2001年09月24日

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安芸小富士
(出発帰着:似島港)

2001年9月24日(月)、EIKO、KEN

注:用字用語は当時のままです。

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はじめに

2001年9月24日(月)、EIKO、KEN
安芸小富士(あきこふじ)278.1m(広島市南区) ○ 快晴、気温高
似島港(海抜0m)11:20-頂上12:30、13:25-似島港14:32

ガイドブックに、”広島湾に浮かぶ小さな「富士山」”とあるように、広島湾沿いの町や山から良く見える格好の「ランドマーク」である。まずは広島港(宇品港)から20分弱の船旅を楽しむ。安芸小富士からの展望も非常によく満足のいく山行となった。

頂上までは大人の足なら60分(下りは40分くらいか)みれば十分であろう。港から防波堤沿いに数十m北へ行き登山口道標を右折、そのままとにかく上に行く。登り始めて10分くらいのところ(81mピーク付近)から林のトンネルを通る。ここの道は真中が膝くらいまで深くえぐれており歩きにくくかなりの急登。尾根道にとりつくとしばらくは緩やかな登りで歩きやすく頂上を目指して北進する(途中156mピーク)。頂上直下は砂肌の滑りやすい急坂(高低差約100m位か?)で、登りよりもむしろ下りに神経を使う。

KEN(保育園、年長組)はよく歩いてくれた。本当に順調に飛ばしていたが最後にちょっと疲れた風に見えたので休息を入れた。しかし、頂上について急に元気が無くなり、ちょっと戻して食事がとれなかった。もう少しペース配分をゆっくりすべきだったかな。ただ、上りも下りも、クモだのカミキリムシだのクワガタだのを見つけては仲良く遊んで過ごしてくれて山歩の目的は果たすことができた。

下りは手をつないでおりた。慎重に下りたせいもあるが登りとほぼ同じだけの時間がかかった。船(14:30発)には2分程間に合わなかった。間に合わせるつもりはなかったのだが、その後の船便まで1時間30分待つことになる。

安芸小富士頂上直下の急坂を下りきった所に、左”けもの道”とある。おそらく似島学園へ下る道である。ここを下れば時間は短くてすみ、似島港14:30-学園前桟橋14:50経由の船(乗り損ねた船)に十分間に合うだろうと考えていたのた。しかし、どう見ても登山道は一気に海岸線まで下っており、今日のメンバーでは危険であると考えてあきらめた。

頂上から下ってきて、81mピークへの分岐点を右折せずまっすぐ行くと、似島港と反対側の海岸線にある少年自然の家近くの展望台に出るらしい(道標があった)。後で似島港にあった観光案内板を見ると、今では一番歩きやすいコースとある。その展望台から学園前桟橋へ15~20分程度らしいのでこちらへ下りるのも一つの方法であっただろう。ただし、学園前桟橋に寄港する便はほとんどないので時間を逃すと大変だ。

似島港からは、北北東から南西の方角の山並みがはっきりと見える。いつも海岸線から背後の山を眺めるときには、前衛の山(JR沿線)に隠れて奥の方の山はあまりよく見えない。しかし、海上にちょっと出ただけで、意外と遠くの山が見えているようだ。地図(20万分の一)を広げていくつかピックアップしたので、これからの登山が楽しみである。もちろん全ての山が海寄りに展望が開けているとは限らないので同定はむつかしいかもしれないが。