2003年03月08日

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二葉山~尾長山~牛田山、縦走
(出発帰着:JR広島駅―山陽本線)

2003年03月08日(土)、単独

白木山へ登るつもりであった。しかし雨模様である。一応傘は持って出かけていた。太田川放水路から上流を見ても白木山は全く見えない。細かい雨も降ってきたようである。広島駅で途中下車した。牛田山なら傘をさして歩ける。二万五千分1地形図を持っていない分ちょっと面白くないが、道に迷うことはないだろう。

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今日のコース&コースタイム

JR広島7:50-広島東照宮7:57-小ピーク8:10-仏舎利塔8:15、8:22-尾長山8:39、8:45-鉄塔8:53-小ピーク9:02-三角点(176.0m)9:12-小ピーク9:16-小ピーク9:18-小ピーク西を巻く9:30-戸坂南口分岐9:35-牛田山9:46、10:03-展望台10:18-小ピーク10:24-牛田旭二丁目10:45-(早稲田神社)-JR広島11:12

  • JR広島駅(25分)二葉山(17分)尾長山(27分)三角点(34分)牛田山
     小計1時間56分(途中休憩を含む)
  • 牛田山(42分)牛田旭二丁目(27分)JR広島駅
     小計1時間09分
  • 総合計3時間22分(全ての時間を含む)

二葉山

広島東照宮から二葉山を目指す。約500段あるという階段を登る。ただし左右の足で交互に踏みこんでいける高さになっており快調に高度をかせぐことができる。頂上からは海側の展望が良い。

行く手の尾長山の左奥に呉娑々宇山、右奥に鉾取山を見る。黄金山の左に絵下山、右奥は倉橋島である。安芸小富士と宮島の間の海は、牛田山から見るのとほとんど角度は変わらない。宮島より北は木立ちにはばまれる。なお宮島の山頂は雲に隠れる。

尾長山

尾長山から宮島を見ると、さっきまで山頂を覆っていた雲がなくなっている。鈴ヶ峰~大茶臼山~武田山縦走路を見る。後ろの極楽寺山も雪のようだ。鈴ヶ峰~大茶臼山中間点にあたる柚木城山右奥の大峯山は白く霞んでいる。

大茶臼山の左右奥に雪山がある。左側は阿弥陀山、窓ヶ山あたりである。右側は東郷山の大きな山稜であろう。武田山、牛田山の間は樹間にかすむ。

尾長山からは小さなアップダウンを繰り返しながら次第に高度を稼いでいく。途中に環境省山階(やましな)鳥類研究所広島二級ステーション(牛田山)があり、鳥類標識調査をやっているようである。鉄塔から少し上がって振り向くと、絵下山の左奥に灰ヶ峰が見える。今までは雲に隠れて見えなかったのだろう。

三角点

三角点から行く手の牛田山の左奥に大茶臼山~火山を見る。武田山も見えるはずだがよくはわからない。牛田山の右奥には松笠山との間に堂床山~可部冠山が見えているようである。呉娑々宇山、鉾取山、絵下山そして灰ヶ峰も見える。

牛田山手前の巻き道から、尾長山の右奥に安芸小富士、仏舎利塔の右奥に宮島を見る。鈴ヶ峰の後ろに船倉山~大野権現山の稜線をはっきりと認める。牛田山の左肩の向こうに大峯山を見る。

牛田山

尾長山から先はほとんど笠をさすことはなかったが、牛田山頂上で何か白いものが降ってきた。霙(みぞれ)である。最初はパラパラだったが少し経つと激しく降ってきて、北の方はたちまち霞んでしまった。

この間にも元気のいい人たちが数人、思い思いに下から登ってきた。皆さん笠も持たず空荷の軽装である。散歩がてらよく登っていらしゃるようである。

牛田早稲田方面へ下る

牛田山頂上から西に向けて下る。しばらく行くと今まで歩いてきた稜線が左手に見通せるようになる。展望台までは前回(2001年09月09日)と同じである。その後は牛田早稲田方面への標識に従って下ったはずである。見通しがよくて気持ちのよい岩尾根に出る。あまり人は歩いていない道のようであるが迷うほどのことはない。民家の裏に出て、そこからさらに急な坂道を下っていった。