2002年12月14日

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憩いの森~鈴ヶ峰312m、往路下山
憩いの森登山口~ウグイス園コース~鈴ヶ峰~ヒヨドリ園コース(堰堤)~憩いの森登山口
(出発帰着:JR新井口駅)

2002年12月14日(土)、単独

このページの目次です

今日のコース&コースタイム

JR新井口11:52-登山口12:10-岩場12:35-鈴ヶ峰頂上12:50
鈴ヶ峰頂上14:05-登山口14:32-JR新井口14:45

  • 登り、58分
  • 下り、40分
  • 総合計1時間38分(山頂での大休止1時間15分)

今日の様子

ここの所まともに山歩きをしていない。今日も夕方からの飲み会に間に合わせようとすればどこにも出かけられないし。そんな悶々とした気持ちでお昼近くまで過ごし矢もたまらず家を飛び出す。裏山ならばすぐに帰ってくることができる。

登山口から堰堤を通らず、もう少し上(左岸)をいく。ジグザグ道で多少距離は長くなる。岩場を過ぎればすぐに水場があり、さらに堰堤からの道と合流する。あと一息で頂上である。

頂上からの見とおし良好、まず雪の十方山を確認する。寒さのゆるんだ小春日和のなか多くの人が入れ代わり立ち代り登ってくる。雪の十方山が見えることを知っている人は多いようだ。

360度スケッチを終えて再び十方山を眺めていると、一人の男性が話しかけてくる。見える山の位置関係を正確に言い当てるその目はすごくよく見えるようだ。年の頃は60過ぎで毎日のように登ってくるという。

しかしながら、鈴ヶ峰から見える山として、阿弥陀山、岳山、龍頭山、牛頭山、鷹ノ巣山、高鉢山、峠島など、普通はすらすら名前がでてくるものではない。石鎚山が三津峰山の向こうに見えるともいう。これはちょっと疑問だ。石鎚山が見えるのは休山の向こうのはずだから。そして今日はそこはかすんでいる。

黄金山に登ることをすすめられる。吉和冠山が見えるのだという。いっしょに十方山を眺めながら、そこを見とおし線が通るんだといって五月ヶ丘団地方面の谷を指差す。さらに、ホオノキの大木がどこにあるかとか、西峰との稜線上にあった植物がここ7~8年で盗掘に会い全滅に近い状態であるとか、よく知っている方である。内黒峠~十方山はブッシュもなく歩きやすい道だがなにせ距離が長くてまいった、という話しも聞いたことがあるという。

しかしこの方もさすがに安佐山が見えることまではご存じなかった。手前に立ちはだかる牛ヶ首山の左奥に、雪でわずかに白く光っているのが確認できる。私にも初めての経験である。

安佐山方面の左端が白く光っている。これこそ雪の阿佐山に間違いない。ソフトの超望遠で、安佐山の大部分はその手前の牛ヶ首山の陰に隠れるが、左端がわずかにのぞくことを確認してあったのだ。

ごいっしょに、ヒヨドリ園コースを堰堤に向けて下山する。堰堤で私が左の道を取ったので心配して付いて来てくださる。多少距離が長くなってしまうので普通は右手をいくのが正解であろう。