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二葉山~尾長山~牛田山~松笠山~二ヶ城山
(出発:JR広島駅―山陽本線、帰着:JR安芸矢口駅―芸備線)
2005年02月05日(土)、単独
"広島市で最初の春の風物詩、マンサクの花"(QJY通信122号)を求めて、二ヶ城山を目差す。広島駅に着いて芸備線の時刻表をみると、何と次の列車まで1時間近くある。
二ヶ城山まで牛田山~松笠山を通って行ってみよう、というので広島駅から歩き始める。もともと気分が乗れば、松笠山から牛田山~広島駅まで歩いて帰るつもりだったのだ。
さて、肝心のマンサク(アテツマンサク)だが、頂上近くのは咲いていなかった。この山のどこかで咲いているはずだ。もう一度出直すとするか。
このページの目次です
今日のコース&コースタイム
JR広島9:21-広島東照宮9:30-仏舎利塔9:46-天神峠9:52-コブ9:58-尾長山185m10:05、10:08-分岐10:12-山階鳥類研究所10:14-牛田東分岐10:18-送電鉄塔176m10:18-大内越分岐10:19-コブ10:22-コブ岩場10:24-、10:26-コブ10:28-176.0m三角点10:31-中山口分岐10:35-コブ10:37-戸坂南口分岐10:48-牛田山10:58、11:09-戸坂南口分岐11:15-民家11:24-第一病院前バス停11:28、11:31-戸坂中学校入口11:40-戸坂中学校門11:47-松笠山登山口11:51-送電鉄塔11:53-東浄団地分岐11:58-踊り場12:10、12:15-大きな稜線12:16-コブ12:21-松笠山12:25、12:59-蝦蟇ヶ峠登山口13:20-コブ13:26-284m13:32-コブ13:39-コブ13:43-千人塚入口13:48-送電鉄塔13:58-矢口方面分岐14:09-二ヶ城山14:11、14:28-矢口方面分岐14:30-コブ14:35-矢口丘分岐14:37-狭い廊下14:41-送電鉄塔331m14:57、15:03-沢15:10-林道15:17-山陽自動車道15:27、15:30~JR安芸矢口16:01
- JR広島駅(25分)二葉山(19分)尾長山(23分)三角点(27分)牛田山
小計1時間37分(途中休憩を加える) - 牛田山(19分)バス通り(20分)戸坂中学上登山口(34分)松笠山
小計1時間16分(途中休憩を加える) - 松笠山(21分)蝦蟇ヶ峠(51分)二ヶ城山
小計1時間12分 - 二ヶ城山(59分)登山口(31分)JR安芸矢口駅
小計1時間33分(途中休憩を加える)
- 総合計6時間40分
(牛田山11分、松笠山34分、二ヶ城山17分の各休憩を全て加える)
JR広島駅~牛田山
霞む天気で展望はよくない。尾長山を越えて登山道に雪を見るようになる。送電鉄塔を過ぎた所にある岩場から右手をみると、高尾山の向こうに呉娑々宇山、その右に鉾取山が続く。176.0m三角点に至り、目差す牛田山、その右に松笠山をみる。さらに右の呉娑々宇山から、海にかけて、鉾取山、絵下山、江田島など。
牛田山山頂からは、安芸小富士、あるいは鈴ヶ峰~大茶臼山~武田山の後の窓ヶ山のラインがうっすらと見える程度である。大団地の右上に、松笠山(真北から57.7度)が見える。その左奥に、二ヶ城山も頭を出している。先は長いなあー。戸坂南口分岐まで少し引き返し、そこから左折してバス通りまで下ることにする。
牛田山~松笠山
