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2003年08月24日

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烏帽子山~比婆山(御陵)
(出発帰着:六ノ原駐車場)

2003年08月24日(日)、単独

はじめに

2003年08月24日(日)、単独
烏帽子山~比婆山(御陵)
(出発帰着:六ノ原駐車場)

いよいよ今年は比婆・道後方面へ出かけてみることにする。土地勘が全くない。まずは県民の森にいってみよう。そこからいくつかの山へ登ることができるようである。

今日のコースタイム:
六ノ原(30分)出雲峠(34分)烏帽子山
 小計1時間04分
烏帽子山(17分)比婆山(21分)おっぱら越(40分)六ノ原
 小計1時間18分
総合計2時間22分(昼食時間1時間02分を除く)

六ノ原11:33-ききょうが丘分岐11:47-出雲峠12:03-烏帽子山12:37、13:39-比婆山(御陵)13:56-おっぱら越14:17-六ノ原14:57

県民の森公園センターに着くとすでにかなりの車がとまっている。山でも多くの人に出会った。さすがに人気の山だ。駐車場近くにナツツバキ(実)、リョウブ(花)。出雲峠までゆったりとした道をいく。ただし、今日の行程全般で道幅は広く管理しすぎという感じがする。

峠を過ぎると植林帯、やがて沢(水場)を渡りつづら折の道を行けば頂上である。途中で何人かと行き違ったが一組の男女を追い越した。男性が猛然とついてきたが女性は遅れ気味である。頂上で展望を楽しんでいるとしばらくしてから男性が到着した。遅れてきた女性とベンチに並んで汗を拭いてやる。ほほえましい。なお息子さんが先着していたようだ。

頂上からの展望は最高、360度全開である。ここから見える山は名前のついていない山も含めて全て登っているというベテランさんの話し声が聞こえる。その中に吾妻山、猿政山などの名前がある。

頂上の草むらにフウロが一輪。イヨフウロとビッチュウフウロの二種類があるのかもしれないが区別はつかない。カワラナデシコもある。その他何種類かの花をみる。登山口にはトリの名前をたくさん書いたリストがあった。自然豊かな地域である。

空を見上げると黒い雲が怪しい。ポツリと雨が降ってきた。逃げ道は何本かあるようだ。御陵(展望はない)をめざす。頂上前後のブナ純林(国指定天然記念物)は成る程美しい。しかし最近は細見谷・渓畔林を見慣れているので純林はなんだか単純に見えてしまう。

雨が少し強くなり越原越から下山。 植林用に付けられた道を走る。植林帯では木にさえぎられてほとんど雨に当たらなかったが、それを過ぎたあたりで雨脚が強くなりまともにぬれるようになる。林道(未舗装、管理センターまで1.7km)に入って雨はほとんどやむ。

林道出口手前で先を行く2人組に追いつく。左手からは御陵から下ってきたと思われる人が現れる。林道終点は出雲峠につながる道の一本南側である。六の原製鉄場跡(広島県史跡)を左手に見て公園管理センターに至る。出雲峠方面からもカッパを身に付けた人達が三々五々下りてくる。

山を下りて里に至れば雨の降った形跡は全くない。車道法面には最初から最後まで白いユリの花。 山間部の棚田では青々とした稲の葉の間に黄金色に色付いた稲穂がみえる。東北・北海道では10年ぶりの不作。

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2003年08月30日

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立烏帽子山~池ノ段
(出発帰着:六ノ原駐車場)

2003年08月30日(土)、単独

はじめに

2003年08月30日(土)、単独
立烏帽子山~池ノ段
(出発帰着:六ノ原駐車場)

先週に続いて比婆山山系である。お花畑の池ノ段をのぞいてみることにする。出かけるころから一雨きそうな天気である。歩き始めた頃からすでに少しぱらついてくる。傘を持つ。なお、池ノ段、立烏帽子山は鈴ヶ峰(広島市西区)から見えるとされている山である。

今日のコースタイム:
六ノ原(32分)展望園地(58分)立烏帽子駐車場
 小計1時間35分(休憩を含む)
立烏帽子駐車場(18分)立烏帽子山(28分)池ノ段
 小計46分
池ノ段(15分)おっぱら越(54分)六ノ原
 小計1時間09分
総合計4時間15分(昼食時間-越原越-24分等すべての休憩を含む)

六ノ原10:25-展望園地10:57、11:02-小ピーク11:31-小ピーク11:34、11:38-小ピーク11:42-立烏帽子駐車場12:00、12:07-立烏帽子山12:25-鞍部(池の段前広場)12:45-池ノ段12:53、13:09-小ピーク13:12-おっぱら越13:24、13:46-水場13:53-水場14:03-林道14:06-六ノ原14:40

気温はあまり高くないはずだが蒸し暑い。樹木の上のほうには雨があたっているようである。見通しもあまりよくない。展望園地に着く。ここからみるのがこのコース中で最も見栄えがするという比婆山、烏帽子山は雲の向こうか。毛無山~伊良谷山~牛曳山、1155mピーク(三角形)が正面になんとか見える。牛曳山右肩後方の大山、1155mピーク~1021mピークの間にみえるとされる岩樋山までは見通せない。

右手植林、左手自然林になると立烏帽子駐車場は近い。駐車場にはバスが一台、団体さんが昼食を始めるところだ。女性が多くにぎやかである。しばらく休憩をして 比婆山系最高峰の立烏帽子山に向かう。山頂からの展望が利かないのが難点とされるが、樹木の背は低かった。ほんとうにどこも見えないのだろうか。ガスった今日の天気では確かめようがない。

立烏帽子山から池ノ段にかけてお花畑である。クリーム色のきれいなウメバチソウ、花びらがほとんど落ちていないマツムシソウ、そしてピンクの鮮やかなイヨフウロ、その他ホツツジ、ミヤマママコナ、ツリガネニンジン。池ノ段登山道では、ヤマラッキョウ(蕾)、イワショウブ、キュウシュウコゴメグサ、山頂にワレモコウ、ヒメキンミズヒキなど。

実はQJYつうしん110号(1998年8月27日)の追っかけでやっとこれだけ確認。ただしデジカメには今一つよくわからない花が全行程にわたって何種類か残った。なお、ガスって回りがほとんど見えない状態で、山頂より向こうまでは追っかけなかった。

池ノ段山頂には方位板があり、北の方角から順番に、猿政山、吾妻山、比婆山、毛無山、伊良谷山、大山、立烏帽子山、道後山、そして竜王山の名前が刻まれている。比婆山方面、立烏帽子山方面への下山道は、それぞれ刻まれた山名の方角のほんの 少し左手となる。霧に包まれたとき役に立つかも。

越原越で食事をして、立烏帽子駐車場までの巻き道を戻るつもりだったが、雨足が少し強くなり傘がいるようになった。昼食を早めに切り上げて先週と同じ道を今度はのんびりと下る。

その他の花の様子は以下の通り(名前がわかる、わかったつもりの種類のみ)。展望園地をしばらく行くとツルリンドウ、さらにしばらく行ってアキチョウジ、立烏帽子駐車場手前林道にシライトソウ(サラシナショウマじゃないか?)、駐車場でカワラナデシコ、ゲンノショウコ、越原越からの下りで、ホタルブクロ、六ノ原駐車場手前の芝地横にヤマジノホトトギス。

後日検討の結果:
おっぱら越からの下り、林道でミゾソバ

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2003年09月20日

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吾妻山~烏帽子山、往復
(出発帰着:吾妻山国民休暇村)

2003年09月20日(土)、単独

はじめに

2003年09月20日(土)、単独
吾妻山~烏帽子山、往復
(出発帰着:吾妻山国民休暇村)

今日のコースタイム:
国民休暇村~登山道入口、行き54分、帰り9分
登山道入口~吾妻山、行き31分、帰り20分
吾妻山~烏帽子山、行き1時間13分、帰り1時間04分
総合計4時間20分(全ての休憩を含む)

国民休暇村10:35-登山道入口11:29-展望台11:34-吾妻山12:00、12:09-南の原分岐12:24-(大膳原)-鞍部(横田別)12:45-烏帽子山13:22-鞍部(横田別)13:45、13:50-(大膳原)-南の原分岐14:11-吾妻山14:26-展望台14:42-登山道入口14:46-国民休暇村14:55

台風が近づいている。ダメかもしれないと思いつつ現地を目差す。雨模様に傘を持って歩き始める。草原中腹から右前方を見上げるが吾妻山は見えない。振り返ると蒼い山々の稜線が美しい。一番上の方には雲がかかっているが、こうした状態 の時は思いのほか見通しがよいものだ。頂上で晴れることをかすかに期待したが結局は雨に打たれてしまった。

展望が開けない分、足元に注目して歩くことができた。「池の原」真ん中の池のそばにツリフネソウの群落をみて芝の草原に出る。マツムシソウが紫の絨毯を敷き詰めたように咲いている。アキノキリンソウとワレモコウのツーショット、ススキの陰にリンドウがつぼみをつけている。登山道入口を左手に見て草原をさらに登るとミゾソバの群落など。登山道尾根でタンナトリカブトをみつける。登山道にはイヨフウロが点々と続く。

吾妻山頂上で雨が落ちてくる。傘をさして<東>の方角にある烏帽子山を目差す。登山道はまず<真南>に向かって下りそして左へ折り返す。最初地図をみたとき烏帽子山までほぼ一直線の行政区域境界線を登山道と見間違えていた。

視界は100m前後か?山頂からは何も見えない。道標に従って下っただけだ。コンパスで角度も確認せずに歩き始めた。だから道が左に折り返す地点が現われてびっくりする(直進、南の原)。あわててコンパスを取り出して現在位置を確認する。

無理に押し広げたりされていない山道を下る。気持ちがよい。ホソバノヤマハハコ?(ヤハズハハコと区別できず)、キバナアキギリなどをみる。左折の道を下りきった所に再び南の原分岐点がある。近くにはミズヒキの群落。中にキュウシュウコゴメグサがまじっている。大膳原ではアキノキリンソウ、カワラナデシコ、ツリガネニンジンなど。ウメバチソウもあるが数は少ないようだ。

烏帽子山に登りはじめてアキチョウジ?雨粒が花について写真にはならない。烏帽子山に着いてみればだれもいない。展望は全くなし。方位盤を写真におさめてすぐに引き返す。

タンナトリカブトの写真を取り直したくて吾妻山山頂を経て下山する。下向きになった甲の中をアップで撮影できて満足する。さて、草原をほとんど下りきっても赤い屋根(国民休暇村宿舎)が見えない。それくらい霞んでいる。右手の小坊主(標高1037.8mらしい)の方角に一瞬数人の人影が見えて声がする。宿舎からほんの200m位の距離とはいえ天候が悪化した場合にはあなどれない。

今日出会ったのは、最初の吾妻山山頂で追いついてきた男女1組、大膳原ですれ違った男女1組、大膳原で山道から少し踏み込んで写真を撮っている時に、吾妻山の方へ向かっていった男女1組の方々のみ。いずれの方々も出発帰着とも国民休暇村であろう。

なお今日もウェイティングサークルでいくつかの花に出番(同定)を待たせることになった。

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2004年05月22日

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猿政山
(出発帰着:可部屋集成館-島根県側)

2004年05月22日(土)、単独

はじめに

2004年05月22日(土)、単独
猿政山
(出発帰着:可部屋集成館-島根県仁多郡仁多町)

<広島県>側からは入山禁止措置がとられている。その理由は、中国新聞の記事のとおりなのであろう。今回初めての登山ながら<島根県>側から登ってみた。アプローチの長い林道、よじ登る絶壁、生半可な気持ちで歩ける山ではない。今日も一日楽しく遊ばせていただく。感謝!!

なお、今回の猿政山登山にあたっては、仁多町公式HP内コンテンツで、鯛ノ巣山・猿政山の情報案内人を務める方から、”島根県側から登山<可>”との情報と若干のアドバイスをいただき参考とした。

今日のコースタイム:
駐車場(50分)内尾谷林道鎖止め(1時間10分)林道終点(10分)内尾谷尾根(47分)主稜線上(12分)猿政山
 小計3時間19分(ロスタイム等全てを含む)
猿政山(11分)主稜線分岐(47分)内尾谷尾根分岐(7分)林道(36分)鎖止め(41分)駐車場
 小計2時間22分
総合計5時間41分(頂上休憩40分を除く)

駐車場9:09-再出発9:19-最終人家9:55-ツキノワグマ注意10:00-鎖止め10:09-左折(沢離れる)10:21-尾根先端部10:27-分岐(右へ)10:37-沢の上10:50-湧き水11:04、11:09-林道終点11:19-稜線上11:29-小ピーク11:34-1077m11:37-鞍部11:40-急登一段落(踊り場)12:05-稜線上12:16(右折310度)-小ピーク12:22(左折256度)-猿政山12:28、13:08-小ピーク13:11-小ピーク13:17-分岐(急坂)13:19-踊り場(小休止)13:30-腹這い終わる13:49-平地13:54-分岐(急坂)14:06-林道14:13-鎖止め14:49-駐車場15:30

駐車場脇で、ミヤマカラスアゲハがアザミの蜜を吸っている。帰りの林道上で3頭がかたまって死んでいるのを見る。林道上の水溜りで汲水中に交通事故にあったのかもしれない。昨年細見谷(十方山)で見たのと同じ光景である。

最初、内尾谷川の左岸に入ってしまった。出発点がそもそも違っているはずだ。土地の人に教えてもらい引き返す。猿政は高野町(広島県)からなら楽だけど、こっちからはその倍くらい労力がいる。急坂だからという。30分くらい前に男女5人位が登っていったようだ。

長い林道をひたすら歩く。集落から見る猿政山ははるかに遠い。やがて林道は、猿政山から北東に延びる尾根に向けて、その南西~西面を巻き上げていく。右手(西側)に、鯛ノ巣山、その左奥に大万木山をみる。

林道を9~10km歩く間に、標高420m位から960m位まで押し上げる。登るにつれて林道の状態は悪くなる。終点手前では、崖が崩落した状態が続く。なお、コースは二万五千分1に正確に記されている。植物はヤブウツギなど。

林道終点手前に湧き水(みと乃恵泉)がある。水を手ですくって飲む。何度か繰り返していると手がしびれてきた。冷たくておいしい水である。大きなトチノキが2本すぐそばにある。“円錐花序”が多数“直立”して満開状態だ。

林道終点には、小石を横一列にていねいに並べて置いてある。そこから先は行ってはダメよというのだろう。実際その先で林道はなくなっている。左手を見上げると、稜線上に向かって踏み跡があるようだ。しかし、あまり踏まれているようにはみえない。

小石の列の手前に赤テープを見つける。ここから登るらしい。角のある石ころだらけの道をよじ登る。ちょっとした岩海である。やがて足元は土に変わる。帰りに下る時の方が心配になるような急坂である。しかし、今日のコースではこの程度は足慣らしであった。下る時も、手に持てる木があるので慎重に下ればどうということはない。

内尾谷尾根では、鞍部より少し上に登りつく。鞍部に至ると赤テープがついている。林道最末端から登った場合、この鞍部に至るようだ。しかし、踏み跡はササの中に隠れている。

鞍部を少し登った地点で左手を振り返ると、吾妻山(針北から115度位)、その右奥に、立烏帽子山、池ノ段を望む。さらに少し右側に見えるのは、福田頭のようだ。しばらくはブナの新緑を楽しみながら稜線上をゆったりと歩く。

いよいよ急登だ。最初のうちは手で細い木の根を掴みながらよじ登る。その他に手がかりはあまりない。崖の岩角があるくらいだ。時々ブナの木があって助かる。上の方には太いロープが2本と細いロープが1本用意されている。

ちょうどイワカガミが満開だ。ワンピッチ稼ぐ度に、顔のすぐ目の前に現れて励ましてくれる。ピンクや白と個体によって色合いが微妙に異なっているようだ。余裕がなくて写真は1枚のみ。

帰りの下りはどうなるんだろうと考えると怖くなる。実際に急坂の上り下りはどちらも30分位かかっており、まったく時間に差がない。

主稜線に乗ればあとは頂上三角点までそれ程のアップダウンはない。頂上に至る途中、小ピーク手前で、左手(180~250度)が開ける。呉線沿線から芸北の山々まで見えているはずである。しかし、今日はくわしく検討していない。なお、地図で見る限り、急登終点からこのあたりまでは、<広島県>内ということになるだろう。

前方から人の話し声が聞こえてきた。男女5人組みだな。勝手にそう思っていると、頂上についてみれば12~3人の大集団であった。ちょうど帰り支度をしていた集団が去った後、一人取り残される。

サンカヨウの花はもう終わってしまったのだろうか。実のようなものがついている。花の時期にもう一度といってもちょっときついな。その他、チゴユリ、ユキザサなど。また、急坂より上では白い花が点々と続いていた。

帰りの急坂をなんとかこなし、林道を飛ばして下りた。駐車場の休憩所(屋根つき)で、山姿の人たちがテーブルに腰掛けてミーティング中である。山頂で会った人たちだろう。全員が向かい合わせで2列に並んでいる。

仁多町は、松本清張著「砂の器」の舞台の一つでもある
昭和49年(1974年)映画化
平成16年(2004年)テレビドラマ
キーワード:松本清張、砂の器、映画、テレビ、ロケ地

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2005年06月04日

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ひろしま百山(私の踏み跡)>> 女鹿平山

2005年06月04日(土)、Iさん
沼長トロ山(及びA峯~D峯縦走)
(出発帰着:オセキガ峠北西)

はじめに

2005年06月04日(土)、 Iさん

沼長トロ山(およびA峯~D峯縦走)
(出発帰着:オセキガ峠北西)

再び"Iさん"のお誘いを受けて、沼長トロ山に登る。そしてそのまま、A峯~B峯~C峯~D峯と馬蹄形に縦走するつもりであった。 (沼長トロ山1014.4m、A峯1000m台、1023m、B峯970m台、C峯970m台、D峯970m台)
ところが・・・

参考資料の一つは、もちろん桑原良敏著「西中国山地」だ。同書p.118には、”(B峯)が重要な分岐峯で次のC峯へ下る”、あるいは、”山頂とB、C峯付近は樹林の中で展望皆無のため注意が必要”、といった記述がある。 そして、同ページには”沼長トロ山周辺”概念図が添えられている。

今回、我々は二人ともこの概念図のコピーとともに、もちろん二万五千分1地形図「野入」をいっしょに用意していた。それにもかかわらず、重要ポイントのB峯からさらに東へ直進して、二ノ谷と一ノ谷との間の尾根(980m台)に入ってしまい、以後少し余分な探検を強いられた。

原因の一つとして、B峯~C峯~D峯の位置を、しっかりと地形図にまで落とし込んではいなかったことがあげられる。また、どちらかというと、概念図を頼りに行動していた。ところが、肝腎の概念図に、ミスプリントいわゆる誤植があり、<B峯>の位置が誤って記載してあるということに気がつかなかったのだ。

「西中国山地」で、1023mとB峯が同じ位置にプロットしてあるのは明らかに間違いだ。B峯の位置は、同概念図でいえば1023m南東側の無印ピーク、すなわちC峯北側のピークとなる。

我々が本当のB峯に着いたとき、同概念図を取り出して、そこにプロットされている「B峯」の位置と取り違えてしまった。そのため、もう少し直進して次の名もないピークの分岐で尾根が分かれているというイメージで行動してしまった。コンパスでもう少し細かくチェックしていれば、東に振れすぎているということを感受できただろう。

いずれにしても、そのお陰で一ノ谷最源流部に下り、実際に沢に足を踏み入れることができた。また、全体を通して、植林よりも自然林(広葉樹)が圧倒的に多く、次々と現われるブナなどの大木を大いに楽しむことができた。

参考:
山歩きのページ/山歩きの履歴/"K" さん/沼長トロ山
沼長トロ山~A峯~023峯~B峯~C峯~D峯2004年09月23日
(ページ最下段にGPS軌跡あり)

今日のコース&コースタイム:

出発(23分)オセキガ峠(6分)登山口(21分)沼長トロ山
 小計50分
沼長トロ山(37分)A峯(25分)展望岩場(6分)1023m
 小計1時間32分(A峯6分、展望岩場18分を加える)
1023m(7分)B峯(推定5分)C峯(11分)D峯
 小計24分(B峯1分を加える)
D峯(21分)沼ノ原(9分)林道(17分)オセキガ峠(20分)帰着
 小計1時間09分(下山口2分を加える)
鉄塔探索、20分
B~Cルート探索、1時間04分とする
(実際の探索時間から、B~C間の正規通過タイムを5分として差し引く)
総合計6時間02分
 (沼長トロ7分、1023m4分、D峯32分ほか全てを加える)

