2013年04月21日

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宮島
腰細浦海岸で清掃活動を行う
(出発:宮島桟橋、帰着:宮島口桟橋)

2013年04月21日(日)、ボランティア参加

  • 鷹ノ巣砲台跡探索まとめ
    2013/05/05山行記

はじめに

宮島・腰細浦海岸(包ヶ浦のさらに南)での清掃活動ボランティアに参加した。

「アクアソーシャルフェス2013」の一環として実施されたもので、主催は、「みやじま未来ミーティング」である。中国新聞記事(2013年3月10日付)をみてメールで申し込み、抽選で選ばれた。

『AQUA SOCIAL FES!!(アクア ソーシャル フェス)』は、トヨタ自動車が、自社のハイブリッドカー『アクア』発売(2011年12月26日)を機に、一般人が参加できる自然保護・保全活動を全国50か所で実施するとして始めた事業である。同社ではこれを、“共成長マーケティング”と呼ぶ新たな試みである、としている。

みやじま未来ミーティング(通称:MMM)は、「宮島の自然を、守り。伝え・活用することを目的に、体験学習会や、清掃活動、自然保護活動を実施」(平成25年活動案内より)している。

腰細浦海岸の清掃活動は、同会の主要なプロジェクトの一つであり、設立当初(2002年)から、「腰細浦海岸をMMMのモデル海岸と位置づけ」、環境の回復に向けて毎年の活動を継続している(同会ホームページより)。

そして前年(2012年)より、「AQUA SOCIAL FES!!」(既述:トヨタ自動車が全国で展開する環境活動)から資金や道具などの支援を受けている。

中国新聞社は共催団体の一つである。ボランティア参加決定の葉書は、同社からいただいた。また、当日悪天候の場合の連絡方法等について、事前に確認の電話をいただいたりした。

さらに、カルビー株式会社から協賛があった。同社の主力製品「かっぱえびせん」は、瀬戸内海の小海老を使ったスナックとして大ヒットした商品であり、同社は、社会・環境活動に積極的とのこと。

かっぱえびせんの製造工場(同社広島工場)は、宮島(廿日市市宮島町)と同じ廿日市市の木材港にある。

宮島口桟橋集合

当日午前9時、宮島口桟橋(宮島松大汽船)集合。松大船にて宮島に渡り、スタッフの車に分乗して、現地まで運んでいただく。チャーター船に乗船した方々もいたようである。

腰細浦海岸にて清掃活動

腰細浦は、宮島の東海岸(宮島桟橋の反対側)にあり、これまで2回ほど通っている。

最初は、2003年6月7日である。その時は、宮島南東部の岩船岳をめざして雨天敗退。引き返す途中で雨が上がったため、陶晴賢碑を見て青海苔浦海岸に出た。そのため、海岸道路(宮島の東側)を、樫木浦~大砂利~腰細浦・・・と宮島桟橋までひたすら歩くことになった。この時は、腰細浦の砂浜には降りなかったかもしれない。

2回目は、2013年3月24日である。宮島桟橋から山越えで大砂利まで下り、同じく海岸道路を宮島桟橋まで戻った。その時は、海岸近くの砂浜に建つ腰細浦神社の写真を撮った。

今日は、現地の砂浜で約2時間の清掃活動を行う。改めて砂浜を探すと、実に多くの漂着ゴミがあるのが分かる。

漂着ゴミの内容(養殖カキ筏の部品が多い)

今日の参加者やスタッフ関係者含めて約100名で、約340㎏の漂着ゴミを集めた。

大型のゴミとしては、養殖カキ筏の浮力として使う発泡スチロール製のタンクがある。そのままの状態でも扱いに困るが、これがばらばらに壊れて散乱してくると、どうにも手が付けられない。

ゴミの中で最も多いのは、プラスチック製のパイプであり、長さが25㎝前後と2~3㎝くらいの二種類がある。いずれも、カキ養殖に使うホタテの貝殻を、必要に応じて等間隔で並べて海中に吊るすために使用するものである。

天然の竹製よりもプラスティック製の方が値段が安いため、盛用されているものと思われる。しかし、プラスティックは当然ながら腐ることはない。半永久的に自然に返ることはない。

広島の特産品であるカキの養殖によって、環境に過大な負荷がかかっているとするならば、広島県民としては残念でならない。現在では、微生物によって分解されやすいプラスティック(生分解性プラスティック)も開発されている。価格面や耐久性など、今後大いに検討してもらいたいものである。

その他、ペットボトル、缶、瓶、ライターなどの日常生活用品に加えて、釣り道具(長い釣り糸に錘や仕掛けがからみついたもの等)も見つかった。また、どういう訳か、散弾銃の薬きょう殻(プラスティック製)も多く見つかった。

帰途はミニクルージング(鷹巣低砲台跡を見る)

昼食後、いくつかのオプションがあったが、お先に失礼するグループに入れていただく。沖合に泊めたチャーター船まで小型ボートで往復して全員を収容、入浜~鷹ノ巣浦~包ヶ浦・・・と海上を行く。

鷹ノ巣浦の沖合からは、やせ細った砂浜に、崩れかかった鷹巣砲台跡(低砲台)があるのを初めて見た。写真でよく見かける光景である。また、そばには小型重機がある。早く現地を見ておかないと、もしかして取り壊されてしまうのかもしれない。(後日注:2013年5月5日現地探索実行)

参考:鷹巣高砲台跡探索(2013年3月10日山行記など)
さて最後は、宮島桟橋経由で宮島口桟橋まで送っていただく。

若い世代に期待

今日のスタッフの中には、みやじま未来ミーティングの方々に加えて、トヨタの各関連会社、あるいは広島の各大学の学生さんたちも加わっていたようである。

若い人たちが多い。今後の活躍に期待したいものである。

何はともあれ、今日の一日に感謝。

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