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2003年07月26日

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大丸峯、往復
(出発帰着:長笹登山口)

2003年07月26日(土)、単独

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はじめに

2003年07月26日(土)、単独
大丸峯(出発帰着:長笹登山口)

今日のコースタイム:
登り57分(休憩時間を全て含む)
下り45分(大岩往復5分等を含む)
総合計1時間42分(頂上での大休止1時間50分を除く)

長笹登山口11:28-水場分岐11:46-稜線上12:01、12:03-661mピーク12:11-小ピーク12:17-大岩入口12:22-大丸峯頂上12:25、14:15-稜線分岐14:33-水場分岐14:44、14:50-長笹登山口15:00

やっと梅雨明けのようである。雨の心配はほとんどない。はりきって電気かみそりを当てていると突然ウワーンという異様な音を聞く。かみそりの刃が壊れたのかと思ってあわてて電源を切る。窓の外から聞こえてくるセミの大合唱がその原因であった。

長笹地区に入るのに手間取った。長笹地区に入ってからも手間取った。長笹地区にはりっぱな道路が幾重にも重なって走っている。「ひろしま百山」に従わず北側から入ってしまったので、できるだけ標高の高い道路に乗り換えながらできるだけ西に向けて走らせるのだが、一向にそれらしき登山口がない。

しびれを切らせて地元の人に聞いた。選挙カー(あす投票日、豊平町長選)に手を振っていた女性が親切に教えてくれた。オオマルホー登山口はすぐ先で駐車場もあるという。

なるほど二万五千分1地形図の登山口~稜線上の登山道は位置が間違っている(ひろしま百山)ようである。登山口は地形図よりも3~400m南側である。

登山口の駐車スペースにはすでに車が3台。この暑い中をあまり人気のなさそうな大丸峯に登る人がいるのだろうか。さっそく身支度を整え出発する。まずは右手に尾根、左手に沢という関係である。少し掘れた山道は人の手が加わらず趣がある。

水場分岐から尾根まで急登である。粘土質の山道は滑りやすい。しばらく前から犬の鳴き声が続いている。下から追い上げられているようである。落ち着かない。突然大きな黒い犬が上から現れた。下山途中だったのだ。これ以降は犬をほえさせないよう気配りをされたのだろう。再び静かな山に戻った。

尾根に達すれば、あとは多少のアップダウンを楽しみながら少しづつ高度をかせぐ。頂上からは東側の展望を楽しむ。元々頂上では庭木のように刈り込んだ木を配置したり、宮島等の方角を示す矢印を設置したりして、小公園のように管理していたのだろうが、今では少し荒れている。

矢印などの人工物は取り払って自然にまかせた方がよいのではないだろうか。また「あと〇〇m」の標識も頂上付近のものは見かけなかった。いっそのこと登山道上にある全ての「あと〇〇m」の標識を取り払ってはどうだろう。大丸峯の登山道には木段等の人工物はほとんどない。同じ豊平町の龍頭山(管理しすぎ)とは違った趣の山になるに違いない。

下りでは大岩に寄ってみた。豊平町全体を見下ろす展望はすばらしい。水場分岐では水場まで行ってみた。これがオオオキツネノカミソリの群落(QJYさん追っかけ)かなという葉はあったが花は一輪も咲いていなかった。

登山口に帰り着いて足元を見ればオレンジ色の花がたくさん咲いている。ラッパ状に開いた花の外に雄しべが長くつきでている。これがオオキツネノカミソリかもしれない。そばにはネジバナも?

登山道入ってすぐにアキノタムラソウ、ウツボグサなど。頂上では、黄色を黒でふちどった大型のトンボ。街道のネムノキの花はほとんど終わり。