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倉重登山口~中国自然歩道~617m北東尾根~極楽寺山の北側尾根縦走路(617m峰~663m峰)~極楽寺山~牛池~牛池林道~倉重コース~倉重登山口
(出発帰着:佐伯運動公園の上)
2019年04月27日(土)、単独
- 今日の山行ルート図 ⇒ GPS軌跡(2019年04月27日)
GPS軌跡に欠落有り、後半の牛池林道以降。
このページの目次です
はじめに
注釈(2019/05/06)
- 倉重コース:従来から、倉重谷コースとしていたコース名を改めることにする。
- 小畠コース:従来から、倉重尾根コースとしていたコース名を改めることにする。
(さらに、小畠1,2,3に細分化する)- 小畠99コース:従来から、倉重”新”谷コースとしていたコース名を改めることにする。
それぞれのコースを区別しやすくするためである。
- 極楽寺山の北側尾根縦走路:極楽寺山から北向きに、663m峰(旧陸軍省標石有り)~倉重下山口~(小畠99下山口~小畠下山口(途中から小畠1,2,3に別れて下る))~617m峰(旧陸軍省標石有り)~大杉集落まで尾根筋を歩くことができる。なお、617m峰のことを小畠山(小畑山)と称するようである。
- 中国自然歩道:倉重登山口から縦走路尾根の東面を北向きに行く。
- 牛池林道:縦走路尾根の西側に並行している。
- 倉重コース:佐伯運動公園上の倉重登山口からごく大まかには西向きに登り、極楽寺山の北側尾根縦走路(倉重下山口、椿乗越)に乗る。尾根を左手(南向き)に行くと、663m峰(旧陸軍省標石有り)を越えて極楽寺山に達する。
- 小畠コース:617m峰のやや南側(縦走路)から、縦走路尾根の東面を下る(途中から、小畠1,2,3に別れて下る)。送電線鉄塔管理道や槇道などが複雑に絡み合いながら分岐している。最後は、倉重コースあるいは中国自然歩道に合流する。
- 小畠99コース:倉重下山口の北側(縦走路)から、縦走路尾根の東面を下る。超急坂である。倉重コース途中で合流する。お薦めできない。
なお、各ページ本文の書換えは完璧ではない。
極楽寺山(693m)山頂部には、613m~極楽寺山(693m最高点)~663m~617mと南北に尾根が連なっている。
極楽寺山(真言宗)の南側は、表参道(平良コース)が登っておりよく歩かれている。北部尾根には、しっかりした踏み跡はあるものの登山者の少ない静かな山域となっている。
極楽寺山北部の東面には中国自然歩道、西面には牛池林道があり、それらと山頂部尾根縦走路を組み合せることによって様々なルートを選択することができる。今日は、それぞれの接続地点をきちんと把握し直すことを目的に歩いてみた。
まず、倉重登山口から中国自然歩道を北に向かい、荒谷林道との合流地点まで行く。その後、中国自然歩道を少し引き返す。そして、617m北東尾根で縦走路に登り(617m峰)、南向きに極楽寺山(そして極楽寺境内から海側展望台)まで行く。そこから引き返して、できる限り牛池林道を利用しながら倉重下山口に至る。最後に、倉重コースで倉重登山口まで下る。
今日のコース&コースタイム
