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2001年10月20日

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岩船岳(三角点手前の東峰まで)
(出発帰着:宮島桟橋)

2001年10月20日(土)、単独

行きは多々良林道経由、帰りは502m~奥の院経由で弥山へ
さらに、かや谷コース~包ヶ浦自然歩道(博打尾)を下る

  • 初めての岩船岳山頂(2002/03/02)
    その後の岩船岳について、山行記リスト付き
  • 岩船岳に至るまでの軌跡(2001/10/20、2/25)

このページの目次です

はじめに

宮島桟橋~厳島神社~大元公園~多々良~岩船岳登山口(多々良林道)~先峠(岩船岳縦走路)~351m~大川越~岩船岳東峰~(岩船岳縦走路・先峠まで往路下山)~502m~奥の院~仁王門~弥山~弥山本堂~紅葉谷分岐~獅子岩駅~榧谷駅(かやだに)~302m~包ヶ浦分岐~博打尾~紅葉谷公園~厳島神社~宮島桟橋
(出発帰着:宮島桟橋)

朝、快晴の空を見て懸案の岩船岳を目差す。2001年02月25日(日)途中敗退した山である。アプローチの長い山であり、この次、日照時間が長い季節になってからもう一度挑戦しようと思っていたのだが。ついついその気になってしまう。

秋晴れの中を快調に飛ばす。飛ばしすぎた。したがって、今日の記録は余り参考にならないかも。

後日注:2002年3月2日(土)
当日(2001/10/20)は、岩船岳三角点を踏むことなく、その手前(10~15分)の大岩(東峰)で昼食をとり下山している。しかし、本人は今日まで岩船岳山頂に達したものと信じていた。

今日のコース&コースタイム

宮島桟橋8:20-多々良林道入口9:10-岩船岳方面登山道入口9:48-岩船岳縦走路(先峠山402mの東)10:05-青海苔浦分岐10:28-岩場(展望よし)10:37-ピーク10:40-少し上る急登11:07-小ピーク、 海軍省標石11:12-岩船岳東峰11:31、12:25-鞍部12:44-分岐?12:47-大岩12:55-ピーク?13:14-岩場(展望良し)13:20-青海苔浦分岐13:32-大元公園分岐(青海苔浦乗越 、先峠山402mの東)13:48-502mピーク14:18-奥の院14:35-仁王門15:02-弥山頂上15:15-獅子岩ロープウェイ駅15:46-かや谷ロープウェイ中継駅15:57-包ヶ浦分岐16:28-紅葉谷16:45-宮島桟橋17:12

宮島桟橋(1時間45分)岩船岳方面稜線・先峠(1時間26分)岩船岳東峰
岩船岳東峰(2時間50分)弥山(1時間57分)宮島桟橋
行き3時間11分、帰り4時間47分
実働7時間58分(休息時間をすべて含む、但し昼食タイム54分は含まず)

2004年03月14日訂正
陸軍省標石→海軍省標石

多々良林道から岩船岳縦走路へ

岩船岳は、宮島桟橋からいかにも遠い。できるだけ体力を使わずに、岩船岳に向かうコース(稜線上)に入りたい。いろいろ考えた末、多々良林道経由のコースを取ることにした。

ガイドブックによれば、岩船岳縦走路上を、岩船岳往復4時間から4時間半とある。昼食タイムを入れれば約5時間、宮島桟橋からで合計約9時間くらいか。日没時間との戦いになるだろうけれども、何とかなるだろう。

多々良までは海岸線の車道。そこから多々良林道(簡易舗装の車道)に入る。しばらく登り、岩船岳方面登山口を右手に入り稜線(縦走路)上へ。

最初は402mピークを左から巻くが、やがて再び尾根に乗る。左手に岩船岳と351mピークが見えてくる。先は長い。ゆっくり行こう。351mピーク手前の岩場(東側の展望良し)で休息をとる。

岩船岳に取りつく手前で、夫婦1組を追い抜く。旦那さんはすでに岩船岳3回登破、いつもは大元谷コースで岩船岳まで約4時間とのこと。奥さんは初めてというが、今日のピッチは少し早目という(桟橋を8時出発ということであったが、岩船岳東峰には12:40くらいに到着)

岩船岳東峰にて昼食

岩船岳東峰からは、約120度の視界が開けており、大竹市街、阿多田島、能美島やその向こうにたくさんの島影をみることができる。岩船岳東峰ピークには大きな岩がある。その上で靴と靴下を脱ぎ、上半身裸になって衣服を乾かす。秋の上天気とはいえ、さすがに岩肌が暖かいということはない。しかし、タオルを肩に掛ければ寒さを感じることも無い。ちょうど北側が林になっており風がさえぎられるのも都合がよい。

なお、先ほどの旦那さんの話では、この先10~15分くらいのところにもう少し展望の良いピークがあるとのこと。彼らはそこまで足を延ばしていった。
(つまり、彼らは岩船岳山頂三角点をめざして先に進んだということ。当Web管理人は、自分ではすでに岩船岳山頂に達したと思っているので、その時はその話が意味することを理解できていない。後日、山行記の内容を多少書き変えた箇所あり)

秋の紅葉にはまだ早い。しかし、向かい側の山腹を見れば、所々に赤く染まった木々が点在している。

岩船岳(東峰)~弥山

旦那さんの、「岩船岳へのアプローチは、出来るだけ最短コースを取り、帰りに弥山に登るのがよい」という言葉に乗せられて、この後、岩船岳東峰(厳島南西)から弥山(厳島北東)まで、ほぼ全島を縦走してしまった。

今日の実登、標高差

行き:
岩船岳稜線上(先峠山402mの東)まで、実登350m
351mピークまで、実登100m(合計、450m)
岩船岳まで、実登230m(合計、780m)

帰り:
351mピークまで、実登120m(合計、900m)
大元公園分岐まで、実登100m(合計、1000m)
502mピークまで、実登150m(合計、1150m)
奥の院を経て弥山まで、実登360m(合計、1510m)
獅子岩まで、実登50m(合計、1560m)
紅葉谷まで、実登50m(合計、1610m)

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なお、初版刊行後も加筆修正を繰り返しています。