2016年03月26日(土)、広島湾岸トレイル体験登山(宮島ルート)・第3回

広島湾岸トレイル
船倉山
めだかの館~船倉山~高見山~高見川沿い
(出発:半目藪バス停(JR宮内串戸駅―山陽本線)、帰着:宮島口桟橋(JR宮島口駅―山陽本線))

最終更新日:2017-04-07 (金) 16:18:31
a:2102 昨日:1 今日:3

はじめに

注:2017年2月19日山行記で、両日分を合わせた山行記をまとめている。

今日はいよいよ宮島の対岸まで到達する日である。船倉山(545.6m)~高見山(559m)を登り下りした後、宮島口桟橋まで車道を歩く。なお、今日のコース(宮島ルート・第3回)は天候不良で一度順延になった。そのため、予定どおり実施された第4回(宮島弥山)の方が先に終了している。

さて、船倉山~高見山の山中には送電線が1本あり、南南西/北北東に延びている。今日のコースの多くの部分は、この送電線鉄塔の管理道を使わせていただくことになる。

ところで、数年前(2011年ころ)から「電力各社が保安上の理由(テロ対策だという)から国土地理院へ送電線関連の資料を提供しなくなった」らしい。そのため、国土地理院の電子国土基本図では、送電線や鉄塔が表示できなくなったという。

2016年3月現在の地理院地図(電子国土Web)では、今日の山域の送電線は表示されているのだが、いずれ消えて無くなる日がくるのかもしれない。送電線は里山登山の大切なお供(目印)であり、もし本当ならば残念なことである。

なお、Web作者はこの問題をまだよく理解していないので、間違っている点があるかもしれない。

さて今日のコースは、花こう岩が風化してできた急斜面の山肌は滑りやすいものの、随所で瀬戸内の海や島(宮島弥山など)を眺めながら歩くことができるクールなコースである。

広島湾岸トレイル(HWT)の最初の計画では、船倉山から白糸の滝を下ることにしていたという。それが、地元関係者の色よい返事が得られず、高見山ルートに変更したとのことである。ルートの変更によって、大野鉱山跡が見学できるなど正解だったのではないだろうか。

参考:大野鉱山跡については、過去の山行記「船倉山(高見川ルート)、大野鉱山跡探索(2009/09/13)」で集中的にまとめている。

疑問点:高見川林道の地蔵橋(標高約110m)左岸たもとに地蔵堂と旧陸軍省標石があったはずなのだが、今日(2016/03/26)は見つからなかった。見逃したはずはないのだが、土石流でつぶされたか。

今日のコース&コースタイム

半目藪バス停(70m台)9:19-めだかの館9:20、9:31-左折9:35-右折9:36、9:38-左折9:41-左折9:47-右折9:49-送電線鉄塔(No.1、140m前後)9:49、9:55-送電線鉄塔(No.2、280m前後)10:12-送電線鉄塔(No.3、330m台)10:18-送電線鉄塔(No.4、400m前後)10:29-分岐(右へ)10:34-送電線鉄塔(No.5、450m前後)10:36-右へ10:47-大野権現山方面分岐(左へ、520m前後)10:48-船倉山(545.6m)10:50、11:00-主尾根外れる(白糸の滝・高見山標識、530m台)11:04-白糸の滝分岐(480m前後)11:09-左折11:11-沢(480m台)11:11-ピーク(570m前後)11:26-高見山(559m)11:39、12:11-右折(470m台)12:21-送電線鉄塔(410m)12:27-375m手前右折12:32-大野鉱山本坑跡(300m前後?)12:40、12:41ー大野鉱山跡(300m前後?)12:43-沢(250m台)12:47-ナメラ滝(240m前後)12:50-沢(180m前後、右岸→左岸)12:56-選鉱所跡分岐(170m前後)12:57ー開けた場所(90m台)13:07、13:15-林道入口(40m台)13:22-高速道路(広島岩国道路)13:24-左折13:32-右折(山陽新幹線)13:40-左折13:51-JR山陽本線踏切13:58、14:05-国道2号線14:05、14:08-宮島口桟橋14:13

