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2008年07月27日

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広見林道~旧羅漢山、途中まで探索(往路下山)
(出発帰着:甲佐家屋敷跡)

2008年07月27日(日)、単独

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はじめに

2008年07月27日(日)、単独
広見林道~旧羅漢山、途中まで探索(往路下山)
(出発帰着:甲佐家屋敷跡)

広見林道から旧羅漢山をめざして途中まで登った。

甲佐家屋敷跡から広見林道に入り、広見川に沿ってゆったりと行く。やがて、右屈折点があり、広見川とわかれて登る林道を終端部まで行く。そこからさらに登り、旧羅漢山から北西~西へ流れる尾根(旧羅漢山~カマノキビレ~1155m~ジョシのキビレ)にカマノキビレで取り付く。しばらくその尾根を登り、旧羅漢山をめざしたものの、出発時間が遅かったことと雷鳴のため、途中から往路下山した。

この尾根は、旧羅漢山から2度ほど、途中まで下ったことがある。

ただし、 2008年06月07日(土)にカマノキビレまで下っていたのかどうか不明である。また、2008年07月13日(土)には、カマノキビレを通り越してそのまま尾根を下ったものと思われるが、詳細は不明である。

旧羅漢山、"カマノキビレ~1155m~ジョシのキビレ"、そして広見林道の位置関係をはっきりさせるため、次回は再び牛小屋高原~恐羅漢山から攻めてみよう。

2008/08/24追記:
前2回 (6月7日、7月13日)とも、旧羅漢山から北西~西へ流れる尾根上(旧羅漢山~カマノキビレ~1155m~ジョシのキビレ)をカマノキビレまで下っている。そしてそこから左手のハゲノ谷(左谷)へ入って下り、途中から引き返していることがやっと理解できた。

カマノキビレから向こうの尾根上はササヤブ状態で、見たところ踏み跡すらなさそうである。(旧羅漢山から下る踏み跡にしたがうと、 カマノキビレからそのままハゲノ谷左谷へ下っていく)

カマノキビレまで、旧羅漢山から下り25分程度である。

小さな沢(6月7日引き返し地点)は、カマノキビレから数分下った地点である。また、小さな木橋(7月13日引き返し地点)は、カマノキビレから約30分程度下った地点にある。小さな木橋からさらに下って行けば、数分でハゲノ谷の林道終端部に達する。林道をゆったり下ると、約10分程度で広見林道と合流する。

7月27日(3回目の訪問、ただしこの時は広見林道から登っている)には、6月7日(初回)の引き返し地点を登り下りしているにもかかわらず、そのことに気付いていない。7月13日 (2回目)に下って登り返したハゲノ谷(左谷)についても同様に何も気付いていない。

なお、7月27日(この山行記)引き返し地点から旧羅漢山まで、あと20分くらいの登りが残っているだけであった。

今日のコースタイム:
甲佐家屋敷跡(25分)小赤谷橋(18分)ナメラ谷の林道分岐(37分)右折点(広見川離れる)(47分)広見林道終端部
 小計2時間09分(ナメラ谷の林道分岐2分を加える)
広見林道終端部(6分)ハゲノ谷左谷分岐(16分)尾根に乗る(16分)引き返し地点
引き返し地点(8分)尾根分岐(9分)左谷分岐(4分)広見林道終端部
 小計、登り38分、下り21分
広見林道終端部(24分)左折点(広見川合流)(22分)ナメラ谷の林道分岐(10分)小赤谷橋(17分)甲佐家屋敷跡
 小計1時間20分(左折点4分、ナメラ谷の林道分岐3分を加える)
総合計4時間38分(すべての行動時間)
 (行きの林道終端部3分、引き返し地点7分を加える)