佐伯運動公園上9:08-倉重登山口9:12-沢9:16-立派な木橋9:17-歩道付け替え9:19-オオルリ沢9:19-涸沢9:25-木橋9:26-下河内分岐(右)9:27-沢9:31-沢9:36-風の沢9:46-917m峰北東尾根取り付き(前回2019/04/21)9:49-沢9:53-917m峰北東尾根取り付き9:55-ナメラ沢9:58-荒谷林道10:03、10:16-(引き返す)-ナメラ沢10:19-917m峰北東尾根取り付き10:23、10:25-送電線鉄塔10:32-水平道10:51-送電線鉄塔分岐10:52、10:56(送電線鉄塔往復)-617m峰三叉路11:03-送電線鉄塔11:05-(大杉方面、牛池林道方面探索)-送電線鉄塔11:12、11:26-617m峰三叉路11:28(旧陸軍省標石)-倉重〈尾根〉コース分岐11:36、11:39-倉重新〈谷〉コース分岐11:48、11:49-送電線鉄塔11:54、12:24-倉重下山口12:26、12:27-牛池林道12:34-再び山道へ12:37-旧陸軍省標石12:45、12:47-663m峰12:50-牛池下り口12:59-自然探勝路13:05-休憩広場13:08-極楽寺山(693m)手前階段13:11-極楽寺山山頂13:16、13:18-第二駐車場13:22-極楽寺本堂13:28-展望台13:28、13:39-第二駐車場13:44-管理棟分岐13:49-休憩広場13:52-魚切ダム方面分岐13:54-牛池下り口13:58-牛池14:04-牛池堤14:11-牛池林道始点14:13-縦走路取り付き14:16-縦走路取り付き14:18-縦走路取り付き14:22-倉重下山口14:25-(牛池林道方面探索)-倉重下山口14:27、14:33-沢14:49-沢14:57-小畠山の一枚岩分岐14:59-霊園上部15:05-倉重登山口15:09-佐伯運動公園上15:15
- 佐伯運動公園上(4分)倉重登山口(15分)下河内分岐(22分)617m北東尾根取り付き1(6分)617m北東尾根取り付き2(8分)荒谷林道
小計55分 - 617m北東尾根取り付き2(7分)第一鉄塔(20分)第二鉄塔分岐(7分)617m峰(2分)第三鉄塔
小計40分(第二鉄塔分岐~第二鉄塔間の往復4分を加える) - 第三鉄塔(2分)617m峰(8分)倉重尾根コース分岐(9分)左分岐有り(5分)送電線鉄塔(2分)倉重下山口
小計28分(各分岐での観察時間4分を加える、昼食14分を除く) - 倉重下山口(7分)牛池林道(3分)再び山道(8分)旧陸軍省標石(3分)663m峰(15分)自然探勝路
小計38分(旧陸軍省標石2分を加える) - 自然探勝路(11分)極楽寺山(10分)極楽寺境内(15分)自然探勝路、往復
小計49分(極楽寺山2分、境内横の展望台11分を加える) - 自然探勝路(4分)牛池下山口(15分)牛池林道(11分)倉重下山口取り付き(1分)倉重下山口
小計31分 - 倉重下山口(16分)沢・左岸に渡る(8分)橋・左岸に渡る(2分)小畠山の一枚岩分岐(10分)倉重登山口(6分)佐伯運動公園上
小計42分
- 総合計6時間07分(休憩そのほか全て加える)
中国自然歩道を荒谷林道まで歩く
今日はまず、倉重登山口から中国自然歩道を北向き(やや西向き)に行き、荒谷林道との接点まで歩いてみることにする。
佐伯運動公園上の駐車場前に、「中国自然歩道」(矢口・極楽寺ルート)の案内版がある。
〈写真〉「中国自然歩道」案内板(矢口・極楽寺ルート)、9時9分
前方右手に広島市五日市火葬場(広島市佐伯区)がある。その壁沿いに左手の道路を進む。前方に見える山の一番左端が617m峰辺りである。
倉重登山口で右折する(250m台)
倉重登山口の前方には新しい霊園ができており、今日下山予定の倉重コースはその中を延びている。
倉重登山口で右折して中国自然歩道を行き、火葬場の壁に沿って一旦少し下る。登山口の標識には、荒谷林道まで2.5KMとある。
