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赤穂峠への登山口(海田側、熊野側)を探る
(出発帰着:JR海田市駅―山陽本線)
2002年02月02日(土)、単独
前回2001年12月01日(土)の道迷い地点(城山-赤穂峠間)の確認と、その時登り残した金ヶ燈篭山に登るため、JR海田市駅から逆に赤穂峠を目差す。しかし登山口がわからず、結局は下記のコースをたどることとなった。今日も金ヶ燈篭山まで届かず。
このページの目次です
今日のコース&コースタイム
JR海田市10:15-畑谷貝塚11:16-三迫川まで戻る11:40-(三迫川沿いを上る)-山道入口11:54-串掛林道11:56-ヘアピンカーブから山道へ12:00-再び林道12:08標識(国信橋4km、矢野峠4km)-林道頂点(金ヶ燈篭山西側)12:28-熊野神社13:25-ゆるぎ観音入口(農道)13:35-登山道入口13:55-鉄塔14:05、14:25-(引き返す)-鉄塔14:37-赤穂峠14:46-鉄塔14:58-鉄塔15:08-二股道、すぐに鉄塔15:20-登山道入口15:33-三迫川、西中央橋手前15:45-JR海田市16:22
- JR海田市駅(山陽本線)~串掛林道~熊野神社
小計約2時間30分 - 熊野神社~赤穂峠~JR海田市駅
小計約2時間30分
JR海田市駅(山陽本線)を出発する
JR海田市駅(山陽本線)が今日の出発点である。
瀬野川から南に入り三迫川に沿って上る。三迫三丁目で左折して集落を上り詰める。一番上の家まで行くが、前回赤穂峠から下りてきたときとは場所がちょっと違うようだ。ちょうどその家のおば様が挨拶をしてくれたので聞いてみる。すると、
今登ってきた方を指差して、たぶん登山道入口は、あの電信柱を左に行ってあぜ道に沿って行った所だという。また、ずっと向こうに見えている道が串掛林道であると教えてくれた。
お礼を言って、一本南の道を行く。あぜ道の先には畑谷貝塚(石鏃、貝塚出土地)の標識がある。ここのような気がするな、と思ったけれど、青竹を横にして”ここから先はダメよ”状態である。ちょっと中に入ってみるが道はない。青竹の意味はシイタケか何かを栽培しているからかもしれない。
串掛林道を行く
あきらめて下る。途中で2万5千分1地図に表示されている道も探ってみるがよく分からない。結局再び三迫川まで下りて、三迫川沿いの道(中国自然歩道の一部らしい)を上ってみることにする。地図には無いけれど、途中から金ヶ燈篭山への道があるかもしれない。
山道を上り始めるとすぐに串掛林道(舗道)にぶつかる。しばらく林道を歩いて再び山道に入るが、また林道に出る。林道をまたいで山道が上に続いているようだが、ヤブ状態で前には進めそうにない。あきらめて林道をそのまま歩くことにする。
林道の途中には、所々で西から北にかけて展望がある。少しかすんだ天気ではあったが雪をかぶった芸北の山々が見えているようであった。ただし、道というか、道から谷側が汚なすぎる。不法投棄取締り重点地区だそうである。大小様々なゴミが投げ捨てられておりゆっくり景色を鑑賞する気になれない。そこここに監視カメラが備え付けられている。不法投棄をやめましょうというアナウンスまで流れてくる始末だ。
結局、安芸郡熊野町まで歩く
結局、熊野町側まで舗道をひたすら歩いて回り込む。途中に登山道らしきものがいくつかあったが自信を持って登ることのできる道ではなかった。
(後日注:林道頂点つまり海田越えにある金ヶ燈篭山登山口を見逃しています)
熊野神社~ゆるぎ観音~赤穂峠
熊野神社から赤穂峠入口を目差す。農道からゆるぎ観音への道を入り、しばらく行ってからゴミ処理場の向こう側の道(舗道)を上る。登山道入口は道が大きく右にカーブするあたり。谷側に少しスペースがある所。
登山道入口ですぐに道が分岐している。まっすぐ行って左手を登り詰めると鉄塔があった。しかし、その先には道らしきものは見当たらない。さっそく、地図とコンパスで赤穂峠方面(送電線の延びる先)と城山を確認、現在位置を確かめる。今来た道を戻って、さっきの分岐を左手(登山口から登ってきて右手)に行けばいいのだろう。見通しが立ってまずは一安心。見晴らしがいいのでここで昼食にする。
この道はたぶん中国電力管理道であろう。地図上の登山道より常に西側で沢に沿って付いている。そして、赤穂峠では、地図上の登山道と金ヶ燈篭山登り口の間に出る。地図上の登山道は別に存在する、つまり熊野側の登山道入口は別の場所にあることになる。
赤穂峠から海田側に下る
赤穂峠~金ヶ燈篭山の往復だけでも1時間~1時間30分くらいはかかるだろう。金ヶ燈篭山、城山共にパスして直ちに海田町側へ下ることにする。
赤穂峠からの下りも中国電力管理道を行く。海田側には、どう考えてもやはり地図上の道はなさそうだ。最初の2つの鉄塔は、熊野町から赤穂峠を越えてほぼ北へ延びる送電線のものである。3つ目の鉄塔は、それから西へ延びる送電線のものである。(ここの二股は、下から登ってきた場合には、右に進むと赤穂峠である)
登山道入口は、朝迷った畑谷貝塚のほぼ100m南側である。山を下りてふとみると畑谷貝塚という標識らしき白い立て札が見えた。そこは、下から登り詰めてきて人家が無くなったところで、石垣を右に行った田んぼの中のあぜ道である。朝はここを左に行ったらしい。