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2003年11月16日

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大峯山登山口~大峯山~西大峯、往復
初めての西大峯
(出発帰着:大峯ランド別荘地横の駐車場)

2003年11月16日(日)、単独

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はじめに

2003年11月16日(日)、単独
大峯山登山口~大峯山~西大峯、往復
(出発帰着:大峯ランド別荘地横の駐車場)

今日のコースタイム:
駐車場(12分)登山口(27分)ベンチ(27分)展望岩(8分)大峯山三角点
 小計1時間18分(ベンチ4分を含む)
大峯山(33分)西のた(21分)西大峯
 小計54分
西大峯(32分)950m台ピーク東側(21分)大峯山三角点
 小計59分(950m台ピーク東側6分を含む)
大峯山(4分)展望岩(17分)ベンチ(18分)登山口(10分)駐車場
 小計49分
大峯山山頂付近探索(前後2回)
 小計50分
西大峯向こう探索
 小計18分
総合計5時間14分(西大峯6分を含む)
(前後2回の展望時間と昼食時間、1時間44分程度を差し引く)

駐車場8:47-登山口8:59-ベンチ9:26、9:30-展望岩9:57-大峯山三角点10:05-(まわりえん等、見学)-山頂大岩10:35、11:21-鞍部11:26- 940m台ピーク11:28-鞍部11:34-963mピーク11:36-940m台11:41-950m台ピーク11:44-鞍部(西のた)11:54- 940m台12:03-西大峯12:15、12:21-引き返す12:29-西大峯12:39-950m台ピーク東側13:11、13:17- 963mピーク13:20-鞍部13:22-940m台ピーク13:29-大峯山三角点13:38-東の縁13:48、14:46-大峯山三角点14:56-展望岩15:00-ベンチ15:17-登山口15:35-駐車場15:45

過去2週、大峯山を目標としていたが、展望が得られない天気と判断して直前に他へまわった。昨日土曜日、ついにしびれを切らせて一度大峯山に登りかけた。少し雨が降るかもしれないが、それまでの見通しは意外と良いだろうと判断したのだ。

早めに頂上に立ってすぐに帰るつもりで笹ヶ峠を目差す。峠に至る狭い林道には大量の落ち葉が落ちてタイヤが滑るような状態だ。峠に至ると雨が降ってきた。雨の中を登るのはいいが、帰りの狭い林道が気になってしかたがない。早々に退散して大峯ランド別荘地の方にまわる。

新しいりっぱな駐車場(未舗装)ができており使わせていただく。空を見上げれば頂上は見えているが雨がほんの少しながらぱらついている。男性2人組(先着1台)に登らないんですかと声をかけられる。明日出直そうかどうしようか考えているんだと答える。自分たちは今日しかないからと元気に出発して行かれた。隣県の人たちのようだ。 私は結局当日は引き返す。

さて、翌日朝起きるとなんだか暖かい天気だ。外を見れば朝もやなのだろうか、少しかすんでいる。しかし雨の心配は無し。大峯山に決める。すでに葉の落ちた登山道を行く。汗が流れ落ちる。

大峯山にはシロモジが多く、葉に特徴があって分かりやすい。”幅7~10cmの三角状広倒卵形、ふつう上部は3中裂し、基部はくさび形。・・・”参考書籍 「樹に咲く花」山渓ハンディ図鑑3

登山口の別荘ではまだ青葉が残っているシロモジもあるが、登山道では黄変、そして大峯山~西大峯ではすっかり葉を落としていた。黄色の花の時期(4月)にもう一度見てみたいものである。

山頂大岩への登り方が分からなくて(忘れていて)あたりをぐるぐる回ってしまう。壊れかけた梯子があったがその場所からは登らなかった。三角点の方角から一岩乗り越え、いったん下に下りて、さらに素手でよじ登る。

展望図作成後、西大峯に向かう。笹で覆われた部分とそうでない部分が交互に続く。笹のある部分は、一度ルートを見つけると足元には少し空間があり意外と楽に進める。笹のない部分では、目をこらしてよく見ると、シロモジの株立ち等が続く中に道らしきものが浮かび上がって見える。

赤テープはあるが自分の五感を頼りに進むべきなのだろう。登山道は二万五千分1地形図の町村境界線と重なっているはずだ。基本的にはなだらかな幅広い稜線をはずさないように心がけて進む。あちこちで、ここから先はダメよ、と語りかけるように木々が横倒しに置いてあり助かる。

それでも西大峯からの帰りで、稜線を真っ直ぐに突っ込んでしまった。”西のた”に下りて次のピークに至るには、しかるべき場所で右折しなければいけなかったはずだ。気がついた時には前に崖があった。しかし下りることができない程のものでもない。そのまま谷間に滑り降りた。

さてどうするか。コンパスを南東の方角に合わせて、薄暗くて不気味な感じのする植林帯の倒木だらけの斜面を登る。しばらくして槇道らしき踏み跡に行き当たった。見上げれば、正面にピークがあり左手前方が一番低くて青空がのぞいている。”西のた”から登るべきピークの左手あたりだろう。落ち着いて元来た道にたどり着く。

再び大峯山に至る。見通しは午前中よりよくなっており、”東の縁”まで行って逆光に輝く山並みを見る。かなり高い位置に見えているのは九州の山々かもしれない。山頂大岩に再び登る気力がわかなくて芸北の山々はあまりよく観察しなかった。

上天気となり降り積もった落ち葉が乾いてきた。滑って足をとられないように気をつけながら下山する。かなりのスローペースとなった。 帰りの商工センター内道路でバックミラーと両サイドミラーに沈む夕陽をとらえる。明日はさらによい天気となるだろう。