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2014年05月03日

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ひろしま百山(私の踏み跡)>> 広島湾岸トレイル >> 鈴ヶ峰トップページ

鈴が峰公園~鈴ヶ峰312m、周回
(出発帰着:鈴が峰公園)

2014年05月03日(土)、長男夫婦、小2(兄)、年少(弟)、EIKO

鈴峰石碑

〈写真〉鈴峰石碑、12時35分
(安芸広島藩最後の藩主・浅野長勲(あさの・ながこと)揮毫)

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はじめに

孫3歳(年少組・男)のデビュー戦である。その他の孫のうち3人がこれまで無事に通過儀礼を済ませてきた。さてこの子は、どちらかと言えば気まぐれ屋か? 果たして「抱っこ」なしで登ることができるだろうか。

兄(小2)の方は、昨年6月すでに大潮干潮時の宮島海岸歩き(西海岸の平坦部のみ)を一部経験している。来年は富士山に連れて行ってやると約束もしている。足腰はしっかりしており、小走りに先頭切って行く。ブレーキをかけるのに気を遣う。

さて次男は? 腰をくねくねさせながらも良く歩く。予想外に歩いてくれた。もちろん、ちょっとした岩場や階段では、家族が代わる代わる手を引いてやったものの、一度も「抱っこ」なしで歩き通した。

20140503-103601.jpg

〈写真〉時には手をつないで、10時36分

今日のコース&コースタイム

消防訓練場10:28-鈴が峰公園10:29-コンクリート道路先端部10:33-東屋10:49、10:54-展望岩場11:03、11:08-ヒヨドリ園地分岐11:11-ぼけ封じ地蔵11:19-鈴が峰東峰312m11:25、12:18-鈴峰石碑12:33-コンクリート道路先端部12:51-消防訓練場12:57

登り57分、下り39分
総合計1時間36分(鈴が峰山頂53分は加えず)

今日の様子

出発地点は広島市消防訓練場(標高120m台)の横、そこから鈴が峰公園の北側にあるコンクリート道路を西向きに登る。

鈴が峰公園から取り付いた場合、一般的には、このコンクリート道路終端部(標高140mくらい)で右に鋭角に振る。そして右手から大きく回り込み、北西向きの尾根に乗って行く。山頂手前で右手に鬼ヶ城山方面への下りを分けて、鈴が峰東峰312mに至る。地形図記載のとおりである。

今日は、そのコースは下山道に使うことにする。

そこで、コンクリート道路を出てそのまま西向きに疎林の中を行く。小谷を越え、南向きに流れる小尾根を乗り越え(標高160mくらい)、その尾根を西斜面から巻き上げて行く。標高200mくらいで、小尾根上の東屋に至る。

東屋から左手に谷、右手に尾根を見ながら北西向きに階段を登る。途中から階段をはずれて、左手前方の踏み跡に入る。少し繁った小道をしばらく行くと、展望岩場(テラス、標高230m台)に出る。右手後方から、先ほどの階段をそのまま登るきれいな道が合流する。

繁った踏み跡

〈写真〉少し繁った踏み跡、11時02分

水場を通り過ぎ、ほんのちょっと登ると、前方からヒヨドリ園地コースが登ってきて合流し(標高260mくらい)、そこで右折する。細かいジグで西北西向きに登ると、鈴が峰東峰312mに登りつく。途中には、ぼけ封じ地蔵などがある。

山頂で昼食。風が少し強いものの寒くはない。霞んで展望はあまり良くない。それでも単独者、夫婦、カップル、家族連れや、この山域を中心に整備活動をしている人たちなど、様々な人々が行き交う。

鈴が峰は、今では回りをいくつもの団地で取り囲まれてしまっている。しかしながら、広島市内中心部近くに残る貴重な緑の空間であり、手軽なハイキングコースとなっている。

昼食後、鬼ヶ城山方面の下りを左に分けて、北東に流れる尾根を下る。この尾根の右手下方に先ほど通ったコースがある。さて、尾根途中には「鈴峰石碑」がある。芸予地震で倒れたものを地元の方の努力で立て直したものである。整備後初めて見た。

気持ちの良い尾根筋

〈写真〉気持ちの良い尾根筋、12時39分

鈴が峰は階段が多いものの、平坦な気持ちの良い踏み跡も多い。今日はできる限りそうした場所を選んで歩いた。本人も満足した様子である。例によって我が家で夕食を共にして帰って行った。

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

  • Akimasa Net(2016年01月23日)山行記
    己斐峠~柚木城山~鬼ヶ城山~鈴ヶ峰~八幡東
    (出発:己斐峠(JR西広島駅―山陽本線)、帰着:八幡東(JR五日市駅―山陽本線))

2002年04月13日

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憩いの森~鈴ヶ峰312m~鈴が峰公園
(出発帰着:JR新井口駅)

2002年4月13日(土)、EIKO

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はじめに

先週、先々週と二週続けて宮島でしかもハードな山行であった。今週はKENをさそって久しぶりの裏山(鈴ヶ峰)をゆったりと歩いてみようかと考えていた。しかし、KENは今週小学校に入学したばかりで疲れているらしい。先週宮島から持って帰ったドングリに興味を示してくれていたので、いっしょにドングリ探しをしようと楽しみにしていたのだが残念だ。

今日のコース&コースタイム

JR新井口10:00-井口台中学校(鈴ヶ峰憩いの森入口)10:23-ウグイス園地休憩所10:53-展望岩11:08-鈴ヶ峰頂上11:28、12:45-(鬼ヶ城山方面下山口)-(鈴が峰公園)-(鈴ヶ峰団地)-JR新井口13:50

今日の様子

EIKOと出かける。EIKOも最近体調を崩しているのだが、鈴ヶ峰なら気分転換にちょうどいいだろう。自分自身も今週は仕事で精神的にいやな疲れ方をしたのでちょっと休息したいところだ。

鈴ヶ峰山頂(312mピーク)は北西方向の立ち木を少し伐採したようだ。これによって、冬には雪で白く輝く十方山などを容易に見ることができるかもしれない。

さて今日は春快晴の天気に恵まれ360度の超展望を楽しむ。ただし、ここのところの黄砂はちょっとの雨で洗い流される程度のものではなく、今日も遠くはかすんでしまっているのが惜しい。風が強く地図はしっかり持っていないと吹き飛ばされてしまう。しかし、気温は高く寒いというほどではない。

鈴ヶ峰からの展望

向山と大茶臼山の間にもいくつかの山(安佐北の山のはず)があるが同定できない。(2002年05月05日カシミール3Dを参考に検討を加える)

カシミール3Dによると、大茶臼山の左正面に大きく羽を広げているのが荒谷山である。荒谷山と火山(大茶臼山の左肩)との間に、片廻山、水越山、堂床山、野登呂山が並ぶ。この中では堂床山が一番高く小ピークを形成する。片廻山の位置にも小ピークができる。これは後方の海見山のものであろう。(2002年04 月30日牛頭山参照)

頂上で唯一立ち木があるのは、北東の鬼ヶ城山方面登山道下り口(鈴が峰公園下山口)付近である。立ち木を透かしてみたり右へ左へ移動して眺めると、武田山までの大縦走路を見ることができる。

一番わかりやすいのは何といってもマイクロウェーブのある大茶臼山、その右手前に柚木城山(そのふところに一番近い鬼ヶ城山)がある。丸山は大茶臼山の真後に隠れ、火山が大茶臼山の左肩にわずかに望める。残念ながら、縦走路の終点武田山は柚木城山のほぼ真後にあたるので見えないだろう。柚木城山の右後方に見えるのは、さらにその向こうの阿武山である。

カシミール3Dによると、大茶臼山の向こうの丸山(0.02度左)、柚木城山の向こうの武田山(0.1度左)は、それぞれ見えるという。両者が完全に重なってしまうので目で見て判別できないのかもしれない。また、山頂の立ち木の高さも考慮すべきレベルかもしれない。今後の楽しみとして取っておくことにする。

なお、ソフトでは大茶臼山と鬼ヶ城山の間に備前坊山が見通せるともいう。

・・・・さらに東に目を移すと松笠山も見える。左奥には二ヶ城山、ふところ手前に牛田山が見える。二葉山(仏舎利塔)の真後に呉娑々宇山のピークが重なる。

(呉娑々宇山)から鉾取山系(黄金山の向こうに城山)、さらに絵下山に至る。それは海まで続くがかすんで形ははっきりしない。そんな中で一段高い山、灰が峰がかすみの中に見えているようだ。(頂上に設置してある展望写真で、そこにあることが確実にわかっているから見えるという程度)。

呉方面はかすんで見えない。安芸小富士(似の島278.1m三角点)の右肩と似島右側ピーク(203.1m三角点)の間の向こうに古鷹山(江田島)が見える。ただし、古鷹山の前のピーク(クマン岳)がじゃまをして、直接古鷹山を見とおせてはいないかもしれない。(2001年2月18日、古鷹山から鈴ヶ峰を見たときそのように感じた)

似島の最西端は77.2m三角点(陀峯山-東能美島左手前)である。独立した島のように見えるがそうではない。

津久根島、弁天島、小弁天島も見える。その向こうに見える大きな島は西能美島だ。ピークの野登呂山(宇根山)は弁天島のやや右(西)に見えている一番高い山のはずだが、黄砂でかすんでしまっている。

西能美島と宮島との間には、手前から絵の島、大奈佐島、小黒神島が並ぶ。阿多田島も見えるはずだが確認できない。

宮島を見れば、弥山と駒が林の向こうに、先週、先々週と二週連続で歩いた岩船岳への縦走路が、どんどん遠ざかる形で延びているはずだ。駒が林と前峠山(?)の間にほんの少し見えているのは先峠山だろうか。岩船岳への縦走路は先峠山の左(東)を巻いて行くんだ。

宮島と対峙する経小屋山から北へ、傘山、船倉山(中腹の白い大きな建物も見える)、大野権現山、のうが高原、極楽寺山、窓ヶ山、向山と続く。

極楽寺山から北へ延びる568mピークの右肩に見えるのはなんという山だろうか。方角としては湯来冠山になるはずだ。頂上には鉄塔のようなものが見えているようだ。窓ヶ山のキレットにちょうどはまり込んでいるのが東郷山である。湯来冠山のラインと東郷山の間のずっと奥には十方山、恐羅漢山、砥石郷山などがあるはずだ。冬の快晴時には白い雪をかぶった姿を見ることができるのではないだろうか。

極楽寺山から北へ延びる稜線の右肩に見える円錐形の山は阿弥陀山である。そこから左奥(南西)の大峯山に向けて山並が続くが、大峯山そのものは極楽寺の後ろになり見えない。また、湯来冠山は阿弥陀山のわずかに左側の方向だが阿弥陀山の影に隠れる。

窓ヶ山の向こうに東郷山が重なる。そのピークから左へ流れる大きな肩が窓ヶ山の左肩の向こうに張り出している。芸北の山が望めるのは、この肩と阿弥陀山でできる谷間である。

阿弥陀山の右肩に灰郷スマモ山、一番底に、立岩山(1135m)、十方山そして市間山と続いているはずである。

向山と大茶臼山の間にもいくつかの山(安佐北の山のはず)があるが同定できない。

大茶臼山の左正面に大きく羽を広げているのが荒谷山である。その山と向山との中間、やや荒谷山よりに左から尻高山、滝山、久地冠山がかたまる。位置は美鈴が丘団地北方の小ピーク(226.1m三角点)のやや左である。

芸北の山も見えるという。上記安佐北の山々の左に阿佐山、真後ろに熊城山(滝山の左)、そして右に龍頭山である。龍頭山のピークはかなり広い範囲が見えるようだ。位置は荒谷山の左裾谷間である。

龍頭山の右、荒谷山の左裾に本串山、牛頭山が重なる。

そのほか

春爛漫の天気に恵まれ非常に多くのグループ(一人旅、ご夫婦、10名以上の団体など)30名近くの人々と行き交う。「里山鈴が峰探訪会」による小さな木製の道標が新しく設置されている。登山道の整備も継続して行われている様子がうかがえる。ただし、こちらはどこにも名前は出てこない。ありがたく感謝しながら通らせていただく。

山頂の陸軍標石の字が黒インクかなにかでなぞってあった。赤スプレーが吹き付けてある木も何本かあった。道標のつもりなのだろうか、余計な手を入れることは好きではない。ただし、山頂からの展望を得るために最小限の伐採は許されると考える。もちろん、自然の回復力とのバランスをきちんと考慮することが大前提であることは言うまでもないが。

登山道手前の小緑地でマテバシイ。登山道にはコナラが多い。クリの木が一本。コバノミツバツツジが満開。ヤシャブシの黒い実が登山道沿いに続く。スミレ類も咲いている。

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

  • Akimasa Net(2016年01月23日)山行記
    己斐峠~柚木城山~鬼ヶ城山~鈴ヶ峰~八幡東
    (出発:己斐峠(JR西広島駅―山陽本線)、帰着:八幡東(JR五日市駅―山陽本線))

2003年06月01日

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憩いの森~鈴ヶ峰312m~鈴が峰公園
(出発帰着:自宅)

2003年06月01日(日)、単独

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はじめに

週末は台風が接近していた。金曜日中に通り抜けてくれるはずが行き足が遅く土曜日は雨である。どこにも出かけられない。今日日曜日は昼前に来客の予定だが鈴ヶ峰ならば何とかなる。台風一過の展望を期待して出かける。

今日のコース&コースタイム

出発9:33-憩いの森9:01-堰堤9:14-沢を渡る9:15-鈴ヶ峰9:38、10:58-鈴が峰公園11:14-鈴が峰団地11:28-帰着11:40

  • 出発(28分)登山口(37分)鈴ヶ峰
  • 鈴ヶ峰(16分)鈴が峰公園(26分)帰着
  • 行き1時間05分、帰り42分

今日の様子

途中でチョウや花を観察しながら山頂を目指す。堰堤を過ぎ沢を渡って左折してしばらく行き、さらに右折、少し行ったところでまっすぐ延びる良い道を行かず左折する。階段などは何もない小潅木の中を行く気持ちのよい尾根道である。頂上での出口は、ベンチの西側、岩がたくさんあるあたりになる。

頂上からの展望はすばらしい。久しぶりの晴れ模様にハイカーの数も多い。まさに手軽に展望の楽しめる山である。

十方山を見る。市間山もはっきりと分かる。牛ヶ首山~椎谷山が稜線の向こうに見える。しかし、阿佐山、熊城山との区別までは出来ない。堂床山の左には海見山、右には、816.1m、800m台ピークがはっきりと見える。

後日注:”市間山もはっきり分かる”。疑問である。少なくとも写真には写っていない。どの位置のピークを見たのか不明-記録なし。

高鉢山の左右に、鷹ノ巣山、天神嶽を認める。大きな鉄塔のようなものは段原山のものであろうか。

ベテランさんが、休山の右に石鎚山が見えるとそばにいた人に説明している。確かに山影を認めるが山頂は雲の中のようだ。そこから右へ四国の山が、石墨山、笠取山、障子山と続いているようである。石墨山は四国の前衛の山々のさらに向こうになるのだろうか。手前の稜線がはっきりと見えている。

大島の佐連山、白木山の右に143mピークをはっきりと認める。しかし、石神山までは分からない。宮島の左奥、皇座山が銭壷山の向こうに重なる。宮島の真後ろに高照寺山だろうか、はっきりと見えている。2つのピークにそれぞれ2本づつ鉄塔が立っている。

経小屋山の左には蓮華寺山だろうか、稜線の向こうにゴツゴツした山並みを見せている。宮島~経小屋山の間は展望図でもあまり検討していない。もう少しくわしく作図する必要があるだろう。

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

  • Akimasa Net(2016年01月23日)山行記
    己斐峠~柚木城山~鬼ヶ城山~鈴ヶ峰~八幡東
    (出発:己斐峠(JR西広島駅―山陽本線)、帰着:八幡東(JR五日市駅―山陽本線))

2001年01月01日

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憩いの森~鈴ヶ峰312m、往復
(出発帰着:自宅)

2001年01月01日(月)、単独

今日の様子

鈴ヶ峰312.0m(広島市西区)
自宅6:00発、初日の出(7:20前後)曇天にて拝めず

今日の記録はこれだけ。

2002年04月29日

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憩いの森~鈴ヶ峰312m、往路下山
(出発帰着:JR新井口駅)

2002年04月29日(月)、EIKO、KEN、MOMO

今日の様子

JR新井口9:55-頂上11:20?、MOMO11:50?-頂上12:35-公園13:40

MOMO2歳8か月のデビュー戦である。2~3日前から山へ行く、山へ行くと言っていたらしい。曇り空で雨が降るかもしれない(30%)という天気予報ではあったが、その気になったときにどれくらい出来るかやらせておくのもいいかもしれない。

朝、KENと二人してそれぞれのリュックサックを持ってやってきた。まずは登山道入口までの舗装道路(登り)である。ここは車を使うことも考えたが下から全部歩かせてみる。最初は順調であったがやはり無理か。登山道入口で帰すつもりで引っ張ってみる。

登山道に入ると元気回復である。かなりがんばってくれたが最初から無理なものは無理だ。EIKOに任せてKENと先を急ぐ。KENと頂上で食事を始めたところに二人が現れた。まさかとは思ったがちょっと抱っこしただけでダマシダマシ歩かせたという。元気である。

下りは手をつないでやった。のべつ幕なしにしゃべっている。快調である。JR新井口へ大人の足で5分少々の所に公園がある。ここで回転式の滑り台を見つける。何回も何回も滑っては登り口の階段まで走って行き、また階段を登る。絶好調である。あきれ果てて一人で帰る。

頂上では曇り空にもかかわらず意外と海側の展望がよい。阿多田島が宮島の左奥(東)に見える。西能美島のピーク、野登呂山(宇根山)もしっかりと見える。手前海上の弁天島(左、東側)と安渡島(右、西側)の間を見通す延長線上で、より安渡島に近い。二つの島を見通す幅は、20万分の一地図では鉛筆の線3~4本の幅しかない。

2002年12月14日

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憩いの森~鈴ヶ峰312m、往路下山
憩いの森登山口~ウグイス園コース~鈴ヶ峰~ヒヨドリ園コース(堰堤)~憩いの森登山口
(出発帰着:JR新井口駅)

2002年12月14日(土)、単独

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今日のコース&コースタイム

JR新井口11:52-登山口12:10-岩場12:35-鈴ヶ峰頂上12:50
鈴ヶ峰頂上14:05-登山口14:32-JR新井口14:45

  • 登り、58分
  • 下り、40分
  • 総合計1時間38分(山頂での大休止1時間15分)

今日の様子

ここの所まともに山歩きをしていない。今日も夕方からの飲み会に間に合わせようとすればどこにも出かけられないし。そんな悶々とした気持ちでお昼近くまで過ごし矢もたまらず家を飛び出す。裏山ならばすぐに帰ってくることができる。

登山口から堰堤を通らず、もう少し上(左岸)をいく。ジグザグ道で多少距離は長くなる。岩場を過ぎればすぐに水場があり、さらに堰堤からの道と合流する。あと一息で頂上である。

頂上からの見とおし良好、まず雪の十方山を確認する。寒さのゆるんだ小春日和のなか多くの人が入れ代わり立ち代り登ってくる。雪の十方山が見えることを知っている人は多いようだ。

360度スケッチを終えて再び十方山を眺めていると、一人の男性が話しかけてくる。見える山の位置関係を正確に言い当てるその目はすごくよく見えるようだ。年の頃は60過ぎで毎日のように登ってくるという。

しかしながら、鈴ヶ峰から見える山として、阿弥陀山、岳山、龍頭山、牛頭山、鷹ノ巣山、高鉢山、峠島など、普通はすらすら名前がでてくるものではない。石鎚山が三津峰山の向こうに見えるともいう。これはちょっと疑問だ。石鎚山が見えるのは休山の向こうのはずだから。そして今日はそこはかすんでいる。

黄金山に登ることをすすめられる。吉和冠山が見えるのだという。いっしょに十方山を眺めながら、そこを見とおし線が通るんだといって五月ヶ丘団地方面の谷を指差す。さらに、ホオノキの大木がどこにあるかとか、西峰との稜線上にあった植物がここ7~8年で盗掘に会い全滅に近い状態であるとか、よく知っている方である。内黒峠~十方山はブッシュもなく歩きやすい道だがなにせ距離が長くてまいった、という話しも聞いたことがあるという。

しかしこの方もさすがに安佐山が見えることまではご存じなかった。手前に立ちはだかる牛ヶ首山の左奥に、雪でわずかに白く光っているのが確認できる。私にも初めての経験である。

安佐山方面の左端が白く光っている。これこそ雪の阿佐山に間違いない。ソフトの超望遠で、安佐山の大部分はその手前の牛ヶ首山の陰に隠れるが、左端がわずかにのぞくことを確認してあったのだ。

ごいっしょに、ヒヨドリ園コースを堰堤に向けて下山する。堰堤で私が左の道を取ったので心配して付いて来てくださる。多少距離が長くなってしまうので普通は右手をいくのが正解であろう。

2003年01月01日

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憩いの森~鈴ヶ峰312m、往路下山
(出発帰着:自宅)

2003年01月01日(水)、単独

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今日のコース&コースタイム:

JR新井口6:29-登山口6:41-鈴ヶ峰頂上7:00、7:36-登山口7:50-JR新井口8:00

  • 登り、31分
  • 下り、24分
  • 総合計55分

今日の様子

頂上にて、初日の出3分間のショーを楽しむ

初日の出を見に行くときちんと決めていたわけではないが、朝目をさますとなんとか時間だけは間に合いそうだ。南東の空を見れば星が一つだけ輝いている。その左下には黄色く細長い三日月(月齢28日弱で新月に近い)がでているが、曇り空で晴れ間はほとんどないようだ。駄目かもしれない。ただし、こういうときは意外と展望がよいこともある。急いで懐中電灯とデジカメそれに展望図(鈴ヶ峰を打ち出したもの)を持って出かける。EIKOはパス。

歩き始めるとすでに懐中電灯が必要なくなりそうな明るさである。空荷の身軽さもあって先を急ぐ。最短距離の堰堤横を上がっていく。何人かを追い抜いて頂上に着けばすでに多くの人がいる。人数はよくわからないが百人単位であろう。

東の空に一番近いスペースに立つ。空には雲が多い。やっぱり駄目かもしれない。7時10分頃、目指す方角の雲が茜色に染まり始める。もう上がってしまったのか、駄目だったか、といった声があちこちから聞こえる。

日の出は7時19分頃のはずだ。あきらめずに待つ。そしてその時刻がきた。すでに丸い光の玉が雲の向こうにかすんでいる。やっぱり駄目だったか。あきらめかけた頃、7時22分10秒前後に真っ赤な太陽が頭を出した。これが本物の太陽だ。位置は絵下山の右あたりと思われる。とにかくほんとうにきれいな太陽である。