半目藪バス停(1分)めだかの館(18分)送電線鉄塔No.1(17分)No.2(6分)No.3(11分)No.4(7分)No.5(14分)船倉山
 小計1時間31分(めだかの館11分、送電線鉄塔No.1・6分を含む)
船倉山(9分)白糸の滝分岐(2分)沢(15分)570m台ピーク(13分)高見山
 小計39分
高見山(10分)375m手前(15分)沢(20分)開けた場所(7分)林道入口
 小計1時間11分(開けた場所8分を含む)
林道入口(10分)左折(8分)新幹線(18分)JR山陽本線・国道2号線(5分)宮島口桟橋
 小計51分(JR線路踏切、国道交差点など7分を含む)

総合計(全ての時間)
4時間54分
(船倉山10分、高見山32分を加える)

バス停~めだかの館~取付口

半目藪バス停(県道30号線)で下車する。地理院地図(電子国土Web)の標高73m付近である。車道をほんの少し西向きに行き、上畑口橋で御手洗川右岸に渡る。すぐに右折して"めだかの館"の敷地内(駐車場)に入る。(地理院地図の黒実線のとおり)

20160326-091938.jpg

〈写真〉上畑口橋を渡る、9時19分

敷地内はもちろん私有地である。速やかに通り抜けるようにしよう。今日は、関係者の方がいらっしゃったので、御挨拶をしてミーティング等の時間を頂く。

その後、船倉山の取り付き口に向かう。まず、建物の南側を西向きに進む。

20160326-093102.jpg

〈写真〉めだかの館を通り抜けていく、9時31分
(画面右上には、四季が丘団地が一段高く見えている)

山裾を西向きに行く。

20160326-093244.jpg

〈写真〉山裾を行く、9時32分

暗い林内をなおも西向きに行く。

20160326-093343.jpg

〈写真〉暗い林内を行く、9時33分

御手洗川右岸沿いを行く。西向きである。

20160326-093408.jpg

〈写真〉御手洗川の右岸、9時34分

取付口

小さな沢(標高70m台)を通り越す。左折して、左岸を南向きにほんの少し登る。すぐ北西に向きを変え、標高90m台まで少し登る。つまり小刻みに折り返して登る。

20160326-093723.jpg

〈写真〉左折地点、9時37分
(画面中央には、すぐ先の右折地点と登り道(北西向き)が見えている)

やがて、今日一日のお供である送電線の下を通り(見上げても見えないかも)、地理院地図黒実線とぶつかるあたり(標高90m台)で左折する。

20160326-094045.jpg

〈写真〉左折して南西向きに登る、9時40分

谷筋を南西向きに標高140m台まで登る。あくまでも谷筋を行くので、地理院地図黒破線からは離れてゆく。

標高140m台で折り返すように左折(北東向き)すると、ほとんど平坦な幅広の良い道となる。

20160326-094743.jpg

〈写真〉幅広の平坦な良い道、9時47分

第1鉄塔・・第5鉄塔~船倉山

ほとんど平坦な幅広の良い道を送電線のすぐ下(標高130m台)まで行き、右折して登ると今日最初の送電線鉄塔(標高140m台)である。

20160326-095044.jpg

〈写真〉第1鉄塔、9時50分
(船倉山(545.6m)は、送電線の北側(画面の右外側)になる。見えているピークは、461m峰だろうか)

南西向きに尾根筋を追って登る。谷筋を行く送電線よりは西側を登ることになる。つまり、送電線に沿う形の地理院地図黒破線からは離れて登る。

標高240m前後で左に向きを変え、南向きに谷筋を登るようになる。

20160326-100811.jpg

〈写真〉谷筋を南向きに登る、10時08分

標高280m前後で、再び送電線鉄塔(及び地理院地図黒破線)と合流する。

その後は、ほぼ地理院地図黒破線沿いに登り、461m峰の西側で尾根に乗る。おおまかには南西向きに登る。

その間、第3鉄塔(標高330m前後)を経て、標高360m台までは尾根筋を行く。その後、谷筋に入り第4鉄塔(標高400m前後)に至る。なお、第4鉄塔(標高400m前後)の手前では、地理院地図黒破線から大きく外れて、谷筋の巻道を行く箇所がある(標高380~400m)。

