2016年05月14日

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広島湾岸トレイル(モデル山行記)
早瀬大橋~陀峰山~大柿高校前
(出発:早瀬大橋バス停(JR呉駅―呉線)、帰着:大柿高校前バス停(中町港))

2016年05月14日(土)、広島湾岸トレイル体験登山(瀬戸ルート)・江田島第1回

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〈写真〉早瀬大橋バス停近くから見上げる早瀬大橋、9時16分
(こちら側:倉橋島・呉市音戸町、向こう側:能美島・江田島市大柿町)

このページの目次です

今日のコース&コースタイム

早瀬大橋バス停9:00、9:26-(早瀬大橋、タクシー)-対岸(道路合流地点)9:29-明神鼻(10m未満)9:34、9:47-尾根に乗る(40m台、右折)9:52-(ヌタ場)9:59-左折(120m台)10:06、10:13-送電線鉄塔10:14-隠地林道(舗装車道、140m台)10:20-天狗岩分岐(240m台)10:46-天狗岩(220m台)10:49、10:58-車道復帰(240m台)11:00-追の浦渓谷・又ノ内展望所分岐(260m前後)11:03-又ノ内展望所(220m台)11:09、11:44-車道復帰(260m前後)11:48-旧軍標石12:07-林道入野線分岐(A,330m前後、左へ)12:10-車道分岐(B,340m台、右へ)12:19-山道へ(C,390m台、左へ)12:20-陀峯山山頂部駐車場(430m台)12:26-(山頂展望、438m)-駐車場復帰12:48-車道(C,390m台、右へ)12:53-車道分岐(B,340m台、左へ)12:54-林道入野線分岐(A,330m前後、左へ)13:02-堰堤横(140m台)13:28、13:32-車道(60m台、集落右折)13:44-車道(40m台、左へ)13:47-国道487号(10m台、左折)13:53-大柿高校前バス停(10m未満)14:06

  • 早瀬大橋(推定25分)明神鼻(33分)隠地林道(26分)天狗岩分岐(3分)又ノ内展望所分岐(22分)林道入野線分岐(9分)車道分岐(1分)山道(6分)陀峯山山頂部駐車場
    小計2時間18分(明神鼻13分を加える、天狗岩往復14分、又ノ内展望所往復(昼食35分含む)45分は除く)
  • 陀峯山山頂部駐車場(14分)林道入野線分岐(26分)堰堤横(21分)国道487号(13分)バス停
    小計1時間18分(堰堤横4分を加える)
  • 総合計4時間57分(全ての時間)
    (天狗岩往復14分、又ノ内展望所往復(昼食35分含む)45分、陀峯山山頂部22分を加える)

注:江田島市は、元々地続きで一つの島であった江田島(安芸郡江田島町)と能美島(佐伯郡の能美町, 沖美町, 大柿町)の4町が合併新設して誕生(2004年11月)。

JR呉駅前~早瀬大橋~明神鼻

JR呉駅前からバスに乗る。バスは音戸大橋で倉橋島(呉市音戸町)に渡り、海岸通りを反時計回りに行く。そして早瀬大橋バス停で下車する。

早瀬大橋バス停から徒歩で早瀬大橋を渡り、陀峰山(能美島・江田島市大柿町)の取付き地点である明神鼻に至る予定であった。ただし今回は事情があってパーティーから遅れてしまった。そこで、早瀬大橋はタクシーを使って渡り、前を行く仲間を追いかけた。

陀峯山の取付きとなる明神鼻は、呉市から江田島市(能美島)に渡って、海岸道路を北向きに行ったところにある。海岸通りから西に入った地点で、簡単な自己紹介とストレッチをして出発する。

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〈写真〉明神鼻、9時44分

明神鼻~ミカン畑~隠地林道

明神鼻から、まずは〈西〉向きに行く。やがて〈南西〉に向きが変わりミカン畑のそばを登る。ミカンの花が咲いており、良い香りが漂ってくる。地理院地図(電子国土Web)の黒実線のとおりである。

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〈写真〉ミカン畑を登る(標高30m前後)、9時50分

標高40m台で尾根に乗り、〈北西〉向きに登る。地理院地図の表示はなくなる。標高90m台より先では、尾根を左手に見上げながら登る。

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〈写真〉大きなヌタ場(標高90m前後)、9時59分

標高120m台で尾根(南西/北東)に乗り、左折した地点で休憩を取る。右折方向の尾根筋にもはっきりとした踏み跡が付いている。
さて、休憩後、尾根筋を〈南西〉向きに行けば、すぐに送電線鉄塔がある。

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〈写真〉送電線鉄塔を過ぎた辺り(標高130m台)、10時14分

送電線鉄塔を過ぎると、踏み跡の脇には複数種類の竹が生えており、たけのこが出ている。やがて隠地林道に合流する。

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〈写真〉隠地林道(標高140m台)に合流する、10時20分

隠地林道を行く(天狗岩、又ノ内展望所あり)

隠地林道に合流(標高140m台)して、おおまかにはそのまま〈南西〉向きに登る。途中で、展望箇所(天狗岩と又ノ内展望所)分岐が二つある。

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〈写真〉あざみ、10時28分

天狗岩分岐(標高240m台)から天狗岩まで海側に少し下る。絶景である。

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〈写真〉天狗岩(標高220m台)、10時52分
(海の向うに、倉橋島(呉市倉橋町)を見る)

