2010年10月10日

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広島湾岸トレイル
JR白木山駅~〈白木山~押手山縦走〉~桧山集落手前
(出発:JR白木山駅―芸備線、帰着:下大林バス停~JR可部駅―可部線)

2010年10月10日(日)、単独

2010年9月~11月、再び懲りず〈白木山~押手山縦走〉~桧山集落に挑戦、今日(10月10日)は5回シリーズの第2回目である。ただし、今日も桧山集落に届かず、桧山集落の上部から押手山林道に入り高屋集落まで下る。

私は、以前(2005年)に何度か白木山~押手山から桧山縦走を試みたことがある。しかし、押手山から桧山集落にきちんと下りたことは一度もなかった。そしてそのことは、私の気懸りの一つとして残っていた。

先月9月26日、久しぶりに白木山~押手山から桧山縦走を試みた。しかし、その時には途中で時間的・精神的にゆとりがなくなり、またもや押手山~桧山縦走を断念した。そして、途中の押手山手前鞍部から押手山林道に下り、高屋集落を経て国道54号線に出た。

今日(10月10日)は、押手山手前鞍部から押手山山頂まで順調にはい上がる。そして、押手山から北東の標高660m台目指して下る。2005年当時の皆伐地帯(現在は植林済み)最高地点である。

そしてそこから、標高570m前後まで下って押手山林道(地形図記載無し)に降り立つ。しかしながら、そこから桧山に下るルートがまたもやはっきりしない。(というよりも、尾根上に続く踏み跡を見逃している)

結局今回も、以前(2005/03/26)と同じく、そこから押手山林道に入り、高屋集落を経て国道54号線に至る。なお林道途中で、押手山手前鞍部からの下山ルート(9月26日走破)と合流する。

最終更新日:2017-06-03 (土) 16:04:02
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参考資料:

  • 田部戒自著「広島市の山を歩く(下巻)」(2005年11月発行)
    地図p.44(概要p.140)
  • 広島県山岳連盟監修「ひろしま百山」中国新聞社(1998年10月発行)
    白木山p.122
  • 山歩きと山野草のページ(守田さんWeb)
    押手山~桧山ルートについて実地にくわしく検討している

今日のコース&コースタイム

JR白木山駅8:47-登山口8:53-一合目(経尾山)9:01-経納ヶ段09:05-二合目(馬ノ背)09:10-穴地蔵9:13-展望09:23-展望09:26-三合目(獅子ノ門)09:32-左分岐あり9:37-釈迦ノ段-四合目(勢至観音、別当松)09:43-五合目(天主の段)09:50-六合目(桜ノ馬場)-右分岐あり-水場10:14-九合目10:29-白木山10:41、11:41-分岐ケルン11:51-602m方向引き返す11:56、11:57-分岐ケルン12:03-743m12:24-右分岐点(標高700mくらい)12:31、12:32-押手山下鞍部十字路12:44-12:54-押手山13:14、13:23-野平谷方面引き返す13:25-押手山13:27-660m台13:35-尾根をはずれる13:43-押手山林道14:17-押手山鞍部取り付き14:41-14:56-高屋集落15:15-バス停下大林15:46(秒数切り捨て表示)

  • JR白木山駅(6分)登山口(30分)最初の展望地(27分)五合目(24分)水場(27分)白木山
     小計1時間54分(休憩時間少なく、すべて行動時間に含める)
  • 白木山(10分)ケルン分岐(21分)743m(7分)右分岐点(12分)鞍部十字路(20分)押手山
     小計1時間21分(右分岐1分、押手山手前鞍部10分を加える)
  • 押手山(8分)660m台(8分)尾根離れる(13分)押手山林道(35分)押手山鞍部取り付き(19分)高屋集落(31分)国道54号線
     小計2時間19分(野平谷方面探索4分は除く、押手山鞍部取り付き15分を加える)
  • 総計5時間59分
     (分岐ケルン先探索12分、押手山9分、野平谷方面探索4分を加える、白木山60分を除く)

白木山から押手山に向かう

白木山から押手山までは、ほとんど地形図黒破線どおり、尾根を追って北向きに行く。

白木山からすぐの標高810m前後に分岐ケルンがあり、右折して超急下る。その前に、その尾根を西向きに、標高760m前後まで少し探検(2003/03/21以来)してきた。きれいな踏み跡が付いているので、うっかりするとそのまま真っすぐ下って行きそうな尾根道である。(GPS軌跡表示あり)

押手山から、ちょっとだけ野平谷方面を探索する

押手山山頂でまた悪い虫がでてしまった。押手山山頂から桧山下山道(北東の方角)に踏み込むのではなく、北向きに(磁北から332度)野平谷をめざしたのである。前から気になっていたし、面白そうだったから。