妙齢のご婦人が一人でこちら(牛田山方面)へ向かってくる。だいぶ前に追い越した方だ。一歩一歩確実に前をめざす。さすがは年輪を重ねた歩き方だ。その他にも、牛田山を自分の庭のようにして歩いている人たちがいる。
戸坂南口分岐から、最初はコンクリート製の擬似木段を下る。すぐに沢沿いの道となり、民家を通り抜けて出たところは大きな病院の横であった。バス通りを横切って山の中腹にある中学校をめざす。途中で少年野球団の団員が監督から気合を入れられている。(ハッスルハッスル、気合だアーの大声)
松笠山山頂から、大茶臼山~武田山、大茶臼の右奥、大峯山がほんのうっすら見えている。呉娑々宇山と高尾山の中間点の向こうに、原山の鉄塔(2本)をみる。
山頂に設置された展望図の"河平連山"という文字の部分が、無残にも大きく削り取られている。松笠山から河平連山は見えない。だから展望図の表示が間違っていることは確かなのだが、だからといって悪戯はよくない。手を加えるならば、もっとスマートに修正してほしいものだ。
二ヶ城山が目の前に大きい。その左奥に白木山、右奥に安駄山~高鉢山があり、その右に、鷹の条山、三本木山、長者山が折り重なる。鷹の条山の右奥に森林公園も見えている。それにしても、ここから二ヶ城山まで、まだまだ遠いなー。あの辺りを登るんだなと尾根筋を目で追いつつ気合を入れ直す。
松笠山~二ヶ城山
何はともあれ、まずは松笠山から蝦蟇ヶ峠まで下らなければいけない。頂上から少し引き返して左折のはずだが。来た道には分岐はなかったような。ほんの少し不安を抱えながら引き返すと、赤テープがある。そして雪の上に踏み跡が付いている。時々雪を踏みながら峠まで下る。
蝦蟇ヶ峠から二ヶ城山登山道に取り付くと、かなりの倒木がある。太い幹を切った鋸跡が真新しく、つい最近再整備されたもののようだ。感謝!!
こちら側の登山道はそれ程勾配がない。地図に表示されたコブ、表示されていない幾つかの小さなコブを越えて、ゆったりと登っていく。こちら側をのんびり下るのは良いかもしれない。以前に下った時(2002/03/16)は、木ノ宗山からの縦走でくたびれたのと、千人塚往復で体力を消耗して、少ししんどい思いをした。
二ヶ城山からの展望も霞む。おもしろい展望記にはなりそうにない。ほんとうは展望図を作り直したいのだが今回はパス。
白木山の右手前に木ノ宗山、木ノ宗の右奥に安駄山~高鉢山。さらにその右、呉娑々宇山系の長者山~藤ヶ丸山の後に、曾場ヶ城山~水ヶ丸山が何となく分かる程度。
呉娑々宇山右の高尾山の後に、ほんのりと見えるのは灰ヶ峰のようだ。絵下山の右、天狗城山~天狗岩の後がうっすらと霞んでみえる。
黄金山の左奥に峠島、右奥に安芸小富士までしか見えない。松笠山の右奥に牛田山をみる。仏舎利塔は、松笠山のほぼ真後ろだというが気が付かなかった。牛田山の右奥、鈴ヶ峰から北側は樹木に隠れる。いずれにしても霞む天気で遠くまでは見えない。早々に下りにかかる。
二ヶ城山~上岩の上跨橋(山陽自動車道)~JR安芸矢口駅
二ヶ城山山頂から、来た道を少し引き返し(矢口方面分岐)、送電鉄塔(331m峰)まで北向きの急斜面を下る。狭いやせ尾根の岩場に雪が付いており難渋する。鉄塔からの急坂(144度)には雪はなく助かる。沢沿いの道にヤブツバキが一輪落ちていた。道の両側に雪が残り少し雪を踏む。
林道にぶつかり左折してまっすぐ下ると、墓苑の横を通って上岩の上跨橋(山陽自動車道)に出る。以前ここから登った時は、墓苑横を通らず左(東側)から回り込んだように記憶している。しかし、途中に分岐があるかどうかは気が付かなかった。
JR安芸矢口駅まで歩く。またしても電車(ジーゼル)がない。のんびり待つしかない。