20160326-102737.jpg

〈写真〉第4鉄塔(標高400m前後)手前の巻道、10時27分
(地理院地図黒破線からは、大きく東~南に外れている)

461m峰の西側(標高450m前後、地理院地図黒破線の分岐あたり)で尾根に乗る。

20160326-103450.jpg

〈写真〉461m峰の西側で尾根に乗る、10時34分

標高450m前後の地理院地図黒破線の分岐から、短い黒破線沿いに西向きの尾根に入る。地理院地図黒破線の表示はすぐになくなり、その後、高見川沿いの林道まで地理院地図の登山道表示は全く無い状態となる。

さて、標高470m台の小コブを越えると、尾根は南西向きに変わる。引き続き尾根筋を登る。

標高510m前後の地点に分岐があり、右(西向き)に行く。左は船倉山(545.6m)の東側を巻く踏み跡であろう。

標高520m前後で、右に大野権現山への縦走路を分け、左折して南向きに登れば船倉山(545.6m)山頂である。

20160326-105054.jpg

〈写真〉船倉山三角点(545.6m)、10時50分

船倉山からの展望を楽しむ。

20160326-105229.jpg

〈写真〉船倉山から宮島を見る、10時52分

船倉山~570m台~高見山

570m台(右手前)~559m(左奥、高見山)に向けて急下る。

20160326-110621.jpg

〈写真〉左奥に高見山を見る、11時06分

白糸の滝分岐(標高480m台)を右に取り、北向きに行く。すぐに良い道を前方に見送り左折(おおまかには西向き)する。すぐに沢(標高480m台)を渡る。

20160326-111112.jpg

〈写真〉高見山方面に向けて左折する、11時11分

20160326-111134.jpg

〈写真〉沢を渡る、11時11分

尾根筋を行き、570m台ピークを乗り越えて、高見山(標高559m)に至る。

20160326-113935.jpg

〈写真〉高見山から宮島を見る、11時39分

高見山~林道入口~宮島口桟橋

高見山から一気に高見川沿いまで下る。花こう岩の風化した真砂土は滑りやすい。慎重に下る。

まずは、高見山山頂から東南東に流れる尾根筋を標高470m台まで下る。送電線に向かって下る形となる。

標高470m台からは、南に流れる支尾根を375mの方向に下る。地理院地図では、送電線に沿って、送電線の西側を下る形になっている。

しかしながら、標高410m台で送電線鉄塔の真下をくぐってゆく。地理院地図の送電線表示は明らかに間違っている。

20160326-122919.jpg

〈写真〉経小屋山の方角に急下る(標高400m台)、12時29分

375m表示付近の送電線鉄塔を正面に見て、その手前で右折して尾根筋を離れる。そして、高見川支流のある右谷を下ってゆく。

さて、尾根筋で右折後、大きく右に回り込むと右手前方に岩肌の高見山が荒々しい。

20160326-123224.jpg

〈写真〉右手前方に高見山を見上げる(標高370m前後)、12時32分

大野鉱山の坑道跡を2箇所(上と下)見る。標高300m~320m前後の地点で、両者の標高差は20m程度あるはずだが、今日のGPS軌跡はその差をうまく拾っていない。

20160326-124121.jpg

〈写真〉大野鉱山本坑跡(標高300~320m前後の地点)、12時41分

20160326-124234.jpg

〈写真〉ズリ石が積まれた急坂を下る、12時42分

20160326-124348.jpg

〈写真〉大野鉱山跡、12時43分

中尾根状態の岩尾根を下ると高見川(標高300m台)である。

20160326-124741.jpg

〈写真〉高見川はもうすぐ下である、12時47分

高見川右岸を下る。標高250m前後から地理院地図では林道表示となっているが、現在では車は通れそうもない。沢(標高180m前後)を渡ってしばらく行くと、林道は車で通ることのできる状態となる。

20160326-125600.jpg

〈写真〉沢を渡る(標高180m前後)、12時56分

林道を出ると、前方に自動車専用道路が見える。

20160326-132241.jpg

〈写真〉林道を出たところ、13時22分

ゆったりと歩いて宮島口桟橋に至る。