こうして押手山から野平谷の方角に踏み込んだものの、踏み跡はすぐになくなり、小灌木に行く手を阻まれるようになる。尾根上の小コブを左右にたどって行けばよいらしいが、根気が続きそうにない。すぐに引き返し、改めて桧山をめざす。(GPS軌跡表示あり)

押手山から北東の660m台尾根に至る

押手山から北東に踏み跡をたどり、690m台を経て660m台コブに至る。660m台には、樹木伐採後の材を下ろすために使用したと思われるケーブルの支柱が残っている。大木の切り株にケーブルを巻きつけたもので、その跡が筋状に深くえぐられている。

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〈写真左〉
660m台の右手(北~東向き)に展望が開ける。眼下には桧山の集落が見えている。

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〈写真右〉
660m台から650m台尾根を見下ろす

尾根には、木材の破片などが散乱しており歩きにくい。数年前には、そのような状態の中で、尾根から右手の谷(左岸)を下った。しかし、結局最後は崖になっており、押手山林道までは下ることができなかった。そこでしかたなく、谷の右岸に回り込んで下り、押手山林道までずり落ちた。今回はフェンス(網製)があり、その谷に入ることもできない。

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〈写真左〉
660m台から北~北東向きに延びる小さな尾根に沿って、右手に背丈より高くフェンスが張ってある。

そのフェンスの向こうに小谷があり、スギかヒノキか、樹高2~3mくらいのたくさんの苗が青々と茂っている。数年前(2005/03/26)には、伐採されたあとで丸裸になっていた箇所である。

後日注(10月30日):
林道の崖に木製の梯子が設置してあり、そこから林道に降りることができる。

660m台尾根を下る

ここで、もう一度「広島市の山を歩く(下巻)」地図P.44(概要P.140)を見ると、桧山~押手山間では、660m台尾根の左手(西側)の谷を詰めて登ってきている。二万五千分1地形図の黒実線~黒破線である。

したがって、ここを逆に上から下るとすれば、途中に「苔むす岩が、ごうろ状になりカラ谷」(同書P.140)になっている小谷があり、廃車道を経て桧山集落へ下る、ことができるはずである。

そこで、標高660m台~650m台から標高630m前後にかけて、地形図黒破線に沿って下った。しかし、あまりにも勾配がきつすぎる。右手(東側)に急斜面を移動(スキーで言えば斜滑降の形)したが、行くべきコースは全くわからない。(GPS軌跡は、3本あるうちの真ん中の分、地形図黒破線のすぐ右(東側))

ここで、地形図記載の谷コース(黒破線)をもう一度見直すと、谷から650m台に登り、660m台尾根を経て押手山に至っている。

しかし、「広島市の山を歩く(下巻)」では、もう少し上まで谷を詰めてから尾根に取り付いている。つまり、650m台~660m台間の尾根くびれ「馬の背植林尾根」(同書概要p.140)に登りついている。皆伐地帯最上部(660m台)の少し下側(北側、桧山寄り)である。

後日(10月23日、10月30日)現地を観察した限りでは、地形図記載の黒破線よりも、「広島市の山を歩く(下巻)」のコースの方が妥当と思われる。

やっとの思いで、押手山林道に降り立つ

さて今日(10月10日)は、しかたなく、急斜面を思い切って北向きに滑り落ちて、なんとか押手山林道(標高560m前後、地形図記載無し)に降り立つ。ここまで来れば、後は以前(2005年)に通ったことがあるので安心である。

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〈写真右〉
押手山林道(地形図記載無し)に降り立つ
(小さな橋のすぐそば)

なお、この林道を右手(北~東向き)に行くと、先ほど通った660m台~650m台尾根を北東に下った地点(標高約570m)に至る。「ひろしま百山」p.122のいう桧山下山道は、その付近にあるはずだ。しかし、ここから林道を右手にさかのぼって、そのコースをさぐる気力はとてもわいてこなかった。

後日注:

林道に降り立った地点に小さな橋(上記写真参照)がかかっている。後日(10月23日)走破した地形図記載の谷コースは、この小橋の横からさらに谷を下る。しかし、今日(10月10日)は、すぐそこに谷コースがあることには全く気が付いていない。

押手山林道を高屋まで下る

高屋集落に向けて、そこ(標高560m前後)からさっさと押手山林道(地形図記載無し)を左手に下る。

押手山林道の上部(地形図未記載部分)は荒れている。至る所で木々が倒れ、そのまま放置してある。もちろん車の通行不可である(もっとも、かなり下方に車止めがあるので、一般車は進入できない)。

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〈写真左〉
押手山林道の上部は荒れている

林道の途中には、押手山手前鞍部取り付き(標高330m前後、9月26日の下山口)がある。そこまでまずは西~南向きに下り、さらにそこから北西向きに高屋集落まで下る。

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〈写真右〉
押手山手前鞍部取り付きは、押手山林道が鋭角にカーブする地点にある(地形図黒実線と黒破線の接点)