電子国土Webの中国自然歩道は、火葬場の東側から入っているが、実際には建物の西側まで行って右折する。そして、280m峰北側の送電線辺りまでは、電子国土Webの表示道の西側を行く。その後は、荒谷林道までほぼほぼ電子国土Webの表示どおりと思って間違いない。
中国自然歩道はきちんと整備されている
〈写真〉通行止め表示、9時19分
(右下に代替道が付けられており、安心して通行できる)
この地域は幾度となく自然災害で痛めつけられているが、その都度よく整備されている。中国自然歩道だからといって、開設以来ほったらかしというわけではない。
オオルリ沢、涸沢を越えて行く(230m~270m台)
中国自然歩道の右手に280m峰がある。その手前左手の沢を「オオルリ沢」と言うようである。その先には「涸沢」がある(送電線の下辺り)。
涸沢からは良い踏み跡が上がっているように見える。おそらく送電線鉄塔の管理道であり、縦走路617m峰南側の600m前後(同じく縦走路上)で倉重〈尾根〉コース下山口につながっているものと思われる。(標識:「植物公園2.6KM・荒谷林道1.8㎞」)
〈写真〉涸沢、9時25分
(画面一番左に踏み跡らしきものが登っている)
なお、この沢の実際の水の流れは、ここよりもほんの少し北側(もう少し先)にあり、そこには木橋が架かっている。
ところで、倉重〈尾根〉コースは幾つにも分かれて下っている。縦走路上には、そのほかの地点から下る踏み跡もある。極楽寺山の北側縦走路の東斜面を行き来するには、現在位置をきちんと把握しながら慎重に行動することが求められる。
涸沢を越えて小尾根を少し登ると、右手に標識「下河内分岐」(280m台)があり良い道が下っている。電子国土Webで確認すると、小尾根上を東向きに河内南まで山道が付いている。
風の沢を渡る(380m台)
下河内分岐からなおも北向きに進むと、中国自然歩道と388m峰の間の谷(北向き)が西に向きを変える地点がある。中国自然歩道は、そこの沢を西に大きく入り込んで渡り(380m台)、折り返して北東向きに進む。風の沢である。
風の沢の先で、登山道は小尾根を左に巻いて北西を向く(380m台)。そこに617m北東尾根の取り付きがある(2019/04/21取り付く)。送電線よりも南側である。実は、617m北東尾根の取り付きはもう一つあり、今日は送電線の北側からに取り付いた(後述)。
ナメラ沢の先で荒谷林道に合流する(370m台)
さて今日は、送電線の北側にあるナメラ沢を渡って、一旦荒谷林道との合流地点まで行く。ちなみに、荒谷林道(簡易舗装道)を右手に下ると魚切ダム方面に至る。
荒谷林道から引き返す
〈写真〉荒谷林道から倉重登山口方面への取り付き口、10時03分
(写真は荒谷林道到達時に写したもの、10時16分に中国自然歩道を引き返す)
617m北東尾根を登る
尾根に取り付く(380m台)
荒谷林道から引き返し、ナメラ沢を渡り返して、617m峰北東尾根の取り付き地点まで戻る。
倉重登山口から43分、そこから荒谷林道までさらに7~8分の位置である。(標識:「植物公園4.1km・荒谷林道0.4KM」)
〈写真〉617m北東尾根取り付き、10時23分
(送電線の北側である、画面中央の尾根上に踏み跡がある)
改めて取り付き地点を確認しておこう。
倉重登山口から中国自然歩道を北向きに行くと、送電線2本と交わる。2本目の送電線の北側で、中国自然歩道は大きく左~右~左と折れながら、向きを北から西に変える。
617m峰北東尾根の取り付きは、二回目の左折地点にある。当然ながら送電線の北側である。これに対して、前回(2019年04月21日)の取り付き地点は、送電線の南側(既述)である。
