カテゴリー
未分類

螺山(にしやま)~茶臼山(2017/06/04)

Akimasa Net
ひろしま百山(私の踏み跡)>> 広島湾岸トレイル >> 螺山⇒高松山トップページ

螺山(にしやま)~茶臼山
(出発帰着:JRあき亀山駅―可部線)

2017年06月04日(日)、TC1000(倶楽部13名+一般参加7名(含む小5・兄))
TC1000「広島湾岸トレイル協議会発足一周年記念行事(トレイルウォーク&クリーンアップ1,000人大会)」

20170528-091911.jpg

〈写真〉螺山(右奥)と茶臼山(左手前)、2017年5月28日(9時19分)
(JRあき亀山駅前から、線路終端部の延長線上(西の方角)を見る)

今日は、いよいよTC1000「広島湾岸トレイル協議会発足一周年記念行事―トレイルウォーク&クリーンアップ1,000人大会(略称:TC1000、ティーシーセン)」の当日である。⇒ https://hyakuzan.akimasa21.net/tc1000-2017/

広島湾岸トレイル倶楽部からは、広島湾岸トレイルのコース上に設置した全36会場(前日開催3会場を含む)の内、数箇所で責任者を務めたりそのほかの地域に人員派遣を行っている。そして、広島湾岸トレイル倶楽部本隊の持ち場は、ここ螺山~茶臼山である。

出発帰着には、この3月4日に開業したばかりのJRあき亀山駅(一旦廃線後復活した日本初の路線終端駅)を選んだ。

さて、今日の朝9時、JRあき亀山駅前に倶楽部会員13名と一般参加7名の合計20名が集合した。軍手+ゴミ袋一式を支給して自己紹介の後出発。終日快晴の下、コース上のゴミ拾いを行いながら里山歩きを楽しんだ。

このページの目次です

今日のコース&コースタイム

JRあき亀山駅(20m台)9:12-旧・河戸駅前9:15-亀山南小学校(70m台)9:23-虹山団地内バス通り・左折(100m台)9:45-螺山登山口(120m台)9:50-湯の山霊泉(170m台)10:02-右・行き止まり表示10:10-木橋10:15-支尾根に乗る(190m台)10:17-主尾根に乗る(380m台)11:06-螺山(474.7m)11:25、11:55-安佐北大橋を見る12:11-展望(白木山など)12:18-崩落個所12:21-水場(200m前後)12:24-螺山登山口(120m台)12:41-(団地内移動)-茶臼山登山口(120m台)12:45-左折り返し(160m前後)13:00、13:05-茶臼山三角点(229.4m)13:19、13:40-登山口手前14:10-茶臼山登山口(県道267号、30m台)14:12、14:30-JRあき亀山駅15:04

今日は、GPS軌跡無し、記録無し、上記時刻は推定(ゴミ拾い有り)。当区間の山行記録では、一般対象の体験登山「2017年02月25日」が一番バランスが取れている(ゆったり目である)。

JRあき亀山駅(38分)螺山登山口
小計38分
螺山登山口(12分)湯の山霊泉(15分)支尾根(49分)主尾根(19分)螺山三角点(474.7m)
小計1時間35分
螺山山頂まで、2時間13分

螺山(46分)螺山登山口(4分)茶臼山登山口(15分)左折り返し(14分)茶臼山三角点(229.4m)
小計1時間24分(折り返し地点5分を加える)
茶臼山(32分)茶臼山登山口
小計32分
茶臼山登山口(34分)JRあき亀山駅
小計34分

総合計、5時間52分(全ての時間を含む)
(螺山30分、茶臼山21分、茶臼山登山口18分を加える)

JRあき亀山駅~螺山登山口

JRあき亀山駅から、螺山~茶臼山を西に見ながら北向きに行く。すぐにバス通り(太田川沿い)があり横切る。そばには旧可部駅~三段峡駅間(一旦廃線)の旧・河戸駅(こうどえき)跡がある。

