の道標、10時27分
(Bコースは工事中で通行止め、山本方面にも踏み跡があるようだが、よくは分からない)

大茶臼山・丸山分岐~鍬投げ峠~畑峠~大茶臼山

宗箇山で10時半、昼食には早いというので、もう少し歩くことにする。
宗箇山から尾根筋を引き返し、大茶臼山・丸山分岐を右折して、急坂を下る。

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〈写真〉大茶臼山・丸山分岐から急坂を下る、10時47分

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〈写真〉急坂の途中、10時54分
(眼下に見えるのは己斐が丘病院だろう。病院後方の送電線鉄塔まで登り返し、画面一番左端の大茶臼山を目指すことになる)

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〈写真〉鍬投げ峠、11時07分
(一旦車道まで下る)

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〈写真〉鍬投げ峠、11時08分

車道を北西向きに少し下る。己斐上に向けて、南向きに下る車道を左に分けて、建物駐車場内を北上する。大茶臼山・丸山取付き口が有り、北向きに沢沿いをさかのぼる。地理院地図の表示は無い。

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〈写真〉大茶臼山・丸山取付きの道標、11時10分

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〈写真〉大茶臼山・丸山取付き口、11時20分

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〈写真〉尾根を巻いてゆく、11時33分
(やがて、登山道は西向きとなり、武田山~火山~丸山~大茶臼山縦走路尾根を右手にして、小さな谷や支尾根を巻いてゆく。送電線鉄塔表示の北側に沿う形となる)

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〈写真〉縦走路分岐、11時47分
(縦走路に合流して尾根筋を南下する)

356m北東の送電線鉄塔で昼食。

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〈写真〉送電線鉄塔から宗箇山を見る、12時09分

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〈写真〉畑峠に向かう、12時21分
(昼食後、小1元気回復、先頭を切って走る)

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〈写真〉畑峠(丸山取付き口)、12時23分

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〈写真〉畑峠、12時23分
(車道を左手・南東向きに移動する)

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〈写真〉畑峠(大茶臼山取付き口)、12時24分

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〈写真〉大茶臼山三角点、12時45分
(大茶臼山取付き口から、まずは南東向きに登る。やがて山頂部に達し、諸施設を右左に見ながら、尾根筋を三角点に至る)

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〈写真〉大茶臼山道標、12時46分
(標高413.0mと正しく書き改められている)

大茶臼山~展望岩~己斐峠分岐~己斐上五丁目

大茶臼山三角点から展望岩を経て、己斐上五丁目に向けて超下る。

参考:後日、ヤマレコGPS軌跡を検討したところでは、このコースは、現在では全くと言っていいほど歩かれていないようである。

標高200mくらいの地点には崩落個所もある。登山口には「山腹崩壊のため、通行禁止(西区役所維持管理課)」の表示有り。ただし、山頂部や己斐峠分岐には何の表示も無い。

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〈写真〉車道に入る、12時54分
(三角点南側の建物側壁を左から回り込む。車道(地理院地図二本線)に入り、南下する)

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〈写真〉ガードレールの切れ目から外に出る、12時55分

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〈写真〉そのまま道路擁壁に沿って南下する、12時56分

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>〈写真〉石垣に沿って左折する、12時56分
(直進すれば、五月が丘に向けて下る)

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〈写真〉石畳の急坂、12時58分
(この後、己斐上五丁目に向けて、石畳の急坂が繰り返し現れる)

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〈写真〉展望岩(立石城跡)、12時59分

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〈写真〉岩場を下る、13時00分

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〈写真〉岩場を下る、13時00分
(前の写真の位置からちょっと右に振っている。柚木城山~315m峰~鬼ヶ城山~鈴ヶ峰縦走路を見る。その奥に宮島が入る)

己斐峠分岐に至る。途中の至る所に「己斐峠通行止め、代替ルート無し」という意味の表示を見てきた。今日(2017/04/29)現在の様子が全く分からない。己斐峠を避けて、己斐上五丁目に向けて下ることにする。

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〈写真〉己斐峠分岐、13時03分
(己斐峠分岐を右に分けて、左前方に下る)

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〈写真〉石畳の急坂、13時29分
(この後、何度も何度も同じような急坂を下る)

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〈写真〉崩落地帯有り、13時40分
(ここから谷の左岸に渡る)

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〈写真〉簡易歩道を下る、13時45分

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〈写真〉砂防堰堤、13時47分

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〈写真〉栄晃院、13時50分

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〈写真〉大茶臼山登山口、13時51分
(山腹崩壊のため、通行禁止(西区役所維持管理課)の表示有り。先ほど通った己斐峠分岐(下山口)には何の表示もなかったはずだが・・・)

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〈写真〉大茶臼山登山口全景、13時52分

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〈写真〉大茶臼山を見上げる、13時57分

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〈写真〉広電己斐団地入口バス停、14時09分

今日も無事歩き切った。

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

2017年01月07日

Akimasa Net
ひろしま百山(私の踏み跡)>> 広島湾岸トレイル >> 武田山トップページ

武田山~火山~丸山
(出発:JR大町駅―可部線、帰着:己斐ヶ丘病院下(JR西広島駅―山陽本線))

2017年01月07日(土)、小4(兄)

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〈写真〉武田山山頂部の弓場で遊ぶ、11時13分

はじめに

昨年(2016/11/13)、孫二人を連れて宮島弥山に登った(大元コース)。下りは、年長さんを家族に預けて(ロープウエー乗車)、小4と二人きりで下った(かや谷コース~包ヶ浦自然歩道(博打尾))。先頭を歩かせたらかなり早い。

もっときついコースを、二人きりで歩いてもよいと言うので、広島湾岸トレイル(HWT)のコースを今日一緒に歩くことにした。

HWTの体験会一日分を想定してみた。JR大町駅からガガラ山を往復して武田山に登り、火山~丸山を経て、大茶臼山から己斐峠までを視野に入れて歩き始める。

小4は、最初から先頭を切って身軽に登っていく。時々後ろからブレーキをかける。順調に武田山~火山を乗り越してゆく。昨年の山関連団体対象の体験登山のペースとほぼ同じである。

後は、丸山~大茶臼山まで登れば、己斐峠(バス便有り)までの急坂も大丈夫だろうと、丸山に至るまでは考えていた。しかしその考えは甘かった。丸山で急に元気がなくなった。

さてここからどう下るか。できるだけ体力を消耗しないコースを選択しなければならない。

このまま進んで畑峠から大茶臼山に登っても、その後の己斐峠までの急坂は下れないかもしれない。大塚峠まで引き返し、そこから春日野団地まで下ればバス停がある。しかし、まだ一度も歩いたことがない。地形図をみる限り、大塚峠からの下り口が急坂のようである。

このまま畑峠の手前まで進んで、宗箇山分岐を下るのが良いかもしれない。しかしこのコースも随分と前に一度歩いたきりで、どんなコースだか全く覚えていない。

結局、最近二度ばかり歩いており、ほぼ平坦で歩きやすいコースであることが分かっている丸山から畑峠まで山道を行く、そしてそこから、車道を己斐ヶ丘病院~大迫団地に向けて下りることにした。車道まで出れば、いざという時は車も呼べるだろう。大回りだが、山中に取り残される危険性は一番少ない。

己斐ヶ丘病院を越えて、しばらく下った地点で休んでいると、近くで畑仕事を終えたおばさまが親切にも声を掛けてくださり、JR西広島駅まで送っていただいた。

その方も多少歩かれるようである。広島湾岸トレイルの活動をしていることをお話しさせていただいた。もしも新聞などで記事が目に留まることがあれば、読んでいただけることでしょう。今日はほんとうにありがとうございます。

なお、丸山から一番近いバス停としては、畑峠から西側の広島市立大学方面に下るのが良かったかもしれない。

今日のコース&コースタイム

JR大町駅(10m未満)9:11-大町登山口(20m前後)9:26-水場分岐(120m台)9:36-大町観音水(120m前後)9:39、9:41-大町古墳(160m台)9:49、9:52-武田山分岐(200m台)9:59、10:00-カガラ山(212m)10:03、10:08-武田山分岐(200m台)10:11-ツツジの丘道標10:13-吹通し(160m台鞍部)10:16、10:18-憩いの森分岐(200m台)10:22-展望広場(320m台)10:36、10:41-郭跡(370m台)10:48-空堀跡(380m前後)10:49-見張り台(390m台)10:53-犬通し(400m台)10:56-武田山(410.5m)10:58、11:04-東山本登山口分岐(390m台コブ、黒破線有り)11:08-弓場(390m台)11:10、11:17-東山本登山口分岐(鞍部270m台、黒破線有り)11:29-353m(一歩踏み込んで展望)11:38-水越峠(320m台鞍部)11:42-春日野分岐(350m台コブ、地形図表示無し)11:48-火山(488.0m)12:07、12:27-展望(430m台)12:33-380m台分岐往復(12:40、12:42)-伴峠(350m台)12:46-小堀山(399m)12:51-権現峠(350m台)12:57、13:01-石山(420m台岩峰)13:11、13:18-送電線鉄塔(426m)13:24-広島市立大学分岐(400m台先端部)13:28-13:31-大塚峠(380m台鞍部、春日野下バス停分岐、黒破線有り)13:31-(湯つぼ跡)-丸山(457.4m)13:43、13:53-宗箇山分岐(350m台、鉄塔手前)14:10-送電線鉄塔(356m北側)14:11-畑峠(330m前後)14:18~14:18、14:21-己斐ヶ丘病院前14:39-乗用車ピックアップ地点14:43、14:46

  • JR大町駅~ガガラ山~武田山
    小計1時間47分(ガガラ山5分を加える)
  • JR大町駅(15分)大町登山口(水場経由33分)武田山分岐(3分)ガガラ山
    小計52分(武田山分岐1分を加える)
  • ガガラ山(3分)武田山分岐(5分)吹き通し(18分)展望広場(17分)武田山
    小計50分(吹き通し2分、展望広場5分を加える)
  • 武田山~火山~丸山
    小計2時間39分(火山20分を加える)
  • 武田山(31分)地図上の水越峠(25分)火山
    小計1時間03分(弓場7分を加える)
  • 火山(19分)鞍部(11分)権現峠(23分)426m(19分)丸山
    小計1時間16分(権現峠4分を加える)
  • 丸山~畑峠~今日の終点
    小計50分(畑峠3分を加える)
  • 丸山(18分)送電線鉄塔(356m北側)(7分)畑峠・大茶臼山登山口
    小計25分
  • 畑峠(18分)己斐ヶ丘病院(4分)今日の終点
    小計22分
  • 総合計5時間32分(全ての時間を含む)
    (武田山6分、火山20分、丸山10分を加える)

JR大町駅~登山口

取付き口までは、2016/12/17参照。

途中で地道十字路を左折すべき所で直進、広島県道36号(安川通り)にぶつかり、左に折り返して安川通りに入る。そのまま大町郵便局手前の信号まで戻り、右折して登山口までやや登る。多少のロスタイム有り。

登山口~ガガラ山(212m)