第一鉄塔(450m前後)
送電線の北と南から取り付いた踏み跡は、いずれにしても第一鉄塔で合流する。
今日は楽に第一鉄塔に達する。ただし、前回と異なり鉄塔石垣の下(440m台)に登りつく。石垣に沿って左手(南東向き)に登ると、左手から前回コースが登ってきている(450m前後)。
〈写真〉第一鉄塔、10時32分
(石垣に沿って左手に登ると、左手から踏み跡が登ってきて合流する)
第二鉄塔(550m前後)
第一鉄塔から第二鉄塔までは、前回と同じく少ししんどい。
第一鉄塔の少し上からは、電子国土Web登山道にほぼ沿って登る。標高560m台で、左手の尾根を登ってくる登山道(電子国土Web表示)と合流する。ただし、その登山道が実在するかどうか定かでない。
これに対して実際の登山道は、ここで右折して気持ちの良い水平道となり、送電線鉄塔の方角(北西)に向かう。標高560m前後で前方すぐ下に第二鉄塔(550m前後)を見て、登山道は左折して尾根を登る。標高580m前後から上は、ほぼ地形図登山道に沿って登り617m峰に達する。
なお今日は、先ほどの水平登山道をそのまま真っすぐに少し下り、第二鉄塔(550m前後)を確認して戻った(所要時間4分)。
第三鉄塔(600m台)
617m峰北側の三叉路で、極楽寺山の北側尾根縦走路に乗る。縦走路を右手西向きに行くと第三鉄塔(600m台)がある。
〈写真〉第三鉄塔からの眺め、11時15分(2019/04/21)
(正面やや右手に大きく窓ヶ山~向山、窓ヶ山の左奥に東郷山)
大杉方面・牛池林道下山口(590m台)探索
第三鉄塔からさらに西に踏み込むと、大杉集落に向けて尾根筋に踏み跡が延びている。大杉集落から車道を右(東向き)に下れば、先ほどの荒谷林道接点(370m台)に至る。
〈写真〉第三鉄塔、11時05分
(前方西向きに大杉方面へ向けた踏み跡がある)
第三鉄塔の少し先(590m台)で、踏み跡は尾根筋に従って北西を向く。その地点に分岐があり、左手の谷(南側)に向かってよく整備された踏み跡が急下っている。
〈写真〉第三鉄塔西側の分岐、11時07分
(大杉方面は右手藪の中、左手谷に向けてよく整備された登山道が急下る)
この谷底を送電線に沿って下る(南西向き)と牛池林道まで下りることができる。そしてそこから、さくらの里(663.0三角点有り)~アルカディア・ビレッジに至ることができる。
極楽寺山の北側尾根縦走路を行く
さて今日は、第三鉄塔から617m峰まで引き返し、極楽寺山の北側山頂部縦走路を南向きに行く。
〈写真〉第三鉄塔から極楽寺山までの縦走路を見る、11時10分
(ここからは、画面左から右へ行く。極楽寺山は、画面中央やや右)
617m峰(旧陸軍省標石有り)
617m峰北側の三叉路で、左手に617m北東尾根を分けて、前方の極楽寺山方面に踏み込む。
〈写真〉617m峰北側の三叉路、11時28分
(左前方に617m北東尾根、正面右前方に617峰ピークがあり、そこに踏み込んで極楽寺山方面に向かう)
すぐに旧陸軍省標石を確認する。
〈写真〉617m峰の旧陸軍省標石、11時28分
(陸軍輸送港域第ニ区標石(昭和15年6月10日)第46号)
縦走路最大の注意箇所(600m前後)
617m峰のすぐ南の小コブ(610m台)を越えて少し行った地点に分岐(600m前後)がある。今日の大きな目的は、この分岐の確認である。
前回(2019/04/21)は、そこから尾根に従ってそのまま南向きに下り、少し苦労をした。倉重登山口方面に向けて下ることはできるのだが、少し急坂の続くルートを選んでしまった。
〈写真〉617m峰南側の分岐、11時36分
