2016年04月23日

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ひろしま百山(私の踏み跡)>> 広島湾岸トレイル >> 灰ヶ峰呉市音戸町(倉橋島)

広島湾岸トレイル(モデル山行記)
休山~日佐護山~高烏山(三津峰山)~音戸の渡し~音戸町
(出発:JR呉駅―呉線、帰着:音戸市民センターバス停(JR呉駅))

2016年04月23日(土)、広島湾岸トレイル体験登山(瀬戸ルート)・呉第3回


〈写真〉休山山頂部駐車場の海側に電波塔を見る、10時32分

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〈写真〉音戸の渡し船(第二音戸大橋の下)、15時00分

  • このページの目次です

    今日のコース&コースタイム

    JR呉駅前8:16-入船山通り8:27-バス停8:46-登山口(60m台)8:47、8:49-空き地(左折、80m台)9:03-太子堂9:07、9:09-148m9:12、9:15-送電線鉄塔(230m台)9:38-山頂部(490m台)10:31-東屋(497m)10:37、10:51-車道(470m台)10:53-車道に出る10:57-山道に入る10:57-林道を横切る(410m)11:05-標石(400m前後)11:12-車道に出る(380m台)11:30-高天原神社11:31-419m11:38、11:40-東屋(410m)11:41、11:51-車道に接する(370m)11:54、11:55-標石(370m台)11:57-車道に接する(330m台)12:08-高烏山(380.2m三角点)12:17-東屋(380m前後)12:21、13:00-天宝山聖苑入口(350m台)13:05-(天宝山聖苑)-聖苑左折13:09-車道に出る(260m台)13:19-(車道)-山道に入る(190m台)13:42-砲台跡の窪地(210m台)13:48-平清盛公日招像(210m前後)14:02-日招き岩14:03-(車道)-地道に入る(右折)14:36-音戸の渡し(本土側)14:45、14:57-音戸の渡し(倉橋島)15:04-バス停15:35

    • JR呉駅前(30分)バス停(1分)登山口(23分)148m(23分)送電線鉄塔(53分)山頂部(6分)休山山頂(東屋)
      小計2時間21分(空き地でのミーティング時間を含む、登山口2分、148m3分を加える)
    • 休山(40分)高天原神社(7分)日佐護山(39分)高烏山
      小計1時間26分
    • 高烏山(4分)東屋(5分)天宝山聖苑入口(37分)車道から再び山道へ(20分)平清盛公日招像(43分)音戸の渡し
      小計1時間49分(高烏山横の東屋39分を含まず)
    • 音戸の渡し(7分)音戸の渡し(31分)バス停
      小計38分(音戸町内休憩6分を含む)
    • 総合計7時間19分(全ての時間)
      (休山東屋14分、高烏山横の東屋39分、音戸の渡し待ち12分を加える)

    JR呉駅前~休山登山口(宮原一丁目バス停)

    最初の予定では、JR呉駅前からバスで宮原一丁目バス停まで行くことになっていた。ところが、バスでは大回りとなり時間が掛かるので、歩いてもそれ程の差はないとのこと。結局、歩くことにする。

    JR呉駅前から歩く。

    南東向きに休山の方向に歩き始める。道路前方に休山が見えている。

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    〈写真〉JR呉駅前から歩き始める、8時16分

    亀山橋から、左手奥に灰ヶ峰を見る。

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    〈写真〉亀山橋から灰ヶ峰を見る、8時20分

    市立入船山記念館前の通り(美術館通り)に入る。

    道路にはいくつもの彫刻が展示してある。ところで、この美術館通りの長さは、この通りの両端で交わる道路の幅も加えて、約263mあるという。戦艦大和の全長と同じである。

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    〈写真〉入船山記念館前の通り(美術館通り)、8時27分

    小路を通り抜けながら、標高40~60m台のバス通りに上がる。
    呉市街地の南東側を行くほぼ平坦な道路である。先日(2016/04/16)は、北の方(呉海軍墓地など)からこちらへ歩いてきた。
    今日は逆に、バス停からバス通りをほんの少し北東向きに行く。休山登山口(標高60m台)は道路右手にある。

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    〈写真〉休山登山口、8時47分

    休山登山口~登山道(標高148m)