それはゆっくりゆっくりと上り始め、あたり一面に日の光を放った。そして全身を見せたのかなと思った瞬間、山の上にかかる雲の向こうにまたたくまに吸い込まれていった。こうして2003年初日の出3分間のショーは終わった。寒くはないが急いで登ったので汗をかいた。日の出前からほんの少しみぞれが降ってきたが雨具が必要というほどのものでもない。北側には雪雲がかかり霞んでいる。

阿弥陀山は全身をあらわすが窓ヶ山は頂上がかすむ。大茶臼山の左肩に見えるのは火山だろうか。いつか丸山(大茶臼山とほとんど重なる)を見てみたいと思っているのだが。柚木城山の左にちょこんと見えるのは武田山か。そして右肩には阿武山がうっすらと見通せる。海側は、倉橋島、東能美島、阿多田島あたりまで見える。

2003/01/11記
カシミール3Dを使って日の出の時刻を検討した。やはり、7時19分~20分である。したがって、今年の初日の出は、山の上にかかった雲と雲のほんのわずかな隙間を通して拝めた可能性が高い。

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

  • Akimasa Net(2016年01月23日)山行記
    己斐峠~柚木城山~鬼ヶ城山~鈴ヶ峰~八幡東
    (出発:己斐峠(JR西広島駅―山陽本線)、帰着:八幡東(JR五日市駅―山陽本線))

2005年10月16日

Akimasa Net
ひろしま百山(私の踏み跡)>> 広島湾岸トレイル >> 鈴ヶ峰トップページ

憩いの森~鈴ヶ峰312m、往路下山
(出発帰着:自宅)

2005年10月16日(日)、単独

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はじめに

久しぶりの山行である。今月はじめにドクターから山行再開の許可をとっていた。しかし、先週は第38回日本薬剤師会学術大会(広島)があり、今週は土曜日雨、今日日曜日は昼から勉強会ということで、なかなか再開のタイミングが合わない。昨夜の様子では、今日は朝から天気がよさそうだったので、朝早くホームグラウンドである鈴ヶ峰に登ってみることにして、早めに休んだ。

山頂からの展望を堪能する。北側は快晴で、十方山、阿佐山、熊城山を見る。海側は少し雲があり、四国までは見えない。ただし、周防大島までは十分に見えた。展望を楽しんだ後、おとなしく往路下山。登り下りでの時間距離感覚を確かめる。 (注:熊城山展望は、本文にて否定)

カシミール展望図および説明文修正あり

今日のコース&コースタイム

出発6:52-鈴ヶ峰憩いの森入口(井口台中学校の上)7:16、7:20-堰堤7:28-沢7:29-折り返し7:35-沢分岐(あと300m)7:41-鈴ヶ峰7:51、9:25-沢分岐(あと300m)9:29-沢9:34-堰堤9:35-登山口9:39- 帰着10:00出発6:52-鈴ヶ峰憩いの森入口(井口台中学校の上)7:16、7:20-堰堤7:28-沢7:29-折り返し7:35-沢分岐(あと300m)7:41-鈴ヶ峰7:51、9:25-沢分岐(あと300m)9:29-沢9:34-堰堤9:35-登山口9:39- 帰着10:00

  • 出発(24分)憩いの森登山口(31分)鈴ヶ峰
     小計59分(登山口休憩4分を加える)
  • 鈴ヶ峰(14分)登山口(21分)帰着、1時間34分
     小計35分
  • 総合計1時間34分(山頂休憩1時間34分を除く)

今日の様子

朝起きると、似島がくっきりと見えている。絶好の天気だ。久しぶりに登山靴をはいて歩き始める。鉾取山、絵下山、似島、江田島、能美島、宮島、大野権現山、野貝原山、極楽寺山がはっきりと見える。鈴ヶ峰の向こう側(芸北の山々)はどうだろうか。青く澄んだ空に期待が大きく膨らむ。

登山口に至る。「足の弱い人、自由にお使いください」とたくさんの杖が置いてある。地元を整備している方々のご好意のようだ。心の中で日頃の整備活動に感謝しつつ入山する。なお、私自身はできるだけ杖は使わないようにしている。別に大した理由はなくて、自分自身の足だけを頼りに歩きたいという変なこだわりにすぎない。

山に入ると、小鳥がたくさんさえずっている。そういえば、山行にドクターストップがかかってから、探鳥会に行こうとしたことがあったけれど、初めの一歩が踏み出せなくて一度も参加しなかった。新しいことを始めようとした意欲だけはあったのだが。

さて今日は一番の近道を選択する。沢の左岸を登り、右岸に移って、右岸沿いにジグザグに高度をかせぐ。日中は25度以上になるという予報だったが、朝はまだ気温が低い。順調に進む。木製(擬似?)の手摺の付いた木段を過ぎると、自然な山道となり、前日の湿り気に足をとられないように気をつけながら登る。あっという間に頂上だ。

海側には少し雲がかかる。朝日で逆光になった向こうに石鎚山などの四国の山々が見えるはずだが、まったく分からない。それでも、倉橋島最南端部にくっついている鹿島が、倉橋火山の右奥に見えている。

周防大島も山の形がはっきりと分かる。しかし、石神山(佐田岬半島)までは区別できない。それらの前に、端島、甲島くらいまで分かる。皇座山、銭壷山、そして宮島の後ろに、高照寺山(鉄塔までは分からない)。

宮島の右奥に、524.6m三角点(JR岩徳線欽明路トンネル南側)、432.8m(神ノ内山、JR岩徳線欽明路トンネル北側)もよく分かる。蓮華山もはっきり見えている。

十方山~奥三つ倉を見る。十方山手前に、989.0m三角点(立岩山と中国自動車道をはさんで対峙する)があるようだ。市間山は見ることが難しそうである。

岳山の左奥をみる。牛ヶ首山の左真後ろに阿佐山を見る。西ドウゲンが右奥に見えるらしい(ソフト上)が分からなかった。岳山双耳峰の右奥に尻高山がある。尻高山~久地冠山の後に、滝山が大きい。滝山と久地冠山のさらに奥に、椎谷山がある。そのまた後の熊城山を見たと思ったが、違っていたらしい。滝山の後に見えていたのは、874m~椎谷山(954.2m)だけだろう。なお、久地冠山~530m台の後にも山影を認める。

大茶臼山~武田山までの縦走路が美しい。備前坊山は見えているが、今日も丸山は確認するのを忘れてしまった。また、阿武山右下奥に見えるとされる比婆の山々はとても確認できるような見通しではなかった。

鎌倉寺山、鷹ノ巣山が、それぞれの位置にポコンと頭を出す。天神嶽も見えているようだ。(後日訂正:ここで鎌倉寺山とみたのは、781.0m(カンノ木山西北西)である。鎌倉寺山はその手前にあり、安駄山の北675mの肩の向こうに、見えるか見えないかの位置となる。)

高鉢山双耳峰のように見えるのは、763m(高鉢山北北東ピーク)と南峰(726m)である。高鉢山の山頂はその間にあるはずだが、確認できていない(見えているはずだけど)。

以上、超展望とは言えないが、通常見えるべき山は全て見えている。朝食をとりながらゆっくりと時間をかけて楽しんだ。人気の里山は、登りですでに下山中の人とすれ違うといった状態で、今日も多くの人と行き逢った。

時間距離の感覚を確かめたくて往路を忠実に下る。次回はもう少し負荷をかけてもよいだろう。

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

  • Akimasa Net(2016年01月23日)山行記
    己斐峠~柚木城山~鬼ヶ城山~鈴ヶ峰~八幡東
    (出発:己斐峠(JR西広島駅―山陽本線)、帰着:八幡東(JR五日市駅―山陽本線))

2008年06月22日

Akimasa Net
ひろしま百山(私の踏み跡)>> 広島湾岸トレイル >> 鈴ヶ峰トップページ

憩いの森~鈴ヶ峰、往復
往路:ヒヨドリ園地(堰堤)コース
復路:鈴ヶ峰公園コース~ウグイス園地(東屋)コース
(出発帰着:自宅)

2008年06月22日(日)、単独

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はじめに

土・日の天気予報は、曇りだったが雨の確率も高い。芸北の探検は次の機会に回して、おとなしくしていることにした。 Apache+PHP+MySQL(Windows)で、山行記のデータベース作りの勉強でもしてみようかと本を買ってきた。ソフトのインストールから始めて、スプリクトの打ち込み、そして実行と悪戦苦闘。

ふと窓の外をうかがうと、晴れ間が出てきたようだ。たまらず飛び出す。しかし、いかんせん出発時刻が遅すぎた。鈴ヶ峰山頂往復のみで我慢をして下る。ほんとうは、鈴ヶ峰西峰(三角点)から北へ下るルートを探検してみたかったのだが。

今日のコース&コースタイム

出発16:48-憩いの森入口17:12、17:13-上の堰堤17:20-涸れ沢17:22-右折17:25-右下から合流17:30、17:32-(すぐ左折)-ぼけ地蔵17:34-鈴ヶ峰東峰17:38、17:52-(鬼ヶ城山方面へ)-小コブ17:56-鈴ヶ峰公園分岐17:57-270m台コブ18:00-広場18:02-(ウグイス園地コース)-右奥分岐あり18:04-東屋18:06-左折18:07-憩いの森18:14-帰着18:38

  • 出発(24分)憩いの森(7分)上の堰堤(10分)右下から合流、左折(6分)鈴ヶ峰東峰
     小計50分(憩いの森1分、合流地点2分を加える)
  • 鈴ヶ峰東峰(5分)鈴ヶ峰公園分岐(3分)270m台コブ(6分)東屋(8分)憩いの森(24分)帰着
     小計46分
  • 総合計1時間50分(東峰14分を加える)

今日の様子

まず、堰堤をめざして北向きに登る(ヒヨドリ園地コース)。涸れ沢を過ぎて左折した後、大きく右左折して行く。最後は小さなジグで登る。山頂にはだれもいない。時刻は5時半をまわっている。だれもいないのも当然か。

然、「こんにちは」と声がかかる。声の方に顔を向けると、スパッツをつけ本格的な山支度をした男性が、山頂で休むことなく、そのまま西峰(三角点)縦走路に向けて歩き去っていった。

帰り道でも2~3人のハイカーとすれ違ったり、後姿を見かけたりした。いずれも空荷である。鈴ヶ峰という山は、それほど気軽に楽しめる山ということであろう。ここのところ、ますますヒトの数が増えているように感じる。

ところで、山頂部西端から海に向かって下る小道(井口台東コース)の草が刈ってある。鈴ヶ峰には日々多くのヒトが入っている。それらの人が踏むコースは、特に草刈をしなくても、快適に歩ける状態を保つことができるだろう。その他無数にある踏み跡は、踏み跡のまま残しておき、歩きたい人が歩きたい時歩くだけでいいのではないか。鈴ヶ峰が「よく手入れされた公園」になることには抵抗がある。

山頂部からの展望はあまりよくはない。海の向こうに甲島がうっすらと見えている。360度の山並を一応デジカメに収めて下りにかかる。

下りのコースでは、鈴ヶ峰公園コース途中から、ウグイス園地の東屋に向けて下った。まず、鬼ヶ城山方面(大茶臼山~武田山縦走路)に向けて北へ下る。雨上がりの粘土質の登山道は滑りやすい。慎重に下る。幸いなことに、左ひざの状態はかなりよくなってきた。急な下りでも足を踏ん張ることができるので楽に歩ける。

鈴ヶ峰東峰から5分程度で、まっすぐ下る縦走路を分けて右折、鈴ヶ峰公園コースに入る。すぐに270m台の平坦部に達する。そこのコブ東端から、右下(南)のウグイス園地コースに向けて踏み跡がある。

うっかりすると見過ごしてしまうだろうと、注意しながら進む。ところが何と、踏み跡に向けて両側に小石が並べてあり、下山道の位置を示している。登山道では草も刈ってある。雨上がりの露でズボンがびしょぬれになることを覚悟していたのに、ズボンはほとんど濡れない。その代わり、急な下りで体を支えるため交互に握る木々がゆれて、頭の上から容赦なく水滴が落ちてくる。

ちょっとした探検気分を味わうつもりで選んだコースであったが、ここもまた「よく手入れされた公園」の一部になってしまうのであろうか。鈴ヶ峰をホームグラウンドとしている私としては複雑な気持ちである。

自動車道を下る途中で海を見ると、甲島の向こうに周防大島が見えはじめたようである。明日からまた怒涛の一週間が始まる。という訳で、この山行記完成は翌週の休日となってしまった。

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

  • Akimasa Net(2016年01月23日)山行記
    己斐峠~柚木城山~鬼ヶ城山~鈴ヶ峰~八幡東
    (出発:己斐峠(JR西広島駅―山陽本線)、帰着:八幡東(JR五日市駅―山陽本線))

2008年04月05日

Akimasa Net
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鈴ヶ峰312m~井口台東コース~(自動車道)
八幡東四丁目登山口~縦走路~美鈴が丘南一丁目~(自動車道)
美鈴が丘(高井コース)~縦走路~八幡東三丁目
(出発帰着:自宅)

2008年04月05日(土)、単独

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今日のコース&コースタイム

出発8:50-憩いの森9:16-堰堤9:26-堰堤9:27-東屋下の分岐9:30、9:33-(引き返す)-堰堤9:35-涸れ沢9:36-尾根に乗る(広場)9:40-左後ろの分岐に入る9:42-左分岐あり(探索)9:50、9:52-鈴ヶ峰9:55、10:10-少し下って縦走路まで登り返す10:15、10:16-井口台パークタウンバス停10:37-八幡東四丁目11:27-(縦走路登る)-小コブ11:36-送電鉄塔11:40-小コブ11:41-送電鉄塔11:43(左分岐あり)-送電鉄塔横11:48-小コブ11:50-205mピーク(ほんの少し手前に左分岐あり)11:56、12:04-鞍部12:06(左前方に入る)-送電鉄塔12:10-美鈴が丘南一丁目12:13-階段12:16-歩道橋12:20-(西に下る)-新高井橋12:26-登山口12:29-送電鉄塔12:41-(縦走路下る)-小コブ12:43-送電鉄塔12:44-二股(左へ)12:46-小コブ12:51-ピーク12:53-送電鉄塔12:58-下山口13:01-自動車道13:02-木船一号トンネル-鈴ヶ峰電停13:45-帰着14:15

  • 出発(26分)憩いの森(11分)堰堤(18分)鈴ヶ峰
     小計55分(東屋方面往復8分、山頂部探索2分は除く)
  • 鈴ヶ峰(21分)井口台三丁目
     小計21分(山頂部探索6分は除く)
  • 八幡東三丁目(39分)鞍部分岐(7分)美鈴が丘南一丁目
     小計46分(途中休憩8分を含んでいる)
  • 美鈴が丘(12分)送電鉄塔(5分)縦走路分岐(15分)八幡東三丁目
     小計32分
  • 総合計5時間25分
     (休憩その他探索など全て加える。なお、一般道(50分+16分+1時間14分)も全て加える)

今日の様子

鈴ヶ峰南面・北面を探索するため、歩き回ってみた。

憩いの森入口から堰堤まで登り(ヒヨドリ園地コース)、右折してウグイス園地コースの東屋手前(十字路)まで登り、もう一度堰堤まで下りる。左折して北向きに行き(ヒヨドリ園地コース)、涸れ沢を左に折り返し、一旦鈴ヶ峰南尾根に乗る。右に折り返し、トラバース道を前方に見送って左折、南尾根潅木の中の踏み跡に入り、右折してそのまま尾根を登る。山頂手前のササ原で、左へトラバースする踏み跡あり。少しだけ踏み込んで戻り、山頂に向かう。

東屋下(十字路)の分岐:東屋方面59度、下り118度、堰堤方面270度
涸れ沢の先、212度で進む、振り返ると小ピーク
尾根に乗って右折後、すぐに左折して小さくジグ

山頂に散乱する岩場のすぐ横から踏み跡を下る(257度)。右手からしっかりした道が下りてくる。右折して登って確かめると、山頂部平らな部分の西端部に登りつく。これが正規の井口台コースであった。もう一度井口台コースに入り、岩場の急坂を下る。前方に宮島などを見て下るが、ひざには良くない。下りついたところは、パークタウンバス停 (自動車道最高地点)のわずかに東側になる。

ゴルフ場の南側から東側へ一般道を歩いて回り込み、八幡東四丁目登山口(よう壁の上に南側に階段)に取り付く。高井コース、205mピークからの下山道(地形図点線)を見送り、205m下の鞍部に着く。途中伐採をしたのか、振り向くと、極楽寺山~窓ヶ山がよく見える。

左折して美鈴が丘南コースへ入る。送電鉄塔の西側を北へ下る。団地の最西南端に降り立つ。団地の端を北東に進み、団地よう壁に取り付けられた階段を下りて、三差路陸橋に下りる。自動車道を高井コース登山口まで下る。

高井コースを登る。ヤマザクラをみる。送電鉄塔の西側で主縦走路に合流する。右折して下り、次の送電鉄塔を越えてしばらくして左折、南西側の支尾根に入る。尾根を追って墓所まで下りる(八幡東三丁目)。

その後、自動車道を行く。昼食を持たずに出たので空腹。途中のコンビニでパンを購入する。歩き回った甲斐があって、少しづつ全体のつながりが分かるようになってきた。

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

  • Akimasa Net(2016年01月23日)山行記
    己斐峠~柚木城山~鬼ヶ城山~鈴ヶ峰~八幡東
    (出発:己斐峠(JR西広島駅―山陽本線)、帰着:八幡東(JR五日市駅―山陽本線))

2008年07月05日

Akimasa Net
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鈴ヶ峰312m~西峰(三角点)~美鈴が丘南四丁目
西峰(三角点)から枝尾根を直接下り、美鈴が丘南四丁目に至る
(出発帰着:自宅)

2008年07月05日(土)、単独

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はじめに

土・日をつぶして文章を書かなければならないはめになった。最近は、平日がまったく使い物にならないのでしかたがない。山行をあきらめていると、所属会でプロモーションビデオを作製するので、日曜日にその編集会議をするという。これで、書き物をする時間は土曜日しかなくなった。

気合を入れて書き始めると、何とか土曜日のお昼過ぎにはほぼ仕上げることができた。明け方に雨が降ったようだが、外をみると歩けそうな雲行きだ。小さな懸案事項であった、鈴ヶ峰西峰(三角点)から(縦走路をはずれて)北へ下るルートを確かめたくて出かける。

今日のコース&コースタイム

出発13:59-憩いの森14:23、14:28-上の堰堤14:36-(涸れ沢)-右折14:45-右下から合流14:52-(すぐ左折)-鈴ヶ峰東峰15:00、15:05-鈴ヶ峰西峰(三角点)15:20、15:25-送電鉄塔15:36-団地道路15:46-美鈴が丘公園15:53-(道行地蔵)-帰着16:31

  • 出発(24分)憩いの森(8分)上の堰堤(16分)右下から合流、左折(8分)鈴ヶ峰東峰
     小計1時間01分(憩いの森5分を加える)
  • 鈴ヶ峰東峰(15分)鈴ヶ峰西峰三角点(11分)送電鉄塔(10分)団地道路(7分)美鈴が丘公園
     小計48分(西峰5分を加える)
  • 美鈴が丘公園(38分)帰着
     小計38分
  • 総合計2時間32分(鈴ヶ峰東峰5分を加える)

今日の様子

前回と同じ、堰堤をめざして北向きに登る(ヒヨドリ園地コース)。涸れ沢を過ぎて左折した後、大きく右左折して行く。最後は小さなジグで登る。蒸し暑い、汗びっしょりである。堰堤を過ぎてピッチがあがらない。休み休み登る。

山頂に先着の男性一人ベンチに坐っている。あいさつをして少し休む。宮島も霞むほどの天気である。北側はほとんどみえない。目的の西峰三角点をめざして歩き始める。山頂部でトレーニング姿の男性一人とすれ違う。

西峰までいくつかのコブを越えてゆく。少し前から気付いていたのだが、ピーク(小コブ)ごとに黄色のテープ(番号つき)が巻いてある。

例えば、No.3は、290m台ピーク(地形図表示あり)を越えて、少し行ったところにある岩場(280m台)ピークの向こうの小コブ(井口台西コース下山口)で、No.4は、次の280m台小コブ、No.5は、その先の310m台となっている。西峰三角点手前の310m台小ピーク(地形図表示あり)にNo.6があったかどうか定かではない。いずれにしても、テープを巻きつけることに何の意味があるのかよく分からない。

西峰三角点から北へ下る。急坂ではあるが、意外と歩きやすい。手入れがされているようである。正確には、北東に向けて小尾根を下って行く。やがて送電鉄塔(標高240m台)がみえてきた。この道は、送電鉄塔の管理道として踏まれている道なのであろう。

送電鉄塔を越えて、少し東側に振れたようだ。正面やや左手に鬼ヶ城山をみる。そして、団地道路がほんの少し左手に延びている。足元は、送電鉄塔管理道でよくみられるゴム製の階段になっている。

かなりの急坂を下る。最後は、ゴム製階段もなくなり、急坂を滑り落ちる。逆向きに登るのはしんどいだろう。というよりも、あまり踏み込むべき道ではないといえそうである。

やっと平坦な部分に出て右に振れると、見覚えのある「小さなアルミ製の橋」が見える。ここで、2008年03月15日(土)の山行記の重大な間違いに気が付いた。

前回ここを通った時は、西峰三角点から縦走路をさらに西まで下り、北東に折り返して、今日のコースのさらに北側(下側)を下っている。記録では、「東へ行くと、尾根突端で、右上に延びる送電鉄塔管理道の細い道を分け、荒れ気味の道を直進して下る。すると、鈴ヶ峰西峰から東北東~北北東に落ちている沢に出て、道は消えてしまった」としている。

今日下った送電鉄塔管理道は、前回みた管理道ではない。つまり、もう少し西側にも管理道があるということになる。当然、その管理道も送電鉄塔に登りつくはずだが、今日はよく分からなかった。送電鉄塔に向けて直接道が付いているのだろうか。

「山へ行こう」mjobinさんによれば、この管理道は、そのまま西峰三角点に向けて延びている。西峰三角点から北北東へ流れる小尾根上を行くようである(今日下った尾根の一つ西側の小尾根)。しかし、踏み跡も定かではないという。そして、その途中には、今日私が通過した送電鉄塔に向けて、分岐(踏み跡)があるようだという。(平成14年1月20日(日))

重大な間違いというのは、前回ここを通ったとき、「鈴ヶ峰西峰から東北東~北北東に落ちている沢」の位置を取り違えていたことである。前回、道が消失してしまった地点は、 「鈴ヶ峰西峰から東北東~北北東に落ちている沢」ではない。その沢は、西峰三角点の北北東にある沢であり、今日下った尾根の<西側>にある少し小さな沢である。そして、「小さなアルミ製の橋」があるのが、 「鈴ヶ峰西峰から東北東~北北東に落ちている沢」であり、今日下った尾根の<東側>の沢である。

