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二軒小屋~十方山林道(ワサビ田まで)、往復
春の十方山林道ウォーキング
(出発帰着:二軒小屋)
2008年06月01日(日)、森と水と土を考える会
このページの目次です
はじめに
2008年06月01日(日)、所属会
十方山林道ウォーキング
(二軒小屋~ワサビ田、往復)
最後尾(下山橋往復):
二軒小屋10:08-十方山登山口(シシガ谷コース)10:46-下山橋11:50、13:17-水越峠13:55-十方山登山口14:02-一軒屋跡14:29-二軒小屋14:36(ただし、ほぼ全員、下山橋の先のワサビ田往復)
参考:先頭のワサビ田着は12時とのこと
二軒小屋(38分)十方山登山口(1時間04分)下山橋、小計1時間42分
下山橋(45分)十方山登山口(34分)二軒小屋、小計1時間19分
所属会(森と水と土を考える会)公募の林道ウォーキング。朝8時に広島駅新幹線口集合、予定よりすこし遅れて出発する。西風新都経由で高速にのり、戸河内インターから大規模林道を経て二軒小屋に着く。当地での参加者を含めて総勢31名(内、会員6名)となる。
簡単な体操を行った後、出発する。最後尾を担当することになり、落ちこぼれのないように気を配る。最後尾の2名と下山橋に着いてみると、すでに皆ワサビ田に向けて出発した後だった。ここで昼食として、皆の帰りを待つことにする。
最後尾のお一人に聞いてみると、家の周りを毎日1時間歩いているという。それでも、この十方山林道はやはり普通の道ではない。ガラガラの道を歩くには、普段から登山靴を履いて山に登っている人でないときついのかもしれない。
それ程現代人の脚力は落ちているということでもあるだろう。公募の際には、登山靴を履いて、普段から近くの山に登っていること(たとえば鈴ヶ峰、1時間程度)といった目安が必要かもしれない。
さて、一軒屋は取り壊したのだろうか。更地になっていた。炭があたり一面に散らばっているようだ。黒く焼けた木材が積んである。出火だろうか。 なお、その少し先まで舗装が完了している。
十方山登山口(シシガ谷コース)だけでなく、旧羅漢山登り口にも同じような新しい道標が設置されていた。旧羅漢山登り口に道標?
最後尾には、二軒小屋で飛び入り参加の会員さんが付き、草花の解説をしていただく。クロタキカズラ、ササバギンラン、オククルマムグラ、カマツカ、イヌガンソク、オヒョウ、ハクウンボクなどなど。オシダは当地のリストにはない? キウイフルーツがあるという。誰かが種を持込んだか。
今日は、円滑な人の流れをつくることに徹する。次回(秋の部予定)も参加したいという声が多かったという。嬉しい限りである。
以下、後日追加:
「森と水と土を考える会」2008年6月8日176号
原戸会長の報告によれば、
火事は5月25日の昼間、けが人はなかったとのこと
今日の参加者のなかには、「林道工事が気になって細見谷を歩いてみたかったという方が多い。ワサビ田の修復の為、無許可で細見谷を改変したという新聞記事の切抜きを示して怒っている参加者も居る」と書かれている。
2008年5月23日付中国新聞記事
重機で河床を改変、吉和の細見谷川
サンショウウオ姿消す
ワサビ田の修復(田の倒木撤去や取水口の土砂除去)をするため、市の許可を得ることなく、河原や河床の石を重機で移動させたのだという。当地域は、国定公園第二種特別地域に指定されており、無許可で土地の形状変更を行うことはできないとされている。
上記原戸会長の報告によれば、「(当日見た)ワサビ田は荒れ果てていた。殆どワサビは残っていない。(中略)細見谷のワサビ田は5年ほど前まで、全て放置されていた所だ。管理が難しい場所なのだろう」という。
後日追加:
恐羅漢山周辺の新しい道標は、恐羅漢山スノーボーダー男性7人遭難事件(2008年2月3日~5日)を受けて設置されたもののようである。2008年5月という日付が記載されている同じ形式の道標が、この付近一帯にいくつも設置されている。