2014年04月20日

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2014年04月20日(日)、宮島太郎の会・ボランティア(4回目)

山白山周回(革篭崎~あての木浦~山白川沿い~山白浦)
(出発:革篭崎、帰着:山白浦、宮島桟橋から船で移動)

  • 山白山(241m)周辺の探索

参照:山行ルート図(2014年04月20日)
(標高その他は、地理院地図による)

[check]宮島最西南端部の既設歩道の再整備状況について、その都度まとめています。トピックスもからめた内容になっていますので、時系列でご覧いただければ幸いです。(2013年秋~14年春)

はじめに

宮島太郎の会(山本拓志・代表)では、青海苔浦~養父崎浦~山白浦(宮島の東海岸)から、さらに先の革篭崎(宮島最西南端)を回って"あての木浦"(西海岸)まで、かつて存在したはずの既設歩道を再整備する作業を進めており、その都度ボランティアを募っている。

このコースが完成すれば、宮島を歩いて一周することが可能となり、陸から安芸の宮島七浦巡りをすることができるようになる。非常に楽しみな試みである。

作業は、2013年10月~2014年3月まで各月3日ずつ行われた。その結果、青海苔浦から養父崎浦を経て、山白浦までの整備はほぼ完了した。私も昨年10月、今年2月・3月の3回、それぞれ一日ずつボランティアで参加した。

今後も作業は継続して行われることになっており、4月・5月で山白浦~革篭崎(宮島最西南端)~あての木浦まで目途をつけたいとのことである。

今日4月20日は、そのためのルート探索として、船で内革篭の浜に運んでもらい、そこから、あての木浦まで歩けることを確認した。そしてその後、岩船岳466.6m~御床山364m~山白山241m~革篭崎に至る尾根(宮島の背骨)を乗り越して、山白川の流れる谷を下り山白浦の海岸に至った。

予定では、そこから革篭崎まで整備をしながら一周して帰るつもりであった。しかし、尾根から山白浦まで、予想以上の大藪で大幅に時間を食ってしまった。そのため、山白浦から革篭崎まで歩くことは断念した。迎えの船は山白浦に回ってもらった。

メンバーは、山本代表を含む男性4名。昨年10月、私が初めてこのボランティアに参加した時ご一緒した方々である。

革篭崎から"あての木浦"まで歩く

宮島桟橋(宮島港第三桟橋)から船に乗る。今日の降水確率は40%、乗船前から少しパラついていたが、船に乗っている間に、小雨ながらも本降り状態となる。ただし、船を降りるころにはほとんど止んでくれた。したがって、今日一日の行動の中で、雨に打たれることはなかった。

さて、内革篭の浜で船を降り、目印に導かれて疎林の中に入る。昨日の段階で、山白浦から革篭崎に向けて、少し作業が行われたようである。そして、この革篭崎の浜まで歩けることを確認したようである。目印は昨日付けておいたものという。

ただし、山白浦~革篭崎ルートは、見晴らしのよい海岸ルートではなく、それよりも少し標高の高い疎林の中を行くルートとのこと。私たちが前回3月に、山白浦から少しばかり取り付いた海岸ルートは、途中で断崖絶壁を行くようになり断念した模様。

さて疎林の中では、所々で小型ブルで造ったらしい幅広の平坦な道を認める。昭和40年代、松枯れを処分するため、ブルドーザーが宮島全島を縦横に走り回っていた時期があったようである。

可部島を見下ろす海沿いの道に出る。昔のよく踏まれた道が残っている。再び疎林に入り、小さな谷をいくつか越えて行く。

あての木浦に近づくと、戦後の開拓農地がある。しかし、今ではすべて離農している。敷地周囲のコンクリート柱と錆びついた有刺鉄線のみが残っている。そこを避けて海側から回り込む。

小さな浜に出る。桃の木である。すぐ向こうには、あての木浦が見えている。しかし、その途中に潮が入り込んでおり、浜続きに歩くことはできない。

再び山側に入り、浜のふちに沿って崖上の平坦な踏み跡を行く。適度な所で汽水湖を飛び越え、あての木の浜に出る。

あての木桜で昼食とする

「あての木桜」で昼食をとることにする。

あての木浦の浜を北向きに行き、右手、御床山~岩船岳に至る踏み跡に入る。途中で、左手に御床浦方面への踏み跡を分けてしばらく行くと、大きな山桜が立っている。これが「あての木桜」である。

花びらは地面にたくさん落ちているものの、花は木にはほとんど残っていない。葉桜である。

宮島桟橋9:40ころ、内革篭9:10ころ、あての木浦11:40ころ、あての木桜11:55ころ

尾根を越え、山白浦に向けて下る

昼食後、御床山~山白山の尾根(厳島の背骨)に登る。その尾根を左手に行けば、御床山~岩船岳である。今日は、この尾根を右手の山白山側に少し行く。160m台のピークを乗り越した辺りの鞍部から、左手の谷に向けて山白川目指して下る。

この尾根から山白川沿いを山白浦に至るコースは、宮島太郎の会で数年前に一度整備した、ということであった。しかし、目印は「無い」、道は「無い」。時には肩まであるシダを押し分けて下る。男性4人でなければ、とても下ることはできなかったであろう。

わずか数年で、ここまで繁るものか。宮島の自然の勢いを見せつけられた思いである。御床山~山白山の尾根から山白浦に下るルートは、しばらく封印する以外にないであろう。

私は、このコースを山白浦から登って、あての木浦を目指そうとしたことがある(20014年2月23日山行記)。ただしその時は、山白浦のすぐ上で、大藪につかまり断念した。今日の経験で、そうした計画を立てること自体無謀であったことがよく分かる。すぐに引き返して正解であった。

さて今日は、迎えの船に山白浦まで来ていただき、引き潮の岩場(山白浜神社の西側の崖下)から船に乗る。そして、今回も本土側まで運んでもらった。

あての木桜12:30ころ、尾根12:55ころ、山白浦15:10ころ

今日の結論

今日の探索を含めて、山白浦~革篭崎~あての木浦を歩くことができる、ということが分かった。

山白浦~革篭崎間は、今の状態でも1時間あれば歩けるという。革篭崎~あての木浦間も、もちろん整備をすれば1時間以内で歩けるであろう。ただし、今日歩いた感じでは、後1~2回往復してルートそのものをきちんと確認する必要があると思われる。

いずれにしても、宮島一周歩行に一応の目途が立ったことになる。今後の作業が楽しみである。

iPhoneを登山用GPSに(DIY GPSを使ってみた)

カシミール3Dで読み込んだ地形図をiPhoneに取り込んで、今日初めて携行した。DIY GPS(アプリの一つ)を立ち上げてその地図をみると、かなり正確に現在位置を示してくれた。使えそうである。

なお、またしてもGPSロガー(HOLUX M-241)の取扱いを間違えて、今日のログを残すことができなかった。