出発8:34-大向長者原線(拡幅、新設部分あり)-オセキガ峠8:57-左折(旧道砂利道)-取り付き9:02-950m台(送電鉄塔)9:09、9:18-取り付きまで戻る9:22-沼長トロ山取り付き9:23-940m台9:29-(コブ2~3個)~沼長トロ山9:44、9:51-鞍部9:53-1000m台9:56-小コブなだらか9:57-左手尾根道9:58、10:02-鞍部10:04-1000m台10:07-鞍部10:09-コブ(990m台)10:11、10:13、鞍部(ロクロ谷最上部)10:15、10:19-A峯(1000m台)10:28、10:34-小コブ10:36-鞍部10:39-1000m台北側10:41、10:44-1000m台10:45-鞍部10:47、10:51-小コブ10:54-(平坦)-展望岩場(1020m台最西端)10:59、11:17-1023m11:23、11:27-鞍部(二ノ谷最上部)11:31、11:33-B峯(970m台ベロ)11:34、11:35-(間違って東へ直進)-鞍部11:39-980m台(C峯と取り違える)11:45、11:52-(右手トラバース引き返す)-小尾根に乗る12:00、12:13-(南へ下る)-一ノ谷最上流部北側支流12:16、12:23-C峯(970m台)12:44-鞍部12:50-D峯(970m台)12:55、13:27-鞍部13:41-尾根13:42-小鞍部13:43-コブ(940m台)-沼ノ原13:48-林道(銅山線-新設)13:57、13:59-大向長者原線14:06-オセキガ峠14:16-帰着14:36

国道488号から回り込む

大向長者原線は現在工事中である。大向側には通行止め表示があり、どこまで入れるか分からない。そこで、少し引き返して国道488号線に入り、十方山林道入り口手前で右折して大向長者原線に入る。

未舗装で従来からある狭い林道を行くと、しばらくして鎖がかけられている。結局は、オセキガ峠のかなり手前で駐車することになった。

鎖の向こうではすでに拡幅工事が終わり、舗装作業に向けて木組みが設置されている。鎖を越え、その先の路面を傷めないように静かに歩く。途中左手に未舗装の林道があったように記憶している。二万五千分1地形図に表示はない。ただし、Web上の地図閲覧サービス(国土地理院)では表示されている。

水土保全林整備事業・大向長者原線(広島県)の平成16年度着工箇所は、すでに舗装作業が完了している。この道路を、十方山林道の取り付き道路として使用するもののようである。

オセキガ峠(お関の墓)

オセキガ峠の手前からは、りっぱな片側1車線の舗装道路となっている。峠にある"お関の墓"に手を合わせ、今日の山行きの無事を願う。このお墓は、長者原林道開設時に、一度約3m後方へ移転させられている。現在ある石碑(昭和56年10月30日設置)の裏面にはそのような意味のことが書いてある。なお、今回の拡幅工事では、お墓の反対側を広げたようである。

取付きを間違える

峠を越えるとすぐ左手に旧道がありそちらに入る。やがて取り付きと思われる山道があり登ると送電線鉄塔(950m台)で行き止まり。鉄塔巡視路(西島根幹線、No53)だったようだ。この送電線には50万ボルトの電流が流れており、北海道から九州までつながっている幹線の一つだという。

右手正面に沼長トロ山が大きい。今日予定の縦走路(A~1023m~B~C~D)はその後に完全に隠れている。ソフト上は、1023mが沼長トロ山の左裾に見えるかもしれないというが、写真にも写っていないようだ。

左手遠方に冠型の山が美しい。最初、吉和冠山と見たが、方角、形共に一致しない。結局は大神ヶ岳という結論になった。しかし、帰宅後カシミール展望図で検討すると、大神ヶ岳1177m手前にある千両山1175mだった。

沼長トロ山

いずれにしても取り付き口を間違えている。一旦林道まで引き返し、改めて50m先まで進むと、カーブの奥が少し開けた原っぱになっており、東側尾根に向けて踏み跡がついている。

沼長トロ山まではあっけなく到達した。最初の940m台までの急登をこなせば、後は2~3個のコブを越えて少しづつ登るだけだ。途中には小潅木が多く、大きな木は少ない。

山頂部は多少道が分かりにくい。山頂から縦走路を行くにしても、縦走路から山頂を経て下るにしても、地図とコンパスで角度を定める必要がある。なお、縦走路と上下道との角度はおおよそ90度である。

A峯(1,000m台)

A峯(1000m台)までは、<北>に向けてしっかりした踏み跡がある。途中で、右手にD峯を見たり、左手に千両山を見たりしながらゆったりと行く。左手下には二万五千分1地形図に記載のない林道がある。Web上の地図閲覧サービス(国土地理院)において、点線で表示された林道のようだ。ブルドーザーで削り取ったままのむきだし状態となっている。

A峯手前の鞍部から、左手にロクロ谷源流部の一つが落ちている。自然林の中に大木が点在しており美しい。A峯から細見谷の向こうに黒ダキ山、その左奥に十方山をみる。

A峯~1,023m

A峯から1023mまでは、細見谷渓谷右岸の壁の一部を構成している。A峯から南南東の方角に折り返して進み、鞍部でカナカナカナを聞きながら、次のピークをめざす。まっすぐ登って、1000m台ピークの北側(900m台)に登りついたようだ。ほんのしばらくの間、200度に向けて進み進路を修正する。すぐに1000m台ピークを越え、東側に進路を戻して下り鞍部に至る。樹間に黒ダキ山をみる。正面には十方尾根の1067mもみえる。

鞍部の先の小コブを越えると、小さな岩場が続くヤセ尾根となり、足元にはオオイワカガミ(花は終わり)が多く、両側は自然林で気持ちがよい。やがて展望岩場に着く。

展望岩場(1020m台最西端)からは、黒ダキ山の向こうに十方山をみる。その十方山の方角に向けて、細見谷上流部の向こうに、左奥から、五里山 1130m台、1158m、京ツカ山1129.7m、焼杉山1225.2m、さらに、旧羅漢山1334m、恐羅漢山1346.4m、砥石郷山 1177.0mが並び、所々折り重なって見える。

刈尾山~掛頭山が十方山左裾に見えるという。最初、恐羅漢山を刈尾山と見間違えていた。今日は刈尾山までは見えなかったようだ。

2005年11月01日訂正:
「刈尾山~掛頭山は、十方山南西尾根の向こうに隠れて見ることはできない」

1023mに至る。175度樹間に山を認める。山頂に白いものが見えるようだ。ここから先は、踏み跡をたどるのも難しくなる。尾根筋を外さないように行くのだが、尾根が微妙に分岐しており騙される。

道迷い

B峯(970m台)に至る手前の鞍部から、左手に二ノ谷が落ちている。鞍部の前後は荒れている。なんとかB峯に至りなおも進む。そして、鞍部を通り越してC峯(970m台)に着いたはずだった。しかし、”露岩があり目標となる「西中国山地」p.118”ようなものは何もない。

状況を確認しようにも、周りを樹木で囲まれほとんど見通しがきかない。左手から巻き込んで進むものと判断して、なおも前に進む。右手にはブナ、ブナ、ブナの連続である。足元に道はない。ブッシュを押し分けて進む。

やはりおかしい。もう少し右側だろう。斜面をトラバースして右へ移動し、小尾根に乗る。途中、マムシが逃げていった。右手をみると、沼長トロ山からA峯にかけての尾根が見えているようだ。これで間違いないだろう。 (リーダーは、沼長トロ山にしては距離が近すぎると感じたようだ)

どんどん下る。やはり納得がいかない。これだけの急傾斜をある程度の時間連続して下る箇所はないはずだ。とうとうきれいな水の流れている沢まで下りてしまった。さっそく谷の角度をはかる。320度くらいだ。 そのままコンパスを地形図の上に置いてみる。

該当する谷が、D峯(970m台)から922mに向けて流れる尾根の<北と南>にある。一ノ谷あるいはカワゴエ谷である。D峯を越えた位置(カワゴエ谷)まですでに来ているとは思えないが、いずれにしても、出発点に戻るためには、西側の尾根を越えて沼ノ原に下りる必要がある。

沢を右手に見下ろしながら、頭上に見える高みに向かって、やや沢側から巻き上げて、不明ピークに達する。さてどうするか。向こうの谷が沼ノ原だろうけれども、まだ上流部すぎるように感じる。もう一つ南西方向に行ってみることにする。なお、ここのピークには確かに露岩があり、後にC峯そのものだったと分かる。

先へ進むと赤テープがあり、踏み跡も分かるようになってきた。登りついたところで振り返ると、先ほどのピークの左奥(357度-磁北から)に大きなピークが見える。なんだか1023mみたいだな。それなら、先ほどのピークがC峯、今いるのがD峯で決まりだ。D峯から南側に向かって、右手と左手に分かれて尾根が延びているように見える。地形図のとおりだ。

余分に探検したルートを再検討する

二万五千分1地形図を改めて見直すと、1023mの<真南>にD峯がある。そして、1023m→B峯→C峯→D峯と移動するにつれて、ゆるやかにカーブを描きながら、南に方向転換をしているのが分かる。(沼長トロ山1014.4m、A峯1000m台、1023m、B峯970m台、C峯970m 台、D峯 970m台)

さて今日は、1023mから下ってきて、B峯(970m台)に至り、そこからそのまま直進して(やや<東>側に振れて) 、進むべき尾根とは別の尾根に下ってしまった。

そして、鞍部を一つ越えて登った最初のピーク(980m台)に着いた時、C峯(970m台)にしてはおかしいなと感じつつ、現在位置について今ひとつ確信が持てなくなった。

B峯からC峯を経てD峯に至るには、<南>向きに下らなければならない。そこで、半ば強引に<南>向きに下り、一本の沢に降り立った。ここに至って、現在位置を完全に把握できたわけではないが、概略は分かってきた。

おかしいと感じてから、進路を多少<西>側に修正したが、不十分だったようである。下ったのは、980m台から<南>に延びる小尾根であり、この小尾根からさらに右手(西側)にみた尾根こそ行くべき尾根(C峯~D峯)だったのだ。そして、沼長トロ山とみたピークはD峯であろう。

正規ルートに戻すため、一ノ谷最源流部北支流を右手に見下ろして、しゃにむに<北西>の方角に登った。そして、登りついたピークが、実はC峯(970m台)そのものだったと後で分かった。

D峯にて昼食

ここまでのルートを完全に把握し、納得して昼食とする。南側に植林があるものの、周りを自然林が囲んでいる。渡る風が少し冷たく、火照った身体に気持ちよい。”D峯で初めて女鹿平山を眺めることができる「西中国山地」p.118”については確認していない。

昼食後、沼ノ原に下る。D峯からカワゴエ谷右岸の尾根を行くと、”3つ目の鞍部より沼ノ原へ降りる小径がある「西中国山地」p.118”。鞍部で少し早めに下り始めたようだ。

しかし、ブッシュの中を難なく下りきる。沼ノ原からは、基本的には右岸の踏み跡を追っていく。ただし、川床を歩く箇所も多い。出口には、新設林道の銅山線があり、徒歩7分で大向長者原線に合流する。

ブナ林探索に加えてルート探索など、距離は短いが充実した山歩きであった。もちろん、山中では誰にも会わなかった。

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2005年10月30日

Akimasa Net
ひろしま百山(私の踏み跡)>> 女鹿平山

2005年10月30日(日)、単独
沼長トロ山(及びA峯~D峯縦走)
(出発帰着:オセキガ峠)

はじめに

2005年10月30日(日)、単独
沼長トロ山(およびA峯~D峯縦走)
(出発帰着:オセキガ峠)

沼長トロ山はマイナーな山だ。それだけに自然が色濃く残っており、魅力のある山域となっている。2005年06月04日(土) "Iさん"とごいっしょして、ちょっとした探検を強いられた。その時どこでどうコースを間違えたのか、いつか確認したくてずっと気にかかっていた山だった。そのようなマイナーな山で、途中10人位の中年男女パーティとご一緒するなど、自然林の中で存分に遊ぶことができて満足する。

今日のコースタイム:
オセキガ峠(4分)登山口(18分)沼長トロ山
 小計28分(登山口6分を加える)
沼長トロ山(35分)A峯(32分)展望岩場(7分)1023m
 小計1時間31分(A峯3分、展望岩場14分を加える)
1023m(6分)B峯(5分)C峯(12分)D峯
 小計23分(ただし、B峯付近探索14分、二度目B峯休憩5分を加えず)
D峯(13分)沼ノ原(24分)林道(15分)オセキガ峠
 小計52分
総合計3時間22分(周回コースの所要時間)
 (沼長トロ山8分をくわえる)
 (B峯付近探索14分、二度目B峯休憩5分を加えず)
 (D峯20分、D峯付近探索30分を加えず)
総合計4時間31分
 (全ての時間を含む)

オセキガ峠8:36-左折(旧道砂利道)8:38-取り付き8:40、8:46-稜線上8:50-1040m台8:51-鞍部8:52-(コブ8:58-鞍部8:59-コブ9:01)-沼長トロ山9:04、9:12-鞍部9:15-1000m台9:18-なだらかピーク9:21-鞍部9:25、9:27-小コブなだらか(328度)9:28-1000m台9:29-鞍部9:32-990m台コブ9:35、9:37-少々コブ9:39-鞍部 980m台(ロクロ谷最上部)9:42-A峯(1000m台)9:47、9:50-小コブ9:51-鞍部9:53-(小コブ)-鞍部9:57-990m台10:00、10:06-1000m台10:09-鞍部990m台10:13-(1000m台コブ10:15-1100m台コブ10:17)-展望岩場(1020m台最西端)10:22、10:36-(ヤセ尾根)-右手冠山10:38-鞍部1100m台10:40-1023m(大岩)10:43-再び 1023m(B峯通り越して?引き返す)10:52、10:57-鞍部11:02-B峯(岩あり)11:03、11:08-C峯11:13-鞍部11:22-D峯11:25、11:45-(922m方面探検)-D峯12:14、12:15-最初の鞍部12:21-(次の鞍部)-沼ノ原12:28-林道銅山線(ヒノ谷出会い)12:52-大向長者原線12:59-オセキガ峠13:07

オセキガ峠から大向長者原線(りっぱな舗装道路)を南に少し下り、すぐ左手の未舗装林道に入る。幅員3m位で両側に草が繁っており乗用車では入りたくないような道路だ。その林道が北に突き出た所が広場になっており、そこから東側の尾根に取り付く。

最初から急坂だ。粘土と落ち葉で足が滑る。ササをしっかり持って身体を引き上げる。しばらくして稜線に乗れば勾配はそれ程でもない。疎林の中を小さくアップダウンしながら高度をかせぐ。66度の方角に登り、樹間に空が見えるようになると頂上は近い。

沼長トロ山山頂から北へ向かう。最初の1000m台ピークを越えてなだらかピークを行くと、左手1000m台ピークに向けて尾根道があり、その右奥に千両山が見えてくる。やがて鞍部に至る頃、左手下に未舗装の林道が現われる。二つ目の1000m台ピークを越えて下ると、千両山の左裾奥に、高井山、安蔵寺山が見える。

そこから小さな鞍部(990m台)を過ぎて、34度に向きを変えて登ると990m台ピークに至る 。樹間に五里山(1130m台)~1158m~(旧羅漢山)を認める。なお、この鞍部とピークは、同じ990m台に含まれる小さな変化であり、二万五千分1地形図では表現されない 。

同じ990m台の小さなコブを過ぎて下りとなり、鞍部970m台(ロクロ谷最上部)に至ると、ブナなどの自然林が美しい。ここを駆け上がればA峯(1000m台)だ。五里山(1130m台)~1158m~焼杉山(1225.2m)~旧羅漢山(1334m)~恐羅漢山(1346.4m)をみる。

A峯から、小コブをはさんで二度ほどササ原の中を下る。踏み跡は分からない。次に登りついた地点は990m台(1000m台ピーク横)だ。縦走路を進むには、一旦南に振ってすぐ隣の1000m台ピークを越える必要がある。

ここで進行方向に向かってコンパスをかまえた。角度は残念ながら記録していない(前回データでは200度となっている)。地形図上にコンパスを置くと、元来た方角に戻ってしまうではないか。そんなバカなことがあるだろうか。一瞬ドギマギしたけれども、エイヤッとばかりに前方に見えるピークに向かって歩を進めた。

ここの箇所は、A峯から1000m台ピークに直接登りつくのではなくて、一旦北側の990m台に至り、そこから南へ少し折り返して、馬の背のような尾根を 1000m台ピークに向けて進むのだ。前回しっかりと把握したはずだが、家に帰ってからやっと思い出した次第である。

ちょっとした苦労をしている頃、谷の向こうから熊鈴の音にまじって人声が聞こえてくるようになった。このマイナーな山域で、ヒトの匂いを嗅ぐとは思ってもみなかったので少し驚く。

なお、この方達(男女10人位)とは、D峯でいっしょになる。木の音が特によく響いていたと言ったら、実際に木を叩いていたのだという。ほんとうは人声もよく通っていた。30分~1時間位後を歩かれていたようだ。位置関係からすれば、沼ノ原をはさんで向き合う尾根同士だから、風向き等の条件によっては人が話す内容まで聞こえる可能性もあるようだ。

さて、ゆるやかな登りで、コブを2つ程越えると、岩が多くなる。やがて展望岩場に着く。細見谷渓谷の向こうに、黒ダキ山がみえる。そこから十方山稜線に向かって尾根が延びているのがはっきりと分かる。その左奥には、恐羅漢山~砥石郷山があり、それらと十方山とでできる谷間の向こうに、刈尾山の双耳峰が美しい。 (後日訂正あり)

2005年11月01日訂正:
「重大な思い違いをしていた。刈尾山は十方山南西尾根の1067m~1142mの奥に隠れて見えない。刈尾山とみたのが、旧羅漢山~恐羅漢山の双耳峰だ。そして、掛頭山も同様に見えない。さらに、砥石郷山も1067mわずか右奥に隠れる」

展望を楽しんだ後、ヤセ尾根の岩場を行く。せまくてちょっとした難所になっている。無事通り抜ければ、大岩のある1023mピークだ。ここからB峯~C峯に至るルートが分かりにくい。前回はこのルートを大きく外れて、ちょっとした冒険を強いられた。

今回も1023mから勢いよく飛び出したが、下りすぎたように感じて元に戻って仕切りなおしをした。B峯を越えて下って戻ったにしては、かかった時間が短すぎる。ということで、今回の記録もこの辺りは少し混乱している。それにしても、B峯東の980m台にかけて、ブナの自然林が美しい。ちょっとした寄り道は大いに楽しめるだろう。

ともかく1023mから、小さな鞍部(地形図では表現されない)で左手に二ノ谷をみながら、970m台コブに至る。ここがB峯で岩がある。右手下に何となく馬の背状の尾根が見えているようだ。ここで間違いない。ゆったりとした下りの後に少し登ると、山頂の大岩がみえてくる。C峯だ。その向こうの鞍部に向けて下りて、急斜面の疎林の中を滑りながら登ると、D峯に着く。測量用の旗が立っていた。

D峯から東南東の尾根を922mに向けて少し探検をしてみた。測量用につくったのだろうか、割といい道がついている。適当なところで引き返すと、再び熊鈴と人声が聞こえてきた。D峯に帰り着くとグループの方が先着していた。

ここまで一度も迷うことなく来たという。リーダー(先頭を歩いている人)が地図を持っており下見までしてきたようだ。グループの後にくっついていっしょに下山する。二番目の鞍部から右折して沼ノ原に下る。前回より一つ前の鞍部を下ったようだ。その分、沢に下りるのが早くなり、沢沿いを歩く距離が延びている。といって歩行に何ら差しさわりがある訳ではない。 なお、リーダーが沢に下りた時や分岐で熊よけのホイッスルを吹いていた。

林道銅山線の接点、ヒノ谷出会いまで来てグループはそのまま沢沿いを上る。私は途中で引き返して、出会いの部分で林道に上がる。前方を見るとグループも林道に上がっていた。結局グループには少し遅れる形となった。いずれにしても、引き換えした分林道に上がるまで2~3分のロスタイムがある。

林道銅山線を歩いているときに時雨れてくる。今回予定していた"角兵衛の墓"(前回ははじめから予定していなかった)には車で帰路立ち寄ることにして、峠まで急いで登り、お関さんの墓に今日一日の無事を報告する。

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2006年10月21日

Akimasa Net
ひろしま百山(私の踏み跡)>> 女鹿平山

2006年10月21日(土)、単独
沼長トロ山(及びA峯~1023m)
(出発帰着:お関の墓)

はじめに

2006年10月21日(土)、単独

沼長トロ山(およびA峯~1023m)
(出発帰着:お関の墓)