    >休山登山口から山道に取り付くまで、住宅地内の細い道路(地理院地図の黒実線あり)を右左折しながら行く。ごくおおまかには東向きに行き、標高148m地点を目指す。
    休山登山口から取り付く。
    地理院地図黒実線を北東向きに行く。

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    〈写真〉休山登山口から取り付く、8時49分

    すぐに階段がある。

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    〈写真〉すぐに階段がある、8時50分

    階段を登り切り、道なりに右方向(南東向き)を向く。
    正面には休山が見えている。道路はこの後、やや左から大きく右(南西向き)へ振れる。

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    〈写真〉階段を登り切る、8時52分

    148mに向けて左折(標高80m台)して狭い路地に入る。
    地理院地図の黒実線が標高148mに向けて延びている。ほぼほぼ東向きである。

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    〈写真〉148mに向けて左折する、9時03分

    左折地点から前方を見る。
    狭い路地の右側ガードレールに、登山口の標識が貼り付けてあるのが分かる。

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    〈写真〉左折地点から前方を見る、9時03分

    階段を登る。

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    〈写真〉階段を登る、9時05分

    太子堂がある。

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    〈写真〉太子堂、9時07分

    太子堂の横から山道に入る。

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    〈写真〉太子堂から上は山道である、9時10分

    登山道(標高148m)~尾根道~休山

    標高148m地点から、休山、灰ヶ峰そして呉市街地を望む。
    標高148m地点から東向きに鞍部を乗り越え、小尾根上を南東~南向きに登る。地理院地図の黒破線は、標高148m近くと休山山頂部(標高400m前後から上)に表示があるのみで、その途中には何の表示もない。
    休山山頂部まで、なかなか厳しい登りが続く。

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    〈写真〉急斜面が続く、9時41分

    時々緩斜面がありホッとする。

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    〈写真〉緩斜面を行く、9時56分

    サルノコシカケだろうか。

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    〈写真〉サルノコシカケ?10時21分

    休山山頂部(標高490m台、最高点497m)

    宮原一丁目からの登山道は、南向きに休山山頂部に達する。
    休山山頂部にはいくつもの電波塔が建っている。最初の建物を右回りに行くと広い駐車場がある(トイレあり)。清水・阿賀方面と宮原・音戸方面、つまり4方向から車で登ることができるようである。
    駐車場を越えて、なおも南向きに行くと東屋があり、瀬戸の海と島を見ることができる。
    まずは休山の山頂部に登り着き、右前方に建物を見る。

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    〈写真〉休山の山頂部に登り着く、10時30分

    休山の山頂部には広い駐車場がある。
    南の方角に一番奥の電波塔を見る。その右横奥に東屋があり、瀬戸の海と島を見ることができる。

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    〈写真〉休山の山頂部駐車場、10時32分

    休山山頂部(最高点の標高497m)~日佐護山

    休山山頂部から日佐護山までは、南西向きに尾根を追って山道を行く。ほぼ地理院地図の黒実線~黒破線のとおりである。途中で幾度か車道を横切ることになる。
    休山山頂部の南側(497mの東屋横)から山道に入り、小潅木の中を行く。
    地理院地図の黒実線のとおりである。

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    〈写真〉山道を行く、10時52分

    標高470m台で車道に出て、そのまましばらく下る。
    地理院地図の道路表示どおりである。

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    〈写真〉車道に出た先頭集団、10時53分
    (標高470m台)

    標高470m台で、車道から山道に入り、尾根を南向きに下る。
    地理院地図黒破線のとおりである。

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    〈写真〉再び山道に入る、10時54分
    (標高470m台)

    標高470m前後で一旦車道に出る。

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    〈写真〉一旦車道に出る、10時57分
    (標高470m前後)

    すぐ山道に入り、南向きに尾根筋を下る。
    地理院地図黒実線のとおりである。

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    〈写真〉すぐに山道に入る、10時57分
    (標高470m前後、画面左手前方に進む)

    山道に入ってすぐの地点に地蔵がある。

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    〈写真〉地蔵、10時58分

    標高410m台で車道を横切る。その前後から尾根筋は南西向きとなる。
    車道を横切り、410m台鞍部で西向きの木段がある。その後は南西向きに地理院地図の黒破線どおり行く。