(前方に良い道が続いている。うっかりするとそのまま踏み込んで下ってしまいそうである。極楽寺山に至るには、この分岐で一旦右手(西向き)に下らなければならない)
超急坂を下る踏み跡分岐がある(590m台)
先ほど西向きに下った踏み跡は、すぐに南向きの尾根に従って下る。
標高590m台から左手に踏み跡が下っている。一部書籍やインターネットで紹介されているが、その先は超急坂であり下山道としては勧められない。ヤマレコの軌跡も全くないようである。
〈写真〉標高590m台の分岐(左)、11時49分
(左手の急坂を下るヤマレコ軌跡は全く無い)
送電線鉄塔(580m台)
送電線鉄塔に至る。今朝歩いた中国自然歩道(涸沢)から延びている送電線のものである。(昼食)
〈写真〉送電線鉄塔(580m台)、11時54分
(画面中央に鈴ヶ峰、その右奥は広島湾)
倉重下山口(560m台)
送電線鉄塔から南に下ると倉重下山口がある。下山口には、いつの間にか椿乗越という名前が付けられている。
今日は極楽寺山を往復してここまで戻り、ここから倉重登山口に向けて下る予定である。
なおここから先、自然探勝路(蛇の池の東側)まで尾根を追ってゆくが、電子国土Webに表示されているのは、広島市(旧五日市町)と廿日市市(旧廿日市町)の境界であり、山道は記載されていない。とはいうものの踏み跡はきれいであり、通行に何の妨げも無い。
〈写真〉倉重下山口(580m台)、12時27分
(前方に極楽寺山に至る踏み跡、右手は牛池林道に至る踏み跡、倉重には左手後方に向けて下る(画面には写っていない))
一旦牛池林道に出て再び山道に戻る
倉重下山口からなおも南向きに尾根を追っていく。標高610m台地点で、狭い尾根上を牛池林道(電子国土Web表示有り)が通っている。したがって、この先まで進もうとすれば、一旦牛池林道に合流せざるを得ない。
〈写真〉右下に牛池林道を見る、12時34分(林道に降り立ったのは12時35分)
(この先のせまい尾根を牛池林道が占領しているので、林道に降りざるを得ない)
南向きの牛池林道が右手(南西向き)にカーブする辺りから、再び左手の山道に入る(610m台)。牛池林道を歩いたのはほんの2~3分程度のことである。
〈写真〉牛池林道から再び山道に入る、12時37分
(画面左前方に向けて薄い踏み跡が延びている)
663m峰に向けて右折する(観音北コース分岐有り)
牛池林道から山道に復帰した後は、電子国土Webの登山道表示どおり、南東~東向きにササ原、そして土塁上を通ってゆく(610m台)。
きれいな踏み跡は、尾根を越えて向こうの谷側まで続いているように見える。しかしながら、663m峰の東側の谷に表示されている踏み跡(電子国土Web表示の登山道)は存在しない。
改めて表示を確認すると、「障子岩」と書かれている。この踏み跡は、ここから東~南東に流れる「観音北コース」(586.8m三角点尾根)につながっているのである。
〈写真〉663m峰に向けて右折する地点(牛池林道からほんの1分程度)、12時38分
(前方に良い踏み跡(障子岩方面)が延びている)
663m峰(旧陸軍省標石有り)に向けてはい上がる
道標に従って右折、南向きの急尾根を663m峰に向けてはい上がる。660m峰手前(650m台)に旧陸軍省標石がある。
〈写真〉663m峰北側の旧陸軍省標石、12時46分
(陸軍輸送港域第ニ区標石(昭和15年6月10日)第47号、663m峰は12時50分通過)
663m峰~自然探勝路(680m前後)
663m峰から自然探勝路(蛇の池東側)まで南東向きに行く。途中(650m前後)で右手の牛池に向けて良い踏み跡が下っている(後ほど下る予定)。