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〈写真〉天狗岩ピーク近くから岩場を見下ろす、10時53分
(早瀬大橋の向こうに、倉橋島(呉市音戸町)を見る。注:倉橋島は音戸町(北)と倉橋町(南)に二分される)

天狗岩分岐(標高240m台)まで引き返し、隠地林道を追の浦渓谷・又ノ内展望所分岐(標高260m前後)まで少し登る。分岐から南向きに海側に少し下る。又ノ内展望所(今日のコース最南端)からの展望も絶景である。

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〈写真〉又ノ内展望所(標高220m台)、11時08分
(追の浦渓谷(岩肌)の向こうに、陀峰山を見る(画面右奥))

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〈写真〉又ノ内展望所、11時09分
(岩場から海の向うに倉橋島の先端部を見る)

昼食後、又ノ内展望所分岐まで引き返す。隠地林道はここから〈北西〉に向きを変え、327m東側を巻いて登る。

旧海軍省標石(大正15年8月)を見る。

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〈写真〉呉要塞第三區地帯標・第五一號、12時07分
(参考URL:blogs.yahoo.co.jp/magokorotaro2001/13922937.html)

林道入野線~陀峰山

隠地林道は、標高330m前後で、大柿町河内から登ってくる林道入野線にぶつかる。左折して合流する。

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〈写真〉左折して林道入野線に入る、12時10分

林道入野線は、大きく蛇行しながら、ごくおおまかには〈南西〉向きに登る。そして、大柿町深江方面から登ってきた道路が大きく屈折している地点(標高390m台)にぶつかる。

ぶつかった道路をそのまま左手(南西向き)に行けば、陀峰山山頂(438m)はもうすぐそこである。しかし今日は、道路を右手(北西向き)深江方面に入ってすぐ左折、新設の山道(南西向き)を通って陀峰山山頂を目指す。

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〈写真〉右手深江方面にほんの少し行く、12時18分

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〈写真〉すぐに左折して山道(標高390m台)に入る、12時19分

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〈写真〉新設の山道を〈南西〉向きにゆったりと登る、12時20分

陀峰山山頂部の駐車場手前に、卒業記念のサクラが植樹されている。
今年(2016年3月)地元の小学校2校を卒業した数名によるもので、それぞれの木々1本ごとに名札が付けられている。数は少ないがこれで全員なのであろう。
植樹は、平成27年度「ゆたかな海を育てる森づくり事業」の一環ということのようである。確かに、豊かな海は豊かな森があってこそである。

陀峰山山頂部

山道を登り切ると、陀峰山山頂部には広い駐車場がある。ちなみに、車道は画面左から登ってくる。

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〈写真〉陀峰山山頂部駐車場(標高430m台)、12時26分

陀峰山山頂には、江田島市観光協会による風景写真(地名や山名入り)が設置されており、展望の楽しみを倍加させてくれる。

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〈写真〉陀峰山山頂から古鷹山を見る、12時40分
(画面中央の一番奥である)

陀峰山~林道入野線~国道487号

陀峰山山頂部駐車場を横切って、元来た山道を引き返す。

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〈写真〉陀峰山山頂部駐車場、12時48分

春、花の季節である。

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〈写真〉、12時59分

林道入野線は、隠地林道を右に分け(標高330m前後)、355.5m三角点の東側を北向きに下る。そして、三角点の北側(標高240m台)で北西に向きを変え、八幡川を渡り、八幡川の左岸を北向きに下る。

北向きに下る林道が大きく折り返す地点の手前に、ミカン畑の跡であろうか、道路脇の立派な石組みのさらに奥に、しっかりとした石組みが残っている。

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〈写真〉林の中に石組みが残っている(標高150m前後)、13時26分

林道が大きく折り返して、再び北を向く地点に堰堤がある。

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〈写真〉堰堤(標高140m台)、13時29分

春、花々が次々と出迎えてくれる。

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〈写真〉、13時30分

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〈写真〉、13時33分

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〈写真〉、13時34分

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〈写真〉、13時38分

やっと、右手前方に集落が見え隠れするようになってきた(標高80m台)。

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〈写真〉はるか前方に見えるのは古鷹山か、13時42分

道路脇に、一般国道四八七号昇格記念碑がある。

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〈写真〉国道487号昇格記念碑、14時01分

道路の向こう側に大柿高校の校舎が見えているようである。

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〈写真〉、14時05分
(大柿高校前バス停の手前)

スーパーで「ガリガリ君」を食べる。特売日で半額、体の芯まで冷えて気持ち良い。

江田島組は、お迎えの自家用車有り。

広島組は、江田島バスで大柿高校前~中町桟橋、そして高速艇(フェリーはない)で広島港(宇品港)、さらに広電(広島電鉄)で広島駅まで、そして最後にJR広島駅から山陽本線下りで帰着(ごく一部は宇品港からそのまま広電か)。

呉(あるいは広島市東部)組は、江田島バスで私たちと反対方向の大柿高校前~小用、そこからフェリー(あるいは高速艇か)で呉まで、その後JR呉駅から呉線広島方面行きに乗るなどした模様。

江田島バスでは「PASPY」などの交通系ICカードは利用できなかった。

何はともあれ、こうして瀬戸の島旅は無事終わった。

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデルコース

  • Akimasa Net(2016年05月21日)山行記(このページ)
    大柿高校前~真道山~江田島町江南
    (出発:大柿高校前バス停(小用港)、帰着:江南バス停(小用港))