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    〈写真〉西向きの木段、11時06分
    (410m台鞍部)

    標高400m前後の鞍部から、かなり狭い間隔で標石が並んでいる。旧陸海軍省あるいは明治期昭和期の区別など、まだ詳しくは検討していない。

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    〈写真〉標石、11時12分
    (標高400m前後の鞍部から数本並んでいる)

    気持ちの良い新緑の中を行く。

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    〈写真〉新緑の中を行く、11時20分

    山道が西を向き、やがて車道(標高380m台)に出る。
    車道に出て、左手西向きにしばらく行くと、左手に高天原神社がある。

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    〈写真〉車道に出る、11時30分
    (標高380m台)

    高天原神社の反対側から山道に入り、日佐護山419mまで登る。
    地理院地図の黒実線のとおりである。山頂部展望箇所は黒実線の切れる辺りで、419m表示よりは南側である。日佐護山山頂からの展望は、樹木が茂っており良くない。

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    〈写真〉日佐護山に向けて山道に入る、11時32分

    日佐護山~高烏山(三津峰山)

    日佐護山419mからの展望は良くない。
    早々に引き上げて、日佐護山419mから展望東屋(標高410m前後)まで下る。地理院地図の黒実線に従って南向きに下る。この展望東屋には、高天原神社から日佐護山に登る途中で、左手にショートカット道(地理院地図の黒実線、南西向き)がある。
    展望東屋からは、地理院地図の黒実線~黒破線に従って下る。
    まず、展望東屋から南西向きに、地理院地図の黒実線に沿って下る。やがて、標高370m台で車道と接するようになる。少しの間、その車道横を歩き、そのまま山道に入る(標高370m前後)。地理院地図の黒破線、黒実線及び車道マークが接する辺りである。

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    〈写真〉車道に接した後、山道に入る、11時55分
    (標高370m前後)

    標高370m台から先で、かなり狭い間隔で標石が並んでいる。旧陸海軍省あるいは明治期昭和期の区別など、まだ詳しくは検討していない。

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    〈写真〉標石、11時57分
    (標高370m台から数本が並んでいる)

    春、花の季節である。

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    〈写真〉ガマズミ?、12時07分

    標高380m台を越えた辺りで、山道(黒破線)は西向きに下り車道に接するようになる。車道が三叉に分かれている地点(標高330m台鞍部)である。ここから再び山道に入り、そのまま西向きに登る。

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    〈写真〉山道に入る、12時08分
    (標高330m台鞍部)

    標高330m台鞍部からは西向きに登る。したがって、北向きに膨らむ地理院地図の黒実線とは離れて登る。なお、登山道は、標高360m前後でこの黒実線と再び合流する。
    シダの新芽が首を伸ばしている。

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    〈写真〉シダの新芽、12時14分
    (標高370m前後の登り)

    標高360m前後から上では、ほぼ黒実線に沿って登り、高烏山三角点(標高380.2m)に至る。

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    〈写真〉高烏山三角点、12時17分

    高烏山三角点からは、南西向きにほぼ黒実線に沿って下り、標高380m前後の展望東屋に至る。昼食とする。

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    〈写真〉展望東屋、12時20分

    展望東屋から呉港を見る。

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    〈写真〉展望東屋から呉港を見る、12時23分

    展望東屋から日新製鋼呉製鉄所を見る。

    時々赤い炎が上がっている。溶鉱炉から溶けた銑鉄が取り出された瞬間であろう。

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    〈写真〉展望東屋から日新製鋼呉製鉄所を見る、12時55分

    高烏山(三津峰山)~音戸の渡し

    高烏山三角点(標高380.2m)南西の展望東屋(標高380m前後)から、南西向きに音戸の渡しまで下る。車道を歩く区間が長く単調になりやすい。ただし、車はほとんど通らないのでストレスは少ない。
    展望東屋(標高380m前後)から黒実線に従って、南西~南向きに車道まで下ってしまった。ほんとうは、そのまま南西向きに尾根筋を下ればよかったのだ(地理院地図表示無し)。
    そのまま車道を少し下れば、右手に天宝山聖苑入口(標高350m台)がある。下記写真は、今下って来た車道を振り返ったところ、左手・天宝山聖苑入口、右手・車道である。