取付き口から、落葉した疎林を行く。尾根筋をずっとそのまま追ってゆけば、ガガラ山である。広島湾岸トレイル(HWT)のコース設定はそのとおりになっている。

しかし今日は、尾根を左から巻くコースに入り、大町観音水を一口頂いてから、尾根まで登る。尾根には大町古墳があり、武田山が左前方にどっしりとした姿を現す。

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〈写真〉水場分岐(標高70m台)、9時36分

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〈写真〉大町古墳(110m台)、9時49分

大町古墳から尾根筋を行く。右手から大町コースを吸収する。やがて、武田山分岐があり、左手に武田山方面を分けて進むと、ガガラ山(標高212m)である。

ただし、ガガラ山と一般的に称している展望箇所は、地理院地図(電子国土Web)のガガラ山212mではない。展望箇所(通称212m)から、さらに北の方角に樹木におおわれた小さなコブが見える。そこが、ガガラ山212mである。展望箇所は、その一つ手前のピーク(210m台)になる(こちらの方が少し高い感じはするが・・・)。

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〈写真〉ガガラ山から武田山を見る、10時04分
(北側から見る武田山の山頂部は、三角形に見える。逆に、右奥の火山(写真には写っていない)の方が、平べったく見える)

ガガラ山(212m)~武田山(410.5m)

ガガラ山から南に少し引き返し、武田山方面へ右折して下る。「ツツジの丘」道標が立っている。直進すれば、尾根筋をそのまま「吹通し」まで下る。落ち葉が滑りやすいコース(2016/12/17)である。気が抜けない。

ここで、左から巻きながら下ると良い道が付いている。地形図黒破線に完全に沿って、簡単に「吹通し」(標高160m台鞍部)まで下ることができる。

HWTは、通常はあくまでも尾根筋を行くことにこだわっている。しかし、ここは巻き道を行くとしている。安全性を考えた場合、HWTのコース設定(巻き道)で正解だろう。

なお、通称「吹通し」のことを、目薬峠とも言うそうである。確か、武田山北面の集落で目薬を創り、それを武田山南面の集落に売りさばくために通ったのが、この「吹通し」だと言うことであった。

HWTコース全般にわたって、山名・地名などを分かりやすく一覧表示したものを作成する必要があるだろう。今爆発的な勢いで山行記(その多くがGPS軌跡付き)の登録が増えている「ヤマレコ」との整合性も図る必要が出てくるだろう。

武田山中腹の展望広場(320m台)手前で小さなジグが続く。きれいな足場が造られている。ここに限らず、HWTのコース上で、様々な団体・個人が整備活動を続けている。感謝!!

また、このコースの東面には「ファミリーコース」が設けられているようである。体力的にしんどい方やお子さんでも楽しめるだろう。

武田山(410.5m)~水越峠(標高320m台鞍部)~火山(488.0m)

武田山で展望を楽しんだ後、西向きに火山を目指す。武田山山頂部では、岩場をすり抜けてもよいし、ほんのちょと回り道をすれば、楽に”西向き”の縦走路に入ることができる。

武田山山頂部では、”南向き”の尾根に乗って、祇園方面へ登山道(東山本登山口)が下っている。火山は、あくまでも”西向き”の縦走路を行く。

弓場で遊ぶ。小4は腕を肩の後ろまで引けなくて、矢があまり飛ばない。

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〈写真〉弓場で遊ぶ、11時13分

武田山から一気に下り、火山まで登り返す。火山までの登りが、今日のコースの中では一番きつい。小4は快調なペースで飛ばす。付いてゆけない。久しぶりに息を切らす。

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〈写真〉火山山頂、12時08分

HWTコースの特徴の一つが、今から行く先を見通せる箇所が多いことである。火山山頂から、大茶臼山~鈴が峰縦走路を見る。

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〈写真〉火山山頂から、12時09分
(画面左手前に丸山、その右奥に大茶臼山、さらにその右奥に鈴が峰。それらの奥に宮島が入るはずである)

火山(488.0m)~権現峠(標高350m台)~丸山(457.4m)

火山(488.0m)から、伴峠(標高350m台)~小堀山(399m峰)~権現峠(標高350m台鞍部)~石山(標高420m台岩峰)~送電線鉄塔(標高426m)~大塚峠(380m台鞍部)を経て、丸山(457.4m)に至る。

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〈写真〉春日野団地を見下ろす、12時29分
(火山の下から、住宅が建設中の大団地を見る)

武田山~大茶臼山~鈴が峰は、道標のとおりに進めばまず間違いは無い。しかし、所々で判断に迷う箇所がある。

火山からの下りで、標高380m台(伴峠350m台鞍部手前)に分岐がある。尾根は左手・南西を向いているように見える。古い道しるべがあり、それも左手を指している。

しかし、右手・南向きにも良い道が下っている。しかも鮮やかな黄色テープが手招きをしている。

一応右手・南向きに踏み込んでしばらく下り、縦走路尾根から外れていることを確かめて引き返した。

私は個人的には、山で「他人の土地に」道標やテープ、あるいはピンクのひらひらを付けることは落書きと同じであると考えている。

統一した道標あるいはワッペンのようなものを付けることができればよいのかもしれないが、平成の世となり地権者を確認してそれぞれ了解を得ることは絶望的な状況となっている。

したがって今では、道標や書き込みは、正しいもの間違っているものも含めて、現在あるものを全て写真に撮り、それを並べたコース紹介図を作ることを考えている。

そして今日もせっせとデジカメのボタンを押しまくった。

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〈写真〉不明朗な分岐、12時39分

伴峠(標高350m台鞍部)のことを、地元では三田峠と言うらしい。ここでも、地名の整合性を図る必要がありそうだ。

HWTコースの特徴の一つが、今通ってきた山を見通せる箇所が多いことである。石山から振り返ると火山が大きい。その右に武田山があり、火山~武田山間に阿武山が見える。

武田山の後ろに白木山系があり、白木山も頭を出している。阿武山~武田山の一番後ろが押手山であろう。また、火山左手奥にも、あさきた里山マスターズの山々が見えているはずである。

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〈写真〉石山から振り返る、13時13分
(石山、標高420m台岩峰から来た道を振り返る)

丸山(457.4m)~畑峠(標高330m前後)~自動車道

さて、「はじめに」で書いたとおり、小4がスタミナ切れを起こしたため、畑峠を経て自動車道を己斐まで下ることにした。

畑峠までのなだらかな道は、それなりのスピードで歩いてくれてホッとした。後で聞くと、車道の下りが一番きつかったようである。

再挑戦

縦走路を歩く場合のエスケープルート確認は欠かせない。春日野団地から登っていろいろ確かめてみたい。小4も一緒に来ると言うので、早速2月に予定を入れた。

年長さんが「僕は留守番で寂しかった」と言う。年長さん用に別メニューを計画して、これも2月に予定を入れた。

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

2015年09月20日

Akimasa Net
ひろしま百山(私の踏み跡)>> 広島湾岸トレイル >> 宮島弥山・岩船岳トップページ

紅葉谷コース~大聖院コース
(出発帰着:宮島桟橋)

2015年09月20日(日)、長男、小3(兄)、年中(弟)

JR船上から見る大鳥居

〈写真〉JR船上から見る大鳥居、9時17分

はじめに

2015年09月20日(日)、長男、孫二人
紅葉谷コース~大聖院コース
(出発帰着:宮島桟橋)

長男と孫二人(小3と年中組、ともに男児)で宮島に登った。宮島桟橋からの往復約10km、小3は余裕、年中組はかろうじて歩き切った。

宮島は、広島湾岸トレイルの延伸ルートの終端部に当たっている。宮島弥山の正式な登山道三本のうちの2本を登り下りする設定になっているようである。少なくとも紅葉谷はそれに含まれている。後一本は、大聖院コースか大元コースのいずれかである。

今日登り下りしたのは、宮島弥山の正式な登山道のみである。標識どおり行けば間違いない。コースは地理院地図に表示されている。GPSデータはそれとは多少ずれているが、初めての登山でも特に問題となることはないだろう。観光客も含めて大勢が登り下りしていた。

弥山山頂の展望台は完成していたものの、売店がなかった。新聞に何かその辺りの理由は出ていただろうか。

今日のコース&コースタイム

宮島桟橋9:30-ロープウエイ下の分岐10:03-海軍省標石10:23-紅葉谷分岐11:08、11:13-弥山本堂11:29、11:37-弥山11:45、12:30-仁王門12:49、12:54-砂防堰堤(1号)13:04-展望(320m台)13:10、13:14-ベンチ13:25、13:32-白糸の滝入り口(80m台)13:46-滝宮神社13:47-砂防堰堤(2号)13:54-大聖院入り口13:59-宮島桟橋14:28

  • 宮島桟橋(33分)ロープウエイ分岐(1時間05分)紅葉谷分岐(16分)弥山本堂(8分)弥山
    小計2時間15分(紅葉谷分岐5分、弥山本堂8分を加える)
  • 弥山(19分)仁王門(16分)展望(45分)大聖院(29分)宮島桟橋
    小計1時間58分(仁王門5分、展望4分を加える)
  • 総合計4時間58分(全ての時間を含む)
    (弥山45分を加える)

宮島口桟橋集合

9時に待ち合わせて、9時過ぎのJR宮島航路で宮島に渡る。シルバーウィークである。大勢の観光客で船の3階まで席が埋まっている。右舷デッキにもすでに人が並んでいる。JR航路は大鳥居大接近サービスをするため、右舷側に航路を大きく膨らませる。皆さんよくご存知である。

紅葉谷コースを登る

宮島桟橋から南西向きに行き、大鳥居を見て厳島神社の横を通り、ロープウエイ乗り場方面に向かう。大勢の観光客があり早足で歩くことはできない。ゆったりとロープウエイ乗り場の近くまで行く。ロープウエイでは整理券が配られている。

ロープウエイ乗り場手前から右に折れて山道に入る。

紅葉谷コース取り付き付近

〈写真左〉紅葉谷コース取り付き付近、10時06分

小3が飛ばす。年中組が付いていく。「僕4歳?えらいね・・・」と声がかかる。これは行けるかなと思ったが、紅葉谷分岐のかなり手前でペースダウン。父親に手を引かれてようやく分岐までたどり着く。

紅葉谷コース分岐鞍部

〈写真上左〉紅葉谷コース分岐鞍部、11時10分

小3は元気に先着、私も続く。

紅葉谷コース分岐鞍部

〈写真左〉紅葉谷コース分岐鞍部、11時08分

そしてその後も、4人で一緒にスタートしては遅れて到着するという状態を繰り返す。

消えずの霊火堂

〈写真左〉消えずの霊火堂、11時30分

それでもそれほどの遅れもなく山頂に到着、そして昼食。

弥山山頂で昼食

〈写真左〉弥山山頂で昼食、11時50分
(新展望台から写す)

宮島(弥山)は広島湾岸トレイルのゴール

広島湾岸トレイル(HWT)の現在の帰着点は、鈴ヶ峰(西峰三角点)となっている。取り付きは、広島市佐伯区八幡東(ちょっと離れて、JR山陽本線五日市駅あり)である。ただし、そこからの延伸ルートが、極楽寺山~宮島(弥山)へ延びる予定である。つまり最終的には、弥山が広島湾岸トレイルの西端となる。

