2008年07月05日

Akimasa Net
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鈴ヶ峰312m~西峰(三角点)~美鈴が丘南四丁目
西峰(三角点)から枝尾根を直接下り、美鈴が丘南四丁目に至る
(出発帰着:自宅)

2008年07月05日(土)、単独

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はじめに

土・日をつぶして文章を書かなければならないはめになった。最近は、平日がまったく使い物にならないのでしかたがない。山行をあきらめていると、所属会でプロモーションビデオを作製するので、日曜日にその編集会議をするという。これで、書き物をする時間は土曜日しかなくなった。

気合を入れて書き始めると、何とか土曜日のお昼過ぎにはほぼ仕上げることができた。明け方に雨が降ったようだが、外をみると歩けそうな雲行きだ。小さな懸案事項であった、鈴ヶ峰西峰(三角点)から(縦走路をはずれて)北へ下るルートを確かめたくて出かける。

今日のコース&コースタイム

出発13:59-憩いの森14:23、14:28-上の堰堤14:36-(涸れ沢)-右折14:45-右下から合流14:52-(すぐ左折)-鈴ヶ峰東峰15:00、15:05-鈴ヶ峰西峰(三角点)15:20、15:25-送電鉄塔15:36-団地道路15:46-美鈴が丘公園15:53-(道行地蔵)-帰着16:31

  • 出発(24分)憩いの森(8分)上の堰堤(16分)右下から合流、左折(8分)鈴ヶ峰東峰
     小計1時間01分(憩いの森5分を加える)
  • 鈴ヶ峰東峰(15分)鈴ヶ峰西峰三角点(11分)送電鉄塔(10分)団地道路(7分)美鈴が丘公園
     小計48分(西峰5分を加える)
  • 美鈴が丘公園(38分)帰着
     小計38分
  • 総合計2時間32分(鈴ヶ峰東峰5分を加える)

今日の様子

前回と同じ、堰堤をめざして北向きに登る(ヒヨドリ園地コース)。涸れ沢を過ぎて左折した後、大きく右左折して行く。最後は小さなジグで登る。蒸し暑い、汗びっしょりである。堰堤を過ぎてピッチがあがらない。休み休み登る。

山頂に先着の男性一人ベンチに坐っている。あいさつをして少し休む。宮島も霞むほどの天気である。北側はほとんどみえない。目的の西峰三角点をめざして歩き始める。山頂部でトレーニング姿の男性一人とすれ違う。

西峰までいくつかのコブを越えてゆく。少し前から気付いていたのだが、ピーク(小コブ)ごとに黄色のテープ(番号つき)が巻いてある。

例えば、No.3は、290m台ピーク(地形図表示あり)を越えて、少し行ったところにある岩場(280m台)ピークの向こうの小コブ(井口台西コース下山口)で、No.4は、次の280m台小コブ、No.5は、その先の310m台となっている。西峰三角点手前の310m台小ピーク(地形図表示あり)にNo.6があったかどうか定かではない。いずれにしても、テープを巻きつけることに何の意味があるのかよく分からない。

西峰三角点から北へ下る。急坂ではあるが、意外と歩きやすい。手入れがされているようである。正確には、北東に向けて小尾根を下って行く。やがて送電鉄塔(標高240m台)がみえてきた。この道は、送電鉄塔の管理道として踏まれている道なのであろう。

送電鉄塔を越えて、少し東側に振れたようだ。正面やや左手に鬼ヶ城山をみる。そして、団地道路がほんの少し左手に延びている。足元は、送電鉄塔管理道でよくみられるゴム製の階段になっている。