前回あきらめたコースをていねいに歩いてみることにした。しかし、いつもの悪い癖が出て、1023mから直接沼ノ原に下りてしまった。

今日のコースタイム:
オセキガ峠(5分)登山口(18分)沼長トロ山
 小計23分
沼長トロ山(37分)A峯(32分)展望岩場(10分)1023m
 小計1時間19分
1023m(17分)源流(17分)林道(21分)お関の墓
 小計55分
総合計2時間37分

お関の墓8:59-取り付き(138度)9:04-なだらか9:08-下る、鞍部、なだらか9:14-少々鞍部-コブ9:18-下る-登る9:19-樹間にピークの空をみる9:20-沼長トロ山9:22(下りは247度)、右前方に稜線をみる、出発9:26-下る、最初少々踏み跡あやしい-鞍部9:29-なだらか登り-なだらかピーク9:33-ゆったり下る308度-ちょと鞍部-ゆったり登って平坦(ヤセ尾根)-左分岐あり(小ピーク)、分岐のやや北にピークをみる、小さなアンジュレーションあるも、なお平坦、やがて下って、林道を左下に見る9:39-少し登る(ブナ)、平坦、なだらかに下る、ササかぶる-鞍部(林道を左下に再び見る)9:44-再び左にピークをみる9:45-小ピークを右から巻いて、やや右に振る、ゆったり登る-ピーク9:47(樹間 354度に山影をみる)-ほんの少し下ってほんの少し登る-左手やや自然林9:50-急下る-気持ちのよい鞍部9:54、9:56-ササかぶる、適当に直登-A峯9:59(写真の山325度)-小潅木が道をはう(強風、積雪?)-直ぐの少々ピークを越えて直ぐ下る、小鞍部、左に谷が落ち込む-小コブを越えてさらに下る、ルートは見えない、尾根を外さないように-鞍部、沢落ち込む10:10-稜線突き当たり10:13-相変わらず右手植林-ピーク10:17-鞍部ブナ10:20-ピーク10:22、少し下ってさらに登る-展望岩場10:31-なだらか、ヤセ尾根、小岩、小鞍部、なだらか登り、岩、吉和冠山をみる-せまい岩場-1023m10:41-源流10:58-源流合流11:02-魚を見る-右岸に踏み跡-林道銅山線(ヒノ谷出会い)11:15-大向長者原線11:31-お関の墓11:36

気持のよい鞍部9:54は、やはり新春の頃が一番よいのだろうか。この度は紅葉もないしあまりパッとしなかった。1023mピークから右下を見ると、何となく馬ノ背が見えているようだ。まっすぐ下ればB峯のところを、右に下ってみることにする。植林帯が続いており、歩くのに何の差しさわりもない。どんどん南に下って、最後は沼ノ原を右手に見る位置で、小さな水流がある地点(標高900m台)に下り立つ。

そこから右手沼ノ原に合流して、左に下れば林道に出る。B~C~D峯に至るルートでは、あまり早くに右手沼ノ原に下りないように注意した箇所があったと思うが、沼ノ原上流部を歩くのに何の問題もなかった。わずかに踏み跡さえついている。なお、ここで魚影をみた(標高約890m)。全長20cmくらい、ゴギだろうか。確かめる目がないのがつらいところである。

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2007年11月11日

Akimasa Net
ひろしま百山(私の踏み跡)>> 三段峡

2007年11月11日(日)、単独
長渕~黒渕~三段滝~樽床ダム(聖湖)、往復
(出発帰着:三段峡正面)

はじめに

2007年11月11日(日)、単独
三段峡、往復
(正面~長渕~黒渕~三段滝~樽床ダム(聖湖))
(出発帰着:三段峡正面)

前日は出発が遅かったのとアンカー付きで行動に制限があった。初めての三段峡で、全体を見てみたいという欲求が高まり、土・日連続のお出かけとなる。天気は雨、霰(あられ)。駐車場に着く前からシャワーを浴びる。その後、降ったり止んだりを繰り返す。

帰路の三段滝から水梨駐車場にかけてヒト、ヒト、ヒトの列。人ごみに嫌気が差し、一旦は水梨駐車場で雨の中をバス待ち(三段峡正面行き)の列に並ぶ。しかし、バスはなかなか来そうにない。1台30人として5~6台待ちか。しびれを切らして下まで歩き始める。ヒトは多いものの何とかすり抜けて、足にまかせて下りきる。

今日のコースタイム:
三段峡正面(45分)黒渕表示版(50分)水梨駐車場
 小計1時間39分(黒渕表示版4分加える)
水梨駐車場(24分)三段滝(35分)餅ノ木駐車場(40分)樽床ダム駐車場
 小計1時間39分
樽床ダム駐車場(40分)餅ノ木駐車場(27分)三段滝(28分)水梨駐車場
 小計1時間35分
水梨駐車場(43分)黒渕(29分)三段峡正面
 小計1時間12分
総合計6時間32分
 (水梨駐車場3分、樽床ダム10分、水梨駐車場14分加える)

三段峡正面7:45-黒渕表示版8:30、8:34-水梨駐車場9:24、9:27-三段滝9:51-餅ノ木駐車場10:26-樽床ダム(聖湖)駐車場11:06、11:16-餅ノ木駐車場11:56-三段滝12:23-水梨駐車場12:51、13:05-黒渕渡船13:48-三段峡正面14:17(詳細は後日)

駐車場はほぼ一番乗り。歩き始めようとしたとき、係りの人が1枚の地図を手渡してくれた。西中国山地国定公園、日本百景・特別名勝「三段峡」散策マップである。三段峡の概念図を中心に、恐羅漢山、深入山との位置関係まで記載されたすぐれものである。ただし、概略コースタイムは参考程度。

トップを切って柴木川左岸に付けられた遊歩道をさかのぼる。簡易舗装道で大人二人が並んで歩ける程度の幅がある。途中でバイクが追い抜いてゆく。しばらくして、そのバイクが引き返してきて、「まだ (黒渕)遊覧船は出すことができない、他に仕事があるんだ」と言い残して下っていった。船頭さんのようである。

黒渕を過ぎ、一旦右岸に渡りもう一度左岸に渡り返す地点がある。洪水で痛めつけられ修復中のようである。鉄パイプなどを使って簡易階段が作られており、急勾配の階段を下りる。そばには誘導員がいて安全を確認してくれている。

水梨駐車場に至れば、雨模様の天気ながらすでに多くの人が出ている。その人たちにまぎれて三段滝に向う。三段滝をやり過ごし、その先をジグで急登ると、簡易舗装から解放されて気持ちが良い道が続く。

ヒトはあまりいないけれども、まったくいない訳ではない。何人かの人とすれ違った。その中で、餅ノ木駐車場から、とか上の駐車場から下りてきたという人がいた。この先の樽床ダム(聖湖)駐車場)に至るには、大規模林道脇の餅ノ木駐車場を通ることになるということに初めて気がついた。

今まで大規模林道(小板~二軒小屋)を通る途中で、餅ノ木駐車場を見ていたんだろうか。まったくのノーマーク、地理音痴にも程がある。

餅ノ木駐車場からしばらく車道を行き、餅ノ木橋の手前で左の山道に入る。所々簡易舗装はしてあるが、その他の部分は自然のままの山道で気持ちが良い。三つ滝から急坂をジグで登れば、樽床ダム(聖湖)駐車場に着く。

天気は相変わらず良くない。あられが降ってくる。お握りを一個づつ適当な間隔で食べることにして、下りにかかる。ヒトが増えてくる。つっかえては追い抜きを繰り返し、三段滝まで下る。雨が降ってきて傘をさす。そこから水梨駐車場までは、ヒトが多くて身動きがとれない。

このままの状態で一番下まで行くのは嫌だな。そこで、バス待ちの列に並んだのだが、バスは来ない。結局一番下まで歩きとおした。

赤が少ない。カメラマンの嘆き節が聞こえてきた。しかし、不安定な天気の中で、片道12km前後の距離を往復できて満足。ただし、足への負担は思ったより大きそうだ。左ひざが痛い。今後とも尾を引きそうである。

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2007年10月18日

Akimasa Net
ひろしま百山(私の踏み跡)>> 大神ヶ岳

2007年10月18日(木)、単独
大神ヶ岳
(出発帰着:林道大向長者原線)

はじめに

2007年10月18日(木)、単独
大神ヶ岳
(出発帰着:林道大向長者原線)

秋休みである。普段ほとんど消化することのない有給を使えという指示がでた。予定していた日が来て、ちょうど秋晴れのよい天気である。先日、吉和冠山や広高山から見た大神ヶ岳に登りたくなり出かける。

今日のコースタイム:
出発点(8分)国道488号(4分)八郎橋(30分)右折する橋(32分)千両橋(24分)登山口
 小計1時間38分
登山口(22分)潜り岩(15分)大神ヶ岳
 小計37分
大神ヶ岳(8分)潜り岩(16分)登山口
 小計24分
登山口(20分)千両橋(25分)左折する橋(20分)八郎橋(4分)林道大向長者原線(7分)帰着点
 小計1時間20分(八郎橋4分加える)
十方山林道入口見学、5分+7分
 小計12分
総合計4時間19分
 (大神ヶ岳登山口2回分14分加える、大神ヶ岳山頂1時間23分加えず)

出発点8:55-国道488号9:03、9:08(十方山林道入口見学)-八郎橋9:12-右分岐あり9:32-橋を渡って右へ振る(直進踏跡あり)9:42-青木橋10:02-左分岐(間伐林道青山線)あり10:08-千両橋10:14-ヘアピン10:20-三坂八郎トンネル10:25、10:29-登山口10:38、10:46-尾根巻く10:51-木橋10:55-沢10:56-平岩11:01-祠(山葵天狗社)11:06-潜り岩11:08-祠(三坂大明神)11:13-縦走路11:18、11:20-大神ヶ岳11:23、12:46-縦走路分岐12:48-祠12:51-潜り岩12:54-祠12:55-平岩12:58-沢13:02-木橋13:03-登山口13:10、13:16-三坂八郎トンネル13:24、13:28-千両橋13:36-右分岐(間伐林道青山線)あり13:41-青木橋13:45-橋を渡って左へ振る14:01-八郎橋14:21、14:25-林道大向長者原線14:29、14:36(十方山林道入口見学)-帰着点14:43

八郎橋から先の道路状況がわからない。3桁国道(極道)並なのだろうか。狭い道路は走りたくない。そこで、はじめから十方山林道入口近くから歩くことに決めて出発する。

国道186号の旧吉和村大向(美濃木神社の横)から林道大向長者原線に入り、オセキ峠を過ぎて下る。 駐車するつもりだった地点(標高830m台)よりも早めに、送電鉄塔近くのスペース(標高850m前後)に車を止めたため、国道488号まで少し余分に歩く はめになってしまった。

国道488号に合流してから少し寄り道をしてみた。大規模林道工事の現況を確認するためである。国道488号を右折(大神ヶ岳に至るには左折)、坂道を少し登ると十方山林道入口に至る。入口から100mくらいは元の地道のまま。その先で右にカーブする辺りから、右側法面を削り取って拡幅している。道路にはバラスがきれいに敷いてあり、舗装前工事は一段落したようである。

林道入口まで戻り国道488号に入って左折、すぐに林道大向長者原線を左に分けて中津谷側に下る。八郎橋に至り、そこを右折して橋を渡れば林道三坂八郎線(幅員W=3.6~4.6m)に入る。道幅は広く、対向車同志のすれ違いにも支障はなさそうである。

雨でも降ったのだろうか。少し濡れた舗装道をゆったりとさかのぼる。勾配はきつくない。歩きやすい道である。ところどころに枝道がある。植林作業のため網の目のように張りめぐらされているのだろう。そうした植林地帯の中で、道路右横の八郎川の斜面(右岸)には、自然林が帯のように残っており美しい。

枝道(間伐林道青山線など)はあるものの、舗装道は1本しかない。道なりに行けば千両橋に至り、そこから少し登って三坂八郎トンネルに登りつく。トンネルは、1980年3月完成(延長350m、幅4.6m、高さ4.5m)で、竣工フジタ工業株式会社となっている。まっすぐなトンネルで、入口から明るい出口部分を見ることができる。

トンネルを出ると、三坂谷である。急勾配の道を下れば登山口がある。

登山口には杖が用意してあり、ありがたく使わせていただく。小さなジグで一気に高度をかせぎ、右下すぐのところに、先程下った道のガードレールを見る。そこを左折して、ゆったりとした巻き道を行く。

アーチ上のしゃれた木橋を渡り、なおも行くと沢にぶつかる。右折して巻きながら小尾根に乗る。平岩を過ぎ、岩海の中の祠(山葵天狗社)や潜り岩を通り、岩がゴツゴツした道を祠(三坂大明神)まで登る。

祠は、山頂まで達しているのではないかと思われるほどの大岩のたもとにある。「くにびき国体炬火採火」の地だそうである。左から回り込み、赤谷山縦走路に合流して 右に登れば大神ヶ岳山頂はすぐそこである。(「中国地方の山100選」P.128のルート図は 、実際とは少しずれていると思われる)

登山道は、全体的によく踏まれた自然な道で嫌味がない。山頂からの展望は抜群である(展望図新規作成済)。島根・山口県境尾根など、今まであまり見たことのない山並を見ることができる。そして、山頂まで匹見天然杉が上がってきている。短い行程ながら大いに楽しむことができて大満足。

この辺りから東側は、安芸国佐伯郡(旧・吉和村)の地である。これから少し集中的に通うことになりそうである。

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2001年11月17日

Akimasa Net
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2001年11月17日(土)、単独
恐羅漢山~夏焼峠(~砥石郷山、往復)
初めての恐羅漢山である
(出発帰着:牛小屋高原)

はじめに

2001年11月17日(土)、単独
牛小屋高原~恐羅漢山~夏焼峠(~砥石郷山、往復)~牛小屋高原
(出発帰着:牛小屋高原)

すっかり葉を落とした落葉広葉樹の林を駆け抜けた。墨絵の世界といったらよいのであろうか。出会った登山者も夫婦2組だけで静かな山行に満足する。また、クマさんに出会わなかったのは幸いであった。

今日のコースタイム:
牛小屋高原登山口-恐羅漢山
 小計47分(実登380m)
恐羅漢山(37分)夏焼峠(29分)砥石郷山
 小計1時間06分(実登200m)
砥石郷山(22分)夏焼峠(14分)牛小屋高原登山口
 小計36分(実登50m)
総合計2時間53分(全ての休憩を加える)

牛小屋高原レストハウス登山口(標高970m)10:43-一つのリフト終点10:53-リフト終点11:00-岩場11:03-稜線上11:25-恐羅漢 山11:30、11:43-1131.8mピーク12:11-夏焼峠なつやけのきびれ12:20-1166mピーク12:35-小ピーク12:43-砥石郷山12:49 、13:04-小ピーク13:10-1166mピーク13:18-夏焼峠13:26-登山口13:40

いよいよ県内(西中国地方)最高峰の山を目差す。紅葉はすでに終わっているだろうし、ちょっと前に雪が降ったばかりである。どうするか迷ったが、朝の天気を見て少し晴れ間あり、雪の降る気温ではない。今年最後の高山挑戦(3週連続の3回目)を決定する。とは言っても、今回は車で奥深く入り込む以外にないので高度差はそれ程でもない。

登山口は恐羅漢スキー場である。このあたりの雪はやはり深いのであろう。木々の根元はすべて谷に向かって湾曲している。若木のときから冬毎に雪の重みに耐えてきた結果と思われる。さて、稜線上に出ると先日の雪がほんの少しだが所々に残っていた。その雪が融けたのであろうか。ぬかるんだ個所が数多くあるのには参った。

頂上からは、北東の方角に砥石郷山、その向こうに臥龍山、右に深入山(全山を草で覆われたドーム型)が見える。来春からの山行が楽しみである。ガイドブックに言う、東正面に内黒山、その右に内黒峠から十方山に続く稜線・・・・・はどこがどれだかよくわからなかった。

最初は砥石郷山に行くとは決めていなかった。この辺りは初めてだし恐羅漢山だけ登って帰ることにしていた。それで出かける時間もゆっくりになってしまったのだ。しかし、ここからその山容を眺めてこのまま下山する気にならなくなった。

とにかく夏焼峠まで行ってから、そのまま下るか、砥石郷山へピストンを掛けるか決めることにしよう。天気も先週、十方山で味わった秋のものではなく、完全に冬のモードに入っている。北側の谷からさかんに風が吹き上げている。先を急ぐことにする。

夏焼峠に着いて考えた。ガイドブックによると、砥石郷山往復1時間30分程度だ。昼食タイムを10分位にすれば2時までに戻って来れる。登山口2時30分、3時過ぎには戸河内の町まで(車で)下ることができる。この山域で雨に降られると車でもつらい。

1166mピーク手前で一組のご夫婦とすれ違う。元気がいい。1166mピークで休んでいると、もう一組のご夫婦が下山してこられた。砥石郷山途中まで行って引き返して来たという。奥さんが疲れているようだ。

私は前に進んだ。しかし、砥石郷山山頂では燃料を補給するのももどかしく引き返すことにする。枯山水の世界の中で、次第に風が出て雲が厚くなってくる。明らかに天気は下り坂だ。クマさんに出会うのも怖いし(いつから冬眠するんだろうか)。

私が山頂を往復して1166mピークに帰って来たとき、件のご夫婦はちょうど下山の支度をされていた。奥さんも元気を取り戻したようだ。砥石郷山直下の魔の池(モリアオガエルの産卵で有名だそうだ)がお目当てであったらしい。確かにそれらしき所はあったけど草地だったと報告する。

風が冷たくなってきた。彼らはウィンドブレーカーを着るところであった。肌色のお揃いである。そう言えば、一組目のご夫婦のウィンドブレーカーは、これも揃いの青だったな。どこにいっても夫婦いっしょの登山者によく会う。

夏焼峠手前でとうとう雨がぱらついてきた。峠からの下りは走った。ほんとうに走ってみた。遊歩道のようによく整備された登山道(ガイドブックより)で、傾斜のゆるいところを選んで、落ち葉の下にかくれて張り出している木の根に足を取られないようにして下った。幸い雨はその後ほんの少しぱらついただけであった。

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2006年08月20日

Akimasa Net
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2006年08月20日(日)、広島山稜会
恐羅漢山~(台所原)~管理林道~夏焼峠
(出発帰着:牛小屋高原)

はじめに

2006年08月20日(日)、広島山稜会
牛小屋高原~恐羅漢山~(台所原)~管理林道~夏焼峠~牛小屋高原
(出発帰着:牛小屋高原)

"十方のおばちゃん"(広島山稜会元会長)から声がかかった。山稜会がパーティを出すので参加してみないかというのだ。一も二もなく手を上げた。故・桑原良敏著「西中国山地」溪水社(1997年復刻版)は私のバイブルだ。その山の会からのお誘いだ。断るはずがない。さらにお二人をお誘いしてご一緒しろと、お名前を伺ったがいずれもご都合が悪いとのこと。結局、私一人での参加となった。なお、山稜会と以前からつながりのある岡山県のパーティ8名も現地で合流した。こうして、山稜会4名と合わせて合計13名のパーティが出来上がった。なお、"十方のおばちゃん"は風邪気味で山小屋(ひえばた小屋)待機となる。

小雨がぱらつく中で、上下雨具でかためて歩き始める。時折気持ちのよい風が吹いてはくれるものの、かなり蒸し暑く汗の量が多い。ペースはまずまずだろう。恐羅漢山山頂まで1時間10分くらいだったろうか。今日は記録(時間、デジカメ)はいっさいとらず歩くことを楽しんだ。なおその後、雨はあがって上着、ズボンと順番に雨具を脱いでいった。午前10時前出発、午後3時半ごろ帰着。

恐羅漢山山頂で次弟に出会った。旧羅漢山の方から一人で現われて皆とあいさつをしている。先週、ほんとに久しぶりにいっしょに歩いて、十方山中の沢と尾根で苦労をしたばかりだ。二つ三つ情報を交わして別れた。もちろん誰も兄弟とは気づいていないはずだ。その他、今日は「細見谷と十方山林道」2006年版の編集・出版でお世話になった方とも出会った。そして、山のエキスパートであることを初めて知った。縁とは不思議なものである。

台所原のブナを楽しみながら下る。雨が降った後の下りは少し滑る。慎重に下った。山稜会トップを歩く方が、笛を絶えず鳴らしている。クマ除けのためだという。バレーボール競技で使用するもので、口で吹く必要はなく手で操作するものらしい。

台所原から南西の方向にある谷を少し見学してきた。今日のように恐羅漢山から台所原まで下りて、そのまま真っ直ぐ突っ切ると、中ノ川山から天杉山へ至る稜線に出る。以前そこを通ったとき、左折する踏み跡が深いササ藪の中についており気になっていた。だから、面白がって付いていった。行き着いた先は崖になっており、沢が見える位置まで下りたが、その先は13名のにわか混成部隊には少し荷が重そうだった。山稜会の方々の判断で引き返す。私にとってカメイ谷は未知の世界だ。そのうち行ってみようと思う。

