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2012年05月27日

Akimasa Net
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十方山林道~ケンノジ谷~トチ谷~焼杉山、往復
(出発帰着:二軒小屋)

2012年05月27日(日)、長男

焼杉山1200m台

〈写真〉焼杉山手前1200m台
(雪は完全に融け、チュウゴクザサが行く手をはばむ)

このページの目次です

はじめに

今年の4月15日に、グループで残雪の広島・島根県境尾根を歩き、焼杉山三角点を発見した。下山後、点の記を閲覧すると、三角点の周りに目標となる三本の木(樹種名)が記されている。

融雪後の三角点の様子を観察したくて、長男を誘い、まずはケンノジ谷へ突っ込む。分岐点で左手のトチ谷へ入りなおも登る。しかし、登りついた山頂部のだだっ広いササ原の中で、現在位置に確信が持てなくなり、往路下山する。

今日のコース&コースタイム

二軒小屋8:52-舗装終り9:01-十方山登山口(シシガ谷コース)9:29、9:33-恐羅漢山取付き9:35-水越峠9:42-9号橋9:52,10:00-クマを見る10:29、10:34-尾根に乗る11:09、11:14-引き返し地点11:22、11:29-9号橋12:33、12:39-水越峠12:50-十方山登山口12:58-二軒小屋13:32

二軒小屋(60分)取付き口(1時間22分)山頂部
 小計2時間30分(取付き8分を加える)
山頂部(1時間04分)取付き口(53分)二軒小屋
 小計2時間03分(取付き6分を加える)
総合計4時間40分
 (引き返し地点7分を加える)

概要

二軒小屋から十方山林道へ入る。さすがに雪は完全に消えている。
9号橋からケンノジ谷に入る。ゴツゴツの岩の上を歩き堰堤に達する。
堰堤右岸を登り、沢の左右を行く。
分岐があり、左手・トチ谷に入る。右岸を行く。
右前方眼下にクマ(茶色?長男目視確認)を見る。
トチ谷右岸尾根を登り、1200m台地点で尾根に乗る。
コンパスを合わせ、北向きに行く。しかし、三角点までの距離が分からない。
だだっ広いササ原で、現在位置をピンポイントで把握できない。
三角点まで、残り150m前後、標高1220m手前(後刻GPS確認)
往路下山、十方山林道まで下りる。
ハエが数十匹もまとわりついてくる。二軒小屋まで引き返して昼食とする。
途中の十方山林道で、ランチ中(男女5~6名)の一団あり。
なにはともあれ無事下山。我が家にて長男一家と夕食。

GPSロガー

今日もGPSロガーを携行した。帰宅後ログはうまく回収できたものの、現地で現在位置を把握する練習はまだできていない(データをうまく地形図に落とし込む工夫は何もしていない)。今のところ、帰宅後ログファイルを回収してカシミール3Dで確認するだけである。現地でもっと使いこなさなければもったいない。今後の課題である。

桑原良敏著「西中国山地」

「西中国山地」は、広島県側から旧羅漢山~(恐羅漢山)へ登るルートの一つとして、次のコースを示している。しかし、焼杉山の平坦なササ原に、かつてあったはずの小径はすでに消滅している。

広島県側からは、他に細見谷のマゴクロウ谷より広島・島根県境の<ボーギのキビレ>へ登り、焼杉山、<ケンノジキビレ>、1271m独標峯から旧羅漢山へ登るルートがある。昭和52年のインターハイの登山の時整備した小径なので充分歩けるが、茂り始めたようだ。

「西中国山地」p.075
(Web作者にて一部算用数字に改めた)

電子ブック(アマゾンKindle版)2018年4月8日刊

『幻の焼杉山三角点を求めて~広島・島根県境尾根を行く~』

初版刊行後も加筆修正を繰り返していくつもりです。
つまり、事実関係そのほか全ての点において、
このアマゾンKindle版の方が、Webよりも優先いたします。