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吉和冠山(ウシオ谷~クルソン谷)、往復
(出発帰着:潮原温泉)
2008年05月25日(日)、グループ
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はじめに
吉和冠山(ウシオ谷~クルソン谷)、往復
(出発帰着:潮原温泉)
前日は雨、今日の午前中まで残りそうな勢いである。そこでまず、出発をいつもより1時間遅らせて、8時30分集合とした(前日夜決定)。次に、十方山(瀬戸谷)は時間がかかるのであきらめた。行く先は、吉和冠山に決定。
Siさん親娘3人+Toさん、Huさんを加えた合計6名、我が自宅近くで待ち合わせ、2台で現地に向かう。なんとか雨はあがっている。途中To車にガソリンを入れるというので、高速道路は使わず、スパ羅漢で再度合流することにした。
今日のコースタイム:
潮原温泉(17分)登山口(34分)クルソン谷分岐(22分)クルソン岩近道分岐(23分)クルソン岩(国体コース)分岐(41分)吉和冠山
小計2時間24分(クルソン谷分岐7分を加える)
吉和冠山(33分)クルソン岩(国体コース)分岐(27分)クルソン谷分岐(27分)登山口鉄橋(16分)潮原温泉
小計1時間43分
総合計4時間09分(懸崖往復2分として加える、懸崖31分を除く)
潮原温泉9:57-登山口鉄橋10:14-クルソン谷分岐10:48、10:55-渡渉11:11-クルソン岩近道分岐11:17-クルソン岩(国体コース)分岐11:40-急坂手前11:58-吉和冠山12:21(-懸崖12:53)-クルソン岩(国体コース)分岐12:27-渡渉12:43-クルソン谷分岐12:54-登山口鉄橋14:21-潮原温泉14:37
潮原温泉近くから歩き始める。登山口に至ると、すでに数台の車が駐車している。ここまで車を入れることができたかもしれないが、高級車の回転スペースが足りない場合を考えて、下から歩くことにしたのだ。
ウシオ谷を順調にさかのぼる。左ひざの違和感が全くない。力も入る。かなり良い状態まで快復したようで嬉しくなる。クルソン谷分岐で一服。ここまでで、全体の3割と皆に伝える。
Naさん遅れ気味、クルソン谷の渡渉地点手前で引き返すことにする。各自の能力を事前につかんでいるわけではない。ファミリー登山の危険性を肝に銘じる。
Toさん付き添って下る。下まで無事下りる事ができれば、潮原温泉があるので、ゆっくり休むことができるだろう。
我々は先へ進む。先頭を歩いていたSiさんが、クルソン岩分岐で左斜め前(クルソン岩方面)に入る。おかしい。と思いつつも、本線自体がここでこんなに〈右折〉している という感覚が全くなく、どうもルートに自信がもてなくなった。
本線の方の地面に標識(大きなブリキ板)が置いてあり、国体コースを示した矢印はそちらを向いている。誰かがいたずらをして位置をずらしたのだろう。いずれにせよ、ルートを確定するため、小ピークまで先行して登ってみた。ピークの先は、左へゆるくカーブしている。本線はこちらで間違いない。
荷物を降ろし、皆のところまで下って呼び寄せる。Siさんは、小ピークの向こうの平坦部でもあまり休めなかったのかな。その後の急坂でダメージが表面化する。山頂部手前で完全にダウン寸前。何とか体を押し上げる。若いHuさんも少しバテ気味か。
急坂にかかってすぐの地点だったろうか。単独で下ってきた男性が、すれ違いざま、「オオヤマレンゲの開花までは、あと1~2週間」との情報をくれた。山頂手前で数人の男性グループとすれ違う。山頂に着くと、おば様たちの一団あり。
三角点で記念撮影をして、懸崖に至る。残念ながら眼前には雲の幕があり、一番手前の山さえ分からない。少し冷たい風がとおる中で食事をすませて下る。下りのSiさんは快調である。あまり飛ばしすぎて足を痛めなければよいが。
キリ、ウツギ、ラショウモンカズラ、ホタルブクロ、ユキザサ、エンレイソウ、タチカメバソウなどなどを見る。初めて参加のHuさんにも楽しんでもらえたようだ。花の名前が分かると確かに楽しい。「門前の小僧・・・・・」も少しは役に立つようだ。
先に下った二人が温泉に入ったりして、何事もなく過ごしており安心する。帰り道は車を乗り換え、高速道路で帰るSi一家と分かれて湯来温泉経由で下った。吉和インター(中国自動車道)手前で、振り返ると冠山の山頂がくっきりと見えた。 冠山ビューポイントの一つである。あと2時間遅ければ、冠山山頂から恐羅漢山、十方山がよく見えたことだろう。こればかりは天気次第だから仕方がない。またいつかの機会ということにしよう。何はともあれ、全員怪我もなく下山できてほっとする。
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