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極楽寺山の北側尾根縦走路、探索(2019/04/21)

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倉重登山口~中国自然歩道~617m北東尾根~617m峰~極楽寺山山頂部縦走路~小畠コース~倉重登山口
(出発帰着:佐伯運動公園の上)

2019年04月21日(日)、中1(兄)・小3(弟)

このページの目次です

はじめに

注釈(2019/05/06)

  • 倉重コース:従来から、倉重谷コースとしていたコース名を改めることにする。
  • 小畠コース:従来から、倉重尾根コースとしていたコース名を改めることにする。
    (さらに、小畠1,2,3に細分化する)
  • 小畠99コース:従来から、倉重”新”谷コースとしていたコース名を改めることにする。
  • それぞれのコースを区別しやすくするためである。

  • 極楽寺山の北側尾根縦走路:極楽寺山から北向きに、663m峰(旧陸軍省標石有り)~倉重下山口~(小畠99下山口~小畠下山口・途中から小畠1,2,3に別れて下る)~617m峰(旧陸軍省標石有り)~大杉集落まで尾根筋を歩くことができる。なお、617m峰のことを小畠山(小畑山)と称するようである。
  • 中国自然歩道:倉重登山口から縦走路尾根の東面を北向きに行く。
  • 牛池林道:縦走路尾根の西側に並行している。
  • 倉重コース:佐伯運動公園上の倉重登山口からごく大まかには西向きに登り、極楽寺山の北側尾根縦走路(倉重下山口)に乗る。尾根を左手(南向き)に行くと、663m峰(旧陸軍省標石有り)を越えて極楽寺山に達する。
  • 小畠コース:617m峰のやや南側(縦走路)から、縦走路尾根の東面を下る(途中から、小畠1,2,3に別れて下る)。送電線鉄塔管理道や槇道などが複雑に絡み合いながら分岐している。最後は、倉重コースあるいは中国自然歩道に合流する。
  • 小畠99コース:倉重下山口の北側(縦走路)から、縦走路尾根の東面を下る。超急坂である。倉重コース途中で合流する。お薦めできない。

なお、各ページ本文の書換えは完璧ではない。

久しぶりに極楽寺山(693m)北部の山頂部縦走路(617mと663mに旧陸軍省標石有り)を歩いてみたくなり小3を誘った。中1も一緒に行くと言うので、3人で佐伯運動公園(広島市佐伯区)の上にある駐車場(240m台)まで車で行く。

今日の行動予定は以下のとおりであった。

倉重登山口(新しい霊園の手前)で、火葬場の角を右折(250m台)して中国自然歩道に入る。中国自然歩道は極楽寺山山頂部の東面を北向きに延びている。標高380m
から617m北東尾根に取り付く。尾根筋には送電線鉄塔の管理道があり、送電線に沿う形で617m峰まで登る。

617m峰で左折して、極楽寺山(693m)北部の山頂部縦走路に入る。南向きに進み、倉重コース下山口(560m台)~663m峰(旧陸軍省標石有り)を経て、極楽寺山(693m)~展望台(660m台)に至る。その後、元のコースを引き返し、倉重コースで倉重登山口まで下る。

ところが、617m峰の少し南側の小コブ(610m台)で、北西~西に振れて下るべきをそのまま真っすぐに南向きに突っ込んでしまった。

ずっと下りが続くので、縦走路を外れたことに気付いたが、登り返す体力を考えてそのまま下った。

小畠1コースを南東~南~南東と振れながら下った。踏み跡はあるものの落ち葉の積もった急坂のコースであり、子ども達に負担を掛けてしまった。

今日のコース&コースタイム

佐伯運動公園上9:21-倉重登山口9:25-立派な木橋9:30-歩道付け替え9:33-下河内分岐(右)9:42-風の沢10:14-617m峰北東尾根取り付き10:18-送電線鉄塔10:35-送電線鉄塔そば11:06-617mそば(縦走路)11:14-送電線鉄塔11:16、11:53-617mそば(縦走路)11:55-617m峰(旧陸軍省標石)11:56-小コブ610m台、倉重〈尾根〉コース12:03-(南東向き)-550m前後12:11-(南向き)-460m前後12:29-(南東向き)-送電線鉄塔管理道12:55、13:05-倉重〈谷〉コース分岐(右)13:10-霊園最上部13:18-倉重登山口13:22-佐伯運動公園上13:25

  • 佐伯運動公園上(4分)倉重登山口(17分)下河内分岐(31分)617m北東尾根取り付き
    小計57分
  • 617m北東尾根取り付き(17分)送電線鉄塔(31分)送電線鉄塔(10分)送電線鉄塔
    小計58分
  • 送電線鉄塔(3分)617m峰(7分)運動公園分岐
    小計10分
  • 運動公園分岐(52分)送電線鉄塔管理道(5分)倉重コース分岐(12分)倉重登山口(3分)佐伯運動公園上
    小計1時間22分(管理道合流地点10分を加える)
  • 総合計4時間04分(全ての時間を含む)
    (昼食37分を加える)

今日の様子

今日の出発地点は、佐伯運動公園の上にある小さな駐車場である。道路を挟んで向こう側には、「中国自然歩道」(矢口・極楽寺ルート)の立派な案内地図板が設置されている(環境庁・広島県)。その後ろには白い建物がある。神楽の稽古でもしているのであろうか。太鼓の音が聞こえている。この音は山中でも聞くことができた。


〈写真〉倉重登山口手前の道路を北西向きに行く、9時21分
(右側は火葬場入口)