下山後、山稜会の山小屋(ひえばた小屋)にお邪魔をしてコーヒーをご馳走になる。山小屋は広島山稜会発足当時に建てられたと聞いている。会のシンボルとして今後も存続されることを今日の機会をご縁に祈念いたします。今日はお誘いいただきほんとうにありがとうございます。

追伸:
恐羅漢山山頂からの展望は全くなかった。管理林道で、ヒヨドリバナにアサギマダラが群れていた。ほんとうにきれいな蝶だ。帰路は内黒峠を通った。恐羅漢山公園線の道路工事の状態は先週と同じであった。

参考:山本明正著「細見谷渓畔林と十方山林道」(2007年)p.160
「ひえばた小屋」は、広島山稜会発足から3年たった1962年(昭和37年)11月26日に落成式を迎えている。地元の方が所有する土地建物を買い取った上で、山小屋建設に要する資金及び労力のすべてを会員の方のみで賄ったものである。(一部表記書き変え)

"十方のおばちゃん"のお話では、建物の躯体そのものは、従来からのものをそのまま使っている、とのことである。(2013年2月ご逝去)

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2007年10月07日

Akimasa Net
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2007年10月07日(日)、Siさん
恐羅漢山~(台所原)~管理林道~夏焼峠
(出発帰着:牛小屋高原)

はじめに

2007年10月07日(日)、Siさん
牛小屋高原~恐羅漢山~(台所原)~管理林道~夏焼峠~牛小屋高原
(出発帰着:牛小屋高原)

様々な用事が重なり、9月はとうとう一度も山に入らずじまいであった。実は少し左ひざを痛めている。どれくらい歩けるか心配しながら、8月のお盆休み以来の山行を迎えた。

今日のコースタイム:
牛小屋高原(62分)恐羅漢山
 小計1時間02分
恐羅漢山(45分)台所原(7分)中之甲林道広場
 小計52分
中之甲林道広場(39分)管理林道終端部(15分)縦走路(14分)夏焼峠(26分)牛小屋高原
 小計1時間34分
総合計3時間49分(恐羅漢山21分加える)

牛小屋高原8:45- 一つのリフト終点8:55-休憩9:00、9:11-リフト終点 9:11-縦走路9:39-台所原分岐9:46-恐羅漢山9:47、10:08-台所原10:53-中之甲林道広場11:00-(管理林道)-林道終端部11:39-縦走路11:54-夏焼峠12:08-牛小屋高原12:34
(休憩を適宜とっているが、すべて行動時間に含めている)

同行者1名あり、Siさんという。私より3歳くらい若く、山の経験はまったくないのだが、若いころ十種競技で鍛えた体は本物である。私のリハビリに合わせて付き合っていただくことになった。山行前に登山靴購入のお手伝いをする。下りでもつま先が靴先に当らないくらいの大きさでちょうど良いのがあり、それを買うことにする。

早朝、待ち合わせ場所まで高級車で迎えに来ていただき、高速道路に入る。ETC装着の車は、あっというまに戸河内インターに着いてしまった。普段の私は、いつも下の道をトコトコ行っている。えらい違いである。

さて、Sさんの調子はどうか。歩き始めのスキー場ゲレンデは急坂である。少し息が上がっている。できるだけゆっくり歩くようにうながす。私の左足は7割くらいのパワーしか出ていないようだ。階段状の所で大きく踏ん張るのがきつい。といって同行者に遅れをとることもない。

樹林帯に入って、勾配は少しゆるやかとなり、Sさんの気持も落ち着いてきたようだ。リンドウ、アキノキリンソウなどの秋花をデジカメにおさめながら行く。

夏焼峠からの縦走路にぶつかって左折、しばらくして、台所原への下りを右に分けて進めば山頂はすぐそこである。山頂でかわるがわる記念写真をとる。山頂部は雲がかかっており展望はほとんど開けない。一応、カシミール展望図(恐羅漢山)Akimasa.Netを打ち出して持ってきたのだが残念だ。

キリが出てくる。今日は夕方から雨の予報(広島地方)となっている。台所原(ブナ原生林)まで案内したいのだが無理だろうか。台所原まで思い切って下るか、それとも、夏焼峠経由でおとなしく下りるべきか迷った。

結局、台所原を少しだけのぞいて帰ることにする。登り返すことを考えると、あまり下までは行きたくない。ところが、下るほどに、ブナをはじめとする原生林の魅力がSさんをとらえ始める。もう少し歩きたいという。空を見ると、少し青空がのぞくようになっている。台所原まで一気に下ることにする。

台所原までの原生林を堪能した後は、管理林道経由でゆったりと登り返す。林道終点からほんの少しがんばれば、夏焼峠~恐羅漢山縦走路にたどりつく。そこを左折して、やや登り、やがて急下って夏焼峠に着く。右折して、木の根に足をとられないようゆっくりと下って牛小屋高原に帰りつく。

もう少しゆっくり下れば良かった。Sさんの言葉である。恐羅漢山の島根県側斜面の原生林は第一級のものである。何度来てもその自然には圧倒されてしまう。何ともいえない存在感がある。なお、特に単独行のときは、クマに気をつける必要があるだろう。

牛小屋高原からの帰途は、二軒小屋~小板(国道191号)の大規模林道を通る。Sさんにとっては初めてのルートである。感想としては、道路が広く車の数が少ないので、気楽に運転できるという。なにせ、二軒小屋からの10km余りで、すれ違ったのは軽乗用車が1台きりであった。

行きでは、内黒峠ルート(恐羅漢公園線)を通った。狭い道でカーブが多く前方がよく見えない箇所が多い。昔、スキーで幾度か通ったSさんでも、対向車に気を使うことにかわりはない。ちなみに、最近ではこの道路に埋め込んであるロードヒーターは、冬場でも稼動しないようである。すべて大規模林道経由で、ということであろう。なお、時間的には、内黒峠ルートの方が少し短い。

さて、Sさん、芸北がひどく気に入ったようである。紅葉の季節に三段峡など行ってみたいという。海に浮かぶ宮島もよさそうだ。という訳で、これから月に一度くらいのペースでご一緒することになるかも。

その他、この夏に高校の還暦記念同期会(卒業生400名前後)があった。その会場で、お互いのホームページを通じてお付き合いをしている方と実際に初めてお目にかかり、山行の約束を した。これからは、単独行以外の山行が増えてきそうである。

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2003年07月26日

Akimasa Net
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大丸峯、往復
(出発帰着:長笹登山口)

2003年07月26日(土)、単独

はじめに

2003年07月26日(土)、単独
大丸峯(出発帰着:長笹登山口)

今日のコースタイム:
登り57分(休憩時間を全て含む)
下り45分(大岩往復5分等を含む)
総合計1時間42分(頂上での大休止1時間50分を除く)

長笹登山口11:28-水場分岐11:46-稜線上12:01、12:03-661mピーク12:11-小ピーク12:17-大岩入口12:22-大丸峯頂上12:25、14:15-稜線分岐14:33-水場分岐14:44、14:50-長笹登山口15:00

やっと梅雨明けのようである。雨の心配はほとんどない。はりきって電気かみそりを当てていると突然ウワーンという異様な音を聞く。かみそりの刃が壊れたのかと思ってあわてて電源を切る。窓の外から聞こえてくるセミの大合唱がその原因であった。

長笹地区に入るのに手間取った。長笹地区に入ってからも手間取った。長笹地区にはりっぱな道路が幾重にも重なって走っている。「ひろしま百山」に従わず北側から入ってしまったので、できるだけ標高の高い道路に乗り換えながらできるだけ西に向けて走らせるのだが、一向にそれらしき登山口がない。

しびれを切らせて地元の人に聞いた。選挙カー(あす投票日、豊平町長選)に手を振っていた女性が親切に教えてくれた。オオマルホー登山口はすぐ先で駐車場もあるという。

なるほど二万五千分1地形図の登山口~稜線上の登山道は位置が間違っている(ひろしま百山)ようである。登山口は地形図よりも3~400m南側である。

登山口の駐車スペースにはすでに車が3台。この暑い中をあまり人気のなさそうな大丸峯に登る人がいるのだろうか。さっそく身支度を整え出発する。まずは右手に尾根、左手に沢という関係である。少し掘れた山道は人の手が加わらず趣がある。

水場分岐から尾根まで急登である。粘土質の山道は滑りやすい。しばらく前から犬の鳴き声が続いている。下から追い上げられているようである。落ち着かない。突然大きな黒い犬が上から現れた。下山途中だったのだ。これ以降は犬をほえさせないよう気配りをされたのだろう。再び静かな山に戻った。

尾根に達すれば、あとは多少のアップダウンを楽しみながら少しづつ高度をかせぐ。頂上からは東側の展望を楽しむ。元々頂上では庭木のように刈り込んだ木を配置したり、宮島等の方角を示す矢印を設置したりして、小公園のように管理していたのだろうが、今では少し荒れている。

矢印などの人工物は取り払って自然にまかせた方がよいのではないだろうか。また「あと〇〇m」の標識も頂上付近のものは見かけなかった。いっそのこと登山道上にある全ての「あと〇〇m」の標識を取り払ってはどうだろう。大丸峯の登山道には木段等の人工物はほとんどない。同じ豊平町の龍頭山(管理しすぎ)とは違った趣の山になるに違いない。

下りでは大岩に寄ってみた。豊平町全体を見下ろす展望はすばらしい。水場分岐では水場まで行ってみた。これがオオオキツネノカミソリの群落(QJYさん追っかけ)かなという葉はあったが花は一輪も咲いていなかった。

登山口に帰り着いて足元を見ればオレンジ色の花がたくさん咲いている。ラッパ状に開いた花の外に雄しべが長くつきでている。これがオオキツネノカミソリかもしれない。そばにはネジバナも?

登山道入ってすぐにアキノタムラソウ、ウツボグサなど。頂上では、黄色を黒でふちどった大型のトンボ。街道のネムノキの花はほとんど終わり。

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2002年09月14日

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寒曳山、往復
(出発帰着:枝の宮側舗装道終点)

2002年09月14日(土)、単独

はじめに

2002年09月14日(土)、単独
寒曳山往復
(出発帰着:枝の宮側舗装道終点)

頂上からの展望は抜群。熊城山あたりをもう一つ登って帰ろうかという邪念は完全に吹き飛び約2時間の大休止。ただし、芸北の山々の多くが木立にじゃまされて見えないのは残念。

今日のコースタイム:
登り48分、下り36分

登山口10:30-仙人岩10:46-ベンチ10:53-東分岐11:00-直登分岐11:05-天狗岩11:13-寒曳山頂上11:18、13:16-天狗岩13:27-直登分岐13:33-東分岐13:36-ベンチ13:40-仙人岩13:44-登山口13:52

さしもの猛暑もこれで終わりだろう。やっと1日の予想最高気温が30度をきるようになってきた。360度の展望という”うたい文句”に曳かれて県北まで少し時間をかけて走る。実は寒曳山だけでは登山時間が短すぎるのでもう一つ別の山を登ってこようかと思っていたのだが、超展望に大満足する。

予定を変更して寒曳山だけにしたのはほんとうだ。しかし、真の理由は別にある。登山靴を忘れたのだ。それで自動車を運転するためにはいていた運動靴でそのまま登ってしまった。気がついたのが現地についてからだからどうしようもない。

行けるところまで行くつもりでゆっくりと歩き始める。幸いなことに道は寒曳山を東側から巻き込むように作られている平坦な林道(未舗装)である。仙人岩(水場)の前後で少し草が被るけれどもたいしたことはない。

気をつけなければいけないのは天狗岩への直登個所である。足全体が靴の中で横滑りをしたりする。気を引き締める。下りはもっと慎重に降りた。しかし、ほんとうは平坦な道が北から西にかけてさらに巻き込んでついておりそれを利用すべきであった。

天狗岩からは稜線にそってゆったりと登る。頂上についてすぐに芸北の山々をさがした。なんとその方角だけ木立が茂っている。どうしても芸北の山を見たくていったん休憩した後、稜線上を西(阿佐山だけ見えている)の方角に歩いてみたが、一向に展望が得られず引き返した。ほとんど平坦な道は頂上を過ぎてもかなり向こうまで続いているようだ。

東分岐でご夫婦1組と出会う。頂上にも1組のご夫婦。それからもう一人、絵を描いている男性がいる。私の方へ来てかるく挨拶して別の方角を描き出した。GPSらしきもので方位を測っている(計れるのかな?)。山の展望図を描いているらしい。山の展望は”山屋”とか”花屋”の区別なく誰にでも受け入れてもらえるようだが、私以外で展望図を描いている人に出会ったのは初めてである。

5~7人位のグループが登ってくる。その中の一人から凍らせて持ってきたという缶詰のパイナップルを一ついただく。おいしかった。帰りの急坂を下りきったところでご夫婦1組と出会う。ここからきついですかと問われて、稜線(天狗岩)まで少しの辛抱ですよと答える。

季節はすでに秋である。木の葉も茶色っぽくなっているものもある。秋の花がいくつか咲いている。リンドウ(だと思うけど、キキョウでしょう)を一輪見つけた。どんぐりの青々した実が育っている。道路沿いでは花もいっしょにつけている種類がある。

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2002年08月16日-1/2

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鬼ヶ城山、飯山から時計回りに一周する
(出発帰着:飯山河内神社)

2002年08月16日(金)、単独

鬼ヶ城山の後、木ノ宗山へ回る

鬼ヶ城山

2002年08月16日(金)、単独
鬼ヶ城山、飯山から時計回りに一周する
(出発帰着:飯山河内神社)

なお今日は時間が余ったので、以前から気になっていた「木ノ宗山~二ヶ城山」縦走コース確認のためそちらへ回ってもう一登りした。

さて、猛烈な残暑(広島市予想最高気温34度C)になりそうである。あまり遠くなく登山時間も短くてすみそうな山を選択する。県西部(佐伯・大竹)でリスト上一つだけ残っていた鬼ヶ城山に決める。人があまり入らないことで有名だというのも気に入った。特にこの真夏に登る人はほとんどいないだろう。

今日のコースタイム:
飯山河内神社、標高約700m(33分)林道終点(31分)鬼ヶ城山山頂
 小計1時間10分(休憩を含む)
鬼ヶ城山山頂(24分)912mピーク(9分)鞍部(24分)飯山河内神社
 小計57分
総合計2時間07分(頂上での休憩36分以外の時間を全て含む)

飯山河内神社9:00-林道左直進9:20-林道終点(平岩)9:33、9:39-鞍部9:46-鬼ヶ城山山頂10:10、10:46-広い鞍部10:55-倒木11:00-右に折れる11:03-912mピーク11:10-左に折れる11:16-鞍部11:19-林道分岐11:39-飯山河内神社11:43

飯山河内神社の社叢は佐伯町指定(昭和62年2月)の天然記念物である。りっぱな杉の大木が何本かある。その神社手前の路上に少しばかりのスペースがあり駐車させていただく。さて、身支度を整える間にも汗が出てくる。とにかく暑い。気を引き締めてかかる。

神社横の車道を北へ行き1~2分で左折、さらに舗装道路を進む。しばらくして未舗装の林道となるがそのまま前進する。沢沿いの道である。道は湿っているが渡る風が涼しい。途中で右側へ分岐する林道が現れるが無視して(下山で使用予定)直進する。沢はその右折林道に沿って流れている。こちらの林道は、その沢を渡った感覚はないのだが、しだいに沢から離れていく(道の下に土管でも通しているのか)。

草花がいくつか咲いている。名前はわからないが写真だけ撮っておく。QYJつうしん115号(1998年10月23日)によれば、この山は非常に自然豊かな環境のようである。全体を通して植林帯と自然林が入れ替わり立ち代り現れる。植林帯はあまりおもしろくないが自然林はやはり美しい。

林道終点は風もなく汗が吹き出てくる。なお、林道終点とその直前でそれぞれ南へ延びる道が地図には描いてあるがよくはわからない。

林道終点から鞍部を左折してしばらく行くまでは植林帯である。その上が自然林で美しい。頂上付近はササヤブである。ちょっとしたヤブこぎが終わると頂上が待っている。ちょっと待った。頂上に出たその位置は下山道の入口だ。よくよく確認しておかないと帰れなくなってしまう(往路下山の場合)。

頂上から羅漢山を木々の間に認める。その他、130度(磁北から)の方角にわずかに展望が開ける(写真とメモをとったがまだ同定していない)。羅漢山-鬼ヶ城山-吉和冠山はほとんど一直線上に並ぶ。したがって、羅漢山を見た方角の真後に吉和冠山が見えるはずだが木立がじゃましているようだ。

鬼ヶ城山山頂で蝶をみた。紫あるいは黒色の大型で飛ぶスピードは早い。一回羽ばたくだけでスーッと前に出る。まるで鳥のような飛び方だ。広島の自然と昆虫/広島県蝶類図鑑/神垣 健司さん(リンク集にあり)、を見たがよくわからない。

下山には山口県境沿いの尾根道を利用した。まず頂上から290度(磁北から)の方角に進む。所々で、小刻みに蛇行したり、倒木があったり、胸までのササの中をヤブこぎしたりと神経を使う。ただし、赤テープと踏み跡を頼りに行けばそれ程むつかしい道ではない。大まかな道筋をコンパスにセットしておけば道が右に振れたか左に振れたかはわかる。あとはピークの上り下りに気をつけて歩いた。

林道分岐にある標識は、左:松の木峠、右:飯山となっている。すなわち”T字型”である。「ひろしま百山」にいう ”踏み跡が十字に交差し、宇佐、冠高原、飯山へ通じている” という宇佐への道はよくわからない。

分岐を過ぎてしばらくしてから(往路の林道に至るまでに)男1名、女2名の中年パーティとすれ違う。ここはあまり見えないんでしょう?、とか、どれくらいかかりますか?と聞かれた。ここまで頂上から50分くらいかかったと伝える。心の中で、こちらのコースで登るのはちょっとしんどいかもしれないな、と考える。

今日は誰にも会わないだろうと思っていたのだが、最近では山で誰にも会わずに帰ることはほとんどない。

2002/08/16山行記の一部として(展望図)
東南東の方角にわずかに展望が開ける。大野権現山、上勝成山~下勝成山あたりのようである。今日は展望はあまりよくないが、その後ろに宮島、さらに江田島・能美島が重なり、一番後ろは四国の山々が連なるという。

南にもわずかに展望が開け、羅漢山が見える。その右側には由布岳など九州の山も見えるという。もちろん今日は見えない。今日見えているのは大将陣山あたり(角度、距離とも)までであろう。東:大峯山、北:吉和冠山はササやぶに踏みこめば見えるというのだがよくはわからない。

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2001年10月27日

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大峯山登山口~大峯山、往復
初めての大峯山
(出発帰着:大峯ランド別荘地横の駐車場)

2001年10月27日(土)、単独

はじめに

2001年10月27日(土)、単独
大峯山登山口~大峯山、往復
(出発帰着:大峯ランド別荘地入口)

大峯ランド別荘地入口(標高484m)08:50-大峯山10:07
1時間17分で、実登556m。かなりの登りである。
下りは、頂上を10:50出発、35分で下る。

別荘地を抜けて、山道の入口まで、10分。この間の舗装道もかなりきつい。体が重い。山道に入ってベンチまで、さらに20分。途中で唯一展望(南方面)がある岩場まで、さらに20分。ここから頂上まではなだらかな登りとなる。

広島県内のブナ自生地南限である。今の季節は、落葉広葉樹が黄色から赤に染まるころで美しい。頂上には真っ赤な実のついたナナカマドなど。頂上から西へ延びる尾根も黄色と赤に染まっている。これからもっと赤くなるのだろう。なお、下草はササが多い。

頂上での展望は360度全開(すこし曇り空)。例によって上半身裸になって衣服を乾かすがさすがにすこし寒さを感じる。そこへ、男女2人組が上ってきて男性が周りの山々を女性に解説している。かなりのベテランである。先々週行って来た河平連山の名前もでるが、自分の地図では稜線の角度が違って見えてしまう。まだまだ修行が足りない。

これまで主として広島市および近郊の、どちらかというと西部地区の山を中心に登ってきた。いよいよそのまま足を延ばして山口・島根県境の山に挑戦してみよう。今日は時間が余ったので、その準備として羅漢山、吉和冠山などをふもとから観察して帰宅する。

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2003年11月16日

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大峯山登山口~大峯山~西大峯、往復
初めての西大峯
(出発帰着:大峯ランド別荘地横の駐車場)

2003年11月16日(日)、単独

はじめに

2003年11月16日(日)、単独
大峯山登山口~大峯山~西大峯、往復
(出発帰着:大峯ランド別荘地横の駐車場)