鈴ヶ峰東峰から北側をみると、この送電鉄塔を左下にみることができる。今日も、「(西峰三角点から)たぶんあの鉄塔のそばを通って下るのだな」と漠然と考えていた。だから、鉄塔から管理道をさらに下って巻き道(美鈴が丘コースの東側)に出たならば、さらに東へ行って荒れた踏み跡に突っ込むか、西に行って、 1本西側の送電鉄塔から北向きに団地へ下りる(美鈴が丘コース)か、どちらかになるだろうと考えていたのだ。

それが、いきなり「アルミ製の小さな橋」に出て、やっと全体の状況に納得がいった。今まで、「アルミ製の小さな橋」は、鈴ヶ峰西峰から東北東~北北東に落ちている沢からさらに東側をやぶの中をつっこんだ地点にあると思い込んでいた。しかし、そうすると、鉄塔管理道がすぐそばに付いていることに合点がいかなかった。その送電鉄塔が、どの位置のものであるのか同定できなかったからである。

さて、今日も前回と同じように、「(平坦部になると)すぐにコンクリート製の細い溝があり、アルミ製の小さな橋が渡してある。そこを渡って左折、団地のよう壁まで少し下る。 西から続く団地よう壁上の金網がちょうど切れる位置になっており、よう壁上を金網を伝ってほんの少し西に行き、団地道路に下りる」

団地内の一番南側(山側)の道路を東北東に向かう。途中で、右手山側よう壁に鈴ヶ峰縦走路登り口(田方へ通じている)があるのをやり過ごし、美鈴が丘公園から道行地蔵に至り、その脇から田方へ抜けて帰宅した。

地図読みの甘さに愕然とした一日であった。逆に言うと、たかが鈴ヶ峰と侮ることは出来ないということである。山に入ったら、怪我と弁当は自分持ちである。

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

  • Akimasa Net(2016年01月23日)山行記
    己斐峠~柚木城山~鬼ヶ城山~鈴ヶ峰~八幡東
    (出発:己斐峠(JR西広島駅―山陽本線)、帰着:八幡東(JR五日市駅―山陽本線))

2006年05月21日

Akimasa Net
ひろしま百山(私の踏み跡)>> 広島湾岸トレイル >> 鈴ヶ峰トップページ

鈴ヶ峰312m~西峰(三角点)~鈴ヶ峰西端部
縦走路を終端まで行き、八幡東三丁目(墓場)で五日市市街地へ
(出発:憩いの森登山口、帰着:八幡東三丁目)

2006年05月21日(日)、EIKO、KEN

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はじめに

山行再開第1回目

心電図上の異常を解消(5月12日)して初めての山行である。入院中に、再開第一回目は孫たちに同行をお願いしていたので、KENが付き合ってくれることになった。歩き始めると早い。負けそうだ。とはいっても今日は大きなアンカー(EIKO)付きなので、よもや置いてゆかれることはないだろう。行き帰りともサポーター(長女)の配車を受けて、おおいにズルをする。なお、チビは小学生になって一人で友達の家へお出かけするのが楽しいらしく、付き合ってはくれなかった。

鈴ヶ峰からの展望を楽しみ、そして西峰向こうまでの尾根下りでは、意外とキツイ下りで脚を鍛えなおすことができた。これから少しづつ慣らしてゆけば、かなり長期間にわたって活動できるものと信じている。

今日のコース&コースタイム

鈴ヶ峰憩いの森入口(井口台中学校の上)10:23-東屋10:40、10:44-平らな部分-10:48、10:51-展望岩場10:54-水場(沢)10:57-左手から合流10:58-お地蔵さん11:01-鈴ヶ峰11:08、12:31-290m台12:35-280m台に隠れたコブ2つ(12:37-12:39)-310m台に隠れたコブ2つ(12:44-12:46)-310m台の小さなピーク(計時なし)-鈴ヶ峰西峰(320.6m 三角点)12:50、12:54-310m台コブ13:02-180m台鞍部(美鈴が丘南一丁目分岐)13:15-205m岩場13:17、13:21-右分岐(古い道)あり13:28-送電鉄塔(140m台)13:32-左分岐(古道?)13:33-コブ13:34-送電鉄塔13:35-コブ(246 度)13:44-60m台13:46-送電鉄塔30m台13:50-墓地13:53-八幡東三丁目信号13:55

憩いの森登山口(31分)展望岩場(14分)鈴ヶ峰(19分)西峰三角点(23分)205m(11分)送電鉄塔(23分)国道
登り:45分、下り:1時間24分(西峰4分、205m4分を加える)
総合計2時間09分(鈴ヶ峰1時間23分を除く)

今日の様子

いつも直登では面白くないので、ウグイス園地(東屋)コースを登ることにする。案内板を左に見て山に入りすぐ右に進む。途中分岐はすべて右にとり東屋に至る(山頂まで0.6km)。宮島218度、海老山230度。左折して尾根上の木の階段を少しがまんして登りきると、平坦な場所にでる。消防署鉄塔を110 度に見る。

右手に尾根をみて、トラバース道をやや下り気味に進むと、左手に展望岩場があらわれる。安芸小富士153度、宮島弥山217度。そのまますすむと、沢(水場)にぶつかり、左手に少し行くと、ヒヨドリ園地からの道と合流する。右折して登り、ジグを繰り返して山頂に至る。

天候は晴れ、ただし少し霞んでいる。それでも、見えないのは、四国、周防大島、椎谷山~牛ヶ首山より奥程度であり、存分に楽しむことができた。また、宮島の大鳥居は双眼鏡なしでは見えなかった。

検討課題:
久地冠山~530mの向こうにも山影がある。滝山の流れか?
丸山は、大茶臼山の樹木にさえぎられるということで間違いないだろう
十方山としては少し見える位置が低い?
灰郷スマモ山(1020.6m)・・・989.0mしか見えていなかったかもしれない

山頂では数多くのチョウが舞っている。アゲハチョウ、ヒョウモンなど。黒い羽の中心部が黄色の大型蝶の名前はなんだろうか。KENはずっと毛虫の観察を続けている。海上ではヨットレース(ディンギー)が始まろうとしている。双眼鏡の性能が悪くて、セールの識別記号までは分からなかった。参加艇50杯以上。

鈴ヶ峰から西はほとんど手を加えていない自然な道が続く。樹木が頭上をおおい、真上から照らしている太陽の光をさえぎってくれる。西峰を過ぎてセミの鳴き声に気づく。ウグイスといっしょに鳴いている。岩場から見下ろすゴルフ場の芝が美しい。

鈴ヶ峰西端部の位置不明

基本的には、あくまでも尾根を追っていった。そして、最後は送電線南側の尾根まで突っ込んでいる。ただし、地形図ではこの尾根上にルート(黒点線)は存在しない。黒点線のあるのは、1本北側の尾根である(さらにもう1本、南側の谷にもついている)。

さて、通ってきた道を大通りから振り返ると、送電線よりやや北側の位置に降り立ったことが分かる。最後の最後に、それだけ左右に大きく振られたということになる。なにはともあれ一番踏まれた道がこの道だったのだ。逆にここから入山する場合には、八幡東三丁目信号(送電線北側)を東に入ればよい。ただし、入口の墓地周辺は完全な私有地である可能性が高い。

後日注:
2007年03月10日(土)山行記で少し訂正した。しかし、これでも不十分なようだ。鈴ヶ峰西峰(三角点)からさらに西へ尾根を追って行った場合、最終的にどの尾根を下ることになるのか。鈴ヶ峰・鬼ヶ城山トップページ(Akimasa.Net) の鈴ヶ峰西端部各山行記リストを参考に再検討する必要があるだろう。

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

  • Akimasa Net(2016年01月23日)山行記
    己斐峠~柚木城山~鬼ヶ城山~鈴ヶ峰~八幡東
    (出発:己斐峠(JR西広島駅―山陽本線)、帰着:八幡東(JR五日市駅―山陽本線))
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鈴ヶ峰312m~西峰(三角点)~鈴ヶ峰西端部~茶臼山城跡(2007/03/10)

Akimasa Net
ひろしま百山(私の踏み跡)>> 広島湾岸トレイル >> 鈴ヶ峰トップページ 極楽寺山トップページ

鈴ヶ峰312m~西峰(三角点)~鈴ヶ峰西端部~茶臼山城跡
八幡東四丁目登山口(縦走路終端)から五日市市街に入り茶臼山城跡へ
(出発帰着:広島市西区)

2007年03月10日(土)、単独

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はじめに

憩いの森登山口~鈴ヶ峰~鈴ヶ峰西峰(三角点)~縦走路~八幡東四丁目登山口~五日市町内~茶臼山城跡(佐伯区城山二丁目)~広電鈴峯女子大前

土日の予定が入ってあまり時間が取れない。自宅周辺で、今秋の行橋~大分間100kmウォークの練習をしてみよう。そこで頭に浮かんだのが茶臼山までの往復ウォークである。

新規開催ページの「ひろしま通になろう」(AKIMASA.NETトップページにリンクあり)を作成している段階で考え付いた。地図をよく見れば、鈴ヶ峰西峰から西へ向えば、途中ロードがあるけれども茶臼山は意外と近い。こうして、今日は山道ウォーキングと車道ウォーキングの2本立てとなった。参考:「夏の花」(原民喜)、原爆献水

今日のコース&コースタイム

出発9:03-井口台中学校(鈴ヶ峰憩いの森入口)9:27、9:29-堰堤(上)9:37-涸れ沢9:38-尾根突端(右折り返し)9:42-左折手前(右下方、沢・水あり)9:47-お地蔵さん9:50-鈴ヶ峰9:54、10:09-小コブ290m台10:12-小コブ310m台10:18-西峰三角点10:21-鞍部分岐180m台(美鈴が丘南一丁目)10:31-岩場ピーク205m10:33、10:37-送電鉄塔西側(右分岐あり)10:43-送電鉄塔10:46-送電鉄塔10:48-小コブ10:51-八幡東四丁目登山口10:59-八幡東3番3号信号11:04-城山南交叉点11:20-取り付き11:31-茶臼山城跡登山口11:36-山頂11:46-登山口11:55、12:00-広電 鈴峯女子大前12:43-帰着13:08

出発(24分)憩いの森登山口(25分)鈴ヶ峰
 小計51分(登山口2分加える)
鈴ヶ峰(12分)西峰三角点(12分)205m(9分)送電鉄塔(13分)八幡東四丁目登山口(5分)八幡東3丁目信号
 小計55分(205m4分加える)
車道ロード
 小計32分
茶臼山城跡周辺
 小計24分(登山口休憩5分加える)
車道ロード
 小計1時間08分
総合計4時間05分(鈴ヶ峰15分加える)

今日の様子

天気は曇り、見通しはあまり良くなさそうである。しかし、穏やかな天気の中を、鈴ヶ峰への取り付きまでの車道を上がる人がいれば、別の山へ登るためにそこを下りてくる人がいる。今日も各山は人でいっぱいだろう。登山道では、スミレが咲き、モクレンの白い花が咲きかけている。ウグイスが鳴く。

最短コースで山頂を目差す。山頂からの展望:窓ヶ山の向こうに東郷山、荒谷山の右奥に海見山、その他、時計回りに、白木山、高鉢山、小田山、灰ヶ峰、古鷹山、宮島、経小屋山あたりまでしか見えない。

中学生が私の後から山頂に駆け上がってきた。西峰に向う私を、しばらく後から追い抜いていった。いいトレーニング場所になっているようである。西峰への山道急坂にはステップがきざんであり、歩きやすくなっている。草刈もしっかりやってある。下山口の近くで、スコップを手にした元青年とすれ違った。感謝あるのみ。

岩場205mピークから鈴ヶ峰ゴルフ場を見下ろす。宮島、船倉山~大野権現山、極楽寺山とその左奥に野貝原山をみる。下山口まではいくつかの分岐がある。

10:31鞍部分岐、「美鈴が丘南1丁目、約13分」
10:37岩場下の分岐、「鈴ヶ峰頂上0.5km」
10:43鉄塔西側の分岐、「鈴ヶ峰頂上0.8km」

鉄塔の真下を二ヶ所通り抜けて下山口に至る。表通りからわずかに東へ入った小道に下り立った。小さな表示板に「八幡東登山口」とある。二万五千分1地形図をよくみると、八幡東~送電鉄塔間の登山道(黒点線)は、送電線の北と南に1本づつあるように記載されている。今日道なりに歩いたのは、送電線<北側>のルートそのものであろう。

2006年05月21日(日)EIKO、KENでは、上記北側ルートの途中で、南の小さな支尾根に乗って送電線の南に入り、最後に右へ振られて、送電線のすぐ北の 「墓場」に下り立っている。表通りの八幡東3丁目3番信号を東に入った小道が取り付きとなる。インターネット情報では、ここを取り付き口としているものがいくつかあるようだ。今日は、その取り付きから、さらにもう少し北に行った地点に下りたことになる。

(上記の表記は、今日のルートから類推して書いたもので、5月21日山行記のものとは少し異なった表現になっている。もう一度現場を確認の要あり)

なお、送電線<南側>のルート(黒点線)は、今日通った2本の送電線鉄塔の中間点辺りを左折して、尾根~谷沿いに下っている。情報によると、今ではあまり踏まれておらずヤブ漕ぎは必須のようである。

鈴ヶ峰から西は、いくら急坂でも木段はまったくなく趣がある。何人もの人が登ってくるのとすれ違った。次回、八幡東の登山口探索を兼ねて、こちらから登ってみることにしよう。

茶臼山城址

(鈴ヶ峰から八幡東へ下りて)、車道を西へ茶臼山(佐伯区城山二丁目)に向う。茶臼山は、植物公園(薬師が丘)の南東にある小山で、地形図では山頂の標高111mとなっている。適度に当たりを付けて歩き、城山中学校の南~西のフェンス沿いに登った。一般的には、城山中学校の北側の車道を上がるのが正解だろう。

茶臼山城跡(茶臼山やすらぎ園)に着いたはよいが、石碑や句碑などが余りに多くあるものだから、肝心の原民喜の碑を見つけることはできなかった。茶臼山山頂までは、曲がりくねった車道(地形図黒実線)を突き抜けて、一直線に山道(花崗岩の 急な階段など)が駆け上がっている。

山頂部は平坦になっており、わずかな窪みがある。山城の跡であろうか。それ以外の遺構があるかどうかはわからない。山頂から東をみると、鈴ヶ峰山頂部と山腹のゴルフ場がみえる。宮島あたりも見えているようだが雑木に阻まれてあまりはっきりとはしない。長居をするような場所ではなさそうだ。

さて、登山道はあまりに急すぎて、下りで使用するのは危険だろう。簡易車道を下りた。句碑やその他記念の石碑が途切れることなく並んでいる。途中に私の母の名前があった。そういえば句碑 を建てたといっていたような記憶が蘇ってきた。

茶臼山城跡(茶臼山やすらぎ園)には、不老長寿延命水が湧き出しており、人々が車で入れ替わり立ち代り訪れて、ポリタンクに湧水を汲んで持ち帰っていた。毎年8月6日の平和記念式典に先立って行われる献水としても使用される湧水である。

後は車道をひたすら歩く。八幡川沿いに国道2号線(宮島街道)を目差した。潮が満ちてきている。砂洲が水没しかかっている。数十羽のカモ類がゆったりと泳いでいる。広島県下有数のカモ類飛来地のそのまたポイントだったようである。カメラを向けてもまったく気にする様子はない。

目の悪い私には、現場ではカモなんだろうなという程度しかわからなかった。撮った写真をみると2種類写っている。日本野鳥の会広島県支部編著「ひろしま野鳥図鑑 増補改訂版」中国新聞社(2002年)を参照したところでは、別々の種と見たのは、オナガガモの雌雄で間違いないだろう。

帰り着いてちょうど雨が少し降ってきた。

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

  • Akimasa Net(2016年01月23日)山行記
    己斐峠~柚木城山~鬼ヶ城山~鈴ヶ峰~八幡東
    (出発:己斐峠(JR西広島駅―山陽本線)、帰着:八幡東(JR五日市駅―山陽本線))
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観音北コース~極楽寺山~牛池周辺探索~倉重コース(2007/03/21)

Akimasa Net
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観音北(三角点)コース~牛池~極楽寺山~牛池~倉重コース~茶臼山(佐伯区城山)~鈴ヶ峰西端部探索
(出発:広電楽々園駅、帰着:広島市西区)

2007年03月21日(水)、単独

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はじめに

極楽寺山の牛池周辺部を探索するため、観音北(三角点)コースに取り付く。牛池近くに登りつくには、このコースが一番近いからである。

牛池周辺には新しい道が開かれていた。極楽寺山のルートバリエーションがまた広がったようだ。とはいえ、そのことに意義があるかと問われれば、よくはわからない。山行は、基本的には他人様の土地を無断で勝手に通らせていただく行為である。だから、バリエーションルートを開発(あるいは再び切り開く)する行為は慎重でなければならないと考える。

佐伯運動公園に下山後、茶臼山(原民喜の石碑)、鈴ヶ峰西端部登山口探索というちょっとした懸案事項を二つ解決しながら、秋の大分100kmウォーキングに向けて歩行距離をかせぐ。

後日注:秋の大分100kmウォーキングは日程の関係で断念した。

今日のコース&コースタイム

広電楽々園(らくらくえん)9:11-広島工大上バス停9:32-西広島バイパス渡りきる9:34、9:37-ゴルフ場入口9:42-五日市観音中学校9:47-五日市観音西小学校9:52-病院前9:57、10:00-山陽自動車道10:04-観音コース登山口10:11、10:18-取り付き10:22-(探索)-観音北コース取り付き10:40-尾根に乗る10:50-510m台ピーク11:06-587.2m三角点11:18、11:22-ピーク11:22-580m台ピーク11:25、11:28-590m台ピーク11:32、11:35-600m台ピーク11:39-土塁11:43-牛池林道11:45-牛池11:49-小尾根12:01-650m台ピーク12:02、12:10-(663m方面探索、小コブ2つあり、戻る)-650m台ピーク12:23-鞍部12:25-牛池分岐12:27-680m台ピーク12:28-蛇の池外周道、魚切ダム方面入口12:31-(木段)-極楽寺山12:38、13:00-トラバース道13:01-木段、右後から合流13:02-気象観測装置13:05-680m台、魚切ダム方面入口(右折)13:06-牛池分岐(左へ)13:09-ほんの小さな沢(右岸から左岸へ)13:13-前方に牛池13:14-(牛池、西から回り込む)13:15-牛池北西角13:19-水苔の池、左分岐あり13:22-登山道右へ入る13:25-倉重谷コース下山口13:30-塹壕状態終了13:44-左分岐(倉重”新”谷コース)あり13:47-左後方から合流13:53-小畠山の一枚岩表示、左分岐あり13:55-左分岐(倉重尾根コース)あり13:56-倉重登山口14:03-倉重川3号橋14:24-広島市植物公園分岐(左折)14:30-茶臼山(原民喜)14:42、14:46-八幡東3丁目3番信号15:09-鈴ヶ峰登山口15:22-鉄塔の下方部(右折)15:33-(南西尾根)-60m台ピーク15:40-送電鉄塔(標高約20m前後)15:43-登山口(墓地)15:44-八幡東3番3号信号15:45、15:47-広電鈴峯女子大前北側16:23-帰着16:51

  • 広電楽々園駅(60分)観音コース登山口(推定7分)観音北コース取り付き(38分)三角点587.2m(23分)牛池林道
    小計2時間34分
    (観音コース登山口7分、北コース取り付き探索15分、三角点4分加える)
  • 牛池林道(4分)牛池(13分)縦走路650mピーク(4分)牛池分岐(右折)あり(4分)蛇の池外周道、魚切ダム方面入口(7分)極楽寺山
    小計32分
  • 縦走路650mピーク休憩8分、陸軍省標石663m方面探索13分
    小計21分
  • 極楽寺山(6分)魚切ダム方面入口(3分)牛池分岐、左折(10分)牛池北西端
    小計19分
  • 牛池(11分)倉重谷コース下山口(33分)倉重登山口
    小計44分
  • 倉重登山口(39分)茶臼山(36分)鈴ヶ峰登山口登り(22分)登山口下り
    小計1時間41分(茶臼山4分加える)
  • 車道ロード
    小計1時間07分
  • 総合計7時間40分(極楽寺山22分加える)

観音北(三角点)コース、取り付き

広電楽々園で電車を下り三筋川右岸に渡る。広島工業大学キャンパスを東側から回り込み、ゴルフ場北側を登る。地形図を見ながら適当に道を選び、山陽自動車道の五日市トンネル西側出口近くをくぐって上を目差す。

観音コース取り付き(造幣局標識あり)は、地形図黒実線(簡易舗装)上の標高約260m付近にある。観音北コース(587.2m三角点経由)の取り付きは、そこをさらに北に行ったところにある(標高約300m)。
注:2008/12/06山行記にて、各取り付き地点の標高を訂正
観音コース約250m、観音北コース約320mくらい

なお、観音、観音北コースそのものは、地形図上には表記されていない。地形図上に表記されている黒実線の先の2本の点線は廃道になっている と思われる。この2本の点線は、両方とも谷ルートであり、近年相次いだ土石流で消失したのかもしれない。

さて今日は、観音北コースの取り付きをさがすのにちょっと苦労してしまった。ここを通ったのは、2004年12月12日の一度きりで、しかも下りだったので、ただ単純に堰堤のところとしか記憶していなかった。改めて今日現地を見ると、堰堤がいくつかあり 、そのうちのどれが取り付きかさっぱり分からない。背丈以上あるヨシの繁った左岸河原を行きつ戻りつしながら、取り付きをさがす。

観音北コースの取り付きは、開放型堰堤(太いパイプを組み合わせて作ってあり、土石流が発生した時、水は流すけれども、大きな岩石はここでしっかり食い止める)のところで、沢を渡った地点(左岸)にある。

取り付き~三角点586.7m

堰堤記号(標高約290m、下記にて後日訂正あり)横から尾根に取り付き、左手に沢を見ながら、尾根を右にして北東に登る。登山ルート地図(極楽寺山百回登山)よりは一つ南のほんの小さな尾根ではないかと思う。取り付いてすぐに沢をのぞくと、崩落箇所があるように見えた。登山道そのものは、倒木はあるもののよく踏まれており気持ちが良い。

:2008/12/06山行記にて訂正
極楽寺山百回登山の方が正確、取り付き地点(開放型堰堤)は、いくつかある堰堤記号のうち標高約320mくらいのところのものである。

