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2016年05月01日

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十方山林道
二軒小屋~水越峠~渓畔林入口手前、往復
(出発帰着:二軒小屋)

2016年05月01日(日)、長男、小4(兄)、年長(弟)

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〈写真〉大荒れの十方山林道、11時28分

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はじめに

久しぶりの十方山林道である。長男が宮島へ行こうと言ってきたのでそのつもりにしていたら、年長(幼稚園)さんまで付いてくるという。そうなると宮島での行動範囲は限られる。つまり、あまり面白くない。そこで、いっそのこと十方山林道を歩いてみることにした。

今日の様子

長男たちが車で自宅まで迎えに来てくれた。同行は、長男に加えて小学4年生と年長(幼稚園)さんである。小学4年は私より強い。年長さんは気まぐれ、どこまで歩いてくれることやら。

長男の車で、高速道を通ることなく五日市~湯来温泉~道の駅"来夢とごうち"(中国自動車道、戸河内インター出口)と行き、三段峡入口を通り過ぎ、大規模林道経由で二軒小屋に至る。

二軒小屋駐車場から歩く。

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〈写真〉二軒小屋の広い駐車場、10時12分
(右手の車道を登れば、恐羅漢山である)

二軒小屋から200~300m先までは舗装されている。舗装が切れる手前に一軒家(別荘的な使用)があったが火事で焼けてしまった。

舗装が切れると、以前は右手山側から幾箇所も山崩れがあったものだ。それらはコンクリートで塗り固めるなどの処置がされていた。そして、その辺りまでは林道にも土が入り、押し固められており歩きやすい。ただし、所々で倒木が林道を塞ぐようになる。

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〈写真〉壁面が荒れている、10時33分

十方山登山口(シシガ谷コース)を左手に見送り(11時16分)、その少し先で、恐羅漢山登山口(~旧羅漢山~恐羅漢山)を右に見送ると、水越峠はもうすぐ先である。

この水越峠の前後で、倒木が次々と林道の上に覆いかぶさっている。四輪駆動車でも通り抜けることは不可能だろう。

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〈写真〉水越峠の手前辺り、11時29分

倒木はほとんどスギである。この辺りでは宮崎のスギを植林したと聞いたことがある。

西中国山地(広島・島根・山口県境)は、西日本の豪雪地帯最西南端に当たっている。私の経験でも、「水越峠の前後では、林道上にまだ20~30cmの雪が残っていた(2006/05/05、長男同行)」ということがあった。

温暖な宮崎のスギは湿った重い雪には耐えられなかったのかもしれない。倒れた時期が分からないので断定はできないが。

水越峠を越えた先で、道路の小さな窪みにオタマジャクシ(体長2cmくらいで小さい)が何百匹も群がって泳いでいた。すでに死んだのもいる。このうちの何匹かでもカエルになることができるだろうか。

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〈写真〉道路上の水たまりに無数のオタマジャクシ、11時29分
(水越峠を越えた辺り)

倒木が多数あり四輪車が入ることができないので、バイクはともかく、四輪車に踏み潰される可能性は少ないだろう。

ところで、バイクはなんとか吉和西まで通り抜けることができるのだろうか。舗装が切れた少し先で、私たちの後ろから追い抜いていったバイクが1台あった。そして、私たちが二軒小屋に帰り着くまで一緒になることはなかった(引き返してくることはなかった)。

二軒小屋に至る途中の「来夢とごうち」(道の駅)前後では、山肌は濃淡のある緑がまだら模様になっており美しい。

だから、本当は渓畔林入口まで行って新緑を楽しみたかった。しかし、帰りの時間を計算して12時で昼食(12時28分くらいまで)にした。渓畔林入口の少し手前である。日の光が直接当たると暑い。日陰を選んで弁当を広げる。

林道はというと、表面の土が流水で削り取られて深く掘れた箇所が目立つ。細見谷渓谷(細見谷川下流部)のそばで建設途中に放棄された下山林道のように、十方山林道もこれから自然に帰っていくことになるのかもしれない。

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〈写真〉渓畔林入口手前、12時29分
(林道の路面が流水で深くえぐられている)

何はともあれ無事歩くことができた(二軒小屋14時02分)。長男の家に車を置き、我が家まで電車で移動して夕食とする。

Wireless GPS Logger(HOLUX M-241)の調子が前回山行から良くない。今日も電池(単3乾電池1本)を入れてスイッチONにするのだが、画面が乱れて、いつまでたっても準備OKとならない。結局今日はログを取れずじまいで終わった。

ここのところ、本体のメモリが一杯になり上書きを繰り返していたためだろう。メモリを消去してみたら、準備段階での画面の乱れもなくなった。次回はうまくいくだろう。