倉重登山口には、いつの間にか大きな霊園ができている。今日は、倉重コースを下ってくるつもりなので、前方からこの霊園の中を通って下ってくることになるだろう。

さて今日最初は、倉重登山口で右折して中国自然歩道を行く。登山口の道標には、「荒谷林道2.5KM」となっている。


〈写真〉倉重登山口で右折して中国自然歩道を行く、9時25分
(前方に見えている山並みは、極楽寺山の北側縦走路である。617m峰も見えているのではなかろうか(角度を測って確認はしていない))


〈写真〉右手火葬場に沿ってゆく、9時25分

中国自然歩道は、極楽寺山山頂部の東面を北向きに延びている。これまでに幾度となく災害で痛めつけられ、その度に修復を繰り返してきている。今日現在、この付近で通行不能な箇所は無い。


〈写真〉中国自然歩道の道標、9時27分

かつての歩道が崩落した後で、う回路を設置した箇所があったりするものの、道標に従い幅広の歩道を追ってゆけば何の問題も無い。


〈写真〉よく整備された中国自然歩道を行く、9時29分

617m北東尾根に取り付く。尾根筋には送電線鉄塔の管理道があり、送電線に沿う形で南西向きに617m峰まで登る。途中には送電線鉄塔が二つある。


〈写真〉617m峰北東尾根に取り付く、10時18分
(中国自然歩道が、右手前方に延びている。注:取付きは、この少し北側にもう一か所ある、2019/04/27山行記)

617m付近で山頂部縦走路に登り着く。縦走路を右手(西向き)に少し行くと、今日3番目の送電線鉄塔があり見晴らしが良い。


〈写真〉617m峰西側の送電線鉄塔からの眺め、11時15分
(正面やや右手に大きく窓ヶ山~向山、窓ヶ山の左奥に東郷山)


〈写真〉617m峰西側の送電線鉄塔からの眺め、11時52分
(正面左に極楽寺山(693m)を見る)

極楽寺山の北側尾根縦走路には、旧陸軍省標石が2本確認されている。617m峰と663m峰である。


〈写真〉617m峰の旧陸軍省標石、11時56分
(陸軍輸送港域第ニ区標石(昭和15年6月10日)第46号)

山頂部縦走路を南向きに行けばよいのだが・・・


〈写真〉南向きに617m峰を超えて次の小コブ(610m台)に向かう、11時57分

617m峰の先の小コブ(610m台)で、北西~西に振るべきところを、尾根に沿ってそのまま真っすぐ南向きに踏み込んでしまった。極楽寺山山頂をあきらめて、送電線鉄塔の管理道まで下るのに少し苦労をする。


〈写真〉送電線鉄塔の管理道に入る、13時04分

踏み跡をそのまま沢の左岸沿いに下ると、小さな橋が架かっている。その橋を渡って倉重コースが合流してくる。


〈写真〉倉重コース分岐(右手)、13時10分


〈写真〉倉重登山口、やっと霊園の最上部まで下ってきた、13時16分

下山後、駐車場近くの古墳を見学する。中1によれば、小学校の校庭にも同じような古墳があるという。小3はそのことを知らない。まだこうしたことに関心がないようである。


〈写真〉栄草原一号古墳(栄草原古墳群)、13時31分

何はともあれ、けがなく無事帰途に着く。

HOLUX M-241(GPSロガー)が使えなくなった?

今日は、私の愛機(HOLUX M-241)のご機嫌が少し悪かったようです。GPS軌跡がスタート地点から途中まで記録されていなかったのです。それでもひょっとすると私は運が良かった方なのかもしれません。

ヤマレコ質問箱を見ると、「HOLUX M241 GPS受信できない」(2019年04月13日 15:00(2019年04月21日 16:37更新))という質問に対する回答で盛り上がっているようです。

簡単に言うと、「今年2019年4月、HOLUX M241のGPS軌跡が突然書き出せなくなった」というのです。原因は、2019年4月7日にGPS機器の「週数ロールオーバー」となるため、HOLUX M241(など古い機器)では不具合が発生する可能性があるということのようです。

参考:「週数ロールオーバー」について
GPSの“19.6年問題”、4月7日に「週数ロールオーバー」が発生、古いGPS機器では不具合の可能性も(片岡義明、2019年3月14日 06:00)
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/chizu3/1174262.html

私の場合(2019年4月21日分)は、スイッチが入るのが遅れたとはいえ、なんとか動いてくれました。以前に、「HOLUX ezTour for Logger」をダウンロード(2014年2月)したことがあり、それが幸いしたのでしょうか。その時なにをどうやったかはよく覚えていないのですが・・・

ところで、GPS軌跡が書き出せなくなった「HOLUX M241」からデータを取り出すことは可能です。「HOLUX ezTour for Logger」以外のソフトを使います。私も以下のとおり試してみました。そして、カシミール3Dで正常に読めることを確認しました。

以下のソフト2種類を使って作業をします。

  • MTK GPS Logger download Utility(MtkDLut)
    HOLUX M241からGPSデータを取り出して、csv形式で保存します。
  • NMEA to KMZ file converter(NMEA2KMZ)
    上記csv形式のデータをGPXファイルに変換します。

ソフトのダウンロードそのほかの詳しいことは、以下のWebを参照してください。

  • 「HOLUXのM-241(GPSロガー)でログが取れなくなったようだ」
    https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-183882
  • 「HOLUX M-241を諦めずにGPSロガーとして使う(まだ使えるよ!)」
    https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-184271

しかし、今となってはGPS軌跡はスマホで取るのが簡単・便利であり確実なのでしょうね。HOLUX M241は今まで本当にけなげに働いてくれましたが、時々軌跡が乱れることもありましたし、毎回毎回動作が不安定では使い続けるわけにはいきません。

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