宮島弥山からの超展望

弥山の新展望台にて、観光客から感嘆の声が上がる。「この展望だけで満足だ! 来た甲斐があった!」。

今日出かけるときは、雲一つない快晴、今は薄雲があるものの、よく晴れている。四国方面が見えないのが残念なくらいで、西中国山地をはじめ、見えるべき山はほとんど見えているようである。

宮島弥山の山頂からは、360度の超展望が得られる。そして、広島湾岸トレイルの全コース(延伸コース含む)のほとんどすべてを見ることができる。

広島湾岸トレイル

〈写真上〉広島湾岸トレイルを見る、11時53分

絵下山(約78度)は、似島右端の奥である。烏帽子岩山(約90度)は、江田島左端の奥である。烏帽子岩山~絵下山の稜線がしっかりと見通せる。発喜山の尾根は手前の明神山の陰に隠れるか。

金ヶ燈篭山(約72度)~鉾取山(約68度)の稜線が、安芸小富士277.8m(似島)の左右奥にしっかりと見通せる。
高城山(約56度)は、黄金山の左奥である。

広島市街地の右奥に、呉娑々宇山を見る。藤ヶ丸山(約54度)は、呉娑々宇山のすぐ右奥、三本木山(約50度強)は、呉娑々宇山の左裾である。

広島市街地の左奥に、二ヶ城山(太田川左岸)を見る。木ノ宗山(約46度)は、二ヶ城山の右奥である。

鬼ヶ城山(約42度)~白木山(約41度)は、太田川放水路の左岸奥に大きく見える。押手山は手前の稜線に隠れるか。

海のすぐ向こうに、太田川右岸沿いの阿武山(約33度)~武田山(約31度)~大茶臼山(約28度強)~鈴ヶ峰東峰(27度強)~鈴ヶ峰西峰(約25度)が折り重なる。その後ろには、備前坊山(約31度)・・・螺山(28度前後)が入る。

阿武山(約33度)は、宗箇山(平らな山頂部)のほぼ真後ろである。

備前坊山(約31度)は、武田山(約31度)のほぼ真後ろ(やや左奥)~可部冠山(たぶん見えず)~堂床山(約26度)は、鈴ヶ峰西峰(約25度)のやや右奥である。

福王寺山~螺山(28度前後)は、鈴ヶ峰東峰(27度強)~大茶臼山(約28度強)の後ろに入る。

注:方位は真北からの度数。

大聖院コースを下る

昼食後、弥山山頂から西向きの石段に取り付いて下る。年中組は元気回復、石段を飛び降りながら下る。

仁王門

〈写真左〉仁王門、11時50分

仁王門下の鞍部から北向きに下る。年中組は再び父親に手をつながれる。「石段いやだ、いやだ、と言い続けている」。下る程にペースダウンしていく。

白糸川1号砂防堰堤

〈写真左〉白糸川1号砂防堰堤の右岸を下る、13時05分

砂防堰堤2号

〈写真左〉白糸川2号砂防堰堤、13時52分
(砂防堰堤の向こうに大聖院を見る)

大聖院入り口の人力車

〈写真左〉大聖院入り口の人力車、13時59分

大聖院からもペースは上がらず、身動きがとれない程の観光客の波の中を、超スローペースで歩く。それでも自分の脚で桟橋まで歩き切った。

なお、厳島神社拝観の待ち行列が大鳥居横まで続いていた。

次回はどこへ?

宮島口からJRに乗り、我が家へ直行して夕食。皆元気回復、二人ともまた山に行きたいという。西中国山地も含めて適当な山を考えておこう。長男は広島湾岸トレイル構想に興味を示している。同トレイルの体験登山(全14回シリーズ、第2回まで既に終了)に連れて行ってやろうかな。

宮島本発売(アマゾンKindle版)2018年1月17日刊

『孫と歩く~ユネスコ世界文化遺産の島・厳島~』

宮島のトピックス満載です。
なお、初版刊行後も加筆修正を繰り返しています。

2017年01月21日(観音コース~極楽寺山~平良コース途中~速谷神社)

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観音コース~極楽寺山~平良コース途中~宮島サービスエリア~速谷神社
(出発:観音台入口バス停(JR五日市駅―山陽本線)、帰着:JR宮内串戸駅(山陽本線))

2017年01月21日(土)、広島湾岸トレイル・踏査&整備(第15回)

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〈写真〉JR新井口駅から鈴ヶ峰を望む、8時18分
(降雪の範囲は、標高50m以上くらいだろうか)

  • 今日の山行ルート図 ⇒ GPS軌跡(2017年01月21日)
  • モデル山行記(参考コースタイム有り)Akimasa Net(2016年02月06日)山行記
  • コース詳細解説 ⇒ Akimasa Net(2017年01月21日)山行記(このページ)
    前回の山関係者向け体験会(2016年2月06日)山行記も含めてまとめる形をとった。なお広島湾岸トレイルの正規コースとしては、前回までの速谷コースを放棄して、平良コースをそのまま宮島サービスエリアまで下ることになった。

はじめに

ここのところ何年来かの大寒波が襲来している。昨日も夕方から吹雪、今日の登山が危ぶまれた。しかしながら、天気予報では一時小康状態を保つ見込み、参加者全員が定刻前には集合、バスで出発地点に向かう。

なお翌日は、ひろしま男子駅伝(天皇盃 全国都道府県対抗男子駅伝競走大会(第22回))である。幸いにも天候は穏やかであった。長野が3年ぶり7度目V、そして広島(8位以内入賞目標)は26位と敗れ去った。

観音台入口バス停~観音登山口

今日は、前回体験会の八幡東~観音台間(五日市町内の車道)は省略することになっている。したがって、JR五日市駅南口バス停で、東観音台団地行き(広島電鉄)バスに乗車して、観音台入口バス停で下車する。

バス停は、五日市観音西小学校の西角にある。バスを降り、ほんのわずかに南に戻り、右折して、北西向きに車道を登る。

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〈写真〉バス停から登山口を目指す、9時25分

極楽寺登山道入口という趣きのあるりっぱな道標(中国自然歩道)がある。車道に並行した歩道を行きたいが、雪がある。車道をそのまま登る。

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〈写真〉極楽寺登山道入口という趣きのある道標、9時30分

坪井公園(トイレ有り)で山支度、それぞれにスパッツや軽アイゼンを付け、自己紹介を終えて出発する。

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〈写真〉坪井公園の手前、9時31分

公園の先には、あじさい寺として有名な観音寺(広島市佐伯区)がある。

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〈写真〉観音寺の手前、9時45分
(あじさい寺として有名である)

高速道路(山陽自動車道)の下をくぐり抜けると登山口はもうすぐである。

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〈写真〉高速道路(山陽自動車道)の手前、9時49分

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〈写真〉高速道路の向こう側、9時52分
(なおも北西向きに行く)

観音コースを登る

観音登山口(標高250m前後)には、極楽寺山登山口(造幣局登山部)という立派な標識が二つある。新しい道標は、2013年ころ設置されたもののようである。

この造幣局とは、当然ながら独立行政法人造幣局(広島支局)のことである。広島造幣局(通称)は広島市佐伯区五日市中央(コイン通り)にあって、花のまわり道(主に八重桜)でも有名である。

その隣にある五日市中学校は我が母校である。中学1年で陸上部に入部したてのころは、造幣局のグラウンドを借りて練習することが多くあった。適度に草の生えたグラウンド周辺がヒザに優しいということであったのかもしれない。

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〈写真〉観音コース登山口、9時59分
(広島造幣局の道標有り)

観音コースは、取り付きからいきなりの急登(前回体験会の感想)である。標高400m台で一服できる(前回体験登山の感想)地点まで、標高差150m(尾根筋)を一気に北西向きに登る。山頂部まで地理院地図(電子国土Web)に表示は何もない。(丁石、200mごと標識がある)

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〈写真〉途中の緩斜面を行く、10時23分

今日は雪、それなりのペースで登るので、急坂はあまり気にならない。また、丁石や200mごと標識も全てをきちんと把握することはできなかった。

登るほどに積雪量が増してくる。雪が締まり、キュキュと鳴く。

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〈写真〉道標:あと0.6km、10時36分

登山道は、標高400m台からさらにそのまま北西向きに登り、標高450m辺りで左に振って西向きに尾根筋を登る。傾斜は多少緩やかとなり、左手には樹間越しに瀬戸内の海を見ることができるようだ。宮島の大鳥居も見えるというが、今日は、樹間に廿日市の街並みらしきものを確認したのみ。

観音コースの全長は1.2kmとのこと、0.2kmごとに標識がある(前回体験登山)ものの、各標識間の距離はかなりアバウトで、ばらつきがあるようだ。

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〈写真〉丁石、11時00分

雪の中をなおも登る。

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〈写真〉雪の中を行く、11時00分

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〈写真〉雪の中を行く、11時02分

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〈写真〉雪の中を行く、11時11分
(頭の上から何度も雪をかぶる)

最後に急なジグをこなすと、極楽寺山頂部(標高660m台)の阿弥陀堂裏側に登り着く。道標は全くない。気持ちが良い。

極楽寺山山頂部

極楽寺は、高野山真言宗別格本山である。行基が開山(731年)、後に弘法大師が開眼したとされる。毛利元就によって本堂が再興(1560年)された。なお、阿弥陀堂には阿弥陀如来大仏が安置されている。

極楽寺山の麓には同じ真言宗の正覚院がある。また、宮島の大聖院は、真言宗御室派の大本山の寺院である。

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〈写真〉極楽寺本堂、11時18分

極楽寺山頂上693mを目指して、北西向きに簡易車道を行く。
極楽寺山頂部は瀬戸内海国立公園に含まれている。寺社林が半分以上を占め、全国的にも屈指のモミ自然林として知られている。

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〈写真〉モミ自然林の中を行く、11時23分

駐車場角に山頂までの急な木段がある。

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〈写真〉駐車場角の道標:極楽寺まで0.3km、11時26分
(極楽寺山頂693mまで、後300mという意味である)

今日もその木段を登ることなく、山頂西面の巻き道(蛇の池方面)を行き、途中から右折して山頂に至る。

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〈写真〉山頂西面の巻き道、11時28分

山頂には立派な東屋があるものの、樹間わずかにあるはずの展望も雪で全く分からない。早々に退散する。

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〈写真〉極楽寺山頂部は一面の雪、11時33分

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〈写真〉早々に退散する、11時36分

山頂部から、先ほどパスした雪の階段を慎重に下り、再び駐車場角まで下る。

極楽寺本堂、阿弥陀堂まで戻り、鐘突き堂横の展望台東屋で昼食。眼下には、瀬戸の海が霞んでいる。長居する理由も無く早々に下り支度をする。

平良コースを下る

仁王門に向けて、最初の石段が急である。趣きのある石段(前回体験会感想)は、幸いなことに角が少し鋭角に作られている。雪に埋もれたその角に足を掛けながら慎重に下る。

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〈写真〉鐘突き堂横の石段上部、12時18分

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〈写真〉石段を慎重に下る、12時19分

途中で仁王門をくぐり、さらに石段を仁王門下(標高620m台)まで下る。
仁王門下にはりっぱな登山道がある。仁王門を背にして、左手は屋代コース(五日市)である。今日は右手の平良コース(廿日市)を行く。西~南向きに下ることになる。尾根筋を行く表参道である。