〈写真〉幅広の自然探勝路、13時06分
(自然探勝路に入って左手、南側の極楽寺山方向を向く)
ちなみにこの自然探勝路は、ごくおおまかには蛇の池の周りを大きく一周する形で付けられている。右手・北西向きに蛇の池と牛池の間の小尾根を通ってゆくと、さくらの里(663.0三角点有り)からアルカディア・ビレッジまで下ることができる。
極楽寺山(693m)を越えて極楽寺境内まで行く(往復)
今日通った山頂部の山道は、ほぼ電子国土Web表示のとおりである。
自然探勝路を極楽寺山(693m)に向かう
自然探勝路に左折して入り極楽寺山を目指す。
〈写真〉休憩広場(670m台)手前、13時07分
(前方に休憩広場、右手後方には多目的広場に通じる幅広の道路がある-電子国土Web表示有り)
〈写真〉極楽寺山北側の山頂取り付き(650m台)を見下ろす、13時10分
(正面には山頂に向かう木段、その右横にトラバース道が付いている。右手には管理棟に向けて幅広の道が下っている-電子国土Web表示有り)
〈写真〉極楽寺山山頂(693m)手前、13時17分(山頂滞在:13時16分~18分)
(写真撮影のため一旦少し下っている)
極楽寺本堂〜海側展望台(660m前後)まで行く
〈写真〉極楽寺山山頂(693m)から第二駐車場(650m台)まで下る手前、13時22分
(正面に第二駐車場、極楽寺本堂には画面左の車道を左後方に行く、右横に極楽寺山山頂部トラバース道有り)
〈写真〉極楽寺山山頂(693m)に至る木段(画面左奥)を正面から見る、13時23分
(画面左手に第二駐車場、極楽寺本堂には画面中央の車道を右前方に行く、なお一般車両は通行禁止)
〈写真〉展望東屋(660m前後)、13時30分
(宮島など瀬戸の島々を見る)
極楽寺境内から自然探勝路まで戻る
まずは、海側展望台(660m前後)から自然探勝路(680m前後)まで戻る。
〈写真〉極楽寺本堂から第二駐車場(650m台)に向けて戻る、13時41分
(極楽寺山頂部は瀬戸内海国立公園となっておりモミ原生林で有名である)
省エネのため、極楽寺山頂(693m)への木段をパスして、山頂部西面に付けられたトラバース道を行く。
〈写真〉第二駐車場横の極楽寺山山頂(693m)取り付き、13時44分
(右手に山頂に向けて木段、前方に山頂部西面トラバース道有り)
トラバース道最高点(680m前後)の右手に山頂に向けて踏み跡がある。ただし、そこもパスしてそのまま下り、極楽寺山(693m)の北側にある山頂取り付き(650m台)に至る。
〈写真〉極楽寺山北側の山頂取り付き(650m台)を見下ろす、13時49分
(正面左手に自然探勝路が延びている。右手で山頂からの木段が合流する。そのすぐ先の左手には管理棟に向けて幅広の道が下っている-電子国土Web表示有り)
自然探勝路をそのまま北向きに行くと、緩い木段を上がった所(680m前後)に魚切ダム方面分岐(右)がある。先ほど通ってきた山頂部縦走路(617m~倉重下山口~663m)への取り付き地点である。ただし、昔あった「魚切ダム方面」の小さな標識は今は無い。
〈写真〉自然探勝路(魚切ダム方面分岐)、13時54分
(木段を登り切って右手の疎林に踏み込む)
ちなみに、自然探勝路は、ここからやや左手前方に振れて、蛇の池の東から北に回り込む形となる。
自然探勝路から倉重下山口まで、牛池林道を下る
自然探勝路から倉重下山口まで、省エネのため、できる限り牛池林道を下ってみた。
牛池・牛池林道まで下る
