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ひろしま百山(私の踏み跡)>> 広島湾岸トレイル
絵下山、天狗岩、天狗城山、発喜山、明神山、天応烏帽子岩山など
- 二万五千分1地形図・吉浦(絵下山559.4m-四等三角点)
地理院地図(電子国土Web) - カシミール展望図・絵下山(このページ下段に有り)
絵下山(えげさん)559.4m(広島県、広島市安芸区矢野町)
発喜山(ほっきさん)476m(広島県、広島市安芸区矢野町)
明神山(みょうじんやま)502m(広島県、広島市安芸区矢野町・坂町)
天狗岩(てんぐいわ)370.0m(広島県、安芸郡坂町)
天狗城山(てんぐじょうやま)293.4m(広島県、呉市天応町、安芸郡坂町)
烏帽子岩(えぼしいわ)372m(広島県、呉市)
天応烏帽子岩山(てんのうえぼしいわやま)410m
絵下山:矢野三山のひとつ、山頂からの眺めは良好
天狗岩:かつては通学路、歴史を刻む登山道
天狗城山:変化に富む岩尾根を登る、高低の少ないルート
「ひろしま百山」より
「ひろしま百山」の間違い:
- 茶臼山252.6m三角点とあるのは、地図上の位置を間違えている
茶臼山の位置は、三角点の北西方向にある230m台ピークである - 上じゃくま(子の岳)304mとあるのは、504mの誤り(ミスプリント)
このページの目次です
広島湾岸トレイル(絵下山)
灰ヶ峰 ⇔ 【絵下山】⇔ 鉾取山系 ←(該当山域の前後、リンクあり)
- 2017年10月07日(土)、広島湾岸トレイル・踏査&整備
ニ艘木~絵下山~発喜山~野間神社~矢野城址
(出発:JR小屋浦駅、帰着:矢野南五丁目バス停(JR矢野駅) ― 呉線) - 2017年09月30日(土)、単独
上山~天応烏帽子岩山~烏帽子岩の横を下る
(出発帰着:JR天応駅 ― 呉線) - 2017年03月04日(土)、広島湾岸トレイル・踏査&整備
上山~烏帽子岩山~大庭山~大迫山
(出発:JR天応駅(呉線)、帰着:神山峠(JR呉駅―呉線)) - 2016年10月01日(土)、一般体験会(第1回分の増便)
上山~天応烏帽子岩山往復~呉市野外活動センター~深山の滝~ニ艘木
(出発JR天応駅、帰着JR小屋浦駅―呉線) - 2016年07月23日(土)、広島湾岸トレイル・踏査&整備、7名
ニ艘木~絵下山~発喜山~野間神社~矢野城址
(出発:JR小屋浦駅、帰着:矢野南五丁目バス停(JR矢野駅)―呉線) - 2016年04月02日(土)モデルコース、瀬戸ルート(呉・第1回)
上山~天応烏帽子岩山~大庭山~大迫山
(出発:JR天応駅(呉線)、帰着:神山峠(JR呉駅―呉線)) - 2015年09月13日(日)モデルコース、広島湾岸トレイル体験登山(第2回)
ニ艘木~絵下山~発喜山~野間神社~矢野城址
(出発:JR小屋浦駅、帰着:JR矢野駅―呉線) - 2015年09月05日(土)モデルコース、広島湾岸トレイル体験登山(第1回)
上山~天応烏帽子岩山往復~呉市野外活動センター~深山の滝~ニ艘木
(出発:JR天応駅、帰着:JR小屋浦駅―呉線)
- 2005年03月12日(土)、単独
烏帽子岩~天応烏帽子岩山~上山~呉市野外活動センター~深山の滝~中野山~絵下山~明神山分岐鞍部~明神山~茶臼山
(出発:JR天応駅、帰着:JR矢野駅―呉線) - 2005年03月05日(土)、単独
天狗城山~絵下山~(往路下山、明神山分岐鞍部付近探索)~砥場遊歩道分岐~天地峠分岐~天地峠~天地川
(出発:JR呉ポートピア駅、帰着:JR小屋浦駅―呉線) - 2004年04月29日(木)、単独
烏帽子岩~天応烏帽子岩山~上山~大屋川
(出発:JR天応駅、帰着:JR呉ポートピア駅―呉線) - 2003年01月18日(金)、単独
天狗岩~せんこう分れ~せんこう頭部
(出発:JR小屋浦駅、帰着:JR坂駅―呉線) - 2001年11月23日(金)、単独
天狗城山~絵下山~(発喜山)~野間神社~矢野城址
(出発:JR呉ポートピア駅、帰着:JR矢野駅―呉線)
広島湾岸トレイルの今現在の出発点は、天応烏帽子岩山(410m台)である。そしてその取り付きは、広島県呉市天応(最寄り駅、JR天応駅―呉線)になる。
天応烏帽子岩山に登るには、JR天応駅から墓地駐車場(標高60m台)を経て、通常は二つのルートが考えられる。
