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2003年08月24日

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烏帽子山~比婆山(御陵)
(出発帰着:六ノ原駐車場)

2003年08月24日(日)、単独

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はじめに

2003年08月24日(日)、単独
烏帽子山~比婆山(御陵)
(出発帰着:六ノ原駐車場)

いよいよ今年は比婆・道後方面へ出かけてみることにする。土地勘が全くない。まずは県民の森にいってみよう。そこからいくつかの山へ登ることができるようである。

今日のコースタイム:
六ノ原(30分)出雲峠(34分)烏帽子山
 小計1時間04分
烏帽子山(17分)比婆山(21分)おっぱら越(40分)六ノ原
 小計1時間18分
総合計2時間22分(昼食時間1時間02分を除く)

六ノ原11:33-ききょうが丘分岐11:47-出雲峠12:03-烏帽子山12:37、13:39-比婆山(御陵)13:56-おっぱら越14:17-六ノ原14:57

県民の森公園センターに着くとすでにかなりの車がとまっている。山でも多くの人に出会った。さすがに人気の山だ。駐車場近くにナツツバキ(実)、リョウブ(花)。出雲峠までゆったりとした道をいく。ただし、今日の行程全般で道幅は広く管理しすぎという感じがする。

峠を過ぎると植林帯、やがて沢(水場)を渡りつづら折の道を行けば頂上である。途中で何人かと行き違ったが一組の男女を追い越した。男性が猛然とついてきたが女性は遅れ気味である。頂上で展望を楽しんでいるとしばらくしてから男性が到着した。遅れてきた女性とベンチに並んで汗を拭いてやる。ほほえましい。なお息子さんが先着していたようだ。

頂上からの展望は最高、360度全開である。ここから見える山は名前のついていない山も含めて全て登っているというベテランさんの話し声が聞こえる。その中に吾妻山、猿政山などの名前がある。

頂上の草むらにフウロが一輪。イヨフウロとビッチュウフウロの二種類があるのかもしれないが区別はつかない。カワラナデシコもある。その他何種類かの花をみる。登山口にはトリの名前をたくさん書いたリストがあった。自然豊かな地域である。

空を見上げると黒い雲が怪しい。ポツリと雨が降ってきた。逃げ道は何本かあるようだ。御陵(展望はない)をめざす。頂上前後のブナ純林(国指定天然記念物)は成る程美しい。しかし最近は細見谷・渓畔林を見慣れているので純林はなんだか単純に見えてしまう。

雨が少し強くなり越原越から下山。 植林用に付けられた道を走る。植林帯では木にさえぎられてほとんど雨に当たらなかったが、それを過ぎたあたりで雨脚が強くなりまともにぬれるようになる。林道(未舗装、管理センターまで1.7km)に入って雨はほとんどやむ。

林道出口手前で先を行く2人組に追いつく。左手からは御陵から下ってきたと思われる人が現れる。林道終点は出雲峠につながる道の一本南側である。六の原製鉄場跡(広島県史跡)を左手に見て公園管理センターに至る。出雲峠方面からもカッパを身に付けた人達が三々五々下りてくる。

山を下りて里に至れば雨の降った形跡は全くない。車道法面には最初から最後まで白いユリの花。 山間部の棚田では青々とした稲の葉の間に黄金色に色付いた稲穂がみえる。東北・北海道では10年ぶりの不作。