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2010年11月03日

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JR白木山駅~〈白木山~押手山縦走〉~桧山集落
(出発:JR白木山駅―芸備線、帰着:白木分れバス停・バス乗り継ぎ~JR可部駅―可部線)

2010年11月03日(水)、単独

2010年9月~11月、再び懲りず〈白木山~押手山縦走〉~桧山集落に挑戦、今日(11月3日)は5回シリーズの第5回目である。(なお、12月4日に再確認登山有り)

ここのところ今日も含めて5回ほど集中して、白木山~押手山~桧山集落縦走を試みた。そのうち後半3回(今日を含む)では、実際に白木山から押手山を経て桧山まで下った。

今日は、押手山から「ひろしま百山」のコース(推定)を下った。

参考資料:

  • 田部戒自著「広島市の山を歩く(下巻)」(2005年11月発行)
    地図p.44(概要p.140)
  • 広島県山岳連盟監修「ひろしま百山」中国新聞社(1998年10月発行)
    白木山p.122
  • 山歩きと山野草のページ(守田さんWeb)
    押手山~桧山ルートについて実地にくわしく検討している

このページの目次です

今日のコース&コースタイム

JR白木山駅(標高60m台)8:44-登山口(標高100m前後)8:50-一合目(経尾山、標高150m台)8:58-経納ヶ段(標高180m台)9:03-二合目(馬ノ背、標高220m台)9:10-穴地蔵(標高260m台)9:13-左折9:18-展望(標高320m台)9:22、9:26-展望(標高340m台)9:28-三合目(獅子ノ門、標高390m台)9:34-釈迦ノ段(標高430m台)9:38-四合目(勢至観音、別当松、標高490m前後)9:44-五合目(天主の段、標高538m)9:49-水場(標高700m前後)10:09、10:13-八合目(標高740m前後)10:18-九合目(標高800m前後)10:25-白木山(標高889.3m)10:36、11:29-分岐ケルン(標高800mくらい)11:38-743m11:56、11:59-右分岐点(標高700mくらい)12:04-鞍部十字路(標高610m台)12:12-押手山(標高706.8m)12:24、12:28-660m台12:35-営林署跡(標高570m台)12:43-尾根分岐(左へ、標高550mくらい)12:46-沢近く(標高490mくらい)12:57-河原(標高470mくらい)13:00-廃車道(標高440mくらい)13:05-林道左折点(標高410m台)13:09-バス停白木分れ(標高390mくらい)13:12

  • JR白木山駅(6分)登山口(32分)最初の展望地(23分)五合目(20分)水場(23分)白木山
     小計1時間52分(展望4分、水場4分を加える)
  • 白木山(9分)ケルン分岐(18分)743m(5分)右分岐点(8分)鞍部十字路(12分)押手山
     小計55分(743m3分を加える)
  • 押手山(7分)660m台(8分)営林署小屋跡、押手山林道(3分)550m台分岐、左へ(14分)河原(5分)廃車道(7分)バス停白木分れ
     小計44分
  • 総合計3時間35分
     (押手山4分を加える、白木山53分を除く)

白木山から押手山方面に向けて下る

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〈写真〉白木山下山口(桧山方面)

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〈写真〉桧山林道に下る幅広の道(右)との分岐。
左に尾根を追って、せまい踏み跡をたどる。

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〈写真〉押手山三角点
画面の正面前方に、踏み跡を追う

「ひろしま百山」のコース(推定)を下る

押手山から北東の方角に、660m台まで下る。右手東向きの谷はまだ若い植林帯となっており、その周りをフェンスで囲ってある。北東の方角を見下ろすと、桧山集落が見えている。

尾根上をフェンスに沿って、北東向きにさらに下り、押手山林道終端部(営林署小屋跡、標高570m台)に降りる。

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〈写真〉木製の梯子を伝って、押手山林道に降り立つ

押手山林道を横切り、さらに少し下の標高550mくらいまで、同じ尾根上を下る。ここでもフェンスが続いている。そしてここまでは、10月30日と同じコースである。(GPSログでは一番東側の分)

標高550m台で尾根が二股になっている。右の尾根は、10月30日に下っている。今日は、左の小尾根を下る。尾根上には、枝打ちされた小枝が敷き詰められており、踏み跡は不鮮明、極めて歩きにくい。

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〈写真〉標高550m台コブ付近

それでもなんとか河原(右岸、標高490mくらい)まで下る。その河原の左岸に、廃車道終端部(地形図黒実線終端部、標高490mくらいと推定)があるはずだが、踏み跡すら定かでない。