まず第一は、墓地駐車場から地理院地図(電子国土Web)の表示どおり東向きに登るコースである。烏帽子岩(標高約370m)の南面を巻いて、天応烏帽子岩山の北側(標高400mくらい)に登り付く。(かなりの岩場である)
もう一つは、上山(じょうやま、391.4m三角点)経由のコースである。こちらは、地理院地図に表示は全くない。(広島湾岸トレイルは、こちらを採用している)
墓地の中を北向きに通り抜けてしばらくそのまま行き、その後北東向きに尾根筋を上山まで登る。上山から稜線上(中国自然歩道)を南向きに行くと天応烏帽子岩山である。
注:烏帽子岩(標高約370mくらい)の位置は、地理院地図(電子国土Web)表示の登山道の北側である。この烏帽子岩の位置を、天応烏帽子岩山(地理院地図では、烏帽子岩と表示)西面の毛虫記号(岩場)の標高約370m台としている地図もあるようだが、間違いだろう。
さて広島湾岸トレイルの正式ルートは、天応烏帽子岩山から始まる。烏帽子岩山から稜線上を北向きに行き、上山(391.4m)を経て呉市野外活動センターに一旦下る。そして、深山の滝を通り二艘木峠を目指す。二艘木峠で、JR呉ポートピア駅から天狗城山(293.0m)を経て絵下山に至る尾根に合流する。
この尾根は、JR呉ポートピア駅~天狗城山(293.0m)から、中天狗(330m台)~小松尾山(379.4m)~小屋浦分岐~二艘木峠~市光山(438m)~砥場遊歩道分岐~下じゃくま(460m台)~子の岳(上じゃくま)504m~明神山分岐鞍部を経て絵下山に至る。
その間に、JR呉線沿線の各駅からの登山道がつながっており、バリエーションルートを楽しむことができる。(参照:下記「絵下山への道」)
絵下山からは、発喜山(476m)~野間神社~矢野城址を経て、広島市安芸区矢野方面に下る。そして、広島熊野道路を横切って、広島県道34号矢野安浦線に至る。矢野天神バス停付近(最寄り駅、JR矢野駅―JR呉線)である。
安芸区矢野方面から次の金ヶ燈篭山(鉾取山系)に取り付くには、まずは県道34号線の東側にある愛宕神社を目指す。そして神社の向こうにある串掛林道に入り、左折して少し行くと、海田越え(林道最高点)があり、そこを右折して山道に入る。
注:最近の地理院地図(電子国土Web)の標高は、旧来の2万5千分1地形図と比べると、全般的に数値が変更されている。
絵下山への道
1)JR矢野駅~矢野天神バス停~矢野城址~野間神社~発喜山(476m)~絵下山
2)JR矢野駅~茶臼山(230m台)~明神山(502m)~〈明神山分岐鞍部~(6)~絵下山〉
3)JR坂駅~せんこう頭部(358.9m)~せんこう分れ~(天狗岩370m台往復)~〈せんこう分れ~(4)~絵下山〉
3’)JR水尻駅~水尻ベイサイド遊歩道~天狗岩遊歩道~〈せんこう頭部~(3)~絵下山〉
4)JR小屋浦駅~天狗岩(370m台)~せんこう分れ~天地峠248m~天地峠分岐~〈砥場遊歩道分岐~(6)~絵下山〉
5)JR小屋浦駅~天地川沿い~絵下山登山口~〈小屋浦分岐~(6)~絵下山〉
6)JR呉ポートピア駅~天狗城山(293.0m)~中天狗(330m台)~小松尾山(379.4m)~小屋浦分岐~二艘木峠~市光山(438m)~砥場遊歩道分岐~下じゃくま(460m台)~子の岳(上じゃくま)504m~明神山分岐鞍部~絵下山
7)JR天応駅~烏帽子岩372m~天応烏帽子岩山410m~上山(391.4m)~呉市野外活動センター~深山の滝~〈二艘木峠~(6)~絵下山〉
その他バリエーションルートについては、上記各ルートとの関係で整理して考えればわかりやすいであろう。下記リンク集に収載されているレポート各種も参考になる。
リンク集
- 広島市/安芸区役所
- /あきく魅力探見隊
安芸区魅力マップ各シリーズのダウンロード可能(PDFファイル)
- /あきく魅力探見隊
- 山歩きと山野草のページ/山歩き/守田さん
- 低山名山/広島の山/グレイシャーさん
- 色撮り撮り/山行/TONARIさん
- 山へ行こう/広島県内の山/mjobinさん
絵下山三角点など
「ひろしま百山」では、〈絵下山〉とは、かつて568.1m三角点があった場所のことをいっている。その後そこにはテレビ塔が建ち、三角点を見ることはできなくなった。さらにその後、テレビ塔は撤去され跡地は整地された。そしてその跡には大岩が置かれ、2012年(平成24)2月16日現在、三角点(金属標)が打ち込まれている。