尾根に乗るころ右手を見ると、鞍部の向こうに420m台ピークがある。左に振って北へ登る。510m台ピークの先の鞍部から右下に町並みを見る。河内南の団地であろうか。

北~西へ振りながら三角点586.7mに達する。すすきの台地になっており展望はない。三角点のあるのは、どちらかといえば580m台の東端になるだろうか。しかし、西端の方が少し標高が高いようにも感じる。

三角点586.7m~牛池林道~牛池

三角点から580m台西端ピークを通り越して急下り、登るともう一つ580m台ピークがある(そこから、663mピークを267度にみる)。その580m台ピークを急下り、 小コブを二つ通り過ぎ、右手から尾根が合流してくると、590m台ピークである。ピークを北から巻いて登山道は延びている。ピークに踏み跡があり駆け上ってみる。能美島、大黒神島、宮島などを見る。

590m台ピーク北側を巻いて急下り、登ると600m台ピークである。西へ少し下ると、左から登山道(極楽寺山~魚切ダム方面縦走路)が合流してくる。その縦走路に入り、右前方の土塁を通って牛池林道に出る。そこを左折して行けば、牛池林道終端部にある牛池に行き着く。なお、ここから魚切ダム方面に行くには、 牛池林道を右へ行き、すぐ先でふたたび右手山道へ入る。

牛池

牛池の東~南に、地形図黒点線がある。これが牛池めぐりのものであることは間違いない。「リュックかついで」中国新聞社(1980年)の極楽寺山(下)P.162-3の項で、野貝原山の泉水峠から極楽寺山へ至る縦走コース中で紹介されている。

「(三差路の後畑峠から)極楽寺に向け、車道を十五分ほど歩くと中国電力の導標があり、ここから池めぐりコースに入る。高原的な草地や湿地帯を通り、鉄塔下から下り道と分かれて、右手に巻くように登ってゆくと石がきの水路に出る。静寂な池で、もう一つ下方の小さな池に水ゴケが多いところから、「水苔の池」と呼ばれている」。

上記の静寂な池が、牛池であろう。石がきの水路とは、地形図上で、牛池の北の端を東西に真っ直ぐ伸びる線として表記されているものを指していると思われる。ただし、「中国電力・・・池めぐりコース・・・右手に巻くように・・・」というルートそのものについては分からない。

私は、牛池めぐりコースをさがそうと、2003年05月17日、2004年12月25日の二回にわたって、牛池の西側をさぐった。かすかな踏み跡はあるものの、その時はよくは分からなかった。

今日は、地形図上で牛池の東~南に表記されている黒点線を確認してみたくてここまで来た。以前から、牛池の北東角に踏み跡があるように見ていたので、それがどこまで伸びているか確かめたかったのである。

牛池から縦走路に直接上がる

牛池の北側石垣の東側角を見れば、かなり広い部分が整地されている。以前は、そこも藪だったように思うのだが、なんとその横にりっぱな木段があるではないか。踏み込んでみると、踏み跡があり追ってゆく。

確かに、地形図黒点線上を行っているようである。しかし、残念ながら、踏み跡はすぐにわからなくなった。何となく踏まれているような、かすかな痕跡を追って牛池の南側まで達する。そしてそこから、西に向けて踏み込んでみた。

しかし、どこまで行っても、しっかりした踏み跡はなさそうである。しびれを切らせて、左(南)の高みに向けて潅木の中を駆け上がる 。地形図黒点線のやや東側である。なお、この黒点線のルートが新たに切り開かれているのをすぐ後で知ることになる。そして、午後には実際にそこを下ってみた(後述)。

さて、登りつくときれいな登山道がある。極楽寺山693m~魚切ダム方面縦走路である。その位置は、陸軍省標石663m手前(南南西)にある650m台ピーク近くになる。左手にその650m台ピークが見えている。右へ行くと極楽寺山である。

ここでシロモジ探検を思いつき、右の極楽寺山方面には向かわず、左の650m台ピークを越え、その先を急下って(73度を向く)663mに向かう。確か、この辺りにシロモジが多かったはずなのだ。まだ花の時期には少し早いのかもしれない。いずれにしても、シロモジは分からず引き返して極楽寺山に向う。途中、牛池に向けて下る道が新たに付けられているのを発見する。帰りに通ってみることにしよう。

極楽寺山693m

極楽寺山には数組のパーティあり。(大峯山)~阿弥陀山の稜線がきれいに見える。阿弥陀山の左に、湯来冠山、十方山が見えているようである。そのさらに東にあるはずの大峯山は、極楽寺山山頂部の樹木に隠れる。阿弥陀山の右手(深入山、苅尾山方面)も樹木に隠れ、そのさらに右に東郷山(ほぼ真北)があり、東郷山の左10度前後の範囲が見えている。

極楽寺山693m~魚切ダム方面入口~牛池

極楽寺山での昼食を簡単に済ませて、牛池に向けて下ることにする。阿弥陀山の稜線左手がブッシュに隠れる辺りに向けて、登山道が新たに開かれている。そこを下ると、すぐに山頂部トラバース道に達する。この新たに切り開かれた小道を使えば、木段を使って極楽寺山を上り下りする必要はなくなる。

山頂部トラバース道に入って右折、すぐに右後方から下りてくる山頂部木段を吸収して北に向う。680m台で魚切ダム方面縦走路に入る。その先の鞍部手前(標高650m前後)左に、牛池に向けて下る道が新たに付けられている。昔の踏み跡を復活させたものかもしれない。地形図黒点線と位置・角度が一致しているようである。

その地形図黒点線にそって牛池目差して下る。途中で左の小さな沢に入り、牛池南端に達する(昼食前に通った所よりも、ほんの少し西側になる)。2004年12月25日には、これよりもさらに西側のもう少し大きな沢を下って、ほぼ同じ所に下りたことがある。 そのときに、しっかりとした踏み跡が、牛池の西側に付いていることはわかっている。それを思い出し、安心して牛池の西側に回りこんで、北側堰堤に出る。

牛池林道~倉重谷コース

牛池林道を北に向う。昼食前に通った観音北コース出口をやり過ごし、しばらくして、右斜め前の山道に入る。左下に牛池林道を見ながら、倉重谷コース下山口に達する。

以前ここから下った時には、下山口を含めて2箇所ほど、崩落のため通行に多少の注意を要する箇所があった。しかし、今日見る限り、いずれも山側を少し削ったりして整備されており、通行になんの支障もなくなっていた。

参考:以前の記述
倉重谷コース下山口から左手前方を見ると、谷が落ち込んで登山道が崩落しているのが分かる。2001年03月24日には、この倉重”谷”コースを佐伯運動公園まで下った。台風、集中豪雨でかなり荒れており、少々危険を伴うコースだとその時は感じた。(参考:2004年12月23日、再度このコースを下る。2箇所ほど谷側が崩落していたが、注意して通過するのに何の差しさわりもなかった。)

倉重谷コースの上部は塹壕状態になっており、そこに積もったふかふかの落ち葉を踏んで、小岩につまずかないように注意しながら下る。途中で倒木あり、道を北側へ付け替えている箇所もある。倉重”新”谷コース、倉重尾根コースの分岐をいずれも左に見ながら下る。

茶臼山(原民喜の石碑)

佐伯運動公園から倉重川沿いに下り、広島市植物公園を経て、茶臼山に至る。無事、原民喜の石碑を見つける。正面入って一段上がった左手に、その他の石碑(石版)と並んでいる。

鈴ヶ峰西端部を探索

最後に、鈴ヶ峰西端部を探索する。八幡東三丁目の地形図黒点線(2007年03月10日下山口)から鈴ヶ峰西峰(三角点)に向けて登る。取り付きは、大通りの1本東側にある山沿いの細い道(地形図黒実線)である。そこから送電鉄塔(標高210m前後 、後日訂正110m台)の少し下(標高100m前後)まで登ると、南西に尾根が分岐しており、右折してそちらへ入り、再び八幡東に向けて下る。

前回の下りでは、この分岐には気づかず真っ直ぐ下っている。60m台ピークで右に振って下ると、先程の送電鉄塔の1本西の鉄塔がある。その横をくぐり抜けて進み、左に振って下ると、墓地の所に出る。車道に出て大通りに向えば、すぐそこに八幡東3番3号信号がある。あとはひたすら車道を歩くのみ。

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

  • Akimasa Net(2016年01月23日)山行記
    己斐峠~柚木城山~鬼ヶ城山~鈴ヶ峰~八幡東
    (出発:己斐峠(JR西広島駅―山陽本線)、帰着:八幡東(JR五日市駅―山陽本線))

2000年08月06日

Akimasa Net
ひろしま百山(私の踏み跡)>> 広島湾岸トレイル >> 鈴ヶ峰トップページ

鈴ヶ峰312m~西峰三角点~(引き返す)~鬼ヶ城山
(出発帰着:自宅)

2000年08月06日(日)、EIKO(途中まで)

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今日の様子

JR新井口-鈴ヶ峰312m-鈴ヶ峰西峰往復-鬼ヶ城山・鈴が峰公園分岐-道行地蔵-鬼ヶ城山282m往復-道行地蔵-美鈴が丘トンネル(車道)の東側の山道(簡易舗装)-JR新井口

8時15分(原爆投下から満55年)
今年のサイレンは鈴ヶ峰登山の途中で聞いた。
心の中で黙祷をささげる。
今日の記録はこれだけ。

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

  • Akimasa Net(2016年01月23日)山行記
    己斐峠~柚木城山~鬼ヶ城山~鈴ヶ峰~八幡東
    (出発:己斐峠(JR西広島駅―山陽本線)、帰着:八幡東(JR五日市駅―山陽本線))

2006年01月15日

Akimasa Net
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鈴ヶ峰~鬼ヶ城山~草津沼田道路
(出発帰着:自宅)

2006年01月15日(日)、単独

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はじめに

雪の十方山を見る

所用により山行かなわず午後から軽く歩くことにした。曇り空、鈴ヶ峰から瀬戸内の海を眺めると、倉橋火山の右奥に鹿島を認めるなど、まずまずの見通しである。これに対して、山側はあまりはっきりしない。

今日のコース&コースタイム

出発13:23-鈴ヶ峰憩いの森入口(井口台中学校の上)13:48-堰堤13:58-沢(水なし)13:59-折り返し(右へ)14:02-左折(あと300m、右下に水場)14:07-鈴ヶ峰14:14、15:03-鈴が峰公園分岐15:08-送電鉄塔15:18-山田団地分岐-道行地蔵15:23-送電鉄塔右側15:31-大岩(見晴岩)-鬼ヶ城山(陸軍省標石)15:36、15:43-送電鉄塔コブ15:47-送電鉄塔15:51-簡易舗装小道15:52-突き当たり右折(左・山田団地)15:57-草津沼田道路(料金所近く)16:07-西広島バイパス(田方橋)15:20-帰着16:36

  • 出発(25分)憩いの森登山口(26分)鈴ヶ峰
     小計51分
  • 鈴ヶ峰(20分)道行地蔵(13分)鬼ヶ城山(24分)草津沼田道路
     小計1時間04分(鬼ヶ城山7分を加える)
  • 草津沼田道路(29分)帰着
  • 総合計2時間24分(鈴ヶ峰49分を除く)

今日の様子

鈴ヶ峰山頂で一人の中年男性と話をする。鈴ヶ峰からの展望に強い人だ。古鷹山は、その前のクマン岳にじゃまされてみえないだろうという。たぶんそのとおりだろう。さらに、周防大島の白木山の位置をしっかり把握しているなど、相当なものだ。

その人に、牛ヶ首山左奥の阿佐山の話をしていたら、さすがにびっくりしていた。その人に、龍頭山を指してなんという山かと聞かれた。滝山と答えてしまった。展望図が手元にないとこんなものだ。まだまだ修行が足りない。

そして話題は雪の十方山へと移っていった。阿弥陀山と窓ヶ山左肩582mでできる谷間の向こうに雪山をみる。雪山のラインが582mとほぼ同じか、やや低い位置にあるので、最初から十方山とは見ていなかった。立岩山~市間山が見えているのかもしれないと考えたのだ。その人もよく分からないという。

帰宅後、写真を拡大して眺めてみた。十方山そのものだ。ほんとうにまだまだ修行が足りない。十方山1318.9m~奥三つ倉1320m台間の鞍部(論所)がはっきりと見えている。そして、奥三つ倉から左下へ1215m尾根が延びているのが分かる。さらに、それらの上方に、十方山三角点から右奥の十方山最高点1328mに向けて、はっきりとラインが見えている。

これらを踏まえて、展望図に微調整を加えた。

コース概況については、2004年11月03日(水)参照。

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

  • Akimasa Net(2016年01月23日)山行記
    己斐峠~柚木城山~鬼ヶ城山~鈴ヶ峰~八幡東
    (出発:己斐峠(JR西広島駅―山陽本線)、帰着:八幡東(JR五日市駅―山陽本線))

2008年03月08日

Akimasa Net
ひろしま百山(私の踏み跡)>> 広島湾岸トレイル >> 鈴ヶ峰トップページ

鈴ヶ峰~鬼ヶ城山~草津沼田道路
(出発帰着:自宅)

2008年03月08日(土)、単独

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はじめに

2007年11月18日(宮島)以来の山行である。やっと左ひざ関節の状態がよくなり、階段の昇り降りにも痛みを感じなくなった。そこで、ホームグラウンドの鈴ヶ峰で足慣らしをすることにした。また、少し前に「鬼ヶ城山の岩」について情報を頂いており、それを確認するために、隣の鬼ヶ城山まで足を延ばしてみた。参考:八畳岩(はっちょういわ)

今日のコース&コースタイム

出発9:43-鈴ヶ峰憩いの森入口(井口台中学校の上) 10:08、10:14-尾根に取り付く10:25-東屋10:26、10:34-平らな部分10:40-小鞍部10:43-展望岩場10:44、10:49-水場10:50-鈴ヶ峰10:57、11:17- 鈴が峰公園分岐11:19-平らな場所11:26-送電鉄塔11:35-道行地蔵11:39-八畳岩11:51、12:00-鬼ヶ城山12:03-(小八畳岩、探索)-鬼ヶ城山12:46 -送電鉄塔12:51- 小コブ250m台12:53-小コブ240m台12:55-送電鉄塔12:56-送電鉄塔(左横奥)12:57-送電鉄塔13:02-山田団地分岐13:04-草津沼田道路13:13、13:17-帰着13:54

  • 出発(25分)憩いの森登山口(30分)鈴ヶ峰
     小計1時間14分(休憩数回の合計19分を加える)
  • 鈴ヶ峰(22分)道行地蔵(15分)鬼ヶ城山
     小計46分(八畳岩9分を加える)
  • 小八畳岩
     往復2分、休憩36分
  • 鬼ヶ城山(27分)草津沼田道路(37分)帰着
     小計1時間08分(道路登山口4分加える)
  • 総合計3時間33分
     (小八畳岩38分除く、鈴ヶ峰20分および鬼ヶ城山2回5分加える)

今日の様子

鬼ヶ城山山頂近くに大岩があり、すばらしい見晴らしを提供してくれている。大岩の具体的な位置は、鬼ヶ城山282.4mの南西(道行地蔵側)で、標高270m前後の縦走路上である。

その大岩のことを、八畳岩(はっちょういわ)と言うのだそうである。以前は見晴岩と言っていた岩のことである。情報提供者:ホームページ「美鈴の杜」 管理人、美鈴の杜仙人さんによれば、「この岩は磐坐で地震で二つに割れたと記録があり、このほどその片割れを確認できました」とある。また、岩の名前を市役所に訂正してもらったともいう。

今日、その八畳岩に行ってみると、「鬼ガ城山頂の南斜面を少し下がったところに小八畳岩がこのたび確認できました。伝説によると二枚の岩は一枚でしたが、あるとき地震で半分に割れ、半分が落下して小八畳岩になったそうです」という文面などを含む案内板が設置してあった。(情報では、2008年2月11日設置とのこと)。

鬼ヶ城山山頂から南東(太田川放水路)の方角に、小八畳岩の位置を示す標識がある。山頂から1分くらい下ると、そこに小八畳岩があった。新しく付けられた踏み跡は、ふかふかで気持ちよい。そして、小八畳岩からの見晴らしもよい。

小八畳岩の位置は、鬼ヶ城山から南東に流れる支尾根上になる。くわしくは、眼下の西広島バイパス向こうの小さな山*(標高100m台、山頂付近にお寺あり)と、宇品島先端部ピーク(標高50m台)を結ぶ線の延長線上になる。標高は270mくらいだろうか。*草津八幡宮のある山:行者山あるいは力箭山(りきやせん)ともいう。

八畳岩と小八畳岩の間には、谷が入り込んでいる。したがって、八畳岩が二つに割れて、その片割れが小八畳岩の位置に転がり落ちるかどうか、ちょっと分からない。さらに、これらの岩が同一のものであったと証明できる学術上の証拠があるかどうか(二つの岩の組成が同じであり、かつ二つの断面がぴったり合うなど)。

伝説上の話としては面白い。ホームページ「美鈴の杜」には、八畳岩や小八畳岩など鬼ヶ城山をめぐる活動記録が紹介されている。美鈴の杜仙人さんによれば、「鬼ガ城については、まだまだなぞがあり、他にも古代の遺跡が残っているのではないかと考えています」とのこと、今後の成果が楽しみである。また、参考文献として、都築要著「広島史話伝説〈第4輯〉安芸備後の巻 巨石文化財篇」 郷土史研究会(1970年)を教えていただく。

風は少し冷たいものの、日差しには何となく温かいものを感じる。帰宅後、近くの公園をのぞいてみると、子供づれの親子が幾組みも遊んでいた。

さて、膝の感触を確かめるようにして、鈴ヶ峰登山口に至る。ここまでは特に問題なし。登山口には杖が幾本か用意してあり、そのうちの1本をありがたく借り受ける。

今日はウグイス園地コースを行くことにした。登山口から右手に行くコースである。登山口(標高90mくらい)から、地形図点線よりも少し右側(谷の左岸)を北上し、やがて右にそれて、南に向けて流れる支尾根に取り付く。

支尾根の手前で、踏み跡に向けてまっすぐ進んだので、東屋のやや下方で支尾根に取り付く形となった。ほんの少し左へ上がると東屋がある。東屋の位置は、標高200mの太い線が南に少し張り出している地点と思われる(尾根の方向345度)。ここまで、おおまかな位置を把握している限り、どの道を進んでも大丈夫である。 (注:2008/03/15山行記で訂正、東屋220m)

東屋から尾根を少し登り、やがて、鈴ヶ峰をほぼ真正面(やや左)にして、左下に谷を見ながら、気持ちのよい巻き道をほんの少し下り気味に行く。鞍部を過ぎ、谷を左へ回りこんだところに展望岩がある。標高250mにある崖マークあたりだろう。

展望岩を西にほんの少し行くと、水場がある。標高250mの太い線が少し切れ込んで、沢になっていることを表わしている。水場を過ぎて少し登ると、左からヒヨドリ園地コースが合流する。その後は、小さなジグを繰り返し、山頂に至る。

天気はよい。しかし、少し霞んでいる。

似島(安芸小富士)の右奥に、江田島を見る。それらの後に、倉橋火山も見えている。西能美島の左奥には、岳浦山(倉橋島南西端)、陀峯山(東能美島)がかすんでいる。

西能美島の右奥は、大黒神島、甲島まで。
宮島~経小屋山の間に、524.6m三角点(JR岩徳線欽明路トンネル南側)、神ノ内山432.8m(JR岩徳線欽明路トンネル北側)、蓮華山を見る。
大野権現山の右に、上勝成山がかすむ。

阿弥陀山の右奥に、雪山があるようだ。灰郷スマモ山・・・989.0m、十方山~奥三つ倉、立岩山~市間山のどれが見えているのだろうか。双眼鏡がなくてはっきりしない。市間山の位置に、山影(雪が光っている?)を認めるのは初めてである。

ビッグアーチの白い屋根の左奥に、滝山を見る。椎谷山まで見えているのかどうかははっきりしない。ビッグアーチの右奥には、龍頭山があり、その右に牛頭山~本串山がある。

荒谷山の右奥に、海見山、堂床山を見る。
大茶臼山~柚木城山~鬼ヶ城山を見る。
古田山(315m)の向こうに宗箇山があり、それらの右奥に白木山が霞む。

二ヶ城山、松笠山、牛田山が折り重なって見えるのが、何とか分かる。二ヶ城山の後に高鉢山、それらの右に、呉娑々宇山が大きく裾野を広げている。呉娑々宇山の右裾奥には、曽場ヶ城山~水ヶ丸山が見える。

その他、小田山、灰ヶ峰、野呂山が霞む。

鈴ヶ峰から鬼ヶ城山に向けて北上する。最初はゆるく下り、分岐を右に見送って、ロープ伝いに急下る。ここを下ることができれば、膝関節の状態は万全ということになる。今日一番試してみたいコースである。これが広島市内かと思うほどの自然林の中を急がずあせらず下る。悪くない。240m台の平らな所まで思いのほかスムーズに下ることができた。合格。

再び少し下り、210m~200m台のヤセ尾根をゆったりと行く。送電鉄塔のそばから一コブ(トンネルの上を)越えて、下れば道行地蔵である。そのまま、まさ土の道を行けば、送電鉄塔(標高250mくらい)のそばを通って、八畳岩に登りつく。その位置は、標高270m台最西端部辺りである。

八畳岩、鬼ヶ城山、小八畳岩で遊んだ後(このページ上段に記載)、さらに北をめざす。いきなりの急下りである。ロープに加えて、アルミ製の梯子まで用意してある。

その後ゆったりと行き、250m台小コブに送電鉄塔がある。その後、小コブを2つ越えて少し下ると再び送電鉄塔があり、右前方には大茶臼山(マイクロウェーブの白い建物)が近づいてくる。すぐに送電鉄塔を左横奥に見る。すると、道は左下の山田団地のよう壁上の簡易コンクリート道に変わる。

山田団地分岐を右折して小さな尾根を乗り越え、右手にみごとな竹林の谷、左手に尾根を見ながら、逆に南下する。下り立った所は、草津沼田道路に沿った一般自動車道のさらに側道である。

鈴ヶ峰からここまでは、登山道はほぼ地形図点線のとおりと考えてよい。ただし、細かいことを言えば、草津沼田道路側の下山口は、地形図点線よりは少し東側で、南北に走る側道に下り立つ。

左ひざ関節の状態は非常によい。
今後とも山行を続けることができそうである。

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

  • Akimasa Net(2016年01月23日)山行記
    己斐峠~柚木城山~鬼ヶ城山~鈴ヶ峰~八幡東
    (出発:己斐峠(JR西広島駅―山陽本線)、帰着:八幡東(JR五日市駅―山陽本線))

2006年06月04日

Akimasa Net
ひろしま百山(私の踏み跡)>> 広島湾岸トレイル >> 鈴ヶ峰大茶臼山トップページ

鈴ヶ峰~鬼ヶ城山~315m峰
(出発帰着:自宅)

