2005年10月16日

Akimasa Net
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憩いの森~鈴ヶ峰312m、往路下山
(出発帰着:自宅)

2005年10月16日(日)、単独

このページの目次です

はじめに

久しぶりの山行である。今月はじめにドクターから山行再開の許可をとっていた。しかし、先週は第38回日本薬剤師会学術大会(広島)があり、今週は土曜日雨、今日日曜日は昼から勉強会ということで、なかなか再開のタイミングが合わない。昨夜の様子では、今日は朝から天気がよさそうだったので、朝早くホームグラウンドである鈴ヶ峰に登ってみることにして、早めに休んだ。

山頂からの展望を堪能する。北側は快晴で、十方山、阿佐山、熊城山を見る。海側は少し雲があり、四国までは見えない。ただし、周防大島までは十分に見えた。展望を楽しんだ後、おとなしく往路下山。登り下りでの時間距離感覚を確かめる。 (注:熊城山展望は、本文にて否定)

カシミール展望図および説明文修正あり

今日のコース&コースタイム

出発6:52-鈴ヶ峰憩いの森入口(井口台中学校の上)7:16、7:20-堰堤7:28-沢7:29-折り返し7:35-沢分岐(あと300m)7:41-鈴ヶ峰7:51、9:25-沢分岐(あと300m)9:29-沢9:34-堰堤9:35-登山口9:39- 帰着10:00出発6:52-鈴ヶ峰憩いの森入口(井口台中学校の上)7:16、7:20-堰堤7:28-沢7:29-折り返し7:35-沢分岐(あと300m)7:41-鈴ヶ峰7:51、9:25-沢分岐(あと300m)9:29-沢9:34-堰堤9:35-登山口9:39- 帰着10:00

  • 出発(24分)憩いの森登山口(31分)鈴ヶ峰
     小計59分(登山口休憩4分を加える)
  • 鈴ヶ峰(14分)登山口(21分)帰着、1時間34分
     小計35分
  • 総合計1時間34分(山頂休憩1時間34分を除く)

今日の様子

朝起きると、似島がくっきりと見えている。絶好の天気だ。久しぶりに登山靴をはいて歩き始める。鉾取山、絵下山、似島、江田島、能美島、宮島、大野権現山、野貝原山、極楽寺山がはっきりと見える。鈴ヶ峰の向こう側(芸北の山々)はどうだろうか。青く澄んだ空に期待が大きく膨らむ。

登山口に至る。「足の弱い人、自由にお使いください」とたくさんの杖が置いてある。地元を整備している方々のご好意のようだ。心の中で日頃の整備活動に感謝しつつ入山する。なお、私自身はできるだけ杖は使わないようにしている。別に大した理由はなくて、自分自身の足だけを頼りに歩きたいという変なこだわりにすぎない。

山に入ると、小鳥がたくさんさえずっている。そういえば、山行にドクターストップがかかってから、探鳥会に行こうとしたことがあったけれど、初めの一歩が踏み出せなくて一度も参加しなかった。新しいことを始めようとした意欲だけはあったのだが。

さて今日は一番の近道を選択する。沢の左岸を登り、右岸に移って、右岸沿いにジグザグに高度をかせぐ。日中は25度以上になるという予報だったが、朝はまだ気温が低い。順調に進む。木製(擬似?)の手摺の付いた木段を過ぎると、自然な山道となり、前日の湿り気に足をとられないように気をつけながら登る。あっという間に頂上だ。

海側には少し雲がかかる。朝日で逆光になった向こうに石鎚山などの四国の山々が見えるはずだが、まったく分からない。それでも、倉橋島最南端部にくっついている鹿島が、倉橋火山の右奥に見えている。

周防大島も山の形がはっきりと分かる。しかし、石神山(佐田岬半島)までは区別できない。それらの前に、端島、甲島くらいまで分かる。皇座山、銭壷山、そして宮島の後ろに、高照寺山(鉄塔までは分からない)。

宮島の右奥に、524.6m三角点(JR岩徳線欽明路トンネル南側)、432.8m(神ノ内山、JR岩徳線欽明路トンネル北側)もよく分かる。蓮華山もはっきり見えている。

十方山~奥三つ倉を見る。十方山手前に、989.0m三角点(立岩山と中国自動車道をはさんで対峙する)があるようだ。市間山は見ることが難しそうである。

岳山の左奥をみる。牛ヶ首山の左真後ろに阿佐山を見る。西ドウゲンが右奥に見えるらしい(ソフト上)が分からなかった。岳山双耳峰の右奥に尻高山がある。尻高山~久地冠山の後に、滝山が大きい。滝山と久地冠山のさらに奥に、椎谷山がある。そのまた後の熊城山を見たと思ったが、違っていたらしい。滝山の後に見えていたのは、874m~椎谷山(954.2m)だけだろう。なお、久地冠山~530m台の後にも山影を認める。

大茶臼山~武田山までの縦走路が美しい。備前坊山は見えているが、今日も丸山は確認するのを忘れてしまった。また、阿武山右下奥に見えるとされる比婆の山々はとても確認できるような見通しではなかった。

鎌倉寺山、鷹ノ巣山が、それぞれの位置にポコンと頭を出す。天神嶽も見えているようだ。(後日訂正:ここで鎌倉寺山とみたのは、781.0m(カンノ木山西北西)である。鎌倉寺山はその手前にあり、安駄山の北675mの肩の向こうに、見えるか見えないかの位置となる。)

高鉢山双耳峰のように見えるのは、763m(高鉢山北北東ピーク)と南峰(726m)である。高鉢山の山頂はその間にあるはずだが、確認できていない(見えているはずだけど)。

以上、超展望とは言えないが、通常見えるべき山は全て見えている。朝食をとりながらゆっくりと時間をかけて楽しんだ。人気の里山は、登りですでに下山中の人とすれ違うといった状態で、今日も多くの人と行き逢った。

時間距離の感覚を確かめたくて往路を忠実に下る。次回はもう少し負荷をかけてもよいだろう。

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

  • Akimasa Net(2016年01月23日)山行記
    己斐峠~柚木城山~鬼ヶ城山~鈴ヶ峰~八幡東
    (出発:己斐峠(JR西広島駅―山陽本線)、帰着:八幡東(JR五日市駅―山陽本線))