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〈写真〉なんとか河原まで下る

ここら辺りの河原は、10月23日に一度通っている。その時は、ここまで地形図黒破線(谷コース)に沿って上から下ってきた。そして、廃車道終端部らしき平坦な箇所(左岸)を通った。

今日(11月03日)は、標高470mくらいから下では10月23日と同じコースを下ったものと思われる。そして、標高440m台の明瞭な廃車道終端部(地形図黒実線上)から下は間違いなく同じコースである。

明瞭な廃車道終端部(標高440m台)から少し下ると、標高440mくらいの尾根突端で、尾根筋の下山コース(10月30日走破、一番東側のGPS軌跡)を吸収する。ちなみに、この尾根筋は植林帯で歩きやすいものの、そこに踏み跡のようなものは確認できなかった。

そうしたことから、今日下った尾根から廃車道終端部~桧山に至るルートが、「ひろしま百山」のコースであったと推定した。ただし、確実な根拠は何もない。

後日注(2010/12/04):

12月4日に改めて、この辺りを下って検討した。その結果、廃車道終端部(標高490m前後)~明瞭な廃車道終端部(標高440m台)の間には、地形図黒実線の位置(谷の左岸)にかつて車道があったことを確認した。

ただしその間の一部は、倒木やがけ崩れで埋没している。そのため、10月23日と11月3日には、そこを避けて河原を下らざるを得なかったのである。

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〈写真左〉明瞭な廃車道終端部付近
この付近から上で、廃車道は谷の左岸に向きを変えている

さて、今日は白木山から少し飛ばしたので、桧山集落からのバスに間に合った。なお、今日は最後まで乗客は私一人のみ。

今日の道中記

花のトリオに追われる

JR白木山駅で降り、GPSをセットして歩き始める。登山口までに花のトリオを追い抜く。ゆったり登っていると、後ろからその方たちの話声が聞こえてくるようになる。どうもペースが違うようだ。五合目から水場でついに追いつかれる。その方たちが水源の方にまわったので、山頂では私の方が先着する。

山頂で聞くともなしに聞いていると、「今日は1時間40分、冬場ならば1時間半で十分」といった勢いのよい話が聞こえてくる。駅からではなくて登山口からという意味だろう。

その方たちは、押手山に向けてすぐに出発された。私の今日の目標も、押手山~桧山である。ゆっくり食事をした後、かなりのスピードで追い上げたが、再び遭遇することはなかった。押手山の後はどこから下山されたのであろうか。

山頂のベテランさん

山頂では、ベテランさんが白木山からの展望について、登山者ごとに語って聞かせている。私が今年の9月26日にさんざん考えてまとめあげた展望記の内容(2010/09/26山行記参照)と同じことをすべてそらんじている。

広島・山口・島根県境の山々から、本州四国連絡道路の尾道・今治ルート(西瀬戸自動車道)が通る因島や大三島の山々まできちんと見据えている。

あるいは、三瓶山(島根県)がかろうじて見えているというので、望遠鏡(壊れている)の設置してある櫓に自ら登って紹介している。感心することしきりである。

その他

登山道が、五合目の538mピーク(地形図黒破線上)よりやや北西側を通過していることに初めて気付く。登山道右手(東側)が少し盛り上がっており、そこが538mピークであった。

デジカメのことなど

カメラ内蔵時計が狂っている

カメラ内蔵時計が全体的に5分進んでいた。直前に調整しておいたにもかかわらず、どうしてだろうか。とりあえず、「ExifFileOpe」を使用して、ちょうど5分修正した。(秒差までは修正していない)。そしてその後で、「ファイル名変更君」を使って、Exif情報をファイル名に反映させた。

「ExifFileOpe」のキャッチフレーズは下記のとおりである
・Exif情報から日時やファイル名を一括変更
・時差や設定ミスによる撮影日時のズレも簡単修正、フォルダ振り分けも

つまり、「ExifFileOpe」で一連の作業がすべて可能なのかもしれない。ただし、「ファイル名変更君」も便利だし、ここのところ少し使い慣れてきたところではある。

ところで、カメラ内蔵時計の時刻表示は、修正しても修正してもすぐに元の時刻に戻ることが分かった。つまり壊れているということか。手近で持込可能ならばメーカーに持って行くのだが、地方には受け付け窓口はなさそうだ。手段を考えなければならない。