2006年06月04日(日)、単独

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はじめに

鈴ヶ峰~大茶臼山手前縦走
憩いの森登山口~鈴ヶ峰312m~鬼ヶ城山~草津沼田道路~古田山315m往復~草津沼田道路~西広島バイパス

山行再開第3回目
先週は、鈴ヶ峰に登るだけで目一杯になってしまった。今日はどうだろうか。調子をみるために再び自宅から歩き始める。鈴ヶ峰から鬼ヶ城山を越え、一旦草津沼田道路に下って柚木城山~大茶臼山をめざす。そして、柚木城山手前の315m(古田山)で昼食タイム。そこでちょっとだけ悩んでしまった。どうも今登ってきた道がはっきりしない。最初から尾根上を登ったのは間違いないのに、ルートが確定しない。気になってしかたがないので、315mから往路下山で確かめることにした。

今日のコース&コースタイム

出発8:15-井口台中学校(鈴ヶ峰憩いの森入口)8:42-下の堰堤8:51-上の堰堤8:56、8:57-沢(水なし)8:58-右折り返し9:03、9:12-左分岐あり9:14-左折手前(右下方、沢・水あり)9:19-右折9:22-左折9:24-お地蔵さん、右折9:25-鈴ヶ峰9:30、9:52-コブ9:55-右分岐あり9:56-鞍部10:01-コブ10:02-送電鉄塔10:09-分岐(右下山道あり)10:10-道行地蔵10:15-コブ10:20-小コブ10:28-大岩(見晴岩)10:30、10:46-鬼ヶ城山10:48、10:50-送電鉄塔10:55-250m台小ピーク10:59-送電鉄塔11:01-簡易舗装道11:03-山田団地口(右折り返し点)11:09-草津沼田道路口(鬼ヶ城山方面)11:23-(移動)-草津沼田道路(柚木城山方面)11:30-手摺階段終わり11:36-休憩(尾根94度)11:48、11:52-右へ少し振る113度11:54-右下分岐あり11:55-左振る66度なだらか-コブ11:57-鞍部11:58-登り59度-コブ12:00-鞍部-右へ12:01-315m(古田山)12:06、13:12-送電鉄塔(右横 100m位、282度-分岐あり(右後)、進行方法200度平坦-小々コブ13:19-急下る243度-平坦213度13:20-緩い登り-小コブ13:23-ゆったり下る240度-左前方踏跡13:25-少し下る302度-277度13:28-どんどん下る253度13:32-急下る-展望13:34、13:40-255度ゆったり-一旦220度13:44-248度に戻す-階段上部13:45、13:48-305度13:50-草津沼田道路(柚木城山方面)13:51-田方陸橋( 西広島バイパス)14:10- 帰着14:30

  • 出発(27分)憩いの森登山口(48分)鈴ヶ峰
     小計1時間15分
  • 鈴ヶ峰(23分)道行地蔵(33分)鬼ヶ城山三角点(33分)草津沼田道路
     小計1時間31分(鬼ヶ城山2分を加える)
  • 草津沼田道路(7分)登山口移動(36分)315m
     小計43分
  • 315m(39分)草津沼田道路(19分)田方陸橋(20分)帰着
     小計1時間18分
  • 総合計5時間09分(鈴ヶ峰22分を加える、315m1時間06分を除く)

今日の様子

ゆっくり歩いていて、ご老体に道をゆずってしまった。9:03折り返し地点で一旦尾根に乗る。アルパーク連絡橋の中間点を見て148度(磁北から)である。鈴ヶ峰から南に流れる尾根の標高230m台あたりだろう。その後も折り返すたびに同一場所に対する角度を測ってみた。いずれも155~156度で、尾根の東面をジグっていることがよく分かる。山頂からの展望はほとんどない。先に行く。

鈴ヶ峰の下りは急で自然の色濃く、これが副都心近くの山とは思えない風情がある。道行地蔵を越えて鬼ヶ城山に向う。途中の見晴岩で休息。岩から見下ろすとヤマボウシの白い花が見える。右に送電鉄塔274度、見晴岩の位置は、270m台南西端辺りと思われる。そこから平坦な道をしばらく行き、ちょっと登ると鬼ヶ城山山頂である。

鬼ヶ城山を過ぎてすぐに鉄製の梯子がかかっている。まさ土の登山道は真中が大きくえぐられて荒れてきている。迂回路が作られて踏まれつつあるようだ。登山道の整備に感謝して通り過ぎる。さて、団地近くの登山道は、パワー ウォーキングやランニングのコースでもあるようだ。元気のいい人たちと幾人も行き交う。

山田団地口で、数羽のウグイスが鳴き交わす声に聞きほれながら、草津沼田道路に向って下る。途中にりっぱな竹林がある。"竹の子盗るな"という張り紙が幾枚も張ってある。"李下(りか)に冠(かんむり)を正さず"、その前に"瓜田(かでん)に履(くつ)を納(い)れず"が入るのかな。竹の子の季節の通行は控えた方がよいのだろうか。

草津沼田道路を渡り、料金所のすぐ手前から再び山に入る。いきなり手摺つきの木製階段が続く。かなりこたえる。しかし、階段下方部で多少草が被るものの、全体的にクモの巣はほとんどなく倒木も片付けられている。ここでも登山道を整備する人たちがいるようだ。感謝。

315m(古田山)からは、太田川左岸の二ヶ城山、松笠山、牛田山までしか見えない。呉娑々宇山すらほとんど霞んでいる。310m台南端部から鬼ヶ城山手前の左右送電鉄塔を見る。右(270m台)269度、左(300m台前後)220度。ここで左の送電鉄塔の位置がどこかで悩んでしまった。登ってきた尾根にはなかったはずなのだ。 そこで、315mから往路下山して確かめることにした。

310m台平坦部南端から、225度で急下る(地形図上に登山道の表示はない)。その方角より少し左に送電鉄塔(220度)が見えている。この鉄塔が建っている尾根(南西に延びる尾根)を、登山道が通っているかどうかを問題にしているわけだ。そして、右にも送電鉄塔があるのは先ほど確認したとおりだ。しかし、この尾根(西北西に延びる尾根)を登山道が通ることはないだろう。

しばらく下ると、右の送電鉄塔を真横く(282度)に見る。その距離約100m位か。さらに少し下ると、右後に延びる分岐がある(推定標高280m台)。ここで地形図上の登山道をとらえたようだ。その登山道に従って、ほぼ平らな280m台を200度で下る。

ほんの小さなコブをみた後で、急下って(243度)260m台まで下り、平らな部分を213度で進む。途中に小さなコブがあり、それを越えるとゆったりと 240度で下る。左前方に踏跡(地形図上の登山道)を分けて、302度で260m台から250m台まで下り、さらに277度でどんどん下り、そして253度で急下る。

問題の鉄塔は、地形図上の登山道(尾根筋)の230~240m台に建っているようだ。これに対して、草津沼田道路に下りる登山道は、その鉄塔に至る手前で、さらに西側に派生している尾根に乗り換えて下っている。つまり、260m台~草津沼田道路間には、地形図上の登山道表示はない。

急下りが終わると、左が開けている。左に新しい送電鉄塔(田方一丁目)197度、鬼ヶ城山239度、推定標高190m弱。ここから255度でゆったり下る。一旦220度を向き、すぐに248度に戻して、階段上部に達する。結局、315m峰からここまでずっと尾根を追ってきて、ここから先は尾根が切れ落ちている。階段283度、料金所275度、推定標高180m。階段は、地形図の道路法面記号の北東面に沿って付けられている。

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

  • Akimasa Net(2016年01月23日)山行記
    己斐峠~柚木城山~鬼ヶ城山~鈴ヶ峰~八幡東
    (出発:己斐峠(JR西広島駅―山陽本線)、帰着:八幡東(JR五日市駅―山陽本線))

2000年10月29日

Akimasa Net
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鈴ヶ峰~鬼ヶ城山~柚木城山~大茶臼山~宗箇山
(出発:JR新井口駅、帰着:JR西広島駅―山陽本線)

2000年10月29日(日)、単独

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今日の様子

鈴ヶ峰・鬼ヶ城山~柚木城山~大茶臼山縦走、宗箇山まで

JR新井口-鈴ヶ峰312m-道行地蔵-鬼ヶ城山282m-草津沼田道路-柚木城山339m-己斐峠-大茶臼山413m(ここまでで実働4時間)-宗箇山356m-三滝寺-(歩く)-JR西広島

後日注:実働4時間(鈴ヶ峰~大茶臼山)の意味が、途中休憩を含んだすべての時間を意味するのか、休憩を含まない実際の行動時間だけを意味するのか、不明となっている。

大茶臼山~畑峠から、丸山~火山~武田山縦走路(尾根筋)を行くつもりだったが、畑峠の先で分岐を右手前方に下ってしまい、宗箇山に向けて超急坂を登り返すはめになってしまった。その時は、宗箇山からBコースで三滝寺まで下る。

今日の記録は、以上のみ。

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

  • Akimasa Net(2016年01月23日)山行記
    己斐峠~柚木城山~鬼ヶ城山~鈴ヶ峰~八幡東
    (出発:己斐峠(JR西広島駅―山陽本線)、帰着:八幡東(JR五日市駅―山陽本線))

2010年09月19日

Akimasa Net
ひろしま百山(私の踏み跡)>> 広島湾岸トレイル >> 鈴ヶ峰大茶臼山トップページ

鈴ヶ峰312m~鬼ヶ城山~柚木城山
(出発:自宅、帰着:JR西広島駅(己斐峠経由))

2010年09月19日(日)、単独

20100919-142332.jpg

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はじめに

今年は極暑、なかなか山行の機会を作ることができない。それでもやっと朝晩涼しくなってきた。足腰の鍛錬に少し歩いてみる気になり、昼から出かける。渡る風には秋の匂いを感じるものの、日中は依然として真夏日。それでも足は軽く、大茶臼山まで登る元気が残っていた。しかし、日没との戦いを避けて、己斐峠から車道を下る。

今日のコース&コースタイム

出発12:34-JR新井口12:43、12:45-憩いの森登山口13:02-第2堰堤13:12-(小さな沢)-右屈折点13:17-左屈折点(鈴ヶ峰山頂まで300m)13:25-ぼけ封じ地蔵13:29-鈴ヶ峰東峰13:34、13:43-鈴が峰公園分岐13:49-十字路14:06-道行地蔵14:10-八畳岩14:26-鬼ヶ城山14:28-山田団地分岐14:52-草津沼田道路(鬼ヶ城山登山口)15:08-(信号待ち数分)-草津沼田道路(柚木城山登山口)15:15-右分岐あり15:33-右315mへ15:37-315m(古田山)15:41、15:55-巻き道合流16:00-送電鉄塔16:06-送電鉄塔16:12-右柚木城山へ16:16-柚木城山16:18-巻き道合流16:19-送電鉄塔16:27-隣りの送電鉄塔16:28-送電鉄塔16:32-送電鉄塔16:36-広島県道265号線16:46-己斐峠16:48-大茶臼山登山口(国泰寺手前)16:50-広島己斐団地入口17:12-JR西広島17:43

  • 出発(28分)憩いの森登山口(32分)鈴ヶ峰東峰
    小計1時間00分
  • 鈴ヶ峰(27分)道行地蔵(18分)鬼ヶ城山(40分)草津沼田道路、鬼ヶ城山登山口
    小計1時間25分
  • 草津沼田道路の登山口移動
    小計7分(信号待ち数分あり)
  • 草津沼田道路、柚木城山登山口(26分)315m(23分)柚木城山(28分)広島県道265号伴広島線、柚木城山登山口
    小計1時間31分(315m14分を含む)
  • 自動車道(2分)己斐峠(2分)大茶臼山登山口、国泰寺手前(22分)己斐団地入口(31分)JR西広島
    小計57分
  • 総合計5時間09分
    (鈴ヶ峰9分を加える)

今日の様子

さすがにこの時期、山の中を走り回るランナーもいない。犬の散歩もない。鈴ヶ峰山頂で1~2組のハイカーを見たのみ。静かな山行を楽しむ。汗をかき、ズボンの腰回りが湿っているのが見た目にも分かるものの、それ程の辛さは感じない。

鬼ヶ城山からの下りで、荒れた登山道を避けて新しいルートが開かれている。かなり西向きに下っているので、そのままどこかの団地まで下っているのかと思い、途中から引き返した。おそらく、大きく西(左手)から回り込んで作られているのだろう。元の道を少し下った所の左手に踏み跡があったので、たぶんそうだろう。

それにしても、鈴ヶ峰山中に入れば、ここが広島の住宅街に囲まれた地域かと思う程の自然が残っている。ただし、登山道がかなり荒れてきて、深くえぐられた箇所がいくつもある。これ以上登山道を傷めないよう注意して歩きたいものである。

己斐峠手前で自動車道に降り、そのまま右手の己斐峠まで少し登る。峠を越えてさらにほんの少し下った左手に、大茶臼山登山口があったはずだが・・・・・板壁でふさがれた箇所があり、そこが登山口の「セメントで固められた斜面にある石畳の坂道」(「ひろしま百山」中国新聞社1998年)p.88かもしれない。評判の悪かった板チョコ状の簡易コンクリート道を歩くことはもうできないのだろうか。

新しい登山口は、そこからさらに少し下ったところにある。つまり、国泰寺手前の左手斜面に取り付けられた急坂の簡易舗装道である。その簡易舗装道を登ると、しばらく前に修復された良い踏み跡があるので、そちらを推奨しているのであろう。

自動車道は車の数が多い。国泰寺を過ぎたあたり(バス停己斐峠)で歩道はなくなる(白いラインのみ)。それでも片側二車線には十分な道幅があり、危険という程のこともないが気をつける必要がある。

己斐団地入口を過ぎ、生活道路まで下りてくると道幅は狭くなり、時には車の離合にも支障がでてくる。そこをかなりのスピードで車が行き交う。スーパーの買い物客の車が、警備員の指示に従わず飛び出そうとしてくる。ロードは好きでないがバスを待つのも嫌いだ。やっぱり山の中を歩くのがいい。

とはいうものの、ふらっと出かけた割にはほぼ予定どおり歩けて満足。

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

  • Akimasa Net(2016年01月23日)山行記
    己斐峠~柚木城山~鬼ヶ城山~鈴ヶ峰~八幡東
    (出発:己斐峠(JR西広島駅―山陽本線)、帰着:八幡東(JR五日市駅―山陽本線))

2010年07月04日

Akimasa Net
ひろしま百山(私の踏み跡)>> 広島湾岸トレイル >> 鈴ヶ峰トップページ

鈴ヶ峰312m~鬼ヶ城山
JR新井口駅~憩いの森~鈴ヶ峰東峰~道行地蔵~鬼ヶ城山~道行地蔵
(出発帰着:自宅)

2010年07月04日(日)、単独

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はじめに

今年7月に富士山に登ることになった。長男に声をかけられその気になった。しかし、諸般の事情で最近は全く山に行っていなかった。トレーニングをしないと・・・というので、諸々の予定に一旦めどをつけて山行再開。ただし、ここのところの雨続きで思うようにならない。

先週は、土日とも雨でつぶれた。今週も昨日土曜日は雨、今日日曜日はどうだろうか。朝起きると曇り空で雨は降っていない。しかし何だか怪しげな雰囲気である。雨のあがっている間に、ちょっと鈴ヶ峰山頂まで行ってこよう。

武田山まで縦走のグループ?
大汗をかく、敗退、-未完-

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

  • Akimasa Net(2016年01月23日)山行記
    己斐峠~柚木城山~鬼ヶ城山~鈴ヶ峰~八幡東
    (出発:己斐峠(JR西広島駅―山陽本線)、帰着:八幡東(JR五日市駅―山陽本線))

2010年06月06日

Akimasa Net
ひろしま百山(私の踏み跡)>> 広島湾岸トレイル >> 鈴ヶ峰トップページ

鈴ヶ峰312m~鬼ヶ城山~小八畳岩
JR新井口駅~鈴ヶ峰東峰~道行地蔵~鬼ヶ城山~小八畳岩探索
(出発帰着:自宅)

2010年06月06日(日)、単独

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はじめに

今年7月に富士山に登ることになった。長男に声をかけられその気になった。しかし、最近諸般の事情で全く山に行っていない。トレーニングをしないと・・・というので、二日続けて近場の鈴ヶ峰。

今日は、鬼ヶ城山~小八畳岩を経て下山するルートを探索するつもりであったが、ヤブ道に嫌気して引き返す。道行地蔵まで引き返し、そこから逆に攻め登ってみたがよく分からない。再び道行地蔵まで引き返し、トンネル横の山道を抜けて車道に出る。そのまま、地道を宮島街道に向けて下る。

今日のコース&コースタイム

道行地蔵~鬼ヶ城山往復、生ログ未調整(登り下りともに全く同じコースであり、ほんの少し枝分かれしている箇所もあるが、登山道が大きく2本に分かれることはない)
道行地蔵の位置、微調整の要あるか
その他、「山行ルート図・鈴ヶ峰(電子国土)」自体を
昨日今日の結果に基づいて再吟味する必要あり

出発14:40-JR新井口14:47-憩いの森登山口15:05、15:06-第一堰堤15:11-第二堰堤15:13-(沢渡る、枯沢)-右屈折点15:17、15:20-右下分岐あり15:25、15:26-ぼけ地蔵15:29-鈴ヶ峰東峰15:33、15:43-公園右分岐あり15:48-十字路16:03-道行地蔵16:07-休憩あり16:14-小コブ16:16-鉄塔横16:22-八畳岩(はっちょう)16:26、16:33-鬼ヶ城山三角点16:34、16:35-小八畳16:36、16:42-(引き返す)-鬼ヶ城山16:44、16:50-(引き返す)-道行地蔵17:00-探索(引き返す)-道行地蔵17:13-車道17:16-田方4号トンネル(西広島バイパス)17:28-帰着17:40

  • 出発(25分)憩いの森登山口(27分)鈴ヶ峰
    小計53分(憩いの森1分を加える)
  • 鈴ヶ峰(24分)道行地蔵(19分)八畳岩(1分)鬼ヶ城山
    小計51分(八畳岩7分を加える)
  • 小八畳岩往復3分、および小八畳岩周辺探索6分
    小計9分
  • 鬼ヶ城山休憩2回
    小計7分
  • 鬼ヶ城山(10分)道行地蔵(13分)鬼ヶ城山登山道の東側探索
    小計23分
  • 道行地蔵(3分)車道(24分)帰着
    小計27分
  • 総合計3時間00分
    (すべての時間、鈴ヶ峰東峰10分を加える)

今日の様子

二日続きの鈴ヶ峰である。今日は東鋒をこえて、北側の道行地蔵まで下る。登山道が深くえぐれて崩れている。その側に小さな巻き道が出来ている。遠くで車が走る音が聞こえている。そんな場所で、おどろくほどの山深さ、これが鈴ヶ峰。

道行地蔵から、鬼ヶ城山山頂部の八畳岩を経て、山頂(三角点)に至る。そこから小八畳岩に向けて、東向きに下る。さらにその下にロープが付いている。

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〈写真〉八畳岩(はっちょういわ)から鈴ヶ峰を見る。
(東鋒312m(正面左)、西鋒三角点(右)である)

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〈写真〉小八畳岩から古田台を望む。
(その左奥に古田山315m~柚木城山~大茶臼山を見る)

今日は、小八畳岩から東に向かって下って行くつもりだった。そして、時計回りに東~南~西と行けば、どこか既存の道にぶつかると何かで読んだ記憶がある。しかし、なぜだか気が向かない。三角点まで引き返して道行地蔵まで元来た道を下る。

道行地蔵まで下る途中で、飼い主と散歩中の犬にほえかけられる。静かな山中で気分が悪くなる。それに、イノシシや、もしかしてクマでも刺激したら、こちらまで巻き添えにされて身が危ない。(これ以上コメントするつもりはないが)

しかし、それにしても、小八畳岩が気になる。このまま帰るわけにもゆくまい。道行地蔵前の広場から南東向きに踏み込んで、鬼ヶ城山東面を少し探検をしてみることにする。初めての場所である。

金網付きの幅広の簡易舗装道が延びている。すぐに簡易舗装道は終わり、その先を細かいステップの木段で急下る。左に折り返し、同じような木段を、今度は北向きに登る。

左手に尾根がある。その上には、先ほど登り下りした道行地蔵~鬼ヶ城山登山道があると思われる。

やがて、木段は踏み跡に変わる。このまま行けば、鬼ヶ城山(小八畳岩)まで行けるのだろうか。時間的にはあまり余裕がない。それに、やっぱり面白くない。だけど、尾根まで駆け上がるにはちょっとしんどそうだ。ということで、元来た道を素直に引き返し、再び道行地蔵。

道行地蔵の広場から、一段下った所にある小路(簡易舗道)をたどって南に下り、自動車道トンネルの南側、西詰めに降り立つ。そこから地道をたどり南向きに下る。

翌日からの筋肉痛は全くなかった。2日目の山行がクールダウンになったのだろうか。それにしても、あの木段は何なんだ。人目につかない所で予算を使ったのか。

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

  • Akimasa Net(2016年01月23日)山行記
    己斐峠~柚木城山~鬼ヶ城山~鈴ヶ峰~八幡東
    (出発:己斐峠(JR西広島駅―山陽本線)、帰着:八幡東(JR五日市駅―山陽本線))

2016年01月23日

Akimasa Net
ひろしま百山(私の踏み跡)>> 広島湾岸トレイル >> 大茶臼山鈴ヶ峰トップページ

広島湾岸トレイル(モデル山行記)
柚木城山~315m峰~鬼ヶ城山~鈴ヶ峰
(出発:己斐峠(JR西広島駅―山陽本線)、帰着:八幡東(JR五日市駅―山陽本線))

2016年01月23日(土)、広島湾岸トレイル体験登山(第14回、非公式)

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〈写真〉国泰寺入口から、西向きに己斐峠を目指して自動車道を行く、9時13分

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はじめに

注:第14回体験登山は、天候不良で二度順延となり、3月19日(土)無事実施された。しかし、当Web作者は公式登山には参加することができなかった。とはいうものの、今日の山行にて当該コースをきちんと歩き切っているので、今日の山行をモデルコースとして取り扱うこととする。

以下、2016年01月23日の山行記(非公式日)。

今世紀最大の寒波が西日本を襲った。

広島湾岸トレイル体験登山(第14回)は、前日夜の天気予報(降水確率40%以上)で自動的に中止と決定。ところが当日朝の天候は曇り、集合場所にやって来た8名で急遽個人的なグループを結成して、予定コースを歩くことにする。一時は晴れ間ものぞく中、それ程の寒さも感じることなく無事ゴールまで歩き切る。