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〈写真〉仁王門を見上げる、12時23分

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〈写真〉仁王門下の丁石、12時23分

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〈写真〉仁王門下の道標、12時23分

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〈写真〉仁王門下の道標、12時24分

なおここで、極楽寺山693mの下にある駐車場の横から、自然林の中を遊歩道が延びており、仁王門前後の階段を通ることなく平良コースに合流することができる。

仁王門下からほんの少し北西向きに行き、その後南向きに下る。山頂部ではゆったりと下る。ほぼ地理院地図のとおりと考えて良いが、613m峰は通過せずその東面を巻いて行く。その分なおのことゆったりとした登山道となっている。

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〈写真〉平良コースをゆったりと下る、12時32分

原コース分岐は、標高570m台にある。地理院地図(電子国土Web)の分岐点(標高600m前後)とは少し異なる位置にある。

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〈写真〉原コース分岐、12時36分
(原コース分岐を右に分けて下る)

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〈写真〉丁石、12時40分

原コース分岐からさらに南に下ると、三角点(518.4m)である。この三角点前後の地理院地図黒破線は、三角点の真上を通っている。

しかしながら、GPS軌跡(前回体験登山共)は地理院地図黒破線のわずかに西を下り、三角点(518.4m)手前で少し左に振って三角点に至っている。そして、三角点から先では少し右に振って、再び地理院地図黒破線のわずかに西を下っている。

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〈写真〉、12時43分

三角点から先では傾斜がきつくなる。大岩の間をぬって下る箇所もある。

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〈写真〉大岩のある展望箇所、12時49分

平良コースの表示(地理院地図黒破線)が消えてしまった

ところで、平良コースの表示(地理院地図黒破線)が標高390m台から下で消えてしまっている。

手持ちの古い二万五千分1地形図・廿日市(平成12年4月1日発行)を改めて確認すると、当然ながらずっと下の西広島バイパス(国道2号線)付近までしっかりとした記載がある。

それに対して、標高500m前後から地理院地図黒破線が南東向きに下っている。従来の平良コースよりも東側である。

このルートは、先ほどの古い二万五千分1地形図・廿日市には記載がない。

しかし、極楽寺百回登山(超マニアックなルートマップ)で確認すると、荒蒔コースという今まで聞いたことがない(全くノーマーク)のルートが、高速道路(山陽自動車道)を通り抜けて、左方SA(西広島バイパス、国道2号線)まで下っている。

また、標高390mくらいから、今度は南西向きに地理院地図黒破線が下っている。その先は、速谷コース登山口から北に向けて延びる黒実線につながっている。つまり、速谷コースの北側である。

このルートは、先ほどの古い二万五千分1地形図・廿日市には記載がない。極楽寺百回登山(超マニアックなルートマップ)にも記載がない。

確かに速谷コース分岐まで下る途中の右横に踏み跡らしきものがあった(前回体験登山で確認)が、それが該当するかどうかは定かでない。

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〈写真〉道標、13時04分

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〈写真〉丁石、13時04分

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〈写真〉、13時05分

速谷神社コースを諦めた

地理院地図黒破線に記載がなくても、表参道である平良コースそのものが消えてなくなるわけはない。

明瞭な登山道に従って、速谷コース分岐(標高330m台)に至る。りっぱな石柱(右速谷神社、左廿日市町)が建っている。

速谷コースは、右(南西向き)に踏み込みすぐに南向きの尾根に乗る。平良コースは、そのまま直進して左手の尾根(~225m峰)を南南東向きに下る。

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〈写真〉速谷神社分岐、13時10分

前回体験登山までは、HWT協としては、速谷コースを速谷神社に至るコースとして設定していた。

しかしながら、その速谷コースは、私には一般的なコースとして認め難く、前回の体験登山の感想を次のようにまとめていた。結局同様の趣旨で、速谷コースを諦めることになった。つまり、平良コース~宮島サービスエリア経由で速谷神社へと変更になった。

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〈写真〉宮島サービスエリアに向けて下る、13時30分

速谷コースについて(前回体験登山の山行記)

極楽寺百回登山さん(超マニアックなルート図が秀逸)は、2005年ごろに初めてこのコースを通っているはずである。その後幾度となく手入れをしたが、通る人も少なく、特に夏場はすぐ荒れ放題になる、という意味のことを書いていたように記憶している。

今日実際に通過(私は2回目、初回2008/11/23も荒れていた)してみて、ここを維持管理するのは大変だろうなというのが実感である。

なお、速谷コースをやり過ごして平良コースをそのまま高速道路(山陽自動車道)まで下り、宮島SAを経て速谷神社周辺部(折敷畑山取付き地点)に至るコースも考えられる。

ただしこの場合、多少距離(舗装道部分)は長くなるだろう。それでも時間的にはあまり変わらないはずである。

宮島サービスエリア~速谷神社

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〈写真〉宮島サービスエリア、13時37分

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〈写真〉速谷神社、14時32分

未完

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

  • Akimasa Net(2016年02月06日)山行記
    観音コース~極楽寺山~平良コース途中~速谷コース
    (出発:中地上バス停(JR五日市駅―山陽本線)、帰着:速谷神社前バス停(広電廿日市市役所前(平良)―広島電鉄宮島線)
    注:速谷コースはその後放棄。

広島湾岸トレイルの周辺を歩く

2017年02月04日(速谷神社~折敷畑山~四季が丘団地)

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速谷神社~折敷畑山~四季が丘団地
(出発:速谷神社(広電廿日市市役所前駅―広島電鉄)、帰着:四季が丘団地(JR廿日市駅―山陽本線まで歩く))

2017年02月04日(土)、広島湾岸トレイル・踏査&整備(第16回)

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〈写真〉折敷畑古戦場跡(標高400m台コブ)、10時59分
(旧陸軍省標石がある。陸軍輸送港域第ニ区標石(昭和15年6月10日)第54号である)

  • 今日の山行ルート図 ⇒ GPS軌跡(2017年02月04日)
  • モデル山行記(参考コースタイム有り)Akimasa Net(2016年02月11日)山行記
  • コース詳細解説 ⇒ Akimasa Net(2017年02月04日)山行記(このページ)
    前回の山関係者向け体験会(2016年2月11日)山行記も含めてまとめる形を取っている。

はじめに

折敷畑山(おしきばたやま)は、厳島合戦(日本三大奇襲の一つ)の前哨戦があったとされる山である。

折敷畑山は、野貝原山(719.2m)の山頂部(のうが高原、ホテル廃墟あり)から南に流れる尾根上にあり、その南東面には宮園上、四季が丘団地がある。

つまり、鈴ヶ峰から宮島口(宮島の対岸)に至るには、極楽寺山、折敷畑山(~野貝原山)、そして船倉山(~大野権現山)の三つの尾根を乗り越えていくことになる。

なお、折敷畑山には地理院地図の登山道表示はほとんどない。しかし、送電線鉄塔管理道が続いており、要所要所で現在位置を確認しながら進めば、何ら問題はないであろう。

今日のコース&コースタイム

速谷神社境内(80m台)-速谷神社鳥居8:59-陽光台北道路(70m台)9:04-(さくらのおか公園)-高速道路下(山陽自動車道、90m台)9:12-登山口(90m台)9:15、9:16-送電線鉄塔(180m台)9:24-分岐合流(230m台)9:41、9:50-右分岐(250m台)9:52、10:01-展望(野貝原山を見る、300m前後)10:08-三角点(365.5m)10:36-古戦場跡(400m台)10:58、12:05-折敷畑山(445m)12:16、12:20-古戦場跡(400m台)12:27、12:31-左折(鞍部、280m台)12:53、12:57-送電線鉄塔横(220m台)13:17-右前方へ(直進道あり、150m前後)13:32-駐車場(130m台)13:34、-四季が丘小学校西側の公園(130m前後)

以下のコースタイムは、2016/02/11体験会(山関連団体用)のものを転記した。

  • 速谷神社・鳥居(16分)登山口(24分)分岐あり(23分)三角点(11分)古戦場跡(11分)折敷畑山
    小計1時間36分(分岐5分、古戦場跡6分を加える)
  • 折敷畑山(10分)古戦場跡(13分)左折(9分)送電線鉄塔横(15分)四季が丘小学校西側の公園(16分)半目藪バス停
    小計1時間03分(古戦場跡42分、小学校横9分を除く)
  • 総合計3時間32分(全ての時間を含む)
    (折敷畑山2分、古戦場跡42分、小学校横9分を加える)

速谷神社(はやたに・じんじゃ)

広電廿日市市役所前(平良)駅(広島電鉄宮島線)に集合する。(廿日市:はつかいち)

当駅には、旧駅名の平良が副名として付けられている。広電廿日市駅の一つ宮島口よりの駅であり、近くには、廿日市市役所、「はつかいち文化ホールさくらぴあ」がある。

駅前から、広島電鉄・原線(廿日市市役所前駅発 川末行)のバスに乗り、速谷神社前で下車する(所要時間約11分)。

速谷神社~陽光台団地~登山口

速谷神社の鳥居前から、速谷神社を右手にして、南西の方角に民家の間をぬっていく。地理院地図(電子国土Web)の黒実線に沿う形となる。

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〈写真〉速谷神社前、2016/02/11(9時01分)

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〈写真〉速谷神社前の路地に入る、9時01分
(右手には、廿日市警察署平良駐在所がある)

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〈写真〉民家の間をぬってゆく、9時02分
(左手、平坦な道を行く)

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〈写真〉民家の間をぬってゆく、9時03分
(送電線鉄塔の方向に、左手の道路を真っすぐに行く。道路は南向きとなる)

陽光台北側の自動車道に右折して入り、西向きに行く。道路右手には、さくらのおか公園や陽光台配水池がある。

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〈写真〉陽光台北側の道路に右折して入る、9時04分

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〈写真〉陽光台北側の自動車道を西向きに行く、9時07分

高速道路(山陽自動車道)にぶつかり、その下をくぐり抜ける。左折して、高速道路の側道を南西向きに少し行くと、右手に登山口がある。

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〈写真〉高速道路(山陽自動車道)の下をくぐり抜ける、9時11分

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〈写真〉高速道路の側道を南西向きに行く、9時13分
(右前方に登山口が見えている)

登山口~三角点~折敷畑古戦場跡

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〈写真〉側道脇の登山口から西向きに入る、9時15分

登山口から、簡易舗装道(地理院地図黒実線)がジグで上がっており、それに従う。やがて、地理院地図の表示は無くなり地道(送電線鉄塔管理道)となる。管理道は右に振られて、西向きに気持ちの良い雑木林の中を行く。

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〈写真〉送電線鉄塔の下を行く、9時24分
(変電所のほぼ真北にある送電線鉄塔である)

