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寒曳山、往復
(出発帰着:枝の宮側舗装道終点)
2002年09月14日(土)、単独
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はじめに
2002年09月14日(土)、単独
寒曳山往復
(出発帰着:枝の宮側舗装道終点)
頂上からの展望は抜群。熊城山あたりをもう一つ登って帰ろうかという邪念は完全に吹き飛び約2時間の大休止。ただし、芸北の山々の多くが木立にじゃまされて見えないのは残念。
今日のコースタイム:
登り48分、下り36分
登山口10:30-仙人岩10:46-ベンチ10:53-東分岐11:00-直登分岐11:05-天狗岩11:13-寒曳山頂上11:18、13:16-天狗岩13:27-直登分岐13:33-東分岐13:36-ベンチ13:40-仙人岩13:44-登山口13:52
さしもの猛暑もこれで終わりだろう。やっと1日の予想最高気温が30度をきるようになってきた。360度の展望という”うたい文句”に曳かれて県北まで少し時間をかけて走る。実は寒曳山だけでは登山時間が短すぎるのでもう一つ別の山を登ってこようかと思っていたのだが、超展望に大満足する。
予定を変更して寒曳山だけにしたのはほんとうだ。しかし、真の理由は別にある。登山靴を忘れたのだ。それで自動車を運転するためにはいていた運動靴でそのまま登ってしまった。気がついたのが現地についてからだからどうしようもない。
行けるところまで行くつもりでゆっくりと歩き始める。幸いなことに道は寒曳山を東側から巻き込むように作られている平坦な林道(未舗装)である。仙人岩(水場)の前後で少し草が被るけれどもたいしたことはない。
気をつけなければいけないのは天狗岩への直登個所である。足全体が靴の中で横滑りをしたりする。気を引き締める。下りはもっと慎重に降りた。しかし、ほんとうは平坦な道が北から西にかけてさらに巻き込んでついておりそれを利用すべきであった。
天狗岩からは稜線にそってゆったりと登る。頂上についてすぐに芸北の山々をさがした。なんとその方角だけ木立が茂っている。どうしても芸北の山を見たくていったん休憩した後、稜線上を西(阿佐山だけ見えている)の方角に歩いてみたが、一向に展望が得られず引き返した。ほとんど平坦な道は頂上を過ぎてもかなり向こうまで続いているようだ。
東分岐でご夫婦1組と出会う。頂上にも1組のご夫婦。それからもう一人、絵を描いている男性がいる。私の方へ来てかるく挨拶して別の方角を描き出した。GPSらしきもので方位を測っている(計れるのかな?)。山の展望図を描いているらしい。山の展望は”山屋”とか”花屋”の区別なく誰にでも受け入れてもらえるようだが、私以外で展望図を描いている人に出会ったのは初めてである。
5~7人位のグループが登ってくる。その中の一人から凍らせて持ってきたという缶詰のパイナップルを一ついただく。おいしかった。帰りの急坂を下りきったところでご夫婦1組と出会う。ここからきついですかと問われて、稜線(天狗岩)まで少しの辛抱ですよと答える。
季節はすでに秋である。木の葉も茶色っぽくなっているものもある。秋の花がいくつか咲いている。リンドウ(だと思うけど、キキョウでしょう)を一輪見つけた。どんぐりの青々した実が育っている。道路沿いでは花もいっしょにつけている種類がある。