翌日(日曜日)は、第21回全国都道府県対抗男子駅伝である。小雪のちらつく中、大会関係者のご努力によって無事レースが行われた。結果は優勝・愛知、二位・広島、三位・埼玉の順であった。前回タスキを手渡しすることができず失格となった愛知の気迫が、広島、埼玉など有力チームを上回った結果となった。

さらにその翌日、月曜日の朝は広島市内も雪景色となった。前日(日曜日)の午後10時半ころには、沖縄本島(宜野湾市)で観測史上初の雪(実際には”みぞれ”)が降ったという。

沖縄本土復帰(1972年5月15日(昭和47))前、私たちの学部には一学年(約80名)に数名ずつ沖縄出身の学生がいた。北アルプスの夏合宿(ワンダーフォーゲル部)で初めて雪(残雪)を見てはしゃいだという先輩の声を聞いたことがある。

さて今日のコースは、360度周囲を団地で囲まれた細い尾根を行く。傾斜はゆったりしており、展望箇所がいくつもある。広島湾岸トレイル(HWT)の中でも屈指の里山コースとなっており、一押しである。

今日のコース&コースタイム

己斐峠バス停9:13-己斐峠9:16-登山口9:19、9:34-尾根に乗る9:42-送電線鉄塔9:47、9:51-279m横9:52-送電線鉄塔9:55-送電線鉄塔10:02-柚木城山10:12、10:16-315m峰(見越山)10:37、10:41-草津沼田道路11:00-取り付き口11:05-山田団地11:17-鬼ヶ城山11:38、11:57-八畳岩12:00-道行地蔵12:09-公園(トイレ)12:12、12:21-団地擁壁12:23-東尾根分岐12:40-鈴ヶ峰東峰(312m)12:45、12:52-鈴ヶ峰西峰(320.1m)13:06、13:09-205m峰13:23-登山口13:50-自動車道13:52-バス停13:54

  • 己斐峠バス停(6分)登山口(18分)279m(20分)柚木城山
    小計44分(登山口探索15分を加えず)
  • 柚木城山(21分)315m峰(19分)草津沼田道路(17分)山田団地(21分)鬼ヶ城山
    小計1時間22分(315m峰4分を加える)
  • 鬼ヶ城山(12分)道行地蔵(5分)団地擁壁(22分)鈴ヶ峰東峰
    小計48分(公園・トイレ9分を加える)
  • 鈴ヶ峰東峰(14分)鈴ヶ峰西峰(14分)205m峰(27分)登山口(4分)バス停
    小計1時間02分(鈴ヶ峰西峰3分を加える)
  • 総合計4時間41分(全ての時間を含む)
    (登山口探索15分、柚木城山4分、鬼ヶ城山19分、鈴ヶ峰東峰7分を加える)

その後、6kmあまりを1時間5分のロードあり。

JR西広島駅~登山口

JR西広島駅から五月ヶ丘団地行のボン・バスに乗り、己斐峠バス停で下車する。国泰寺入口(標高190m台)で簡単なストレッチをして、己斐峠(標高200m台)の少し先の登山口を目指す。

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〈写真〉国泰寺入口から、西向きに己斐峠を目指して自動車道を行く、9時13分

己斐峠のすぐ先にある登山口(標高190m台)の谷は大きく崩れている。道路脇にはたくさんの土嚢が積んである。谷の向かって左手に踏み跡が見えるものの、そこまでどうやって行けばよいのか分からない。

取り付き口はもう少し先かもしれない。自動車道を西向きにさらに下ってみる。それらしき取り付きはなく、引き返す。すると何のことはない、土嚢の脇から入れば、踏み跡がずっと上まで続いている。(ロスタイム、約15分)

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〈写真〉取り付き口には多くの土嚢が積んである、9時18分

登山口~柚木城山

谷の右岸を南~南東向きに登る。地理院地図黒破線よりは西側を登る。所々で雪が残っている。

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〈写真〉谷の右岸を登る、9時37分

やがて尾根(標高250m前後)に近づくと、傾斜は緩やかになる。

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〈写真〉尾根手前でゆったりとした登りを行く、9時41分

柚木城山(339.4m)手前まで、尾根筋を地理院地図黒破線にほぼ沿って行く。いくつかの送電線鉄塔の脇や真下を通り抜けていくので、現在位置の確認はやさしい。

送電線鉄塔(標高300m台)手前からの展望が良い。進行方向右手前方に、鈴ヶ峰から先で宮島口に至るまでの広島湾岸トレイル(延伸ルート)を見ることができる。

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〈写真〉送電線鉄塔(標高300m台)手前、10時00分
(画面中央に極楽寺山、その左奥に船倉山~大野権現山、一番左奥は経小屋山。画面手前では、大団地の造成がほぼ終わったようである)

登山道(地理院地図黒破線)は、柚木城山(339.4m)の西面を巻いて延びている。その巻道を行かず、ほんの少しの間、滑りやすい急斜面を直登すれば柚木城山山頂である。

進行方向左手に太田川放水路があり、その向こうに広島市中心部を見る。さらにその向こうの山は絵下山である。絵下山の左奥に野呂山、右奥に灰ヶ峰がのぞいている。画面一番右奥は、呉~音戸~(江田島)の山並みであろうか。

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〈写真〉絵下山を見る、10時13分
(絵下山の左奥に野呂山、右奥に灰ヶ峰)

柚木城山三角点(339.4m)である。

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〈写真〉柚木城山三角点、10時15分

柚木城山~315m

315mに向けて、南向きに尾根筋(標高280m前後)をゆったりと行く。

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〈写真〉尾根筋をゆったりと行く、10時31分

今日のGPS軌跡は、315m表示の西側を通る地理院地図黒破線をほぼ外れることなく通過している。つまり、315m表示そのものを通るもう一本の黒破線(南北向き)には接していない。

315m手前で、旧陸軍省標石を見る。地理院地図黒破線上(標高310m台)で、315m表示のほんのわずかに北西側である。

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〈写真〉旧陸軍省標石、10時37分

315mからも進行方向左手に展望が開ける。なお315mの山頂部展望箇所は、地理院地図黒破線上で、315m表示の南南西側になる。

315m~鬼ヶ城山

315mからは、南西向き(地理院地図の表示なし)に踏み跡を下る。ここで、地理院地図黒破線に従って南東向きに下れば、広島学院中学・高等学校である。

標高290m前後で、地理院地図黒破線が南西向きの尾根筋を下っているのに合流する。標高260m台で右に振って黒破線を離れ、一つ北側の尾根を西南西向きに下る。地理院地図の表示はない。

標高180m前後から、長い階段を西~北西向きに下る。地理院地図の表示はない。

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〈写真〉長い階段の上部、10時56分
(左下にはいくつかのマンションが見える)

草津沼田道路に降り立つ。

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〈写真〉草津沼田道路取り付き、11時00分

草津沼田道路を少し北向きに行く。

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〈写真〉草津沼田道路を少し北向きに行く、11時01分

草津沼田道路の西側に渡る。

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〈写真〉草津沼田道路の西側に渡ろうとしているところ、11時02分

草津沼田道路に沿って西側を走る旧道に入る。そのさらに西隣りに細い道があり、少し南向きに行く。小さな尾根の南端から北向きに山道に取り付く。

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〈写真〉鬼ヶ城山取り付き、11時05分

山田団地東側の擁壁の上を行く。

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〈写真〉山田団地東側の擁壁の上を行く、11時20分

鬼ヶ城山三角点である。

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〈写真〉鬼ヶ城山三角点、11時38分

太田川放水路の向こうに広島市街地を見る。そのさらに向こうには、灰ヶ峰から江田島に至る山々が見えているようである。

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〈写真〉太田川放水路の向こうに広島市街地を見る、11時52分

鬼ヶ城山の旧陸軍省標石である。

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〈写真〉〈写真〉鬼ヶ城山の旧陸軍省標石、11時56分

鬼ヶ城山~鈴ヶ峰~八幡東四丁目

鬼ヶ城山を下ると、道行地蔵がある。

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〈写真〉道行地蔵、12時10分
一旦公園(トイレあり)まで下ったので、団地擁壁の登山口から鈴ヶ峰に取り付く。

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〈写真〉団地擁壁の登山口、12時23分

鈴ヶ峰東峰312mの旧陸軍省標石である。

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〈写真〉鈴ヶ峰東峰の旧陸軍省標石、12時45分

鈴ヶ峰からの展望である。窓ヶ山のマドの間に東郷山がすっぽりとはまっている。

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〈写真〉窓ヶ山のマドの間に東郷山、12時46分

鈴ヶ峰からの展望である。瀬戸内の海が美しい。画面右奥に宮島を見る。

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〈写真〉宮島を見る、12時48分

鈴ヶ峰西峰三角点である。

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〈写真〉鈴ヶ峰西峰三角点、13時07分

205m峰からゴルフ場を見る。極楽寺山~折敷畑山~船倉山が折り重なりながら見えているようである。

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〈写真〉205m峰からゴルフ場を見る、13時26分

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

  • Akimasa Net(2016年01月23日)山行記(このページ)
    柚木城山~鬼ヶ城山~鈴ヶ峰
    (出発:己斐峠(JR西広島駅―山陽本線)、帰着:八幡東(JR五日市駅―山陽本線))
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己斐峠~柚木城山~鬼ヶ城山~鈴ヶ峰~八幡東(2016/12/23)

Akimasa Net
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己斐峠~柚木城山~315m峰~鬼ヶ城山~鈴ヶ峰東峰~西峰(三角点)~八幡東
(出発:己斐峠(JR西広島駅―山陽本線)、帰着:八幡東(JR五日市駅―山陽本線))

2016年12月23日(金・祝)、広島湾岸トレイル・踏査&整備(第14回)

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〈写真〉柚木城山取付き口(己斐峠西側、標高190m台)、9時24分

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鬼ヶ城山東面の整備

広島湾岸トレイルのコースは、全般的に花崗岩で覆われている箇所が多い。風化した花崗岩はもろく、踏み跡が削り取られて深い溝になっている個所が、コース上には幾か所も有る。

今日のルート上の道行地蔵~鬼ヶ城山間では、そうした箇所を避けて、バイパスが造られている。関係すると思われるグループのホームページによると、パワーショベル(ユンボ)を使って造成したもののようである。

山側ののり面はきれいに削り取られ、路面はならされて平らである。二人がゆったりと肩を並べて歩くことができる道は、もはや山歩きのための踏み跡とはとても言えない立派な林道である。

山中は「林業体験」の場として利用されているらしい。樹林に覆われた踏み跡を歩くことが好きな私にとっては、多少複雑な気持ちである。

今日のコース&コースタイム

国泰寺前(190m台)9:19-己斐峠(200m台)9:22-取付き(190m台)9:24-国泰寺分岐(240m台)9:35-送電線鉄塔(270m台)9:41、9:45-279m西側9:47-ヌタ場(270m台)9:48-送電線鉄塔(270m台、東に黒破線)9:55-送電線鉄塔(300m台)10:11、10:14-もみじが丘道標(320m前後)10:27、10:32-柚木城山分岐(330m台)10:33-柚木城山(339.4m三角点)10:35

柚木城山10:39-柚木城山分岐(330m台)10:40-送電線鉄塔(330m台小コブ北側)10:44-霊泉寺道標(290m台)10:53-送電線鉄塔(290m台)10:55-道標D(280m台)11:05-道標(280m台)11:07-315m分岐11:08-旧陸軍省標石(315m手前)11:39-315峰11:40-道標(280m台)-草津沼田道路分岐(260m台、送電線の下辺り)11:55-階段上(170m台)12:08-階段下(120m台、草津沼田道路)12:14、12:15-信号12:16-側道12:17-鬼ヶ城山取付き(120m台)12:19、12:22-山田団地入口(210m前後)12:39-送電線鉄塔(210m台)12:43-送電線鉄塔(250m台手前)12:55{昼食(250m台北側)12:56、13:14)}13:15-鬼ヶ城山分岐(240m台)13:16-鬼ヶ城山(282.4m三角点)13:20

鬼ヶ城山13:31-八畳岩(はっちょういわ、270m台)13:34、13:40-送電線鉄塔の横(250m前後)13:42-分岐(230m前後)13:44-分岐(220m前後)13:52、13:55-分岐(200m台)14:02-道行地蔵(190m台)14:04-公園(170m台)14:06-登山口(団地擁壁、70m台)14:08-縦走路(100m前後)14:12-送電線鉄塔(100m台)14:13-鈴が峰公園分岐(280m台)14:30-鈴が峰(東峰312m)14:35

鈴が峰(東峰)14:37-井口台分岐(310m前後)14:37-井口台分岐(280m台)14:42-鈴が峰西峰(320.1m三角点)14:51、14:55-美鈴が丘分岐(180m台鞍部)15:06-205m峰15:08-右分岐(200m前後)15:09-送電線鉄塔横(140m台)15:14-送電線鉄塔(120m台)15:17-送電線鉄塔(110m台)15:19-左分岐(90m台)15:22、15:23-八幡東(10m未満)15:35

  • 己斐峠バス停(5分)登山口(23分)279m(48分)柚木城山
    小計1時間16分(整備活動有り、前回体験会44分)
  • 柚木城山(1時間01分、前回21分)315m峰(34分、前回19分)草津沼田道路(25分、前回17分)山田団地(21分、前回21分)鬼ヶ城山
    小計2時間21分(整備活動有り、ペース遅め、前回1時間22分)
    (昼食寄り道20分を加えず)
  • 鬼ヶ城山(33分、前回12分)道行地蔵(4分、前回5分)団地擁壁(27分、前回22分)鈴ヶ峰東峰
    小計1時間04分(ルート確認など有り、前回48分)
  • 鈴ヶ峰東峰(14分、前回14分)鈴ヶ峰西峰(13分、前回14分)205m峰(27分、前回27分)登山口
    小計58分(歩きに徹する、鈴ヶ峰西峰4分を加える、前回58分)
  • 総合計6時間16分(全ての時間、前回4時間22分)
    (柚木城山4分、鬼ヶ城山11分、昼食寄り道20分、鈴ヶ峰東峰2分を加える)

そのほか、バス停まで下山口から約4分(全ての時間に加えず)

要注意:送電線鉄塔の位置は正確ではないことも多い、地理院地図とは異なることも多い

JR西広島駅~登山口

JR西広島駅(山陽本線)からボン・バスに乗り、己斐峠バス停(標高190m台)で下車する。国泰寺前で簡単なストレッチをしてから歩き始める。

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〈写真〉国泰寺(己斐峠バス停、標高190m台)、9時14分

自動車道を西向きに己斐峠(標高200m台)を越えていく。道路反対側(右手)に大茶臼山登山口を見ながら己斐峠を越えると、道路は緩い下り坂となる。

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〈写真〉己斐峠手前(標高200m台)、9時21分

まもなく左手に、土石流で大きくえぐられた谷(標高190m台)が現れる。土嚢がたくさん積んである。地理院地図黒破線よりは西側である。

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〈写真〉柚木城山取付き口(標高190m台)、9時24分

登山口~柚木城山(339.4m三角点)

地理院地図・送電線(実際に頭上に見えるかどうか未確認)のわずかに東側の位置から、谷の右岸に取り付き、南~南東向きに登る。

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〈写真〉谷の右岸を登る、9時25分

やがて尾根に乗ると、左に国泰寺分岐(240m台)がある。尾根上で国泰寺分岐を左に分けて、右手・南西向きになる。その後直ぐに南向き(ほんの少し西向き)となる。注:国泰寺の所有地は通行禁止である。

尾根に乗ってからは、ほぼ地理院地図(黒破線)に従っていく。しばらくの間、送電線鉄塔が幾つか有り良い目印となる。

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〈写真〉最初の送電線鉄塔手前(270m台、279m手前)、9時40分

この狭い山域にも、多くのイノシシが暮らしている。

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〈写真〉イノシシのヌタ場、9時48分

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〈写真〉送電線鉄塔(標高270m台、東に黒破線有り)、9時55分

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〈写真〉送電線鉄塔(標高300m台)、10時12分(10:11~10:14)

送電線から離れてしばらく行くと、縦走路(地理院地図・黒破線)は南西向きとなる。

縦走路は周りを360度団地に囲まれている。そうした団地に向けて、分岐道(標高320m前後)があるものの茂っているようである。(10:27~10:32)

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〈写真〉古い道標、10時28分

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〈写真〉道標、10時28分

柚木城山の手前分岐(標高330m台)で、縦走路(地理院地図・黒破線)は山頂を避けて右手から巻いている。

縦走路(地理院地図・黒破線)を右手前方に見送り、南西向きに直進して登ると、柚木城山(339.4m三角点)である。

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〈写真〉柚木城山の手前分岐(標高330m台)、10時33分
(縦走路は、山頂を避けて右から巻いている。左手に直登する)

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〈写真〉柚木城山(339.4m三角点)、10時35分(10:35~10:39)

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〈写真〉柚木城山山頂の道標、10時37分

柚木城山(339.4m三角点)~315m

南西向きに柚木城山を乗り越して、標高330m台地点で縦走路に合流する。地理院地図の巻道(黒破線、320m台で合流)は、多少不正確かもしれない。

ただし、合流後の縦走路は、ほぼ地理院地図(黒破線)に沿っている。315m峰の先の標高260m台まで、それに従っていくことになる(南西向き~南(やや東向き)~南(やや西向き)。

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〈写真〉縦走路に合流する(標高330m台)、10時40分

再び送電線鉄塔と出会う。地理院地図の送電線は、330m台小コブの西側を通っている。しかし、実際には、送電線鉄塔は330m台小コブ北側の縦走路横にある。このように、送電線(及び鉄塔)の位置は、かなりあいまいなことが多い。

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〈写真〉送電線鉄塔(標高330m台小コブ北側)、10時44分

戦時中、樹皮を傷つけて油を取った跡だという。

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〈写真〉樹皮に規則正しい傷跡が付いている、10時49分

縦走路は周りを360度団地に囲まれている。そうした団地に向けて、分岐道(標高290m台)があるものの茂っているようである。

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〈写真〉道標(標高290m台)、10時53分

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〈写真〉霊泉寺道標(標高290m台)、10時53分

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〈写真〉送電線鉄塔(標高290m台)10時55分

縦走路は周りを360度団地に囲まれている。そうした団地に向けて、分岐道(標高280m台)があるというがよく分からない。

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〈写真〉道標(標高280m台)、11時05分

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〈写真〉道標(標高280m台)、11時07分

縦走路(地理院地図・黒破線)は、315m峰を右から巻いている(標高280m台)。315m峰に向けて左手に登る。

シダが茂っている。

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〈写真〉315m分岐(標高280m台)、11時08分

315m峰のわずか手前に、旧陸軍省標石がある。

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〈写真〉旧陸軍省標石(標高310m台)、11時39分

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〈写真〉315m峰、11時40分

315m峰~草津沼田道路~鬼ヶ城山(282.4m三角点)

315m峰の山頂部縦走路は、地理院地図上の315m峰を通過してはいない。縦走路は、315m峰(地理院地図)のわずかに西側を南北に行く黒破線(地理院地図)上にある。

そして、315m峰の道標がある位置は、縦走路(黒破線)上で、315m峰(地理院地図)の南西側になる。

315m(道標の位置)からは、南西向きに踏み跡を下る(地理院地図に表示無し)。鬼ヶ城山のわずかに右を見通す方角である。ここで、地理院地図(黒破線)に従って、南~南東向きに下れば広島学院中学・高等学校である。

標高290m前後で、地理院地図(黒破線)が南西向きの尾根筋を下っているのに合流する。

標高290m地点から下では、再び地理院地図(黒破線)に従って、標高260m台地点に至る。その先の標高250m台で尾根が二分している。

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〈写真〉道標(標高280m台)、11時49分

標高260m台で右に振って黒破線を離れ、一つ北側の尾根を西(やや南向き)に下る。地理院地図の表示は無くなる。

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〈写真〉右分岐(標高260m台)、11時55分
(右折して、一つ北側の尾根を下る)

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〈写真〉道標、11時56分

標高180m前後から、長い階段を西~北西向きに下る。地理院地図の表示はない。

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〈写真〉階段上部(標高180m前後)、12時08分

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〈写真〉階段下部(草津沼田道路、標高120m台)、12時14分

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〈写真〉階段下部(草津沼田道路、標高120m台)、12時14分

草津沼田道路を少し北向きに行き、信号で草津沼田道路の西側に渡る。

草津沼田道路の西側に沿った旧道に入る。そのさらに西隣りに細い道があり、少し南向きに行く。小さな尾根の南端から北向きに山道に取り付く。

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〈写真〉草津沼田道路の西側(山側の細い道に入る)、12時17分

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〈写真〉草津沼田道路の信号を振り返ったところ、12時17分

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〈写真〉案内板(鬼ヶ城山登山口、標高120m台)、12時20分

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〈写真〉道標(鬼ヶ城山登山口)、12時22分

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〈写真〉山田団地入口(標高210m前後)、12時39分

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〈写真〉山田団地入口(標高210m前後)、12時39分

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〈写真〉山田団地入口(標高210m前後)、12時39分

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〈写真〉送電線鉄塔(標高210m台)、12時43分

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〈写真〉送電線鉄塔(250m台手前、昼食)、12時55分

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〈写真〉鬼ヶ城山分岐(標高240m台)、13時16分
(右手前方には、立派な林道が延びている)

鬼ヶ城山(282.4m三角点)山頂にて。

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〈写真〉道標、13時20分

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〈写真〉旧陸軍省標石、13時26分

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〈写真〉道標、13時26分

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〈写真〉鬼ヶ城山(282.4m三角点)、13時30分

鬼ヶ城山(282.4m三角点)~道行地蔵~鈴が峰・東峰312m

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〈写真〉八畳岩、13時40分

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〈写真〉登山道分岐、13時53分

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〈写真〉登山道分岐、14時02分

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〈写真〉道行地蔵、14時04分

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〈写真〉道標(道行地蔵の角)、14時04分

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〈写真〉公園への下り坂、14時06分

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〈写真〉イノシシ注意、14時07分

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〈写真〉団地擁壁(鈴ヶ峰登山口)、14時08分

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〈写真〉尾根に乗る、14時12分

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〈写真〉送電線鉄塔、14時13分

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〈写真〉鈴が峰公園分岐、14時30分

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〈写真〉鈴が峰公園分岐、14時30分

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〈写真〉道標(鈴が峰東峰312m)、14時35分

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〈写真〉道標(鈴が峰東峰312m)、14時35分

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〈写真〉旧陸軍省標石、14時35分

鈴が峰(東峰312m)~鈴が峰西峰(320.1m三角点)~八幡東

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〈写真〉井口台下山口、14時37分

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〈写真〉井口台下山口、14時42分

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〈写真〉鈴が峰西峰(320.1m三角点)、14時54分

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〈写真〉鈴が峰西峰(320.1m三角点)、14時54分

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〈写真〉美鈴が丘分岐(180m台鞍部)、15時06分

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〈写真〉205m峰の先に右分岐(200m前後)、15時09分