送電線鉄塔を過ぎてしばらくすると、尾根を右手にして、西向き(やや北)に進むようになる。標高220mくらいの地点で、左に振られて南西向きとなる。

標高230m前後で尾根(南西/北東)に乗る。尾根上には管理道があり、合流して左手に進む(南西向き)。

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〈写真〉尾根に乗る(標高230m前後)、9時42分
(尾根上には、右手後方(画面右)から左手前方(画面左)に管理道が付いている)

三角点(365.5m)に至るには、この尾根の一つ北側の尾根に乗らなければならない。そのため、標高250m台まで進んだ地点で、右折して北向き(やや西)に行く。

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〈写真〉右折地点(標高250m台)、9時59分
(前方に良い道を分けて、右折する)

一つ北側の尾根に乗って、おおまかには西向きに、三角点(365.5m)を経て、古戦場跡(標高400m台コブ)に至る。

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〈写真〉野貝原山山頂部のホテル廃墟を見る(標高300m前後)、10時08分
(写真画面の右側後方)

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〈写真〉365.5m三角点、10時36分

折敷畑古戦場跡(標高400m台コブ)には、旧陸軍省標石がある。

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〈写真〉折敷畑古戦場跡、10時59分
(旧陸軍省標石がある。陸軍輸送港域第ニ区標石(昭和15年6月10日)第54号である)

今日はここで昼食とする。

古戦場跡(標高400m台コブ)からの展望は決して良いとは言えない。葉を落とした雑木を透かして、極楽寺山の尾根(平良コース)や宮島、そして船倉山(~大野権現山)の尾根が見えている。

折敷畑山445mピーク

昼食後、折敷畑山445mピークを往復してくる。

折敷畑山445mピークは、古戦場跡(案内板、標高400m台コブ)から北西の方角に尾根を追っていった所にある。山頂部では、西側斜面から右手に巻いて登る。

山頂での展望は全くない。なお、折敷畑山445mピークから野貝原山(719.2m)に至るルートがあるようだ。

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〈写真〉折敷畑山、12時19分

折敷畑古戦場跡~四季が丘団地

折敷畑古戦場跡から、おおまかには南向きに尾根を下る。地理院地図の登山道表示はない。最初に一箇所急坂があり、鎖が設置してある。

南~南西向きに下り、標高300m台手前の鞍部(標高280m台)に至る。鞍部では、正面の小コブ(標高300m台)に取り付くことなく、左手に行き、小コブの東面を巻きながら南東向きに下る。

ここの巻き道では、今日も羊歯(しだ)が濃い。道路上の羊歯(しだ)を少しばかり刈らせていただく。羊歯(しだ)の先は対生しており、切った茎の方を先にして飛ばすと、両側の葉が翼となって良く飛ぶ。面白い。

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〈写真〉標高300m台手前の鞍部、12時55分(12:53~12:57)

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〈写真〉標高300m台の東面を巻く、2016/02/11(12時06分)
(2017年の今日もシダが濃かった)

巻き道が終わると、そのままほぼ南東向きの尾根を下る。

標高220m前後から下では、地理院地図に登山道が示されている。そこから、送電線鉄塔管理道や黒折集落への下山道が多少入り乱れてくるが、基本的には南東向きの尾根筋を真っすぐに下る。

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〈写真〉四季が丘団地に向けて下る(標高170m前後)、13時29分

標高150m前後で、地理院地図の登山道(黒破線)が二手に分かれている。そのまま尾根筋を行けば、展望台があるようだ。四季が丘団地に下るには、ここは真っすぐ行かず、右側の黒破線に従って右手前方へ南向きに下る。

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〈写真〉四季が丘団地に向けて、右手前方に下る(標高150m前後)、13時32分
(左手尾根筋を行けば、展望台があるようだ。画面左は展望台ピストン組)

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〈写真〉砂防水路、2016/02/11(12時25分)
(砂防水路を渡ると、右手に広い駐車場がある)

駐車場から南向きに下る(地理院地図黒実線)と、四季が丘団地北側の道路に出る。左手(東側)には四季が丘小学校(廿日市市立)がある。小学校西隣の公園にはきれいなトイレがある。

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〈写真〉四季が丘団地の北側の道路に出る、2016/02/11(12時28分)

交流会

夕方からJR廿日市駅前の居酒屋で交流会。時間がたっぷりあり、廿日市市内のあちこちを見学しながら、会場まで歩く。今日も一日、有意義な時間を過ごすことができた。

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

  • Akimasa Net(2016年02月11日)山行記
    速谷神社~折敷畑山~四季が丘団地
    (出発:速谷神社(JR宮内串戸駅―山陽本線)、帰着:半目藪バス停(JR宮内串戸駅―山陽本線))

2016年11月13日

Akimasa Net
ひろしま百山(私の踏み跡)>> 広島湾岸トレイル >> 宮島弥山・岩船岳トップページ

大元コース~かや谷コース~包ヶ浦自然歩道(博打尾)
(出発帰着:宮島桟橋(宮島側)、広電宮島口駅―広島電鉄(本土側))

2016年11月13日(日)、小4(兄)、年長(弟)

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〈写真〉宮島大鳥居横にて、9時39分

今日のコース&コースタイム

宮島桟橋9:27-大鳥居横9:39、9:40-大元公園9:59、10:02-岩船岳分岐10:12-四町10:22-弥山原始林石柱10:32-大岩10:38-十二町10:53-岩模様(ウサギ)11:11-岩屋大師11:36-天然記念物指定地域境界標第四号11:40、11:41-駒ヶ林分岐11:49-鞍部分岐(大聖院コース)11:59-仁王門12:00、12:05-御山神社分岐12:13-弥山西回り分岐(階段下)12:18、12:20-弥山12:30、13:14-弥山本堂13:23-鞍部分岐(紅葉谷コース)13:32-獅子岩駅13:38-榧谷駅13:54-302m峰手前(左へ下る)14:17-包ヶ浦分岐(自然歩道)14:26-ベンチ14:30、14:33-博打尾14:37-紅葉谷分岐14:38-(尾根筋を行く)-145m峰14:42-左折点(直進)14:51-引き返す14:54-右折して下る14:59-自動車道15:03-海岸道路15:08-宮島桟橋15:11

  • 宮島桟橋(32分)大元公園(10分)岩船岳分岐(26分)大岩(58分)岩屋大師(4分)弥山山頂部遊歩道
    小計2時間13分(大元公園3分を加える)
  • 弥山山頂部遊歩道(8分)駒ヶ林分岐(10分)大聖院コース分岐(14分)御山神社分岐(5分)階段下(10分)宮島弥山
    小計49分(階段下2分を加える、仁王門5分を含む)
  • 宮島弥山(9分)弥山本堂(9分)紅葉谷コース分岐(6分)獅子岩駅
    小計24分
  • 獅子岩駅(16分)榧谷駅(23分)302m峰手前(9分)包ヶ浦分岐(12分)紅葉谷分岐
    小計1時間(展望ベンチ3分を含む)
  • 紅葉谷分岐(13分)左折点(4分)自動車道(5分)海岸道路(3分)宮島桟橋
    小計33分(道迷い8分を加える)
  • 総合計(全ての時間を含む)
    5時間44分(山頂部遊歩道1分、弥山44分を加える)
  • 宮島桟橋(大元コース)宮島弥山、3時間03分
  • 宮島弥山(カヤ谷コース)宮島桟橋、1時間57分

今日の様子

広島湾岸トレイル協議会では、今年(2016年03月05日・土)、広島湾岸トレイル体験登山「宮島ルート」第4回として、「大元コース~大聖院コース」を歩いている。

さて、長男が年末まで大阪に長期出張中である。孫二人を預かって宮島へ行くことになった。小4と年長さんである。昨年(2015年09月20日)も「紅葉谷コース~大聖院コース」を長男も含めて四人で歩いており、歩けることは分かっていた。

しかし、今回は紅葉の季節である、大勢の人出が予想される。山道への取付きは少し遠くなるが、人気(ひとけ)の少ない大元コースを登ることにした。

宮島桟橋から〈南西〉に向かう。

海に浮かぶ大鳥居横を通り、厳島神社の裏に回り込み、宮島水族館(みやじマリン)を目指す。水族館前を通り過ぎると大元公園である。

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〈写真〉厳島神社裏から大鳥居を見る、9時46分
(能舞台は修復中であろうか、鉄骨が組まれているようである)

大元公園から山道に入る。モミの大木が続く中を行く。

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〈写真〉モミの大木の中を行く、10時05分
(照葉樹林帯にもかかわらず、海岸近くにモミが自生している)

岩船岳縦走路分岐がある。

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〈写真〉岩船岳分岐、10時12分
(このまま大元川左岸(画面右手)を遡れば、前峠~多々良林道を経て先峠で岩船岳縦走路に乗る。今日の大元コース(弥山)は、ここで左へ入り、小さな橋を渡って大元川右岸を遡る)

途中で、国指定の天然記念物「弥山原始林」の範囲を示す石柱が、下部と上部に1本ずつ建っている。つまり、知らず知らずのうちに「弥山原始林」の真っただ中を登るという、実にぜいたくな時間を過ごせる場所となっている。植物が分かればもっと楽しめるだろう。

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〈写真〉天然記念物「弥山原始林」の範囲を示す石柱、10時32分
(ここから山頂部遊歩道にかけて、弥山原始林の範囲である)

なお、宮島弥山に登るルートとしては、紅葉谷コース、大聖院コース、そして大元コースの三本がある。いずれも「弥山原始林」の中の谷筋を行くコースである。石段が辛いものの、弥山原始林を守るためには致し方ないだろう。

その他、弥山原始林の中の尾根筋を行くルートもあるが、行政としては、環境保全の観点から「登ってほしくない」としている。ところが、地元有力新聞社の記事(書籍)でそれらのコースが紹介されている。石段が無く、歩きやすいのは確かである。

宮島(厳島)の自然・文化は、過去から続く各種の規制によって守られてきたという経緯がある。弥山原始林の中を行く宮島登山道の維持管理については、国、広島県及び廿日市市当局並びにマスコミや一般市民を含めた合意作りが必須であろう。

さて、大元コースの石段は、登るごとにその傾斜がきつくなってゆく。

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〈写真〉十五町付近の急な石段、11時15分
(石段は登るごとに厳しさを増してゆく)

やっと弥山山頂部遊歩道に登り着く。

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〈写真〉弥山原始林石柱、11時41分
(弥山山頂部遊歩道の始まりである)

遊歩道はアップダウンがあるものの、駒ヶ林分岐~大聖院コース分岐鞍部~仁王門~御山神社分岐~弥山西回り分岐~弥山本堂(弥山東回り分岐)~紅葉谷コース分岐鞍部~獅子岩駅(ロープウエー終点駅)と気持ちの良い道が続く。

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〈写真〉仁王門、12時04分
(手前鞍部には、大聖院コース下り口がある)

さて年長さんは、登るほどにペースが遅くなり、なんとか弥山山頂に登り着いたものの、そこでギブアップ。別途、宮島ロープウエーで登ってきた母親や私の妻と一緒に下りることになった。

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〈写真〉宮島弥山三角点、13時02分
(宮島弥山12:30~13:14)