写真の正面が押手山手前鞍部からの下山道である。沢の右岸を下っている。押手山林道がその沢を渡る箇所には鉄板が敷いてある。

なお、押手山手前鞍部取り付き(地形図黒実線最上部)付近から下では、土砂を入れてならすなど補修の手が加えられており、先日通った時よりも整備されている。

山では多くの人たちが働いている

高屋集落に至る手前で、山関係の人たちに会った。集落に入ってすぐに別のグループの人たちにも会った。仲間が一つ手前の尾根を下っているとかで、おーい、おーいという声が聞こえている。

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〈写真左〉
高屋集落に至る

集落に入った所で、「ここに下りるつもりだったのか」と聞かれた。そこで「(白木山から)押手山まで行って、桧山の上を通ってきた」と答えた。ほんとうは、今日は押手山林道を下るつもりはなかったのだけれども、一応は納得してもらえただろう。

なお、白木山山頂で10人くらいの山関係の人たちが休んでおり、私より先に押手山方面に下ったようである。743mを左折したあたりで、食事中の山関係の人たちを追い抜いた。そこまでに、真新しいピンクの長いリボンが、至る所に結びつけてあった。先々週には見なかったものである。この人たちが付けたものであろうか。

山では多くの人たちが働いている。あまりじゃまをしてはいけない。ルートの消滅した押手山~桧山にこだわるのはここまでにしよう。

さて、やや気温は高めとはいえ、雨上がりの休日を楽しむことができて満足。

GPSとデジカメの情報を利用する

デジカメの時刻表示がおかしい

山行後に写真を確認していると、デジカメの時刻が約4分くるっているのに気がついた。朝出かける前に、時報サービス「117番」で合わせたはずなのにどうしてだろうか。このズレをどう調節するか。

Exif修正ソフトが何かないだろうか。インターネットでさがしてみると、川原徹也さん作「Exif情報から日時やファイル名を一括変更(ExifFileOpe)」というのが見つかった。

ダウンロードして、約4分進んでいた時刻を一括して正しい時刻(今回は秒差までは考慮していない)に変更する。なお、プロパティを見ると、更新日時は元のままのようである。

実は、この夏の細見谷渓谷遡行で、同行者のデジカメの時刻が、同様に少しくるっていた。これがあれば、簡単に修正できたはずである。

それはともかく、次に遠雷さん作「ファイル名変更君」(少し前から使用中)を使って、撮影日時を取り込んだファイル名を作成する(例えば、今日の出発時の写真:2010-1010-0847-19.JPG)。確認すると、修正されたExif情報をきちんと取り込んでくれている。

GPSをザックに固定してみた

さて今回、GPS(GARMIN Geko 201、やもりマーク付き)にベルトクリップ(アマゾンモールで購入)という簡単な器具を取りつけ、ザックのトップ部分に固定して使用してみた。

今まではというと、裸のGPSを、左右の手のどちらかに持って移動していた。GPSを手に持つことによって水平を保つようにしていたのだが、ザックにクリップで固定すると水平にはならず、どちらかといえば、垂直に近いかたちになることもある。はたして、これで衛星を正しく捕捉することができるのだろうか。

帰宅後、データをカシミール3Dに取り込んで確認してみると、全コースが途切れることなく正しい位置で繋がっている。白木山山系の樹木の下では、今日のような使い方でも衛星の信号をとらえることができるということであろう。

ところが、これが宮島南部の樹林帯では、手で水平に保ったGPSが衛星を捕捉できない場面がしばしば出てくる。宮島原生林恐るべしである。それにしても、両手が自由に使えるということは非常に便利である。

GPSの時刻表示がおかしい

GPSの軌跡そのもの(経緯度、高度とも)は正しかった。しかし、時刻表示がどうもおかしい(これらすべて帰宅後確認)。

出発してしばらくは、年月日1972/06/07、時刻表示は正しい状態が続いている。ところが、途中から年月日JAN 01 95、時刻00:00:00となってしまっている。そして、白木山山頂でいったん電源を切り、再出発の時、電源を入れ直した後は年月日、時刻表示ともに正常の状態が続いている。

最近、山行メモをあまり取らず少しずぼらをしており、山行の位置(および時刻)情報はGPSに頼ることが多くなっている。帰宅後、カシミール3Dを使って、国土地理院二万五千分1地形図上にGPS軌跡を表示して、それと写真のExif情報を突き合わせて、全体の流れを把握している。だから、GPSとExifがくるうとお手上げである。

デジタル機器万能の時代とはいえ、決してアナログデータをおろそかにすることはできない。