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〈写真〉送電線鉄塔横(140m台)、15時14分

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〈写真〉送電線鉄塔(120m台)、15時17分

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〈写真〉送電線鉄塔(110m台)、15時19分

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〈写真〉八幡東登山口(標高10m未満)、15時34分

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〈写真〉八幡東登山口(標高10m未満)、15時35分

登山口から山側擁壁に沿って南に下り、右折するとバス通りである。

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〈写真〉住宅地に向けて右折する、15時39分

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

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鈴ヶ峰東峰~道行地蔵(美鈴が丘団地)~宮島街道(2017/02/12)

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鈴ヶ峰東峰312m~道行地蔵~宮島街道
(出発:JR新井口駅―山陽本線、帰着:草津南(広島電鉄―宮島線))

2017年02月12日(日)、小4(兄)、年長(弟)

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〈写真〉道行地蔵から、南向きの細い簡易舗装道を海側に下る、12時06分

このページの目次です

はじめに

前回(今年1月7日)、小4と一緒に武田山~火山~丸山を歩いた。その時は、予定した大茶臼山まで届かなかった。昨日(2月11日)リベンジのつもりで、小4と二人で宗箇山~大茶臼山を登ってみようと思っていた。しかし、全国的に大雪注意報が出るなかで断念する。

昨日(2月11日)は、広島沿岸部でも多少雪がちらついたが、歩けないことはなかっただろうとは思う。しかし無理をすることもないだろう。

一夜明けて今日(2月12日)は、年長さんに付き合う約束(二人きりの山行)をしていた。そこに小4も付いてきて、鈴ヶ峰の山中をゆったりと探索する。

それにしても、今年は広島市内北部の山間部では雪が多い。

広島湾岸トレイル体験登山(一般向け)は、3回連続(1月14日(土)備前坊山、1月28日(土)可部冠山、2月11日(土)福王寺山)で、降雪(あるいは積雪)で順延となった。いずれも広島市内北部の山域である。

今日のコース&コースタイム

JR新井口駅9:31-車道(右折)9:41-車道(左折)9:47-井口中学校前9:53-憩いの森入口へ9:55-憩いの森登山口9:56-第二堰堤手前10:05-東屋10:13、10:18-展望10:28、10:29-水場10:30-右折10:31-鈴ヶ峰東峰10:43、10:49-(縦走路を西へ、380m台10:53)往復-鈴ヶ峰東峰10:57、11:24-(縦走路を東へ)-左分岐11:30-道行地蔵12:02、12:06-美鈴が丘トンネル南出口12:10-バイパストンネル12:28-草津沼田道路ぶつかる12:41-広電草津南駅12:51

  • JR新井口駅(25分)憩いの森登山口(17分)東屋(第二堰堤手前経由)
    小計42分
  • 東屋(13分)水場の先を右折合流(12分)鈴ヶ峰東峰
    小計25分
  • JR新井口駅~鈴ヶ峰東峰
    小計1時間12分(東屋5分を加える)
  • 鈴ヶ峰東峰6分、鈴ヶ峰西峰途中(380m台)往復8分
    小計41分(鈴ヶ峰東峰27分を加える)
  • 鈴ヶ峰東峰(38分)道行地蔵(4分)美鈴が丘トンネル南出口(41分)広電草津南駅
    小計1時間27分(道行地蔵3分を加える)
  • 総合計3時間20分

JR新井口駅~鈴ヶ峰憩いの森

改札口正面の階段を上がると車道がある。

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〈写真〉JR新井口駅前(海抜0m地帯)、9時31分

改札口から道路に出て左折、跨線橋で山陽本線を越えてゆく。

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〈写真〉JR跨線橋を渡る、9時32分
(正面左手のこんもりしたピークが、鈴ヶ峰東峰312mである)

広島市立井口台中学校を目指して、車道を右左折して登る。

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〈写真〉井口台中学校前(標高80m台)、9時32分
(井口台中学校前に至ると、道路反対側の右手前方に、憩いの森取付きが見えてくる)

井口台中学校前の少し先で道路反対側に渡り、右に折り返して壁面に沿って登る。

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〈写真〉壁面に沿って登る、9時32分
(この車道は、この先にある墓地用のものである。右手には、井口台中学校が見えている)

登山口~鈴ヶ峰東峰312m

小さな沢を左岸に渡ると、鈴が峰憩いの森入口(登山口)がある。

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〈写真〉鈴が峰憩いの森登山口(標高80m台)、9時56分
(墓地に至る車道は、小さな沢の手前で左折して、右岸に沿って登っている)

鈴ヶ峰の山中には登山道が網の目のように付いている。それに応じて、地理院地図(電子国土Web)にも幾本もの黒破線(実線)が付いている。しかし、それらの全てが正確とは限らない。現地での判断が欠かせない。

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〈写真〉山道に入る、9時56分

墓地(谷筋)を左手にして、北向きに登る。

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〈写真〉墓地を左手下に見る、10時00分

今日は、第二堰堤手前(標高160m台)で右折して、東屋に向かう。南東~東向きに尾根を巻いて登る。北向きの谷筋(沢沿い、メインルート)からは、東に大きく外れていくことになる。

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〈写真〉第二堰堤手前(標高160m台)で右折する、10時06分
注:2019/01/19現在、ここから東屋に至る小路は通行止め(2018年7月豪雨のためと思われる)

右折してすぐに小さな沢が崩れており、木橋が架かっている。

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〈写真〉木橋(標高160m台)を渡る、10時07分

東屋で小休止。東屋の位置は、尾根突端(標高200m台)である。地理院地図(電子国土Web)にも表示されている。

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〈写真〉東屋(標高200m台)、10時13分

東屋からは、尾根をおおまかには北向きに少し登る。標高230m台から、尾根を右手にして、北西向きに巻いてゆく。平坦な道をやや下るような感じである。谷の向こうに鈴ヶ峰(東峰)が見えてくる。

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〈写真〉前方左手に鈴ヶ峰を見る(標高230m台)、10時26分

展望箇所から、似島(安芸小富士)~江田島・能美~宮島を見る。

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〈写真〉展望箇所(標高230m台)から海を見る、10時28分

水場を通る。登山道は、水場の手前から大きく左に振れる。

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〈写真〉水場(標高240m台)、10時30分

水場から少し登ると、前方から良い道が登ってきている。先ほどの第二堰堤の少し上で、沢の左岸から右岸に移動して登ってくるコース(メインルート)である。右折して合流する。

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〈写真〉合流地点(標高240m台)を右手に行く、10時31分

右折して合流する地点の道標を振り返って確認する。

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〈写真〉合流地点の道標、10時31分
(前方の登山道は、先ほどの水場から登ってきている)

メインの登山道に合流した後は、小さなジグ(右折5回有り)を繰り返しながら、北西向きに山頂を目指す。

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〈写真〉年長さん、石段を頑張って登る(最初の右折)、10時35分

お地蔵さんで右折する。

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〈写真〉地蔵(二番目の右折)、10時35分

ぼけ地蔵で右折する。

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〈写真〉ぼけ地蔵(三番目の右折)、10時36分

鈴ヶ峰東峰312m

鈴ヶ峰東峰

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〈写真〉鈴ヶ峰東峰、10時43分

旧陸軍省標石

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〈写真〉旧陸軍省標石(明治32年6月)、10時44分

鈴ヶ峰西峰を見る

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〈写真〉鈴ヶ峰西峰を見る、10時46分

鈴ヶ峰東峰から西峰(三角点)そしてその少し先まで行ってみようとした。広島湾岸トレイルの一部である。しかし、途中で白いものが降ってきて引き返す。

鈴ヶ峰東峰にて昼食。

鈴ヶ峰東峰312m~道行地蔵

昼食後考えた。雪は既にやんでおり、急いで下山することもあるまい。そこで、一旦鈴ヶ峰北側の美鈴が丘団地(道行地蔵)まで下ることにする。そして、そこから折り返して、鈴ヶ峰の東側を南東~南向きに下り、電車の駅まで歩くことにする。

鈴ヶ峰東峰から、まずは、鈴が峰公園に至る尾根を東に少し行く。そして、標高290m前後の地点から、北向きに下る。鈴ヶ峰~大茶臼山~武田山縦走路(広島湾岸トレイル)の一部である。

鈴ヶ峰北面はかなり厳しい下りとなる。年長さんを受け止める形で、後ろ向きになって下る。父母には甘えられても、爺には通用しない。自分の足でしっかりと下り切ってくれた。

尾根筋を無事下り切ってそのまま北向きに行くと、美鈴が丘団地の一番南側の道路に出る。今日は、最後にその手前で東に向きを変えた尾根上を行く。小さいけれども急な登り下りをこなすと道行地蔵がある。

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〈写真〉美鈴が丘団地近くのちょっとした急な登り、11時55分

急な登り下りをこなすと、道行地蔵の裏側に出る。

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〈写真〉道行地蔵(標高190m台鞍部)の裏側、12時01分

道行地蔵

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〈写真〉道行地蔵(標高190m台)、12時02分

道行地蔵からは、東向きに鬼ヶ城山に向けて登山道が上がっている。大茶臼山~武田山に至る広島湾岸トレイルのコースである。その南側に、幅広の平坦な舗装道(行き止まり)が延びている。

そして、それらよりもさらに南側が一段低くなっており、細い簡易舗装道が南向きに下っている。

道行地蔵~宮島街道

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〈写真〉道行地蔵から、南向きの細い簡易舗装道を下る、12時06分

簡易舗装道は、美鈴が丘トンネルの西側を下っており、トンネル南側の西端に出る。

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〈写真〉美鈴が丘トンネルを振り返ったところ(標高150m台)、12時10分
(道行地蔵から下り、画面左端に出てくる)

美鈴が丘トンネル南側から、車道の西側にある地道を南東向きに下る。

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〈写真〉車道の西側にある地道を下る、12時11分

西広島バイパスにぶつかる。

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〈写真〉西広島バイパス(田方4号トンネル、標高60m台)、12時27分

西広島バイパスをくぐり抜け、そのまま南東~東向きに、小さな川沿いに下る。なおここで、右手バイパス沿い(南西向き)に少し行き、幅広の車道にぶつかってそのまま南~南西向きに下ると、鈴が峰団地の南側(JR新井口駅の北側)に至る。

道路改修記念碑がある。

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〈写真〉道路改修記念碑、12時34分

記念碑の脇に古い道しるべがある。

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〈写真〉古い道しるべ、12時34分

道路を挟んで反対側の山道に、大禮記念の碑がある。

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〈写真〉大禮記念の碑、12時36分

少し下ると、広島市指定保存樹「エノキ」がある。前方には草津沼田道路が見えている。

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〈写真〉広島市指定保存樹「エノキ」、12時40分

草津沼田道路の橋脚下にある車道(歩道有り)を南向きに行く。

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〈写真〉草津沼田道路橋脚下の車道(歩道有り)を行く、12時41分

道路沿い(南向き)に少し行ってから道路を離れ、右手(南西向き)に少し登る。ピークを越えて南向きに下り、再び草津沼田道路に近づいて道路をくぐる。

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〈写真〉草津沼田道路をくぐる、12時46分

草津沼田道路の東側に沿って南向きに下り、JR山陽本線の下をくぐる。

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〈写真〉JR山陽本線の下をくぐる、12時50分

広電草津南駅(草津沼田道路の下にある)はもうすぐそこである。

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

2008年06月14日

Akimasa Net
ひろしま百山(私の踏み跡)>> 広島湾岸トレイル >> 鈴ヶ峰トップページ

鈴ヶ峰312m~西峰(三角点)~(引き返す)~井口台西コース
(出発帰着:自宅)

2008年06月14日(土)、単独

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はじめに

芸北に行くつもりであったが、前日奥歯を抜く。大事をとって軽めの調整として、前から気になっていた井口台西コースを下りてみた。なお、全般的にお花観察あり、コースタイムは参考まで。

後日注(2008年10月9日):
「広島県の山」(新・分県登山ガイド(改訂版)33)山と溪谷社(2008年8月)pp.78-79の「33鈴ガ峰」の項では、「井口台西コース」について少し紹介されている。しかし、井口台東コースについては何ら言及されていない。

井口台西コース(井口台~鈴ヶ峰東峰・西峰縦走路)は廃道ぎみであり、現在もよく踏まれているのは井口台東コース(井口台~鈴ヶ峰東峰直登)である。もしここで、井口台団地を起点(終点)とするコースを紹介するのであれば、井口台東コースのみを取り上げるのが適当であろう。

くわしくは、上記の鈴ヶ峰・鬼ヶ城山トップページ→鈴ヶ峰山行ルート図(電子国土)参照。

今日のコース&コースタイム

出発9:21-憩いの森9:46、9:50-墓場横9:56-堰堤下10:04-分岐十字路10:10-東屋10:12-広場10:18-展望岩場10:24、10:31-鈴ヶ峰東峰10:43、10:48-小コブ10:54-小コブ10:56-小コブ10:57-コブ11:02-鈴ヶ峰西峰三角点11:05、11:08-(引き返す)-コブ11:11-小コブ(下山口)11:16、11:20-林道11:36-堰堤11:38-車道最高地点11:40-井口台中央11:59-帰着12:26

  • 出発(25分)憩いの森(14分)堰堤下(6分)分岐十字路(2分)東屋(6分)広場(6分)展望岩場(12分)鈴ヶ峰東峰
     小計1時間22分(登山口4分、展望岩場7分を加える)
  • 鈴ヶ峰東峰(17分)鈴ヶ峰西峰三角点(8分)井口台西コース下山口
     小計28分(西峰3分を加える)
  • 井口台西コース下山口(18分)堰堤(2分)車道(46分)帰着
     小計1時間06分
  • 総合計3時間05分
     (鈴ヶ峰東峰5分、西コース下山口4分を加える)

ヒヨドリ園地(堰堤)コース

憩いの森から、ヒヨドリ園地(堰堤)コースを行く。花の季節である。ドクダミやツユクサくらいは分かるが、アザミの鑑別はできない。白い花弁が6枚の花がある。下3枚の中央部には赤茶色の模様入り、日本の野の花にしては鮮やかな。

堰堤下分岐~東屋(ウグイス園地コース)

堰堤下分岐につく。競馬中継が流れている。ラジオをかけて作業中の人がいるのだろうか。姿を見ることなく、右折して東屋へ向けて登る。実は登山者のラジオだった。のちほど東峰下で再び遭遇、お姿を拝見する。

東屋~広場

さて、花は続く。名前が分からないのがつらい。東屋を過ぎ、広場に達する手前で左手前方に分岐道が延びている。これまで、この分岐道については、本道がトラバース道になる「広場」において、本道のさらに下方にこの道が延びていると勘違いをしていた。正確には、この分岐道は、東屋~広場の中間点から左手前方に延びていく。

広場~展望岩場

広場から展望岩場までの平坦な道を行く。ヤマボウシが満開である。展望岩場には、クサギの花その他。今来た道の下に、踏み跡が平行して付いているのを新たに発見する。

水場

水場を過ぎ、エゴノキ(すぐ後に訂正あり)の花が目の前にある。白い花がこれまでも点々と道に落ちていた。見上げてもよく分からなかったのだが、ここに来て絶好のシャッターチャンス到来。なんとかものにする。
後刻注:写真でみると、ネジキ。「花冠は長さ7~8mmで先端は狭まり、先端は浅く5裂している」植物生態研究室(波田研)

東峰山頂までの急坂

最後の登りにかかる。水道(みずみち)を切って作業中の人たちを追い越す。ヘルメットをかぶり、作業前、作業中、作業後の写真をとっている。森林組合の方々のようである。業務委託を受けているのであろう。山頂には空き缶などを回収した方が先着。感謝。

そこに競馬中継が追ってくる。展望を楽しむ気にならず、西峰へ逃げる。

西峰まで行き引き返す

西峰に踏み込んですぐの急坂には、土嚢を積んで、山道が崩れるのを防ぐ手立てがしてある。またまた感謝。なお、ヒヨドリ園地コースの堰堤下で、草木に埋もれていた廃道を、わざわざ整備し直しているように見える箇所があった。鈴ヶ峰には、りっぱな登山道網が築かれており、もうこれ以上余分な登山道は必要ないだろう。

また、鈴ヶ峰東峰山頂までの登りで、登山道にほうきの掃き目のようなものが付いているのに気が付いた。あまりに箱庭的に管理するのはどうだろうか。鈴ヶ峰は、今くらいの人数が踏めば自然と歩きやすい道になるはず(急坂の崩落を除いて)である。そして、大きな道標は今後とも設置しないでほしい。

井口台西コース

西峰まで行って引き返し、東峰手前の井口台西コース下り口に着く。その位置は、東峰から西峰に向けて、290m台ピーク(地形図表示)を越えて少し行き、岩場(280m台)ピークの向こうで小コブになった地点である。そこは、"鈴ヶ峰東峰312mから南西に流れる支尾根"(井口台東コース)の一つ西側の支尾根始点となっている。海側の展望がよい。

井口台西コースは、上記のように縦走路から流れ落ちる支尾根の一つを下っている。すでに踏まれなくなって久しいのか、上から見た感じでは、踏み跡らしきものがかろうじて見える程度である。

踏み込んでみると、確かにシダに覆われ足元がよく見えない箇所も多い。しかし、かといって歩きにくい道ではない。まさ土で足に優しく、となりの東コースのように岩場が超急下るようなことはない。安全に下ることのできる道である。しかしながら、人が歩けばその分まさ土が掘れて崩れていくだろう。このまま埋もれていくにまかせた方がよいのかもしれない。

西コースを下りきったところに堰堤があり、ここで井口台東コースと合流して、自動車道まで下る。自動車道の最高地点(標高140mくらい)辺りである。田部戒自「広島市の山を歩く(上巻)」中国新聞社(2004年)P.015には、今日下った西コースについて、「小道が急尾根を下っている。草道の車道に下ると右にフェンスの門があり、大きい堰堤の下で駐車場に下る。ここで鈴ケ峰山頂公園からの道と合流して井口台パークタウンバス停に下る」とある。

電子国土(鈴ヶ峰)のルートを少し手直しする必要がありそうだ。
(後日ルートを修正した。そして、説明文は次のように訂正した。「堰堤のところで、井口台の東コースと西コースが合流して、そのまま自動車道まで下る」)

井口台の自動車道を下る

下りは、井口台中央から南下して、西広島バイパスの上を越える橋を渡り、そこから地道を下った。足の調子はよい。下りの山道も苦にはならなかった。先週の芸北では筋肉痛もおきていない。次回こそ、広見林道近辺の探索に入ろう。

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2008年03月15日

Akimasa Net
ひろしま百山(私の踏み跡)>> 広島湾岸トレイル >> 鈴ヶ峰トップページ

鈴ヶ峰312m~西峰(三角点)~縦走路~美鈴が丘南一丁目~美鈴が丘南四丁目
縦走路途中(205mピーク手前の180m台鞍部)から下り、美鈴が丘南一丁目に至り、さらに東の四丁目付近まで探索
(出発:JR新井口駅、帰着:広電草津南駅)

2008年03月15日(土)、単独

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はじめに

山行再開第2回目

先週は、2007年11月18日(宮島)以来の山行として、鈴ヶ峰を選んだ。登山中も登山後も、左ひざ関節の腫れや痛みはなく、炎症はほぼ完治したようである。そこで、今週も引き続いて足慣らしのための山行を実行した。

場所は、またしても鈴ヶ峰。自宅から歩けるので面倒がなくてよい。さて、コースをどうするか。実は、先週歩いた「ウグイス園地コース」で、ちょっと気になる点があった。

「ウグイス園地コース」上にある東屋の少し上から、左へトラバース気味に行く道は、鈴が峰公園から登ってくる尾根道のすぐ下(標高差20m以内)になることに気付いたのだ。今更といった感じはするのだが。

それはともかく、その程度の標高差であれば、「ウグイス園地コース」のどこかから、(ヤブ漕ぎで)尾根道へ這い上がることができるはずだと考えた。今日の目的は、それを実行することにあった。そして、おまけとして、美鈴が丘南四丁目の取り付き口を発見した。

注:地形図点線(堰堤記号の近くを通る)は、ヒヨドリ園地コースのものである。ただし、あまり正確ではない。そして、ウグイス園地コースは、地形図には記載されていない。

今日のコース&コースタイム

出発9:07-憩いの森登山口(井口台中学校の上)9:26-登山口を226度に見下ろす9:30-左下から道あり(進路329度)9:32-大きく右へ9:33-右下へ下る道(踏み跡)左折9:35-左下に下る道9:37ー東屋9:38、9:42-平らな部分9:45-鈴が峰公園コース尾根道9:48-鬼ヶ城山分岐9:53-コブ9:53-鈴ヶ峰9:56、10:10-小ピーク280m台10:12-コブ270m台10:14-同じ310m台(1つ目ピーク10:18-2つ目ピーク10:20)-小ピーク310m台10:20-コブ310m前後10:21-西峰三角点320.1m10:22、10:26-コブ260m台10:32-鞍部180m台10:39、10:40-送電鉄塔180mくらい10:44、10:45-涸れ沢10:46-涸れ沢10:48-尾根突端(鉄塔下)10:50-涸れ沢10:52-(小さな溜池の東側探索-戻る10:56-東側探検-もう一度溜池を越えて西側探索に行く11:07-戻る11:13)-あきらめて、鞍部へ向けて引き返す-団地の住人と合流-堰堤11:26-側溝11:35-登山口11:37-登山口11:43-美鈴が丘トンネル出口11:49-田方4号トンネル(西広島バイパス)11:59-道しるべ12:05-広島市指定保存樹(エノキ)12:08-帰着12:18

  • 出発(19分)憩いの森登山口(18分)鈴が峰公園コース尾根道(8分)鈴ヶ峰
     小計49分(東屋4分加える)
  • 鈴ヶ峰(12分)西峰三角点(13分)美鈴が丘分岐(12分)沢(推定10分)美鈴が丘南四丁目取り付き口
     小計51分(西峰4分加える)
  • 美鈴が丘南四丁目(6分)登山口(16分)西広島バイパス(19分)帰着
     小計41分
  • 総合計3時間11分
     (鈴ヶ峰14分、各探索総計36分加える)

今日の様子

2008年07月05日(土)山行記にて訂正あり。
下記記事中で、「コンクリート製の細い溝があり、アルミ製の小さな橋が渡してある」沢こそ、「鈴ヶ峰西峰から東北東~北北東に落ちている沢」(鈴ヶ峰西峰から北東へ延びる小尾根の東側の沢)であり、「道が消えてしまった」地点の沢は、その小尾根の西側の沢である。

