2001年11月23日

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天狗城山~絵下山~(発喜山)~野間神社~矢野城址
(出発:JR呉ポートピア駅―呉線、帰着:JR矢野駅―呉線)

2001年11月23日(金)、単独


〈写真〉天狗城山から、縦走路はるかかなたに絵下山を見る、10時20分

この冬は、広島市街地から見える山をできるだけ登ってみたいと考えている。その中で、今までにほとんど登っていないのは、JR呉線沿線の山々と海上に浮かぶ島々である。今日は手始めに呉線の山に行こう。というわけで、天狗城山が呉線沿線で初めての山となった。

このページの目次です

今日のコース&コースタイム

JR呉ポートピア駅(呉線)09:21-登山口09:32-階段終了山道へ09:39-大岩09:45-第二展望09:51-岩場抜ける10:04-蛙岩10:09-天狗城山頂上10:12-10:20-中天狗(335m)10:40-小松尾山(379.7m)11:05-子の岳(504m)11:44-絵下山(旧三角点)12:05、12:55-テレビ塔直下(発喜山)道と合流13:15-野間神社13:23-矢野城址13:42-登山道入口14:00-JR矢野駅(呉線)14:42

  • JR呉ポートピア駅(11分)登山口(40分)天狗城山
    小計51分(実登290m)
  • 天狗城山(45分)小松尾山(1時間)絵下山(旧三角点)
    小計1時間45分(実登500m)
  • 絵下山(28分)野間神社(37分)登山口(42分)JR矢野駅
    小計1時間47分
  • 総合計4時間23分(昼休憩50分を除く)

JR呉ポートピア駅~天狗城山(293.0m)~中天狗(330m台)~小松尾山(379.4m)~小屋浦分岐~二艘木峠~市光山(438m)~砥場遊歩道分岐~下じゃくま(460m台)~子の岳(上じゃくま)504m~明神山分岐鞍部~絵下山(2015年7月、標高は地理院地図による)

注:標高その他は当時の情報によるもの有り

天狗城山を登る

天狗城山は「広島の山へ行こう」“中級・海辺編”で紹介されている山である。海岸線から切り立った岩場をよじ登るのはスリル満点である。気を抜くと危険ではあるが、一つ一つのステップは長くはない。確実にこなしていけば、その分一気に高度をかせげる。

頂上直下の蛙岩まで、展望の開けるところでは瀬戸内の海が光る。頂上での展望はあまりない。少し北の大岩に立つ。中天狗(右)→小松尾山(中)→絵下山(左)までの縦走路、そしてその奥にさらに高い山が見える。松を含んだ常緑の中に真っ赤な紅葉が点々と美しい。

今日は完全な一人旅かな、と小春日和の中を存分に楽しみつつ歩いていたら、小松尾山に近づくにつれて人の声が聞こえる。だんだん近づいているようだが、なかなかすれ違わない。頂上で先着4人(男女2人づつ)といっしょになった。こちらが追いかけていたのだ。

小松尾山を越えて行く

私と同じく岩場を登ってきたという。年は私より上と思われるのに。あさっては山口県の山へ行く予定だし、先日は臥龍山、極楽寺山の連チャンをやったという。そして今日は今から絵下山を目差すという。ほんとに元気だ。みかんを一つもらう。おいしい。お先へどうぞと言われて前に押し出される。

小松尾山を下りきると、中国自然歩道にぶつかる。左(小屋浦)か右(二艘木峠)か戸惑ったが、左折してすぐ二艘木峠に至り、立派な案内板を確認する。中国自然歩道は整備された道でほんとうに快適である。ヤマバトだろうか、驚いて羽をばたつかせて走り去る。こちらが驚く。すずめくらいの鳥が木々の間を弱々しく飛び去る。名前はわからない。

絵下山~(発喜山)~野間神社を下る

絵下山頂上からは、広島市街及びその向こうの山が一望に見渡せる。天気が良すぎて霞んでいるのがもったいない。それでも我がホームグラウンド鈴ヶ峰をしっかりと視認する。

今日は本当は、絵下山から明神山(発喜山の西側にある尾根)経由で下りたかった。

そのために、テレビ塔(旧三角点)近くのガードレールの切れ目(絵下山展望台への階段北側)から取り付いたまではよかった。しかしその後、発喜山の左側(西側)を巻いて、そのままどんどん下ってしまった。

明神山に至るには、途中で左折して発喜山の西側にある尾根(つまり明神山)に移らなければならない。結局今日は、「テレビ塔のすぐ裏から発喜山を通って下る尾根道」に合流し、そのまま野間神社を経て矢野に下った。合流地点が、発喜山を通過する前だったのか、あるいは後だったのか定かではない。

後日注:「ひろしま百山」p.189によると、矢野天神コースを登る場合、(絵下山頂手前で)“少し下って鞍部から登りにかかり、明神山への分岐を二度見送って直進すると、急坂の木段となり、空が開けると、テレビ塔の立つ絵下山頂上に着く”となっている。

当日の写真の中から「発喜山送信所」を写したものが出てきた。この位置が発喜山ピークなのかどうか定かでない。

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデル山行記