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宮島~地図とコンパスの使い方
(出発帰着:宮島桟橋)
2013年06月02日(日)、Otさん
- 鷹ノ巣砲台跡探索まとめ
2013/05/05山行記
職場の方のお父さんの依頼で、地図とコンパス(磁石)を持って、一緒に宮島を歩いてみた。
JR宮島口10:00集合(初対面)。同じ団塊の世代で同じ業界の方である。
二万五千分1地形図「厳島」(新たに購入)とコンパスを持参していただく。ただし、事前に磁北線を入れる作業までしてもらう手だてがなかったため、私が別途新たに購入した地形図に、前もって磁北線を入れておき、現地でお互いの地形図を交換することにした。
注:私は古い地図(磁北線入り)も持っているので安心と思っていたら、大鳥居横でコンパスを構えている時に、それをシカに食べられてしまった。
さて、JR船内と宮島桟橋で、地形図の折り方やコンパスの使い方をご説明。それから外に出て、大鳥居の横でコンパスの使い方を練習する。そしてその後、紅葉谷から包ヶ浦自然歩道(博打尾)に入り、実地解説をしながら進む。
歩いている方向の変化、眼下に見える大鳥居を目標とした位置確認、あるいは、地形図では表現されない小コブ(標高差10m以下)までしっかりととらえた山道の歩き方など、事前にある程度チェックしておいたポイントごとに確認しつつ、ゆっくり進む。
小雨が降りやまず傘が手放せない(結局、終日雨)。予定(かや谷コース尾根途中~鷹ノ巣高砲台跡)を変更して、包ヶ浦自然歩道をそのまま行き、包ヶ浦をめざす。
包ヶ浦自然公園内の建物で、雨宿りをしながら昼食。そこで、雨のため予定を取りやめた鷹ノ巣砲台跡の話をする。興味を示されたので、食後、包ヶ浦から直接小尾根に取付き、鷹ノ巣高砲台跡に登る。
砲台跡を一巡りした後、地形図黒破線にしたがって、海軍省標石を見ながら海岸道路に入り、包ヶ浦まで下る。
公園内で毛利元就碑「毛利元就上陸之跡」を見て、そのまま海岸道路を宮島桟橋まで歩く。午後4時前着。今日の一日は、ご満足いただけたであろうか。
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なお、初版刊行後も加筆修正を繰り返しています。