今日のコースタイム:
駐車場(12分)登山口(27分)ベンチ(27分)展望岩(8分)大峯山三角点
 小計1時間18分(ベンチ4分を含む)
大峯山(33分)西のた(21分)西大峯
 小計54分
西大峯(32分)950m台ピーク東側(21分)大峯山三角点
 小計59分(950m台ピーク東側6分を含む)
大峯山(4分)展望岩(17分)ベンチ(18分)登山口(10分)駐車場
 小計49分
大峯山山頂付近探索(前後2回)
 小計50分
西大峯向こう探索
 小計18分
総合計5時間14分(西大峯6分を含む)
(前後2回の展望時間と昼食時間、1時間44分程度を差し引く)

駐車場8:47-登山口8:59-ベンチ9:26、9:30-展望岩9:57-大峯山三角点10:05-(まわりえん等、見学)-山頂大岩10:35、11:21-鞍部11:26- 940m台ピーク11:28-鞍部11:34-963mピーク11:36-940m台11:41-950m台ピーク11:44-鞍部(西のた)11:54- 940m台12:03-西大峯12:15、12:21-引き返す12:29-西大峯12:39-950m台ピーク東側13:11、13:17- 963mピーク13:20-鞍部13:22-940m台ピーク13:29-大峯山三角点13:38-東の縁13:48、14:46-大峯山三角点14:56-展望岩15:00-ベンチ15:17-登山口15:35-駐車場15:45

過去2週、大峯山を目標としていたが、展望が得られない天気と判断して直前に他へまわった。昨日土曜日、ついにしびれを切らせて一度大峯山に登りかけた。少し雨が降るかもしれないが、それまでの見通しは意外と良いだろうと判断したのだ。

早めに頂上に立ってすぐに帰るつもりで笹ヶ峠を目差す。峠に至る狭い林道には大量の落ち葉が落ちてタイヤが滑るような状態だ。峠に至ると雨が降ってきた。雨の中を登るのはいいが、帰りの狭い林道が気になってしかたがない。早々に退散して大峯ランド別荘地の方にまわる。

新しいりっぱな駐車場(未舗装)ができており使わせていただく。空を見上げれば頂上は見えているが雨がほんの少しながらぱらついている。男性2人組(先着1台)に登らないんですかと声をかけられる。明日出直そうかどうしようか考えているんだと答える。自分たちは今日しかないからと元気に出発して行かれた。隣県の人たちのようだ。 私は結局当日は引き返す。

さて、翌日朝起きるとなんだか暖かい天気だ。外を見れば朝もやなのだろうか、少しかすんでいる。しかし雨の心配は無し。大峯山に決める。すでに葉の落ちた登山道を行く。汗が流れ落ちる。

大峯山にはシロモジが多く、葉に特徴があって分かりやすい。”幅7~10cmの三角状広倒卵形、ふつう上部は3中裂し、基部はくさび形。・・・”参考書籍 「樹に咲く花」山渓ハンディ図鑑3

登山口の別荘ではまだ青葉が残っているシロモジもあるが、登山道では黄変、そして大峯山~西大峯ではすっかり葉を落としていた。黄色の花の時期(4月)にもう一度見てみたいものである。

山頂大岩への登り方が分からなくて(忘れていて)あたりをぐるぐる回ってしまう。壊れかけた梯子があったがその場所からは登らなかった。三角点の方角から一岩乗り越え、いったん下に下りて、さらに素手でよじ登る。

展望図作成後、西大峯に向かう。笹で覆われた部分とそうでない部分が交互に続く。笹のある部分は、一度ルートを見つけると足元には少し空間があり意外と楽に進める。笹のない部分では、目をこらしてよく見ると、シロモジの株立ち等が続く中に道らしきものが浮かび上がって見える。

赤テープはあるが自分の五感を頼りに進むべきなのだろう。登山道は二万五千分1地形図の町村境界線と重なっているはずだ。基本的にはなだらかな幅広い稜線をはずさないように心がけて進む。あちこちで、ここから先はダメよ、と語りかけるように木々が横倒しに置いてあり助かる。

それでも西大峯からの帰りで、稜線を真っ直ぐに突っ込んでしまった。”西のた”に下りて次のピークに至るには、しかるべき場所で右折しなければいけなかったはずだ。気がついた時には前に崖があった。しかし下りることができない程のものでもない。そのまま谷間に滑り降りた。

さてどうするか。コンパスを南東の方角に合わせて、薄暗くて不気味な感じのする植林帯の倒木だらけの斜面を登る。しばらくして槇道らしき踏み跡に行き当たった。見上げれば、正面にピークがあり左手前方が一番低くて青空がのぞいている。”西のた”から登るべきピークの左手あたりだろう。落ち着いて元来た道にたどり着く。

再び大峯山に至る。見通しは午前中よりよくなっており、”東の縁”まで行って逆光に輝く山並みを見る。かなり高い位置に見えているのは九州の山々かもしれない。山頂大岩に再び登る気力がわかなくて芸北の山々はあまりよく観察しなかった。

上天気となり降り積もった落ち葉が乾いてきた。滑って足をとられないように気をつけながら下山する。かなりのスローペースとなった。 帰りの商工センター内道路でバックミラーと両サイドミラーに沈む夕陽をとらえる。明日はさらによい天気となるだろう。

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2007年02月03日

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大峯山登山口~大峯山、往復
(出発帰着:大峯ランド別荘地横の駐車場)

2007年02月03日(土)、単独

はじめに

2007年02月03日(土)、単独
大峯山登山口~大峯山、往復
(出発帰着:大峯ランド別荘地横の駐車場)

「細見谷渓畔林と十方山林道」書籍化の目処がほぼ立ったので、久しぶりに外に出てみることにした。今年の春以降は、西中国山地を含む安芸国佐伯郡の山々を対象に登ってみたいと考えている。その第一弾として大峯山を選んだ。昨日の雪が心配だったが、大峯山頂までそれ程苦労することもなかった(雪によるロスタイムはほとんどない)。

今日のコースタイム:
駐車場(13分)登山口(26分)ベンチ(33分)展望岩(8分)大峯山三角点
 小計1時間28分(ベンチ8分加える)
大峯山(5分)展望岩(22分)ベンチ(14分)登山口(8分)駐車場
 小計49分
総合計2時間32分(山頂部探索15分加える、昼食39分除く)

駐車場9:24-登山口9:37-二合目9:42-右へ振る108度9:44-ベンチ10:03、10:11-5合目10:14-大峯山頂30分表示10:21-尾根に乗る10:26- 保健保安林表示10:29-展望岩10:44-大峯山三角点10:52 -(探索)-大峯山山頂下11:07、11:46-展望岩11:51-保健保安林表示12:02-木段終わり12:10-5合目12:12-ベンチ12:13-登山口12:27-駐車場12:35

佐伯歴史民俗資料館から、広島県道294号虫道廿日市線車道を南南西にどんどん登る。大峯山登山口駐車場は、バス停大峯山登山口の一つ上のバス停下川上の右上にある。 大峯山では、 「大峰1050のホームページ」(開設2005年10月15日)の方々と地元の人達がいっしょになって、ルート案内板の設置をはじめ様々な整備をされているようである。        

駐車場は、バラスがきれいに敷かれており気持がよい。霜柱が立っており、踏み締める音が心地よい。見上げる大峯は、ほぼ真北にある。山肌は南面を見せており雪はかなり融けているようだ。車で登ってくる途中でみた南東面の白い山肌は、ここからは見えない。

別荘地内の簡易舗装道を登る。ここの勾配がきつい。登るほどに道路は凍りつき歩けなくなる。道端の草を踏んで歩く。団地貯水槽手前を右折して、植林帯の山道に入る。すぐに雪を踏む。

2合目で右に振って108度を向く。雪道に動物の足跡を見る。左に振りながら尾根346度に乗る(推定標高650m前後)。右手は自然林である。木段の急登がきつい。前方329度に山を見て、右へ振り尾根36度を行く。28度で完全に尾根に乗る。後方を振り返ると南側の山々が見え、ややなだらかとなってベンチに着く。井手谷山736mを185度に見る(推定標高750m前後)。

再び植林帯、尾根左手をトラバース気味40度。5合目で右へ振って尾根横切る。すぐに尾根の右をトラバース92度。すぐ左へ振って尾根に乗る。幅広い尾根50度。大峯山頂30分表示、そのまま直進、右トラバースして 谷に入る。 (標高750~800mの広い尾根、広い谷を行く登山道は、地形図点線より上方(北側)を通っていると思われる)

幅広い谷を横切って尾根に乗る。前方右手には南側の山々を見る。少し霞んでいる。尾根66度からすぐに33度を向く(推定標高850m前後)。左側植林、右側自然林、背中から日の光を浴びる。

転換点360度を向く。木段直登が一息つくと展望岩場(山頂までもう少し表示、推定標高980m前後)。雪の上に動物の足跡をたくさん見る。やがて道はなだらかとなり大峯山三角点に着く。左手前に「西大峯縦走路、 峯太郎ブナ」の新しい標識あり。少し行って、右手に踏み跡あり、また左手に休憩小屋の表示あり。

休憩小屋に向けて探検に入り、山頂大岩の下を北から回り込む。テープに沿って雪の付いた岩場を登るが、その先で、一旦狭い所を下るようになっている。雪で足場が分からない。左手は崖になっている。あきらめて引き返す。もう少し下から回り込む手もあるだろう(動物の足跡が続いていた)が、雪が深そうだったので踏み込まなかった。

山頂大岩で遊ぶ。まず一枚岩が斜めになっている。雪の斜面をすべらないように、岩の表面が洗濯板のように波打っているところに足をかけて登る。その向こうに梯子がかけてあり、一旦そこから降りる。そしてその向こうの山頂部大岩にかけられた梯子を登る。梯子を登ったところで北風が強い。高所恐怖症の身にはつらいところだ。山頂に立つことをあきらめて梯子を降りる。芸北の山々をゆっくり鑑賞する時間は取れなかった。(これらの梯子は以前はなかった)

南側を見る。左奥から大茶臼山、極楽寺山、野貝原山が折り重なる。極楽寺山~野貝原山の向こうに、安芸小富士(似島)を見る。野貝原の右に船倉山~大野権現山、その向こうに、弥山~岩船岳を見る。阿多田島も見えているようだ。一番手前の井手谷山736mの右向こうに、上勝成山~下勝成山、そのさらに右奥に三倉岳。これらの後にあるはずの瀬戸内海の島々はかすんでよく見えない。

西大峯縦走路(峯太郎ブナあり)へは、ササ原に雪がかぶさっているのを嫌って踏み込まなかった。下りにかかると気温の上昇を肌で感じる。展望岩を越えると、雪が融け始める。その下の植林帯に入ると、再び雪を踏む。木段を急下る途中に、7合目表示があるのに気づく。風強くなり雪煙が舞う。

保健保安林表示を過ぎて、沢を渡る。あいかわらず一面の雪。木段終わりトラバース道を下ると5合目、雪がなくなり、すぐにベンチがある。その下で、男女二人パーティとすれ違う。山頂に雪はあるかと問われ、ありますと答える。別荘地舗装道上を雪解け水が流れ落ちている。朝方凍りついていた箇所もほとんど融けたようだ。

久しぶりの山行をゆったり楽しむ。大峯山には一般的なルート以外にも、いくつかの登山ルートがあるようだ。今後の楽しみとしておこう。

追伸:

山行記作成後、「大峰1050のホームページ」へ感謝のメールを入れた。さっそく、管理人の松本様から返信メールが届いた。なんと、私が下山した時にちょうど駐車場に入ってきた車に乗っていたのが、松本様ご夫婦だという。そして、私が登山道ですれ違ったのは、西村様ご夫婦(”西村ふうふう山の会”(山毛欅の森塾))だと教えていただいた。西村さんとのニアミスは、これで三度目になってしまった。直接挨拶を交わしながらお互いに気がつかないとは、実にもったいないニアミスをしたものだ。

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2007年02月12日

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大峯山登山口~大峯山~西大峯~オオネントウ
(出発帰着:大峯ランド別荘地横の駐車場)

2007年02月12日(月)、単独

はじめに

2007年02月12日(月)、単独
大峯山登山口~大峯山~西大峯~オオネントウ
(出発帰着:大峯ランド別荘地横の駐車場)

先週は、雪を踏んで山頂まで達しながら、山頂大岩の上には立てなかった。なんとなく悔しくて再度挑戦する。今日は登り(南面)では雪は残っていない。ただし、 順調に登ったものの、カメラと時計を忘れている。それでも、地図とコンパスは持っている。予定通り、オオネントウから下ってみることにした。

出発9:28-帰着14:42(総合計5時間14分)
大峯山15分、オオネントウ10分程度の休憩
その他適宜小休止のほかは全て行動時間

登山口から順調に足を運ぶ。先週、凍りついて歩けなかった舗装道は、いつもの状態に戻っている。ベンチで男女ペアーに追いつく。ベンチの少し上の方で、女性に追い抜かれる。続けて男性、さらに若い女性にも追い抜かれる。山頂に到着した時には、3人とも帰り支度の最中であった。同じパーティの人達だったようだ。こちらが下山を考えている頃、数人のパーティが到着。若い女性が混じっている。最近は、山も若返りつつあるのだろうか。なお、ベンチで会った方たちとは一緒にならなかった。

大峯山から西大峯に向う
西面には少し雪が残る、先人が滑った跡が凍っている
尾根踏み跡をたどって行くと、980m台鞍部に「峯太郎ブナ」の標識あり
ここまでは踏み跡がしっかりしている。今日は寄り道せずに前へ進む
ササの中を990m台に向けてなだらかな登り、稜線にササ
その北側の雪の部分を踏んで歩く、下りではササで踏み跡わからず
前方樹間274度に西大峯を見通せる、かなり下ると、ササ途切れる部分あり
940m鞍部では、肩までのササ、そこから登ると963m

地図にコンパスを合わせて踏み込むと、前方にピーク(940m台)を見る
尾根に沿ってゆくので、右から回り込む形となる
940m台ピーク(スギ林)は、いわゆる地形図に現われないピーク
このピークを過ぎると、その先256度に950m台ピークを見る、北側はスギ林
950m台ピークには「笠岩、約50m下る」標識あり

いよいよ「西のた」を目差す
ここから西大峯のある尾根まで、旧・佐伯郡内の佐伯町(現・廿日市市)と湯来町(現・広島市佐伯区)の行政境に沿ってゆくと考えて間違いない
まず、尾根上を266度でほんの少し行き、すぐに右(322度)に振って下る
右・植林帯、左・自然林の境目を行く形となる
やがて、暗い植林帯に入り、倒木があって歩きにくい
ほんの小さな沢があり、水がにじみ出て湿っぽい中を下る
沢の右岸に踏み跡があるようだが、はっきりとは分からない
イノシシのヌタ場があり氷が張っている

「西のた」890m台まで下る
大峯山西尾根と西大峯の尾根を結ぶ鞍部であり、そこから、旧・佐伯町側と旧・湯来町側の両方に谷が下っている地点である、周囲は見渡せない
304度で前方の尾根に駆け上がる

「西のた」を通過するのは、大峯山→西大峯の方が楽であろう
西大峯→大峯山に向う場合にはどうすればよいか、考えてみよう
西大峯から東へ下って940m台コブを越え、尾根がやや左に振れる前に、尾根の右斜面を下ることになる。ここでは、コブから右屈折点まで、標高差20m、水平距離150mの移動を、感覚的にどのようにしてつかむかにかかってくることになるだろう。赤テープはあるが、ここはやはり五感で勝負したい所である。

さて、今日は尾根上のやや平になった部分を西に進んで
940m台コブに至り、西大峯を前方266度に見る
西大峯手前では、落ち葉が積もってふかふか、雪解け水を含んで湿っている
西大峯山頂から大峯山を見る

西大峯から左右に微妙に振れながら、さらに尾根を追って行く
まず、253度で下り、小さなコブで右282度に振る
やがて、右手スギ林となり、左214度に振る(右手スギ林、深い谷)
ほんの小さなコブで、右253度に振る、膝下までのササ原の中を下る
右スギ林、左自然林
岩場に着く、地形は平になっている(910m台鞍部だったか?)

920m台ピークに着く
地籍図根三角点表示あり
221度で自然林の中を下る、歩き始めはゆったり、やがて急下る
前方右奥に910m台ピーク、左奥にオオネントウ878.1m三角点を見る

910m台ピークに着いて振り返ると、左手に920m台ピーク、その右奥に西大峯、さらに右奥に大峯山を見る
910m台南の尾根に乗るために174度に向けて下る(オオネントウの左を向く)
下りきって、完全には尾根に乗らず、尾根右下をトラバース気味に221度で進む
その先で尾根にのり、ほぼ平らな箇所を腰までササに埋もれながら進む
やや下って、ササがうるさい中を少し登ると、オオネントウ着

オオネントウから、184度でホンタク谷(植林帯)に向けて下る。斜面が急すぎて、まっすぐ谷底まで下ることができない。オオネントウから、真南に流れるほんの小さな尾根を左手にして、ずりずりと左前方に移動しながら、右手の谷へと下って行く。谷の左手を流れる沢まで下り、沢沿いに一軒の廃屋まで下る。途中には、元は田畑だったのか、石組みの遺構があったりして歩きにくい。所々にある踏み跡を利用しながら下る。廃屋からも谷の左側踏み跡を行き、車道(虫道集落)にたどり着く。

廃屋の前を通って西に行く踏み跡があるようにも見えた。地形図の黒実線(廃道)かもしれない。虫道~オオネントウを行くには、この廃道を北上すると諸書にはある(沢を詰めきった後で、オオネントウから南に流れる尾根に乗る)が、その道は地形図では谷の「右岸」に記載されている。今日は終始谷の「左岸」を下ったので、その道は通っていないはずだ。

なお、オオネントウから南南東に流れる尾根上に、ルートが一つあるようだ。
(オオネントウ878.1m~766m~五本寺松山738.9m)。さらに、オオネントウから南東尾根に乗って、上川上にも下ることができるようだ。

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2007年02月24日

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行者岩ルート~大峯山~大峯山登山口
(出発帰着:大峯ランド別荘地横の駐車場)

2007年02月24日(土)、単独

はじめに

2007年02月24日(土)、単独
行者岩ルート~大峯山~大峯山登山口
(出発帰着:大峯ランド別荘地横の駐車場)

ここのところ2回連続で大峯山に登った。そうした中で、山で乾杯!(我らが初級中年登山隊)2006年03月26日山行記の追記に、宇部小野田勤労者山岳会「やまびこ」/"行者岩を求めて大峯山~西大峯山"という山行記を見つける。

「大峯山概念図」の出典は、
山田廸孝著「広島百山」さくら印刷出版(1994年)p.247
oomine_tizu.jpg

大峯山山頂部東側には懸崖があり、大峯山の姿形を美しく整えている。行者岩(まわり縁)は、その懸崖の構成要素の一つである。山頂平坦部には東西にきれいな踏み跡があり、西端の山頂から東端の行者岩上部までは簡単に歩くことができる。

今日は、その行者岩まで下から直登しようという訳である。参考書籍は山田廸孝著「広島百山」だというので、さっそく広島県立図書館から借りてきて準備をした(インターネット「日本の古本屋」 ではヒットせず)。残念ながら、先週は土日とも雨模様で山行を中止した。今日の天気は上々、まず雨の降る心配はないだろう。安心して冒険ができる陽気である。

私は今日は尾根筋を登った。最初は、ゴロウ谷右岸(西側)尾根、上部でトラバースして左岸尾根に移り、その尾根を追って山頂部を目差した。無事、行者岩(まわり縁)を発見して大満足。ただし、岩のまわりを回ってはいない。次回のお楽しみとしておこう。

なお、ゴロウ谷右岸尾根は、大峯山南尾根の標高約1000m付近から派生している尾根である。桑原良敏「西中国山地」大峯山概念図P.145では、この尾根は表示されていない。

山田廸孝「広島百山」は、行者岩コースを沢登りコースとして紹介している。そして、その大峯山概念図を見ると、山道(細線)が上記尾根(私が最初に取り付いた尾根)の西側、つまりゴロウ谷と尾根一つはさんで反対側の谷を登るようになっている。そして、上部でこの尾根を乗り越えて、東の尾根(私が頂上部まで登った尾根)に乗り移っている。

本文をみると、尾根を乗り越したり、尾根を乗り換えたりするといった記述はない。あくまでも沢登りとして書かれている。「やまびこ」のパーティも、この点でややとまどいを見せているようである。最初から通してゴロウ谷を登るルートかもしれない。だとすれば、ルート表示(細線)が間違っていることになる。

今日のコースタイム:
駐車場(5分)中国自然歩道表示板(12分)尾根(51分)トラバース(3分)岩海(41分)行者岩下(12分)行者岩
 小計2時間12分(表示板分岐2分、無駄な往復6分加える)
行者岩~風穴~大峯山散策
 小計9分
大峯山(4分)展望岩(13分)ベンチ(10分)登山口(4分)駐車場
 小計31分
総合計2時間52分(行者岩1時間18分、大峯山14分除く)

