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広島大学宮島自然植物実験所~御床浦~あての木浦、往復
(出発帰着:広島大学宮島自然植物実験所)
2014年12月21日(日)、宮島太郎の会・ボランティア(7回目)
- 今日の山行ルート図 ⇒ GPS軌跡(2014年12月21日)
下谷川右岸の整備
あての木浦から南側(革篭崎方面)の整備
- 参考モデル山行記:
この地域の決定版は、「宮島自然植物実験所〜御床浦〜あての木浦」(2014年11月23日山行記)です。今日(2014/12/21)の山行記も含めて、コース概況(GPS軌跡有り)をまとめ直しています。
宮島太郎の会・ボランティア参加(宮島最西南端部の既設歩道の再整備状況)については、その都度まとめています。トピックスもからめた内容になっていますので、以下にて時系列でご覧いただければ幸いです。(2013年秋~2015年冬)
- Akimasa Net(2015年02月15日)山行記 ⇒ 「大江川の前後」
- Akimasa Net(2014年12月21日)山行記 ⇒ 「下谷川及び”あての木浦”周辺」
- Akimasa Net(2014年11月23日)山行記 ⇒ 「あての木浦周辺及び須屋浦ルート」
- Akimasa Net(2014年05月18日)山行記 ⇒ 「山白浦~革篭崎~あての木浦間」
- Akimasa Net(2014年04月20日)山行記 ⇒ 「山白山周回(革篭崎~あての木浦~尾根~山白川沿い~山白浦)」
- Akimasa Net(2014年03月16日)山行記 ⇒ 「山白浦~養父崎浦間」
- Akimasa Net(2014年02月16日)山行記 ⇒ 「養父崎浦~山白浦間」
- Akimasa Net(2013年10月13日)山行記 ⇒ 「青海苔浦~養父崎浦間」
このページの目次です
はじめに
宮島太郎の会(山本拓志・代表)による宮島最西南端部の既設歩道の探索と再整備計画は、いよいよ今年度(2015年3月末)中に完了の見通しが立ってきた。私も都度ボランティアで参加をしている。本日(日曜日)は山本代表と二人きりの予定であった。しかし、前日土曜日の作業が雨で中止となり、スライドで参加する方々があり、結局男4人・女1人での作業となる。
今日のコース&コースタイム
宮島桟橋7:31-宮島自然植物実験所7:48、8:03-大江浦分岐8:40、8:44-大川浦分岐8:59-御床浦9:31-最初の農園9:41-古い道標あり(左折)9:45-門扉(右折)9:47-御床山既設歩道(左折)9:52-長浦(江ノ尻浦)方面分岐(右折)9:57、9:59-大きなポリタンク10:08-切り通し10:10-下谷浦分岐(左折)10:13-右折10:16-廃屋(芝状態)10:18、12:05-下谷川(右岸から左岸へ)12:09-ダム湖12:15-江ノ尻浦分岐(左折)12:26-新しい農園12:30、12:44-江ノ尻浦(浜に出る)12:50-山道12:58-あての木浦13:06、14:47-あての木浦(浜に出る)14:50-あての木浦北の岬14:52-(山道に入る)-江ノ尻浦分岐15:07-廃屋(芝状態)15:27-下谷浦分岐15:31-下谷浦(浜に出る)15:34-御床浦神社15:47-大川16:10-休憩16:12、16:16-大江川16:23-大江川北の堰手前(山道へ)16:31−山道合流16:33-分岐(直進)16:47-下室浜(浜に出る)16:50-山道に入る16:54-宮島自然植物実験所16:59
- 宮島自然植物実験所(37分)大江浦分岐(15分)大川浦分岐(32分)御床浦(26分)長浦(江ノ尻浦)方面分岐(14分)下谷浦分岐(26分)江ノ尻浦分岐(26分)あての木浦
小計2時間56分(大江浦4分、長浦方面分岐2分、作業1時間47分、途中休憩14分を除く) - あての木浦(20分)江ノ尻浦分岐(24分)下谷浦分岐(16分)御床浦神社(23分)大川(13分、途中休憩4分あり)大江川(36分)宮島自然植物実験所
小計2時間12分
行きはほぼ山道を歩く。江ノ尻浦で浜に出て、汽水湖の山側を行く。帰りは、あての木浦の浜に出て海岸を歩き、江ノ尻浦から山道に入る。下谷川河口で再び浜に出て、大江川北の堰手前まで浜を歩く。そこから山道を帰る。下室浜手前で山道を外れ、下室浜に出て、ほんの少し浜を歩いて山道に入る。室浜砲台跡の近くを通って、宮島自然植物実験所に帰り着く。
下谷川右岸の整備
宮島自然植物実験所まで車1台で移動して、そこから現地まで歩いて往復する。やはり船がないと、実際の作業時間は大幅に制限される。
午前中の作業は、下谷川右岸の整備である。廃屋(芝状態)に荷物を下ろし、その前後の草を刈る。廃屋手前の踏み跡(北西~南東方向)では、北東側に昔設置された金網が続いており、それが既設歩道側に倒れこんでいる。その既設歩道の部分と屈折点から廃屋(芝状態)まで適度な幅を確保する。
その次は、廃屋(芝状態)の先(北北東~南南西方向)である。下谷川手前までの区間を整備して簡単に昼食を済ませる。なお帰途、この場所(廃屋)に御床小屋といった小さな木札が取り付けられているのに初めて気づく。今日のメンバーの誰も知らないという。最近のもののようである。ただしこの場所は、御床浦ではなく下谷浦とした方が正しいであろう。
あての木浦から南側(革篭崎方面)の整備
あての木浦に着く。右に行けば、あての木浦の浜に出る。左に行くと、御床山を経て岩船岳に登ることができる。今日はこの分岐点から、そのまま真っ直ぐ南に草を刈り、あての木浦の汽水湖の山側辺りまで整備を進めた。前回(11月23日)は、汽水湖よりももっと山側にルートがあるかどうか探索したのだが、結局は今日のルート(汽水湖沿い)に決定したようである。
次回は、船の手配に良い感触が得られているようである。何とか春までに作業を完了したいものである。
ヤマレコにおんぶ
最近の私の山行記では、ルート図(GPS)は、ヤマレコに間借りして表示している。今回もそのようにしていると、しばらくして、「最近出会ったかも」というような項目が現れて(今回初めてそのような機能があることに気づいた)、suganomatsuさんの山行記が紹介されていた。当日、あての木浦の浜でお見かけした方である。大変な健脚である。
yamareco.com/modules/yamareco/detail-563054.html
そのほか
宮島全体が湿っている。切り通しはぬかるんで歩行困難。切り通しでは南側に新たに付けられた踏み跡を行く。
今日の帰途では、潮の引いた海岸の浜を歩いた。海岸部は、粘土質の黒い泥で歩きにくくなっている。山本代表によれば、ここ数年で急速に環境が悪化している模様。
宮島でイノシシが大繁殖しているようである。帰り道で、牡蠣ヒビの中を走り抜けるウリ坊を3頭見た。最近の中国新聞記事(2014年7月28日付け)に、宮島沖の海を泳ぐイノシシの写真が載っていたことがある。宮島島内でイノシシが飽和状態になり、島外に逃げ出すものもでてきたのでは、というようなコメントが付いていた。
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なお、初版刊行後も加筆修正を繰り返しています。