まずは、自然探勝路(680m前後)から右手の疎林に踏み込み、北東向きに680m台を越えて下る。前方に見える650m台小コブ手前の坂(650m前後)で左折して、牛池に向けて北向きに下る。
電子国土Web表示の山道は、670m地点から北東向きに下っている。ただし、実際に650m前後から北向きに下る踏み跡は、すぐに電子国土Webと合流して北東向きに下る。
〈写真〉牛池に向けて左折する(四本樫)650m前後、13時58分
牛池に至る踏み跡は、最初はきれいだが、やがて少し茂ってくる。
牛池手前で、右手に分岐がある。牛池の東側から回るコース(電子国土Web表示有り)であろう。ただし今日は、今まで幾度か通ってきたように、牛池の西側から回った。多少の湿地帯があるものの通行に支障は無い。
牛池北の堤の東端から北東向きに牛池林道が付いている。
牛池林道を北向きに下る
極楽寺山北側の尾根縦走路の西側に沿って、牛池林道が北向きに下っている。
1)牛池林道が北東から南に向きを変える辺り(610m台)に、「観音北コース」分岐(663m峰の北側)に至る踏み跡がある。今日の帰りでは、ここから踏み込むことなく牛池林道をそのまま下る。
2)牛池林道は、狭い尾根上を南に少し行き、やや左手に振れる(610m前後)。その右手に縦走路尾根を行く山道の取り付きがある。今日の帰りでは、ここから踏み込むことなく牛池林道をそのまま下る。
3)牛池林道は、北西~北東とやや膨らんで下り、やがて、左折して北西を向く(560m前後)。屈折点から右へ、倉重下山口に向けて踏み跡が付いている。林道からほんの1分足らずで倉重下山口である。
〈写真〉倉重下山口(560m台)、14時25分
(画面左前方上に送電線鉄塔を経て617m峰に続く尾根道、右前方に倉重コースが下る、左手1分足らずの位置に牛池林道)
4)ちなみに、牛池林道は北~西に向けて後畑(アルカディア・ビレッジ近く)まで下る。屈折点手前では、617m峰(旧陸軍省標石有り)の西面を下る踏み跡が合流する。
倉重コースを下る
〈写真〉崩落地点、14時36分
(多少崩落しているが、通行に支障は無い)
小さな橋まで下りてくると倉重登山口も近い。
沢を渡り、倉重川左岸沿いを右手に下ると倉重登山口である。
沢を渡り、正面右手に少し登ると「小畠山の一枚岩分岐」がある。倉重登山口に向けて、倉重川沿いの道と並行する踏み跡が付いている。
小畠2コースは、「小畠山の一枚岩分岐」を左手に行き枝尾根を登る。
枝尾根の向こうを北向きに行くと、小畠3コースに合流することができる。
小畠1コースは、小さな橋を渡り左岸を左手にさかのぼる。
〈写真〉倉重川上流部を見る、14時58分
(画面右手左岸に小畠1コースを見る)
〈写真〉小さな橋を渡って振り返る、14時58分
(画面左手:小さな橋の向こうに倉重コースが延びる。画面右手:沢のこちら側に小畠1コースが延びる)
倉重川の沢沿い(左岸)を下り、霊園上部に至る。
そのまま進めば霊園にぶつかり、左折して擁壁を登れば霊園内を通って倉重登山口まで下ることができる。右折して霊園を回り込めば、そのまま沢沿いに倉重登山口に至る。
なお、左手の踏み跡は、「小畠山の一枚岩分岐」から下る踏み跡に合流して霊園内に入る。
〈写真〉倉重登山口(火葬場の角)、15時09分
(左:中国自然歩道、正面:運動公園まで下る)
今日も無事下山して満足。
参考山行記
広島湾岸トレイル・モデルコース
- Akimasa Net(2016年02月06日)山行記
観音コース~極楽寺山~平良コース途中~速谷コース
(出発:中地上バス停(JR五日市駅―山陽本線)、帰着:速谷神社前バス停(広電廿日市市役所前(平良)―広島電鉄宮島線)
注:速谷コースはその後放棄。