2016年04月16日

Akimasa Net >> ひろしま百山(私の踏み跡) >> 広島湾岸トレイル >> 灰ヶ峰

広島湾岸トレイル(モデル山行記)
神山峠~灰ヶ峰~呉海軍墓地~呉市入船山記念館
(出発:神山峠(JR呉駅―呉線)、帰着:JR呉駅)

2016年04月16日(土)、広島湾岸トレイル体験登山(瀬戸ルート)・呉第2回

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〈写真〉JR呉駅前から灰ヶ峰を望む、8時36分
(山頂には白いドーム型の気象レーダー(気象庁)が見える。全国に20か所ある気象レーダーのうちの一つである)

熊本・大分の地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

はじめに

呉は海軍の町である。戦前は、呉鎮守府や呉海軍工廠があり、人口40万人規模で全国10番目程度の大都市だった。
広島湾岸トレイル(HWT)の呉コースは、そうした歴史を感じ取ってもらうため、灰ヶ峰から一旦市街地まで下り、呉海軍墓地を経由して休山に登る設定になっている。さらにその先は、江田島(旧海軍兵学校など有り)である。
また今日は、呉市立入船山記念館(国重要文化財・旧呉鎮守府司令長官官舎など有り)もご紹介いただいた。
コース選定に努力された方々に感謝!!

今日のコース&コースタイム

JR呉駅前8:45-神山峠(340m)9:15、9:29-車道9:33-444mそば9:49-660m前後10:19、10:23-710m台10:34-車道10:43-灰ヶ峰(736.8m)10:51、11:01-右折(540m前後)11:21-展望台(530m前後)11:26、11:27-金明水分岐あり(410m前後)11:41-右折(380m前後)11:44-銀明水(380m台)11:46-分岐有り(310m前後)11:56-集落最上部(180m台)12:13、12:15-平原浄水場北東(バス通り、100m台)12:22-本通12:40(バス通り、20m台)-呉海軍墓地(30m前後)12:46、13:30-寺本公園(30m台)13:38、13:42-亀山神社(30m台)13:54、13:57-休山取付き口14:06-呉市立入船山記念館14:21、14:53-JR呉駅15:09

  • 神山峠(20分)444mそば(45分)710m台(17分)灰ヶ峰
    小計1時間22分(途中、超スローペース区間を含む)
  • 灰ヶ峰(20分)右折(5分)展望台(17分)右折(29分)集落最上部
    小計1時間12分(展望台1分を加える)
  • 集落最上部(7分)平原浄水場北東・バス通り(18分)本通・バス通り(6分)呉海軍墓地(29分)休山取付き口(15分)入船山記念館(16分)JR呉駅
    小計1時間31分(海軍墓地44分、公園4分、神社3分、記念館32分を除く)
  • 総合計5時間40分(全ての時間を含む)
    (灰ヶ峰10分、集落最上部2分そのほか全ての時間を加える)

神山(じんやま)峠、平原(ひらばら)浄水場

神山峠~灰ヶ峰

JR呉駅前からバスで神山峠まで行く。途中、平原浄水場手前から北向きに神山峠まで登る坂道では、GPS軌跡に乱れが見られる(GPSロガーが車内のしかもリュックの中にあるため)。

神山峠は、焼山方面に至る車道を左(北西)に分ける三叉路にある。そこの神山峠バス停(標高340m台)から東向きに山道に踏み込み、地理院地図(黒破線)に沿って尾根筋を登る(東北東向き)。

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〈写真〉神山峠からの取付口、9時29分
(道路の向こう側を東向きに踏み込む)

すぐに車道(標高360m前後)があり横切る。地理院地図(黒破線)とは異なり、斜めにそのまま横切る。

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〈写真〉車道を横切る、9時33分

その後すぐに、地理院地図(黒破線)に沿って標高380m台まで登る。そこからは、黒破線から離れてあくまでも尾根筋を444m南東側まで登る。さらにそこから、地理院地図(黒破線)に沿って、東南東~南東向きに山頂部まで登る。

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〈写真〉、ゆったりとした山道を行く(標高610m前後)、10時10分
(ここに至るまで、粘土質の滑りやすい箇所があるものの、全般的にきれいな踏み跡が付いている)

710m台あたりから、正面左手に白いドーム(気象レーダー)が見えてくる。

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〈写真〉正面左手に白いドーム(気象レーダー)、10時36分
(710m台から下る鞍部手前)

きれいな踏み跡(地理院地図黒実線)を南東向きに行き、車道(地理院地図表示あり、標高710m台)に上がる。車道手前では、地理院地図黒実線が左右に分岐しているが、そのまま真っすぐに行く。

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〈写真〉車道に上がる階段、10時42分

車道に上がると、呉市街地の向こうに瀬戸内の海を見ることができる。

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〈写真〉山頂部に通じる車道、10時42分
(画面右手、呉市街地の向こうに瀬戸内の海を見ながら登る)

灰ヶ峰山頂の駐車場に到達する。正面に直径6.7mの白いドーム(気象レーダー)、右奥に展望台が見えている。

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〈写真〉灰ヶ峰山頂駐車場、10時48分

灰ヶ峰三角点(736.8m)が、展望台入口の足元に埋もれている。

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〈写真〉灰ヶ峰三角点、10時51分

展望台から、今登ってきた車道を振り返ると、その向こうに絵下山が見える。

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〈写真〉絵下山を見る、10時52分

展望台から、呉市街地を見下ろす。左手(市街地の東側)に休山(体験登山・呉第3回予定)を見る。

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〈写真〉呉市街地や休山を見る、10時53分

灰ヶ峰は双耳峰である。展望台から、すぐ隣(東側)の710m台を見る。その右奥には野呂山が見える。

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〈写真〉野呂山を見る、10時58分

灰ヶ峰~上平原登山口

展望台のすぐ下から、呉市街地に向けて下る。おおまかには南向きである。

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〈写真〉展望台下から下る、11時00分

まずは、地理院地図黒実線にほぼ沿う形で、おおまかには南向きに、尾根筋を標高550m前後まで下る。

地理院地図を見ると、標高600m~550mでは、黒実線が二本並行している。今日道なりに下ったのは、そのうちの〈西側〉であり、GPS軌跡は黒実線とぴったり一致している。