駐車場9:21-表示板分岐9:26、9:28-沢9:39-林道終点9:42-(引き返す)-尾根9:46-踏み跡9:49-ホタノコヤ9:53-岩10:02-踏み跡10:11-左に振る320度10:12-ちょっと休む10:14-やや平10:18-(急登)-急登やや落ち着く10:29、10:35-トラバース10:37-岩海10:40-中尾根状態10:48-大岩10:51-小さなホタノコヤ10:57-大岩11:02-行者岩発見11:19-行者岩下11:21-行者岩11:33、12:51-風穴その他-大峯山13:00、13:14-西大峯分岐13:15-展望岩場13:18-右植林帯13:22-保健保安林表示13:25-頂上まで30分13:28-五合目13:30-ベンチ13:31-右植林帯13:34-二合目13:39-取り付き口13:41-駐車場13:45

駐車場から車道を元来た方向に少し引き返す。右前方に野貝原山を見ながら下り、中国自然歩道ルート説明版の所に至る。別の道標には、楢原3.5km、万古渓6.5kmとある。地形図黒実線に沿って北に向う。この道は、かつて平谷へ抜ける中国自然歩道として整備されたもののようである。

「広島百山」の大峯山概念図には、そのさらに下の中地というところから山道(細線)が延びているように描いてある。そして、本文では「登山口の別荘団地手前に中地というところがある。周辺の自然歩道を説明する大きな表示板がある。そこから平谷へ抜ける自然歩道へ入る」となっている。少なくとも今日私が確認した限りでは、表示板は下川上から北に延びる地形図黒実線の起点にある。

さて、私はというと、表示板から北に入って道なりにしばらく行き、地形図細線で表示されている中国自然歩道(木馬道)を右に見送り、さらに上に進む。ところが、黒実線の表示が切れるあたりで、横に広く青いビニールがかけられており進入禁止。堰堤工事のようである。ここから沢(ゴロウ谷)に入るつもりでいたが、 これではどうすることもできない。

元来た道を引き返す。沢(ゴロウ谷)を渡り返した辺りまで下り、適当に右(西側)の尾根を駆け上がる。ヒノキの植林帯である。そのまま上を目差す。やがて、広い尾根やや右手に踏み跡を見つける。アセビとマツの林をしばらく登るとホタノコヤ(石積の炭焼き跡)があり、その先で左手のゆるい沢に入って、それから少し右に振って尾根に乗る。雑木の林である。

ここで左手の沢に入ったのは、山田著「広島百山」の記述に惑わされたためだ。今日の私はゴロウ谷に入ることは出来なかった。したがって、沢登りコースをとっている「広島百山」の山行記は、この時点では何ら参考とはならないはずだったのだ。

「広島百山」で紹介されているのは、あくまでも沢登りコースである。取り付きの部分を読むと、「(自然歩道に入り)しばらく行ったあと道標のある平谷道を右に見送り、山道を行く。その道は左の沢に沿っているが、だんだんと双方の高さが違ってくるので、高度差があまりひらかないうちに左の沢へ入る。沢登りである」と書かれている。

「広島百山」概念図における山道(細線)の起点をよく見ると、ゴロウ谷下流部にあたっている。そこから沢に入れば、地形図で見る限り、確かに左側の沢が本流である。「広島百山」は、最初からゴロウ谷に入り、そのまま同じ沢を登っているのではないだろうか。その場合、繰り返すことになるが、山道(細線)表示が間違っていることになる。なお、沢の状態について、「広島百山」は「水は少ない。初めのうちはクズなどがからんでいるが、登るにつれてよくなる」としている。

「やまびこ」のパーティは、ホームページに掲載されたGPS軌跡によると、地形図黒実線を北に入り、すぐに車道を右に見送ってそのままさらに北上して山道に入り、しばらく沢を登った後で、右手尾根に取り付いている。沢への取り付きは、「広島百山」概念図とは異なっており、それよりもさらに手前でゴロウ谷右岸尾根のさらに西側に入っている。そしてその後で、右手の尾根(私と同じ尾根)に乗っている。ここで「広島百山」の記述通りに左側の沢を目差したのでは、大峯山南尾根にぶつかってしまう。西に振られすぎである。

さて、私はというと、尾根上に岩場があり、そこからやや右に振る。すぐに小コブあり、28度を向く。そして左へ振って356度。少しづつ左に振れている。順調に尾根を登っているようだ。右の深い谷から水音が聞こえてくる。スギ植林帯の尾根は、歩きやすいけれども急斜面できつい。

ちょっと休憩10:14で、井手谷山210度、その右奥は三倉岳?235度。推定標高700mとすると、井手谷山206度でなければならない。一応、コンパスの誤差は約4度までとされているので誤差範囲とは言える。ただし、今日私が持っているコンパスはミラー付きなので、その誤差範囲は約1~2度以内と考えるべきだろう。そうすると、少し測定精度が甘いかもしれない。もちろん推定標高が間違っている可能性もある(高度計は持っていないので)。

やや平10:18で、推定標高720m位だろうか。左右には相変わらず深い谷を見る。すぐに急登322度。急登やや落ち着く10:29、推定標高780mで振り返ると、左奥に野貝原119度、そのさらに左下に集落113度が見える。 ここで休憩後出発してすぐに右下から水音がする。源流部まで到達したのだろうか。

「広島百山」は次のように述べている。「上部でちょっとスギの造林があるがそれはわずかで、そこを出ると突然目の前に大きな岩が立ちはだかる。十メートルもあろうか。それを乗り越えてがれ場を行くと、続いて三メートルほどの岩。がれ場は急になるが、三十メートルほど登ると十五メートルほどの垂直に近い岩があらわれる。階段状に割れているのでその真中を登る。その上のがれ場を五十メートルも登ると谷沢の終点である。見上げると行者岩がのしかかるように張り出している。終点から右の草つきに入り、その行者岩をめざして登る」。

さて私は、ゴロウ谷右岸(西側)尾根から右へトラバースして、谷上部に至り「広島百山」のルートをさがした。トラバース開始後、しばらくして前方の沢に岩海が現われる。そこを通り過ぎ、ゆるやかな尾根状の部分を上がりながら、岩海の上部へ回りこむ。そしてこの後は、尾根上(ほぼ335度前後)を上に向い、無事行者岩を発見する。ただしそこに至るには、あくまでも尾根状の部分を登ったのであり、「谷沢の終点」からではなかった。したがって、大岩が次々と現われる部分も、「広島百山」のルートと同じかどうかは定かでない。

私の最後の詰めをみてみよう。右前方に大岩10:51あり、右から大岩の上方に回りこむ。さらに、小岩の間をジグザグに這い上がる。自然林の中で気持はよいが、急登りである。再び大岩あり。最後は、斜面に浮かび上がる"けもの道"をジグザグに急登、右前方にそれらしき壁を持った大岩を発見する。行者岩だろうか。心ははやるが進むべきルートが分からない。

「やまびこ」のパーティは、標高950m付近まで尾根上を行き、そこから右へトラバースして行者岩を発見している。その山行記には、「沢の詰め付近は庭石大の石が堆積し、その間を灌木が埋めていて、歩くのにさっきまでの急傾斜以上に難儀」したとある。

また、この山岳会パーティは、トラバース手前で次のように考察している。「(「広島百山の」)概念図の尾根を横切り東方向に向かう道を探すが見つからない。右の尾根はまだはっきりその形をとどめている。おそらく尾根からトラバース気味に道が付くとすれば沢の切れ込みが浅くなるあたりだろうと想像すれば、もう少し上だろう。それにしてもこの急傾斜はキツイ」。ここは、すでに述べたように、「広島百山」大峯山概念図の行者岩コース(点線表記)に疑問符がつくところである。

西村さん夫婦(山毛欅の森の詩)も、ここのところ大峯山によく通われている。 夫婦登山400回目(2006年04月08日)には、"初の大峯山行者岩ルート"を選んでいる。参考書籍は、やはり『広島百山』(山田廸孝著)のようである。

山行記「山便りふうふう第121号」によると、「その麓で「ここは大峯の登山口じゃあないんよ」と声を掛けられたが、「いや、今日は行者岩を目掛けて登るんです」と答えると、親切に入山口を教えて貰った。里山的な雰囲気の漂う山道を上へ上へ向けて急登した。大岩を越えると更に急登となって待望の行者岩が上空に見え、左に廻って三角点の所に出た」となっている。

この山行記だけでは、ゴロウ谷(沢コース)か、あるいはその左右の尾根を登ったのかは不明である。しかし、「里山的な雰囲気の漂う山道を上へ上へ向けて急登した」という辺りを読むと、最初からゴロウ谷右岸(西側)か左岸(東側)の尾根を登ったと思われる。後は、そのいずれが「里山の雰囲気の漂う山道」と言えるかどうかで決まってくる。私の登った山道の雰囲気はどうかな?ちょっと判断に迷うところである。

参考までに、「リュックかついで-広島の山歩き-」大峯山(上)P.166-168には、「南東のゴロウ谷をつめる場合は、谷の上部で左岸の尾根へ出ると登りやすい。(東の平谷から登るコースと同じく)ササのない樹林帯だが、縁のタキに向ってぐんぐん高度を上げることが出来る」とある。ここで、"左岸の尾根"とは、私が推定標高780m~800mで右にトラバースして乗り移った尾根のことであろう。

さて私は、行者岩の下部を左から回り込んでみる。かなり大きな岩が次々と左に散らばっており、容易には上に進めない。左へ左へと、何とか回り込もうと移動する。そのうち、うっかりと眼鏡を小枝に引っ掛けて落としてしまった。さあ大変だ。眼鏡が転がり落ちて行く先を目と耳で必死に追いかける。裸眼ではほとんど見えないのだ。二十メートル位は落下したように感じた。眼鏡を踏みつけないよう慎重に手探りをしながら下って、割りと簡単に見つけることができてほっとする。

行者岩西側は低いササ原となっていた。そこを駆け上がると、きれいな踏み跡がある。大峯山頂部から東へ行く小道で、行者岩の上部、そして風穴へ通じている。踏み跡を右に少し行き、さらに右にそれて簡単に行者岩の頂上に達する。 (行者岩-まわり縁はどこをどのように廻るのだろうか、次回挑戦することにしよう)

行者岩の前方は、切り立った断崖絶壁となっている。見ると、右奥わずか上方284度のすぐ先に大峯山山頂部大岩があり、やがて、男性二人がそこに立つのが見えた。そして、その下の八畳岩で、彼らも含めて4~5人のパーティが休息しているのが見える。(井手谷山203度~207度、野貝原山143度、上勝成山 218度、井手谷山から+11~12度、正解は、井手谷山200度位のはず)

さて私は、行者岩で休憩後、一旦北東の風穴まで下って引き返し、その後休憩小屋などを散策して、最後に山頂大岩の上に立つ。今年の異常気象で雪はまったく消え去っている。それでも渡る風はそれなりに冷たい。少し手がかじかんできた。山頂北側では霜柱を踏む。北大峯左奥の女鹿平山に白い筋が2本入っている。スキー場は運営できているのだろうか。ずっと右奥の十方山山頂部に白いものはほとんど見られない。

山頂からは久しぶりに走って下った。ベンチより下では、乾いた落ち葉が滑る。慎重に下る。駐車場には、男女4人のパーティ。山頂大岩にいた人たちであろう。

参考資料:
山田廸孝「広島百山-随想的山旅案内記-」さくら印刷出版(1994年)
「リュックかついで-広島の山歩き-」中国新聞社(1980年)
桑原良敏「西中国山地」溪水社(1982年)

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2005年01月22日

Akimasa Net
ひろしま百山(私の踏み跡)>> 嘉納山トップページ

文殊山~嘉納山~嵩山登山口、往復
登山後、宮本常一展など周防大島を回る
(出発帰着:文殊堂下)

2005年01月22日(土)、単独

はじめに

2005年01月22日(土)、単独
文殊山~嘉納山~嵩山登山口、往復
(出発帰着:文殊堂下)

嘉納山(周防大島)は鈴ヶ峰(広島県西区)から見える山である。というよりは、広島県西部の主な山からほんとうによく見える山である。どんな山なんだろうか。一度訪ねてみたい。という訳で以前から気になっていた山まで遠出をすることにした。

冬型の天気が緩み過ごしやすい一日であった。しかし、地平線は霞んで遠くまで見通すことはできなかった。それでも登山後に行ったソフト解析と合わせて、すばらしい展望の地であることがよくわかり満足する。超展望の日にもう一度登って見たい山である。(展望記はカシミール展望図:完成済み)

今日のコースタイム

文殊堂下(6分)文殊堂(25分)文殊山(36分)嘉納山
 小計1時間18分(文殊山休憩11分を加える)
嘉納山(35分)林道(4分)嵩山登山口(47分)嘉納山
 小計1時間32分(嵩山登山口休憩6分を加える)
嘉納山(26分)文殊山(16分)文殊堂(2分)文殊堂下
 小計46分(文殊山休憩2分を加える)
 総合計3時間46分
 (最初の嘉納山休憩10分を加える、2度目の嘉納山展望49分を除く)
 
文殊堂下9:33-文殊堂9:39-文殊山10:04、10:15- 林道10:19-小ピーク巻く10:23-650m台手前(文殊山0.8km、嘉納山1.2km)10:29-ベンチ(小鞍部、嘉納山0.8km)10:36-鞍部10:42-三角点10:48-嘉納山山頂10:51、11:01- 四境の役三ツ石古戦場11:04-海上保安庁電波塔11:09-石造り東屋11:14-630m台(70度)11:17-嵩山歩道終点1.0km11:21-鞍部帯11:31-林道(嘉納山歩道終点)11:36-嵩山登山口11:40、11:46-林道(嘉納山歩道終点)11:48- 小ピーク(嵩山歩道終点300m)11:53-小ピーク11:55-途中ピーク11:58-(急登り終わり)-嵩山歩道終点1.0km12:09-620m台(12:10~12:15)-石造り東屋12:19-林道12:24-嘉納山山頂12:33-13:25-文殊山13:51、13: 53-文殊堂14:09-文殊堂下14:11(復路では少し走った)

文殊堂下から歩く

文殊堂下から歩く。文殊堂を経て文殊山山頂に至るまで、コンクリート製の擬似木段が続く。かなりの急登りである。霜柱が立っており先人の足跡が残る。山頂下で雪を見る。

山頂には以前は東屋があったのだろうか。土台だけが残っている。そして三方を示した絵図が3枚あり、ちょうどそこに描かれた範囲(近距離)まで見通すことができる(遠くは霞んであまり良く見えない)。

文殊堂~嘉納山

山頂で男性二人組に追いつかれる。お先に失礼して嘉納山(距離2.0km)を目差す。文殊山から嘉納山を見ると、その手前の650m台ピークが大きい。かなりしんどいのかなと思ったが、途中の各ピークを巻くように登山道がついており、最後の登りもそれほどきつくは感じなかった。

嘉納山までの行程をもう少し詳しく振り返ってみよう。まず緩い下りのササ原を過ぎて、林道を横切り植林帯に入る。650m台の北北東面を巻いて行くと、一旦尾根に出る。稜線上には土塁跡があり、それは外敵侵入防止のため築かれたもので、嘉納山まで続いているという。

次は630m台の南を巻いて行く。右側には手入れが悪くて横枝がいっぱい出たヒノキ林。650m台手前から北東面を巻く。やがて前方に嘉納山が見えてくるようになる。

尾根に出て稜線上を振り返り、ここにも土塁跡が残っているだろうかと観察していると、人の足音がする。男性二人組みに追いつかれたかなと思って待っていると、一人の若者が後からスタスタとやってきて、滑るように前方へ遠ざかっていった。

嘉納山から嵩山登山口往復

嘉納山の山頂平坦部に至り、三角点を過ぎて山頂部に到着。360度の展望である。霞む天気が恨めしい。源明山まで行くか、嵩山方面を探索するか。アップダウンはありそうだが嵩山方面に行ってみることにする。広島側から見たとき、嘉納山の左にいつもコブのようにみえる独立峰があり、目立つので気になっていたのだ。

嵩山登山口(距離2.1km)までは基本的に下る。四境の役三ツ石古戦場、後に第二次世界大戦時に陸軍高射砲陣地が設置された場所を通り過ぎて、海上保安庁電波塔群に至る。小ピークを越えた辺りからひたすら下る。その分帰りはきつい。

嵩山登山口で考えた。今日の通過タイムは表示されたものより早くなっており、かなり楽に行動できている。表示では嵩山山頂まで後50分とあるから、登り下り昼食時間を入れて1時間30分で行ってこれないことはない。しかし、今日は宮本常一展見学を予定している。余裕を持って下山したい。という訳でここから引き返すことにする。復路では少し走ってみた。(カシミール展望図、完成済み)

周防大島を回る

宮本常一展(周防大島文化交流センター)見学

登山後に、宮本常一展示室(周防大島文化交流センター内)を見学した。

宮本常一(1907年~1981年)は、周防大島町(旧東和町)出身の民俗学者であり、新潟県山古志村を訪れて"村おこし"を指導したことがあるという。

その山古志村は、今回の新潟県中越地震(2004年10月23日)で壊滅的な打撃を受け、村民全員が山を下りて避難生活を余儀なくされている。そうした山古志村の紹介と支援のコーナーが、宮本常一展示室の中に設けられたと、新聞か何かで読んでいたので今日訪れてみようと思ったのだ。

陸奥記念館

ついでに、「陸奥記念館」まで足を延ばした。戦艦「陸奥」は、周防大島東端沖にある柱島泊地に停泊中、1943年(昭和18)6月8日正午過ぎ、三番砲塔下の弾火薬庫の大爆発によって約2分後に轟沈した。

星野哲郎歌碑

途中の海岸沿いには、「星野哲郎歌碑」(「なみだ船」)もあるようだ。
なみだ船:
作詞・星野哲郎(旧東和町出身)、作曲・船村徹、歌・北島三郎。

今日もゆったりと落ち着いた時間を過ごせて満足。

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2003年08月02日

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五輪山
(出発帰着:JR加計駅―可部線)

2003年08月02日(土)、単独

はじめに

2003年08月02日(土)、単独
五輪山(出発帰着:JR加計-可部線)

夏本番、久しぶりに”海人の藻塩”の出番である。お茶(500ml×2)といっしょに”塩”を持って山に入る。五輪山まで標高差610m位で歩く距離はかなり長めである。

今日のコースタイム:
JR加計(8分)登山口(46分)鎌ヶ原入口(57分)寺屋敷(19分)五輪山
 小計2時間18分(休憩を含む)
山頂南側探索約30分(その他、山頂での展望時間17分とする)
五輪山(10分)寺屋敷(30分)鎌ヶ原入口(25分)JR加計
 小計1時間05分(寺屋敷昼食時間34分を除く)
総合計3時間53分

JR加計9:51-登山口9:59-長迫10:10-旧火葬場10:16-テンテン山10:31-屈折点10:38-深谷、鎌ヶ原入口10:45-天岩10:53-ゴリラ岩10:59-立野分かれ11:03、11:10-水場11:23-前方開ける11:33-寺屋敷11:42、11:50-小ピーク11:57-屈折点12:03-五輪山頂上12:09、12:56-屈折点12:59-小ピーク13:02-寺屋敷13:06、13:40-水場13:47-鹿ケ谷13:52-一本橡13:56-立野分かれ13:58-ゴリラ岩14:01-鎌ヶ原入口14:10-市分かれ14:14-テンテン山14:16-五十駄14:17-土俵場14:19-旧火葬場14:23-長迫14:25-JR加計14:35

最初民家の間を上っていく。左折すべきところで直進してしまった。すぐに引き返したのだが、近所の女性から”五輪山ですかあ~”と声がかかり正しい方角を教えていただく。

登山道は滝山川と平行して走っている。最初は尾根道を行く。鎌ヶ原入口に至ると古い道標があり、「猪山経下山至」と書いてある。二万五千分1地形図で猪山はと見れば、五輪山のはるか北側の地名である。ここから先は山すそをぬって作られた昔の道なのであろうか。

ゴリラ岩、水場などを通って寺屋敷に至る。ゆったりとした登りの道である。ゴリラ岩手前では、山側から勢いよく張り出したササが道を覆っている。うっかりササが一番少ないところを選んで歩こうとするとそこはもう谷間である。ササを強く山側へ押し付けながら道を踏み外さないようにして通り過ぎる。

山頂あるいは元反射板があった小さな広場からの展望はあまり良いとはいえない。悪い癖で南側を少し探索してしまった。白テープが数箇所付けてあったがその向こうに道は消えてしまった。