身軽になった私と小4は、弥山本堂に向けて下り、途中で紅葉谷コースを左下に分け、獅子岩駅(ロープウエー終点駅)まで下る。ここまでは観光客と一緒である。

弥山本堂から獅子岩駅までは、簡易舗装道となっている。獅子岩駅からは山道を行く。

まず、ロープウエー〈北西側〉の尾根を、榧谷駅(かやだに、中間駅)まで北東向きに下る。

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〈写真〉ビューポイント、13時48分
(画面右下にロープウエーを見る)

次に、榧谷駅の下をくぐって、ロープウエー〈東側〉の尾根を北向きに302m峰手前まで下る。

302m峰手前から左手に下り、包ヶ浦自然歩道(紅葉谷~包ヶ浦間)まで下る。

自然歩道の分岐道標は、「包ヶ浦自然公園、弥山登山」となっている。行政で設置したものであろうか。今日の登りでたくさん目にした道標と同じデザインである。

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〈写真〉包ヶ浦自然歩道の分岐、13時48分
(画面左:包ヶ浦方面、正面:宮島弥山へ)

さて、この分岐で包ヶ浦自然歩道に左折して入り、博打尾の案内看板を過ぎ、左手に下ると紅葉谷駅(ロープウエー始発駅)近くまで下ることができる。

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〈写真〉博打尾案内板手前のベンチ、14時31分
(宮島大鳥居を見下ろす。潮が引いて大勢の人が鳥居まで歩いているようである)

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〈写真〉博打尾案内板、14時37分
(日本三大奇襲戦の一つといわれる厳島合戦について説明している)

今日は、博打尾の案内看板から、そのまま尾根筋上にある幅広の踏み跡を追って、なおも北向きに行く。途中で左折・右折して北向きに行く。地理院地図黒実線のとおりである。

あと少しで杉ノ浦~宮島桟橋間の黒実線に至るという地点で、道はシダの中に消えてしまった。このシダをかき分けて進む気にはならない。それに、この時点で桟橋よりも東側に大きくずれ込んでいる。

少し引き返し、桟橋方向(西北西)に向いている幅広の踏み跡をたどって下る。地理院地図に表示はないものの、左手下に道路(地理院地図二重線)が見え隠れしており、安心して下る。道路に出た後は、道路標識に従い宮島桟橋〈東側〉に至る。

観光客はもちろんのこと、登山者ともほとんど会うことなく宮島桟橋に帰り着く。

なお、宮島桟橋~博打尾間には、市街地を通り抜けて行き来できる道があるようだが、私はいまだにそれを知らない。

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2016年02月06日(観音コース~極楽寺山~平良コース途中~速谷コース)

広島湾岸トレイル >> 極楽寺山トップページ
広島湾岸トレイル(モデル山行記)
観音コース~極楽寺山~平良コース途中~速谷コース~速谷神社
(出発:中地上バス停(JR五日市駅―山陽本線)、帰着:速谷神社前バス停(広電廿日市市役所前(平良)―広島電鉄宮島線)

2016年02月06日(土)、広島湾岸トレイル体験登山(宮島ルート)・第1回

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〈写真〉極楽寺本堂、11時44分

  • 今日の山行ルート図 ⇒ GPS軌跡(2016年02月06日)モデルコース
    なおその後、広島湾岸トレイルの正規ルートとしては、今回の速谷コースを放棄して平良コースをそのまま宮島サービスエリアまで下ることになった。
  • コース詳細解説 ⇒ Akimasa Net(2017年01月21日)山行記
  • 前回の山関係者向け体験会(2016年2月06日)山行記も含めてまとめる形をとった。なお、前回の速谷コースは放棄して、平良コースをそのまま宮島サービスエリアまで下っている。

はじめに

広島湾岸トレイル(HWT)では、いよいよ鈴ヶ峰から宮島に向けて延伸コース(宮島コース)の体験登山が始まった。

まずは、鈴ヶ峰(八幡登山口)から極楽寺山である。その極楽寺山に登るのにどこから取り付くか、HWTでも様々な角度から検討されたようである。

当初の有力案は、佐伯運動公園から登る倉重コースだったようである。鈴ヶ峰(八幡登山口)から西へ少しばかり住宅地を歩けば山道に入ることができる。

倉重コースで山頂部尾根に乗り、旧陸軍省標石などを観察しながら、極楽寺山頂693mを経て極楽寺・展望台661mに至り、瀬戸内の多島美を堪能して平良コースを下るルートは悪くない。

しかし最終的には、佐伯運動公園よりもずっと南西側から取り付く観音コースと決まった。地元関係者のアドバイスも受け入れながら、昔からの参道である観音コースを選択したとのことである。

今日のコース&コースタイム

中地上バス停(10m前後?)9:22-石内川土手9:24、9:30-右岸へ9:36-大通り(右折)9:42-植物公園分岐(20m台)9:59-右折(70m台)10:13-公園(トイレ、160m台)10:27、10:35-山陽自動車道(200m台)10:40-観音登山口(250m前後)10:48、10:50-休憩(400m台)11:07、11:09-展望(450m前後)11:14、11:15-山頂部(660m台)11:42-展望台(661m)11:45、12:15-駐車場(階段下、650m台)12:20-右折12:22-極楽寺山693m12:24、12:27-駐車場(階段下、650m台)12:30-展望台横12:34-仁王門12:38-仁王門下(右折、620m台)12:39、12:40-613m横12:47-原コース分岐(570m台)12:51-518.4m三角点12:57-展望岩(460m前後)13:05、13:07-速谷神社分岐(330m台)13:18、13:19-267m西側13:32-速谷登山口(170m台)13:44、13:49-山陽自動車道(80m台)14:01-バス停(70m台)14:10(250m前後)10:48、10:50-休憩(400m台)11:07、11:09-山頂部(660m台)11:42-展望台(661m)11:45、12:15-駐車場(階段下、650m台)12:20-右折12:22-極楽寺山693m12:24、12:27-駐車場(階段下、650m台)12:30-展望台横12:34-仁王門12:38-仁王門下(右折、620m台)12:39、12:40-613m横12:47-平良分岐(570m台)12:51-518.4m三角点12:57-展望岩(460m前後)13:05、13:07-速谷神社分岐(330m台)13:18、13:19-267m西側13:32-速谷登山口(170m台)13:44、13:49-山陽自動車道(80m台)14:01-速谷神社前バス停(70m台)14:10

  • 中地上バス停(14分)大通り(31分)右折(27分)観音登山口
    小計1時間26分(ミーティング6分、トイレ休憩8分を加える)
  • 観音登山口(17分)急登り一段落(33分)山頂部(3分)極楽寺・展望台(9分)極楽寺山693m
    小計1時間04分(休憩2分を加える、展望台30分を除く)
  • 極楽寺山693m(7分)展望台横(5分)仁王門下(17分)518.4m三角点(21分)速谷神社分岐(25分)速谷登山口
    小計1時間17分(仁王門下1分、速谷神社分岐1分を加える)
  • 速谷登山口(12分)山陽自動車道(9分)速谷神社前バス停
    小計21分
  • 総合計4時間48分(全ての時間を含む)
    (観音登山口2分、極楽寺・展望台30分、極楽寺山3分、速谷登山口5分を加える)

中地上バス停~観音コース登山口

鈴ヶ峰と極楽寺山の中継地点のバス停は、中地上バス停である。JR五日市駅(山陽本線)北口から山田団地行きバスに乗る。

中地上バス停から、バス通りをほんの少し南に戻り右折すると、西前方に土手(石内川)が見えている。コンクリートの階段で土手に上がる。簡単なミーティング、ストレッチをして出発する。

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〈写真〉石内川の土手から見る極楽寺山、9時29分

石内川沿いの土手上の簡易歩道は車が通ることなく、ゆったりと歩くことができる。途中には、私も時々お世話になっている登山専門ショップがある。

カモの親子が川の流れに身を任せている。石内川はやがてすぐ隣に並行して流れる八幡川に吸収される。八幡川の河口部及びその周辺は、広島県内有数のカモ類などの越冬地である。

石内川の左岸~右岸を南向きに下り、西広島バイパス(高架、国道2号線)の北側の大通りに右折して入る。西広島バイパスと並行して走る大通りに沿って、西~南西方向にひたすら歩く。

極楽寺山の取り付き地点が遠くなっており、長距離の舗装道歩きを強いられるのは致し方ない。標高差がそれほどないのがわずかな救いであろう。

途中で、国土地理院地図(電子国土Web)では道が途切れている箇所がある。しかし既に立派な道路ができあがっておりそのまま進む。

観音台団地の南の方角にある角地で右折する。最初少し狭い道路であるが、やがて幅広の道路に合流する。五日市観音西小学校を右手に見ながら、北西向きに登山口を目指して登る。

右折してから登山口まで、標高差180mくらいの舗装道歩きが足にこたえる。

五日市観音西小学校を過ぎると、極楽寺登山道入口という趣きのあるりっぱな道標がある。その先には、あじさい寺として有名な観音寺(広島市佐伯区)がある。高速道路(山陽自動車道)の下をくぐり抜けると登山口はもうすぐである。

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〈写真〉極楽寺登山道入口という趣きのある道標、10時25分

観音登山口~極楽寺~極楽寺山693m

観音登山口(標高250m前後)には、極楽寺山登山口(造幣局登山部)という立派な標識が二つある。新しい道標は、2013年ころ設置されたもののようである。

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〈写真〉道標:極楽寺山登山口(造幣局登山部)、10時47分

この造幣局とは、当然ながら独立行政法人造幣局(広島支局)のことであろう。広島造幣局(通称)は広島市佐伯区五日市中央(コイン通り)にあって、花のまわり道(主に八重桜)でも有名である。

その隣にある五日市中学校は我が母校である。中学1年で陸上部に入部したてのころは、造幣局のグラウンドを借りて練習することが多くあった。適度に草の生えたグラウンド周辺がヒザに優しいということであったのかもしれない。

観音コースは、取り付きからいきなりの急登である。標高400m台で一服できる地点まで、標高差150m(尾根筋)を一気に北西向きに登る。山頂部まで地理院地図(電子国土Web)に表示は何もない。(丁石、200mごと標識がある)

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〈写真〉観音コースは、取り付きからいきなりの急登である、10時54分

登山道は、一服地点(標高400m台)からさらにそのまま北西向きに登り、標高450m辺りで左に振って西向きに尾根筋を登る。傾斜は多少緩やかとなり、左手には樹間越しに瀬戸内の海を見ることができる。宮島の大鳥居も見えているようである。

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〈写真〉あと0.2kmの標識、11時34分
(観音コースの全長は1.2kmとのこと、0.2kmごとに標識があるものの、各標識間の距離はかなりアバウトで、ばらつきがある)

粉雪がふわふわと降ってくる。最後の急なジグにかかると線香の匂いが漂ってくる。山頂部(標高660m台)の阿弥陀堂裏側に登り着く。道標は全くない。清々しい。

本堂を右手前方に見て左折、阿弥陀堂の正面に回りこみ、その少し先の極楽寺・展望台(661m)で昼食とする。なお、阿弥陀堂の扉は閉ざされており、阿弥陀如来大仏を拝むことはできなかった。

