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深入山 草尾根コース ~ いこいの村ひろしま
(出発帰着:いこいの村ひろしま)
2003年10月11日(土)、単独
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はじめに
2003年10月11日(土)、単独
深入山(出発帰着:いこいの村ひろしま)
去年に続いてムラサキセンブリ目当てである。デジカメを買い換えたせいか、少しはカメラが扱えるようになったためか、一応満足のいく写真を撮ることができた。頂上での見通しもまずまずで展望図も書いてみた。既存のカシミール展望図を多少追加訂正する必要のある箇所も見つけたが、作業時期は未定としておこう。(展望記は展望図参照のこと)
今日のコースタイム:
いこいの村ひろしま(16分)運動広場登山口
登山口(1時間01分)深入山頂上、草尾根コース
深入山頂上(1時間05分)いこいの村ひろしま
総合計2時間22分(大休止2時間01分を除く)
いこいの村ひろしま9:57-運動広場登山口(南登山口)10:13-振り返ると南登山口10:37-分岐10:56-深入山頂上11:14、 13:15-いこいの村ひろしま14:20
昨年と同じコースを登り、そのまま「いこいの村ひろしま」側へ下りた。登山口で最初に出迎えてくれたのは、ウメバチソウとリンドウである。ウメバチソウは背丈も低く花も小さめだったので写真も撮らずそのままにしておいたら、その後一輪も咲いていなかった。下山後記録としてカメラに収めるため引き返した。
リンドウは今が盛りである。アキノキリンソウは数多く見かけたが、どれも背丈が低く一株毎の花の数も少ないように感じた。時期も過ぎているようである。ヤマラッキョウも多いが、全体が丸くそろった状態のはなかった。ママコナ、アキチョウジは完全に終りできれいな花には出会わなかった。カワラナデシコが山頂に一輪。マツムシソウは一輪もなし。
<展望記>
2003年10月11日(土)
<刈尾山>~<掛頭山>稜線の向こうに<大佐山>を見る。掛頭山の向こうには県境の山々が連なる。その中で、草原の山<雲月山>の頭が小さく丸い。
<大江高山>が遠くにうっすらと見える。<三瓶山>の右肩に女三瓶のピークも確認できる。<高杉山>(ユートピアサイオトスキー場)を認める。天狗石山はその向こうに頭を出すか出さないか位しか見えないようである。
2004年10月17日注記:大江高山が遠くにうっすら見える、ということは、三瓶山はこの時見ていない可能性がある。改めて写真を確認してみると、京太郎山とその東南東の小ピークを見たもののようである。
<阿佐山>から右へ長く続く稜線が走る。その稜線上の畳山が、手前の山の向こうに頭を出す形となる。さらにその後ろに山影を認める。琴引山、大万木山あたりのはずだがはたしてどうであろうか。
(阿佐山)から<熊城山>を越えて稜線が延びる。その向こうに所々頭が出ているのは、上平山、そして大塩山であろう。その後ろは全く見えない。
椎谷山~牛ヶ首山の間に燕岩、火神城山など。その後ろの頭ヶ津古山(椎谷山よりも低い位置)、津々羅山(牛ヶ首山よりも高い位置)などもほんのうっすらと見えている。稜線の右には<龍頭山>、そして右手前に大箒山が大きい。大箒山の右奥の小ピークは、猿喰山、城山のどちらであろうか。
大箒山から右へ稜線がほぼおなじ高さで続く。その後ろに、海見山~<可部冠山>~<堂床山>が見えているようだ。さらに、海見山~可部冠山の奥に見えているのは、カンノ木・鷹ノ巣山だろうか。ちょっと山の高さが低いようにも思える。
海見山の手前に<五輪山>が頭を出す。可部冠山~堂床山の手前には<大丸峰>が姿をみせる。990.6m三角点の右奥に見えるピークは、775mピーク(百々山の東-加計)である。
大箒山から右に流れる稜線上にある990.6m三角点と990m台ピークとの間に、ちょっとした谷間ができており、その向こうに<白木山>がある。白木山からは右へ大きな稜線が張り出す。
白木山右手前のピークは、滝山、<牛頭山>あたりであろう。牛頭山から580.9m三角点を経て本串山(水越山とほぼ重なる)へ至る稜線を見る。本串山左手前のピークは、730.6m三角点(百々山の南東-加計)である。
1014.9m三角点ピークの頭上にほんのりと阿武山を認める。右奥には、鉾取山、呉娑々宇山、小田山あたりの大きなピークがあり、その手前には野登呂山などが頭を出す。それらの右奥は(<荒谷山>-次図)であろう。
<東郷山>の左手前に<天上山>が大きい。東郷山からは右へ、阿弥陀山を経て(大峯山-次図)へ稜線が続く。
<大峯山>の懐に、<湯来冠山>がすっぽりと包まれる。大峯山~西大峯山の手前に灰郷スマモ山がある。 1065.8m三角点右奥にある<小室井山>の三角形はわかりやすい。
(後日注:市間山と見間違えているか)
内黒峠~<十方山>縦走路が目の前に見える。その隣の<恐羅漢山>~<砥石郷山>も大きい。<羅漢山>を双眼鏡でのぞき、白くて丸いドームをかろうじて認める。坊主山も見えている。
<聖山>~<高岳>縦走路を聖湖の左に認める。その奥に見えている山は高山であろうか。日本海までは確認できない。
ムラサキサンブリは今が盛りか。一株の中に、非常にきれいな花びら全開の状態から蕾までそろっている。風が少しあり花が揺れるので写真は撮りにくかったがねばってみた。 背中から”こんにちは”と声がかかる。息を詰めて返事をする。
下山に使った登山道は階段の段差が大きく、成る程歩きにくい。さすがの私でもここを走って下りるような無謀なことはできない。幸いにもこちら側でもムラサキセンブリの群生があり、そして、ブナの大木があり、一本松があり、それらを写真に撮っていたら1時間以上かかってしまった。
頂上には今日も多くの人がいる。刈尾山の方角に下った先にも何組も弁当を広げているのが見える。子供たちを連れて来たかったがどうも車に弱いようだ。