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JR小屋浦駅~絵下山~発喜山~野間神社~矢野城址(2017/10/07)

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ニ艘木~絵下山~発喜山~野間神社~矢野城址
(出発:JR小屋浦駅(呉線)、帰着:矢野南五丁目バス停 ― JR矢野駅(呉線))

2017年10月07日(土)、広島湾岸トレイル・踏査&整備、12名


〈写真〉絵下山山頂広場(三角点大岩から広島市街地方面を見る)、13時14分

広島湾岸トレイルでは、肩幅程度で草を刈り、枯れ枝を落として踏み跡が分かる程度にコースを整備している。今日から草刈り隊2巡目の開始である。前回第1回が台風で順延となり、今日第2回が初回となる。

このページの目次です

今日のコース&コースタイム

JR小屋浦駅(8時30分集合)8:09-小公園(広島呉道路の下)8:19、8:27-絵下山登山口手前(標高60m台)8:40-道迷い(草刈り)-標高110m台9:17-引き返す-絵下山登山口手前9:30、9:33-絵下山登山口9:37、9:43-折り返し(標高190m近く)10:00-折り返し(220m前後)10:14-天狗城山分岐10:22-ニ艘木峠(330m台)10:23、10:26-展望分岐(360m台)10:31-展望東屋(360m前後)雨宿り10:32、11:08-展望分岐11:09-展望岩(400m台)11:16-市光山(438m)11:21-砥場遊歩道分岐(420m台)11:27-下じゃくま(460m台)11:38-子の岳(上じゃくま、504m)昼食11:49、12:19-展望岩場分岐(490m前後)12:21-明神山分岐鞍部(450m台)12:24-深山の滝分岐(530m前後)12:34-絵下山基点(550m台)12:38-絵下山遊歩道(550m前後)12:42-絵下山山頂近道(550m台)12:43-絵下山(絵下頭、593m)12:50、12:59-車道13:03-絵下山基点13:07-絵下山頂上広場(559.4m)13:09、13:22-発喜山下山口(560m台)13:24、13:29-明神山分岐(480m前後)13:37-発喜山(476m)13:44-明神山分岐13:45-野間神社(410m台)13:56、14:04-矢野城址分岐(260m台)14:31、14:38(矢野城址272m往復)-城址下分岐(240m台)14:41-福永山分岐(190m台)14:47-中ダム分岐(140m前後)14:52-小ダム14:55-矢野上登山口(100m台)14:57、14:59-矢野天神バス停(70m前後)15:02-標高89m近くコンビニ15:03

  • JR小屋浦駅(27分)絵下山登山口(39分)天狗城山分岐(1分)ニ艘木峠
    小計1時間13分(小公園8分、道迷い50分、絵下山登山口手前3分を加えず、絵下山登山口6分を加える)
  • ニ艘木峠(17分)市光山438m(6分)砥場遊歩道分岐(11分)下じゃくま(11分)子の岳504m(5分)明神山分岐鞍部(14分)絵下山基点
    小計1時間04分(展望東屋(往復及び休憩)38分、子の岳30分を加えず)
  • 絵下山基点(12分)絵下頭(8分)絵下山基点に戻る(2分)絵下山頂上広場
    小計31分(絵下頭9分を加える)
  • 絵下山頂上広場(22分)発喜山(12分)野間神社(27分)矢野城址分岐(19分)矢野上登山口(3分)矢野南五丁目バス停
    小計1時間40分(野間神社8分、矢野城址往復&休憩7分、矢野上登山口2分を加える)
  • 総合計6時間53分(全ての時間を含む)
    (小公園8分、道迷い50分、絵下山登山口手前3分、ニ艘木峠3分、展望東屋往復&休憩(雨宿り)38分、子の岳(昼食)30分、絵下山頂上広場13分を加える)

