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天狗石山、往復
(出発帰着:来尾峠)
2005年05月03日(火)、EIKO
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はじめに
2005年05月03日(火)、EIKO
天狗石山
(出発帰着:来尾峠)
西中国山地今シーズン第2弾、アンカー付きで超軽めのメニュー。芽吹きの季節だ。コースからみる高杉山は大きく、針葉樹の黒々した部分と、斑模様の新緑の対比が美しい。草尾根から見上げる天狗石山も同様に美しい。こちらに人工林はないようだ。なお草尾根にまだ花はなく、ややさびしかった。
今日のコースタイム:
来尾峠(26分)急登終り(19分)岩場(14分)高杉山分岐(26分)天狗石山
小計1時間37分(途中休憩分を加える)
天狗石山(15分)高杉山分岐(12分)草尾根終わり(17分)急下り(15分)来尾峠
小計59分
総合計2時間36分(昼食タイム57分を除く)
来尾峠10:07-急登終わり10:33-三角点10:37-小ピーク10:39-最初の岩場10:52、11:04-コブ11:04-コブ11:10-なだらかコブ11:15-高杉山分岐11:18-天狗石山11:44、12:41-高杉山分岐12:56-最後のコブ13:08-急下り13:25-急下り終わり13:35-来尾峠13:40
山道に入ってすぐに出迎えてくれたのはイカリソウか。黄色の花はクロモジ?、足元に半球状の花のボール、最初から???、ミヤマシキミだろうか。参考にした多くの写真よりもアジサイ型でこんもりしている。ショウジョウバカマもある。帰りにアセビもみた。
最初の急登りをこなし、ややゆったりと熊押四等三角点(981.7m)を左にみて、また少し登る。草尾根に着いて最初の岩場で休憩。天狗石山、高杉山、中野冠山~一兵山家山が美しい。中野冠山の左奥に、刈尾山~掛頭山が美しい。高杉山の左奥は、椎谷山~牛ヶ首山が分かる程度。
草尾根の標高は1060m台。いくつかのコブはあるものの、二万五千分1地形図では表記されない。それだけゆったりとした草原ということだ。花の季節には少し早かったのが惜しまれる。
足元のスミレは、草尾根を過ぎ、ブナ林の中に入っても続く。ミヤマカタバミにエンレイソウがあり、白い装飾花(花弁は5枚)をつけた花が左手に点々と続いている。登山道を外れて踏み込むのもはばかられるので、そのまま登っていると、登山道沿いと山頂で手の届くところに咲いている。
写真だけは撮っておいた。オオカメノキ?"葉の裏面に、まだ脈が茶色のしわ状に見えるころに花が咲き始める"(Yahooきっず図鑑)。確かに葉っぱは茶色でまだ小さく、完全に広がりきっていないようだ。
草尾根から少し登った所に高杉山分岐があり、そこからブナ林をゆったり登ればあっけなく山頂到着だ。山頂にある木製の展望台が、以外に早く目に入ってきて拍子抜けしてしまった。
山頂で団体さんに追いつかれいっしょになる。飴を一つづつ頂く。サンドイッチ状に甘みをはさんであり、最近人気の飴ということだった。おいしい。
帰り道の車道でも、山肌の斑模様を楽しむ。花時のコナラの樹冠は青緑色、クヌギは黄色、だという。それらにまじって、アオダモのふわっとした白い花が咲いているようだ。初夏のような陽気だが汗は少なかった。異常に乾燥しており湿度9%ということであった。