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大茶臼山
古田山315m~柚木城山~己斐峠
(出発:広電古江駅、帰着:広電西広島駅―広島電鉄)
2004年11月06日(土)、単独
このページの目次です
はじめに
古田山~柚木城山~己斐峠
先日(2004年11月03日)は、鈴ヶ峰~鬼ヶ城山~柚木城山~大茶臼山を歩いた。ところがいい加減に歩いたせいで、コースタイムの基準点がうまくおさまらない。特に陸軍省標石を2本確認したのに、そのうち1本の位置が定まらない。
そこで確認のため、縦走路のなかで「古田山~柚木城山~己斐峠」部分をもう一度歩いてみることにした。なお、この鈴ヶ峰~大茶臼山縦走コースに途中から登るのは今回が初めてである。(2004年11月03日分に訂正を加えた)
今日のコース&コースタイム
広電古江07:15-西広島バイパス陸橋07:23-広島学院校門前07:28-三輪明神07:32-(沢沿い探索、堰堤07:40)-三輪明神07:45-登山口07:47-鉄塔07:50-畑(トタン囲い)07:55-太田川を望む07:59-右折08:04-コブ08:08-尾根08:10-古田山(315m)08:13-(山頂探索08:21~08:30)-右折08:32-(下る~平坦)-左折08:34-鞍部08:36-コブ左折288度08:39-鞍部08:42-右左折(32度~344度)-鉄塔08:48-コブ08:49-鞍部08:50-振り返れば展望08:51-平坦65度08:53-鉄塔08:56、8:58-(コブ)-柚木城山分岐09:02-柚木城山09:03、09:06-分岐へ戻る09:07-鉄塔管理道分岐09:08-鞍部09:11-なだらかピーク09:12-(下る)-大茶臼山を見る09:14-鉄塔(送電線交差-展望良し)09:17、09:22-コブ09:23-鉄塔09:27-279m09:30-鉄塔09:32-正面に大茶臼山09:35-車道(己斐峠西側)09:43-己斐団地入口09:59-沼田分かれ10:07-広電西広島10:32
広電古江(19分)広島学院登山口(26分)古田山(標高315m)
小計45分(沢沿い探索13分は最後に加える)
古田山(18分)鉄塔(8分)鉄塔(4分)分岐(1分)柚木城山
小計33分(古田山休憩探索17分を除く、途中休憩2分を含む)
柚木城山(1分)分岐(10分)展望鉄塔(5分)鉄塔(3分)279m?(2分)鉄塔(11分)車道(己斐峠西側)
小計37分(途中休憩5分を含む、柚木城山3分は最後に加える)
己斐峠西側(49分)広電西広島
小計49分
総合計3時間17分
今日の様子
古田山(標高315m)登山口は、二万五千分1地形図によれば、広島学院の校地を西から北へ回りこんだところにあるはずだ。広電(広島電鉄)古江駅から、たまたまいっしょになった広島学院生徒(中学生かな)二人と、相前後しながら学校までの坂道を行く。 途中できれいな鳥をみる。生徒の一人が街中でめずらしい鳥を見るのが好きだなどと相手に話しかけている。
学院の西側に三輪明神があり、そこから沢沿いに道があったので、堰堤まで探索をしてみた。それより上部に道があるかどうかまでは分からなかった。
三輪明神まで戻り、学院の北を行く。右手から上がってくる道に出会い、そのまま古い木段を尾根に沿って登る。鉄塔からは、かすかに太田川が見える。しかし、朝靄にけむってはっきりしない。
送電線鉄塔を過ぎて道は左へ振れる。自然な感じのよい登山道で、所々木の根が張り出して階段を作っている。出発時には吐く息が白かった。気温はまだあまり上がっていないはずだが汗の量が多い。
トタン囲いの畑から道は右に振れる。左手横に見える尾根筋は鬼ヶ城山であろうか。太田川を望む位置で左折、やがて右折して平坦な道を行き、そして少し登る。小さなコブに至り、右手やや高く尾根を見る。登山道はその南側を巻いているようだ。再び尾根に乗った位置で右手後方を確認すると、尾根筋の道は廃道になっているようだ。
古田山(標高315m)の山頂部は、南北に細長く平坦になっている。なお、古田山という山名は、mjobinさんの提唱名であり、山道を登りきってすぐのところからの見晴らしが良い。
宗箇山から太田川、太田川の向こうに、二ヶ城山、松笠山、牛田山が折り重なり、その向こうに呉娑々宇山がうっすらと見えている。その少し右に黄金山があり、その右上から太陽が顔を出している。海側では、安芸小富士、鈴ヶ峰、極楽寺山がなんとか分かる程度で、その後の宮島はほとんどかすんでいる。
そこから1分ほど行ったところに、陸軍省標柱がある。山頂平坦部の北側で、地図上の315m地点か、またはほんの少し過ぎた辺りだ。まわりの展望はなく潅木に囲まれている。
315mを下りきると、平坦なやせ尾根が北北西に延びており、そこに割と広い登山道が付けられており歩きやすい。鞍部には古い峠越えの道跡がある。そして、塹壕のように掘れた道を登ると鉄塔に至る。展望はほとんどない。
柚木城山への登りにかかる。振り返れば315mピークが見える(170度)箇所がある。登りの途中に鉄塔があり西北西側をみる。極楽寺山の右奥に、大峯山~阿弥陀山、窓ヶ山~向山の向こうに、東郷山がかろうじて見えている。それらの少し右側に見えているのは、笹ヶ丸山だろうか(磁北352度)。
鉄塔を出発してすぐに小さなコブがあり、それを越えると柚木城山分岐に至る。縦走路は山の北西を巻いて走っている。分岐を右に登ると、山頂からわずかに太田川沿いが展望できる。ただし今日の天気は、先ほどよりももやっており、見えるのは黄金山や市内の高層ビル、あるいは 元宇品のホテル等のみである。
再び縦走路に戻り、次のピークも巻いて下る。なだらかピークを過ぎて下りにかかる。右手前方に大茶臼山が見えてきて鉄塔に至る。ここでは2本の送電線が交差しており、展望も良い。
極楽寺山の左奥、大野権現山の尖がりをかすかに認める。極楽寺山の右は、窓ヶ山~向山である。極楽寺山~窓ヶ山の後に、大峯山~阿弥陀山がかすんでいる。窓ヶ山~向山の向こうに、東郷山が顔を出している。
己斐峠まではあと2本の送電線鉄塔がある。鉄塔と鉄塔の間に279mピークがあるはずだが、はっきりした位置は特定できていない。そしてその辺りにイノシシの”ぬた”があり、先日見た泥水はどろんこの土に変わっていた。
車道(己斐峠西側)に向けて急坂を下る。大きなホオノキの葉がいっぱい落ちている箇所がある。武田山まで縦走しようかとも思ったが地図を持ってきていない。なんとなく気が乗らなくて予定通り己斐峠から下る。