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2003年09月06日

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竜王山、往復
(出発帰着:熊野神社)

2003年09月06日(土)、単独

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はじめに

2003年09月06日(土)、単独
竜王山(比婆山系)
(出発帰着:熊野神社)

3週連続の比婆山系である。竜王山から池ノ段まで往復するつもりで出かける。3週連続の雨模様である。傘を持って出かけるが竜王山山頂で豪雨退散。

今日のコースタイム:
熊野神社(30分)那智の滝(27分)天狗の相撲場(18分)竜王キャンプ場下(27分)竜王山山頂
 小計1時間53分(全ての休憩を含む)
竜王山山頂(6分)キャンプ場上(19分)天狗の相撲場(20分)那智の滝(19分)熊野神社
 小計1時間04分
総合計2時間57分(全ての休憩を含む)

熊野神社10:00-那智の滝10:30、10:35-沢(水場)10:50-天狗の相撲場11:02、11:08-キャンプ場下11:26-キャンプ場上11:48-竜王山山頂11:53-キャンプ場上11:59-天狗の相撲場12:18-沢を渡る2回12:24、12:27-展望あり12:28-那智の滝12:38-熊野神社12:57

駐車場には乗用車が2台、車の主はすでに出発したようだ。少し後にマイクロバスが続いて入り、リーダーの掛け声で準備体操を始める。 5~6人位のパーティである。

熊野神社から那智の滝までの間で数多くの花を見る。ツユクサ、ゲンノショウコ、ツリフネソウ、キバナアキギリ、アキチョウジ、ヤマジノホトトギスなど。滝を過ぎてギンリョウソウ、点々と咲いているのはカニコウモリ?(オクモミジハグマ-葉の切れ込みは少ない)、キャンプ場階段でミヤマトウバナ、ウメバチソウ、ネジバナ、ツリガネニンジン、カワラナデシコ、サラシナショウマなど。頂上にはウバユリの咲いた跡。その他デジカメには今日も一杯の花々。きちんと名前を書き出してもらえるのは何時になることやら。

今にも降り出しそうな天気のなかを順調に高度をかせぐ。キャンプ場上で雨が強くなり傘をさして頂上を目差すが、頂上広場が見える直前から豪雨。頂上広場に出たところでは横殴りの 強風で傘を真横にさす。

あたりはガスって何も見えない。登山道のほんの20~30m先が頂上のようだ。方位盤らしきものが見える。勇気を振り絞って前進、方位盤の文字を確認する(池の段、立烏帽子、比婆山、毛無山、大山、道後山、猫山)。ほんとうに怖い。すぐに来た道を引き返す。

土砂降りの雨もキャンプ場を過ぎるころから和らぐ。もう少しで天狗の相撲場というあたりで、下から登ってくる男女2人組みに声をかけられる。マイクロバスの小パーティの人ではないようだ。自分たちもさっき雨に叩かれたと話していた。あの豪雨の中をよく引き返さなかったものだと思う。

駐車場に着くとマイクロバスはなかった。途中で下山したのだろう。一人の男性が着替えをしている。キャンプ場の階段ですれ違った人のようだ。こちらも着替えをしていると、マイクロバス(県民の森と書いてある)が一台入ってきて、小パーティが雨の中を登っていった。リーダーらしき人は上下黒づくめでかためている。登山教室なのだろうか。半端じゃなさそうである。

今回靴を買い換えた。今まで履いてきた靴の踵部分の底が、左右両方とも外側にそぎ落とされたような状態になってきたためだ。改めて山行の回数を数えてみると約120回(3年1か月)であった。平均的には靴の寿命は100回位(100日使用)が目安になるという。普通の人では約5年で到達するペースのようだ。

佐伯区の登山専門店で購入のアドバイスを受ける。足の長さは左右とも25.5cm、足回りは右が足の長さと同じ25.5cm、左はそれより1cm大きい。右利きで左足を支えに使うことが多いということか。

靴底が滑りにくいもの、という条件で選んでもらった。最初に出された靴は何となく左足が入りにくい。アドバイザーが首をかしげる。もう少し幅広のものに交換してOK、店内に設けられた坂道を上る。下りで急に止まっても指先が靴にあたることもない。シルバのコンパスといっしょに購入する。

熊野神社から登るコースは、県民の森開設(昭和47年)以前にはメインルートとして親しまれていたコースだという。登山道は県民の森側のように無理に押し広げられることなく昔のままの雰囲気を残している。

老スギ群の根っこ、むき出しの岩、小石のじゃりみち、粘土質と様々な状態の道を行く。下山では雨が流れ落ちて川のようになった道を下る。新品の靴はこのような登山道でその真価をいかんなく発揮してくれた。

なお、下りでは踵からではなく足の前側から着地するようにアドバイスを受けたが、すでにその通りやっているみたいだ。この方が、筋肉を使う(筋肉痛にはなる が)けれども関節を痛めることが少ないのだという。

道路法面の白ユリは首を垂れているものもある。黄金色の稲穂も首が垂れてきた。早いところでは稲刈りも終り「はざがけ」(天日乾燥)されている。