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山白浦~養父崎浦手前
(出発:宮島桟橋、帰着:宮島口桟橋近く)
2014年03月16日(日)、宮島太郎の会・ボランティア(3回目)
- 今日の山行ルート図 ⇒ GPS軌跡(2014年03月16日)無し
山白浦周辺の既設歩道整備
宮島太郎の会・ボランティア参加(宮島最西南端部の既設歩道の再整備状況)については、その都度まとめています。トピックスもからめた内容になっていますので、以下にて時系列でご覧いただければ幸いです。(2013年秋~2015年冬)
- Akimasa Net(2015年02月15日)山行記 ⇒ 「大江川の前後」
- Akimasa Net(2014年12月21日)山行記 ⇒ 「下谷川及び”あての木浦”周辺」
- Akimasa Net(2014年11月23日)山行記 ⇒ 「あての木浦周辺及び須屋浦ルート」
- Akimasa Net(2014年05月18日)山行記 ⇒ 「山白浦~革篭崎~あての木浦間」
- Akimasa Net(2014年04月20日)山行記 ⇒ 「山白山周回(革篭崎~あての木浦~尾根~山白川沿い~山白浦)」
- Akimasa Net(2014年03月16日)山行記 ⇒ 「山白浦~養父崎浦間」
- Akimasa Net(2014年02月16日)山行記 ⇒ 「養父崎浦~山白浦間」
- Akimasa Net(2013年10月13日)山行記 ⇒ 「青海苔浦~養父崎浦間」
このページの目次です
はじめに
最近、青海苔浦~養父崎浦~山白浦(宮島の東海岸)で、かつて存在したはずの既設歩道を再整備しようというボランティア活動(宮島太郎の会:山本拓志・代表)が続けられている。
2013年10月~2014年3月まで各月3日ずつ実施(予定)されており、私も今までに昨年10月と今年2月の2回(2日)参加した。今日は3回目の参加である。
2月の段階で、青海苔浦から養父崎浦を経て、山白浦手前にある74mピーク尾根まで整備が終わっている。そして、その尾根から山白浦まで歩けることも分かっている。
ただし、74mピーク付近東側の登りが、あまりにもきつくて不評であった。雨でも降れば、這い上がることすらできないかもしれない。これでは、楽しい宮島一周(安芸の宮島七浦巡り)にはならないだろう。
付近を探索の結果、74mピークの海岸寄りを巻いて行くルートがあることが分かった。そこで、2月の段階でやり残した74mピーク付近の尾根から山白浦へ向けて下るルートは、手つかずのまま放置することになった。
その代わりとして、海岸寄りの巻道を整備することになり、さっそく昨日(土曜日)から、山白浦側から一つ東の小さな浜(小浜)方面に向けて、草刈作業が始まったようである。
さて今日は、山白浦周辺の既設歩道にて、歩行の妨げとなる倒木・雑木・雑草の片付け・枝打ち・刈払を行う。
今日も船で山白浦に上陸する
今日も船を出してもらった。廿日市港から3人、宮島桟橋から6人が、別々の船で渡った。私は宮島桟橋組に入った。
天気は良い。波も穏やかと思ったが、東海岸に入るとがぶり始めて、潮が船の先端から飛び込んでくるのでかなり海水で濡れてしまった。一時は前進をあきらめて、途中で浜に上がり道路を歩く覚悟をしたが、船頭さんの腕で何とか山白浦に上陸した。
廿日市港組は、少し大回りをして大野瀬戸(西海岸)を通り、革篭崎(宮島最西南端)をかわして山白浦に回り込んだのだそうだ。やはり革篭崎を回った辺りから波が高くなったという。
という訳で、廿日市港組が先着して作業を進めていた。
今日の作業
今日の作業は、山白浦側から東側の小浜方面に向けて進められた。私は例によって、エンジン付刈払機で刈られたシダなどを鎌で整理して回った。
小浜までの作業が今日中に完了する見通しが立ち、午後からは、逆方向の革篭崎目指してルート探索をする組に入った。
山白浦~革篭崎ルートは、実は2月の作業後、メンバーの一人が単独で探索に入り、標高50~80mくらいで、割と平坦で歩きやすいルートのあることを確かめていた。ただし、疎林の中を行くので展望はない、とのことであった。
そして、それよりも標高の低い地点に、もう一本のルートがあるらしいことも確認していた。
今日はそのルートを探ってみることになった。山白浦からの取り付き地点から先は、完全にシダで覆われている。背丈ほどもあるシダを鎌で少し刈ってみると、確かに山側が切り取られた良い道が続いているようである。
エンジン付刈払機は、二台とも午前中の作業現場で、午後も引き続き使われている。こちらは鎌などを使って、頭から埃をかぶりながら手作業で少しずつ進む。花粉症の人ならばとても我慢できそうにないくらいの埃である。
とは言うものの、海側の展望が良く、期待の持てるコースである。今日は適度なところで切り上げる。なお、小浜までのルートは完了したようである。
一人の若者が現れる
午後3時過ぎに作業を終了して、全員が疎林の中で休んでいると、一人の若者がひょっこりと現れた。
宮島桟橋から西海岸を経て、革篭崎を回ってきたらしい。地下足袋らしきものを履いている。ルートは定かでないが、海岸線の岩場を伝ってきたようである。
地図とコンパスは持っていないという。ここ(山白浦)から東海岸沿いに、今開通したばかりのルートを記した地図を持たせて送り出した。宮島航路の最終便は22時14分があるはずなので、遅くともそれまでには帰り着くだろう。それにしても、やや無謀な感がある。
そのほか
宮島桟橋組は、帰りには大野瀬戸回りで本土側に着岸してもらった。
革篭崎めざして作業は進む
後日、4月の作業案内(3日間)が来たので、その中の一日に申し込んだ。山白浦から革篭崎に向けて作業を進めることになっている。
今回は、前回手作業で探りを入れたルートに、2台のエンジン付刈払機を投入して行くので、作業は前回よりははかどるだろう。当日、革篭崎まで達することができるかどうか楽しみである。
ところで、山白浦から山白川沿いをさかのぼり、岩船岳~御床山~山白山~革篭崎の尾根に至るルートは、数年前に宮島太郎の会によって一度整備されたものの、その後再び荒れてしまったようである。(参考:2014年02月23日山行記、そのほかプライベート情報)
同会では、この箇所に再び手を付けるよりも先に、まずは山白浦~革篭崎~あての木浦のルートを優先して整備するとしている。
デジカメを列車内に置き忘れた
ところで当日の朝、宮島口に向かう列車の中で、デジカメの日付時刻を確認していたところ、そのまま座席の上に置き忘れてしまった。宮島に渡ってから気付いた。
JRに問い合わせをすると、忘れ物情報を集約する場所があるというので、そちらに電話した。私の乗った列車は岩国行で、岩国駅できちんと保管してあるという。
今日取りに行くかと問われたので、ちょっと難しいと答えた。忘れ物はその後広島駅に送られるという。仕事が終わるのがいつも夜になるので取りにいく時間がないと答えると、広島駅南口の総合案内所で午後8時以降でも受け取り可能にしておくとのことで、親切に対応していただいた。なお、着払いで送ってもらう方法もあるようだった。
それにしても、感謝!感謝!
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なお、初版刊行後も加筆修正を繰り返しています。