なお、かつてのJR安芸亀山駅は、現在とは全く別の場所(ここよりも三段峡寄り)にあった。

20170604-091538.jpg

〈写真〉旧・河戸駅跡、9時15分

そのまま自動車道を北~北東向きに登る。やがて、左手に亀山南小学校・亀山中学校(共に広島市立)がある。

20170604-092327.jpg

〈写真〉亀山南小学校前(前方に螺山を見る)、9時23分
(各自ゴミ袋を持ち、早くも臨戦態勢である。小5もしっかり歩いている。この後、山に入ってからは、先頭集団で大人に混じって歩き切ってくれた)

小中学校前を通り過ぎ、虹山団地内のバス通りに向けて一旦下る。

20170604-092535.jpg

〈写真〉小中学校前を通り過ぎて坂道を下る、9時25分
(正面に福王寺山を見る―広島湾岸トレイルコースの一部である)

虹山団地内のバス通りを左折して、螺山登山口に向かう。

広島湾岸トレイルは、福王寺山(福王寺)から南西向きに下りてくる。そして、虹山団地を横切って登り、螺山登山口に向かう。

したがって、バス通りの〈右手〉から団地内を上がってくる。今日は、そのときにバス通りを横切る地点に合わせて〈左折〉をした。ほんの少し遠回りをしたことになる。

20170604-094524.jpg

〈写真〉虹山団地内のバス通り(左折地点)、9時45分
(正面に見える福王寺山から螺山登山口に至るには、団地内のバス通りを画面向こう側(下)からこちら側(上)に横切って登る)

団地内の写真(複数)及びコース説明は、前回5月28日山行記参照のこと。

螺山に登る

20170604-095003.jpg

〈写真〉螺山登山口、9時50分

湯の山霊泉から山道への入り口にゴミが散乱している。まずはここを片付けて前に進む。

20170604-101510.jpg

〈写真〉木橋を渡る、10時15分

20170604-101739.jpg

〈写真〉支尾根に乗る、10時17分

20170604-104719.jpg

〈写真〉主尾根に乗る、10時47分

20170604-104758.jpg

〈写真〉主尾根に乗り、主尾根を外さないようにやや左に振る、10時47分

かなりペースダウンしながら、螺山山頂到着。三角点写真無し。螺山で昼食。昼食後、茶臼山登山口に向けてゆったりと下る。

20170604-121105.jpg

〈写真〉安佐北大橋を見下ろす、12時11分

20170604-121855.jpg

〈写真〉白木山系を見る、12時18分

20170604-122116.jpg

〈写真〉崩落地点、12時21分

集落から少しばかり幅広の道(未舗装ながら車進入可)が山の中に延びている。そして、その終端部辺りの林の中にゴミが散乱している。正に「林道のある所ゴミ有り」を地で行っている。今日の趣旨に沿って、片手で簡単に拾い上げることのできる空き缶などだけを片付ける。そのほかのゴミ収集は今後の課題である。

20170604-124136.jpg

〈写真〉螺山登山口、12時41分
(クマ出没のお知らせ)

茶臼山に登る

団地内を移動して、茶臼山登山口に至る。体調不良にて1名リタイア(付き添い1名有り)。ここから、JRあき亀山駅に向けて車道を下ってもらう(無事帰宅)。

そのほか、詳しい山行写真はほかの山行記参照のこと。

20170604-124558.jpg

〈写真〉茶臼山登山口、12時45分

20170604-131933.jpg

〈写真〉茶臼山三角点、13時19分

20170604-141014.jpg

〈写真〉茶臼山登山口手前、14時10分

JRあき亀山駅まで歩く

20170604-144857.jpg

〈写真〉太田川の向こうに白木山系を見る、14時48分
(JRあき亀山駅に向けて歩く途中。道幅の狭い箇所が幾つか有り、歩行には細心の注意が必要である)

20170604-150348.jpg

〈写真〉JRあき亀山駅手前、15時03分
(南の方角に、北阿武山534.0mを見る)