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〈写真〉極楽寺・展望台(661m)から弥山を見る、12時07分
(宮島の大鳥居も見えているようである)

かすむ天気ではっきりしないものの、ずっと左手には、灰ヶ峰~休山~江田島―古鷹山も見えているようである

気温は低い。陽の光が暖かく心地よい。昼食後、極楽寺山頂上693mを目指す。

極楽寺山頂部(標高500m以上)は寺有林で、全国的にも屈指のモミ自然林として知られている。

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〈写真〉モミ自然林の中を行く、12時16分

途中の道端には雪が残っている。

駐車場角に山頂までの急な木段がある。今日はそこを登ることなく、山頂西面の巻き道(蛇の池方面)を行き、途中から右折して山頂に至る。

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〈写真〉駐車場角に山頂までの急な木段がある、12時20分

山頂には東屋があるものの、樹間のわずかな展望もかすんでほとんどない。早々に退散する。

極楽寺のことなど

極楽寺は、高野山真言宗別格本山である。行基が開山(731年)、後に弘法大師が開眼したとされる。毛利元就によって本堂が再興(1560年)された。麓には同じ真言宗の正覚院がある。また、宮島の大聖院は、真言宗御室派の大本山の寺院である。

以上、それぞれの住職(極楽寺)、名誉住職(正覚院)及び座主(大聖院)は、廿日市高校(現・広島県立廿日市高等学校)で私の先輩・後輩にあたる。

廿日市高校は昨年(2015年)創立100週年を迎えた。昨年11月には記念祝賀会も催され、廿日市高校創立100周年記念事業実行委員長の山本浩二さん(ミスター赤ヘル、昭和40年卒)の名前で、創立記念誌が届けられたばかりである。

極楽寺山~仁王門~三角点(518.4m)

極楽寺山山頂693mから平良コースを下る。

極楽寺山山頂693mから、まずは先ほどパスした急な木段を下る。駐車場横まで下りて左折し、元来た道を極楽寺・展望台(標高661m)まで引き返す。そのまま趣きのある石段を下り、仁王門をくぐって仁王門下(標高620m台)までさらに石段を下る。

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〈写真〉仁王門下の丁石、12時39分
(登山道の至る所に丁石がある)

仁王門下にはりっぱな登山道がある。仁王門を背にして、左手は屋代コース(五日市)である。今日は右手の平良コース(廿日市)を行く。

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〈写真〉仁王門下から仁王門を見上げる、12時39分

なおここで、極楽寺山693mの下にある駐車場の横から、自然林の中を遊歩道が延びており、仁王門前後の階段を通ることなく平良コースに合流することができる。

仁王門下からほんの少し北西向きに行き、その後南向きに下る。山頂部ではゆったりと下る。ほぼ地理院地図のとおりと考えて良いが、613m峰は通過せずその東面を巻いて行く。その分なおのことゆったりとした登山道となっている。

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〈写真〉平良コースをゆったりと下る、12時50分

原コース分岐は、標高570m台にある。地理院地図(電子国土Web)の分岐点(標高600m前後)とは少し異なる位置にある。

原コース分岐からさらに南に下ると、三角点(518.4m)である。ここの三角点では、周辺部を刈り取って三角点を見やすくしたようである。

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〈写真〉三角点(518.4m)、12時57分

ところで、三角点(518.4m)の前後の地理院地図黒破線は、三角点の真上を通っている。しかし、今日のGPS軌跡は地理院地図黒破線のわずかに西を下り、三角点(518.4m)手前で少し左に振って三角点の横に至っている。

三角点(518.4m)から先では少し右に振って、再び地理院地図黒破線のわずかに西を下っている。

三角点(518.4m)~速谷コース分岐

三角点から先では傾斜がきつくなる。大岩の間をぬって下る箇所もある。

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〈写真〉大岩の間をぬって下る、13時03分

ところで、平良コースの表示(地理院地図黒破線)が標高390m台から下で消えてしまっている。

手持ちの古い二万五千分1地形図・廿日市(平成12年4月1日発行)を改めて確認すると、当然ながらずっと下の西広島バイパス(国道2号線)付近までしっかりとした記載がある。

それに対して、標高500m前後から地理院地図黒破線が南東向きに下っている。従来の平良コースよりも東側である。

このルートは、先ほどの古い二万五千分1地形図・廿日市には記載がない。

しかし、極楽寺百回登山(超マニアックなルートマップ)で確認すると、荒蒔コースという今まで聞いたことがない(全くノーマーク)のルートが、高速道路(山陽自動車道)を通り抜けて、左方SA(西広島バイパス、国道2号線)まで下っている。

また、標高390mくらいから、今度は南西向きに地理院地図黒破線が下っている。その先は、今日今から下る速谷コース登山口から北に向けて延びる黒実線につながっている。つまり、速谷コースの北側である。

このルートは、先ほどの古い二万五千分1地形図・廿日市には記載がない。極楽寺百回登山(超マニアックなルートマップ)にも記載がない。

確かに速谷コース分岐まで下る途中の右横に踏み跡らしきものがあったが、それが該当するかどうかは定かでない。

速谷コースを下る

注:広島湾岸トレイルの正規ルートとしては、その後、速谷コースを放棄して平良コースをそのまま宮島サービスエリアまで下ることになった。

地理院地図黒破線に記載がなくても、表参道である平良コースそのものが消えてなくなるわけではない。

明瞭な登山道に従って、速谷コース分岐(標高330m台)に至る。りっぱな石柱(右速谷神社、左廿日市町)が建っている。

速谷コースは、右(南西向き)に踏み込みすぐに南向きの尾根に乗る。平良コースは、そのまま直進して左手の尾根(~225m峰)を南南東向きに下る。

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〈写真〉速谷コース分岐の石柱、13時19分
(分岐から右手・南西向きに踏み込む)

さて速谷コースは、標高300m台で267m峰の尾根(南西向き)に乗り、267m峰手前の250m台鞍部に至る。ここまでの間、落ち葉の厚いじゅうたんに足を滑らせないようにしながら慎重に下る。

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〈写真〉落ち葉の厚いじゅうたんに足を滑らせないようにしながら慎重に下る、13時21分

267m峰手前から右手の沢を下る。幾度となく渡渉する。

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〈写真〉滑りやすい丸太の上を行く、13時36分

標高200m付近から右手尾根を乗り越えるようにして速谷登山口(車道、地理院地図黒実線)に至る。

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〈写真〉速谷コース取り付き、13時49分

速谷登山口~速谷神社前バス停

速谷登山口からは、地理院地図黒実線~道路標示に従って速谷神社前バス停まで下る。途中で高速道路(山陽自動車道)の下をくぐり抜ける。

次の折敷畑山はどの山か、探りながら写真を何枚か撮った。しかし、今まで一度も登ったことがなく、まだコースも検討していなかったので確信はない。

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〈写真〉折敷畑山、14時29分
(速谷神社前バス停から速谷神社の向こうに折敷畑山を見る)

速谷コースについて

極楽寺百回登山さん(超マニアックなルート図が秀逸)は、2005年ころに初めてこのコースを通っているはずである。その後幾度となく手入れをしたが、通る人も少なく、夏場は特にすぐ荒れ放題になる、という意味のことを書いていたように記憶している。

今日実際に通過(私は2回目、初回2008/11/23も荒れていた)してみて、ここを維持管理するのは大変だろうなというのが実感である。

なお、速谷コースをやり過ごして平良コースをそのまま高速道路(山陽自動車道)まで下り、宮島SAを経て速谷神社周辺部(折敷畑山取り付き地点)に至るコースも考えられる。

ただしこの場合、多少距離(舗装道部分)は長くなるだろう。それでも時間的にはあまり変わらないはずである。

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

  • Akimasa Net(2016年02月06日)山行記(このページ)
    観音コース~極楽寺山~平良コース途中~速谷コース
    (出発:中地上バス停(JR五日市駅―山陽本線)、帰着:速谷神社前バス停(広電廿日市市役所前(平良)―広島電鉄宮島線)
    注:速谷コースはその後放棄。

広島湾岸トレイルの周辺を歩く

2016年02月11日(速谷神社~折敷畑山~四季が丘団地)

広島湾岸トレイル >> 折敷畑山⇒極楽寺山トップページ
広島湾岸トレイル(モデル山行記)
速谷神社~折敷畑山~四季が丘団地
(出発:速谷神社(JR宮内串戸駅―山陽本線)、帰着:半目藪バス停(JR宮内串戸駅―山陽本線))

2016年02月11日(木・祝)、広島湾岸トレイル体験登山(宮島ルート)・第2回

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〈写真〉折敷畑山古戦場跡(標高400m台コブ)、10時41分
(旧陸軍省標石がある。陸軍輸送港域第ニ区標石(昭和15年6月10日)第54号である)

折敷畑山(おしきばたやま)

はじめに

折敷畑山(おしきばたやま)は、厳島合戦(日本三大奇襲の一つ)の前哨戦があったとされる山である。以前から気にはなっていが、まだ一度も登ったことがなかった。

その位置すら不確かで、前回極楽寺山からの下山途中でも、次回の折敷畑山はどこかきちんと特定することなくやり過ごしてしまった。

折敷畑山は、野貝原山719.2mの山頂部(のうが高原、ホテル廃墟あり)から南に流れる尾根上にあり、その南東面には宮園上、四季が丘団地がある。

つまり、鈴ヶ峰から宮島口(宮島の対岸)に至るには、極楽寺山、折敷畑山(~野貝原山)、そして船倉山(~大野権現山)の三つの尾根を乗り越えていくことになる。

なお、折敷畑山には地理院地図の登山道表示はほとんどない。しかし、よく踏まれた山道が続いており、要所要所で現在位置を確認しながら進めば、何ら問題はないであろう。

今日のコース&コースタイム

速谷神社境内(80m台)9:19-速谷神社鳥居9:22-陽光台北道路(70m台)9:25-(さくらのおか公園)-高速道路下(山陽自動車道、90m台)9:35-登山口(90m台)9:38-送電線鉄塔(140m台?)9:44-右分岐あり(250m台?)10:02、10:07-展望(野貝原山を見る、290m台)10:16-三角点(365.5m)10:30-古戦場跡(400m台)10:41、10:47-折敷畑山(445m)10:58、11:00-古戦場跡(400m台)11:10、11:52-左折(鞍部、280m台)12:05-送電線鉄塔横(220m台)12:14-右前方へ(直進道あり、150m前後)12:23-水道施設?(130m台)12:26-四季が丘小学校西側(130m前後)12:29、12:38-右折(100m台)12:43-県道30号線(80m台)12:50-半目藪バス停(70m前後)12:54

  • 速谷神社・鳥居(16分)登山口(24分)分岐あり(23分)三角点(11分)古戦場跡(11分)折敷畑山
    小計1時間36分(分岐5分、古戦場跡6分を加える)
  • 折敷畑山(10分)古戦場跡(13分)左折(9分)送電線鉄塔横(15分)四季が丘小学校西側(16分)バス停
    小計1時間03分(古戦場跡42分、小学校横9分を除く)
  • 総合計3時間32分(全ての時間を含む)
    (折敷畑山2分、古戦場跡42分、小学校横9分を加える)