しばらく前の「点の記」(国土地理院)では、この三角点(568.06m)は〇〇テレビ中継所屋上に現存する(昭和45年、旧点より北方約20米の所に移転)とされていたが、2012年現在の現況は上記のとおりである。
なお、地元では、絵下山最高峰の593mを〈絵下頭〉として区別している。最近ではそこに、絵下山山頂のりっぱな道標が設置されている。
「広島市の山を歩く」(下巻)では、この旧・テレビ塔南側の道路付近を「絵下山基点」としている。各登山道分岐点となっている場所であり、わかりやすい表記である。
当Web管理人も、この位置まで登れば絵下山登頂としている。ただし、カシミール展望図においては、絵下山最高峰の絵下頭の位置を、絵下山として表記している(初期のころの資料には、旧三角点の位置を絵下山としたものが、まだ残っているかもしれない)。
絵下山基点の南側(560m台)には、もう一つのテレビ塔があり、その先の絵下山公園展望台(標高は557mとなっている)からの展望がすばらしい。なおこのテレビ塔もすでに撤去されている。
「広島市の山を歩く」(下巻)では、そのさらに南の570m台コブに頂上広場があり、そこも展望良好(東屋あり)としている。最近三つ目のテレビ塔が建設された場所のことだろうか。いつも手前の絵下山公園展望台で満足しており、その先まで行ったことがないので分からない。
広島デジタルテレビ放送所の電波塔のことであろう。古い2つのアナログ塔が撤去されたため、現在絵下山にある大きな電波塔は一つだけとなっている。
カシミール展望図(絵下山)
絵下山山頂近くまで車道が通っている。しかし、その他の尾根筋は野性味あふれる登山道であり、瀬戸内の海を見下ろす光景はすばらしい。
絵下頭085:小田山~(野呂山)の間に、熊野の山々(石岳山、石嶽山、三石山)など
絵下山公園展望広場228:天狗城山からの縦走路の向こうに、江田島、能美島が重なる
絵下山公園展望広場273:天狗岩登山道の向こうに、似島、宮島など
絵下山公園展望広場322:広島市街地の向こうに、鈴ヶ峰~大茶臼山~武田山縦走路など
絵下山旧三角点011:呉娑々宇山の前後をみる
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図
25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。
(承認番号 平14総使、第485号)。なお、方位は真北から。
絵下頭085:小田山~(野呂山)の間に、熊野の山々(石岳山、石嶽山、三石山)など
2005年03月12日山行記の一部として
本庄水源地北端の向こうに、三石山~(観音山)がある。その左奥に、石嶽山~530m台、その向こうに、石岳山の双耳峰(550m台、559.0m)が折り重なる。
三石山の後に、若山(419.5m、黒瀬川西側)。その左奥に、野呂山先端部(678.9m~前平山501.2m)に連なっている、虚空蔵山(431.8m)がある。そこから、498.5m、蚊無奥山(541.6m)など東広島の山が続いている。489.9mは立掛山(竹原市)。
三石山最奥にうっすらと山影がみえる。下記の島々が折り重なっている位置だが、高さが少し低いようだ。どこが見えているのか確かなことは分からない。
大三島--大空山(351.6m)、316.7m、二反山(394.9m)
生口島--観音山(472.3m)、418m、牡蠣山(408.1m)
岩城島、因島、高根島
絵下山公園展望広場228:天狗城山からの縦走路の向こうに、江田島、能美島が重なる
2005年03月05日山行記の一部として
絵下山公園展望広場273:天狗岩登山道の向こうに、似島、宮島など
2005年03月05日山行記の一部として
絵下山公園展望広場322:広島市街地の向こうに、鈴ヶ峰~大茶臼山~武田山縦走路など
2005年03月05日山行記の一部として
絵下山旧三角点011:呉娑々宇山の前後をみる
2005年03月05日山行記の一部として
参考(カシミール展望図)
絵下山の元ファイル:hyakuzan/view/egesan_view.htm
天狗岩の元ファイル:hyakuzan/view/tenguiwa_view.htm
天応烏帽子岩山の元ファイル:hyakuzan/view/ebosiiwa_view.htm