2013年12月01日

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包ヶ浦自然歩道(博打尾)~かや谷尾根東面~大砂利~多々良林道終端部(奥の院近く)~弥山~紅葉谷コース
(出発帰着:宮島桟橋(宮島側))

2013年12月01日(日)、単独

大砂利の集落

〈写真〉途中の山中から、眼下に大砂利集落を見る、10時49分
(画面真ん中の部分。集落は、シカの侵入を防ぐため全体がすっぽりと金網で囲まれている。その向こうは海、カキ筏が浮かんでいる)

  • 今日の山行ルート図 ⇒ GPS軌跡(2013年12月01日)
  • 2013年12月01日(日)
    かや谷コース尾根~大砂利集落(海側から回る)~奥の院(このページ)
  • 2013年04月07日(日)
    かや谷コース尾根~大砂利集落(山側から回る)~奥の院
  • 2013年03月24日(日)
    かや谷コース尾根~大砂利集落(海側から回る)〜海岸道路を帰る

このページの目次です

今日のまとめ

かや谷尾根を乗り越して大砂利(東海岸)に至る。多々良林道終端部~弥山まで登り返し、その後、紅葉谷コースで一気に厳島神社まで下る。

紅葉谷から包ヶ浦自然歩道に入る。博打尾を経て、前方に包ヶ浦自然歩道を見送り、右手の踏み跡に入る。かや谷尾根を乗り越し、尾根東面を下る。

大砂利の集落に入らず、大砂利ゲート(海岸道路)に至る。大砂利海岸で昼食の後、大砂利の集落を通らず、多々良林道終端部(奥の院近く)に至る踏み跡に取り付く。

つまり今日は、大砂利の集落を時計回りで半周する。最後は、多々良林道終端部から、そのまま弥山まで登り、紅葉谷コースを下る。

なお、大砂利ゲートから踏み込んだ辺りで紅葉がきれい、と聞いていたが、すでに散っていた。またその範囲もそれほど広くはないようであった。

今日のコース&コースタイム

宮島桟橋9:23-包ヶ浦自然歩道9:42-(博打尾)-弥山分岐10:12-かや谷尾根10:24-(裏街道)-大休み10:37、10:41-大砂利地蔵10:46-道迷い11:11、11:14-取水口の近く(右岸へ渡る)11:26-農園金網11:26-(右手金網沿いを下る)-門扉11:29-(道路)-門扉11:32-(沢歩き)-海岸道路11:57、12:03-(海岸道路を行く)-大砂利ゲート12:06、12:38(この間、大砂利海岸で昼食)-(大砂利川左岸の疎林の中、右手農園金網)-林道への分岐12:55-(この間、付近探索一周)-林道13:03-堰堤13:18-小岩のガレ場を登る13:36-道迷い14:00-多々良林道終端部14:07、14:15-御山神社分岐14:19-御山神社分岐(山頂部登山道)14:31-弥山巡り(西側)14:35-弥山14:45、14:49-(弥山巡り、東側)-弥山本堂14:55-紅葉谷分岐15:01-(紅葉谷コース)-奥紅葉谷橋15:28-宮島桟橋15:45

  • 宮島桟橋(1時間01分)かや谷尾根(13分)大休み(45分)大砂利集落(31分)海岸道路(3分)大砂利ゲート
    小計2時間43分(大休み4分、海岸道路6分を加える)
  • 大砂利ゲート(25分)林道(1時間04分)多々良林道終端部
    小計1時間29分(この間、大砂利集落上部探索を少し含む)
  • 多々良林道終端部(16分)山頂部登山道(14分)弥山
    小計30分
  • 弥山(6分)弥山本堂(6分)紅葉谷分岐(27分)奥紅葉谷橋(17分)宮島桟橋
    小計56分
  • 総合計6時間22分
    (大砂利32分、多々良林道終端部8分、弥山4分を加える)

包ヶ浦自然歩道から入る

宮島ロープウエー駅(紅葉谷)手前で左折して、うぐいす道(車道)に入る。すぐに小さな橋があり、渡ると包ヶ浦自然歩道の取り付き口である。沢の右岸を登る。道なりに登ると博打尾に至る。

かや谷尾根を乗り越す

博打尾を越えて、しばらく行くと弥山分岐がある。前方に自然歩道を見送って、右手の踏み跡に入る。左手に尾根を見ながら、前方のかや谷尾根に向けて、トラバースぎみに登る。かや谷尾根(302m南の鞍部付近)に登り着き、すぐに尾根を乗り越す。

大休み、大砂利地蔵を経て、大砂利へ下る

かや谷尾根の東面を南向きに下る。途中で、かや谷尾根(410m台付近)から鷹ノ巣高砲台跡に至る支尾根を、大休み(標高330m台)で乗り越す。なおも下ると大砂利地蔵に至り、小さな沢を右岸に渡る。

多少崩落個所があるものの、そのまま下る。やがて、宮島ロープウエー駅(しし岩)の案内放送が頭の上から落ちてくるようになる。

沢沿いを大砂利に向けて下る。右岸、左岸の踏み跡の見極めがむつかしく、時々戸惑う。沢水が滑ら岩の上を流れている箇所が二か所あり、そこでは左岸を下った。

やがて、左岸から右岸を見ると、右岸に黒いホースが引かれているのが見える箇所がある。右岸に向かって右手上流部を見ると、そこが取水口のようである。これで、前2回のコースの位置関係がはっきりした。

