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JR呉駅~灰ヶ峰(往復)
(出発帰着:JR呉駅―呉線)
2002年09月07日(土)、単独
このページの目次です
はじめに
以下で登山口とは、上平原変電所横の道をしばらく登って民家の途切れる辺り。中国自然歩道の案内版有り(標高約195m)
(往路2時間57分、復路1時間44分)
今日のコース&コースタイム
JR呉9:16-登山口10:17、10:22-東からの登山道分岐10:46、10:54-銀明水11:06、11:14-展望台(車道)11:31、11:38-展望岩12:02-灰ヶ峰山頂12:13、13:28-展望台(車道)13:43-銀明水13:59-東からの登山道分岐14:09-登山口14:24-JR呉15:12
- JR呉駅(1時間01分)登山口
- 登山口(24分)分岐(12分)銀明水(17分)車道(35分)灰ヶ峰山頂
小計1時間56分(休憩を含む) - 灰ヶ峰山頂(15分)車道(16分)銀明水(10分)分岐(15分)登山口
小計56分 - 登山口(48分)JR呉駅
- 総合計4時間41分(大休止1時間15分を除く)
JR呉駅から歩く
先週土曜日(2002/09/02)は台風が九州・山口をかすめつつあった。JRで安全に行ける所というのでJR呉から灰ヶ峰をめざしたが、市街地を歩いている段階でシャワーに会いあえなく敗退。家に帰ってパソコンにはまってしまったのだった。その後始末で翌日曜日も外出できなかった。
今日は少し曇っているようにも見えるが気温は30度を優に越えてくることだろう。凍らせておいたお茶と塩を持って出かける。登山口近くまでのバス便もあるようだが駅から歩いてみた。
灰ヶ峰は二万五千分1地図「吉浦」に属している。呉駅はその南の「呉」に入っている。今日は「吉浦」の地図しか持っていなかったので、最初は、適当に灰ヶ峰の方角(北東)を目指して進む。「吉浦」の領域に入った所で少し北に振れすぎていたのを修正しながら平原浄水場に至る。上平原変電所角からの登り(自動車道)はきつい。500m余りの間に90m位高度をかせいだようだ。
銀明水を補給する
今日は体が重い。水分摂取量もかなり多い。銀明水まででペットボトル(500mL)1本がほとんど空きかけた。残りを凍らせておいたお茶のボトル(1000mL)の中に移して、空いたボトルに銀明水を補給した。
一口飲んでみると成る程うまい。しばらく休んでいると男性に追いつかれた。年の頃は私と同じか少し上。焼山(呉市)に住んでいていつもはそちらの方(神山峠)から灰ヶ峰に登るという。こちらから登ると頂上直下の急登があるし久しぶりとのこと。山で汗をかくのが体にいいんだとも。
展望台(車道と山頂部)
お先に失礼して展望台(車道)で休んでいると再び追いつかれた。話によると頂上からの展望はすばらしい、見通しが良ければ四国まで見えるという。ここでもお先に失礼したが頂上(展望台)ではいっしょになることはなかった。そのまま焼山方面へ向かわれたのだろうか。
登山道はよく整備されている。所々で石や木の階段があるが概して自然のままである。特に銀明水から車道までの七曲がりでは、草の上の踏跡を行く所があり気持ちがよい。車道から頂上までは尾根道を通った。その横についているはずの木段の道(保健保安林として整備)にはうっかりして気がつかなかった。
頂上の展望台には先着のご夫婦二組、後から男性3人組。デート中の男女(頂上まで車道あり)など。太陽は雲の中にあることが多く、また心地よい風があり大いに助かる。ほとんど直射日光を浴びることなく絶景を心ゆくまで堪能する。
呉市制100周年
今年(2002年)は、呉市制100周年である。呉の発展は、明治19年(1886年)5月4日、第二海軍区鎮守府(全国五海区)の位置が安芸郡呉港に決定されたことに始まる。鎮守府決定の大きな要因は、島々に囲まれ敵の侵入容易ならざる穏やかな良港というものであった。灰ヶ峰山頂からながめるとそのことがよくわかる。倉橋島、東能美島、西能美島、江田島が折り重なるようにして呉の港を取り巻いている。ちょっと見ただけでは、どこからどうやって瀬戸内の海へ出て行けば良いのかよくわからないくらいだ。
参考山行記
広島湾岸トレイル・モデル山行記
灰ヶ峰~呉海軍墓地~呉市入船山記念館
(出発:神山峠(JR呉駅―呉線)、帰着:JR呉駅)