2005年02月12日

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二ヶ城山~(木ノ宗山)
(出発帰着:上岩の上跨橋―山陽自動車道)

2005年02月12日(土)、単独

先週確認できなかったマンサク(アテツマンサクだということだ)を求めて、二週連続で二ヶ城山に登る。事前に資料(QJY通信122号)を読み返すと、咲いている場所はあまり広範囲ではないらしい。

どんな具合か心配であったが、無事開花しているところを捉えることができた。林道を右折してしばらく行った堰堤のそばである。しかし、バカチョンカメラには少し距離が遠すぎて、黄色いモヤモヤが写せた程度である。それでも春一番の花(先ず咲く ― マンサク)に満足する。

2016/07/10読替え有り
329.4m三角点 → 329.0m三角点(国土地理院の改算による)
岩ノ上分岐 → 三田ヶ峠分岐

このページの目次です

今日のコース&コースタイム

上岩の上跨橋10:00-(林道)-登山口10:14(188度)-堰堤10:17、10:29-送電鉄塔331m10:34、10:50-コブ10:58-岩場11:01-尾根左折140度11:05-尾根左折146度11:11、11:32-広場11:35、11:37-(142度)-蝦蟇ヶ峠分岐11:40-二ヶ城山11:42、11:55-展望地11:58、12:28-二ヶ城山12:39-コブ馬木分岐12:41-コブ12:44-コブ12:46-440m台12:48-送電鉄塔12:50-発石バス停分岐12:53-コブ13:00-コブ13:01-送電鉄塔341m13:04-岩ノ上分岐(鞍部)13:07-古い峠?13:10-332m?13:26-木ノ宗73度-コブ(木ノ宗79度)13:33-コブ13:38-コブ13:40-329.4m三角点13:44、13:48-送電鉄塔13:59、14:04-合流(20度)14:05-湿地14:08-林道14:13-左折登る、右折-小尾根14:28-団地14:46-(車道)-上岩の上跨橋15:12(注:岩ノ上分岐北北東の332mは、その分岐から13分程度の位置にある。したがって、今日は見逃している。)

  • 上岩の上跨橋(14分)登山口(8分)送電線鉄塔(29分)分岐(2分)二ヶ城山
     小計53分(途中休憩合わせて49分を除く ― 最後まで加えず)
  • 二ヶ城山(25分)341m峰(3分)岩ノ上分岐(37分)329.4m三角点
     小計1時間05分
  • 329.4m三角点(25分)林道(33分)団地(26分)上岩の上跨橋
     小計1時間24分
  • 総合計3時間26分
     (二ヶ城山探訪昼食57分を除く、三角点休憩4分を加える)

林道~送電線鉄塔(331m峰)

沢沿いのマンサクを楽しんだ後、急坂をこなして今日最初の送電線鉄塔(331m峰)に至る。登ってきた道を振り返ると、送電線のやや右側の角度となる。送電線鉄塔から上のコース全般にわたって、西~北の展望が開ける。さすがに先週まで残っていた雪は全くない。

天候は晴れ、寒いがそれ程冷え込むといったこともない。途中で展望のよいポイント(西~北に開ける)ごとに割りと時間をかけて登った。山頂からは、西~北は見えないことが分かっていたからである。 山頂北のビューポイント(西~北に開ける)を知っていたなら、さっさと山頂まで駆け上がったのに、ちょっと残念。

二ヶ城山山頂部からの展望

二ヶ城山山頂から北側にブッシュ気味の踏み跡があり、前回から気になっていた。"こういち"レポートによれば展望箇所があるというので、今回初めて踏み込んでみた。山頂からは2分程度の距離である。

西~北の方角に、雪を頂いた芸北の山々を見ることができる。二ヶ城山山頂と合わせれば、360度の超展望を得ることができて大満足。さっそく、カシミール展望図を新たに作成し直した。

三田ヶ峠西の329.4m三角点から下る

往路下山は面白くない、というので少し考えた。白木山の右手前に木ノ宗山があり、そこに至るまでの尾根が見えている。尾根上に縦走路があることは、今までの山行で分かっている。行くのはいいが、今日は上岩の上跨橋まで戻ってこなくてはいけない。

三田ヶ峠少し手前に、高陽町の方角に分岐があったのを思い出した。三田ヶ峠から西へ、地図上の水平距離約500mの地点だったはずだ。 (そこから高陽町方面へ)下ることができるだろうと簡単に考えて、のこのこと木ノ宗山方面に踏み出す。

途中の馬木分岐と発石バス停分岐をやり過ごし、"岩ノ上"分岐に至る。ここが、今日の出発点(上岩の上跨橋)から延びている林道に下りる道であろう。ここまでは比較的よい道である。

しかし今日は、"岩ノ上"分岐よりももっと先まで行って下ろうというので、さらに先へ進む。道は以前通った時と同じようにかなり荒れている。しかし通れないことはない。

そして、そそっかしくも、「329.4m三角点の先の送電鉄塔管理道に沿って」(注:下段にて訂正有り)下ってしまった。すぐに右手から良い道が下りてきて合流する。これが今日行きたかった分岐から下りてきた道であることは間違いない(とその時は考えた)。

2005年02月20日山行を参考にして訂正:

尾根から高陽町側に下ったのは、329.4m三角点からである。

329.4m三角点から下ったにもかかわらず、それより東北東300mにある安佐北区と東区の境界線表示屈折点(標高280m台)から下ったものと錯覚している。

329.4m三角点から下り、尾根筋の送電鉄塔(三角点北東、標高280m台)の一本下の鉄塔を通って、下山道に合流している。この下山道は、尾根筋の送電鉄塔脇から下りてくる巡視路のはずである。

何のことはない。今日は三角点で道迷いをした格好になっている。三角点から行き着いた送電鉄塔の位置が、尾根よりもかなり下にあったので何となく腑に落ちない気持のまま下山したのだった。

なお、この三角点周辺は、新たな測量のために木々を伐採している。薄暗い樹間にあった三角点の雰囲気はまるで変わっていることに 、2月20日(2005年)に気が付いた。

329.4m三角点~林道~倉掛二丁目

尾根から下りてくる送電鉄塔巡視路に合流し、左折して気持ちよく下っていると林道に出た。この林道は地形図に記載されている。ただし、記載位置よりももっと上流に延びているはずである。

それはともかく、この林道を右に下るならば深川に出ることは出る。しかし、今日の出発地点に戻るには、北へ伸びる尾根に沿ってほぼ360度、 東→北→西と、大きく回り込まなければならない。

そこで近道をすることを考えた。林道を左へ(地形図での記載は途切れている)さかのぼり、適当なところで右手の尾根を越えて、北側へ下りることにした。ところが、事はそう簡単にはいかなかった。尾根の向こうは熊笹の生い茂るブッシュになっていたのだ。

沢沿いにかすかに残る踏み跡を頼りに、クマザサをかき分けイバラに刺されながら下る。途中にはヌタ場のような泥んこの窪みがあった。イノシシなどが通る獣道を下ったのかもしれない。

急坂でひっくり返って二回転したりして、悪戦苦闘の末、団地の上の小さな遊水池に転がり落ちた。場所は「倉掛二丁目38、高陽浄水場の東側」である。

不審者通報があったのか、パトカーがしばらくの間ゆっくりと後ろについてきた。