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2007年10月07日

Akimasa Net
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2007年10月07日(日)、Siさん
恐羅漢山~(台所原)~管理林道~夏焼峠
(出発帰着:牛小屋高原)

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はじめに

2007年10月07日(日)、Siさん
牛小屋高原~恐羅漢山~(台所原)~管理林道~夏焼峠~牛小屋高原
(出発帰着:牛小屋高原)

様々な用事が重なり、9月はとうとう一度も山に入らずじまいであった。実は少し左ひざを痛めている。どれくらい歩けるか心配しながら、8月のお盆休み以来の山行を迎えた。

今日のコースタイム:
牛小屋高原(62分)恐羅漢山
 小計1時間02分
恐羅漢山(45分)台所原(7分)中之甲林道広場
 小計52分
中之甲林道広場(39分)管理林道終端部(15分)縦走路(14分)夏焼峠(26分)牛小屋高原
 小計1時間34分
総合計3時間49分(恐羅漢山21分加える)

牛小屋高原8:45- 一つのリフト終点8:55-休憩9:00、9:11-リフト終点 9:11-縦走路9:39-台所原分岐9:46-恐羅漢山9:47、10:08-台所原10:53-中之甲林道広場11:00-(管理林道)-林道終端部11:39-縦走路11:54-夏焼峠12:08-牛小屋高原12:34
(休憩を適宜とっているが、すべて行動時間に含めている)

同行者1名あり、Siさんという。私より3歳くらい若く、山の経験はまったくないのだが、若いころ十種競技で鍛えた体は本物である。私のリハビリに合わせて付き合っていただくことになった。山行前に登山靴購入のお手伝いをする。下りでもつま先が靴先に当らないくらいの大きさでちょうど良いのがあり、それを買うことにする。

早朝、待ち合わせ場所まで高級車で迎えに来ていただき、高速道路に入る。ETC装着の車は、あっというまに戸河内インターに着いてしまった。普段の私は、いつも下の道をトコトコ行っている。えらい違いである。

さて、Sさんの調子はどうか。歩き始めのスキー場ゲレンデは急坂である。少し息が上がっている。できるだけゆっくり歩くようにうながす。私の左足は7割くらいのパワーしか出ていないようだ。階段状の所で大きく踏ん張るのがきつい。といって同行者に遅れをとることもない。

樹林帯に入って、勾配は少しゆるやかとなり、Sさんの気持も落ち着いてきたようだ。リンドウ、アキノキリンソウなどの秋花をデジカメにおさめながら行く。

夏焼峠からの縦走路にぶつかって左折、しばらくして、台所原への下りを右に分けて進めば山頂はすぐそこである。山頂でかわるがわる記念写真をとる。山頂部は雲がかかっており展望はほとんど開けない。一応、カシミール展望図(恐羅漢山)Akimasa.Netを打ち出して持ってきたのだが残念だ。

キリが出てくる。今日は夕方から雨の予報(広島地方)となっている。台所原(ブナ原生林)まで案内したいのだが無理だろうか。台所原まで思い切って下るか、それとも、夏焼峠経由でおとなしく下りるべきか迷った。

結局、台所原を少しだけのぞいて帰ることにする。登り返すことを考えると、あまり下までは行きたくない。ところが、下るほどに、ブナをはじめとする原生林の魅力がSさんをとらえ始める。もう少し歩きたいという。空を見ると、少し青空がのぞくようになっている。台所原まで一気に下ることにする。

台所原までの原生林を堪能した後は、管理林道経由でゆったりと登り返す。林道終点からほんの少しがんばれば、夏焼峠~恐羅漢山縦走路にたどりつく。そこを左折して、やや登り、やがて急下って夏焼峠に着く。右折して、木の根に足をとられないようゆっくりと下って牛小屋高原に帰りつく。

もう少しゆっくり下れば良かった。Sさんの言葉である。恐羅漢山の島根県側斜面の原生林は第一級のものである。何度来てもその自然には圧倒されてしまう。何ともいえない存在感がある。なお、特に単独行のときは、クマに気をつける必要があるだろう。

牛小屋高原からの帰途は、二軒小屋~小板(国道191号)の大規模林道を通る。Sさんにとっては初めてのルートである。感想としては、道路が広く車の数が少ないので、気楽に運転できるという。なにせ、二軒小屋からの10km余りで、すれ違ったのは軽乗用車が1台きりであった。

行きでは、内黒峠ルート(恐羅漢公園線)を通った。狭い道でカーブが多く前方がよく見えない箇所が多い。昔、スキーで幾度か通ったSさんでも、対向車に気を使うことにかわりはない。ちなみに、最近ではこの道路に埋め込んであるロードヒーターは、冬場でも稼動しないようである。すべて大規模林道経由で、ということであろう。なお、時間的には、内黒峠ルートの方が少し短い。

さて、Sさん、芸北がひどく気に入ったようである。紅葉の季節に三段峡など行ってみたいという。海に浮かぶ宮島もよさそうだ。という訳で、これから月に一度くらいのペースでご一緒することになるかも。

その他、この夏に高校の還暦記念同期会(卒業生400名前後)があった。その会場で、お互いのホームページを通じてお付き合いをしている方と実際に初めてお目にかかり、山行の約束を した。これからは、単独行以外の山行が増えてきそうである。