速谷神社~陽光台団地~登山口

JR宮内串戸駅集合。適当なバス便がなく、タクシーにて速谷神社へ。速谷神社境内にて2班に分かれて準備体操をして出発する。

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〈写真〉速谷神社、9時22分

速谷神社前から南西の方角に、民家の間をぬって地理院地図(電子国土Web)の黒実線に沿ってゆく。

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〈写真〉民家の脇を通り抜けていく、9時24分

陽光台北側の自動車道に入り、西向きに行く。

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〈写真〉陽光台北側の道路を西向きに行く、9時25分

高速道路(山陽自動車道)にぶつかり、その下をくぐり抜ける。

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〈写真〉高速道路(山陽自動車道)の下をくぐり抜ける、9時35分

登山口~三角点~折敷畑山

高速道路の側道を南西に少し行くと、右手に登山口がある。

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〈写真〉側道脇の登山口から西向きに入る、9時37分

登山口から、簡易舗装道(地理院地図黒実線)がジグで上がっており、それに従う。やがて地道となり、気持ちの良い雑木林の中を西北西向きに行く。

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〈写真〉気持ちの良い尾根筋を行く、10時23分

分岐あり(230m前後)で西向きの尾根に乗る。これから先、右手前方に時々見える野貝原山山頂部のホテル廃墟が、だんだんと大きく見えるようになる。

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〈写真〉365.5m三角点、10時30分

折敷畑山古戦場跡(標高400m台コブ)には、旧陸軍省標石がある。

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〈写真〉折敷畑山古戦場跡(案内板)、10時41分
(旧陸軍省標石がある。陸軍輸送港域第ニ区標石(昭和15年6月10日)第54号である)

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〈写真〉折敷畑山古戦場跡(案内板)、10時47分

折敷畑山445mピークは、古戦場跡(案内板、標高400m台コブ)から北西の方角に尾根を追っていった所にある。展望は全くない。

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〈写真〉折敷畑山、10時57分

折敷畑山~四季が丘団地~バス停

折敷畑山445mピークからの展望は全くない。折敷畑山古戦場跡(標高400m台コブ)まで戻って昼食にする。

古戦場跡(標高400m台コブ)からの展望も決して良いとは言えない。雑木を透かして、極楽寺山の尾根(平良コース)や宮島、そして船倉山(~大野権現山)の尾根が見えているようである。

昼食後、折敷畑山古戦場跡からおおまかには南向きに下る。地理院地図の登山道表示はない。最初に一箇所急坂があり、鎖が設置してある。

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〈写真〉折敷畑山古戦場跡から南西向きに下る、11時58分

標高300m台手前の鞍部(標高280m台)で左折、標高300m台の東面を巻きながら南東向きに下る。

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〈写真〉標高300m台の東面を巻く、12時06分

標高220m前後から、地理院地図に登山道が示されている。それよりもほんの少し北東の尾根筋を下る。送電線鉄塔管理道や黒折集落への下山道が多少入り乱れているが、基本的には真っすぐ下る。

標高150m前後で、地理院地図の登山道が二手に分かれている。ここは真っすぐ行かず、右側の黒破線に従って右手前方へ下る。

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〈写真〉右手前方に向けて下る、12時23分

水道施設?の側を通り抜けて下る。

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〈写真〉水道施設? 12時25分

水道施設?の側を通り抜けると、四季が丘団地の北側の道路に出。左手(東側)には四季が丘小学校(廿日市市立)がある。

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〈写真〉四季が丘団地の北側の道路に出る、12時28分

四季が丘小学校の西隣の公園(トイレあり)で全員揃って整理体操をして一応解散。四季が丘小学校前の道路を東向きに行き、突き当りで右折して南下、広島県道30号廿日市佐伯線まで下り、バス停に至る。

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

  • Akimasa Net(2016年02月11日)山行記(このページ)
    速谷神社~折敷畑山~四季が丘団地
    (出発:速谷神社(JR宮内串戸駅―山陽本線)、帰着:半目藪バス停(JR宮内串戸駅―山陽本線))

広島湾岸TRAILRUN/広島湾岸トレイルを舞台にした国際ウルトラトレイルランニングレース構想(2020年9月開催予定)

広島湾岸トレイルのコースを走る「広島湾岸ウルトラトレイルランレース」(仮称)は、当初、2019年5月の開催を目指して準備活動を開始しました。その後、諸般の事情から開催日は延期となり、2019年6月末現在、2020年開催に向けて最終調整中とのことです。

なお当Web作者は、この催しに関して何らの利害関係を有しておりません。大会準備状況などについては、以下の関係するURLにて直接ご確認ください。

最新情報

2020年3月22日(日)プレ大会開催決定
詳細は以下をご覧ください。
広島湾岸TRAILRUN(2019/12/04 20:00発表)
https://www.facebook.com/hiroshimawangantrail/

途中経過(2019年6月末現在):
出発(呉市二河球場)~帰着(広島市西区田方一丁目 行者山太光寺)で、広島湾岸トレイルのコースを使用する予定。
実施日は、2019年5月から2020年3月下旬に変更となり、さらに現在は、2020年中の開催に向けて最終調整中。
コース難易度:2019年4月に5名で試走(完走3名)、距離121㎞で40時間を要した。

説明会

2017年2月10日(金)18:00~19:30
広島西区民文化センター
定員60人、参加費無料
主催:一般社団法人ITADAKI(頂)

注:この記事は、説明会当日(2017/02/10)の様子について、当Web作者が一聴衆の立場でまとめたものです。主催者からは、当Web作者の責任において公表することの了解を得ています。

説明会開催の趣旨

説明会の趣旨について、事前に配布されたチラシでは次のように述べています。

4市5町にまたがる陸路全長289.1km(広島コース129.5km 累積標高10,000m以上)の世界でも類を見ない都市隣接周回型の広島湾岸トレイルを舞台に、国際的なウルトラトレイルレース開催構想について説明会を開催します。国内でも多くの大会プロデュースに関わり、国際的に活躍するプロトレイルランナー奥宮俊祐氏も参加し、実際に湾岸トレイルコースを走った感想や、レース開催の目的、課題などについて説明します。(説明会チラシより)

主催者:一般社団法人 頂 ITADAKI(広島市西区)

ITADAKI(頂)は、2016年9月23日(平成28)設立の一般社団法人(構成員4名)で、主にスポーツを通じて地域活性化を図ることを目的としています。

当日主催者側の参加者は以下3名の方々です。分かりやすい説明と、会場からの質問に誠実に答える姿勢に好感が持てました。

代表理事・豊饒光邦(ぶにゅう・みつくに)さん
理事・木原秋比古(きはら・あきひこ)さん
非常勤理事・奥宮俊祐(おくのみや・しゅんすけ)さん

ITADAKIは、「トレイルランレース開催実現のために必要な全ての業務を行う」としています。具体的な内容については、HP top>>about(組織概要)参照。

ITADAKIが企画・運営するレースは、広島・山口のほか、高知、埼玉そして北海道にもあります。これには、奥宮さん(埼玉県在住)のご両親が高知・広島のご出身ということも関係しているようです。

プロトレイルランナー:奥宮俊祐(FunTrails代表)

奥宮俊祐(おくのみや・しゅんすけ)さんは、自分自身がプロのトレイルランナーとして、国内外の大会で活躍するだけでなく、中四国地区におけるレースのコース設計やエイド(救護・連絡拠点)アドバイスなど全面的にレースをプロデュースしています。また、上記の高知、埼玉そして北海道の大会では、FunTrails代表として大会そのものを主催しています。

広島湾岸トレイルの魅力

広島湾岸トレイル(広島コース129.5km)の魅力について、奥宮さんは自ら試走した感想を次のように語っています。

  • コース上でほぼ常に海を見ながら走ることができる楽しいコースである
  • 低山の連続にもかかわらずアップダウンが激しく、累積標高一万メートルを超えるタフなコースである
  • 都市隣接周回型で、エイド(救護・連絡拠点)が設置しやすいコースである

通常のトレイルランは、距離約30㎞前後、参加人数500~1,000人規模で行われています。そして今、国際的には、距離100kmを越えるウルトラトレイルランに注目が集まっているようです。

日本初の100マイルトレイルランである「ウルトラトレイル・マウントフジ」(2012年初回開催、距離約165km、累積標高約7,500m)には、海外から40の国と地域の選手が約1,400人も参加しています。また、奥宮代表のFunTrailsが主催する「FTR100k Round 秩父&奥武蔵」(2015年初回開催)は、首都圏初のウルトラトレイルレースとして人気急上昇中です。

「広島湾岸ウルトラトレイルランレース」(仮称)は、新たなウルトラトレイルランとして注目を集めそうです。

一般登山者や環境への配慮を

当日配布資料によると、「トレイルランニングとは、登山やハイキングに利用されるトレイル(山道)を走る欧米発祥のスポーツで、近年日本でも爆発的に人気が出ています」。「30代~40代の参加者が多く、女性の割合も増えてきています」とのことです。

当日説明会の参加者からは、主として次のような懸念が示されました。それに対する主催者側の回答と併せてまとめておきます。

質問:一般ハイカーとのトラブルを防ぐこと、さらには環境への負荷をできる限り少なくすることに対して、どのような対策を取る予定でしょうか。

回答1:例えば、一般ハイカーを背後からいきなり追い抜いて、びっくりさせることのないようにします。ランナーに対して、まずは一声掛けて、その上で歩いて追い抜くことを周知徹底します。

回答2:環境への配慮としては、大会前後で環境モニタリングを行い、大会開催の影響をチェックします。ランナーに対しては、コース(登山道)を外れて草木の中を走ることのないよう指導します。

私なりの感想では、主催者としては、国定公園・特別天然記念物である「秋吉台カルスト」TRAILRUNの成功や、そのほかの事例でノウハウを得ているとして、意識の高いランナーのみをエントリーさせることについて自信を示した形になりました。

レース開催の意義と課題

トレイルランを開催することよる宿泊代などの経済効果は大きいようです。昔ながらの埋もれた古道を復活させる意義も忘れることはできません。しかしながら、大会を成功に導くためには、何と言っても地域住民や地権者あるいは行政機関や関連団体などとの調整が欠かせません。課題は山積しています。

奥宮さんによれば、今まで経験したことのない困難を伴うだろうとのことです。しかし、それを予感しつつ困難に立ち向かう強い意欲を示して当日の説明会は終了しました。

主催者側からは、「広島湾岸トレイル協議会が主催する月2回の整備活動への積極的な参加を予定しています」と伺っています。今後、広島湾岸トレイルのコース上で共に活動することも多くなることでしょう。

参考:広島湾岸トレイルを歩く(Akimasa Net)

プライベートページですが、広島湾岸トレイルのコース状況に関する資料が豊富です。ご参考になさってください。

最後に、広島湾岸トレイルのコースを走る「広島湾岸ウルトラトレイルランレース」(仮称)の成功を心から祈念いたします。(参加人数3,000名を目指して!)