ツキノワグマはヒトを食べるか(今日の話題その1)

螺山ではクマ(ニホンツキノワグマ)は最近も目撃されているようである。先日(5月28日)、地元の方に聞いた話である。その方の言うには、少し離れた位置関係でクマとにらめっこになった。目をそらさずにいたらクマの方から去っていったという。なお、螺山の山中にクマ棚があるという話は以前聞いたことがある。

以下続き:「クマ目撃情報多発:広島市内及び隣接市域でも」
https://hyakuzan.akimasa21.net/thibetanus-sightings

三角点の正面は南を向いているか(今日の話題その2)

茶臼山の三角点の正面(標字面)はほぼ南を向いている。そのほかの多くの三角点でも南向きになっていることが多いように感じる。そこで、山頂でガスった場合などは三角点を見よ(三角点がそこにあればの話だが)という話になっているのであろう。

これに真っ向から反対するのが、西中国山地の聖書とも言える桑原良敏『西中国山地』溪水社(1997年復刻版有り)である。桑原は「筆者も山頂三角点の標字面の方向をチェックしているが正確に南を向いているのは2/3もない」(山行メモ 三角点)p.61としている。

「三角点の標字面は南に向けられている」という話が都市伝説かどうか、広島湾岸トレイル上の三角点だけでも「自分自身で調べる」ことが肝要だろう。

なお、標字面が正確に南を向いているかどうかは設置者の性格による、なんてことも言われているようだが果たしてどうであろうか。「点の記」というものがあり、測量者の名前については確認することができる。

国土地理院は、地球上の位置の基準を定めるために、国家基準点(三角点や水準点)を整備(国土交通省国土地理院ホームページより)している。

点の記とは、国家基準点(三角点、水準点)ごとに、点名、所在地、設置年月日、選点者、観測者、そこに至る順路と略図等を記載したもの(剱岳点の記コーナー/日本測量協会ホームページより)である。

点の記は、Web上の基準点成果閲覧サービス(国土地理院)で見ることができる。
(以下、思い出の「焼杉山三角点」1225.2mの場合)

基準点成果閲覧サービス(国土地理院)を立ち上げる
ユーザー登録(国土地理院の個人認証システム変更あり、2011年10月31日より)
基準点検索入口→同意する(検索画面へ)→ログイン
索引図(全国)から、広島→三段峡(野入)を選択する
焼杉山の三角点1225.2mが表示される縮尺に変更する
配点図>>「基準点数」の中の「表示」をクリックする
画面上にある三角点(複数個の場合あり)の位置が、地図上に別途表示される
配点図>>「地図操作」の中の「選択」をクリックする
別途表示された三角点の位置でダブルクリックする
基準点詳細が表示される
その中に「点の記」(PDFファイル形式)があれば、ファイルを開いて閲覧できる

最近では、ほとんどの三角点にICチップが埋め込まれている(今日の話題その3)

最近、三角点の上面に丸いチップが埋め込まれているのに気付く。ICチップが埋め込まれているのだという。その意義や使い方などについては勉強中。

GPSの精度がものすごく高くなるらしい(今日の話題その4)

政府の準天頂衛星みちびき2号機を搭載したH2Aロケット34号機が6月1日午前9時17分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。来年度から高精度な位置情報が得られる4基体制で本格運用を開始するという。

現在のGPS(米国製)は誤差10mとも言われている。実際に山の中で使う感じでは、誤差は通常2mくらいに収まっているが、一度一方に狂うとなかなか修正してくれなくて困ることが多い。

これに対して、国産GPS衛星の誤差は6㎝というからすごい。その効能の一例として、この衛星を使った場合を想定した大規模農業実験についてのテレビ放映を見た。無人大型トラクターを正確な位置でコントロールしながら、蛇行することなく真っすぐ走らせることができるので、大規模農業の展開が可能になるという。

以上、茶臼山山頂で談論風発、楽しい山行に花を添えた。