甲佐家屋敷跡10:52-広見川に小滝10:55-小谷橋(左岸から右岸へ)10:57-コンクリート橋10:59-作業小屋11:05-最後の石垣11:07-おしどり橋(右岸から左岸へ)11:13-小赤谷橋11:17-コンクリート橋 (オオアカ谷)11:25、11:27-右分岐(ナメラ谷の林道)11:35、11:37-コンクリート橋11:43-コンクリート橋(左岸から右岸へ)11:47-コンクリート橋(右岸から左岸へ)11:56-右手、小沢あり12:00-コンクリート橋(左岸から右岸へ)12:04、12:10-恐羅漢山標識12:14-(右折)-休憩12:33、12:38-左手が沢から尾根に変わる12:43-休憩12:43、12:55- 広見林道終端部13:01、13:04-沢に下りる (ハゲノ谷左谷分岐)13:10-涸れ沢渡る(右岸から左岸へ)13:22-沢渡り返す13:24-尾根に乗る13:26-尾根120度13:32-尾根180度13:38-倒木13:42、13:49-(引き返す)-右前方に匹見の山々13:51-尾根外れる(右分岐)13:57-ハゲノ谷(左谷)分岐あり14:06-右前方へ-尾根に流れ込む14:09-広見林道終端部14:10-カナカナ大合唱14:25-広見川沿い(左折点)14:34、14:38-ハゲノ谷分岐14:41- カナカナ大合唱やむ14:50-左分岐(ナメラ谷の林道)15:00、15:03-小赤谷橋15:13-甲佐家屋敷跡15:30

はじめに:

甲佐家屋敷跡から広見林道をさかのぼり林道終端部に至る。その位置は、ハゲノ谷左谷上部である。さらにそこから北東に登り、旧羅漢山から北西~西へ延びる尾根に乗る。そこがカマノキビレ(標高1130m台)のようである。この尾根は、前回、前々回と旧羅漢山から途中まで下った尾根であることは間違いない。しばらくその尾根を登って、明らかに見覚えのある地点に至るころ、遠くに雷鳴を聞くようになりそのまま往路下山する。

さて今日は、前回旧羅漢山からこの尾根を下った時の最下点にあった木橋を見ることはなかった。おそらく木橋の位置は、今日の尾根合流点(カマノキビレ)よりもさらに〈下った〉地点であると思われる。前回は、尾根上をひたすら下った結果、カマノキビレを通り越してしまったのだろう。

ところが今日は、今日通った道、すなわち 、カマノキビレからハゲノ谷左谷へ下る道以外の道を見つけることはできなかった。つまり、カマノキビレからそのまま尾根上を下るはっきりした道があるかどうかは、今日は分からなかった。

一種の道迷い状態にあることは間違いない。前回、前々回ともいいかげんに歩きすぎている。もう一度、旧羅漢山からこの尾根を上り下りして、時間距離を把握する必要があるだろう。その時いっしょに、ハゲノ谷左谷の三本栃も見学したいものである。広島県側(恐羅漢山)から下るか、島根県側(広見林道)から登るか、それが問題だけれども。 やはり、出発地点は牛小屋高原かな。国道488号を車で走るのは緊張するから。

広見林道を行く:

甲佐家屋敷跡(標高620m台)から歩いて広見林道に入る。この林道は、最初広見川に沿ってゆったりとさかのぼる(地形図黒実線から黒破線へ)。林道はやがて右折点(標高830m台)に達し、そこから広見川と分かれて東へ登り(地形図黒破線)、林道終端部(標高1040m台)に至る。

甲佐家屋敷跡から林道終端部まで、終始車1台が通行可能な道幅がある。なお、林道終端部の位置は、地形図よりももう少し延びており、完全に小尾根に乗った地点と思われる。

広見林道では、途中で幾度か広見川を渡る。左岸から右岸へ、そして右岸から左岸へ、その度に小さなコンクリート橋を渡る。その他、林道上には、東側の旧羅漢山~焼杉山~京ツカ山や、西側の広見山~半四郎山~向半四郎山から広見川に流れ落ちる沢にかけられた橋がいくつかある。

広見川と広見林道は、ともに二万五千分1地形図にきちんと表示されている。したがって、橋や沢の位置もはっきりと分かるので、現在位置の確認には不自由しない。

林道上の取り付き位置を確認する:

甲佐家屋敷跡から歩き始めてすぐに小谷橋を渡る。半四郎山登山口は、その次の橋手前(標高640m前後)にある。沢 (シロワラビ谷)右岸沿いに北に向けて踏み跡が延びている。右手前方の山(ボーギのキビレ西側あたり)をみると、みごとな針葉樹が続いている。

2008年4月12日には、コアカ谷(標高680m台)にかかる小赤谷橋の右岸からコアカ谷をさかのぼり、京ツカ山を目指した。その橋近くの林道上でミヤマカラスアゲハが2頭吸水をしている。