春の日差しである。ほぼ快晴、風はない。すこし霞むものの絶好の山歩き日和となった。JR新井口東側で高架を渡る。高架橋に手作りの小さな標識が括り付けてある・・・「鈴ヶ峰登山口(2つ目の信号を右折のこと)」。1つ目の信号を右折して鈴が峰団地を通り抜ければ、少し近道になる。だけれども、本来団地内はすべて私有地なんですよ、という意味かもしれない。

憩いの森登山口に着くと、ウグイスの鳴き声が聞こえている。今年初めて聞く鳴き声である。さて登山口から、最初は木段の道を行く。やがて、踏み跡のやや薄い道を行く。それとは別に大きな道もある。いずれ合流するので、どちらを選んでもかまわない。この後も同様に道が分かれることがある。上に向けて行けば、東屋で合流するので何の心配もない。

今日のように、ウグイス園地コース(東屋)を行くには、登山口から右の方へ、谷から遠ざかるように上がってゆく。これに対して、ヒヨドリ園地(堰堤)コースは、谷の左岸を上って行く。こうした大まかな位置関係さえ頭に入っておれば、途中のジグザグや、広い道と踏み跡程度の細い道の区別は、あまり気にする必要はない。

さて、東屋から小尾根を少し登ると平らな部分があり、そこから道は左へ巻き気味に鈴ヶ峰の方角に延びている。その道を行かず、そこから小尾根を真っ直ぐに駆け上がれば、鈴が峰公園コースの尾根筋へ上がる ことが出来るはずである。

それを確かめたくて、ここからブッシュ漕ぎをする覚悟で来たのだが。なんと、しっかりした踏み跡が小尾根上を延びているのが見える。そこを行くと難なく上の尾根道へ達した。経過時間(東屋から6分)その他を考慮すると、東屋の標高220m、平らな部分250m、尾根270m弱(地形図の崖マーク)といったところであろうか。(先週の山行記では、東屋の標高200mとしている)

鈴ヶ峰山頂では、東屋で追いついた一行に先着した(約6分くらい)。先に山頂についていた人のなかにもお仲間がいたようだ。写真撮影のお手伝いをする。雪の十方山、窓ヶ山のキレットにちょうどはまりこんでいる東郷山をバックに入れる工夫をしてみた。

お先に失礼して西をめざす。細かいアップダウンを繰り返しながら、鈴ヶ峰西峰三角点に着く。再びウグイスの鳴き声を聞く。西峰から、さらに西に続く尾根を追って、所々岩場になっている急坂を下る。ひざを痛めないように慎重に下る。ひざの痛みはなく順調に下る。

205m手前の鞍部(180m台)に至る。標識があり、「美鈴が丘南1丁目へ、約13分」と書いてある。今まで行ったことのないコースのはずだ。行ってみることにする。 分岐を右折して折り返し、鈴ヶ峰の北側斜面を、今度は今までと逆に東へ行く。

標高180m台のきれいな巻き道をゆったりと行く(ほぼ平坦)。送電鉄塔(標高180くらい)がある。それを越えてなおも行くと、登山道に落ち葉が多くなり、あまり踏まれていない雰囲気となってくる。

実は、後で調べたところでは、美鈴が丘南1丁目登山口は、この送電鉄塔を北に向けて下った所にある。今日は、1丁目を4丁目とばかり思い込んで、東へ東へと向ったのが敗因であった。それはともかく、今日のコースの続きをみてみよう。

なおも東へ行くと、尾根突端で、右上に延びる送電鉄塔管理道の細い道を分け、荒れ気味の道を直進して下る。すると、鈴ヶ峰西峰から東北東~北北東に落ちている沢に出て、道は消えてしまった。 左下に 向けて踏み跡がある。下ると溜池があり、よう壁の向こうに団地が広がっている。しかし、しっかりとした金網があり、そこから出ることはできない。踏み跡もなく出口らしき場所はない。

あきらめて元来た道を引き返す。時間は充分にある。あせらず行けば何とでもなる。すると、前方から中年男性が一人歩いてくるのに出会った。この団地の人で、以前は毎日のように鈴ヶ峰に登っていたという。久しぶりに歩くが、このコースは歩いたことがないので、ちょっと挑戦してみようということのようだ。

美鈴が丘南1丁目ではなくて、この辺りの4丁目の取り付き口について、少し知識を仕入れているらしい。同行させてもらうことにした。

溜池を西に向けて、先程よりもさらに突っ込んでみるが行き止まり。引き返して東へ行くことにする。溜池のすぐ上辺りで沢を越え、団地のよう壁に平行して東へ行く。踏み跡らしき道が続いている。

やがて、左手に堰堤があり、その上を伝って団地よう壁上の金網に取り付く。そこに入口はあるが、鍵がかかっている。乗り越えられなくもない。しかし、通常の登山道として考えられるコースではない。この人の話では、この堰堤の所が一つのポイントであった。鍵があるということも想定内の話である。鍵がかかっていないこともある、ということらしい。

しかし、ここはあきらめざるを得ない。堰堤を渡りなおしてさらに東へ行く。やがて、送電鉄塔管理道を右に分けて直進すると、すぐにコンクリート製の細い溝があり、アルミ製の小さな橋が渡してある。そこを渡って左折、団地のよう壁まで少し下る。

西から続く団地よう壁上の金網がちょうど切れる位置になっており、よう壁上を金網を伝ってほんの少し西に行くと、団地道路に下りることができる。ただし、「美鈴が丘南四丁目」取り付き口は、一般的な登山コースとして採用することはできないだろう。

団地道路を東北東に向う。道行地蔵手前で、右手に鈴ヶ峰登山口と標識があり、よう壁に階段が付いている。そこから山道を少し登ると、鈴ヶ峰~道行地蔵登山道尾根を横切って、向こう側に細い道が下っている。

簡易コンクリート製の細い道を下ると、美鈴が丘トンネル(自動車道)南詰の西側に出る。トンネル出口まで、地形図点線が記入されているが、その下方には何も記入されてはいない。このまま自動車道の側道を下りても良いが、自動車道南側の谷筋に沿って、さらに簡易コンクリート道が続いている。そこを下って、西広島バイパスにぶつかる。

西広島バイパスの下のトンネルをくぐり、先週と同じように、草津八幡宮のある山(力箭山、りきやせん)の西側を下った。「古い道しるべ」や広島市指定保存樹(エノキ)を見学しながら、ゆったりと下った。左ひざの具合はよさそうだ。安心できる状態まで快復したとみてよいだろう。

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

  • Akimasa Net(2016年01月23日)山行記
    己斐峠~柚木城山~鬼ヶ城山~鈴ヶ峰~八幡東
    (出発:己斐峠(JR西広島駅―山陽本線)、帰着:八幡東(JR五日市駅―山陽本線))

2008年05月03日

Akimasa Net
ひろしま百山(私の踏み跡)>> 広島湾岸トレイル >> 鈴ヶ峰トップページ

鈴ヶ峰312m~西峰(三角点)~縦走路~美鈴が丘
縦走路途中(205mピーク)から、踏み跡をたどって美鈴が丘中学校の近くに下る
(出発帰着:自宅)

2008年05月03日(土)、単独

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はじめに

鈴ヶ峰北面に地形図黒破線が一本ついている。縦走路205mピークのわずか西側から美鈴が丘中学校へ下るものである。今日はそのルートの有無を確認するため歩いてみた。

なお、今日は鈴ヶ峰山頂(東峰)手前まで、鈴ヶ峰から南に流れる尾根上の潅木をぬって登り、山頂手前で南面をトラバースして西に向い、縦走路に合流した。したがって、鈴ヶ峰山頂(東峰)は踏んでいない。

今日のコース&コースタイム

出発9:39-憩いの森10:06、10:09-左手に墓場(右折)10:12-左折10:14-右折10:15-左折10:16(右踏み跡、送電鉄塔)-右折10:17-左折、右折、左折10:18-堰堤・東屋分岐十字路10:20、10:25-堰堤に向けて下るー堰堤下10:27-涸れ沢10:30-屈折点右折10:33-左折して尾根踏み跡へ10:36-山頂直下左分岐点10:46、10:49-トラバース道(踏み跡)-井口台下山道交差10:51-水平、そして少し登る-西峰縦走路鞍部手前10:53-ピーク10:54(290m台)-岩場ピーク(大きい)10:57-小コブ(展望)10:58、11:00-小ピーク(310m 台)11:06-小コブ(310m台)11:08-西峰三角点11:00、11:15-急下る-ほんの小さなコブ11:22-鞍部11:30、11:35-205mピーク11:37、11:38-送電鉄塔11:45-下山口探索-出発11:52-尾根355度11:57-小さなコブ11:58-新高井橋東詰め12:02-高井コース登山口まで少し下る12:05、12:15-道路を引き返す-美鈴が丘西一丁目交叉点(美鈴が丘南四丁目北東角)12:32-美鈴が丘トンネル12:35-トンネル出口12:38、12:40-自動車道 南西の谷にある地道を行く-田方4号トンネル12:50-帰着13:09

  • 出発(27分)憩いの森(11分)十字路(2分)堰堤(19分)鈴ヶ峰山頂直下
     小計1時間07分(憩いの森3分、十字路5分を加える)
  • 鈴ヶ峰山頂直下(2分)井口台コース交差(2分)縦走路鞍部手前(7分)西峰三角点(15分)鞍部(2分)205m
     小計48分(西峰15分、鞍部5分を加える)
  • 205m(7分)送電鉄塔(10分)下山口(3分)高井コース取付き
     小計27分(送電鉄塔付近探索7分を加える)
  • 高井コース取付き(17分)美鈴が丘南四丁目(6分)美鈴が丘トンネル出口(29分)帰着
     小計54分(トンネル出口2分を加える)
  • 総合計3時間30分
     (山頂直下分岐3分、205m1分、高井10分を加える)

今日の様子

憩いの森から、ウグイス園地(東屋)コースを、堰堤・東屋分岐十字路まで登る。そこから堰堤まで下りて、ヒヨドリ園地(堰堤)コースに入る。涸れ沢で左折、一旦鈴ヶ峰南尾根に乗って右折、しばらくして左折、さらに右折して南尾根の潅木の中を登る。

山頂手前ササ原で、山頂に向かう道を見送り、左折する踏み跡に入る。山頂南面をトラバースする道を行き、井口台下山コースを横切って、鈴ヶ峰東峰から西峰に向かう縦走路鞍部手前で合流する。そのまま、西峰三角点から205mピークに達する。

気温が高い。ピッチは上がらない。鈴ヶ峰に人出は多いものの、西峰より向こうではだれにも会わなかった。樹間のミニ縦走、そして、海を見ながらのミニ縦走、気持ちよいコースである。西峰より向こうも歩くと楽しみが倍増する。

西峰でも少し木を切ったのか、窓ヶ山~向山、鬼ヶ城山~火山をみる。205mピーク手前の鞍部で、木漏れ日のなかを吹き抜ける風が心地よい。海側に踏み跡か?藪の中に消えている 。

205mピークをわずか向こうに行った地点から、今日目的とした地形図点線に向けて踏み込む。急な尾根を下る。落ち葉が積もっており足が滑る。あまり人は歩いていないようである。それでも送電鉄塔まではしっかりとした道がある。そこから先が分からない。鉄塔土台のコンクリート壁の北側をさがすが、シダが覆っておりとても踏み込めるような状態ではない。

あきらめて登りなおそうとしたとき、鉄塔西側のヤブの中に踏み跡があるのを見つける。その中に踏み込むと、多少潅木はうるさいものの通れないことはない。結局、最後まで尾根筋を追って自動車道のよう壁まで下る。地形図点線は、途中で尾根の右手にどおりには行かなかった)。よう壁をほんの少し西へ移動して、新高井橋東詰めに降り立つ。

高井コースまで自動車道を下る。縦走路まで登り直し、向こう側のゴルフ場西側の谷を下っている廃道(地形図点線)を確認してみたかった。しかし、地形図(目的の場所は、二万五千分1地形図「廿日市」に含まれる)を持ってきていなかった。広島しか持って出なかったのだ。昼食も持っていないし、気分をそがれて、もう一度自動車道を美鈴が丘四丁目まで登り、美鈴が丘トンネル~地道~西広島バイパスを通って帰宅する。

いくつか気になるコースは残るものの、鈴ヶ峰の山道はほぼ歩いたといえるだろう。それらのコースを地形図に落とし込むため、電子国土が役にたちそうである。工夫してみよう。

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

  • Akimasa Net(2016年01月23日)山行記
    己斐峠~柚木城山~鬼ヶ城山~鈴ヶ峰~八幡東
    (出発:己斐峠(JR西広島駅―山陽本線)、帰着:八幡東(JR五日市駅―山陽本線))

2004年02月29日

Akimasa Net
ひろしま百山(私の踏み跡)>> 広島湾岸トレイル >> 鈴ヶ峰トップページ

鈴ヶ峰312m~西峰(三角点)~縦走路~高井コース
縦走路途中(120m台送電鉄塔の横)から、美鈴が丘方面に下る
(出発帰着:自宅)

2004年02月29日(日)、単独

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はじめに

昨日は仕事。夜に降り始めた雨は今日の午前中でやみそうである。午後から出かける予定にしていたが出遅れる。近場で、鈴ヶ峰~鈴ヶ峰西峰と歩いてJR五日市へ下りるつもりだったが、美鈴が丘方面に下りてしまう。山の北側を廻って自宅へ帰る。

今日のコース&コースタイム

出発14:28-憩いの森15:03-東屋(展望)15:26-展望岩場15:33-鈴ヶ峰頂上15:46、16:57-鈴ヶ峰西峰三角点17:07-205mピーク17:15-鉄塔17:20-美鈴が丘方面登山口17:25-トンネル入口17:45-西広島バイパス18:08-帰着18:22

出発(35分)憩いの森登山口(43分)鈴ヶ峰
鈴ヶ峰(10分)鈴ヶ峰西峰(18分)美鈴が丘方面登山口(57分)帰着
行き1時間18分
帰り1時間25分

今日の様子

いつもの通り井口台中学校(鈴ヶ峰憩いの森入口)から登る。葉を落とした木々を透かして間道がいくつも現れる。ルートを適当に右にとりそれから西に向かう。山道およびその周辺部を刈り込んで手が入れてある。

雨上がりの里山は多くの人でにぎわう。ご夫婦、単独、グループなど様々だ。中高年にまじって中学の陸上部員がいる。山頂では、鎌を手にして刈り込みをしている人がいた。心の中で感謝。山頂からの展望は遠くが霞んであまりよいとはいえなかった。それでも瀬戸内の美を楽しむには十分だ。

鈴ヶ峰(西峰)の向こうに、(極楽寺山)~617m~568.2m三角点があり、さらにその後に、(大峯山)~860m台~896m~(阿弥陀西)~891m~阿弥陀山がある。この中で今日は、896mの三角形ははっきりと見えるが、その懐の568mピークまでは分からない。

十方山の方角にも山影が霞むが、582m(窓ヶ山の左肩)よりも位置が少し低いようにも見える。東郷山が窓ヶ山キレットにはまり込み、そこから流れる肩が窓ヶ山の肩の向こうに張り出している。

窓ヶ山(東峰)~584m~590m台~向山と続く。その後に、東郷山~882m、840m台、830m台~(大峠)~829.9m三角点に延びる尾根が見え隠れしながら続いており、それぞれのピーク近くには鉄塔が立っているように見える。 (二つの尾根の間に、647.4m三角点が入るとされるが今日は確認できない-この三角点は見えないと思われるので削除する)

向山の右奥には、637.2m三角点~511m~(姫路峠)~(岳山)がある。その右奥は、604.1m三角点~560m台~(尻高山)である。しかし今日は両者の区別はできない。637.2m の右に大きな頭がのぞく。尻高山と高山川をはさんで西北西の方角に対峙する663.5m三角点である。

ビッグアーチ南西の310.8m三角点(三角形の裾がひろい山)の向こうに、岳山の双耳峰をみる。その右肩には尻高山がある。さらに右に見えているのは、おそらく久地冠山~530m台の尾根と思われる。尻高山と久地冠山の間に一つ小さな頭が見える。この方角に見えるのは、近いほうから、滝山、椎谷山、そして熊城山の順番になる。少なくとも滝山は見えているだろう。その他の区別まではできない。

岳山の左に山影がある。牛ヶ首山であろう。荒谷山の左奥にみえるのは、龍頭山だろうか。それとも牛頭山しかみえていないのだろうか。はっきりしない。

637.2m三角点~511m~(姫路峠)~岳山
604.1m三角点~560m台~尻高山
久地冠山~530m台
牛頭山~牛頭山(東峰)~本串山

少し長居をしすぎた。西に沈む太陽を追って西峰(三角点)を目差す。途中に意外とコブが多い。小ピークを4~5こ乗り越えれば山頂である。さらに下る。205mピークに至れば左下にゴルフ場が見えてくる。

鉄塔を過ぎてすぐの分岐に標識があり、鈴ヶ峰登山口とある方(北側)へ下ると美鈴が丘方面である。ほんとうはJR五日市に行きたいのだから、送電線よりも南側についている道(道標では示されていない)を下らなければいけない。いつもの通りいい加減にやってしまった。

西側から駅へ廻るよりも、東側から廻れば歩いて自宅へ帰れそうである。極楽寺山に沈みゆく夕陽を背に浴びて車道を東へ登る。突き当りを右に折れてトンネル(鈴ヶ峰~鬼ヶ城山の下を通る)手前が最高点である。

トンネルを出て少し左へ振れると、正面には、黄金山、金ヶ燈篭山、その右手には、比治山、絵下山、灰ヶ峰がみえる。ヘアピンカーブを下りながら、さらに左手奥をみる。二ヶ城山、松笠山、牛田山の右に呉娑々宇山が大きい。さらに下って右手を振り返ると、安芸小富士、古鷹山、能美島など瀬戸内の島々。家に帰り着いて窓を開ければ安芸小富士のシルエット、頂上には灯台の灯りが点滅している。

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

  • Akimasa Net(2016年01月23日)山行記
    己斐峠~柚木城山~鬼ヶ城山~鈴ヶ峰~八幡東
    (出発:己斐峠(JR西広島駅―山陽本線)、帰着:八幡東(JR五日市駅―山陽本線))

2008年10月19日

Akimasa Net
ひろしま百山(私の踏み跡)>> 広島湾岸トレイル >> 鈴ヶ峰トップページ

鈴ヶ峰312m~西峰(三角点)~縦走路~ゴルフ場
縦走路途中(標高110m台送電鉄塔の手前)から、ゴルフ場側へ下る
(出発帰着:自宅)

2008年10月19日(日)、単独

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はじめに

大風邪を引いて、この一週間苦しんだ。いよいよ広見林道~カメイ谷に踏み込むときが来た(10月25日予定)というのに。日曜日になり少し状態が良くなったので足慣らしに出かける。こういう時近場の山は助かる。今まで行ったことのないゴルフ場西側の尾根~沢を探検して下ることにした。

今日のコース&コースタイム

出発10:36-憩いの森11:01、11:04-東屋11:15、11:19-広場11:23-展望岩場11:26、11:29-鈴ヶ峰東峰11:37、11:41-西峰(三角点)12:00、12:10-小コブ12:16-鞍部12:22-205m12:24-送電鉄塔横12:36-小鞍部12:38-送電鉄塔12:39、13:07-左手沢道合流13:25-池を右から巻く13:26-石組み13:30-簡易歩道13:42-車道13:44、13:51-帰着14:55

  • 出発(25分)憩いの森(11分)東屋(18分)鈴ヶ峰東峰
     小計1時間01分(憩いの森3分、東屋4分を加える)
  • 鈴ヶ峰東峰(19分)西峰(14分)205m(15分)送電鉄塔
     小計58分(西峰10分を加える)
  • 送電鉄塔(2分)小鞍部(16分)谷筋(19分)自動車道
     小計37分
  • 自動車道、小計1時間04分
  • 総合計4時間19分(すべての行動時間)
    (東峰4分、送電鉄塔28分、自動車道7分を加える)

今日の様子

ウグイス園地(東屋)コースで、展望岩場から水場を経てヒヨドリ園地コースに合流する。細かいジグで駆け上がれば、鈴ヶ峰山頂(東峰)である。ジグの途中で、親娘とすれ違う。道を譲ってもらう。登り優先だよ、と父親が教えている。

山頂では先着2組が食事中である。いずれも木陰に陣取っている。10月後半というのに日差しが暑い。汗をかく。

直ちに、鈴ヶ峰西峰(三角点)から西をめざして下る。205mから海側のゴルフ場をながめ、送電鉄塔の横(標高130m台)を通り過ぎてなおも下る。送電鉄塔(高井コース分岐、標高120m台)の下をくぐり、さらにもう1本目の送電鉄塔(標高110m台)まで下る。

高井コース分岐がある鉄塔と最後の鉄塔の間の小鞍部、そして最後の鉄塔近くの2箇所で左手(海側)に踏み跡を認める。最後の鉄塔横のコブには、「三級基準点No.3八幡東」という基準点がある。

昼食後、最後の鉄塔から少し引き返す。一つ踏み跡をやり過ごして小鞍部に至る。そこから、右手(海側)の斜面に踏み込んで少し下る。やがて、緑のゴルフ場フェンスが現われ、ずっと先まで続いている。その横(ゴルフ場の外側)にスペースがあり歩くことができる。カートの音、ゴルフボールを打つ音が間近に聞こえる。

しかし、これでは何の面白みもない。右手に小尾根がせまってきた地点でそちらに駆け上がる。尾根上に踏み跡らしきものがある。この踏み跡こそ地形図点線の道で間違いない。最後の送電鉄塔の すぐ近くから下りてくるものであろう。踏まれなくなって久しいようだ。小潅木の中を縫うようにして押し下る。

やがて、谷筋の部分になり、左手からよい道が下りてきて合流する。先ほどのゴルフ場横の道であろう。干上がった溜池の右横をすり抜けて下ると、石組みの平たい土地の右奥に、かつての焼き場だろうか。赤レンガで造ったような建物がある。今にも漂ってきそうな雰囲気である。

谷底の左側に小沢があり、その右岸に踏み跡が続いている。とはいっても足元は見えない。雑草を押し分け、ツル性の植物を踏み越えて、強引に下る。土地は段々になっているように思える。かつて人の手が入って耕作していたのだろうか。

ある一枚の畑跡?では、イノシシの足跡、足跡。ヌタ場もいくつかあり、イノシシの運動場のようになっている。最後になって道が分からなくなり、右へ左へかき分けながら下ると、すぐ人家に出た。後は、簡易舗装道路をゆったりと下れば、八幡東三丁目の自動車道に出る。

鈴ヶ峰の小さな森は思いのほか深い。そして、かつてそこを耕した人々が確かに存在したのだ。

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

  • Akimasa Net(2016年01月23日)山行記
    己斐峠~柚木城山~鬼ヶ城山~鈴ヶ峰~八幡東
    (出発:己斐峠(JR西広島駅―山陽本線)、帰着:八幡東(JR五日市駅―山陽本線))