広場は暑いし山頂は展望がない。寺屋敷に戻って昼食をとる。スギの木立に囲まれた場所で風がよく通る。上半身裸になって着ていたものを乾かす。四方八方から、カナカナカナというセミ?の掛け合いが聞こえてくるようになる。ときにはハモッたりして一段と大きな声になる。しばらくして気がつくとその声も消えてフクロウの鳴く声がしている。

復路、ゴリラ岩付近で二人連れの男性と行き違った。鎌ヶ原入口で迷いませんでしたかと声をかけてくる。右に回り込む道に入り込んだらしい。鎌ヶ原とはそもそもどうゆう場所なのであろうか。それはともかくおかしいと気付いて引き返したらしい。あとどれくらいかかるかと聞かれたので1時間はかかるでしょうと答える。少しこたえたようだ。

登山口手前の道端におじいさんが座り込んで舗装道路脇にはえた草を引き抜いている。朝からずっと作業を続けていたようだ。見れば10~20mくらいの間がきれいになっている。たぶんご自宅前をきれいにしようとしてのことだろうが、この炎天下大変な作業である。

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2002年06月22日

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毛無山~阿佐山~三ツ石山、縦走
(出発帰着:大暮登山口)

2002年06月22日(土)、単独

はじめに

2002年06月22日(土)、単独
毛無山~阿佐山~三ツ石山縦走
(出発帰着:大暮登山口)

芸北の最北部まで踏みこんでみることにする。先週、掛頭山から眺めて確認しておいた山域である(展望図あり)。毛無山、阿佐山のブナ林はほんとうにすばらしい。毛無山山頂からの超展望を期待したが見える範囲(角度)はかなり限られておりがっかりした。しかし、見とおしはすばらしく良い条件で満足する。縦走コースはこれくらいなら歩けそうだと検討をつけて決めたものだ。ただし、阿佐山~三ツ石山縦走はあまりお勧めはできそうにない。

今日のコースタイム:
大暮登山口(25分)姥御前神社(28分)カタジ谷出会い(23分)毛無山頂上
 小計1時間20分(休憩を含む)
毛無山頂上(14分)横吹峠(23分)二十丁峠(36分)阿佐山頂上
 小計1時間13分
阿佐山頂上(22分)北峰(24分)途中ピーク(34分)三ツ石山頂上(15分)天狗石山登山口林道(キナイ原)
 小計1時間48分
天狗石山登山口林道(40分)大暮方面道出会(38分)林道分かれ(22分)大暮登山口
 小計1時間40分
総合計6時間36分(休憩をすべて含む)

大暮登山口8:32-姥御前神社8:57-林道(造成中)9:10-カタジ谷出会9:25、9:29-稜線上9:48-毛無山頂上9:52、10:23-横吹峠10:37-1079.0m付近10:52-二十丁峠11:00-1116m付近11:16-阿佐山頂上11:36、11:40-北峰(西 ドーゲン)12:02-1090.6m付近12:26-三ツ石山頂上13:00、13:13-天狗石山登山口林道13:28-大暮方面道出会14:08-(林道細見大塚線)-林道分かれ14:46-姥御前神社15:00-大暮登山口15:08

広島市内の天候は晴れ、展望良好であったが、現地へ近づく手前で少し雨に降られた。空を見れば雨雲がでている。さすがに海と山では天候に差があるようだ。

さて、この毛無山登山道はかつての往来道(峠越えの道)だという。ゆったりとした登りに人間のリズムを感じさせてくれる。岩がごつごつしており木の根に足を取られないように注意しながら登って行く。水が豊富である。所々ぬかるんでいる。残念ながら「ひろしま百山」にいう”地下水の流れる音”までは聞き取れなかった。

カタジ谷出会いからは右に直登する。山頂からの展望に期待が膨らむ。山頂には「ひろしま百山」にいうブナの巨木数本があるだけでなく、その他の広葉樹もかなり成長しており展望の開けるのは南方面、150~195度(磁北から)くらいのみであった。

天候は曇りだが見とおしはすばらしく良い。瀬戸内海まで見えているのではないだろうか。ただし、お目当ての吉和冠山は右手の林に隠れて見えなかった。残念である。

毛無山山頂で一瞬雨がぱらついた。先を急ごうかなと考えているところへ、「さあー着いたぞ!」という大きな声。3人連れ(親子かな?)の方に挨拶をして阿佐山方面を目差す。りっぱな道が付いており迷うことはない。ただ阿佐山手前でササが被っている個所があった。

その前後だったか一時雨がかなり強く降った。しかし、緑のトンネルの中でほとんど濡れることはなかった。傘を差すまでも無く美しいブナを堪能しつつ頂上を目差す。鈴の音がだんだんと近づいてくる。団体さんを追いかけているようだ。付かず離れずについていく。

頂上についてみると15~6人のグループのようだ。頂上はあまり広くない。昼食のため座る場所の確保が大変だ。東の方へ踏み跡があり一人が探索に出かけようとしている。ササが被っておりマムシが出そうだからやめなさいと声がかかる。展望は北北東の方角にちょっとだけ開けているのかもしれないがガスで何も見えない。

先に進むことにする。地図とコンパスで方角を確認すると、山頂北側にある簡単な”雨宿り施設”の前を通っていくようだ。しばらく行ってノートをつけていると、後ろから声がする。追いつかれた?さっきのグループはそんなに早くはなかったようだが。ともかく先をゆずって後ろから付いて行くと、このグループ(6~7人)はスキー場の草原にでて昼食のようだ。眺めはよいはずだがガスっている。

さらに行くと北峰(西ドウゲン)である。リフト施設下で男女1組が食事中。ここでもガスっており展望は開けない。三ツ石山方面を目差す。阿佐山(南峰)から先ははかなりの個所でササが被っている。先ほどの雨で濡れているものだから、三ツ石山に着く頃には下半身どころか上半身はては帽子から水滴が落ちてくるまでびしょ濡れになってしまった。パンツの中まで濡れて歩きにくい。”縦走”というキーワードに魅力を感じなければ余りお勧めのコースではないようだ。

キナイ原に着くとガスが北から吹き上げている。すぐ目の前にあるはずの天狗石山すら見えない。一瞬ガスが途切れて吉和冠山?が見えたと思った瞬間、次にはもう再びガスで覆われてしまった。

大暮川まで下ったあたりで少しガスがなくなった。林道細見大塚線(大暮川の左岸上側を通る)を真っ直ぐに行ってみることにする。あれが天狗石山、一兵山家山、冠山など、地図を広げることも無く勝手に予想しながら進む。

かなり行くと工事中となる。さらに行くと毛無山に登る時横切った個所に行きつく。そこから再び気持ちの良い山道を登山口まで下る。それにしてもこの林道は何のために作っているのであろうか。

今日はササユリを何本か見た。ササのような葉っぱ、ほんの少しピンクががかっており香りをかぐと良い匂いがする。芸北町の町花である。アジサイ属は梅雨の花だという。色々な種類の花が咲いている。ヤマボウシもあちこちで咲いていた。

先週、今週と道路沿いの民家のそばでクリの花が満開である。近づくと独特の匂いがある。山沿いにも同じような花が見られるが野生のクリなのであろうか。

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2005年05月03日

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天狗石山、往復
(出発帰着:来尾峠)

2005年05月03日(火)、EIKO

はじめに

2005年05月03日(火)、EIKO
天狗石山
(出発帰着:来尾峠)

西中国山地今シーズン第2弾、アンカー付きで超軽めのメニュー。芽吹きの季節だ。コースからみる高杉山は大きく、針葉樹の黒々した部分と、斑模様の新緑の対比が美しい。草尾根から見上げる天狗石山も同様に美しい。こちらに人工林はないようだ。なお草尾根にまだ花はなく、ややさびしかった。

今日のコースタイム:
来尾峠(26分)急登終り(19分)岩場(14分)高杉山分岐(26分)天狗石山
 小計1時間37分(途中休憩分を加える)
天狗石山(15分)高杉山分岐(12分)草尾根終わり(17分)急下り(15分)来尾峠
 小計59分
総合計2時間36分(昼食タイム57分を除く)

来尾峠10:07-急登終わり10:33-三角点10:37-小ピーク10:39-最初の岩場10:52、11:04-コブ11:04-コブ11:10-なだらかコブ11:15-高杉山分岐11:18-天狗石山11:44、12:41-高杉山分岐12:56-最後のコブ13:08-急下り13:25-急下り終わり13:35-来尾峠13:40

山道に入ってすぐに出迎えてくれたのはイカリソウか。黄色の花はクロモジ?、足元に半球状の花のボール、最初から???、ミヤマシキミだろうか。参考にした多くの写真よりもアジサイ型でこんもりしている。ショウジョウバカマもある。帰りにアセビもみた。

最初の急登りをこなし、ややゆったりと熊押四等三角点(981.7m)を左にみて、また少し登る。草尾根に着いて最初の岩場で休憩。天狗石山、高杉山、中野冠山~一兵山家山が美しい。中野冠山の左奥に、刈尾山~掛頭山が美しい。高杉山の左奥は、椎谷山~牛ヶ首山が分かる程度。

草尾根の標高は1060m台。いくつかのコブはあるものの、二万五千分1地形図では表記されない。それだけゆったりとした草原ということだ。花の季節には少し早かったのが惜しまれる。

足元のスミレは、草尾根を過ぎ、ブナ林の中に入っても続く。ミヤマカタバミにエンレイソウがあり、白い装飾花(花弁は5枚)をつけた花が左手に点々と続いている。登山道を外れて踏み込むのもはばかられるので、そのまま登っていると、登山道沿いと山頂で手の届くところに咲いている。

写真だけは撮っておいた。オオカメノキ?"葉の裏面に、まだ脈が茶色のしわ状に見えるころに花が咲き始める"(Yahooきっず図鑑)。確かに葉っぱは茶色でまだ小さく、完全に広がりきっていないようだ。

草尾根から少し登った所に高杉山分岐があり、そこからブナ林をゆったり登ればあっけなく山頂到着だ。山頂にある木製の展望台が、以外に早く目に入ってきて拍子抜けしてしまった。

山頂で団体さんに追いつかれいっしょになる。飴を一つづつ頂く。サンドイッチ状に甘みをはさんであり、最近人気の飴ということだった。おいしい。

帰り道の車道でも、山肌の斑模様を楽しむ。花時のコナラの樹冠は青緑色、クヌギは黄色、だという。それらにまじって、アオダモのふわっとした白い花が咲いているようだ。初夏のような陽気だが汗は少なかった。異常に乾燥しており湿度9%ということであった。

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天狗石山途中の高杉山分岐まで(2004/08/08)

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天狗石山途中の高杉山分岐まで、往復
(出発帰着:来尾峠)

2004年08月08日(日)、単独

はじめに

2004年08月08日(日)、単独
天狗石山途中、高杉山分岐まで往復
(出発帰着:来尾峠)

<金曜日夜>会合、<土曜日夜>結婚披露パーティーでアルコール漬となる。8月の予定はこの後も、土曜日または日曜日のいずれかが埋まってきており、それぞれの前後の土日もそれらの行事に合わせて、おとなしく休養せざるをえない状態となっている。先週は台風の直撃を受けたし。もしかしたら8月は一度も山へ行けないかもしれない。

そうした状況の中で、我が山行記(2004年06月19日天狗石山)をご覧になった広島市内の方から、<金曜日>の夜にメールをいただいた。私が天狗石山山頂を下りる直前の時間帯に、ご夫婦で山頂直下から一旦キナイ原方面へ向かわれたのだという。山頂で聞いた人声が幻聴でなかったとわかり安心する。

これで、ニアミス報告メールが同一の山行記に対して2件続いたことになる。そして、1件目に関しては、 西村様から”懸案の熊押四等三角点を確認できた”という報告メールが<土曜日>に入った。(詳細は、2004年07月24日天狗石山、参照)

という訳で、再び天狗石山の名前が脳裏から離れなくなってしまった。天狗石山手前の草原は季節ごとの草花の種類も多いというし、ほとんど360度の展望が得られるすばらしい場所だ。山頂ではないが特別に展望図がほしいな。

超軽めのメニューとして、展望図作成を目的に、草原往復の予定で出かけることにする。種々の雑用をすませる必要があり、現地到着はお昼前となった。

今日のコースタイム:
来尾峠(21分)急登終り(16分)岩場(10分)高杉山分岐
 小計約50分(途中休憩分を少し加える)
高杉山分岐(8分)岩場(9分)三角点(2分)急登お休み処(14分)来尾峠
 小計37分(休憩を含む)
総合計1時間36分(高杉山分岐休憩を加える)

来尾峠11:16(90度)11:17(110度)11:18(167度、107度)11:20(146度)11:22(204度、130度)11:23急登開始(97度)11:27木杭11:29ややゆるやか(117度)11:31(100度)歩きやすい道11:35(88度)11:37急登終わり、11:39出発(100度)11:41(154度、182度)11:43草原(162度、108度)再び草原(108度)岩ピーク11:55、12:34-コブ12:35-コブ12:37-コブ12:39-高杉山分岐12:43、12:52-草尾根岩場13:00-コブ13:07-三角点13:09、13:11-急登お休み処13:13、13:15-急登終わり13:25-来尾峠13:29

来尾峠ではすでに下山して帰り支度中の男性二人と入れ違いになる。山中では誰一人出会うことはなかった。誰に遠慮することなく草尾根を行ったり来たりして展望を楽しむ。あまり遠くまでは見えなかったがそれでも満足できる状態だった。(結果は展望図参照-リンク先別ファイル)

今日の山行を天狗石山山頂ニアミスの方にご報告したところ、今の時期だと草尾根はオトギリソウ、フウロソウ、カワラナデシコなどが咲き乱れていたでしょう、と返信メールをいただいた。

オトギリソウはあったな。蕾を一輪つけているのを見つけた。カワラナデシコは2~3輪。フウロソウはよくわからない。ヤマジノホトトギスがたくさん。高杉山分岐に至るまではあまり目につかなかった。帰り道で足元のそこらじゅうに咲いているのに気づいてびっくりする。

キンミズヒキが最初から最後まで続く。オミナエシやヤマハッカもあった。あと2種類を鑑定に出している。どのような結果が帰ってくるか楽しみである。

マルバハギ(追記その1):
葉は3出複葉互生、小葉は長さ2~4cmの楕円形または倒卵形で先はへこむ。花は葉より短い総状花序につく。熊押三角点附近。

ヒメキンミズヒキ(追記その2):
鑑定残りの一つはキンミズヒキだった。しかし、花のつき方をみると、すこしまばら。花弁は長楕円形で幅がせまい。登山道全体にわたって、ヒメキンミズヒキを見ていたのではないだろうか。ただし、キンミズヒキ、ヒメキンミズヒキ、チョウセンキンミズヒキの区別ができているわけではない。

さて熊押三角点について。登りでは草尾根のことばかり気にかけていたためか見過ごしてしまった。帰りに確認したところ、標柱も倒れずにしっかりと立っていた。そして標石が何となくきれいになったように感じる。さては誰かが磨いていったかな。側面に刻んである字が以前よりもくっきりとしているようだ。とはいうものの何て書いてあるのか、はっきりと解読できないのがもどかしい。

下山後、ぽつぽつと雨粒が落ちてきた。しばらくしてかなり激しい降り方となる。山岳地方ではほとんど毎日夕立が降っているようだ。下界での晴天続きをよそに山道は湿っており、急坂が滑るので慎重に下りたのだった。しかし、海岸部に帰り着けば、そこにあるのは真っ青に晴れ上がった真夏の空である。

2004年08月15日追記
熊押四等三角点標石の文字について、西村様に教えを請う。通常、三角点側面には「基本」とか「国地院」と彫ってある。そして、4等三角点の場合、点の記にある標石欄の6桁(熊押 なら017561)の数字が必ず彫ってある、とのこと。

私のデジカメ写真を確認する。なるほど、”国”という字はそうかもしれない。”地”はどうしても読めない。三文字目の”院”は全くわからない。西村様のお写真では、”国地院”としっかり読めるという。なお、6桁番号は今回未確認とのこと。

2004年08月18日追記
西村様から、17日に標石の彫字を現地で確認して来たとのメールをいただく。
熊押三角点標石の上部、+印はきちんと北をさしている。
標石の側面をみると、セオリー通り以下のように彫ってある。
南面:「四等三角点」、北面:標識番号の「017561」
西面:「国地院」、東面:「基本」
今後の山行では、三角点の確認も楽しみの一つとなりそうである。
なお、メールには草尾根にマツムシソウ、ツルリンドウを見る、ともあった。

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天狗石山途中~ホン峠(2004/07/24)

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天狗石山途中~ホン峠
熊押四等三角点を発見する(GPS貸出サービス利用)
(出発帰着:来尾峠)

2004年07月24日(土)、単独

はじめに

2004年07月24日(土)、単独
天狗石山途中~ホン峠
(出発帰着:来尾峠)

先日、我が山行記(「2004年06月19日」天狗石山)を御覧になった”西村ふうふう 山の会”(山毛欅の森塾)西村様からメールをいただいた。同日、私より少し遅い時間帯に来尾峠~天狗石山を往復されたのだという。

メールの主旨は、来尾峠~天狗石山ルート上の広島・島根県境にあるはずの四等三角点(熊押-981.74m)の存在場所について問い合わせるものであった。

しかし、私にはその質問に答えることができなかった。山行記では、何時何分にその三角点(附近)で休んだ、と記載はしたが、実際にその三角点を確認した訳ではなかったのだ。

2004年08月18日追記(「2004年08月08日」天狗石山、参照)
県境三角点の探索には西村様の強い思い入れがあるようだ。
6月19日、第一回目の熊押三角点探索、空振り、私とニアミス
7月11日、第二回目の探索、発見できず、下山後私宛問い合わせメール
8月7日、第三回目で遂に発見、下山後報告メール
8月17日、第四回目、標石の彫字確認(私の質問に対する回答)
下山後、さっそく報告メールをいただく
「山毛欅の森の歌(ぶなのもりのうた)」

今日のコースタイム

来尾峠(17分)急登終り(16分)岩場(21分)高杉山分岐
 小計1時間33分(三角点探索33分程度を含む)
高杉山分岐(8分)ホン峠(53分)車道(11分)来尾峠
 小計1時間12分
総合計2時間49分(休憩を全て含む)

来尾峠10:25-急登終り10:42、10:48-コブ10:52-(三角点探索)-三角点11:25-岩場ピーク11:37-コブ11:44-コブ11:50-コブ11:54-高杉山分岐11:58、12:02-ホン峠12:10-小川渡る12:46-サイオトスキー場リフト下12:55-車道13:03-来尾峠 13:14

GPS貸出サービスを利用する

このまま放っておく訳にはいかない。GPSを持って三角点探索にでかける。なお、GPSは「山旅倶楽部」のGPS貸し出しサービスによった。週末に宅配便(配送料950円受取人払い)で、GARMIN社製”eTrexLegend”を受け取る。日本版発売元である(株)「いいよねっと」様のご好意のようだ。

以前(「2001年02月25日」宮島弥山)にも一度、同様にしてGPS貸し出しのサービスを受けたことがある。しかし、ほとんど使い方は覚えていない。

金曜日中に、とにかく単三乾電池2本を詰め込んで、衛星補足のやり方だけマスターしておいた。来尾峠で電源を入れる。位置情報(緯度、経度および標高)を確認すると間違いないようだ。それでは、いざ出発!!

