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クマ目撃情報有り(鈴ヶ峰東峰312mの東面登山道)2019/06/23

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注)2021年4月にも目撃情報有り(鈴ヶ峰憩いの森登山口の警告表示による)

鈴ヶ峰(東峰312m)の東面登山道でクマが目撃されました(2019年6月)。

6月23日(日)14時50分ごろ、登山者が鈴ヶ峰東峰の山頂から鈴ヶ峰登山口に向けて下山していたところ、途中の祠(ぼけ封じ地蔵のことだと思われます。)付近で、熊(体長1mくらいのツキノワグマ)を見かけたそうです。熊は、登山者と目が合った途端、逃げていったそうです。

情報発信者:
広島市西区役所 地域起こし推進課
電話:082-532-0927
ファックス:082-232-9783

上記は原文のママです。(ただし改行削除)
なお、当Web作者の責任において掲載することの了解を得ています。

以下、当Web作者の気付きを書いておきます。

クマを目撃した地点は、山頂直下の祠付近となっています。
この祠が、ぼけ封じ地蔵のことかどうか私には分かりません。

ただし、目撃場所が山頂直下のジグザグの登山道であることは間違いありません。

鈴が峰憩いの森登山口(広島市立井口台中学校そば)から登った場合、途中で幾つかのルートに分かれるとしても、最終的には”ほとんど全て”の登山者が通る地点(標高240m台~山頂312m)になります。

鈴ヶ峰山中で最も多くの人が行き交う場所と言ってよいでしょう。

ところで、クマは登山者と目が合った途端、逃げていったそうです。

ニホンツキノワグマの場合、一般的には「クマの方から積極的にヒトに危害を加えることはない」とされているようです。
それにしても、クマに襲われないためには、具体的にどのように対応すればよいのでしょうか。

参考までに、私のクマ関連文章をご紹介します。
今回の件を機に、秋田人食いクマ事件についてまとめた米田一彦著『人狩り熊』つり人社(2018年)の内容を取り入れて大幅改定を行っています。

クマ目撃情報多発:広島市内及び隣接市域でも(参考:秋田・十和利山熊襲撃事件)

なお、今後区役所では、八幡東登山口、鈴ヶ峰登山口、鈴ヶ峰公園登山口、草津沼田道路口の4か所に、クマ出没の注意喚起のチラシを貼る予定だそうです。

以上、クマ出没情報のご紹介でした。

下記電子書籍(アマゾンKindle版)を書き直しました。


山本明正『クマは人を食うか~日本列島1万頭のクマはどこへ行く~』アマゾンKindle版(最新版2019/09/25刷)

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