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    〈写真〉天宝山聖苑、13時05分
    (展望東屋(標高380m前後)から、黒実線に従って車道まで下ってしまった)

    天宝山聖苑の敷地内を北西向きに引き返す。地理院地図の分岐車道表示に従う形となる。途中には、沖縄戦没者の慰霊碑などがある。

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    〈写真〉沖縄戦没者の慰霊碑、13時07分

    天宝山聖苑内の分岐車道表示が切れる辺り(標高350m台)で、右手から下りてくる踏み跡と合流して左折する。
    尾根筋を南西向きに標高300m台の小コブまで下り、音戸の瀬戸に向けて左折する。南~東に下って車道(標高260m台)にぶつかり右折する。車道に至るまで地理院地図の表示はない。

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    〈写真〉車道にぶつかる、13時19分
    (標高260m台)

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    〈写真〉車道を下る、13時24分
    (標高250m台の地点、南西向き)

    標高190m台地点で再び山道に入る。道路表示に沿うようにして南下する。

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    〈写真〉再び山道に入る、13時42分
    (標高190m台)

    標高210m台の広場があり南西向きに行く。砲台跡の窪地がある。この広場一帯は旧要塞砲台跡地である。ここに至る山中にもいくつかの窪地があり、その一部には立派な石組みが残っていた。

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    〈写真〉砲台跡の窪地、13時47分

    標高210m台の遊歩道表示(地理院地図)のとおり南西向きに行く。

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    〈写真〉遊歩道をゆったりと下る、13時49分

    平清盛公日招像がある。標高210m前後の地理院地図に表示されている位置である。

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    〈写真〉平清盛公日招像、14時02分

    平清盛公日招像の前から、眼下に音戸の瀬戸を見下ろす。

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    〈写真〉日招き岩からの展望、14時03分

    標高180m前後から、地理院地図の車道表示に沿って下る。標高50m台で右折、車道を離れて地道(黒実線)を西向きに下り、音戸の渡しに至る。
    なお車道をそのまま行けば、今が盛りのツツジを満喫することができるということであった。ただし、交通量が多い上に少し遠回りとなる。

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    〈写真〉音戸の渡しに向けて地道を下る、14時36分
    (標高50m台)

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    〈写真〉音戸の渡し、14時48分
    (14時45分、音戸の渡し到着)

    音戸の渡し~音戸町内

    狭い海峡を大型船が何隻も行き交う。それらを避けながら、二つの音戸大橋の中間点から出港して、第二音戸大橋のすぐ下まで大きく膨らんで引き返し、対岸(音戸大橋の袂近く)に渡る。

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    〈写真〉音戸の渡し船、15時00分

    渡船を降りて、町並みを西向きに行く。

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    〈写真〉法専寺の石垣、15時06分

    お寺の正面右奥に鐘楼、その更に奥には第二音戸大橋が見える。

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    〈写真〉法専寺の正面から第二音戸大橋を見る、15時08分

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    〈写真〉法専寺の正面から南に入った路地を振り返る、15時10分
    (右手には立派な石垣、左手はレンガ造りの塀である)

    音戸の街中を行く。

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    〈写真〉昔懐かしい郵便POST、15時12分

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    〈写真〉お風呂屋さん、15時18分
    (残念ながら、廃業されたとのこと)

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    〈写真〉造り酒屋さんの趣ある板壁、15時28分

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    〈写真〉バス停から音戸大橋を見る、15時37分

    途中シャワーあり。土曜日にてバスの便数が少なくかなり待ったものの、JR呉駅(終点)行である。今日一日のんびりとした時間を過ごすことができて満足。

    参考山行記

    広島湾岸トレイル・モデル山行記

    • Akimasa Net(2016年04月23日)山行記(このページ)
      休山~日佐護山~高烏山(三津峰山)~音戸の渡し~音戸町
      (出発:JR呉駅―呉線、帰着:音戸市民センターバス停(JR呉駅))
    • Akimasa Net(2017年04月08日)山行記
      休山~日佐護山~高烏山(三津峰山)
      (出発:JR呉駅―呉線、帰着:バス停音戸渡船口(JR呉駅―呉線))
      2016/04/23山行記よりも詳細にまとめている