熊押四等三角点

世界測地系(測地成果2000)
基準点コード 5232-12-4601
1/50000地形図名 大朝
種別 四等三角点
冠字番号 匠11
点名 熊押
緯度 34°47′30″.0784
経度 132°19′42″.7862
標高 981.74m
座標系 3系
X -134034.228m
Y 14814.070m
縮尺係数 0.999903
ジオイド高 34.46m
行政名 島根県那賀郡旭町
昭和42年(1967年)10月24日埋標
1997/07/23正常確認

熊押四等三角点を発見する

急登が終わってお休み処、標高の表示は931mで高さがまだ足りない。位置情報(北緯、東経)も三角点よりは北西側を示している。少し平坦になった道をしばらく前に進むと、潅木を抜け日の光を直接受けるようになる。そして、その少し先には小さなコブがある。このコブまで急登が終わってから4分程度である。

コブの少し手前でGPSが標高980mを示すようになり、位置情報も三角点が近くにあることを示している。しかし、登山道上に三角点はない。登山道を行つ戻りつしながら 、両脇の笹薮の中を探索したが見つからない。

二万五千分1地形図を見直す。ここまで登山道はほぼ稜線にそって付けられている。したがって、地形図上に表示されている広島・島根県境線が登山道そのものをあらわすと考えてよかろう。(注:本文末尾にて再検討を加えた)

その境界線が三角点附近で大きく左へカーブしている。来た道の方角は340度、登りは108度、実際の登山道ともほぼ一致する。三角点があるのは、この附近であることは間違いない。

そしてついに見つけた。急登を終えてから右に平坦な道が続き、やがて、登山道上で日の光を浴びるようになる。そして、道が右から左へゆるやかにカーブし始める地点の右側にある木に、赤テープが2本巻きつけてある。

道を挟んで反対側(島根県側)の笹薮のなかに、標柱(白くて細長い棒の一部を赤く塗ったもの)が倒されているのを発見する。針金で支えられていたはずの標柱を引き起こして、その根元附近をさがすと三角点の標石が確かにある。

地上部は約10cmくらいで、冠字番号”匠11”はよくはわからなかった。急登終了地点からほんの2~3分の位置である。いずれにしても、今までの山行記における三角点の位置は少し訂正する必要がある。

真夏である。しゃがみこんで写真を撮ったり、GPSをのぞいたり、ノートをつけたりしていると、それらの上に容赦なく帽子のひさしから汗が滴り落ちる。さらにアブなどがまとわりついて手や首筋を刺すものだからたまらない。

高杉山分岐からホン峠に下る

それでも三角点発見に大満足、天狗石山途中からホン峠へ至り、今まで通ったことのなかった乳母御前神社前からサイオトスキー場へ林道を下る。

スキー場まで下りた頃、中野冠山の方角でピカッと光り、そのすぐ後にゴロゴロ、ドカーンときた。怪しげな雲行きである。先を急ぐ。その後3回程度同じような雷の音を聞く。来尾峠手前で雨が落ちてくる。幸い道の両側をおおうようにして樹木が連なっており濡れることはない。そのまま車の中へ滑り込んだ後でかなり激しい雨となる。雨は山岳部だけに降ったようである。

山では黄色の草花が目立つ。草原にはカワラナデシコが咲いている。ウバユリ、ヤマジノホトトギスも。林道にはオカトラノオの群落、ネジバナにうまくピントが合わなくてボケてしまう。アサギマダラも飛んでいる。その他いくつかの草花をみる。

GPSはホン峠ではやくも電池切れの信号が出る。新品の乾電池を入れておいたのに、こんなものなんだろうか。原因はわからない。一応予備の電池を用意していた。しかし、入れ替え作業をするのが何となくわずらわしくなり、そのまま下山する。ポイント(位置情報)をいくつか登録しておいたのだが、うまく取り出せるかどうかは分からない。

GPS軌跡で再検討をする

電池は切れても記録は残るようだ。無事パソコン(カシミール)に転送できた。なんとか二万五千分1地形図にデータを落とし込んでみると、問題の三角点手前では、登山道は県境よりもかなり北側を通っている。その結果、三角点で右から左へゆるやかに大きくカーブを描いている様子が、実際に歩いて感じるのと同じように表現されている。

なお、来尾峠からの急登を終わった地点で標高931mという表示だった。そこからゆるやかな登りをほんの数分で、三角点(981.7m)まで標高差50mも登っているだろうか。急登終了地点の標高については未だに釈然としない。

インターネットで、基準点成果等閲覧サービス(国土地理院)に入る。そこで、点の記(熊押、四等三角点)を検討したところ、疑問な点が出てきた。

来尾峠(才乙峠)から天狗石山に至る登山道の取り付きが、来尾峠(峠の最高点)よりもやや南側に下がった地点になっているのだ。そして、登山道は、そこから三角点のやや先まで、尾根の南斜面を巻き上げていく形になっている。

したがって、三角点(尾根上)附近でも、登山道は尾根よりもほんの少し南側を走っている。この登山道表記については納得しがたい。点の記作成当時の登山道はそのように走っていたのだろうか。しかし、現在の登山道は、大筋として尾根上にあることは間違いない。GPSトラックでもそのように表示されている。

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天狗石山~高杉山(2004/06/19)

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天狗石山~高杉山
ニアミスメールを2通受け取る
(出発帰着:来尾峠)

2004年06月19日(土)、単独

はじめに

2004年06月19日(土)、単独
天狗石山~高杉山
(出発帰着:来尾峠)

前日は会議の後、会食でアルコールが入る。当日は台風の影響でいつ降り出してもおかしくないという天気予報である。山頂からのしっかりとした展望が得られていない天狗石山を目差し、最短距離で往復できるように来尾峠を出発帰着地点とした。

2004年07月24日追記:
今日(2004/06/19)のコースタイムにある「急登お休み処(三角点)9:35」とは、急登が一段落する地点のことであり、三角点( 熊押四等三角点981.74m)は、そのさらに先へ2~3分程度、少し平坦な道を行ったところにある。したがって、ここの記述は不正確、間違いである。

実は、今日(2004/06/19)の山行記に関して、ある方からこの三角点について問い合わせをいただいた。しかし、私は実際にこの三角点を確認したことは今まで一度もなかった。(熊押四等三角点について

今日のコースタイム

来尾峠(18分)三角点(20分)岩場(13分)高杉山分岐(17分)天狗石山
 小計1時間11分(休憩を含む)
天狗石山(10分)高杉山分岐(6分)ホン峠(27分)高杉山
 小計43分
高杉山(22分)車道(11分)来尾峠
 小計33分
総合計2時間27分
 (天狗石山30分、高杉山56分の休憩を全て除く)

来尾峠9:17-急登一休み9:26-急登お休み処(三角点)9:35、9:38-振り返れば展望9:48、9:54-草原9:56-小ピーク9:57-小ピーク9:58-小ピーク(正面天狗石山)10:01、10:06-高杉山分岐10:11-天狗石山10:28、10:58-高杉山分岐11:08-ホン峠11:14-小ピーク11:15-小ピーク(1014m)11:19-(平坦)-登り11:24-小ピーク11:34-高杉山11:41、12:37-道路12:59-来尾峠13:10

来尾峠から登る

来尾峠に着くと風が強い。標高800m近くの峠を、南から北へ吹きぬける風は風速10m以上ありそうだ。途中の草原や山頂では20mくらい吹くかもしれない。何となく心細い気持ちになりながら歩き始める。

しばらくするといきなりの急登である。しかし、ここが踏ん張りどころで、この山ではその後はあまり急坂はない。急登一休みの後、黄色い小さな花を発見する。頭の上には、白っぽい花。

実は、先週の山行中にデジカメの調子がおかしくなった。ピントがうまく合わなくなったのだ。販売店に持って行ったら、そのままドック入りとなってしまった 。メーカーに送って修理するので、最低1週間から、もしかしたら4週間以上かかるという。

という訳で、分からないなりに撮り貯めていたお花の写真(もちろん展望写真も)はしばらく撮れないかもしれない。

急坂を登り切り、草尾根を行く

急登を登りきる。といっても両手を使うほどのこともない。足元にはツルアリドオシの白い花。まもなくしてオレンジ色のツツジ。2~3頭づつ乱舞するチョウが次々と あらわれて露払いをしてくれる。

太陽の日が当たり始め、コアジサイを発見するころ、草原に入り振り返ると展望がすばらしい。特に刈尾山~掛頭山のラインが美しい。風が強く当たり、帽子をとって強く手で握り締める。アザミの紫の花、葉っぱが刺々しい。

左前方に見え始めた天狗石山が正面に見えるようになる。ウツギの白い花が満開である。高杉山分岐手前で展望を楽しんでいる時に、前の方からやってきた女性3人組とすれ違う。うわーきれいと声があがる。それを聞いて何となくほっとする。一人旅はやはり怖い。風の音にもビクッとしてしまう。

いよいよ森の中に入る。コバノフユイチゴの白い花が咲いている。所々で白い花が山道一杯に落ちている。エゴノキだ。見上げるとまだ花が付いている。

天狗石山展望

山頂でさっそく展望図作成。

日本海側に展望が開ける。大江高山、三瓶山、冠山、大万木山などである。
日本海そのものははっきりしない。三瓶山、冠山ははっきりしている。キナイ原の向こうに稜線が連なるが、大万木山その他比婆の山々ははっきりしない。そのさらに奥に見えるはずの大山はもちろん分からない。
原山(888m):浜田自動車道瑞穂IC北側

三ッ石山~阿佐山北峰(西ドウゲン1217m)にも山が見えるが、どこが見えているのかははっきりしなかった。なお1217mピークから南側は広い範囲にわたって樹木に隠れる。

高杉山の向こうに、吉和冠山、十方山、深入山、恐羅漢山・砥石郷山などが見えているはずだが、樹間越しで見づらいことこの上もない。すっきりとよく見えるのは、刈尾山・掛頭山から北側である。

掛頭山の右奥に十種ヶ峰の三角錐が美しい。中野冠山の左奥に空山(1060m、金城町)、右奥に大佐山が見える。

中野冠山~ノベリ山~一兵山家山の向こうに、大佐山、大潰山、雲月山などを見る。日本海までははっきりしなかった。

さて、ふと展望台から足元を見下ろすと、オオヤマレンゲの蕾が2~3輪。山頂にはヤマボウシ、それからイワガラミも? がく片が1枚か4枚か、その場で確認していないのがつらいところだ。

山頂にて人の声を聞く

人の声がする。しかし山頂にその姿は現れなかった。風は相変わらず強く吹いている。まさか幻聴ではないだろう。

2004年08月08日追記:
8月6日金曜日夜、広島市内のある方からメールをいただく。今日の私の山行(2004/06/19)に関するもので、「私が天狗石山山頂を下りる直前の時間帯、つまり人声を聞いた時間帯に、ご夫婦で山頂直下から一旦キナイ原方面へ向った」という内容である。

山頂で聞いた人声が幻聴でなかったとわかり安心する。また、山頂にイワガラミはなく、当日咲いていたのは、ツルアジサイだったと教えていただく。

少し引き返し、高杉山に向かう

天狗石山からの展望は、広島県側が樹木にさえぎられて面白くない。高杉山まで足を延ばしてみることにする。高杉山分岐で登ってくる男性カメラマン1名とすれ違う。気持ちが落ち着く。だいぶ風ともお友達になってきたようだ。

ホン峠を越えると、右側にヒノキの植林。しばらく行くと、またしてもエゴノキの白花の絨毯である。ツル性植物が巻きついた木が何本か集まっている箇所がある。そのツルが全て切られている。切られてからかなり年数が経っているようだ。切ることに(自然に手を入れることに)意味があるのかどうか。

紫色のコアジサイの小群落がある。ギンリョウソウもあった。セミの合唱だろうか、カナカナカナという声が大きくなる。去年(「2003年08月02日」)、五輪山で聞いた大合唱を思い出す。

高杉山山頂に米軍機?飛来

高杉山山頂では、三角点から南の方へ少し行った地点で、広島県側の展望を楽しむ。さらに、スキー場リフト終点に移動して北側を観察する。しかし、南からの強風が身体を後から押してくる。うっかりするとリフト下へ転落させられそうな強風に、怖くなって早々にその場を離れる。

突然、空から爆音が聞こえ始めた。さてはジェット戦闘機の訓練飛行か。西中国山地で超低空飛行訓練をしていることが、最近もニュースになっていたのを思い出す。(米軍戦闘機の訓練状況について

空を見上げると、北西の方角から黒いジェット機が1機近づいてくる。高杉山三角点に立っていた私の、ほとんど真上を飛んでいく機体のお腹をじっくり観察することができた。三角点のほんの少し南側、ユートピアサイオトスキー場のリフトに沿って飛んできたようである。

轟音がジェット機の方角から聞こえてくる。かなりの低空飛行だ。山頂を越えると、雲で見え隠れしながら機体を北へ振っている。そしてもう一度同じコースで山頂に飛んできた。今度は少し高度が高い。回転半径がどれくらかは分からないが、明らかに高杉~天狗石を目標にしている飛び方だ。

12時18分~21分くらいの間に2周した後、十方山方面に向かい、機体を右に振って雲の中に消えていった。その後も、何度か遠くで爆音を聞く。

雨が落ちてきそうな雰囲気になる。先を急いでスキー場の脇を下る。しばらくして小雨が落ちてくる。少し濡れたがそれ程気になるものではなかった。

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2002年08月03日

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天狗石山~高杉山~夫婦岩山~井屋山、縦走
はじめての天狗石山
(出発帰着:ロッジ・サイオト前)

2002年08月03日(土)、単独

はじめに

2002年08月03日(土)、単独
天狗石山~高杉山~夫婦岩山~井屋山縦走
(出発帰着:ロッジ・サイオト前)

前々から気になっていた阿佐山山塊の残りの部分である。真夏日の中で縦走するかどうか迷ったが、十分な飲料水と塩をたっぷり用意して出かける。

塩は「海人の藻塩」(あまびとのもしお)といって、古代日本の塩を再現したものである。ナトリウム(Na)だけでなく各種のミネラルも多く含んでいる優れものという。夏の山行で、「熱中症」を避けるために使おうと考えて、販売しているお店を探し当て広島市内本通で買っておいたものだ。

山行当日は、幸いにも曇り空でほとんど直射日光にあたることはなかった。また平地でもわずかな風(高杉山頂では20m以上)があり体力の消耗を防ぐことができた。そしてコース自体が思ったよりも楽に感じた。各山頂への登り勾配があまりきつくないためであろう。なお、塩は体が受け付けるだけなめるようにした。

2004年07月24日注:
今日(2002/08/03)のコースタイムにある「三角点手前9:47」とは、来尾峠取りつきからの急登が一段落する地点である。三角点(熊押981.74m)は、そこからさらに先へ2~3分程度、少し平坦な道を行ったところにある。

なお、この三角点を私が実際に確認するのは、三度目の天狗石山「2004年07月24日」山行である。したがって、今日(2002/08/03)のコースタイムは、三角点そのものの位置についてはあいまいなまま記述している。(熊押四等三角点について

今日のコースタイム

ロッジ・サイオト(29分)来尾峠
来尾峠(19分)三角点手前(13分)岩場(17分)高杉山分岐(17分)天狗石山
 小計1時間21分(峠から山頂まで、休憩を含む)
天狗石山(11分)高杉山分岐(9分)ホン峠(33分)高杉山
 小計53分
高杉山(12分)マキガ峠(6分)夫婦岩山(13分)タラガ峠(17分)井屋山
 小計50分
井屋山(25分)林道(38分)ロッジ・サイオト前
 小計1時間05分(休憩を含む)
総合計4時間53分
 (その他休憩全てを含む、ただし大休止1時間15分は除く)

ロッジ・サイオト前8:54-来尾峠9:23、9:28-三角点手前9:47、9:49-小ピーク(草尾根の岩場)10:02、10:15-高杉山分岐10:32-天狗石山山頂10:49、10:57-高杉山分岐11:08-ホン峠11:17-小ピーク11:37-高杉山山頂11:50、13:05-マキガ峠13:17-夫婦岩山山頂13:23、13:25-タラガ峠13:38-井屋山山頂13:55、13:57-才乙林道14:22、14:24-ロッジ・サイオト前15:02

来尾峠から天狗石山に登る

来尾峠からの最初の登りをクリアーすれば、後はあまり苦しい思いをしなくてすむコースである。そしてなんといっても、スキー場内を別にすれば登山道に人工物(階段など)がないのが良い。

最初の岩場では、天狗石山~高杉山の背後、中野冠山の左右に多くの山を認める。天狗石山では、島根県側に展望が開けるが、広島県側は立ち木にじゃまをされる。ちょっとした櫓が組んであり上がって見るが十方山、恐羅漢山は確認できず。

天狗石山を往復して、高杉山分岐からホン峠へ下る

ホン峠で下から登ってくる男女2人組を認める。木製のカランカランが響いていた。高杉山(岩場)で一息入れているところに再びカランカラン。女性から挨拶をされる。ホン峠で見かけた人たちだろうか。今日出会ったのはこの方たちのみ。

高杉山からの展望は最高である

高杉山からの展望は最高である。休憩にはリフト終点もよいが、三角点から南東へ少し行ったところにある岩場がよい。

高杉山からゲレンデを下り、さらに縦走する

夫婦岩山へは一旦ゲレンデ外側(東)にそって下る。風が肌に心地よい。再び今度はゲレンデ内を登る。ゲレンデを覆っている網を傷つけないように出来るだけ草が多く生えている所を歩く。風がなく暑い。夫婦岩山から先は道が少し細くなる。ただし、行程は地図でみるよりも楽である。

その他

「ぴよたレポート」は上記と全く逆回りのコースである。"ぴよた"さんの方が、来尾峠への急坂を下りに使っている分だけ楽に回れているようである。ロードは私のほうがかなり飛ばしているが総合計時間にはあまり差がない。

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雲月山(2002/10/05)

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雲月山 一周
(出発帰着:雲月峠広場駐車場)

2002年10月05日(土)単独

はじめに

2002年10月05日(土)単独
雲月山一周 (出発帰着:雲月峠広場駐車場)

雲月峠広場から出発して反時計廻りに一周した。雲月峠広場にはりっぱなトイレ(水洗)があるので便利である。仲の谷~展望台下駐車場間は少し朽ちかけた木段で滑りやすい。登りに使って正解だった。最後の展望台下駐車場~雲月峠広場駐車場間(舗装道路)は、少し登りになるけれども実際に歩いてみるとそれ程距離を感じない。

今日のコースタイム:
雲月峠広場駐車場(58分)雲月山頂上
雲月山頂上(35分)展望台下駐車場(7分)駐車場
総合計1時間40分(大休止1時間06分を除く)

雲月峠広場駐車場11:28-第一ピーク、岩倉山11:45-第二ピーク、高山12:05-雲月山頂上12:26、13:32-鞍部(仲の谷)14:01-展望台下駐車場14:07-雲月峠広場駐車場14:14

歓送迎会翌日である。飲まないと決めていたがついつい飲んでしまった。軽めのメニューで「QJYつうしん」の追っかけをする(時期を合わせる)。まずまずの展望と多くの花に出会えて満足する。

カワラナデシコ、アキノキリンソウ、ヤマラッキョウ、ウメバチソウ、ムラサキセンブリ、ツリガネニンジン、センブリ、マツムシソウ、シラヤマギク、ママコナ、リンドウ、アザミ、その他数種。

広島県側は一面のススキ野原、島根県側は樹林帯とまったく対称的な山である。なお、樹林帯の陰になるのは頂上からの下りでしかも一部分のみである。だから暑い。夏登ると大変だろう。

○○企画で20~30人の団体さんがマイクロバスで入山していた。少し先を歩いていくのがよく見える。食事をしている彼らに頂上で追いついた。彼らが先に出発して下山していくのがこれまたよく見える。バスは展望台下駐車場まで迎えに降りてきたようだ。雲月山は距離は短いが、花が多くあり行く先が見とおせて楽しい山である。

2005年07月16日(土)追加:

後日メール交換をするようになった方から、当日のニアミスについて連絡を受けていた。時間的な経過を追って改めて思い返すと、頂上手前で、団体さんの後を行く男女3人組を追い越した。その中の一人がメールの主のようだ。
(山歩きと山野草のページ、守田さん)

私は頂上で団体さんといっしょに昼食をとった。その方たちは、"山頂は人が多くておまけに暑いので、少し南側に下ったところの登山道脇で食事にする"とHPにある。確かに、山頂にいる私の目の前を通って、その方たちが通り過ぎていった。そして、私が下山しようと心の準備を始めた頃、団体さんの後を追って、私より先に下山して行かれたのが見えた。

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2003年05月10日

Akimasa Net
ひろしま百山(私の踏み跡)>> 大潰山

大潰山、林道~傍示峠
(出発帰着:大佐スキー場)

2003年05月10日(土)、単独

はじめに

2003年05月10日(土)、単独
大潰山(出発帰着:大佐スキー場)

ちょっと夜更かしをして寝過ごした。予定していた山(長時間歩行)には行けそうにない。手軽に登れそうで花が見頃という大潰山に変更する。

大佐スキー場10:30-登山口11:14-大潰山頂上11:52、13:02-大佐スキー場13:38

今日のコースタイム:
大佐スキー場(44分)登山口(38分)大潰山(林道経由)
大潰山(36分)大佐スキー場(傍示山経由)
総合計1時間58分

芽吹きの季節である。所々にある針葉樹の濃い緑からうすい緑まで、様々な色調の緑で全山が萌えている。登山口までのんびりと林道を歩く。登山道には階段等の人工物はなにもなく柔らかな大地の感触が楽しめる。

晴天少し汗をかく。人出も多く山頂は完全なオーバーユース。思い思いに樹木の中に分け行って弁当を開いている。このままの状態が続けば、いずれ山頂は丸裸になるかもしれない。

帰りは傍示山に向けてミニ縦走を楽しむ。南面のこちらの方が花の数は多そうである。それとも南に面しているので開花が早いのだろうか。多少ブッシュぎみながら気持ちのよい山道である。満開までにはあと少しといったところであった。

ミツバツツジの雄しべは10本。足元には黄色、うす紫色の小さな花。スミレの仲間がかわいい。