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大峯山登山口~大峯山~西大峯~オオネントウ
(出発帰着:大峯ランド別荘地横の駐車場)
2007年02月12日(月)、単独
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はじめに
2007年02月12日(月)、単独
大峯山登山口~大峯山~西大峯~オオネントウ
(出発帰着:大峯ランド別荘地横の駐車場)
先週は、雪を踏んで山頂まで達しながら、山頂大岩の上には立てなかった。なんとなく悔しくて再度挑戦する。今日は登り(南面)では雪は残っていない。ただし、 順調に登ったものの、カメラと時計を忘れている。それでも、地図とコンパスは持っている。予定通り、オオネントウから下ってみることにした。
出発9:28-帰着14:42(総合計5時間14分)
大峯山15分、オオネントウ10分程度の休憩
その他適宜小休止のほかは全て行動時間
登山口から順調に足を運ぶ。先週、凍りついて歩けなかった舗装道は、いつもの状態に戻っている。ベンチで男女ペアーに追いつく。ベンチの少し上の方で、女性に追い抜かれる。続けて男性、さらに若い女性にも追い抜かれる。山頂に到着した時には、3人とも帰り支度の最中であった。同じパーティの人達だったようだ。こちらが下山を考えている頃、数人のパーティが到着。若い女性が混じっている。最近は、山も若返りつつあるのだろうか。なお、ベンチで会った方たちとは一緒にならなかった。
大峯山から西大峯に向う
西面には少し雪が残る、先人が滑った跡が凍っている
尾根踏み跡をたどって行くと、980m台鞍部に「峯太郎ブナ」の標識あり
ここまでは踏み跡がしっかりしている。今日は寄り道せずに前へ進む
ササの中を990m台に向けてなだらかな登り、稜線にササ
その北側の雪の部分を踏んで歩く、下りではササで踏み跡わからず
前方樹間274度に西大峯を見通せる、かなり下ると、ササ途切れる部分あり
940m鞍部では、肩までのササ、そこから登ると963m
地図にコンパスを合わせて踏み込むと、前方にピーク(940m台)を見る
尾根に沿ってゆくので、右から回り込む形となる
940m台ピーク(スギ林)は、いわゆる地形図に現われないピーク
このピークを過ぎると、その先256度に950m台ピークを見る、北側はスギ林
950m台ピークには「笠岩、約50m下る」標識あり
いよいよ「西のた」を目差す
ここから西大峯のある尾根まで、旧・佐伯郡内の佐伯町(現・廿日市市)と湯来町(現・広島市佐伯区)の行政境に沿ってゆくと考えて間違いない
まず、尾根上を266度でほんの少し行き、すぐに右(322度)に振って下る
右・植林帯、左・自然林の境目を行く形となる
やがて、暗い植林帯に入り、倒木があって歩きにくい
ほんの小さな沢があり、水がにじみ出て湿っぽい中を下る
沢の右岸に踏み跡があるようだが、はっきりとは分からない
イノシシのヌタ場があり氷が張っている
「西のた」890m台まで下る
大峯山西尾根と西大峯の尾根を結ぶ鞍部であり、そこから、旧・佐伯町側と旧・湯来町側の両方に谷が下っている地点である、周囲は見渡せない
304度で前方の尾根に駆け上がる
「西のた」を通過するのは、大峯山→西大峯の方が楽であろう
西大峯→大峯山に向う場合にはどうすればよいか、考えてみよう
西大峯から東へ下って940m台コブを越え、尾根がやや左に振れる前に、尾根の右斜面を下ることになる。ここでは、コブから右屈折点まで、標高差20m、水平距離150mの移動を、感覚的にどのようにしてつかむかにかかってくることになるだろう。赤テープはあるが、ここはやはり五感で勝負したい所である。
さて、今日は尾根上のやや平になった部分を西に進んで
940m台コブに至り、西大峯を前方266度に見る
西大峯手前では、落ち葉が積もってふかふか、雪解け水を含んで湿っている
西大峯山頂から大峯山を見る
西大峯から左右に微妙に振れながら、さらに尾根を追って行く
まず、253度で下り、小さなコブで右282度に振る
やがて、右手スギ林となり、左214度に振る(右手スギ林、深い谷)
ほんの小さなコブで、右253度に振る、膝下までのササ原の中を下る
右スギ林、左自然林
岩場に着く、地形は平になっている(910m台鞍部だったか?)
920m台ピークに着く
地籍図根三角点表示あり
221度で自然林の中を下る、歩き始めはゆったり、やがて急下る
前方右奥に910m台ピーク、左奥にオオネントウ878.1m三角点を見る
910m台ピークに着いて振り返ると、左手に920m台ピーク、その右奥に西大峯、さらに右奥に大峯山を見る
910m台南の尾根に乗るために174度に向けて下る(オオネントウの左を向く)
下りきって、完全には尾根に乗らず、尾根右下をトラバース気味に221度で進む
その先で尾根にのり、ほぼ平らな箇所を腰までササに埋もれながら進む
やや下って、ササがうるさい中を少し登ると、オオネントウ着
オオネントウから、184度でホンタク谷(植林帯)に向けて下る。斜面が急すぎて、まっすぐ谷底まで下ることができない。オオネントウから、真南に流れるほんの小さな尾根を左手にして、ずりずりと左前方に移動しながら、右手の谷へと下って行く。谷の左手を流れる沢まで下り、沢沿いに一軒の廃屋まで下る。途中には、元は田畑だったのか、石組みの遺構があったりして歩きにくい。所々にある踏み跡を利用しながら下る。廃屋からも谷の左側踏み跡を行き、車道(虫道集落)にたどり着く。
廃屋の前を通って西に行く踏み跡があるようにも見えた。地形図の黒実線(廃道)かもしれない。虫道~オオネントウを行くには、この廃道を北上すると諸書にはある(沢を詰めきった後で、オオネントウから南に流れる尾根に乗る)が、その道は地形図では谷の「右岸」に記載されている。今日は終始谷の「左岸」を下ったので、その道は通っていないはずだ。
なお、オオネントウから南南東に流れる尾根上に、ルートが一つあるようだ。
(オオネントウ878.1m~766m~五本寺松山738.9m)。さらに、オオネントウから南東尾根に乗って、上川上にも下ることができるようだ。