ところが、標高550m付近にある標識では、〈東側の踏み跡〉は「桧林に沿った昔からの登山路」であり、〈西側の踏み跡〉は「中国自然歩道灰ヶ峰ルート」としている。

今日実際に下ったのは、東側の踏み跡「桧林に沿った登山路」である。なお、西側の踏み跡を標高550m付近から見上げると、木段があるように見える。

地理院地図黒実線は、並行している二本の登山道の位置を、きちんと把握していないようである。つまり、この二本の登山道表示をそのまま、ほんの少し西側に平行移動させて、東側の実線を西側の実線の位置に重ねれば、正しい位置関係になるであろう。

さて、標高550m付近で、右に折り返して北を向く。

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〈写真〉標高550m付近で右折したところ、11時22分
(新緑のもみじが目に染みる)

一旦車道(地理院地図表示あり)に下り、少し北に行く。展望台がある。

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〈写真〉展望台近く(標高530m前後)、11時25分

展望台横から再び山道を下る。おおまかには南西向きに、地形図黒実線の方向に下る。ただし、最初のジグの繰り返しも含めて、黒実線からはかなり外れる箇所もある。とは言え、踏み跡は下り一本で迷うことはないだろう。

展望台横からは〈谷筋〉を下る。谷の左岸を下り、金明水分岐(410m前後)を右に分け、右折(380m前後)して大きく折り返し、銀明水(380m台)で谷の右岸に渡る。

さらに下ると、分岐(標高310m前後)が一つある。今日下ってきたのは「七曲コース」で、その西側(尾根筋と思われる)に「正面登山路(トイレ付休憩所経由)」があるという。

下から登ってきた場合には、左・正面登山路、右・七曲コースである。ただし、正面登山路については、私には何の情報もない。

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〈写真〉分岐有り、11時56分
(中国自然歩道の立派な案内板有り)

分岐有り地点からは、〈尾根筋〉を南西に下る。おおまかには、地形図(黒実線~黒破線)に沿って下ると考えてよい。

花の時期である。ヤマザクラは終わりかけだが、足元には「すみれ」、いくつかの種類が咲いているようだ(区別できないのが悔しい)、頭上には「コバノミツバツツジ」(小さな葉が3枚で、雄しべは10本かな)。

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〈写真〉花のトンネルを下る、12時01分

上平原登山口(標高180m台)まで下る。集落の最上部である。

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〈写真〉上平原登山口、12時15分
(登山口から登山道を見たところ。灰ヶ峰に登るには、急坂の簡易舗装道をここまで上がってきて、左手前方に入り踏み跡を行く)

登山口~呉海軍墓地~入船山記念館~JR呉駅

上平原登山口から、急坂の簡易舗装道を南西向きに下る。地理院地図の黒実線~車道マーク(途中156m表示有り)のとおり下り、平原浄水場北東側のバス通り(今朝バスで通った道)にぶつかる。標高差約80mの急坂である。

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〈写真〉平原浄水場に向けて急坂を下る、12時15分
(左手前方に休山が見えている)

バス通りに入って南東向きに下る。途中で右折して地道に入り(バス通りをショートカットして)、浄水場南側でバス通りに合流する。

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〈写真〉浄水場南側から、浄水場越しに灰ヶ峰を見る、12時25分

すぐに左折して地道に入り、バス通りをショートカットしてゆく。次にぶつかるバス通りを向こうに渡り、そのまま地道を下る。

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〈写真〉地道を下る、12時26分
(見えているのはバス通り)

地道を縫うようにして下る。

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〈写真〉地道を下る、12時32分

やがて、大きな通りに出て南向きに行き、本通(バス通り)の交差点(標高20m台)に至る。

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〈写真〉本通(バス通り)の交差点、12時39分
(ここを渡って向こうの道路に入る。前方には休山が見えている)

交差点を渡り、まずは南向きに進んで長迫公園(呉海軍墓地、標高30m前後)に至る。戦艦大和戦死者之碑など多数の碑有り。管理棟・事務所をお借りして昼食、ボランティアガイドさんの説明を聞く。

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〈写真〉呉海軍墓地(戦艦大和戦死者之碑)、12時46分

呉海軍墓地からは車道を南西向きに行く。呉市街地の南東側を行くほぼ平坦な歩きやすい道路(標高30m程度)である。右手に呉市街地を見下ろし、その向こうには鉢巻山が大きい。寺本公園、亀山神社、そして休山登山口を経て西向きに下る。
JR呉駅に帰る途中で、入船山記念館を訪問する。ここでもボランティアガイドさんにご案内を頂いた。

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〈写真〉呉市立入船山記念館の入口、14時21分

こうして、山と歴史の旅は無事終了した。

参考山行記

広島湾岸トレイル・モデル山行記

  • Akimasa Net(2016年04月16日)山行記(当ページ分)
    神山峠~灰ヶ峰~呉海軍墓地~呉市入船山記念館
    (出発:神山峠(JR呉駅―呉線)、帰着:JR呉駅)