すなわち、ここから踏み跡のはっきりしない沢沿いをそのまま下ると、大砂利集落をすっぽり囲んだ金網(シカ除け)にぶつかる。また、沢の右岸に敷かれた黒いホースに沿って、きれいな踏み跡を下っても金網にぶつかる。

この金網に沿って踏み跡があり、シカがそこを駆けて行くのを見たことがある。

今日は、ここから沢の右岸に渡り、ホースの敷かれている踏み跡を下り、大砂利集落の金網にぶつかる。そこで左折して、金網を右手にしながら下る。

大砂利集落の外側を海岸道路に向けて下る

集落に入らないつもりなので(門扉のカギの開け方を知らない)、今日もしばらくすると、岩のゴロゴロした沢歩きを強いられる。慎重に下り、海岸道路に至る。右折すればすぐに大砂利ゲートである。車道はゲートから青海苔浦まで続いているが、一般車両は通行できない。

大砂利の海岸で昼食。日差しは温かいものの、渡る風がやや冷たく感じる。

大砂利の林道(地理院地図の黒実線)に取り付く

大砂利の集落を通らずに、多々良林道終端部(奥の院近く)に登り着く踏み跡をめざす。まず、海岸道路から大砂利川の本流左岸の疎林をさかのぼり、やがて大砂利集落のこれまた金網を右手に見ながら行く。つまり今日は、大砂利集落を囲む金網に沿って、時計回りに回っている。

集落の上部に至り、金網に沿って右折できる箇所がある。今日はそこを通り過ぎてしまい、それよりもさらに上部で右手の林道に出た。

後学のため、周辺を少し探索して確認しておくことにする。林道を少し下り、集落上部の金網に至る。右折して金網沿いの踏み跡をたどり、先ほど通り過ぎた箇所を確認して、再び林道に戻る。

ところで、今日大砂利集落に沿って、海側の海岸道路に下ったのとは逆に、山側から大砂利集落を回りこんでも、この林道に至ることができる。つまり、かや谷尾根から大砂利集落に向けて沢を下り、集落の金網にぶつかる。今日と同じコースである。そしてそこから、今日とは反対に金網を左手にして、集落を反時計回りに回る。

そうすると、林道の通る谷の一つ北側にもう一つの谷がある。弥山~しし岩の鞍部から、北~北西に流れ落ちる谷である。その谷の集落よりも少し上部に堰堤がある。その堰堤から集落に向けて谷を下り、集落の金網にぶつかった所で右折すれば、今日先ほど通った箇所に出るはずである。

実は以前、この堰堤経由で林道~奥の院まで登ったことがある。その時は、この堰堤付近で少し苦労をした。

堰堤から集落上部の金網まで素直に下り、そこを右折して金網沿いに歩けば、簡単に林道に出ることができたのであろう。その時は、堰堤からすぐに山側に取り着いてしまったために、容易には前に進めなくなってしまったのだ。

多々良林道終端部(奥の院近く)まで登る

さて今日は、最初は気持ちの良い林道だったものが、その踏み跡はだんだん細くなり、やがてシダの中に消えてしまった。少し不安になりながらも押し切って行くと、再び踏み跡が現れる。その後も、倒木の下をくぐったりしながら、終始沢の左岸を登る。

多々良林道終端部の尾根に至る手前で、右手に急で細かいジグがあり、そこを登る。すると、きれいな踏み跡があるにはあるが、きちんとした林道ではない。方向感覚がおかしくなったのか。改めて、地図とコンパスで方角を確認する。今来た所を引き返し、大事には至らず無事多々良林道終端部に飛び出す。

そこから左手(多々良林道)を道なりに下れば、多々良(西海岸)である。奥の院は、林道を少し下って、すぐ左に入る踏み跡を行く。あるいは、もう少し下ってから左折する方が分りやすい。

御山神社の下を通って弥山に登る

今日は、奥の院とは反対側(右手)の御山神社に向けて登り、弥山巡り(西側)で弥山に至る。

展望台はほぼ完成しているようである。後は検査を残すのみらしい。今日は、三角点にタッチすることはできたものの、弥山直登尾根を下ることはできない(まだ立ち入り禁止区域が残っている)。

弥山から紅葉谷コースを下る

弥山から紅葉谷コースを一気に下る。足は良く動くものの、石の階段は膝に響く。ほどほどにしながら下る。

紅葉谷で紅葉の残りを鑑賞する。先週は、東海・関西の紅葉を見てきた。宮島のように木の根元まで観光客に踏みつけられている観光地はない。何とかならないものか。

宮島弥山展望休憩所、12月6日(金)オープン、新聞記事もあり
道迷い度々
取水口~ホース、右岸
堰堤、標高110mくらい?
紅葉は盛りを過ぎた
山ガール、カップルなど

宮島本発売(アマゾンKindle版)2018年1月17日刊

『孫と歩く~ユネスコ世界文化遺産の島・厳島~』

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なお、初版刊行後も加筆修正を繰り返しています。