次のオオアカ谷(標高710m台)にさしかかり、沢にかかる橋の手前山側をみると、茶色の円筒形をした陶器製の吸殻入れがある。「火の・・・」と読める。そして、その側には踏み跡がある。これが、ボーギのキビレ(横川越)に至る古道であろう。前回は、まるで見当違いの場所をさがしていたようだ。

さらに行くと、右手(東側)にナメラ谷(標高750m前後)が開けている。前回見た新設?林道は、その谷の右岸尾根(999mピークあり)をトラバースぎみに登っている。 広見林道がこの枝道を分ける手前でヒトの声がする。広見川の岩場で釣り人が声を掛け合っているようだ。獲物は何だろうか。

広見林道をさらに進み、広見川にかかる橋や広見川に流入する沢にかかる橋をいくつか越えて、標高820m台に達する。コンクリート橋を渡った右手(南東)に轍の跡がある。ハゲノ谷の林道(地形図黒実線)のようだ。この上流(左谷)にあるという三本栃は次回探検することにしよう。

広見川から離れて登る:

広見林道は、ハゲノ谷から少し北東へ行った地点で、大きく右折(東側)して広見川から離れ、ハゲノ谷(左谷)西側の尾根をめざして登る。この尾根は、旧羅漢山から西へ流れる尾根(~カマノキビレ~1155m~ジョシのキビレ) が南西に張り出した枝尾根(始点ピークは1155m)にあたっている。

右折点手前の林道上に、小さな木製の新しい道標が付けられている(「旧羅漢山・恐羅漢山2.6km」)。右屈折点から、傾斜が少しきつくなった林道を登る。途中で振り向くと、樹間越しに見る広見山がだんだん遠くなる。左手にはトイシ谷が大きく落ち込んでおり、林道左手が尾根に変わると(標高1000m前後)、林道終端部は近い。

林道終端部(標高1040m台)は、小尾根にほぼ乗った地点になっている。そこから10度の位置に見えるピークは、旧羅漢山から西へ流れる尾根(カマノキビレ~1155m~ジョシのキビレ)の1155mやや西側のものであろうか。

カマノキビレをめざす:

林道終端部から、北向きに小尾根に取り付く。この小尾根は、繰り返しになるが、旧羅漢山から西へ流れる尾根(旧羅漢山~カマノキビレ~1155m~ジョシのキビレ)が南西に張り出した枝尾根(始点ピークは1155m)であり、その東側にはハゲノ谷(左谷)がある。

林道終端部から取り付いてすぐ尾根に乗り、ほんの少し尾根上を行き、やがてハゲノ谷(左谷)へ向けてトラバース気味に行く。沢と接するようになるころ、右手に踏み跡が谷を下りているのを発見する。三本栃へ至るものであろうか。

60度で、ハゲノ谷(左谷)の広い平坦部を行く。樹林帯の小道にヤマジノホトトギスがたくさん咲いている。途中で、水音のする涸れ沢を渡り、再び渡り返す。要するに、沢の大部分で右岸を行くことになる。

30度で左手尾根に乗る。カマノキビレ(標高1130m台)である。

旧羅漢山に向けて少し登る:

カマノキビレから、尾根上を90度・・・120度~180度で、旧羅漢山に向けて登る。草は繁っているが、前回旧羅漢山から往復したのと同じ景色である。やがて、見覚えのある倒木のある地点に達する。

ここから旧羅漢山まで、それほどの距離はないと思われたが、今日の出発時間はあまりにも遅く、また遠くに雷鳴が聞こえてくるようになり、引き返すことにする。

この地点はどの辺りか。そして、カマノキビレから旧羅漢山まで、どのくらいの時間距離となっているのか、次回は再び牛小屋高原~恐羅漢山~旧羅漢山から攻めてみよう。

帰途に着く:

林道終端部から下る途中で、カナカナの大合唱が始まり、広見川沿いにしばらく行くまで続く。小赤谷橋を通過するころ、小雨がぱらついてくる。しかし、雨具をつけるほどのこともなく甲佐家屋敷跡まで帰り着く。なお、帰りの林道(広見川沿い)は少し飛ばしている 。

帰りの国道488号で本降りの雨となる。山沿い一帯で広範囲に降ったようである。なお、国道488号で行き帰りとも対向車がなかったのは幸いであった。