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- 二万五千分1地形図・琴谷(龍頭山928.3m)
地理院地図(電子国土Web) - カシミール展望図・龍頭山
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はじめに
龍頭山(りゅうずやま)928.4m(広島県、山県郡北広島町)
360度の展望、大山、三瓶山、瀬戸内海まで望める
「ひろしま百山」より
2006/01/05最新
疑問点(山頂方位盤)、補足
疑問点:山頂の方位盤角度がずれている
龍頭山山頂には立派な方位盤が設置されている。主だった山の形と名前が描かれており大変便利だ。しかし、 コンパスを当ててみると、各山の位置が約5度東に偏っているようだ。ところが、北矢印は磁北線とぴったり一致している。
おそらく方位盤への刻印作業は<真北>からの角度(数値)を基に行った。そしてそれを現地で設置するとき、刻印された北矢印 (真北)を<磁北>に沿って設置したのであろう。その結果、真北(北極の方角)と磁北(磁石の針がさす北)との差だけズレが生じたものと考えられる。
ところで、龍頭山は国土地理院発行の二万五千分1地形図「琴谷・ことだに」に含まれる。そこでは、”磁針方位は西偏約6度50分” となっている。つまり、真北と磁北では約<7度>の開きがなければいけない。したがって、龍頭山山頂の方位盤の北矢印が、真北から<5度>ずれているというのも、中途半端ではある。
たまたまあるHP(山歩きと山野草のページ、守田さん)を訪ねたところ、2002/05/26(日)の山行記に次のような文章を発見した。
「農作業を終えて休憩(山頂直下まで車で上れます。)しに来たというご夫婦の方の話では「山頂に埋められている方位盤(左の写真のマンホールの蓋のような部分)が一時盗まれていたが、数年後に元の場所に戻されていた。」とのこと。分県登山ガイドに「方位番の方位がずれている。」との記述があるが、おそらく盗まれたことによるものなんだろう。妙なところで納得してしまったが・・・」
改めて手元の新・分県登山ガイド33「広島県の山」山と渓谷社(2003年)を読み直した。しかし、龍頭山の項に方位盤の話は書いてない。新版で削除されたのであろうか。守田さんにメールで問い合わせをしてみた。(2005/09/26、お返事をいただく)
分県登山ガイド33「広島県の山」山と渓谷社(2000年7月20日改訂第2版)、22龍頭山P.051に、「山頂は木が切り払われて、360度の展望があり、りっぱな方位盤が埋め込まれている。ただし、方位が東に若干ずれているのが残念である」との記述があるそうである。
ズレの原因が(一度盗まれた)方位盤を設置しなおしたことにあるのは確かなようだ。それにしても、そのズレが5度<しか>ないのは何故なのかはよく分からない。私の読み違いかもしれないし。いつかきちんと再確認しておく必要があるだろう。
リンク集
- 山歩きと山野草のページ/山歩き/守田さん
- 休日は山にいます/QJYつうしん/QJYさん
- 低山名山/広島の山/グレイシャーさん
- 龍頭山3月
- 色撮り撮り/山行/TONARIさん
私の踏み跡
- 2002年07月27日(土)、単独
龍頭山(出発帰着:別荘地最奥駐車場)