かなりの急坂を下る。最後は、ゴム製階段もなくなり、急坂を滑り落ちる。逆向きに登るのはしんどいだろう。というよりも、あまり踏み込むべき道ではないといえそうである。

やっと平坦な部分に出て右に振れると、見覚えのある「小さなアルミ製の橋」が見える。ここで、2008年03月15日(土)の山行記の重大な間違いに気が付いた。

前回ここを通った時は、西峰三角点から縦走路をさらに西まで下り、北東に折り返して、今日のコースのさらに北側(下側)を下っている。記録では、「東へ行くと、尾根突端で、右上に延びる送電鉄塔管理道の細い道を分け、荒れ気味の道を直進して下る。すると、鈴ヶ峰西峰から東北東~北北東に落ちている沢に出て、道は消えてしまった」としている。

今日下った送電鉄塔管理道は、前回みた管理道ではない。つまり、もう少し西側にも管理道があるということになる。当然、その管理道も送電鉄塔に登りつくはずだが、今日はよく分からなかった。送電鉄塔に向けて直接道が付いているのだろうか。

「山へ行こう」mjobinさんによれば、この管理道は、そのまま西峰三角点に向けて延びている。西峰三角点から北北東へ流れる小尾根上を行くようである(今日下った尾根の一つ西側の小尾根)。しかし、踏み跡も定かではないという。そして、その途中には、今日私が通過した送電鉄塔に向けて、分岐(踏み跡)があるようだという。(平成14年1月20日(日))

重大な間違いというのは、前回ここを通ったとき、「鈴ヶ峰西峰から東北東~北北東に落ちている沢」の位置を取り違えていたことである。前回、道が消失してしまった地点は、 「鈴ヶ峰西峰から東北東~北北東に落ちている沢」ではない。その沢は、西峰三角点の北北東にある沢であり、今日下った尾根の<西側>にある少し小さな沢である。そして、「小さなアルミ製の橋」があるのが、 「鈴ヶ峰西峰から東北東~北北東に落ちている沢」であり、今日下った尾根の<東側>の沢である。

鈴ヶ峰東峰から北側をみると、この送電鉄塔を左下にみることができる。今日も、「(西峰三角点から)たぶんあの鉄塔のそばを通って下るのだな」と漠然と考えていた。だから、鉄塔から管理道をさらに下って巻き道(美鈴が丘コースの東側)に出たならば、さらに東へ行って荒れた踏み跡に突っ込むか、西に行って、 1本西側の送電鉄塔から北向きに団地へ下りる(美鈴が丘コース)か、どちらかになるだろうと考えていたのだ。

それが、いきなり「アルミ製の小さな橋」に出て、やっと全体の状況に納得がいった。今まで、「アルミ製の小さな橋」は、鈴ヶ峰西峰から東北東~北北東に落ちている沢からさらに東側をやぶの中をつっこんだ地点にあると思い込んでいた。しかし、そうすると、鉄塔管理道がすぐそばに付いていることに合点がいかなかった。その送電鉄塔が、どの位置のものであるのか同定できなかったからである。

さて、今日も前回と同じように、「(平坦部になると)すぐにコンクリート製の細い溝があり、アルミ製の小さな橋が渡してある。そこを渡って左折、団地のよう壁まで少し下る。 西から続く団地よう壁上の金網がちょうど切れる位置になっており、よう壁上を金網を伝ってほんの少し西に行き、団地道路に下りる」

団地内の一番南側(山側)の道路を東北東に向かう。途中で、右手山側よう壁に鈴ヶ峰縦走路登り口(田方へ通じている)があるのをやり過ごし、美鈴が丘公園から道行地蔵に至り、その脇から田方へ抜けて帰宅した。

地図読みの甘さに愕然とした一日であった。逆に言うと、たかが鈴ヶ峰と侮ることは出来ないということである。山に入ったら、怪我と弁当は自分持ちである。

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

  • Akimasa Net(2016年01月23日)山行記
    己斐峠~柚木城山~鬼ヶ城山~鈴ヶ峰~八幡東
    (出発:己斐峠(JR西広島駅―山陽本線)、帰着:八幡東(JR五日市駅―山陽本線))