なお今日は、JR矢野駅まで30分程度のロード(多少の下り坂)。

またしても道迷い、スマホ(GPS)必携か

JR小屋浦駅から、線路を右手にして南向きに呉方面に少し行く。小さな川があり、左折して川に沿い東向き(やや北)にさかのぼる。広島呉道路(クレアライン)をくぐったところの右手に広場がある。そこでミーティングとストレッチを行う。

なおも川沿いの自動車道を北東向きに行くと、やがて人家は無くなり山道となる。堰堤を越えればすぐに絵下山登山口である。

ところが、進んでも進んでも登山口に出会わない。その間、一生懸命踏み跡の整備を行った。どうもおかしい。こんな道はいままで通った記憶が無い。

GPSで確認すると、185mから北に流れる尾根の東側の沢に入り込んで、南向きにさかのぼっている(ほぼ地理院地図黒実線どおり、標高110m台地点)。今日行くべきは、そのさらに東側の尾根(こちらにも黒実線有り)である。正規ルートよりも少し早めに右に入り込んでしまったようである。

狐につままれたとはこのことだろうか。何はともあれ引き返す。

標高60m台まで下って道迷いの原因が分かった。付近一帯がせき止められて一面水で覆われている。そのために、元々そこにあった登山道(踏み跡)が水没していたのである。今日はそれに気づかず、沼地を避けて、右手のやや一段高いところから昔の踏み跡に入り込んでしまったようである。

さて、水没地点で登山道が不鮮明になってはいるものの、そこから北向きに行けば、右手に絵下山登山口がある。なお、踏み跡をそのまま北~北東にさかのぼれば(地理院地図黒実線有り)、天地峠(248m)に至る。

安全な山行の基本中の基本は、ポイントごとに現在位置を確認しながら進むことである。二万五千分1地形図(国土地理院)とコンパスだけでは、一旦現在位置を見逃してしまうと復帰が難しい場合がある。スマホ(GPS)の積極的な活用を検討する必要がありそうである。

強い通り雨に打たれる

無事に絵下山登山口で右折、ニ艘木峠を目指して登る。昨日までの雨は上がったものの、天候があまり回復しない。むしろ雲が濃くなっているようにも思える。一雨来そうである。スマホの天気予報(雨雲レーダー)でも一時的に強い雨が降るとの情報である。

ニ艘木峠(330m)に着いて雨がぽつりぽつりと落ちてくる。縦走路360m台から少し左手に入ったところに東屋がある。そこを目指してニ艘木峠を出発する。途中で本降りとなり、カッパと傘を取り出す。スマホの天気予報図(雨雲レーダー)を見ながら、東屋で雨宿りする。

広島湾岸トレイルの踏査&整備は、ほぼ1年で1巡するペースで実施されている。道迷いや急な雨に振られたりしたものの、今日の踏査は無事終了する。まずは順調な滑り出しである。

写真少々


〈写真〉広島呉道路の下をくぐり北に向かう、8時19分


〈写真〉絵下山登山口、9時43分


〈写真〉イノシシのヌタ場(最近は本当に数が増えている)、9時47分


〈写真〉ニ艘木峠、10時26分


〈写真〉旧陸軍省標石、11時22分


〈写真〉絵下山山頂部に登りつく(絵下山基点)、12時38分


〈写真〉絵下山山頂部、12時39分


〈写真〉絵下頭からテレビ塔を見る、12時55分


〈写真〉野間神社から下の大岩群を縫って下る、14時16分


〈写真〉緩斜面をゆったりと下る、14時27分


〈写真〉矢野城址、14時37分


〈写真〉矢野上登山口、14時57分

そのほか

コース詳細やポイントごとの写真は、このページトップの各山行記(リンク有り)参照のこと。

矢野城址272mからの下りは、「広島湾岸トレイル」では一般的なコース(例えば「ひろしま百山」など)とは異なっている。

つまり、一般的には「ひろしま百山」のように、矢野城址から東~北東~北向きに下る。それに対して、「広島湾岸トレイル」では、矢野城址から南西向きに来た道をほんのわずかに戻り、右に折り返して北向きに下る。

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデル山行記